更新日:2021/04/27
40代におすすめの個人年金保険を比較【他ランキング上位】女性に特におすすめは?
- シチュエーション別・40代におすすめな個人年金保険は?
- 実は40代が老後計画に最適なタイミングとされる理由
- 40代女性こそ個人年金保険を検討した方が良い
- みんないくら払ってる?40代女性の保険料シミュレーション
- 保険を選ぶときの3つのポイント
- 40代におすすめしたい個人年金保険3選
内容をまとめると
- 40代になると個人年金保険の加入率が上がる!定年まであと20年だからこそ余裕を持って準備できる
- 自分の現状に合わせて保険をうまく選ぶべき
- 保険が老後資金のメインなら円建てで手堅く準備すると良い
- 保険がプラスアルファの資金なら外貨建てで大きなリターンを狙うのもおすすめ
- 平均的な保険料は毎月1万〜1万7,000円
- 保険は「年金の種類」「年金の決まり方を増え方」「保険料の払い方」で決めると良い
- 40代独身の女性・男性におすすめな個人年金保険はJA共済の「ライフロード」
- 40代の主婦・既婚男性におすすめな個人年金保険はマニュライフ生命「こだわり個人年金」
- 個人年金保険選びで損をしたくないなら、保険のプロに無料相談するのがおすすめ
- 今ならスマホ1つで無料のオンライン相談ができるので、この機会に老後の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
40代の方におすすめの個人年金保険を紹介
40代になると、人によって置かれている状況が大きく変わります。
- 結婚しているのかしていないのか
- 子どもはいるのかいないのか
そこでここでは、以下の2つのケースに分けておすすめな個人年金保険をご紹介します。
- 40代独身女性・男性
- 40代既婚女性・男性
ケース①:40代の独身女性・男性におすすめの個人年金保険
40代の独身の方が個人年金保険を選ぶなら、手堅さを重視して選ぶと良いでしょう。
「公的年金でもらえる金額が少なくなるだろう」という予測がある中で、安心した老後を送るためには、確実に資金を増やす必要があります。
ただし女性は、男性に比べると経済的な余裕があまりないことも多いです。そのため、自分の力で老後資金を貯めるよりも、保険を活用した方が効率よく準備できます。
そこでおすすめするのが、JA年金共済「ライフロード」のような、低リスクで手堅く老後資金を備えられる円建て個人年金保険です。
アメリカドルなどを使った外貨建てではないのでリターンは大きくないものの、為替で損をするリスクもなく、確実に増やすことができる点がメリットです。
40代独身者におすすめな「ライフロード」は、後ほど詳しくご紹介します。
ケース②:40代主婦など既婚者におすすめの個人年金保険
ではすでに結婚をしている40代の方であれば、どのような保険が良いのでしょうか?
- 子どもがいない
- 子育て真っ最中
- 子どもが巣立った
- 子どもの教育資金にある程度目処がついた
など、結婚をしている人の中でも置かれている立場はそれぞれです。
すでに子どもが大きくなっているなど、ある程度経済的に余裕があるならば、多少リスクがあっても大きなリターンを狙える
- 変額個人年金保険
- 外貨建て個人年金保険
がおすすめです。
外貨建て個人年金保険では、マニュライフ生命の「こだわり個人年金」が口コミ・評判も良くまず検討すると良いでしょう。
「こだわり個人年金」については後で詳しく説明するので、ぜひそちらもご覧ください。
ただし結婚をしている場合でも、資金的な余裕がなく老後は個人年金保険に頼らざるをえないのであれば、手堅く確実にお金を増やせる円建て個人年金保険にしておくと安心です。
個人年金保険の加入率は45歳から高くなる?40代に個人年金保険をおすすめする理由
「老後資金を考えるにはまだ早いかな…」このように思う40代の方もいらっしゃるかもしれませんが、実は40代こそ老後資金や個人年金保険を考えるべきタイミングです。
そこで、40代で個人年金保険に入ることがおすすめな4つの理由を解説します。
- 40代は具体的に老後を考え始めるのに適切な時期
- 保険料と返戻率のバランスが良い
- 確実に老後資金を作ることができる
- 税金を安くすることができる
45歳から個人年金保険の加入率が高くなる!
個人年金保険に入る人は、45歳になるとグッと増えます。
生命保険文化センターの調査「平成30年度生命保険に関する全国実態調査〈速報版〉」からも、このことは明らかです。
加入率 | 平成27年 | 平成30年 |
---|---|---|
全体 | 21.4% | 21.9% |
〜29歳 | 8.8% | 15.3% |
30〜34歳 | 13.9% | 18.6% |
35〜39歳 | 16.6% | 20.0% |
40〜44歳 | 21.2% | 23.1% |
45〜49歳 | 26.3% | 27.9% |
50歳〜54歳 | 25.8% | 31.9% |
このように年齢が上がるごとに個人年金保険に入る人が増え、45歳以上の人では4人に1人以上が入っていることになります。
やはり40代は老後に向けて考える最初のタイミングであると言えるでしょう。
実際、40代で個人年金保険に入ることは様々なメリットがあります。
理由①:40代は具体的に老後を考え始めるのに適切な時期
40代で結婚している方であれば、
- これから子どもの教育資金が大きくかかる
- 家や車のローンが残っている
- 会社員であれば役員定年などで給与が上がりにくくなる可能性がある
- 50代からの資産運用では制限がかかりやすい
- 退職まで時間がないので十分なリターンを得にくい
理由②:保険料と返戻率のバランスが良い
40代から個人年金保険に入ることで、払うお金(保険料)と将来もらえるお金(年金)のバランス(返戻率)がより良くなります。
個人年金保険は、払った保険料を保険会社が運用して、将来の年金資金にします。
このとき、運用期間が長いほどお金は増えやすくなります。つまり、10年だけ保険に入るよりも20年入っていた方が払った保険料に対してよりたくさんの年金をもらえます。
また個人年金保険は途中で辞めることなく保険料を払わなければ、損をする可能性が高まります。
その点40代になればある程度経済的な余裕が出てきたり、子どもがいても教育資金にある程度の目処が立つため、30代に比べて無理なく保険の支払いができます。
これらの理由から、40代からの個人年金保険がおすすめです。
理由③:確実に老後資金を作ることができる
またお金を貯めるのが苦手な人は、個人年金保険をぜひ活用しましょう。
毎月の保険料さえ払えば、強制的に老後資金を準備することができます。この保険は途中でお金を自由に引き出せないからです。
40代になって経済的な余裕が出てきたことで、「ついお金を使ってしまう…」という人もいらっしゃるでしょう。また自分のためではなく、子どもについお金をかけてしまうということもあるかもしれません。
そこで毎月の固定費として保険料を払えば、本来は老後資金のために貯めるはずだったお金を使ってしまうことを防ぐことができます。
貯金をするのが得意な人には難なくできてしまうことでも、苦手な人が貯金をするときには相当の意志力を必要とします。毎月「今月も貯められなかった」と自己嫌悪をしているならば、このタイミングで個人年金保険に入った方が良いでしょう。
理由④:税金を安くすることができる
- 年金をもらう人が契約者またはその配偶者かつ被保険者である
- 保険料を10年以上払うことになっている
- 年金をもらうのが60歳以上
- 年金を10年以上もらう(一括受取などは不可)
参考:40代女性にこそ個人年金保険がおすすめ
ちなみに特に40代の女性は、既婚か独身かにかかわらず個人年金保険を検討することをおすすめします。
いわゆるセカンドライフを楽しむには、国から支払われる年金にプラスして5万円はあった方が良いと言われています。もちろんそれ以外にも、「老後の趣味にお金を使いたい」ということもあるでしょう。
つまり、現在どのような状況に置かれていても、将来に対してお金を準備していくことは必要であると言えます。
その一方で、
- 女性は男性に比べて長生きしやすい
- 女性は男性よりももらっているお給料が低いことも少なくない
- 将来離婚した場合に経済不安を感じる人は多い
起こり得る様々なリスクに備えるために活用するのが保険です。
今は国としても自分で老後資金を備えられるように様々な支援を行っています。これらを活用して、様々な老後リスクに備えていくことが40代女性には必要でしょう。
個人年金保険の保険料は具体的にいくらくらい?40代女性の保険料シミュレーション
実際に保険に入ろうと思ったときに、「毎月、その保険にいくら払うの?」と保険料が気になる方は多いでしょう。
そこで、個人年金保険の保険料に関して
- みんなはいくら払っているの?平均的な金額はいくら?
- 保険料を決めるポイントは?
- 40代女性が払う場合のシミュレーション
個人年金保険の平均保険料は約1万7,000円
まずは、みんながいくら個人年金保険に払っているのか、その平均値を見ていきます。
先ほどご紹介した生命保険文化センターの調査を参考に説明します。
この調査では、1家庭あたり1年間で20.1万円ほど払っていることがわかります。これを毎月の支払いにして考えると、1万6,000円〜1万7,000円です。
また払っている価格帯の割合データを見てみると
年間 (毎月) | 世帯割合 |
---|---|
〜6万円 (〜0.5万円) | 16.5% |
6〜12万円 (〜1万円) | 17.3% |
12〜18万円 (〜1.5万円) | 24.4% |
18〜24万円 (〜2万円) | 9.6% |
24〜36万円 (〜3万円) | 15.1% |
36万円〜 (3万円〜) | 17.1% |
このような数値になっています。
つまり一般的には、
- 年間:12万円〜18万円
- 毎月:1万円〜1万5,000円
無理なく支払える額でなければ意味がない
このように世帯ごとに見た平均金額は
- 平均金額は毎年20万円(毎月1.6〜1.7万円)
- 払っている割合として多いのは毎年12〜18万円(毎月1〜1.5万円)
- 自分の老後に必要な金額よりも少ない年金しかもらえない
- 毎月の保険料の支払いに苦しむ
【具体例】40代女性の保険料シミュレーションを紹介
理解を深めるために、最後に具体例として
- 実際に40代女性の保険料が一体いくらか
- その場合の年金はいくらか
今回はJA年金共済「ライフロード」を使って、以下の条件でシミュレーションします。
- 毎月1万円を契約してから60歳まで払う
- 60歳から70歳まで年金をもらう
入る年齢 | 払う保険料 | もらう年金 (最低保証) |
---|---|---|
40歳 | 1万円×12ヶ月×20年 =240万円 | 247万1,990円 返戻率:1.02% |
45歳 | 1万円×12ヶ月×15年 =180万円 | 185万3,080円 返戻率:1.02% |
49歳 | 1万円×12ヶ月×11年 =132万円 | 135万7,420円 返戻率:1,02% |
個人年金保険には種類がある!おすすめの選び方を紹介
一口に個人年金保険といっても、今は様々な種類があります。自分の現状や目的に合わせた保険選びが重要です。
まずは以下のうち、どの保険の種類が良いかを選びましょう。
- 外貨建て定額(個人年金)保険
- 外貨建て変額(個人年金)保険
- 円建て定額(個人年金)保険
- 円建て変額(個人年金)保険
選び方①:年金の受け取り方で選ぶ
まずは年金の受け取り方で選びましょう。年金のもらい方にも様々な種類があります。
- 確定年金
- 終身年金
- 保証期間付終身年金
- 夫婦年金
- 死ぬまで年金がほしい:終身年金
- もし年金をもらっている間に死んだら家族に渡したい:保証期間付終身年金か確定年金
- 自分が死んだ場合は妻・夫に渡したい:夫婦年金
選び方②:年金額の決め方で選ぶ
次に年金の決め方と増え方で選びましょう。それぞれ注目するポイントが違います。
年金の決め方で選ぶ
これは定額保険か変額保険かで異なります。特徴をまとめます。
保険 | 特徴 |
---|---|
定額 | 入るタイミングでもらえる年金が決まる 安定して増えて、安心して将来設計できる |
変額 | 運用結果により年金額が増減する 2つの可能性がある (1)もらえる年金が大きく増える (2)年金が少なくなり損をする |
保険 | 特徴 |
---|---|
円建て | 日本円を使う 金利が低いので増えにくいが手堅く増やせる 為替が関係ない |
外貨建て | 日本円以外の通貨を使う 金利が高いので増えやすい 為替で損をする可能性(為替リスク)がある |
- 為替での損を避けたいなら円建て
- 為替リスクに対応できる外貨建て
選び方③:保険料の支払い方で選ぶ
最後に保険料の払い方も選び方を間違えないように注意しましょう。
商品によって保険料の払い方を選べます。たいていの保険で
- 一括払いのみ
- 一括払い以外も選べる
払い方 | 内容 |
---|---|
月払い | 毎月コツコツ払う |
半期払い | 半年分をまとめて払う |
年払い | 1年分をまとめて払う |
前期払い | 全部まとめて払って、そこから月・年ごとに保険会社が領収する |
【返戻率重視】40代から始めるおすすめの個人年金を紹介
マニュライフ生命「こだわり個人年金」
マニュライフ生命「こだわり個人年金」は外貨を使っているので、返戻率の高さが魅力です。
商品の特徴
内容 | |
---|---|
貨幣 | アメリカドル オーストラリアドル |
もらえる年金 | 5年または10年の確定年金 保証期間10年の終身年金 |
保険料 | 最低1万円〜最大40万円まで (1,000円単位) |
特徴をまとめます。
- 積立利率1.5%が保証され、外貨ベースでは確実に増える
- 保険料は毎月一定額の日本円
- 保険料の減額や払込のストップ・延長など自由度が高い
払った保険料 | もらえる年金 | |
---|---|---|
毎月1万円 20年間 | 12万円×20年 =240万円 ↓ 22,861.84米ドル | 35,695.17米ドル ↓ 392万757円 返戻率:163.3% |
住友生命「たのしみワンダフル」
次におすすめするのが住友生命の「たのしみワンダフル」です。
こちらは円建てなので「こだわり個人年金」よりは返戻率が高くないものの、安定して増える手堅さが魅力です。
商品の特徴
内容 | |
---|---|
貨幣 | 日本円 |
もらえる年金 | 5年・10年・15年の確定年金 年金総額保証付終身保険 |
保険料 | 要確認 |
特徴をまとめます。
- 最後まで保険料を払えば確実にもらえる年金が多くなる
- 据置期間を設定すればさらに返戻率がアップする
- 保険料の割引制度がある
払った保険料 | もらえる年金 | |
---|---|---|
毎月1万5,000円 20年間 | 18万円×20年 =360万円 | 377万9,000円 返戻率:約104.9% |
JA共済「ライフロード」
より低価格から始めたい人におすすめするのがJA共済の「ライフロード」です。
こちらも円建てなので返戻率が高くありませんが、JA共済の魅力は安い保険料(掛け金)から始められる点です。
商品の特徴
内容 | |
---|---|
貨幣 | 日本円 |
もらえる年金 | 5年・10年・15年の確定年金 (終身年金タイプもあり) |
保険料 | 3,000円〜 |
「ライフロード」の特徴をまとめます。
- 契約から5年間は0.5%の利率で増える
- 6年目以降はさらに利率が高くなる可能性がある
- 3,000円から加入できる
他の保険と違うのは、掛け金(保険料)が3,000円からスタートできる点です。40代でまだまだ子育て真っ最中の家庭であれば、1万円の保険料が大きな負担になる可能性もあります。
1万円からしか始められない個人年金保険が多いことを考えれば、手軽に始められる「ライフロード」は魅力的だと言えます。
より小さい金額から最低限の保障をしておきたいという場合は、この保険を選ぶと良いでしょう。
返戻率
40代男性が毎月1万5,000円で続けた場合のシミュレーションは以下の通りです。
払った保険料 | もらえる年金 | |
---|---|---|
毎月1万5,000円 20年間 | 18万円×20年 =360万円 | 370万6,870円 返戻率:約102.9% |
こちらもきちんと続けることができれば、銀行預金よりも確実に増えます。
安い掛け金でコツコツと準備したい人は「ライフロード」がおすすめです。
詳細はこちらからご覧いただきます。
40代は個人年金保険の加入を検討するのにおすすめのタイミング
今回は40代におすすめしたい個人年金保険を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事のポイントは、
- 老後資金計画や個人年金保険を考えるのは40代が最適
- 保険が老後資金のメインなら手堅い円建てがおすすめ
- リスクがあっても大きく増やすなら外貨建ても検討するべき
- 平均的な保険料は毎月1万円〜1万7,000円だが無理のない金額にすることが大切
- 「年金の受け取り方」「年金の決め方と増え方」「保険料の払い方」で保険を決めると良い
- 40代におすすめの外貨建て個人年金保険は「こだわり個人年金」
- 40代におすすめの円建て個人年金保険は「たのしみワンダフル」
- 40代におすすめの安い保険料で始められる個人年金保険は「ライフロード」