日帰り手術は保険の対象か?手術給付金はいくらか、給付金請求手続きも解説

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あなたは日帰り手術の場合、入院による治療がないため保険の手術給付金は支払われないとお考えではないでしょうか。 

医療は日々進歩しており、病気の治療は日帰りで手術が受けられるようになっています。 

そのため日帰り手術に対応する保険であれば医師の診察を受け保険診療で日帰り手術を受けた場合、手術給付金が受けられることがあります。 

そこで、この記事では日帰り手術を保障する保険について知って頂くために
  • 日帰り手術でも保険の対象となる手術とは
  • 日帰り手術も保障する医療保険について
  • 手術保険金の給付額と請求の仕方
をご説明いたします。 

この記事を読んでいただければ、日帰り手術でも保険の保障を受けられることがわかりますし、万が一の備えとして医療保険の重要性について改めてお気づきいただけるのではないでしょうか。

そのために、ぜひ最後までご覧ください。

内容をまとめると

  1. 昔の保険は日帰り手術は保険対象外でしたが現在は対象となる保険がある! 
  2. 日帰り手術と日帰り入院手術とでは保障に差がある 
  3. 日帰り手術で手術金給付となる手術は保険会社が決めている
  4. 日帰り手術の給付金は入院給付金1日の額の〇倍という倍率で決められている 
  5. 保険の加入を検討しているなら日帰り手術が手厚く保障されるタイプがおすすめ! 
  6. 手術給付金の請求には時効があるが、場合によっては請求できる 
  7. 保険プランは定期的に見直す必要がある
  8. 保険について不安や悩みを抱える人は、保険のプロに無料相談するのがおすすめ!
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日帰り手術で保険は適用できるか


近年、医療の進歩とともに手術のあり方も発達し、普段の生活に負担がかからない日帰り手術で健康を取り戻せる時代になりました。


日帰り手術は

  • 入院の必要がなく手術終了後に帰宅できる
  • 入院費の心配がなく経済的な負担も軽減
このように入院せず通院で治すことが可能です。

一方、日帰り手術は保険金が給付されないと思われがちです。

保険会社が定める対象の疾患の日帰り手術であれば保険適用となり、保険金が給付されるので、加入している生命保険の保障を確認してみましょう。

外来手術と日帰り入院手術との違い


外来手術と日帰り入院手術との違いを理解されていますか?


根本的な違いは手術の後に入院をともなう治療がおこなわれたかどうかであり、必然的に請求される医療費も違ってくるはずです。


外来手術とは
  • 手術を行い医師が入院は不要と判断し院内で静養した後に帰宅
  • 医療による入院治療がないため入院基本料が発生しない

日帰り入院手術とは
  • 手術を行い医師が入院の必要を認め病室で医療による入院治療が行われる
  • 日帰りのため手術日に入院と退院が記録されている
医療明細書には入院基本料が明記されており、入院治療となります。

日帰り手術でも保険の対象となる手術の例


日帰り手術は、病気の種類や患者さんの症状に応じて生活を維持しながら病気を治せるメリットがあり、時代の流れに合致した治療法といえるのではないでしょうか。


また医療現場では入院期間が短くなっているため生命保険も日帰り手術や日帰り入院手術を保障するタイプが増えているようです。 


ただしすべての手術が保障されるものでなく、保険会社が定めた手術の場合に給付金が支払われます。


そこで保険対象の主な手術、また対象外の手術についてご説明いたします。 

日帰り手術の主な例!大腸ポリープ切除や下肢静脈瘤、親知らずは?

入院の必要がなく手術当日に帰宅できる主な日帰り手術症例をまとめてみました。


ただし日帰り手術が可能な疾患は、実際に手術が行われる医療機関によって異なりますので、事前に医療機関の日帰り手術内容を確認しておきましょう。


日帰り手術が可能な疾患と内容

日帰り手術対象疾患内 容
白内障手術水晶体のレンズ交換であり、ほぼ日帰りで手術が行われている
大腸・胃のポリープ除去良性であれば内視鏡手術で簡単に切除
鼠径部ヘルニア手術手術法と麻酔の進化によって短時間に手術が可能
下肢静脈瘤手術TLA麻酔という専用の麻酔を用いることで日帰りが可能
痔核の手術外痔核の切除は30分程度なので日帰り手術で十分可能
流産子宮内容除去手術により日帰りが可能
親知らずの抜歯歯科口腔外科にて親知らずの抜歯手術は日帰りが可能

そのほかの日帰り手術

そのほか日帰り手術が可能とされている疾患は
  • 食道静脈瘤の内視鏡手術
  • 胆石などに対する腹腔鏡手術
  • 内視鏡的副鼻腔手術
  • 腱鞘切開術
  • 手根管開放術
  • 神経剥離術
  • 粉瘤除去手術
などが行われているそうです。

保険の対象外となる手術の代表例

保険給付金支払い対象外となる主な日帰り手術の症例を確認してみましょう。


外来による抜歯は対象外

歯科クリニックなどでおこなわれている抜歯は、おおむね外来の患者さんであり、日帰りで手術がおこなわれています。


抜歯をともなう主な手術は

  • 重度のむし歯や歯周病の治療
  • 親知らずの処置
であり、一般的な医療保険では給付金の支払いは対象外になります。

正常分娩は保険対象外

基本的に妊娠・出産は病気や怪我ではないため公的保険は適用外です。

民間の医療保険でも正常分娩は医療保険対象外となり、保険給付金は支払われません

美容整形外科手術は保険対象外

美容医療は治療を目的とせず美容が目的す。

二重まぶた手術や豊胸手術、皮膚のシワ取りなどの美容整形外科手術は
  • 公的保険 保険対象外
  • 民間保険 保険対象外
となり、一般的には美容診療=自費診療と認識されています。

レーシック矯正手術も保険対象外

視力の回復が期待できるレーシック矯正手術は、一般的に病気の治療のための手術でないため自費診療です。

もちろん公的保険は適用外であり、医療保険も現在はレーシック矯正手術は保険対象外の
ため保険給付金は支払われないそうです。

保険対象外の手術でもまだチャンスはある

医療保険対象外の日帰り手術を確認してきましたが、実は一部の症例や条件を満たしていれば保険対象となり、保険給付金支払いが可能になる場合があるといわれています。


親知らずの抜歯は保険対象となる場合がある!

加入されている医療保険の約款に別途支払い対象手術と記載されており
  • 給付金の支払対象となる手術名➡親知らずの抜歯
  • ただし顎の骨や歯肉に埋まっている親知らずの抜歯のみ
と明記されている種類の保険ならば保険給付金が支払われます。

この機会にいま一度、保険の約款を確認してみてはいかがでしょうか。

一般的な抜歯も日帰り入院手術なら保険対象になる?

保険商品によっては「保険対象外の日帰り手術」でも保険給付金の支払い対象となる場合があるそうです。

その医療保険とは「入院をともなう手術は内容にかかわらず保険金支払い対象」という保障の保険になります。

例えば一般的な抜歯は通院治療の延長線上で行われますが、歯の症状や基礎疾患を含む健康状態、年齢的な問題などから入院を必要とする場合があります。

対象とする保険会社の考え方は「入院をともなう手術という保障の条件が支払い対象外より優先」するということになるからです。

歯周病治療や他の部分を治療するための準備の抜歯でも入院手術であれば、保険給付金支払い対象となります。

日帰り手術でいくら保険金は請求できるのか


日帰り手術を受けた場合、保険給付金は入院していないため受け取れないと間違った認識をされていませんか。


手術による保険給付金

  • 入院して手術を受けた場合の「入院給付金」~入院1日につき〇〇円が支給
  • 手術を受けた場合の「手術給付金」~治療目的の手術はほとんど支給
があり、日帰り手術でも手術給付金を受け取ることが可能になれます。

気になることは、日帰り手術による手術給付金はいくら請求できるのかという点です。

保険のタイプを確認してみましょう。
  • 手術給付金が一律で決まっている保険~手術1回につきいくらと設定されている
  • 手術によって倍率が変わる商品(入院の有無や手術内容で変動するタイプ)
の2つがあります。

ここで倍率とは、手術給付金は金額で決まっているのではなく
  • 入院給付金の日額に対して設定
  • 5倍・10倍など倍率で手術給付金の支給額を設定
例えば10倍の手術を受けた場合、入院日額5,000円の保険契約の手術給付金は5万円となります。

日帰り手術も手厚く保障されるおすすめ医療保険! 


最近の医療保険の手術給付金は、入院をともなう手術と日帰り手術で「入院日×設定倍率=支給額」に差を設けているのではないでしょうか。 


医療保険を検討中で手術を受けた場合に手厚い保障が受けたいなら、倍率の高い保険プランを選択する方法があり、また重大手術かどうか、入院の有無で倍率が変わるものも選択肢に入れておくべきでしょう。


ただし手術給付金の倍率が高いということは、保険料は高いという可能性もあるため保障と保険料のバランスを確認ください。

各保険会社で異なる、日帰り手術の手術給付金の給付例

保険会社によって日帰り手術給付金の給付は異なります。 


そこで主な給付例をご紹介いたします。 


①公的医療保険適用 

公的医療保険が適用となる手術を日帰りで受けた場合、かんぽ生命やアフラック、朝日生命などは日帰り手術の給付金が支払われます。 


②医療特約による保障 

医療特約が日帰り手術を保障してくれるタイプです。 


主契約に特約を付加することで手術給付金が支給される場合もあり、県民共済や 明治安田生命などで提供されています。 


③入院の有無にかかわらず保障 

入院の有無にかかわらず手術給付金が支給される保険です。 


保険会社が定める手術であれば入院の有無に関わらず給付金が支払われる保険であり、第一生命、住友生命、オリックス、アクサなど多くの保険会社で取り扱われています。 


④日帰り手術のみ給付 

日帰り手術のみに手術給付金を支払う保険です。 


メットライフは軽微な日帰り手術、日本生命では外来手術を受けた場合に受け取れる保険があります。

アフラック「ちゃんと応える医療保険EVER」

アフラック「ちゃんと応える医療保険EVERhttps://www.aflac.co.jp/iryo/everprime/」は、人生100年、長生きの時代にライフステージのさまざまな変化にあわせ保障が柔軟に選べる医療保険です。


保険の特長

入院と手術に手厚い保障内容が安心して治療に専念できますし、通院プランを付加すれば入院前後の通院治療も保障カバーしてくれます。

  • 日帰り手術や入院手術など短期の入院手術を手厚く保障
  • 健康保険適用となる約1,000種類の手術を保障
  • 保障ニーズにあわせて特約が付加可能
保険契約後は、健康や病気、治療などに関する相談が無料で受けられるサービスが提供されています。 

手術給付金の保障

入院給付金1日5,000円の保険契約ならガンなど重大手術や病気・けがの治療のための手術を受けたときの手術給付金は
  • 重大手術(回数無制限)
  • 1回につき20万円
また重大手術以外の手術の場合は、14日間に1回(回数無制限)
  • 入院中の手術1回につき5万円   入院給付日額の10倍
  • 外来による手術1回につき2.5万円 入院給付日額の5倍

さらに放射線治療給付金は
  • 通院60日に1回  回数無制限
  • 1回につき5万円  入院給付日額の10倍

日帰りおよび日帰り入院の手術給付金は入院給付金と比べて手厚い保障を受けられることがわかります。

かんぽ生命

かんぽ生命の終身保険「新ながいきくん(定額型) https://www.jp-life.japanpost.jp/products/guide/lineup/long-life/prd_lu_ssn_teigaku.html」の保険の特長、手術給付金の保障について確認してみましょう。


 保険の特長

安心の保障が一生涯続きます。


基本保障は払込期間中も払込満了後と同額であり、特約を付加すれば一生涯の医療保障が可能になるそうです。

  • 保険料を払い終わったあとも保障が一生涯変わらない!
  • 低解約返戻金プランで保険料が抑えられる!
  • 医療特約で日帰り手術や放射線通院治療も保障!

手術給付金の保障


入院給付金1日15,000円の保険契約なら
  • 入院手術の給付金  30万円  入院給付日額の20倍
  • 日帰り手術の給付金 7.5万円  入院給付日額の5倍

放射線治療保障は
  • 放射線治療給付金 15万円
  • 入院給付日額の10倍

とくに入院手術保障は入院給付金の20倍の倍率設定ですので、安心できるのではないでしょうか。

県民共済

厚生労働省と各都道府県の認可を受けた保障事業の「県民共済 https://www.zenkokukyosai.or.jp/product/life/total/」は、お子さまからご高齢の方まで幅広い世代が手頃な保険料で充実した保障が受けられます。


 保険の特長

お子さまからご高齢の方までライフステージ別に幅広い保障ラインナップが揃っているそうです。


月々の掛金は

  • こども型1,000円(0歳~満17歳)
  • 父母や祖父母は2,000円(満18歳~満69歳)

掛け捨てでなく
  • 掛金負担が軽くなる割戻金制度
  • 特約を付加し医療保障を手厚くできる

手術給付金の保障

入院保障型プラン熟年入院型プランの基本保障により手術を受けた場合、以下の給付金が受け取れます。

県民共済生活協同組合が定める手術が対象
  • 18歳~59歳 2.5万円・5万円・10万円
  • 60歳~64歳 1万円・2万円・4万円
  • 65歳~69歳 1万円・2万円・4万円
  • 70歳~80歳 1万円・2万円・4万円
基本保障に医療特約コースを付加するとより手厚い保障が受けられます。

保険プランは定期的に見直すべき


医療保険や生命保険は定期的に見直すことが必要とよく耳にしますが、実際のところどういうことなのかご存知ですか。


例えば重大な病気で先進医療による新しい治療法が有効と言われた場合、公的保険や加入している医療保険で保障してくれるのでしょうか?


また日帰り入院手術を受けた場合は、短期でも入院給付金を受け取ることができるのでしょうか?


【先進医療】

先進医療は健康保険適用外の自由診療のため治療費は全額自己負担となり、保険による先進医療の保障を受けるには2つの方法が考えられます。


  • 主契約に先進医療特約を付加する
  • 別途、先進医療保険に加入する
それぞれメリット・デメリットがあるものの先進性の高い治療が少ない負担で受けられます。

そのためには定期的に保険プランの見直しを行うべきではないでしょうか。

なぜなら医療は日々刻々と進化し新しい治療法が確立されており、先進医療特約を付けていても最近の新しい治療法が対象とならないケースがあります。

最新の先進医療特約の入院保障プランには
  • 三大疾病特約(ガン・心疾患・脳血管疾患など)
  • 七大生活習慣病特約(三大疾病+糖尿病・高血圧・肝硬変・腎不全)
  • ガン特約
などいろいろ揃っています。

具体的な保障は
  • 主契約の入院日額にプラスして保険金が給付されるタイプ
  • 一時金として保険金が給付されるタイプ
があります。

【日帰り入院手術】
最近増えている日帰り入院手術も昔の保険では保険金が受け取れない場合があります。

昔の保険は継続して2日以上(1泊2日以上)入院したとき、1日目から支払い対象など給付条件が設定されているため日帰り入院は保障対象外となります。

加入されている保険に入院給付金に免責期間が設定されているか確認、設定されているなら保険の見直しが必要ではないでしょうか。

日帰り手術の手術給付金で注意すべき点とは


日帰り手術の保障は、入院をともなう場合入院をしない場合では、保障が異なり手術給付金も違ってきます。


現在の医療保険では主に2種類の手術を保障する保険があります。


  • 入院し保険会社が定めた日帰り手術なら➡手術給付金の支払い対象
  • 入院を問わず保険会社が定めた手術なら➡手術給付金の支払い対象
ただし外来は入院より給付金は少なく設定されています。

日帰り手術の手術給付金の支払い対象は、保険の加入時期や保障内容によって異なるようですので、注意してください

保険が適用されない場合もある

医療保険や生命保険そのものが日帰り手術の保障を対象外としている場合があるという点はご理解いただけたと考えます。 


そのほかにも日帰り手術が保険適用されないケースがあるようですので、確認してみましょう。


日帰り手術で手術給付金が支払われないケースとは

  1. 保険に加入する時点に決まっていた手術 
  2. 保険に加入する前から患っていた疾患を治すための手術
  3. 保険の加入前に発生した事故を原因とする手術
  4. 保険の約款に対象とされていない手術
などになります。

もちろん視力矯正レーシック手術や美容整形手術など病気の治療を目的としない手術は、保険が適用されません。

あくまでも保険は、健康な方が将来の治療保障に備えるためのものですので、上記のケースは十分に理解できるのではないでしょうか。

給付金申請を忘れていた場合、時効がある

日帰り手術を受けたもののその後、数回の通院治療で回復したため日帰り手術による手術給付金の申請を忘れてしまった方が少なからずいらっしゃるようです。


給付金などには

  • 時効がある
  • 請求期限が設けられている
保険法第95条によると保険給付金や保険金、解約返戻金などを返還する権利は、権利発生時の翌日から3年間行わなかった場合、時効により消滅すると定められています。

そのため手術給付金も
  • 3年以内に請求しないと時効
  • 請求の権利が消滅

しかし自動的に3年経過したから権利が消滅することはなく「時効の援用」がなければ「給付金を受け取る権利は消滅しない」と考えられます。

時効でも指定する証明書など請求に必要な書類をすべて取り揃え申請すれば3年を超過していても請求できる場合がありますので、加入している保険会社に確認してみましょう。

日帰り手術の給付金を請求する手続きの流れ


それでは日帰り手術の給付金を請求する手続き、流れについて解説していきます。 


保険会社に給付金を請求するには

  1. 保険会社から保険会社様式の請求書類を取り寄せる
  2. 医療機関に保険会社所定の手術証明書に必要事項を記載してもらう
  3. 医療機関には証明書作成費用を支払う必要がある

おおむね請求する手続きと流れは以上のようになりますが、できれば受け取る給付額や医療機関に支払う診断書作成費用を前もって確認しておくと良いでしょう。

各保険会社の給付金申請に必要な書類や手続き方法を確認しておこう

アフラックやかんぽ生命の日帰り手術の給付金に必要な書類と手続き方法の例から給付金申請を確認してみましょう。


アフラック

請求者が契約者、インターネットによる請求手続きをご紹介

  1. 必要な基本情報を入力~証券番号・氏名・治療の状況・口座情報など
  2. 必要書類の撮影~医療機関発行の領収書、交通事故証明書(交通事故のとき)
  3. 必要書類の入力と送信
送信内容をアフラックが確認、契約の保障内容にそって給付金が指定の口座に振り込まれます。

かんぽ生命(簡易請求手続き)

無配当総合医療特約・無配当傷害医療特約・引受基準緩和型無配当総合医療特約の請求であれば、会社所定の入院・手術証明書(診断書)の提出を省略し、入院事情書または手術事情書を記入することで手術給付金が請求できるそうです。

  1. 必要書類の準備~手術事情書を記入
  2. 郵便局で手続き
簡易請求の事情書は郵便局で受け取れます。

住友生命や日本生命、明治安田生命など各保険会社ともにインターネットで簡単に請求できるようですが、一部、契約者と被保険者が異なる場合や必要書類を画像添付できない場合などは請求できませんので、注意ください。

手術給付金が認められなかった場合

日帰り手術の給付金を申請するため所定の必要書類を準備、請求したものの結果、手術給付金が認められなかった場合は、医療機関で作成した診断書の作成費用は自己負担のままなのでしょうか? 


給付金も支払われないのに診断書取得のための費用が持ち出しとなり、とても残念な気持ちになります。


このような場合、保険会社の基本的な対応は診断書取得費用相当額として、所定の診断書1枚につき一律5,000円+消費税を返金してくれる場合があります。


診断書費用の返金は、事前に詳しく告知されていないようです。

保険の約款に記載されていますので、手術給付金が認められなかった場合は、まず約款の確認をおすすめいたします。

まとめ:日帰り手術でも保険の対象の場合がある


日帰り手術でも手術給付金が支払われるなど保険の保障について解説してきましたが、ご理解いただけたでしょうか?


今回の記事のポイントは

  • 昔の保険では日帰り手術が保険金の給付対象外となる場合がある
  • 入院・外来問わず保険会社が定める手術に給付金が支払われる保険がおすすめ
  • 保険対象外の日帰り手術も給付対象になる場合がある
  • 手術給付金の申請には時効がある
さらに保障内容は常に変化していますので、定期的に保険の見直しが必要になることをお伝えしました。

また保険の見直しは、給付金が受けられるだけでなく保険料を抑え保障を充実させることも可能ですので、是非この機会に確認してみてはいかがでしょうか。

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