第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」の口コミ・元本割れのリスクを解説

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こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。

加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。  


この記事を読んで欲しい人 
  • 子供の教育資金をどうのように貯めようか考えている人
  • 学資保険をどこの保険会社で掛けようか迷っている人
  • 第一生命の学資保険のを検討していて、その評判・口コミが気になる人
  • 第一生命の学資保険が元本割れするかどうか気になる人

この記事を読んでわかること
  • 第一生命の学資保険の評判・口コミの内容
  • 第一生命の学資保険の返戻率がどのくらいで元本割れするかどうか
  • 第一生命の学資保険をおすすめする人・しない人の特徴
  • 第一生命の学資保険を他社の保険と比較して優れている点・劣っている点

第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」の評判・口コミ

※口コミはインターネットアンケートで募集

募集期間:2023年2月~2023年3月

プラン選択が3つあるので、自分たちのニーズに合わせて選べるのが良かったです。保険料払込免除が死亡のみのバランスの良いプランを選びました。  
保険料払込完了年齢が5歳・10歳・15歳・17歳・18歳の中から選べるので、予算や子供の進学時期に合わせて調整できるのが良いと思い加入しました

第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」のデメリット

第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」の評判・口コミを紹介しました。


次に、第一生命の学資保険のデメリットを解説します。 


第一生命の学資保険のデメリットは、以下の3つです。  

  • 親の保障を手厚くすると返戻率が下がる
  • 子供の中学校、高校の入学時の祝金がない
  • 子供の保障はなにもない
口コミを参考にしつつデメリットを理解したうえで、保険加入の検討をしてください。

親の保障を手厚くすると返戻率が下がる

第一生命の学資保険には、親の保障を手厚くすると返戻率が下がるデメリットがあります。


第一生命の学資保険には3つのプランがあります。


こども応援団(A型)」は、契約者である親が死亡や、がん・急性心筋梗塞・脳卒中になったときや、要介護状態になったときなどには、保険料の支払いが免除されます。


ミッキー(B型)」は、契約者である親が死亡したときのみ保険料の支払いが免除されます。


ミッキー(C型)」は、返戻率を重視して、親の保障はついていません。


それぞれの返戻率は以下の通りです。

プラン返戻率
子ども応援団(A型)101.12%
ミッキー(B型)103.05%
ミッキー(C型)104.06%

表をみてわかる通り、親の保障が手厚いプランほど返戻率が下がります。

子供の中学校、高校の入学時の祝金がない

第一生命の学費保険には、子供の中学校・高校の入学時の祝金がありません。


第一生命の学資保険は、17歳または18歳から毎年、学資金・満期保険金を通算5回受け取れます


子供の教育費の中で一番費用がかかるのは、大学進学してからでしょう。


しかし、人によっては、中学や高校進学時に制服や教科書を購入するためにまとまった金額が必要だと考える人もいることでしょう。


文部科学省が実施した「子供の学習費調査(令和3年度)」によると、公立の高校進学時から1年間にかかる学校教育費の合計はおよそ30万円、私立高校進学ともなると2倍のおよそ75万円です。


学資保険からまとまった祝金を受け取ることができたら、少しは安心するのではないでしょうか。


第一生命の学費保険の口コミの中にも、祝金がないことに不満を感じる声もあり、学資金・満期金を受け取るタイミングに、中学校・高校進学時がないことはデメリットと言えます。

子供の保障はなにもない

被保険者である子供の保障はなにもないこともデメリットです。


第一生命の学資保険には、契約者の「もしも」に備えるために、所定の状況になったときに以後の保険料を払わなくてよい「保険料払込免除」の保障があります。


「保険料払込免除」の保障対象は、契約者だけで被保険者である子供は対象外のため、子供に対する保障は、別の保険で備える必要があります。


教育資金を準備することも大事だが、子供が病気やけがをしたときの手厚い保障も大切、と考える親も当然いらっしゃるでしょう。


口コミの中にも子供の保障を気に掛けるものがあります。


第一生命の学資保険には、子供の保障は何もありませんので、別の保険で備える必要があります。

第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」のメリット

ここまで、第一生命の学費保険のデメリットを解説しました。


デメリットがわかると次は、メリットについても知りたくなりますよね。


次は、第一生命の学資保険のメリットを解説します。


以下の3つがメリットです。  

  • 契約者(親)の保障によってプランを選択できる
  • 契約者の年齢の範囲が99歳までと広いので祖父母が孫のために契約できる
  • 満期の年齢を21歳または22歳で選択ができる
メリットも、口コミを参考にしつつデメリットと合わせて理解し、保険加入の検討をしましょう。

契約者(親)の保障によってプランを選択できる

第一生命の学資保険は、契約者(親)の保障によって3つのプランから選択できます。


契約者の保障を重要視しつつ貯蓄をしたい人は、保険料払込免除となる6つのリスクに対応している「こども応援団(A型)」がおすすめです。


6つのリスクは、所定のがん・急性心筋梗塞による所定の状態・脳卒中による所定の状態・要介護状態・身体障害状態・死亡のこと。


契約者の保障と貯蓄をバランスよくおこないたい人には、保険料払込免除が死亡のみの「ミッキー(B型)」がおすすめです。


 また、ミッキー(C型)」は、返戻率重視のため、保険料払込免除はついておらず、より多く教育資金を貯めたいと考える人には向いています。


必要な保障に合わせて3つのプランから選択できると良い口コミがありました。

契約者の年齢の範囲が99歳までと広いので祖父母が孫のために契約できる


次のメリットは、契約者の年齢の範囲が99歳までと広いので祖父母が孫のために契約できることです。


「こども応援団(A型)」「ミッキー(B型)」の契約者の年齢は、18歳~65歳ですが、「ミッキー(C型)」は保険料払込免除の保障が無いため、契約者の契約可能年齢が99歳までとなっています。


子育て世帯では、子供の教育資金のための貯蓄や学費保険をかけることにゆとりをもっておこなうことはなかなか難しいのではないでしょうか。


そこで登場するのが、孫のために教育資金を準備したいと思っている祖父母ですね。


「ミッキー(C型)」は、契約者の年齢の範囲が99歳までと広いので、祖父母が生まれてきた孫のために、両親に代わって学資保険を掛けることができます。

満期の年齢を21歳または22歳で選択ができる

最後のメリットは、満期の年齢を21歳または22歳で選択ができることです。


なぜ、満期の年齢を21歳・22歳と選択ができるのでしょうか。


満期金を受け取るタイミングは、子どもの誕生日ではなく、子どもが満年齢を迎えたあとの契約をした日です。


つまり、早生まれの子どもは18歳になった時には、すでに大学に進学してしまっているので、満期を22歳に設定すると、まとまったお金を一番必要とする入学前に学資金を受け取れないことになります。


しかし、満期金を受け取るタイミングを21歳に設定すれば、高校3年生の17歳のとき、つまり大学入学前に学資金を受け取ることが可能となります。


よって、満期の年齢を21歳と22歳から選択ができることもメリットです。

第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」の基本情報

ここでは、第一生命の学資保険の基本情報をお伝えします。 


保険に加入するためには、評判・口コミを参考にしつつも、まずは基本情報を知ることが大事です。 

項目内容
契約者年齢18~65歳(ミッキーC型は99歳まで)
子どもの年齢0~10歳
満期時の年齢21歳または22歳
保険料払込完了年齢5歳・10歳・15歳・17歳・18歳
プラン
子ども応援団(A型)・ミッキー(B型)・ミッキー(C型)
学資金支払日18歳(17歳)~22歳(21歳)の毎年の契約応当日
保険料払込免除有り(ミッキーC型のみなし)

基本情報を確認したうえで、自分の目的に合わせて、プラン選択や保険料払込完了年齢などの選択をおこないましょう。


※2023年4月7日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」がおすすめな人

ここからは、メリット・デメリットや口コミをふまえて第一生命の学資保険がおすすめな人の特徴を紹介します。 


第一生命の学資保険がおすすめな人の特徴は、以下の2点です。 

  • 親の保障を重視しながら教育資金を用意したい人
  • 祖父母が孫のために学資保険を用意したい人
それでは、詳しく解説していきます。

親の保障を重視しながら教育資金を用意したい人

親の保障を重視しながら教育資金を用意したい人に、第一生命の学資保険はおすすめです。


「こども応援団(A型)」は、契約者である親の「もしも」に備える場合の保障がかなり手厚いプランです。


死亡時だけでなく、所定のがん・急性心筋梗塞・脳卒中による所定の状態や要介護状態・身体障害状態になったとき、それ以降の保険料の支払いが免除になります。


そのため、第一生命の学資保険は、親の病気や死亡のリスクに備えつつ、親に「もしも」のことがあった場合、子供の教育資金をしっかりと用意したい人にぴったりの学資保険といえます。

祖父母が孫のために学資保険を用意したい人

第一生命の学資保険は、孫のために学資保険を用意したい祖父母にもおすすめです。


「ミッキー(C型)」は、契約者の年齢が99歳までなので、祖父母が両親に代わって孫のために、学資保険を掛けることができます。


さらに、「ミッキー(C型)」には、契約する時の健康状態告知をする必要がないので、祖父母に持病があっても加入することができます


契約者の年齢によって保険料が変わることは無く、払込期間・満期年齢・現在の孫の年齢が同じならば保険料は一律です。


よって、持病はあるが孫のために強制的に学資保険を用意してあげたいと考える祖父母にも、第一生命の学資保険はおすすめです。

第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」をおすすめできない人

ここまでは、第一生命の学資保険をおすすめできる人を解説しました。 


では、反対にどのような人が第一生命の学資保険がおすすめできないのか気になりますよね。


第一生命の学資保険をおすすめできない人の特徴は、  

  • 返戻率を重視する人
  • こまめにお祝い金を受け取りたい人
です。

おすすめできない人の特徴も、口コミをふまえて詳しく解説していきます。

返戻率を重視する人

第一生命の学資保険は、返戻率を重視する人にはおすすめできません。

学資保険を掛けるときに、気になるのは返戻率ではないでしょうか。

口コミの中にも、第一生命の学資保険の返戻率を気にするコメントがあります。

第一生命の学資保険のそれぞれの返戻率を再度お伝えします。
プラン 返戻率
子ども応援団(A型)
101.12%
ミッキー(B型)103.05%
ミッキー(C型) 104.06%
返戻率が100%以上になると、支払った保険料よりも多くの学資金を受け取ることができますが、逆に100%を下回ると、元本割れとなってしまいます。

第一生命の学資保険の返戻率はどれも100%を切っていないので、元本割れにはなっていませんが、それでも返戻率は高くはありません

こまめにお祝い金を受け取りたい人

こまめにお祝い金を受け取りたい人にも、第一生命の学資保険はおすすめできません。


第一生命の学資保険は、大学進学にかかる教育資金を準備することを重視していますので、大学進学までの期間を利用して計画的な積み立てができるのが特徴です。


しかし、口コミの中に、私立の中学・高校への進学を考え、祝金が欲しいと考えている人もいます。


特に私立への進学は公立よりも2倍以上教育費がかかるといわれています。


第一生命の学資保険は中学・高校進学などのタイミングでお祝い金を受け取る設定にはなっていないため、こまめにお祝い金を受け取りたい人には不向きといえます。

第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」を他社商品と比較

ここでは、第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」をフコク生命の学費保険「みらいのつばさ」と比較し、第一生命の学資保険が優れている点・劣っている点を解説します。


まず、優れている点です。


フコク生命の「みらいのつばさ」は親のみしか契約することができませんが、第一生命の「ミッキー(C型)」は、契約者の年齢範囲が99歳までと広いので、親だけでなく祖父母も契約者になることができます。


次に、劣っている点です。


フコク生命「みらいのつばさ」はこまめにお祝い金が出るタイプと大学進学に重点を置いたタイプから選択できますが、第一生命の学資保険は大学進学に重視しているため、途中でこまめに祝い金を受け取れません。


また、返戻率で比べると、フコク生命「みらいのつばさ」の返戻率は109.5%と、第一生命の学資保険より高いことです。


どこの保険会社で学資保険に加入するか迷ったら、優れている点・劣っている点を比較するとともに、それぞれの口コミについて調べることもおすすめです。

まとめ:第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」の口コミは?元本割れのリスクは?

第一生命の学資保険「こども応援団・ミッキー」の口コミやメリット・デメリットなどについて解説してきました。


契約者の保障によってプランを選択できるなどのメリットもあるため、良い口コミも多いですが、保障が手厚いほど返戻率が低くなるというデメリットがあるため、悪い口コミもありました。


第一生命の学資保険は、他社商品よりも返戻率は低いですが、元本割れのリスクはありませんでした。


学資保険の加入を検討するときには、各保険会社の口コミを参考にしつつ、保障内容をしっかり確認しましょう。

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