食卓によく登場するきんぴら。余ったらきんぴら入りの中華風茶碗蒸しに!具沢山で、大満足の一品になります。 我が家のきんぴらごぼうは、細く切った人参、ごぼうをごま油で炒め、醤油、砂糖、みりん、酒で味付けしたオーソドックスなもの。ごま油で炒めているので、中華風の茶碗蒸しに美味しくリメイクすることができます。ぷるぷるの茶碗蒸しに、とろりと美味しい中華あんをかけて、どちらにもきんぴらを細かく刻んで入れます。噛みごたえのあるごぼうがたっぷり入っているので、リメイク料理とは思えないボリューム感。少し甘めのきんぴらごぼうが、卵ととっても合いますよ!中華風なので、かつおだしではなく鶏の出汁を使いました。面倒な方はもちろん鶏ガラスープの素を使ってもいいですが、鶏手羽元を水と酒で煮た出汁を作ってみては?とっても簡単で、出汁を取った後の鶏肉はメイン料理の煮ものにしたり、余ったスープは醤油や生姜、野菜を足して汁物が一品。放っておくだけなのでとっても簡単です。ニラの香りが中華らしさをアップ。今回はオーブンのスチーム機能を使ってオートで作りました。まだ少しゆるいかな?と思うくらいでオーブンから出して余熱で仕上げるのもコツです。●きんぴらの中華茶碗蒸し(蓋のできる容器4個分)卵…2個鶏の出汁…400cc塩…小さじ2分の1みりん…小さじ1きんぴらごぼうの残り…50g中華あん鶏の出汁…150ccオイスターソース…大さじ1干し海老…2gニラ…2本きんぴらごぼうの残り…30g片栗粉…小さじ2(大さじ1の水で溶く)鶏の出汁…鶏ガラスープの素を溶くか、鶏手羽元(5本ほど)、酒大さじ1、ひたひたの水を鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら弱火で5分ほど煮て火を止めそのまま冷ます。1)きんぴらは細かく刻んで器の中に入れておく。ボウルに卵、人肌くらいの温度の鶏の出汁、みりん、塩を入れてよくほぐす。濾して器に注ぎ入れる。2)蓋をして、オーブンの茶碗蒸しメニューで蒸す。オートメニューがなければオーブンを150度に予熱し、天板に熱湯を張り15~20分ほど蒸す。揺らすと中心がふるふるになっていれば出来上がり。ゆるそうなら、オーブンの中で5分ほど放置する。3)中華あんを作る。小鍋に鶏の出汁、オイスターソース、干し海老、みじん切りにしたニラ、細かく切ったきんぴらごぼうを入れて煮立ったら水溶き片栗粉を入れてとろみを付ける。2)の上にかけていただく。
2012年12月15日秋になると和菓子店の店頭を飾る「くりきんとん」。くりを裏ごしして砂糖と合わせ、茶巾でくりの形に整えた和菓子だ。素材といい製法といい形といいシンプルで、 かつくりのうまみをストレートに味わえる「キング・オブ・くり菓子」といえる。手軽なひと口サイズだが、ぱくっと頬張るのはいかにももったいない。和菓子としてきちんと食べたい一品である。栗きんとんは、岐阜県と長野県の県境に位置する岐阜県中津川市で生まれたと言われている。ここはかつて中山道が通り、木曽路の入り口として栄えた宿場街だ。京都と江戸の文化が交わり、独自の商業文化が形成されていった。中津川のある恵那(えな)地方は水が豊かで日当たりが良好と、くりの生育に適した気候条件が整っている。当時は天然の山くりしか入手できなかったというが、大粒で甘さののったくりが名物だった。宿場で提供されるくり料理が旅人に評判になり、全国に知れ渡ったという。また、江戸時代の後期には商人たちの間で茶の湯が盛んになり、それにつれて和菓子も発展していったそうだ。そんなバックグラウンドを聞けば、くりきんとんが中津川で誕生したということにもうなずける。そして、諸説あるものの、くりきんとんの元祖は「すや本店」と言われているらしい。この「すや本店」を筆頭に、中津川には数多くの和菓子店でくりきんとんが作られている。ちなみに、中津川駅前の中央ロータリーには「くりきんとん発祥の地」の石碑があり、毎年9月9日になると祈願祭がおごそかにとり行われ、くりきんとんが無料配布される。そして、祈願祭を皮切りに、中津川の一番忙しいシーズンが始まる。多くの観光客が「くりきんとんめぐり」を目当てに町に押し寄せるのだ。この「きんとんフィーバー」 に沸く中津川の現地レポートを敢行した! 名古屋からのゆるり電車旅。中津川駅に降り立ったら、まずは駅前の「にぎわい交流館」でパンフレットを入手しよう。市内の案内マップが店めぐりに便利だ。中津川は坂道が多いけれど、無料でレンタルできる電動アシスト自転車が用意されているという至れりつくせりっぷり。軽快にペダルをこぎ出し、いざ、くりきんとんめぐりにGO! まずは口慣らしに、駅前ロータリー周辺にある「信玄堂」「川上屋」でくりきんとんをゲット。チョット行儀はよろしくないが、立ったまま口に頬張る。ペットボトルの熱いお茶をひと飲み。きんとん特有の柔らかな甘さとお茶の渋味が渾然一体になり、この和のコンビネーションが実においしい。そのままスイスイ南下すると、くりきんとん発祥の地として名高い「すや本店」が見えてくる。ちなみにこの店、ユーミンの長年の親友のご実家だそうで、ユーミンファンの聖地としても知られている。「生くりと砂糖しか使わないこのお菓子は、素朴ながら口にするたびいつも感動します」とユーミンは言ったそうだ。案の定、店の前には行列……。でもスイスイ買えるから大丈夫!老舗の味は、ほのかなくりの細かな粒までウマイと感じさせるもの。「ほっこり」というコトバがこれほど当てはまるとは、さすがなり。この店の一角から東西にのびる道が、旧中山道だ。古い宿場街の風情が今も残り、その中を自転車でスイスイ走るのは実に気持ちのいいもの。こんな感じで半日ぶらぶらと中津川で過ごした今回のレポート旅。さすがに14軒全部を回ることはできなかったけれど、このシーズンだけの味わいをトコトン堪能できて大満足して中津川を後にした。くりきんとんはシンプルな分だけ、ごまかしがきかない和菓子だ。そして、意外なほど店の個性がお菓子の表情に出ている。ぜひその違いを楽しんで、お気に入りの1店を見つけてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日近畿日本ツーリストはこのほど、5月26~27日開催の「きんてつ鉄道まつり2012 in 塩浜」に合わせ、鉄道アイドルの斉藤雪乃さんが同行するファンツアーを発売した。京都発着の日帰り列車ツアーとなっており、出発日は5月27日。このツアーは近畿日本鉄道の協力により、4両編成の団体専用列車「楽」の1~2号車をファンツアー専用車両として使用。車内では斉藤雪乃さんが車内アナウンスと検札を行うほか、交流イベントなども企画されている。名古屋線塩浜駅に到着した後、塩浜検修車庫で行われる「きんてつ鉄道まつり2012 in 塩浜」に参加。会場では、斉藤雪乃さんのトークショーも行われる。同ツアーの旅行代金は1万3,000円。なお、オプションとして、京都駅到着後に斉藤雪乃さんとの打ち上げ食事会も企画されている(別途料金6,000円)。「きんてつ鉄道まつり2012 in 塩浜」は、塩浜検修車庫で開催して今年で10周年を迎える近鉄のファン感謝イベント。毎年好評の制服・制帽着用での写真撮影をはじめ、車両との綱引き、車両床下探検、クラブツーリズム専用列車「かぎろひ」の展示、バスに自由に絵が描ける「お絵かきバス」(27日のみ、小学生以下)、「10周年大感謝★抽選会」といったイベントが計画されている。他にも近鉄沿線のご当地グルメの販売、ゆるキャラ大集合などの催しも用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日株式会社よつば鑑定東京事務所は、不動産の内覧時にスマートフォンが案内をしながら同時に診断も行う新サービス「内覧ナビ」を4月6日より開始すると発表した。サービス開始を記念してポイント進呈を行うキャンペーンも実施する。住宅用不動産のグレード・リスク・防犯の3つの診断がオンラインで一度に行える不動産良否診断システム「カンテイくん」を展開してきた同社は、4月より新サービス「内覧ナビ」を開始する。内覧現場でスマートフォンに表示される画面の質問どおりに進むだけで、チェックするべき箇所をナビしながら、同時に不動産の診断も行われるという。不動産の内覧は、気になる販売物件があっても、何度もできるものではないのが一般的。しかし「内覧ナビ」を活用すれば、チェックすべき箇所や順番、見逃しがちな項目も一度で効率的に確認することが可能とのこと。また、「内覧ナビ」の開始を記念してポイント進呈キャンペーンを4月6日15時より開始する。新規会員登録をした先着30名に限り診断1回分の500ポイントがプレゼントされるとのこと。会員登録は無料。登録はカンテイくんPCサイトから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月07日日本年金機構が、保険料の納付実績などを記載した「ねんきん定期便」事業に関して、12年度にもインターネットと郵送の選択制にするとのこと、日本経済新聞が報じている。個人はパソコンで記録の確認可能に、ムダな経費減にもいまは年金加入者全員に対し毎年定期便を郵送しているが、希望によりネットで年金の記録確認をしてもらう形にするもので、いつでもパソコンで記録の確認ができるため利便性が良くなるだけでなく、郵送費や手間が減るためコスト削減につながるという。年金特別会計の事業仕分けでも、「できるだけ早期にネット移行し、予算を削減する」と判定され、3割程度の圧縮をすべきとされていたことも背景にはある。厚労省所管である年金は、もともと社会保険庁時代のムダ遣いで、ただでさえ年金財政が圧縮されている中、これまで行っていなかった毎年の記録通知を行うことが税金の新たなムダ遣いになることを、なぜ気付かないのか、また対処の工夫をしてこなかったのだろうか。この辺りの感覚は理解に苦しむところだ。
2010年11月04日