更新日:2023/09/05
たのしみ未来グローバルの評判・口コミは?デメリットは?
目次を使って気になるところから読みましょう!
たのしみ未来グローバルの評判・口コミ
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2023年7月~2023年8月
たのしみ未来グローバルのデメリット
たのしみ未来グローバルには、下記3つのデメリットがあります。
- 為替リスクがある
- 解約時は解約控除があるので元本割れのリスクがある
- 学資とはいっても契約者(親)になにかあっても保障はない
為替リスクがある
たのしみ未来グローバルには為替リスクがあります。
為替リスクとは、為替の変動によって解約返戻金が払込保険料を下回るリスクのことです。
例えば、「1米ドル=140円」で合計10,000米ドルを積み立てた場合、単純計算で140万円の払込となります。
しかし、解約返戻時の為替相場が「1米ドル=120円」だと、10,000米ドルが返されても円換算で120万円となるのです。
為替相場は常に変動しているため、お得になる場合もあれば損をする場合もあります。
そのため、保険で運用していれば必ず得をできると安易に考えて加入するのはおすすめできません。
なお、たのしみ未来グローバルは毎月定額を円で払込む「ドルコスト平均法」を採用しているため、為替リスクの影響を最小限に抑えられます。
解約時は解約控除があるので元本割れのリスクがある
たのしみ未来グローバルには解約控除があり、短期解約する場合は元本割れリスクが高くなります。
解約控除とは、保険契約を短期間で解約する人に向けたペナルティのことです。
たのしみ未来グローバルの解約控除は、保険契約期間が10年未満の場合に「31.0%〜0.03%」の割合で適用されます。
なお、契約期間が1年未満で解約した場合は31.0%の解約控除率が適用されるため、払込保険料のほとんどは返されないと考えておきましょう。
契約期間が10年以上の場合は解約控除が適用されなくなるため、元本割れリスクを最小限に抑えられます。
そのため、たのしみ未来グローバルを契約するときには、10年以上の長期契約を前提に考えておくのがおすすめです。
学資とはいっても契約者(親)になにかあっても保障はない
たのしみ未来グローバルの学資積立プランなら、こどもの学費に備える学資保険としても活用できます。
ただし、契約者(親)になにかあったときの保障がない点には注意が必要です。
たのしみ未来グローバルの学資積立プランは、契約者が親、被保険者がこどもに設定されるケースが一般的です。
被保険者(こども)が死亡した場合の死亡給付金はありますが、契約者の万が一には保障がない点についてはデメリットといえるでしょう。
そのため、契約者の死亡時にも備えておきたいと考えている人には、不向きの保険商品です。
たのしみ未来グローバルを検討するときには、加入する目的を明確にしておき、保障内容についてもよく確認しておくことをおすすめします。
たのしみ未来グローバルのメリット
たのしみ未来グローバルには、下記3つのメリットがあります。
- 健康告知が不要
- 予定利率1.5%が最低保証されている
- 米ドル、豪ドルの2種類の通貨から選択できる
健康告知が不要
たのしみ未来グローバルなら、健康告知不要で加入できます。
健康告知とは、現在の健康状態や過去の病歴を保険会社に申告することです。
現在の健康状態が悪かったり、過去に大きな手術をしたことがあったりする場合は、保険加入を断られるケースもあります。
また、保険商品によっては医師の審査が必要になり、加入手続きが面倒になるケースもあるのです。
健康告知なしで加入できるたのしみ未来グローバルなら、簡単な手続きで加入できますので、健康状態に不安がある人にもおすすめといえるでしょう。
ただし、学資積立プランでは契約者に万が一のことがあっても保障はないため、持病などに不安を抱えている人はじっくり検討することをおすすめします。
予定利率1.5%が最低保障されている
たのしみ未来グローバルの最低保証利率は、年1.5%と高水準です。
例えば、年1.5%の利率で200万円を1年間運用すると、3万円の利息を得られます。
運用は長期間になるほど原資を大きく増やせますので、長期運用を考えている人におすすめです。
なお、予定利率1.5%は最低保証の水準であり、たのしみ未来グローバルの2023年10月の米ドル運用予定利率は「5.07%」です。
予定利率は金利情勢によって毎月1日に設定されますが、2023年9月現在の円安が続く限りは、外貨の運用利率に期待できるといえるでしょう。
そのため、自分で投資先を決めてうまく運用できるか不安な人には、保険商品での運用がおすすめです。
参考:住友生命公式サイト「たのしみ未来グローバル」
米ドル、豪ドルの2種類の通貨から選択できる
たのしみ未来グローバルなら、指定通貨を米ドルもしくは豪ドルの2種類から選択できます。
2023年9月現在の為替相場は円安ですので、円で運用するより外貨で運用するほうが高い運用利率を見込めるでしょう。
米ドルは世界規模で取引量が多く、流動性が高い通貨です。為替の変動幅も他の通貨と比較して小さい傾向にあるため、安定的な運用が見込めます。
豪ドルで積み立てるメリットは、比較的少ない資金で運用できる点です。
豪ドルの2023年9月3日現在の為替相場は「1豪ドル=94.48円」と100円を下回っているため、少ない円で多くの豪ドルと交換できます。
また、たのしみ未来グローバルは、2023年10月の豪ドル運用予定利率を「4.42%」に設定しています。
米ドルにはやや劣りますが、それでも高金利での運用が期待できるでしょう。
たのしみ未来グローバルの基本情報
たのしみ未来グローバルは、老後資金や教育資金を積み立てられる個人年金保険商品です。
指定通貨は米ドルもしくは豪ドルから選択でき、外貨金利を活かした運用ができる点が魅力といえます。
なお、保険料は毎月一定の円貨で払込むため、為替相場の変動による保険料の増加リスクがありません。
個人年金保険の毎月の保険料払込が最低5,000円ですので、無理のない範囲でコツコツ積み立てられるでしょう。
また、こどもの教育資金の積み立てに活用できる「学資積立プラン」なら、医師の審査や告知なしで加入できるため、健康状態に不安がある人でも加入できます。
ただし、保険契約から10年以内に解約する場合は解約控除が適用されるため、解約返戻金が払込保険料を下回る可能性がある点に注意が必要です。
<たのしみ未来グローバルの基本情報>
たのしみ未来グローバル | たのしみ未来グローバル ※学資積立プラン | |
---|---|---|
契約年齢 | 0〜85歳 | 0〜8歳 |
保険料払込期間 | 10〜50年 | 10〜18年 |
告知義務 | なし | なし |
保障内容 | 死亡給付金 ※高度障害の保障なし | 死亡給付金 ※契約者(親)の死亡に対する保障なし |
たのしみ未来グローバルがおすすめな人
ここからは、たのしみ未来グローバルがおすすめな人について解説していきます。
結論、下記2つの特徴にあてはまるなら、たのしみ未来グローバルがおすすめです。
- 教育資金の準備として確実に長期運用が可能な人
- 高い運用利益を求めている人
教育資金の準備として確実に長期運用が可能な人
教育資金の準備として確実に長期運用が可能な人には、たのしみ未来グローバルの学資積立プランがおすすめです。
たのしみ未来グローバルでは、外貨金利を活かした高い利率での運用を期待できますが、保険契約から10年以内の短期解約をする場合は解約控除が適用されます。
解約控除率は契約年数によって異なりますが、契約期間が短いほど控除額が大きくなる点に注意が必要です。
そのため、こどもの将来の学費に備えるために確実に長期運用ができる人なら、たのしみ未来グローバルはおすすめの保険商品といえます。
なお、積み立てた年金原資は「5年確定年金」として受け取るか、一時金として受け取るかを選択できます。
5年確定年金としての受け取りには、第1回目の年金額が倍になるメリットがあります。
高い運用利益を求めている人
高い運用利益を求めている人には、たのしみ未来グローバルがおすすめです。
たのしみ未来グローバルでは、年1.5%の運用利率が保証されています。そのため、外貨金利が低下しても年1.5%以上の運用利率が適用されるのです。
市場金利は常に変動しているため、保険契約後に運用利率が大幅に下がるケースも考えられます。
しかし、年1.5%の運用利率が保証されているなら、安心して運用を任せられるのではないでしょうか。
なお、円安状態では円で運用するよりも外貨で運用するほうが、高い金利での運用を見込めます。
保険商品で高い運用利率を求めるなら、米ドルや豪ドルの金利で運用できる、たのしみ未来グローバルがおすすめです。
たのしみ未来グローバルをおすすめできない人
ここからは、たのしみ未来グローバルをおすすめできない人について解説していきます。
結論、下記2つの特徴にあてはまるなら、たのしみ未来グローバルはおすすめできません。
- 教育資金は運用ではなく堅実な金額を用意したい人
- 短期で解約する可能性のある人
教育資金は運用ではなく堅実な金額を用意したい人
教育資金を堅実な金額で用意したい人には、たのしみ未来グローバルをおすすめできません。
たのしみ未来グローバルでは外貨金利を活用して積立額を運用します。外貨で運用するメリットは、円で運用するよりも高い運用利率が見込める点です。
2023年10月の、たのしみ未来グローバルの運用予定利率は、米ドルが「5.07%」、豪ドルが「4.42%」です。
予定利率は金利情勢によって毎月変動しますが、最低でも1.5%は保証されています。
日本の預金金利がほぼ0に近い現在では、1.5%以上の運用利率はかなり高いといえるでしょう。
ただし、為替リスクなどによって元本割れする可能性もあるため、リスクを最小限に抑えて堅実な金額を用意したい人には不向きといえるでしょう。
短期で解約する可能性のある人
短期で解約する可能性のある人には、たのしみ未来グローバルをおすすめできません。
たのしみ未来グローバルを短期解約する場合、契約期間に応じた解約控除率が適用されます。
解約控除率は「0.03%〜31.0%」で、契約期間が短いほど高い控除率が適用されるのです。
たのしみ未来グローバルを契約してから1年未満で解約する場合は、31.0%の控除率が適用されるため、払込保険料のほとんどは返されません。
解約控除は契約期間が10年以上になると適用されなくなるため、少なくとも10年以上は保険契約を続けることを前提にしておきましょう。
生活資金にあまり余裕がない状態で保険契約をすると、思わぬ場面でお金が必要になるケースも考えられます。
余裕資金が少ない場合は、慎重に検討しましょう。
たのしみ未来グローバルを他社商品と比較
ここからは、たのしみ未来グローバルを他社商品と比較しながら、優れている点や劣っている点について解説していきます。
比較対象商品は、ジブラルタ生命「ドリームゲート」です。
はじめに、たのしみ未来グローバルは、下記の点でドリームゲートより優れています。
- 個人年金保険料控除を受けられる
- 4回の生存給付がなく、保障も終身ではない
- 給付金の受取日を指定できない
まとめ:たのしみ未来グローバルの評判・口コミは?デメリットは?
たのしみ未来グローバルには、為替リスクや解約控除の適用があります。そのため、解約返戻金が払込保険料を下回る可能性がある点はデメリットといえるでしょう。
一方で、健康告知不要で保険加入できたり、運用時に年1.5%の利率が保証されていたりするなどの点はメリットとして評判を集めています。
老後資金やこどもの学費に備えて長期的な運用を考えているなら、高い運用利率が期待できるたのしみ未来グローバルを検討してみてはいかがでしょうか。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。