更新日:2021/03/04
がん保険にいくら払ってる? がん保険の保険料の相場を徹底解説!
- どのくらいの人ががん保険に加入しているか
- がん保険の保険料をみんないくら払ってるか
- がん保険にはどんな保障を付けたらよいか分からない
- がん保険の加入率
- がん保険の保険料を平均でいくら払ってるか
- がん保険の保障はどのくらいのものを選ぶとよいか
内容をまとめると
- がん保険の加入率は30代以降になると増加し、40代がもっとも多い
- がんの保険料の相場は30代で約3,000円くらい
- 年齢が上がるとがんの罹患率が上がるので、保険料も比例するように増額する
- がん保険の保険料は家計状況や家族構成で判断し、年齢が上がっても無理なく払える水準のものを選ぶ
- がん保険の保障はシミュレーションをして自分に必要な保障を選ぶようにする
- 入院給付金はがん保険によって異なる
- どんながん保険がよいか悩む人は無料保険相談を利用するのがおすすめ
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目次を使って気になるところから読みましょう!
そもそもがん保険の加入率はどれくらい?
がん保険は男女ともに30代以降から40%くらいの加入率になっています。公益財団法人生命保険文化センターのデータによると、がん保険の加入率は下記にようになっています。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20代 | 22.0% | 28.9% |
30代 | 46.3% | 46.5% |
40代 | 52.8% | 49.2% |
50代 | 46.8% | 43.1% |
60代 | 42.2% | 39.0% |
表を見ると20代はがんの罹患率が低いということもあり、ほかの年代よりもがん保険への加入率が低くなっていますが、30代からは男女ともに40%を超える加入率です。
40代になると男性では52.8%女性では49.2%と男女共に50%前後まで増え、ほかの年代に比べてもっとも高い数値になっています。
このように、30代以降からがん保険への加入の必要性を感じて、加入が増加しているということがわかります。
がん保険の保険料はいくら払ってる?
がん保険の保険料は年齢によって払ってる金額が異なります。がん保険に加入している話は耳にする事はあるかと思いますが、実際に他の人はがん保険の保険料をいくら払ってるのかわからないのではないでしょうか?
ここでは、
- がんの保険料の相場は30代で月額3,000円くらい
- がんの保険料は加齢によって増額するので、加入する保険については保険料が家計を圧迫しないかシミュレーションして検討する
- がんの保険料が加齢によって増額するのは、がんの罹患率に影響を受けているため
といった内容を取り上げます。
がん保険の保険料をいくら払ってるのかといった疑問については、具体的な月額保険料を紹介するので理解しやすいかと思います。
そして、がん保険の保険料が年齢によって異なる理由についても解説しますので、ぜひご覧ください。
主要がん保険の月額保険料の相場はいくらくらい?
がん保険を取り扱っている保険会社はありますが、そのなかでも人気のあるがん保険の月額保険料を一覧にして紹介いたします。
こちらの一覧を見ることで、がん保険を月にいくら払ってるのかがわかるのではないでしょうか。
- 保険契約者:35歳男性
- がん診断給付金:100万円
- 保険期間:終身
保険会社 | 保険名 | 月額保険料 |
---|---|---|
チューリッヒ生命 | 終身ガン治療保険 | 3,660円 |
ライフネット生命 | がん保険ダブルエール | 2,680円 |
アクサダイレクト生命 | アクサダイレクトのがん終身 | 2,080円 |
SBI損保 | SBI損保のがん保険 | 1,840円 |
オリックス生命 | がん保険ビリーブ | 3,643円 |
5つのがん保険の月額保険料の平均金額を算出しますと2,760円です。このことから、がん保険で月額保険料としていくら払ってるかというと月に約3,000円くらい支出していることがわかります。
がん保険にいくら払ってるかは年齢によって異なる?
がん保険の保険料をいくら払ってるかは年齢によって異なっているので、変化する月額保険料に注意する必要があります。
がんの保険料は年齢によって、月額保険料をいくら払ってるのか異なります。わかりやすい例として、実際にチューリッヒ生命「終身ガン治療保険」の例に具体的に取り上げます。
- 保険契約者:男性
- がん診断給付金:100万円
- 保険期間:終身
年齢 | 月額保険料 |
---|---|
20歳 | 1,670円 |
30歳 | 2,165円 |
40歳 | 2,985円 |
50歳 | 4,560円 |
60歳 | 7,060円 |
このように、同じ保障内容でもがん保険によっては20歳と60歳では月額保険料に5,390円の差額が生じてしまいます。
ですので、継続してがん保険に加入する際は現在の年齢の保険料だけで判断せず、加齢による月額保険料の増額でが家計を圧迫しないか注意するようにしましょう。
がん保険の保険料が年齢によって異なるのは罹患率に差があるから
がん保険の保険料が年齢によって異なるのは、がんの罹患率を反映させているためです。
先ほどは、がん保険の月額保険料を具体的に取り上げ、年齢によっていくら払ってるのかという点について解説してきました。
年齢が上がるごとに保険料が増額をしていることは理解いただけたかと思いますが、それはがんの罹患率に差があるためです。
ここでは国立がん研究センターが公開しているがんの罹患率について紹介します。
- 20歳の場合の罹患率
年齢 | 10年後 | 20年後 | 30年後 | 40年後 | 50年後 | 60年後 |
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 0.3% | 0.9% | 2.5% | 7.6% | 21.8% | 43.6% |
女性 | 0.4% | 2.0% | 6.0% | 12.2% | 21.1% | 32.7% |
表を見ると、50歳以降から男女ともにがんの罹患率が増加していることがわかります。実際のがん保険の月額保険料を見てみると50歳から2倍近い増加額になっています。
そのことからも、がんの月額保険料で罹患率の影響を受けているということがわかるのではないでしょうか。
がん保険の保険料をいくら払うかはどのように決める?
がん保険の保険料をいくら払うかは家計の状況などを考慮して決めましょう。がん保険への加入を考えたときに、保険料をいくら払うようにしたら良いか悩む人もいるのではないでしょうか?
そういった人は、
- がん保険の保険料は、自分の家計状況や家族構成を考慮して決める
- がん保険は充実した保障内容と、無理なく払える保険料を選ぶ
といったことを考慮して、がん保険の保険料をいくら払うか判断してみましょう。
自分の周りの人たちが、がん保険の保険料をいくら払ってるか気になって自分も同じくらいの保険料にした方が良いかと思うかもしれません。
ですが、家計状況や家族構成は人それぞれ違うものです。他の人がいくら払ってるかなど気にせずに、自分に必要な保障内容と無理なく払える保険料のがん保険を選ぶようにしましょう。
がん保険の保険料は無理なく払える水準にする!
がん保険の保険料は、家計の負担にならない範囲内の金額を払える水準を選ぶようにしましょう。
がん保険は、万が一がんになったときのために加入するもので、がん診断給付金が高額なタイプなどついつい保険の保障内容が豪華ながん保険に興味を持ってしまうのではないでしょうか?
ですが、豪華な保障内容のがん保険を選ぶと月々の保険料が高額になってしまいます。さらに、年齢が上がるにつれて月額保険料も上がるという点も考慮しなくてはなりません。
他の人がいくら払っているか、どんながん保険の保障内容なのかといったことが気になって多くの人が契約しているがん保険に加入したいと考えてしまうのではないでしょうか?
しかし、個々の家計状況や家族構成は異なるものです。ですので、他の人が保険料をいくら払ってるか、どんな保険の保障内容なのかといったことは気にせず、自分が無理なく払える水準のがん保険に入るようにしましょう。
がん保険の保障内容が適したものを選ぶ
加入するがん保険は保険料と保障内容のバランスが取れているものを選ぶようにしましょう。
がん保険には、がん診断給付金や入院保証、通院保障などさまざまな保障があります。万が一がんにかかったことを想定すると、保障を手厚くしてしまいたくなるものです。
しかし、やみくもに保障を手厚くしてしまうと月々の保険料は大きくなってしまいます。もし、充実した保障内容だったとしても月々の保険料が払いきれなくなってしまっては元も子もありません。
ですので、がん保険に加入するのであれば、
- 無理なく払える保険料
- 充実した保障内容
といった金額面でも保障内としてもバランスの取れた保険を選ぶ必要があります。
どんな保障内容が良いか悩む人は、がんになったときにがん診断給付金はいくら受け取れるとよいのか、入院保障を一日どのくらいの金額が必要なのかといったことを具体的にシミュレーションすると自分が必要としている保障内容を判断することができるでしょう。
がん保険の入院給付金はいくらもらえる?
がん保険の入院給付金は、がん保険によって異なります。がん保険には入院給付金という保障があります。
入院給付金の金額はがん保険によって異なっており、一日あたり3,000円未満のものから15,000円以上までとさまざまです。
公益財団法人生命保険文化センターのデータによると、1日あたりの入院給付金の金額が一番多い割合は10,000~15,000円未満を受取額に選んでいる人が多いようです。
先ほど、がん保険の月額保険料の比較として紹介したがん保険の入院給付金について一覧表で紹介します。
保険会社 | 保険名 | 入院給付金額 |
---|---|---|
チューリッヒ生命 | 終身ガン治療保険 | 10万円(1日×10日) |
ライフネット生命 | がん保険ダブルエール | 1ヶ月10万円 |
アクサダイレクト生命 | アクサダイレクトのがん終身 | 5,000~20,000万円 |
SBI損保 | SBI損保のがん保険 | 入院にかかった費用をすべて負担 |
オリックス生命 | がん保険ビリーブ | 10万円(1日×30日) |
このように、入院給付金額はがん保険によって異なっています。ですので、自分がどのくらいの入院給付金額が必要なのか判断して、加入するがん保険を決めるようにしましょう。
(参考)生命保険の保険料はいくら払ってる?
がん保険の保険料や入院給付金額について解説してきましたが、生命保険の保険料は一般的にいくら払ってるものなのでしょうか?
公益財団法人生命保険文化センターの公開しているデータによると、生命保険の年間払込保険料は下記の通りになります。
性別 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
---|---|---|---|---|---|
男性 | 14.7万円 | 23.5万円 | 23.2万円 | 29.3万円 | 21.0万円 |
女性 | 11.4万円 | 15.1万円 | 15.6万円 | 20.6万円 | 17.4万円 |
この表から、生命保険の保険料を男性と女性が年代別にそれぞれいくら払ってるのかがわかります。
生命保険の平均の年間払込保険料は男性が22.34万円、女性が16.02万円となっており、月額保険料に計算し直すと、男性が1.86万円で女性が1.34万円となります。
生命保険に加入しつつがん保険への加入を検討する人は、それぞれの保険料が家計を圧迫しないか考えてがん保険の保険料をどのくらいの金額までに設定するのか考えるとよいでしょう。
がん保険の保険料いくら払ってる? 無理のない水準にしよう!
一般的にがん保険の保険料いくら払ってるかという点について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
今回の記事についてまとめますと
- がん保険の加入率は30代以降になると増加する
- がんの保険料の相場は30代で約3,000円くらい
- 年齢が上がるとがんの罹患率が上がり、保険料も比例するように増額する
- がん保険の保険料は家計状況や家族構成で判断し、無理なく払える水準のものを選ぶ
- がん保険の保障は自分に必要な保障を選ぶようにする
- 入院給付金は一日あたり定額で給付されるタイプや入院費用にかかった金額を負担するタイプなど、がん保険によって異なる
といった内容になります。
がん保険は保障内容がさまざまで、それにより月額保険料も異なっているので、どんながん保険に加入するか迷う人も多いかと思います。
がん保険の選び方としては、必要としている保証をつけて無理のない水準で支払える保険料という点が大切です。
もし保障内容や保険料などで、どのようながん保険を選んだら良いか判断に困るようであれば、ぜひ無料保険相談を活用してみましょう。