高次脳機能障害だと保険に入れない?高次脳機能障害でも加入できる医療・生命保険を紹介!

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。

内容をまとめると

  1. 高次脳機能障害などの持病がある場合、健康告知項目が少ない「引受基準緩和型」や告知の必要がない「無選択型」の保険であれば入りやすい
  2. 「引受基準緩和型」や「無選択型」は、加入のハードルが低い分、保険料が割高であったり、保障に制限があることに注意
  3. 高次脳機能障害でも入れるおすすめの医療保険・生命保険は、「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」、「医療保険新キュア・サポート・プラス」、「ネオdeいりょう 健康プロモート」、「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」、「終身保険どなたでも」など
  4. 高次脳機能障害を抱えていて、自分がどの保険に入れるかわからず不安な方は、保険のプロに無料保険相談を受けることがおすすめ
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高次脳機能障害だと普通の保険に入れない?

脳の損傷などが原因で注意力や記憶力、感情のコントロールなどに問題が生じ、日常生活や社会生活が困難になる「高次脳機能障害」の場合、通常の生命保険などへの加入は難しくなるケースがほとんどです。


高次脳機能障害は後遺症が残ることが多く、また長期間のリハビリが必要になることなどがその要因といえるでしょう。


生命保険や医療保険は、加入者が少しずつお金を集めて、だれかに万が一のことが起きたらお金の一部を渡すことで助け合う、「相互扶助」というしくみからなりたっています。


そのため健康にリスクがある人を他の人と同じ条件で受け入れると、生命保険などの仕組みが破綻することも考えられます。


それでは、高次脳機能障害などを抱えた人はいかなる生命保険、医療保険にも入ることができないか、というとそうではありません。


健康告知項目が非常に少ない「引受基準緩和型」や、告知不要「無選択型」の生命保険であれば、高次脳機能障害があっても加入できる可能性があります。


ですが、生命保険などを運営していくために、通常の保険よりも保険料が割高であること、保障内容に制限がかかるなどのデメリットがあることも考慮しましょう。

高次脳機能障害でも入れるおすすめの医療保険

それではさっそく、高次脳機能障害などの既往症があっても入れる可能性のある、おすすめの医療保険をみていきましょう。


下記では

  • SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」
  • オリックス生命「医療保険新キュア・サポート・プラス」
  • ネオファースト生命「ネオdeいりょう 健康プロモート」
  • メットライフ生命「フレキシィ ゴールド エス」
の4つの医療保険をご紹介します。

それぞれの特徴や主な保障内容をまとめると下記のとおりです。

特徴告知項目保障内容保険料(男性40歳)
SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険入院と手術、先進医療まで保障される緩和型医療保険3つ5,000円コース→入院日額5,000円、手術1回5万円5,000円コース→2,330円
医療保険新キュア・サポート・プラス日帰り入院から保障される引受基準緩和型医療保険。七大生活習慣病入院給付特則をつけることが可能3つ5,000円コース→入院日額5,000円、手術(入院中)1回5万円、外来手術2.5万円5,000円コース→3,466円
ネオdeいりょう 健康プロモート緩和型医療保険。所定の要件に該当すると健康割引特則が適用され保険料が割引になる3つ入院給付金日額×入院日数(給付金日額3,000円~
20,000円/
5,000円コース→6,391円
(健康割引特則適用だと4,578円)
フレキシィ ゴールド エス契約中に持病が悪化したようなケースでも保障を受けることができる緩和型医療保険3つ入院日額5,000円コース→入院日額5,000円、手術(入院中)1回5万円、外来手術1.25万円5,000円コース→7,556円

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」

SBIいきいき少短の「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」は入院と手術だけでなく、先進医療までカバーされる緩和型医療保険です。


健康告知項目が少ないので、高次脳機能障害があっても入りやすい保険といえます。


特徴

  • 満20歳以上84歳まで申し込みすることができる
  • 保険期間は1年で、毎年更新
  • 100歳まで継続可能
  • 日帰りの入院・手術から保障される

告知項目

以下の3つの質問に対しすべて「いいえ」なら加入できます
  1. 3ヶ月以内の診察結果により、入院、手術などをすすめられた
  2. 1年以内に病気やケガによる入院・手術をした
  3. 5年以内にがん(悪性新生物および上皮内新生物)と診断された。または5年以内に、がんあるいは肝硬変で入院・手術をした

保障内容

3,000円コース5,000円コース備考
入院
【日帰り入院~60日まで】
日額3,000円日額5,000円責任開始日から6ヶ月以内は、3,000円コース→日額1,500円、5,000円コース→2,500円
手術
【日帰り手術含む】
1回3万円1回5万円89種類の手術
責任開始日から6ヶ月以内は、3,000円コース→1万5,000円、5,000円コース→3万5,000円

先進医療年間100万円まで年間100万円まで1保険期間(1年間)の上限
責任開始日から6ヶ月以内は所定の金額×50%
3,000円コースは、80歳以上の方しか加入できませんので、ご注意ください。

保険料

5,000円コース
男性女性
40歳2,330円2,550円
50歳3,870円3,290円
60歳6,080円5,170円
70歳8,360円6,590円
保険料は5年ごとに上がっていきます。

80歳になると保険料が大幅に上がりますが、その場合3,000円コースに変更でき、保険料の値上がりを避けることができます。

オリックス生命「医療保険新キュア・サポート・プラス」

オリックス生命の「医療保険新キュア・サポート・プラス」日帰り入院から保障してくれる保険です。


引受基準緩和型の保険のため、高次脳機能障害などの持病がある人にもおすすめです。


特徴

  • 病気やけがに起因する入院や手術を一生涯保障
  • 七大生活習慣病入院給付特則をつけることで、七大生活習慣病を手厚く保障できる
  • 約1,000種類にもわたる手術に対しても保障
  • セカンドオピニオンサービス、24時間電話相談サービスなど5つのサービスを無料で受けられる

告知項目

下記すべてが「いいえ」であれば加入できます
  1. 3ヶ月以内に入院・手術・検査をすすめられましたか
  2. 2年以内に病気やケガで入院・手術をしましたか
  3. 5年以内にがんまたは上皮内新生物・肝硬変などで、診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけましたか

保障内容

日額3,000円コース
【60歳~85歳限定】
日額5,000円コース日額10,000円コース備考
入院(病気・けが)1日につき3,000円1日につき5,000円1日につき10,000円、入院60日、通算1,000日まで病気により支払限度日数は異なる/けが→1入院60日、通算1,000日まで
手術1回につき入院中3万円/外来1.5万円1回につき入院中5万円/外来2.5万円1回につき入院中10万円/外来5万円何度でも可
先進医療先進医療にかかる技術料と同額先進医療にかかる技術料と同額先進医療にかかる技術料と同額通算で2,000万円が上限

保険料例

日額5,000円コース・基本保障のみ

男性女性
40歳3,466円2,966円
50歳4,318円3,562円
60歳5,553円4,448円
70歳7,005円5,781円

日帰り入院から対象となる、手術は1,000種類まで保障特約をつけられるなど、保障内容が充実した緩和型保険です。

ネオファースト生命「ネオdeいりょう 健康プロモート」

ネオファースト生命の「ネオdeいりょう 健康プロモート」は、持病や既往歴があっても申込みがしやすい緩和型医療保険です。


さらに、契約日から5年間のうちに、疾病・災害での入院がそれぞれ通算5日以内であれば健康割引特則が適用され、保険料が割引になることが特徴です。


特徴

  • 所定の要件に該当し健康割引特則が適用されると保険料が割引される
  • 給付金の支払削減期間がなく、初年度から満額の保障
  • がんや特定疾病などの特約がつけられる


告知項目

下記すべてが「いいえ」であれば加入できます
  1. 5年以内にがん、肝疾患、精神疾患などで入院、手術をした
  2. 3ヶ月以内に医師の診察、検査により入院、手術をすすめられた
  3. 2年以内に1.以外の病気やけがで入院、手術をした


保障内容

主契約

支払額支払限度
病気・けが入院入院給付金日額×入院日数
(給付金日額3,000円~
20,000円/千円単位)
60日型→1回の入院60日まで
120日型→1回の入院120日まで
いずれも通算1,095日

保険料

男性
契約時保険料【A】健康割引特則を適用した保険料【B】割引額【A】-【B】
30歳5,597円3,857円1,740円
40歳6,391円
4,578円
1,813円
50歳7,570円5,719円1,851円
60歳9,1671円7,279円1,888円
70歳11,298円9,504円1,794円
もともとの保険料設定は、他の緩和型保険よりもやや高い傾向にありますが、契約から5年の間に5日を超えた日数の入院をしなければ保険料が安くなります。

高次脳機能障害などの既往症をもっており、さらにがんや特定疾病に関する特約をつけて備えたい人におすすめです。

メットライフ生命「フレキシィ ゴールド エス」

メットライフ生命「フレキシィ ゴールド エス」は、高次脳機能障害など持病を抱えていても入りやすい引受基準緩和型の医療保険です。


ただ「入りやすい」だけではなく、契約中に持病が悪化したようなケースでも保障を受けることができます。


特徴

  • 持病があっても85歳まで申し込みが可能
  • 持病の悪化に対しても保障が受けられる
  • 健康祝金など、それぞれのニーズにあった多様なプランを選択できる
  • 給付金の支払削減期間がない

告知項目

以下3つの項目すべてに対して「いいえ」であれば契約できます
  1. 3ヶ月以内に検査や検診、診察で入院・手術、がんの疑いでの再検査・精密検査を受けた
  2. 1年以内に病気やけがにより入院・手術をした
  3. 5年以内にがん、肝硬変、統合失調症などと新たに診断された、またはそれらによる入院・手術をした

保障内容

【主契約】入院日額5,000円・シンプルコース

入院
1日5,000円
1回の入院につき60日まで
通算1,095日まで
手術(入院中)
1回につき50,000円回数無制限
手術(外来)
1回につき12,500円回数無制限
放射線治療1回につき50,000円回数無制限
骨髄ドナー1回のみ25,000円1回のみ
先進医療かかる技術料と同額通算2,000万円が上限
先進医療一時金50,000円療養の開始日から60日に1回を限度

保険料例

【契約例】入院日額5,000円・シンプルコース・健康祝金なし
男性女性
40歳7,556円6,986円
50歳8,996円8,296円
60歳11,886円10,716円
70歳160,76円14,556円

高次脳機能障害など持病があっても、がんなどの入院保障限度日数を延長したり、退院後の通院の保障をつけるなど、こだわりの保障プランを選びたい人には最適な保険です。

ただし、引受基準緩和型であるため、保険料が高いことに気をつけましょう。
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高次脳機能障害でも入れるおすすめの生命保険

次に、高次脳機能障害などの既往症があっても入れる可能性のある生命保険についてご説明します。


下記では

  • SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」
  • アフラック「終身保険どなたでも」

の生命保険を取り上げていきます。

それぞれの生命保険の特徴や主な保障内容をまとめたものは下記表のとおりです。
特徴告知項目保障内容保険料(男性40歳)
SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険少額の引受基準緩和型の生命保険3つ死亡保険金額100万円、200万円、300万円の計3コース2,540円
終身保険どなたでも無選択型の生命保険。解約返戻金が戻る3つ月払保険額4,000円コース男性→1,114,000円月々2,000円から1,000円単位で設定可能

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」

SBIいきいき少短の「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」は、「自分が亡くなったときに迷惑をかけないよう葬儀代くらいを残したい」という人にぴったりの、少額の生命保険です。


緩和型の生命保険のため、3つの健康告知すべてが「いいえ」であれば、高次脳機能障害をもっていても申込みをすることができる可能性があります。


特徴

  • 手頃な保険料の生命保険である
  • 保険期間は1年で毎年保険の見直しができる
  • 毎年の更新により保障は90歳まで継続が可能
  • 24時間無料電話健康相談、人間ドッグ優待などサポートサービスがついている

告知項目

  1. 最近3ヶ月のうちに医師の診察を受け、入院・手術・検査をすすめられた
  2. 1年以内に病気やケガが原因の入院や手術をした
  3. 5年以内にがんなどと診断された、または入院・手術をした


保障内容

死亡保険金額100万円、200万円、300万円の計3コースがあります。


いずれも責任開始日から6ヶ月間は、死亡保険金の50%が支給されます。

死亡保険金
100万円コース100万円
200万円コース200万円
300万円コース300万円


保険料例

【契約例】死亡保険金額200万円コース

男性女性
30歳2,400円1,580円
40歳2,540円1,740円
50歳3,760円2,200円
60歳5,860円3,020円
70歳10,160円5,280円

上記の3つの健康告知だけでなく、さらに詳しい健康告知をした場合、保険料が割高にならない通常の生命保険に加入できることもあります。

アフラック「終身保険どなたでも」

アフラックの「終身保険どなたでも」は、無選択型の生命保険のため健康告知をする必要がありません。


そのため、たとえ高次脳機能障害などの持病があっても満40~80歳であればだれでも加入することができる可能性が高い生命保険であるといえるでしょう。


特徴

  • 毎月の保険料は2,000円から1,000円単位で設定可能
  • 保険金額(死亡、災害死亡)は、月々の保険料によって決まる
  • 病気や事故による死亡を一生涯保障
  • 災害による死亡は病気死亡の4倍の死亡給付金
  • かけ捨てではなく解約返戻金が戻る

保険金の額は月々の保険料によって決まるため、月払保険料4,000円コースでは、保障内容は下記表のとおりになります。


たとえば、毎月4,000円の保険料を支払っていた40歳男性が死亡した場合、1,114,000円の保険金が支払われます。

病気死亡保険金災害死亡保険金
40歳1,114,000円4,459,200円
50歳838,000円3,352,000円
60歳604,400円2,417,600円
70歳392,000円1,568,000円

※上記表は、契約から2年後以降に病気で亡くなった場合の保険金額です。2年以内の場合はこれまでに支払ってきた保険料相当額が支払われます。


保険料

月々2,000円から1,000円単位で設定可能


無選択型の生命保険のため保険料が割高なこと、契約日から2年以内は設定した保険金額ではなく、既に払い込んだ保険料相当額が戻ってくることに注意が必要です。

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