更新日:2023/08/30
メットライフの介護保険の評判・口コミは?デメリットも解説
- 介護保険への加入を検討している人
- メットライフの介護保険の評判・口コミが気になる人
- 運用しながら介護保障に備えたい人
- 余剰資金があり、運用を考えている人
- メットライフの介護保険の評判や口コミにどんなものあるか
- メットライフの介護保険のメリット・デメリット
- メットライフの介護保険をおすすめする人・しない人
- メットライフの介護保険の基本情報
- メットライフの介護保険を他社商品と比較したときの優れている点・劣っている点
目次を使って気になるところから読みましょう!
メットライフの介護保険の評判・口コミ
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2023年7月~2023年8月
メットライフの介護保険のデメリット
ここまで、メットライフの介護保険の評判をご紹介しました。
良い評判もあれば、悪い評判もあります。
次は、メットライフの介護保険のデメリットを解説します。
デメリットは以下の3点です。
- 為替リスクがある
- 最低保険料は3万米ドルからとまとまった保険料が必要になる
- 早期の解約の場合は解約控除がかかる
為替リスクがある
最初のデメリットは、為替リスクがあることです。
メットライフの介護保険は、米ドル建て終身保険です。
支払った保険料を米ドルで運用します。
為替リスクとは、為替相場の変動により外貨の資産価値が減ってしまうことです。
1ドル100円のとき、3万米ドルの保険料を支払う場合、円換算では300万円ですね。
その後、保険金受取時に1ドル120円で円安であれば、3万米ドルが360万円となりますが、1ドル80円で円高だった場合は、3万米ドルは240万円となり、60万円の損失が生じます。
保険金や解約返戻金を円で受け取るときに、為替相場の変動の影響を受け、損をする可能性があります。
為替リスクがあることがメットライフの介護保険の評判の良し悪しを決める理由の1つと言えるでしょう。
最低保険料は3万米ドルからとまとまった保険料が必要になる
2つ目のデメリットは、最低保険料は3万米ドルからとまとまった保険料が必要になることです。
メットライフ介護保険は契約時に一括で支払います。
最低保険料は、3万米ドルです。
保険料支払時の為替レートが1ドル100円であれば300万円ですが、1ドル140円のときは420万円となります。
300万円や400万円の預貯金があったとしても、仕事ができなくなったときの補填や子どもの教育資金に充てたり、病気になったときの治療費などのために貯金をしている人もいるでしょう。
使い道が決まっていない余剰金が300万円以上なければ、保険料を払い込むことができません。
よって、メットライフの介護保険は、3万米ドル以上のまとまったお金がないと契約ができないのもデメリットといえます。
早期の解約の場合は解約控除がかかる
最後のデメリットは、早期の解約の場合は解約控除がかかることです。
解約控除とは、保険を解約するときに保険料積立部分から必要な費用を差し引かれることです。
一般的に、契約から10年以内に解約する場合に解約控除がかかり、契約からの経過年数に応じて控除される金額が異なり、経過年数が短いほど高くなります。
メットライフの介護保険は、契約日から10年以内に解約すると、経過年数に応じて積立金額に対して10.0%~1.0%を差し引かれます。
例えば、1年未満だと10.0%、5年以上6年未満だと5.0%、9年以上10年未満は1.0%です。
解約控除で解約返戻金が支払った保険料より下回る可能性があるため、解約控除のかかる10年間は解約しないほうが良いでしょう。
早期解約に解約控除がかかることも、評判を左右するでしょう。
メットライフの介護保険のメリット
ここまで、メットライフの介護保険の評判や口コミ、デメリットを紹介しました。
デメリットがわかると、メリットも知りたくなるのではないでしょうか。
ここからは、メットライフの介護保険のメリットを解説します。
メリットは以下の3点です。
- 加入時の健康告知が簡単なので気軽に加入できる
- 公的介護保険と連動しているのでわかりやすい
- 解約返戻金の受け取り方法が一時金タイプと年金タイプから選択できる
加入時の健康告知が簡単なので気軽に加入できる
最初のメリットは、加入時の健康告知が簡単なので気軽に加入できることです。
保険加入時には、被保険者の健康状態をありのまま告知する必要があります。
健康に不安を抱えている人やすでに持病がある人は、加入できない保険や加入できても割り増しのかかる保険に加入しなければなりません。
しかし、メットライフの介護保険の告知項目はたったの2つです。
現在および今までに、以下の1または2に該当したことがありますか。
- 公的介護保険制度における要介護・要支援の認定を申請したこと
- 認知症(疑いも含む)・軽度認知障害と診断されたこと
公的介護保険と連動しているのでわかりやすい
2つ目のメリットは、公的介護保険と連動しているのでわかりやすいことです。
公的介護保険とは、介護保険法にもとづく介護保険制度のことです。
介護保険金を受け取る条件は、保険種類によって3パターンあります。
- 公的介護保険連動型
- 公的介護保険に一部連動型
- 保険会社独自の非連動型
ただでさえ保険は難しいものです。
2や3のように、保険会社が独自で定めている支払い条件を満たさないといけないとなると、その支払い条件がどんなものか加入前に確認しなければいけません。
しかし、メットライフ介護保険の介護保険金の支払いは、1の公的介護保険連動型ですので、わかりやすいですね。
介護保険金支払い条件は、契約後初めて要介護2以上に認定されたときです。
公的介護保険と連動しているため、わかりやすいと評判です。
解約払戻金の受け取り方法が一時金タイプと年金タイプから選択できる
メリット最後は、解約返戻金の受け取り方法が一時金タイプと年金タイプから選択できることです。
使用目的に合わせて、一時金か年金かを選ぶと良いでしょう。
一時金タイプで受け取ると、まとまったお金を準備することが可能です。
例えば、退職祝いに夫婦で旅行に行ったり、住宅ローンの残りを一括返済したりなどに使いたいときに選ぶと良いですね。
年金タイプでの受け取りは、毎年決まった金額を受け取ることができるため、子どもの大学の学費に充てたり、年金生活の補填に充てたい人は、年金タイプを選ぶと良いです。
メットライフの介護保険の解約返戻金を目的に応じて、一時金タイプと年金タイプから選択できるのはメリットといえます。
メットライフの介護保険の基本情報
※2023年8月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください
ここでは、メットライフの介護保険の基本をお伝えします。
保険に加入するか判断するためにも、評判や口コミ、メリット・デメリットを参考にしながら、基本情報を抑えておきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | 利率変動型一時払終身保険(米ドル建 介護保障型 22) |
保険期間 | 第1保険期間:契約日から3年後の契約応当日の前日までの期間 第2保険期間:第1保険期間満了日の翌日からその直後に到来する 基準利率計算 基準日の前日までの期間 第3保険期間:第2保険期間満了日の翌日以後の期間(終身) |
保険料払込方法 | 一時払い |
基準利率保障期間 | 契約時:30年 更改時:10年 |
契約者年齢 | 0歳~満100歳 |
被保険者年齢 | 満40歳~満80歳 |
運用通貨 | 米ドル |
一時払い保険料 | 最低金額:3万米ドル(100米ドル単位) 最高金額:円換算で3億円 |
基本保険金額 | 一時払い保険料と同額 |
被保険者 | 原則、契約者本人・契約者の配偶者・契約者の2親等以内の血族 |
死亡保険金受取人 | 原則、被保険者の配偶者・被保険者の3親等居合の親族 (複数人指定可) |
介護保険金受取人 | 被保険者 |
メットライフの介護保険がおすすめな人
メットライフの介護保険がおすすめな人の特徴は以下の2点にあてはまる人です。
- 健康不安を抱えているが介護に対して備えが必要と考えている人
- 死亡保障と介護の保障をあわせて準備したい人
健康不安を抱えているが介護に対して備えが必要と考えている人
健康不安を抱えているが介護に対して備えが必要と考えている人にはメットライフの介護保険はおすすめです。
健康に不安を抱えていれば、将来介護状態になるかもしれないと不安を感じている人もいるでしょう。
メリットの項目でお伝えしましたが、メットライフの介護保険の告知はたった2つです。
①公的介護保険制度における要介護・要支援の認定を申請したことがないこと、②認知症(疑いも含む)・軽度認知障害と診断されたことがないこと、です。
上記2つに該当しなければ、健康に不安を抱えていたり持病がある人でも、メットライフの介護保険に加入することができます。
よって、健康に不安を抱えているが介護に対して備えたいと思っているなら、メットライフの介護保険の加入を検討すると良いでしょう。
死亡保障と介護の保障をあわせて準備したい人
死亡保障と介護の保障をあわせて準備したい人にもメットライフの介護保険はおすすめです。
介護状態になったときも心配だけど死亡時の保障も備えたいと思う人もいるでしょう。
しかし、2つの保険に加入するには保険料が準備できないと悩んではいませんか。
メットライフの介護保険は、介護保障だけでなく、死亡保障も生涯にわたって確保できることが特徴です。
介護保険金を受け取ることがないまま被保険者が亡くなったときは、死亡保険金が指定された相続人に支払われます。
要介護状態のリスクの備えと万が一の死亡保障の備えが一つの保険でダブルで準備できるため、一石二鳥の保険といえるのではないでしょうか。
死亡保障と介護の保障をあわせて準備したい人は、メットライフの介護保険の加入を検討してみてはいかがでしょう。
メットライフの介護保険をおすすめできない人
メットライフの介護保険をおすすめな人の特徴に当てはまった人もいることでしょう。
ここからは、反対のおすすめできない人の特徴をご紹介します。
以下の2点に当てはまる人には、メットライフの介護保険はおすすめできません。
- まとまった資金がない人
- 外貨建ての保険商品に抵抗がある人
まとまった資金がない人
メットライフの介護保険は、まとまった資金がない人にはおすすめできません。
なぜなら、メットライフの介護保険は、一時払いで保険料を支払わなければ保険をスタートさせることができないからです。
最低でも米ドルで、3万米ドル必要です。
1ドル100円のときでも300万円が必要となり、1ドルが140円であれば420万円が必要となります。
まとまった資金を保険料として支払い、米ドル建てで運用することで、介護保険金や積立金を準備します。
まとまった資金が準備できない場合は、保険料の支払いを毎月払いで行う介護保険などを探してみると良いでしょう。
保険料の支払いが一時払いという点は、メットライフの介護保険の評判の判断基準になります。
外貨建ての保険商品に抵抗がある人
外貨建ての保険商品に抵抗がある人にも、メットライフの介護保険はおすすめできません。
外貨建て保険には、為替リスクがあることをデメリットの項目でお伝えしました。
メットライフの介護保険は、支払った保険料を米ドルで運用します。
為替相場の変動の影響で、支払った保険料よりも受け取る保険金や解約返戻金が下回る可能性があります。
為替相場の影響を受ける外貨建ての保険商品に少しでも不安を抱えている人や抵抗がある人は、メットライフの介護保険の加入は控えたほうが良いでしょう。
円建ての介護に備える保険商品もあるので、外貨建ての保険商品に抵抗がある人は、円建て保険商品を検討してみてはいかがでしょうか。
外貨建て商品に抵抗がある人には、メットライフの介護保険の評判は良いとは言えないでしょう。
メットライフの介護保険を他社商品と比較
ここでは、メットライフの介護保険を他社商品と比べます。
口コミや評判だけでなく、他社商品と比較することで、メットライフの介護保険の特徴がさらに際立ちます。
比べる商品は、PGF生命の米国ドル建介護終身保険Neoです。
米国ドル建介護終身保険Neoは、米ドル建ての認知症給付特則のある介護保障付一時払終身保険です。
まずは、メットライフの介護保険の優れている点をお伝えします。
優れている点は、保険加入できる年齢の範囲がメットライフのほうが幅広い点です。
Neoの被保険者の年齢範囲は満60歳から満85歳ですが、メットライフの介護保険は満40歳から満80歳となっています。
反対に、メットライフの介護保険のほうが劣っている点は2つあります。
Neoは軽度認知症にも対応している点と、Neoは要支援1からでも支払いがある点です。
介護状態だけでなく、認知症にも対応しており、特約を付帯すれば軽度認知症にも備えられます。
さらに、メットライフの介護保険は要介護2以上の認定が必要ですが、Neoは公的介護保険制度の中でも一番認定度が低い「要支援1」の状態でも保険給付の対象になります。
2つの商品を比較したことで、メットライフの介護保険の特徴をつかむことができたのではないでしょうか。
まとめ:メットライフの介護保険の評判・口コミは?デメリットも解説
メットライフの介護保険の評判・口コミやデメリットを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
評判には良いものも悪いものもあるため、保険に加入する前に評判を参考にしつつ、メリット・デメリットを抑えることが大事です。
メットライフの介護保険は保険加入時にまとまった資金が必要です。
支払った保険料を米ドルで運用するため、保険金などの受取時には為替相場の変動の影響を受け、支払った保険料より下回る可能性があります。
介護保障に備えながら、資産の運用を考えている人はこの記事を参考にしてください。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。