17歳の美少女マッケンジー・フォイにキーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンらが豪華競演を果たす、ディズニーの『くるみ割り人形と秘密の王国』。これまでのディズニー実写映画では、シンデレラやアリス、ベルなど、数々のプリンセスたちが活躍してきた。今年の秋、壮大な物語の扉を開けようとしているのは、新たなるヒロイン、クララという1人の少女だ。『美女と野獣』のディズニーが、超一流のスタッフ&キャストを結集して贈る本作。これまでのディズニー実写映画に登場してきた歴代のヒロインたちは、自分に自信が持てず、人生を模索していたり、辛い出来事があったりする中でも、ひたむきに努力し、困難に立ち向かい、“自らの力”で運命を切り開いてきた。そうした美しさだけにとどまらない彼女たちの勇敢な姿が、世界中の女性に勇気を与えてきたのだ。▼『シンデレラ』のエラ/リリー・ジェームズ(2015年)世界中の誰もが知るプリンセス、シンデレラ。物語の主人公・エラは幼くして母を亡くし、その後、父親も亡くしてしまったことから、継母とその娘たちのいる家で暮らすことになる。灰をつけたままの姿を見た義理の姉たちから“灰まみれのエラ=シンデレラ”と呼ばれ、大笑いされても、母が教えてくれた「勇気と優しさを忘れないで」という言葉を常に忘れなかったエラ。そんな彼女の前にフェアリー・ゴッドマザーが現れたことをきっかけに、王子に会うため、勇気を振り絞って、継母たちがいる舞踏会に向かうことを決める。鮮やかなブルーのドレスを身に纏い、舞踏会の会場にいた全員が彼女の美しさに目を奪われるシーンは、世界中を感動に包み込んだ。シンデレラを演じたのは、当時、海外ドラマ「ダウントン・アビー」に出演する新進女優だったリリー・ジェームズ。彼女がシンデレラという大役を演じたことで一躍脚光を浴び、人気女優として成長していく姿は、リアルなシンデレラストーリーを歩んでいると話題を呼んだ。▼『美女と野獣』ベル/エマ・ワトソン(2017年)ディズニー・アニメーション不朽の名作『美女と野獣』の実写化。主人公のベルは、聡明で心優しく、勇敢な魂を秘めた美しい女性。読書や空想な好きなことから、村の住人からは「変わっている」と言われており、周りから本当の自分が受け入れられないことに“孤独”を感じていた。そんなベルは父がさらわれたことをきっかけに、城に住む魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった王子と出会ったことによって、“ありのまま”の姿でいることの大切さを知る。彼女は、父親の代わりに自分が城に閉じこもることを決めたり、野獣に心を開いて会話しようとしたり、自ら物事を動かそうとする積極的な女性だ。ただ待っているだけのヒロインではなく、自ら運命を切り開いていくという新しいヒロイン像は“女性が憧れる”プリンセスとして大人気に。まさに、『ハリー・ポッター』シリーズで知られたエマ・ワトソン自身とも重なるヒロインとなった。▼『くるみ割り人形と秘密の王国』のクララ/マッケンジー・フォイ(2018年)新たなディズニーのプリンセスは、まだあどけなさの残るクララという少女。愛する母親を亡くし、その悲しみで心を閉ざしていた。そんな彼女がクリスマス・イヴの夜に“くるみ割り人形”に導かれるように迷い込んだのは、「花の国」「雪の国」「お菓子の国」「第4の国」からなる秘密の王国。その国で、クララはやがて“第4の国”の反乱によって起こった戦いに巻き込まれていく。全ては、亡き母がこの目を奪うほどに美しい世界に隠した<真実>を探す、驚くべき冒険の始まりだった――。クララを演じるのは、何百人という候補から見事、大抜擢となったマッケンジー・フォイ。彼女は『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』や『インターステラー』などで活躍しており、現在17歳ながらも、その透明感溢れる美しさとオーラで、日本をはじめ、世界中のファンを魅了している。「くるみ割り人形のマッケンジーちゃん、本当に綺麗」「マッケンジーちゃんがすごい大人になってる!」とSNSでは“マッケンジーちゃん”との愛称で呼ばれ、その成長ぶりに感嘆の声が続出。今後も、新たなハリウッド女優のアイコンとして活躍すること間違いなし。豪華で華やかなドレスに身を包んだ、マッケンジー演じるクララが、秘密の王国で繰り広げる物語に要注目だ。『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年10月06日ディズニーが贈る究極のプレミアム・ファンタジー『くるみ割り人形と秘密の王国』。この度、キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンら豪華俳優陣が出演することで話題の本作から、本予告編とメインビジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。チャイコフスキーの名曲の数々が全面を彩る本作。到着した予告編では、誰もが一度は耳にしたことのある「行進曲」からスタート。マッケンジー・フォイ演じるクララが、何かに導かれるように4つの国からなる誰も知らない秘密の王国に迷い込む様子が描かれる。初めてその全容が明らかになる「花の国」、「お菓子の国」を含む、謎に包まれていた4つの国の美しすぎる映像世界が映し出される本映像。重厚な宮殿、雪と氷に支配され、美しく輝く幻想的な雰囲気が漂う「雪の国」。春の暖かさを感じさせ、色とりどりの花々に囲まれた華やかな「花の国」。全てがお菓子でできているわくわくの夢の世界「お菓子の国」。そして3つの国とは明らかに違う、悲しみと恐怖を感じさせる奇妙な世界「第4の国」――。本作の豪華で美しい世界と華やかな衣装が楽しめる。クララ役を何百人という候補から見事勝ち取ったマッケンジーは、早くも世界中の観客を魅了。プロデューサーのマーク・ゴードンは、彼女について「すべてのものが揃っていた」と語っており、「観客が親しみを感じやすく、またとても美しい。それと同時に演技は驚異的に素晴らしくまたリアルな人なんだ。本当に素晴らしい人を見つけることができたと思うよ」とコメント。また新たなプリンセス、クララについては「自分が何者で、人生で何を求めているのか、どうすれば自分自身でいることを居心地よく感じられるようになるかを見つけるために、していろいろ経験する必要があるんだよ。彼女は、自分の道を見つけるために、旅に出かけないといけないんだ」と述べている。『くるみ割り人形と秘密の王国』は11月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年09月26日「ER緊急救命室」で1994年から1997年のシーズン1からシーズン3まで、看護師のウェンディ・ゴールドマン役を演じたヴァネッサ・マルケスが、木曜日(現地時間)に警察によって銃殺されたことが明らかになった。享年49。「TMZ.com」などが伝えた。木曜日の午後、ヴァネッサの状態を心配した家主が通報し警察官が駆け付けたところ、ヴァネッサは銃とみられるものを持って武装し、非常に攻撃的になっていたという。警察側はヴァネッサの胴体に少なくとも1回発砲。その後ヴァネッサは病院に搬送されたが、息を引き取った。警察当局によれば、ヴァネッサは摂食障害の一種を患い、メンタルヘルスにも問題を抱えており、ヴァネッサ宅に到着したときは何らかの発作を起こしていたとも。現場には精神科医も同行していたとのことだが、ヴァネッサは医師の指示に従わず、警察官に銃を突きつけたことから警察官も発砲せざるを得なかったようだ。しかし、後にヴァネッサが持っていた銃はBBガン(エアガン)だったことが発覚している。ヴァネッサは生前、セリアック病、肺塞栓症、骨粗しょう症、てんかんなどのさまざまな病気と闘っていることをSNSで明らかにしていた。「ER」以降、目立った出演作がないヴァネッサだが、その原因は「ER」の撮影現場で受けたセクハラ被害を訴えたところ、共演者のジョージ・クルーニーのせいで「(ハリウッドの)ブラックリストに載せられたから」と昨年SNSでジョージを批判。「ER」からの降板もジョージのせいだと思っていたようだが、ジョージはこれを否定した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ER 緊急救命室 [海外TVドラマ]
2018年09月01日過去の不適切なツイートが原因で、ジェームズ・ガン監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目をクビになってからまもなく1か月が経とうとしている。これまでに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの主要キャストや俳優仲間、ファンたちが、ガン監督の復帰を求めてサポートレターの公開や署名活動を行ってきた。また、マーベルもディズニーとの話し合いでガン監督の再起用をプッシュしたと報じられたが、いまだ動きがない。この状況に対する心境を、主役のピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラットが「AP通信」とのインタビューで語った。「ツラい時期だよ。ジェームズのことは大好きだし、ぼくらの大切な友人だからね。それだけじゃなくて、ぼくらは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で演じることも大好き。本当に複雑な状況さ。みんな、前進したいと思ってる。正しいことをして、できる限り正しい人でありたいんだ」。ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ブラッドリー・クーパーらと連名で発表したサポートレターについては、「みんなの時間、思い、努力が詰まってるよ。絶対に言わなきゃってことを書いた。ぼくらがどんな風に感じているかをクリアに、正直にね」と述べた。新監督が就任か、ガン監督の再起用となるか…。ディズニーの発表が待たれる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2018年08月16日先月、ディズニーに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』(仮題、以下『GotG3』)から解雇されたジェームズ・ガン監督。同作に再雇用される可能性は低いとみられていたが、強力な助っ人が現れた。「Deadline」によればガン監督の再雇用をめぐり、マーベル・スタジオとディズニーが話し合いを持ったという。『GotG3』の主要キャストは総勢でガン監督を支持する長文レターを公開し、ファンたちはオンライン上でガン監督の復帰を求める署名活動を行い、セルマ・ブレアやカート・ラッセルなどの俳優仲間も彼を擁護してきた。世間の声にも耳を傾け、マーベルは、ガン監督を元のポジションの戻すことが得策であるとディズニーに訴えかけたそうだ。ガン監督を再雇用するのは、実際に『GotG3』の製作をスムーズに進めるためには一番手っ取り早い。同シリーズで主要キャストの1人ドラックス役を演じてきたデイヴ・バウティスタは「ガン監督じゃなきゃ俺は降りるから、ほかの俳優を雇ってくれ」とまで言っているし、主演のクリス・プラットは別の主演作『Cowboy Ninja Viking』(原題)の脚本の大幅な書き直しでスケジュール変更が強いられ、『GotG3』に充てられる時間が限られている。ガン監督が『GotG3』を監督するなら、こういった問題はすべてクリアになる。果たしてディズニーは思い直すのだろうか?近日中に答えが明らかになるだろう。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年08月10日ジェームズ・ガン監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目からを解雇されてから約10日が経ち、主要キャストが連名でガン監督へのサポートレターを公開した。手紙にはクリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル、マイケル・ルーカー、ポム・クレメンティフ、そしてガン監督の弟のショーン・ガンのキャスト9名の署名入りだ。内容は「先週、ジェームズ・ガン監督が突然解雇されたことにとてもショックを受けました。ぼくらの気持ちを示すため、考え、祈り、聞き、議論しあい、あえてこの10日間待っていたのです」と始まり、「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに出演したことは、キャストそれぞれが人生で光栄だと思えることです。こんなときにジェームズへの愛、サポート、感謝を示さずにはいられません」、「友だちであるジェームズと、近いうちにまた一緒に仕事ができることを楽しみにしています」というように、主にキャストがガン監督を支持しているということ、ガン監督に復帰してほしいと願っていることなどが書かれている。主演のクリスはSNSにこの手紙と「ガン監督の数年前の不適切なツイートを支持することはできないけど、彼はすごくイイ人だ。個人的に、ガン監督には3作目に戻ってきてほしい。みんなにぼくたちキャストがサインした手紙を読んでもらえたらと思う」というコメントを掲載した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年07月31日ジェームズ・ガン監督が、製作総指揮・脚本を担当する予定だったAmazonのオリジナルドラマ「Starsky and Hutch」(原題)の製作が中止となった。Amazonが「Yahoo! Finance」に明かした。ガン監督といえば先日、過去の不適切なツイートにより『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』(仮題)から解雇されてしまった身。このタイミングで「Starsky and Hutch」が製作中止になったのは解雇事件の影響かと思われたが、Amazonは「数か月前に決まっていた」と関連性を否定している。「何か月も前に、この作品の製作を見送ることに決まったんです。特に発表することは何もありません。製作が実現しなかったほかの作品と同じです」。「Starsky and Hutch」は、1975年から4シーズンに渡ってアメリカで放送された同名刑事ドラマのリブート版として製作予定だった。日本でも「刑事スタスキー&ハッチ」の邦題で70年代後半に放送された。リブート版の脚本に起用されたガン監督は、「『刑事スタスキー&ハッチ』は子どもの頃にぼくが初めて観た大人向けのドラマだったんだ。大好きだった」「世界で最も信頼している2人の脚本家と組むよ。弟のブライアン・ガンといとこのマーク・ガンだ」と意気込みを語っていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年07月25日過去のツイートが原因で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(以下、『GotG』)シリーズ第3弾からクビになってしまったジェームズ・ガン。ファンたちが署名活動でディズニーとマーベルにガン監督の復帰を訴える中、『GotG』のキャストたちが現在の心境をツイートした。この事件にいち早く反応したのはドラックス役のデイヴ・バウティスタだった。ガン監督の人柄を「愛情にあふれ、思いやりがあり、優しい人」と称え、「人や動物に対してとても紳士的かつ親切に接し、いたわる人」とも。「彼は過ちを犯したかもしれないけど、誰だってそんなことはある。彼にいま起きていることに、俺は大丈夫とは言えない」とツイート。ガモーラ役のゾーイ・サルダナはガン監督の名前は出さずとも「大変な週末だった」と振り返り、「みんなに知っておいてほしいのは、私は『GotG』のメンバーみんなを愛しているっていうこと。これからもね」。ピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラットは、新約聖書の1節である「愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである」をツイートした。ガン監督の弟で『GotG』でクラリガン役を演じているショーン・ガンも連続投稿しており、女優のセルマ・ブレアもガン監督を擁護するツイートを投稿している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年07月24日日本のロボットアニメ「機動戦士ガンダム」が、ハリウッドで実写映画化されることが明らかになった。『パシフィック・リム』シリーズや『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などを手掛けてきたレジェンダリー・ピクチャーズが、ロサンゼルスで開催されている「アニメ・エキスポ」で発表した。「機動戦士ガンダム」の製作会社サンライズと共同製作するという。レジェンダリー・ピクチャーズの最新作はドウェイン・ジョンソンの『スカイスクレイパー』で、日本では9月に公開が決定している。また、同社は日本発のゲーム「ポケットモンスター」を『Detective Pikachu』(原題)として実写映画化しており、ライアン・レイノルズがピカチュウの声を務める同作は、2019年5月10日全米公開予定となっている。1979年から日本で放映された「機動戦士ガンダム」は、約40年にわたり世界中で熱狂的ファンを獲得してきた。『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督にインスピレーションを与え、続く『パシフィック・リム:アップライジング』では監督の座をスティーヴン・S・デナイトにバトンタッチしたものの、ガンダムがカメオ出演を果たした。そして、スティーヴン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』にもガンダムが登場している。実写版「機動戦士ガンダム」の製作時期、公開日、監督、キャストなどは不明。(Hiromi Kaku)
2018年07月06日先日、8人の女性からセクハラを告発され、「決して、意図的にやったわけではありません」と否定しながらも「嫌な思いをされた方、失礼な扱いを受けたと思われた方に謝罪します」と謝罪したモーガン・フリーマンが、2回目の声明文を発表した。「とてもショックなことです。私の80年間の人生が、木曜日のメディアの報道によって一瞬にして崩れていく危機に瀕しています」との嘆きから始まった声明文。「暴行や迷惑行為を受けた被害者は、声を上げる権利があります。しかし、そういった恐ろしい事件と、ちょっと間違った褒め言葉やユーモアを同じものにしてしまうのはよくない」と持論を展開。自分は喜んでほしい、打ち解けてほしいという思いから女性にジョークを言ったり褒めたりしていたが、それは気軽なもの、ユーモラスなものだったと主張している。そのうえで、先日は「そういった意図が伝わっていなかったことが明らかになった」として、その点を認めて謝罪したのだという。しかし、モーガンは続ける。「これははっきりと言いたいのです。私は不安を感じさせるような仕事環境は作っていない、と。私は女性にセクハラをしたことはありません。セックスの見返りに雇用や昇進のオファーをしたこともありません。私がそのようなことをしたとという指摘は完全に間違っています」と完全否定した。(Hiromi Kaku)
2018年05月28日モーガン・フリーマン(80)が8人の女性からセクハラ行為を訴えられ、謝罪した。「CNN」によれば、被害者女性8人を含む16人が、モーガンのセクハラ発言や過剰な身体的接触について証言しているという。具体例としては、2012年、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』の撮影現場でモーガンが女性の身体に関するセクシャルなコメントばかりしてくるので、女性たちの間では「胸が目立つようなトップスは着ないこと、お尻が目立つようなボトムスは履かないこと、つまり、身体にフィットするような服は避けよう」との暗黙の了解があったことが挙げられている。また、モーガンが過去に妊娠6ヶ月の記者からインタビューを受けた際も、卑猥なセクハラコメントを放ったことも報じられている。これを受け、モーガンは「私を知っている人、私と働いたことがある人ならわかってくれると思いますが、私は意図的に人に不快な思いをさせたり、故意に不安にさせるようなことはしません」と声明を発表。「嫌な思いをされた方、失礼な扱いを受けたと思われた方に謝罪します。決して、意図してやったわけではありません」と謝罪した。モーガンは今年1月に、全米映画俳優組合賞(SAG)授賞式にて生涯功労賞を受賞したが、SAGはこのセクハラ報道を受けて「見直し」を行っており、モーガンから賞をはく奪する可能性も示唆している。(Hiromi Kaku)
2018年05月25日4月20日公開の映画『いぬやしき』の新宿プレミアムイベントが11日、東京・新宿 歌舞伎町のシネシティ広場で行われ、主演の木梨憲武をはじめ、佐藤健、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、佐藤信介監督が出席した。累計発行部数2,000万部を突破した人気漫画『GANTZ』の原作者・奥浩哉が新たな世界観を描いて大反響を呼んでいる大ヒット漫画『いぬやしき』を、佐藤信介監督の手によって実写映画化された本作。人を超越する力を手に入れた冴えない初老の犬屋敷壱郎と、犬屋敷と同じ力を手に入れた高校生・獅子神皓の対決を描く。主人公の犬屋敷は、16年ぶりの映画主演となった木梨憲武、その木梨と対峙する獅子神皓役の佐藤健が初めての悪役を熱演している。本作の舞台となった新宿でのイベントに、主演の木梨らが勢揃い。原作を知らなかったという木梨は「自分の子どもたちが『えっ? 嘘でしょ? パパ「いぬやしき」やるの?』ということで、そこからスタートして漫画に引き込まれ、犬屋敷さんをこの年代でやれて良かったと思っています。全国のジジイ選抜に選ばれたような気持ちで今回取り組みました」とやり切った様子。そんな木梨に対して佐藤は「ものすごくナチュラルでビックリしました。お笑いの要素を出してこられるのかと思ったら一切なく、何十年も俳優をしていますという方の佇まいですごかったですね。モーガン・フリーマンだと思いました」と絶賛。佐藤監督も「本当に色んな名優に見えて、ある時はモーガン・フリーマン、ある時は北島三郎さんと色んな方に見えました。老けた役で実際の木梨さんは老けていませんが、老け役が渋くて、この作品ではずっと役者をやられている感じでしたね」と褒め称えていた。木梨扮する犬屋敷と対峙する佐藤は、オファーされる前から原作の大ファンだったという。「獅子神皓というキャラクターに魅力を感じていたんですが、年齢が高校生だったので、実写化を仮にされても自分ではないだろうなと。お話をいただいた時に『本当で僕で良いんですか?』と聞きました。実際に28歳なものですから、獅子神はロボットになって一気に悟って10年老けたんです。そういう解釈で見ていただけたらうれしいですね(笑)」と苦笑い。そんな佐藤について同級生役の二階堂は「やっぱり高校生に見えましたよ。よーいスタートとなると役者さんはすごいですよね。素晴らしかったです」と称賛し、佐藤から「ありがとうございます。二階堂さんも高校生ですからね。制服はお似合いでした」と皮肉られるも「健先輩よりはyoungerなので、いけるところがありました。自信をもって行こうと思います」と胸を張った。映画『いぬやしき』は、4月20日より全国公開。
2018年03月12日機動戦士ガンダムのVRアクティビティ「機動戦士ガンダム 戦場の絆」VRプロトタイプ版が誕生。全国のゲームセンターで人気を集めるゲームがVR版となり、国内最大級のVR施設「VR ゾーン 新宿(VR ZONE SHINJUKU)」にて、2017年11月10日(金)から2018年1月9日(火)まで期間限定で展開される。「機動戦士ガンダム 戦場の絆」VRプロトタイプ版とは?「機動戦士ガンダム 戦場の絆」VRプロトタイプ版は、4対4のチーム戦型アクティビティ。ガンダム率いる地球連邦軍とザク率いるジオン公国軍に分かれ攻防戦を行う。目玉となるのは、コックピットに乗り本物のモビルスーツを操縦して戦闘体験できること。連動する可動筐体、振動、サウンドなどディテールまでも再現したコクピットで、ガンダムの世界観をリアルに楽しむことができる。遊び方地球連邦軍とジオン公国軍に分かれたら、出撃前に作戦テーブルで仲間と戦略を考える。その後、コクピットに乗り本物のモビルスーツを操縦し、戦闘開始。視界にはリアルな宇宙空間が広がり、その中をモビルスーツで縦横無尽に動き回ることが可能だ。連邦軍の戦艦が目標地点に到達できれば、連邦軍の勝利。途中で撃破されるとジオン軍の勝利となる。戦闘終了後は、ライブモニターで直前の戦闘リプレイを鑑賞可能。自分の活躍やチームメンバーの動きを見ながら楽しく振り返ることができる。【詳細】「機動戦士ガンダム 戦場の絆」VRプロトタイプ版実施期間:2017年11月10日(金)~2018年1月9日(火)使用チケット:「1day4チケット」いずれのカラーチケットでも体験可能。体験人数:最大8名所要時間:20分(ブリーフィング時間含む)対象年齢:13歳以上会場:VR ゾーン 新宿(VR ZONE SHINJUKU)住所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1注:「VRプロトタイプ版」は、製品版と大きく仕様が異なる。現時点では製品化未定。
2017年10月21日「クリミナル・マインド」のシーズン11で降板したデレク・モーガン役のシェマー・ムーアが、シーズン13の第5話に登場するという。米放送局の「CBS」が公式ページで発表した。現地での放送日は今月25日。シェマーはシーズン12の最終話にもゲスト出演していた。同作では、シェマー演じるモーガンと、カーステン・ヴァングスネス演じるペネロープ・ガルシアの仲良しぶりがファンに人気だった。今回は窮地に陥ったガルシアをサポートするためにモーガンが駆けつけるようだ。モーガンがガルシアを「ベイビー・ガール」と呼ぶ姿もまた見られるに違いない。シェマーは2005年から2016年までFBI捜査官モーガンとして252話に出演する主要キャストであったが、さらなるキャリアを追い求めて卒業を決意。長年仕事を共にしてきたキャストやスタッフとは関係も良好で、「シーズン全話とか、永遠に出演するなんてのは無理かもしれないけど、機会があれば戻ってくるから!」とゲストとしてカムバックすることに前向きだった。俳優としてステップアップするためにシェマーが次作に選んだ「S.W.A.T.」(原題)は、「クリミナル・マインド」と同じく「CBS」で11月2日(現地時間)から放送開始となる。(Hiromi Kaku)
2017年10月13日ジョン・ドーヴ & モーリー・ホワイト(John Dove & Molly White)による日本初の個展「センシビリティ アンド ワンダー(SENSIBILITY AND WONDER)」が8月25日から11月9日まで、東京・渋谷のディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて開催される。ジョン・ドーヴ & モーリー・ホワイトは、1964年にジョン・ドーヴ(John Dove)とテキスタイルデザイナーのモーリー・ホワイト(Molly White)がイギリス・ロンドンで結成したアートユニット。1970年代に巻き起こったパンクムーブメントの提唱者といわれるヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)とマルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)に絶大な影響を与えた人物としても知られる。当時、ジョン・ドーヴとモーリー・ホワイトが「ワンダー ワークショップ(WONDER WORKSHOP)」名義で制作したフルグラフィックのプリントTシャツやジャケットは、イギー・ポップ(Iggy Pop)、シド・ヴィシャス (Sid Vicious)、ミック・ジャガー(Mick Jagger)、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)といった1970年代を象徴するミュージシャンが愛用し、現在はそのほとんどが世界各国の美術館やギャラリーに展示収蔵されている。今回の展覧会では、2人が歩んできた時代、彼らが同時期に過ごしたミュージシャンやアーティスト、当時の出来事などを振り返りながら、1960年代から70年代に生まれた現代アートやファッションの手法、アイデアソースを、スクリーンプリントやコラージュ、映像を通して遡る。そして、70歳を超えてもなお、現役で活動を続ける2人の通底にある、“今”を感じる感性、現状に対する反抗心やユーモアを見つめ、ストリートファッションとパンクの起源を探っていく。会場では、展示作品・関連商品の販売が行われる他、会期中の8月26日16時から18時にはサイン会の開催も予定されている。【展覧会情報】「SENSIBILITY AND WONDER」会期:8月25日~11月9日会場:DIESEL ART GALLERY(DIESEL SHIBUYA内)住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F時間:11:30~21:00休館日:不定休入場無料
2017年08月07日リアルカラーシューティングイベント「カラーガン」が鎌倉市腰越海岸にて2017年8月11日(金)から13日(日)まで開催される。「カラーガン」は、水鉄砲で特殊なカラーインクを撃ち合うカラーシューティングイベント。参加者は白いTシャツを着用し、カラーインクの入った水鉄砲を装備。相手チームのTシャツや陣地をどれだけ自チームの色に染めることができたかを競い合う。一昨年開催された時には、発表から僅か3日でチケットが完売した大人気のイベントだ。カラーガンで撃ち合うのは今回のイベントの為に開発された特殊なカラーインク。環境にも口に含んでも害のない素材なので安心して撃ち合いを楽しむことが出来る。今回のカラーガンの会場は、江の島の海岸。”色まみれ”になった後は海で遊ぶことも、会場でバーベキューを楽しむことも可能だ。また、カラーガン会場横には子供が安心して遊べる水鉄砲遊びエリアを整備。家族でイベントを楽しんでみてはいかがだろうか。【詳細】カラーガン in 鎌倉市腰越海岸会場:神奈川県鎌倉市腰越海岸「GLAMPING@BEACH. powered by asoview!」内 アソビューイベントスペース期間:2017年8月11日(金)~13日(日)※雨天決行、荒天中止の可能性有時間:10:00~17:00参加費:4,800円(税込)※Tシャツ・タオル・水鉄砲のレンタル含む、BBQ等費用別途チケット予約先:備考:着替えの準備必須・衣服に色が移る可能性有
2017年07月23日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという3人のアカデミー賞俳優が夢の共演を果たす『ジーサンズ はじめての強盗』。このほど、彼らハリウッドのレジェンドたちがそろって登場する本作のプロモーション映像が到着した。年金打ち切りというかたちで、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態となったジーサン3人組、ウィリー、ジョー、アル。彼らがどん底から這い上がるため、思いついたのは、なんと銀行強盗だった!?80歳オーバーのジーサンたちが、生まれて初めて真面目な生き方を捨て、命がけの大勝負に出る痛快コメディとなる本作。ウィリー役を務めるのは、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、数々の作品で活躍するモーガン・フリーマン。ジョーを演じるのは、『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞に輝き、『ダークナイト』シリーズや『キングスマン』などでも知られるマイケル・ケイン。そしてアル役には、『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー賞を受賞、ベン・アフレック監督の『アルゴ』でもノミネートされたアラン・アーキン。家族との生活のためなら怖いものなどない!とばかりに銀行強盗に挑んでいく、彼らジーサンズ…だが、今回届いた映像では、ウィリー、ジョー、アルを演じるモーガン、マイケル、アランは、どうやらSNSが苦手な様子…?映像には、本作を見た観客たちにSNSでの口コミのお願いをする様子が収められている。しょっぱなからアランが、「ソーシャブル・メディアやガーグルに投稿してください」と言い間違えると、それを言うなら「ソーシャル・メディアだ」「グーグルだ」と2人からWツッコミ。だが、それを指摘したモーガンも「ツイットも忘れずに」とドヤ顔で言い間違い。役柄と同じく、一番しっかり者のマイケルに「ツイッターだ」と正される一幕も。「いまの説明でわからないなら老人だな」と自虐混じりにコメントするアランにも、思わず笑みがこぼれてしまう。ジーサンズたちの一生懸命な告知がどこかカワイイ映像を、ぜひ確かめてみて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月13日突然の年金打ち切りにより絶望にくれた平均年齢80歳以上のジーサンたちが、どん底から這い上がるため、生まれて初めて銀行強盗という命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。本作に登場するのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという全員アカデミー賞俳優のレジェンドたち。そんな中、彼らが銀行強盗の“予行演習”に挑む本編シーンがシネマカフェに到着した。年金が突然打ち切られ、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくされたジーサンたち、ウィリー、ジョー、アル。 彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった!?平均年齢80オーバーのジーサンズが銀行強盗をするなんて、どう考えてもひと筋縄ではいかなそう。何事も基礎が大切、とばかりに、彼らは“強盗のリハーサル”を行うことに。今回到着したのは、そんなジーサンたちが銀行強盗の予行練習として行った万引きがバレ、命からがら逃亡するシーンの本編映像。銀行を襲う前に、予行演習としてスーパーで万引きを目論むジーサンズ。真面目に働き、つつましい生活を送ってきた彼らの“初万引き”は、商品は落とすわ、監視カメラにもハッキリと映るわで、モロバレ状態。コミカルな行動が満載のこのシーンについて、ウィリー役のフリーマンは「いちばん大変だったのは、ズボンの中にローストポークを隠そうとしたときだな。あと、シャツの中に卵を1ダース隠して駐車場を走り回るというのもあったな」と、楽しそうにふり返って語る。しかし、逃走のため、車で待たせていたはずのアル(アラン・アーキン)がいつの間にかいなくなり、警備員に追い詰められたジョーはとっさに老婆から電動車いすを奪い、車道へ!“盗んだバイク(!?)で走り出した”ジョー役のケインは、このシーンについて「あれは古典的でちょっとスローなカーチェイスさ」と笑う。電動車いすの前カゴにすっぽりとはまり、“ET”さながらのフリーマンはすっかりその場所がお気に入りになってしまったよう。「モーガンはほぼ1日中、あのカゴの中で過ごしていました」 と明かすのはザック・ブラフ監督だ。「撮影の合い間、トレーラーに引っ込む人は誰もいませんでしたよ。マイケルは車のスタントもかなりの部分を自分でこなしました。交通量のある通りでカートを操縦し、目の前に割り込んできたバスをかわしたり。あのシーンの4分の3ぐらいはスタントが必要だったんですが、彼らはその大部分を自分でやりました。3人ともやる気満々だったな」と、撮影時の3人をふり返っている。まずは手始めに万引きに挑戦してみたジーサンズ。80歳の“ミッション:インポッシブル”は“ワイスピ”ばりのチェイスシーンへ!?その華麗なる(?)逃亡劇を、映像でチェックしてみて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月03日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという全員オスカー俳優の3人が、年金ストップに奮起し命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。このほど、本作に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの発明家“ドク”ことクリストファー・ロイドが出演、そのあまりのボケっぷりにジーサンズもドン引きしていることが分かった。突然の年金打ち切りというかたちで、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態のジーサン3人組、ウィリー、ジョー、アル。彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗! 80歳オーバーのジーサンたちが、どん底から這い上がるため、生まれて初めて真面目な生き方を捨てることを決意し、すべてを失うかもしれない命がけの大勝負に出る!北米では、公開4週目も『ワイルド・スピード ICE BREAK』『美女と野獣』など超大作とともにトップ10入りを果たすなど、“ジーサンズ”だけにまさに息の長い興行を続けている。体の不調が気になる実直なウィリー役のフリーマン、冷静沈着な知能派のジョー役ケイン、心配症で気難しいアル役アーキンと、ハリウッドのレジェンドたちが夢の豪華共演を果たしているなか、レジェンドたちの脇を固めるのも実力派の俳優陣たちばかり。まず、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでタイムマシンを研究する奇天烈な発明家ドクを演じたロイドは、本作ではウィリー、ジョー、アルの3人から「あれはちょっと…」と思われてしまうほどのボケっぷりを見せるジーサン、ミルトン役に。彼は、ウィリー、ジョー、アルが所属する老人クラブの仲間。ぼーっとしたり、何かと間違えたり、つじつまが合わなかったり、耳も聞こえているのか、いないのか…。おそらく、“仕切り役”としては最もふさわしくないキャラクターを、ロイドはユーモアたっぷりに演じている。ボケを連発しながらも、どこか威厳が漂う役柄について、ロイドは「ミルトンは気のいいじいさんなんですよ。自分が何をやっているのかすぐに分からなくなるし、間違いばかりする。その上、少し耳も聞こえなくて…。でも、老人クラブでは物事をコントロールしたり、まとめたりする権限を与えられています」と、自ら説明。「それをミルトンはとても誇りに思っているんです。彼は、みんなが規則・決まり事を守り、スケジュールを乱さないように、自分なりに努力する。それが彼の役割なんです。私はこの役がとても気に入っていたし、どう演じるかのチャレンジを大いに楽しみました」と語っている。ザック・ブラフ監督はロイドに特に決まった演出はつけず、自由に演じるように話したという。アドリブとは思えない、ロイドの軽妙でユニークな姿は要チェックだ。また、“モテ”ジーサン、アルのロマンスのお相手!?陽気で情熱的なアニーには、『愛の狩人』『Tommy/トミー』で2度アカデミー賞にノミネートされたアン=マーグレット、ジョー最愛の孫娘でキュートで冷静なブルックリンには、ブラフ監督の『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』のジョーイ・キング、ジーサンズに初めての銀行強盗のイロハを教え込む男には『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・オーティス、闇の世界に精通する(?)あやしいハッパを扱う元娘婿・マーフィーには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『SPY/スパイ』のピーター・セラフィノウィッツ、やけに勘が鋭いスーパーの店長には「サタデーナイトライブ」のキーナン・トンプソン、そして銀行強盗の真実に迫るFBI捜査官ハマーにはマット・ディロンと、芸達者な個性派がずらり。レジェンドの“ジーサンズ”を盛り上げている。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月03日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンというアカデミー賞俳優が命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』(原題:『Going in Style』)。全米でも大ヒット中の本作から、“ジーサンズ”によるコミカル、でも必死な予告編と、クールすぎるポスターが解禁された。年金打ち切りというかたちで40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇“状態のジーサンたち、ウィリー、ジョー、アル。平均年齢80歳以上の彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった――!?北米では4月7日に公開されるや、3日間で1,250万ドルという大ヒットスタートをきり、2週目もトップ5入りを果たすなど、大ヒットとなっている本作。体力以外は誰にも負けない最強のジーサンたちを演じたのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという、全員アカデミー賞受賞者であるハリウッドのレジェンドたち。このたび公開された予告編では、銀行強盗に至るまでの3人のジーサンズの様子がコミカルに描かれている。ジョー(ケイン)は住宅ローンの相談に訪れた銀行で、偶然にも銀行強盗に遭遇。社会的弱者に冷酷な銀行から、あざやかな手口で1億7,000万円もの大金をかすめとるさまを間近で見たジョーは、同じく年金打ち切りにあった友人・ウィリー(フリーマン)、アル(アーキン)に「銀行を襲って、俺たちの年金を取り戻すんだ!」と持ちかける。決意を固めた彼らが、“準備運動”と称してはじめての万引きに挑戦する姿や、警備員から電動カートで逃げ惑う様子には思わず笑みがこぼれてしまう。また、そんな姿とは裏腹に、スーツに身を包み銃をぶっ放す超クールな3人の姿は必見だ。また、併せて解禁となったポスターでは、ボストンバッグから札束をのぞかせるジーサンたちの姿が印象的。「最後に輝くのはシルバーだ。」とのコピーにあるように、名優たちがどのようなきらめきを見せるのかは要注目。本作でメガホンをとったザック・ブラフ監督は、「この映画には、ハリウッドの真の名優たちが登場します。私はそれが本当にうれしかった。彼らがコメディやアクションの要素と、ストーリー上でやはり重要な部分である、もっと感動的、情緒的な要素を見事なバランスで演じるのを観客はきっと楽しめると思います」と3人の名優たちについてコメント。「私は彼らが大好きなんですよ。当然ですよね?彼らを見ていると、あのキャラクターたちがいい時代も悪い時代も互いを支え合って生きてきた40年来の親友同士だと心から信じることができるんです」と称賛を贈る。この言葉をうけたフリーマンも、「私たちはとにかく楽しかったので、それがスクリーンを通して感じられるはずです」と自信をにじませている。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日モーガン・フリーマン&マイケル・ケイン&アラン・アーキンという平均年齢80歳以上の3人が、どん底から這い上がるべく大勝負に打って出る痛快コメディ『Going in Style』が、早くも邦題『ジーサンズ はじめての強盗』として6月に日本公開されることが決定した。つつましくも、幸せな老後生活を送っていたウィリー、ジョー、アルの3人。ところがある日、長年勤めていた会社の合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、彼らはある企てを決意。なんとしてでもいままでの生活を取り戻し、愛する家族と仲間たちとの幸せな余生を送り続けられるよう、3人は銀行のお金を奪おうと、大胆で危険な賭けに出るが…。40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された揚げ句、年金は打ち切り、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態となってしまった、おじいさん3人組。そんな彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗!?先週末4月7日より北米公開された本作は、当初の期待値を大きく上回る初日3日間で1,250万ドルという大スタートに。劇場に足を運んだ観客層の90%が35歳以上、特に50歳以上の観客から驚異的な支持を集めているという(Box Office Mojo調べ)。ウィリーを演じたのは、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ショーシャンクの空に』『インビクタス/負けざる者たち』などでも高い評価を得ているモーガン・フリーマン。近ごろ体の不調が気になる、孫にメロメロの実直ジーサンは、アメリカ映画界で最も尊敬される俳優の1人であるモーガンにピッタリ!?また、ジョーを演じるのは、『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞に輝くマイケル・ケイン。『ダークナイト』シリーズの執事アルフレッド役や『キングスマン』のアーサー役でも知られる彼は、本作では銀行強盗を企てる冷静沈着な知能派ジーサンに。さらに、アルを演じるのは、『リトル・ミス・サンシャイン』でのおじいちゃん役が絶賛され、アカデミー賞や英国アカデミー賞を受賞、ベン・アフレック監督の『アルゴ』でもアカデミー賞にノミネートされたアラン・アーキン。サックスプレイヤーであり、心配症で気難しい“モテ”ジーサンに扮する。体力以外は誰にも負けない(?)最強の3人は、いずれもアカデミー賞俳優で、内外から高い支持と尊敬を集めるハリウッドのレジェンドたち。この名優たちが体を張ったアクションで挑むのは、年金、住宅ローン、病気という身近な問題やリタイア後の生活など、現代の社会問題を軽妙に描きつつ、大切な家族や仲間との愛もにも触れた一発逆転ストーリー。「こんな破天荒なジーサンたちに会いたかった!」と元気がもらえること請け合いの痛快コメディを、期待して待っていて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月11日こんにちは、FPライターのyossyです。平成27年の厚生労働省の調査によると、日本人の死亡原因の1位は『悪性新生物(ガン)』。死亡全体の約29%を占めており、年間37万人以上の人がガンによって亡くなったのだそうです。医療保険に加入している人は多いと思いますが、ガンに特化して備える「ガン保険」には加入したほうがいいのでしょうか?今回は、ガン保険のメリットとデメリットをご紹介します。●“ガン保険”は、ガンのリスクに特化した保険そもそも、ガン保険とは何でしょうか?多数の保険商品があり、それぞれ保障内容は異なりますが、当然ガンになるリスクに備えた保険のことです。ガンと診断されたときや、ガンによって入院・手術・通院等をしたとき、死亡したとき、高度障害を負ったとき等に給付金が支払われるという保険ですね。●ガン保険のメリットでは、ガン保険のメリットを見ていきましょう。なんといっても、ガンになった場合の保障が充実しているところですね。ガン保険は、他の医療保険と異なってガンに対象を絞っているぶん、保障額が大きくなっています 。ガンは治療費が高額になりがちなので、経済的に不安であれば、ガン保険を検討したほうがいいでしょう。また、がんを患った場合、手術、放射線治療、抗がん剤治療などで長く入院・通院が必要になるケースも多いでしょう。一般的な医療保険の場合は日数制限等があるケースがほとんど。でも、ガン保険の場合は日数制限なしのケースが多い ので、その点でも安心できます。ガンにまつわるサポートや、再発した場合にも保障が得られるケースも。それぞれの保険商品の保障内容をしっかりチェックしておきたいですね。●ガン保険のデメリットガンに特化しているため、ガン以外の理由によって医療費がかかる場合には保障の対象外になるケースが多いことが、逆にデメリットだと言えるでしょう。また、死亡保障が少ないケースが多い ため、ほかの保険でカバーする必要があることも。「待期期間」といって、契約後3か月はガンと診断されても保障を受けられないケースが多いため、その点にも注意が必要です。これは、軽い自覚症状が現れてからガン保険に加入しようとするのを防ぐためですね。----------ガン保険だけでは幅広く保障を得ることはできませんが、万が一ガンになった際には安心できるというメリットがあります。他の病気についても不安があるのであれば、医療保険もあわせて検討したほうがいいです。自分にとって必要な保障は何かを洗い出し、総合的に検討してみましょう。【参考文献】・『あなたの「生命保険」払いすぎ!』藤井泰輔・著【参考リンク】・生命保険商品 | 知るぽると()・最新がん統計 | 国立がん研究センター()・平成27年(2015)人口動態統計(確定数)の概況 | 厚生労働省()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年03月27日2014年、『バックコーラスの歌姫たち』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したモーガン・ネヴィル監督が、世界的チェロ奏者ヨーヨー・マに密着したドキュメンタリー映画『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』。このほど、先日の本年度グラミー賞にて「最優秀ワールド・ミュージック・アルバム部門」を受賞したヨーヨー・マをはじめとするミュージシャンたちが、あらゆる分断を超えて演奏するシーンがシネマカフェにて解禁となった。世界的チェロ奏者であるヨーヨー・マが、2000年に「音の文化遺産」を世界に発信するために立ち上げた“シルクロード・アンサンブル”。本作は、ヨーヨー・マが音楽で世界を変えようと努めてきた20年に渡る道のりと、交易路で文化を育み続けた伝統楽器とチェロの美しい音色が国境やあらゆる分断を越えた究極のハーモニーを奏でていく。楽器の演奏者だけでなくボーカリストや編曲家、ビジュアルアーティストなど個性豊かなメンバーを有した、総勢50名以上の国際的音楽家集団となる同アンサンブル。シルクロードにゆかりを持つ国々から招集され、異なる文化的・政治的・歴史的バックグラウンドを抱える彼ら。実際、本格的な結成から間もなくの2001年、米同時多発テロ事件によりアンサンブルは存続の危機に立たされたこともあった。しかし、「文化は一過性のものではなく、物事を生かし続け発展させるもの」というヨーヨー・マの強い意志は困難を乗り越え、彼らの最新アルバムは本年度グラミー賞にて「最優秀ワールドミュージック・アルバム賞」を受賞するなど、音楽の力を実証し続けている。そして今回、ヨーヨー・マをはじめイラン出身のケイハン・カルホール、ガリシア地方のバグパイプ奏者クリスティーナ・パト、中国琵琶奏者ウー・マンなど個性豊かなアンサンブルのメンバーが集結した珠玉の演奏シーンが到着!文化の壁や偏見などを乗り越え、西洋楽器のチェロやヴァイオリンに、イランや中国の民族楽器、無数の音とリズムが交響しあい、新たな音楽を創造していく。アンサンブルの活動に新たな風をもたらしたクリスティーナ・パトの力強く官能的なバグパイプパフォーマンスが心を揺さぶり、メンバーが共に旅してきたシルクロードの旅路の風景、楽しげなバックステージの様子も垣間見え、従来のオーケストラのイメージを見事に覆す映像となっている。互いの音楽の伝統を尊重し、それぞれに耳を傾けながら“相互理解”というハーモニーを築いていく彼らの、生き生きとした演奏に耳を傾けてみて。『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』は3月4日(土)よりBunkamura ル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヨーヨー・マと旅するシルクロード 2017年3月4日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C) 2015, Silk Road Project Inc., All Rights Reserved
2017年02月28日ヴィゴ・モーテンセンがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている『はじまりへの旅』。このほど、2月27日(日本時間)に開催される同授賞式を前に、ヴィゴが本作での役作りや魅力についてたっぷりと語る特別映像が解禁となった。本作で、ヴィゴが演じるのは、独特な教育方針のもと現代社会と切り離された森で6人の子どもたちを育てる厳格な父親ベン・キャッシュ。風変わりで個性的な一家は、母親の死を機に、これまで知らなかった世の中に直面し、祖父母たちと関わることに。現代を生きる誰もが共感できると世界中で絶賛を受け、「ヴィゴ・モーテンセンの最高傑作!」(ローリングストーン)など海外メディアも絶賛、数々の映画祭で観客賞をはじめ多くの賞を受賞。2008年公開の『イースタン・プロミス』以来となるアカデミー賞ノミネートとなった。そんな本作から今回到着したのは、主演のヴィゴと、監督・脚本を務めたマット・ロスの貴重なインタビューや本編映像を含む特別映像。ヴィゴは、「ベンは6人の子どもの父親で森にこもって生活している。幼い子たちは森を出たことさえない。ベンが子どもたちに教えたいのは常に自分を見つめ鍛錬すること」とそのキャラクターを説明し、役作りのために「アイダホ州北部で生活し、撮影前に2週間サバイバル生活の訓練をした。火おこしや煮炊きや庭仕事など劇中でも実際にやっている」と明かす。さらに、「この映画は僕にとって特別な作品だ。考えさせられる場面もあり、笑える場面もある。初めて台本を読んだときの僕のように、観客にも笑って泣いて楽しんでほしい」と期待を込めて語っている。また、ロス監督は「現代のアメリカで子どもをどう育てるべきか、親としての私自身の悩みが作品の原点だ」と語り、「ヴィゴは自然と共生する方法を熟知している」とすっかり役に溶け込んだヴィゴを絶賛。そして「常識からかけ離れた一家の暮らしは果たして愚かなのか。それとも愚かしいほど最高なのか?」と、この不思議で温かい、ユニークな家族たちの旅について、観客にメッセージを贈っている。『はじまりへの旅』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりへの旅 2017年4月1日より全国にて公開(C) 2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2017年02月25日ヴィゴ・モーテンセンが主演を務め、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされている『はじまりへの旅』。このほど、ヴィゴ“パパ”が現代社会と切り離された山奥でぶっ飛んだ子育て生活を送る本予告編が解禁となった。ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子どもたちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くに暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子どもたちの体力はアスリート並み。みな6か国語を操り、18歳の長男(ジョージ・マッケイ)は名立たる大学すべてに合格。しかし、入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2,400キロ。コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは果たして、母の願いを叶えることが出来るのか…?本作は、全米で公開されるや、わずか4館での上映から口コミで評判が広がり、600館にまで拡大公開して4か月以上のロングランとなった話題作。主演は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のアラゴルン役で世界的人気を博し、『イースタン・プロミス』でもアカデミーにノミネートされたヴィゴ。彼が演じているのは、独特な教育方針のもと世間と切り離された森で6人の子どもたちを育てる厳格な父親ベン・キャッシュ。風変わりで個性的な一家が、旅先で世の中とのギャップに戸惑いながらも、自分たちらしさを失わずに生きようとする姿には、現代を生きる誰もが共感できると世界中で絶賛。「ヴィゴ・モーテンセンの最高傑作!」(ローリングストーン)と海外メディアも称賛し、数々の映画祭で観客賞をはじめ、多くの賞に輝いている。監督は、米「Variety」誌が選ぶ“2016年に注目の監督10人”に選出された新進気鋭のマット・ロス。第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて監督賞を受賞した。そんな本作から到着した本予告編では、キャッシュ一家が獣を仕留め、大自然で遊び、焚き火のあかりで本を読むシーンから始まる。平和に森で暮らす彼らに「母さんが死んだ」という悲しい知らせが入り、葬儀に出席するため森を出ることに。イマドキの大都会に初めて触れた子どもたちは、ホットドックに驚き、「コーラって?」と戸惑うばかり。そんな子どもの将来を心配する彼らの祖父、そして「本当は普通に暮らしたかった!」という長男をはじめ、カルチャーショックを受け、自分の人生に疑問を感じ始める子どもたち。戸惑いながらぶつかり合い、おかしな家族はどこへ向かおうとしているのか…。コミカルでありながら、人生や自分らしさについて考えさせてくれる、エモーショナルな予告編となっている。『はじまりへの旅』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりへの旅 2017年4月1日より全国にて公開(C) 2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2017年02月11日第89回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセンが喜びを語り、映画が大好きだった亡き母を偲んだ。『はじまりへの旅』で、『イースタン・プロミス』に続いて2度目の主演男優賞候補になったヴィゴは「『はじまりへの旅』が今年のアカデミー賞の候補に含まれ、とてもうれしいです!私たちの映画には心も知性もあります。楽しませ、考えさせ、平等で誠実なコミュニケーションを促す作品です。マット・ロス(監督・脚本)のストーリーを伝えることができて非常に光栄です。いっままで私が携わってきた中でも最高の仕事の1つです」と喜びを語った。そして「映画を愛し、映画について私にいろいろ教えてくれた母がまだ存命で、この瞬間を楽しんでくれていたら、と思います」と付け加えた。アメリカ北西部の森の中で6人の子どもを育てながら、現代社会と隔絶した生活を送ってきた男を描く『はじまりへの旅』は4月1日(土)より日本公開。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月26日ゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞(BAFTA)など、主演男優賞に多数ノミネートされたヴィゴ・モーテンセン主演の『はじまりへの旅』(原題: Captain Fantastic)が、4月1日(土)より日本公開される。このほど、彼が父親となる、人里離れた森で暮らしていた大家族の場面写真が一挙に解禁となった。ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子どもたちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くに暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子どもたちの体力はアスリート並み。みな6か国語を操り、18歳の長男は名立たる大学すべてに合格。しかしある日、入院していた母レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2,400km。アメリカの著名な哲学者にして言語学者チョムスキーのことは知っていても、コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは、果たして母の願いを叶えることができるのか?「普通ってなんですか?」――。文明に触れず、森で暮していたヘンテコ家族が母の死をきっかけに旅に出る、笑いと涙にあふれたロードムービーとなる本作。主演は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のアラゴルン役で知られ、『イースタン・プロミス』でアカデミー主演男優賞にノミネートされた名優ヴィコ・モーテンセン。彼が演じる主人公・ベンは、独特な教育方針のもと世間と切り離された森で6人の子どもたちを育てている厳格な父親。長男ボウドヴァン(ジョージ・マッケイ)は有名大学に軒並み合格、運動神経抜群でも、女子と話すのが大の苦手。赤毛の双子の姉妹、キーラーが得意なのはエスペラント語、ヴェスパーは狩りで家の屋根にも上れるほど。その下のレリアンは、ほかの兄弟と違い森での生活に疑問を持ち、ベンに反発する。さらに好奇心旺盛なサージは、動物の剥製を自作するのが趣味、末っ子のナイはいつも裸でいるのが好きな男の子だ。みな風変わりで個性的なキャラクターばかりだが、旅に出た彼らが世の中とのギャップに戸惑いながらも、自分たちらしさを失わずに生きようとする姿には、現代を生きる人々の共感を呼び、世界中が絶賛。メガホンをとったマット・ロス監督は昨年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞し、全米では4館から600館まで拡大公開され4か月以上のロングランとなった。今回、一挙に解禁となったメイン写真とサブ写真では、父親ベンの熱血指導のもと、人里離れた森で暮しながらアスリート並みの訓練をするシーンや、古典文学や哲学書を読みふける子どもたちの姿、そして、光射す美しい情景の中で親子が手を取り合うシーンなど、一家の絆の強さが見えてくるシーンを切り取っている。1月24日(火)にノミネーションが発表されるアカデミー賞にも、ヴィゴは選ばれるのか、引き続き注目していて。『はじまりへの旅』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日キャリー・マリガンが主演を務め、女性には投票権も親権さえも認められていなかった時代の女性参政権運動を描いた『未来を花束にして』(原題:『Suffragette』)。このほど、その予告編映像が解禁となった。1912年イギリス・ロンドン。24歳のモード・ワッツは、洗濯工場で働く同僚の夫と幼い息子と3人で暮らしていた。ある日、モードは、サフラジェット(女性参政権運動の活動家)である友人の代わりに公聴会で証言をすることになる。それを機に彼女は、WSPU(女性社会政治同盟)のリーダー、エメリン・パンクハーストの演説を聞き、デモにも参加するように。しかし、夫から家を追い出され、息子に会うことまで禁止され、さらに工場長からクビを宣告される…。20世紀初め、ロンドンで先鋭化していた女性参政権運動の活動家、サフラジェットたちを描く、実話を基にした本作。主人公は、洗濯工場で働く若き母親モード。あるとき“別の生き方があるのでは?”と疑問が芽生え、愛する我が子には自分とは異なる人生を歩んでほしいと、行動を起こすべく運動に身を投じていく。そのモードを凛として演じたのは、『17歳の肖像』『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガン。また、女性運動の指導者エメリン・パンクハーストには、オスカー女優メリル・ストリープ、モードの同志のイーディスにはヘレナ・ボナム=カーター。モードの夫には、ベン・ウィショーと豪華キャストが集結。監督はサラ・ガヴロンが務め、脚本は『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』のアビ・モーガンと、強力な女性チームが語り継ぐべき物語を完成させた。2016年、日本では6月に18歳以上が投票した参院選が初めて実施され、8月には女性初の小池百合子・東京都知事が就任。いまでは当たり前となった1票に、命をかけ、自分たちの意思で社会を変えていった女性たちの心揺さぶられる物語には、予告編のラスト、メリルから「すべての娘たちはこの歴史を知るべきでありすべての息子たちは胸に刻むべきだ」とコメントも寄せられている。『未来を花束にして』は2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日Women Willサポーター企業であるモーハウスが展開する子連れママのための授乳服。その魅力は歩きながらでも授乳ができること。ランチ、お買い物、公園など…お出かけしても、いつでもどこでも授乳ができます。まさに子連れママの悩みがダイレクトに解決されたアイテム。そんな授乳服を扱うモーハウスの社員は本社・ショップスタッフを含め全員が女性。赤ちゃん連れでも安心して働ける環境があるから女性が多いのです。今回は、モーハウスの土田さんにお話を伺いました。モーハウス青山店ショップスタッフさんの勤務風景「Women Willレポート」バックナンバー第1回:働くママだけじゃない。Google が目指すのは、誰もがHappy に働ける社会第2回:「子連れ出勤」がもたらすかけがえのない“体験”とはWomenWillサポーター企業「ソウ・エクスペリエンス株式会社」第3回:柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」モーハウスの授乳服の魅力とは?モーハウスは授乳服をはじめ、ブラジャーやインナーなどのアイテムも取り扱っています。同社のアイテムを組み合わせて使用することで、赤ちゃんが1秒でおっぱいにたどり着けるというから驚きです。「私が今着ている服は授乳服なんです。普通のお洋服に見えますけど布が二重に重なっています」(土田さん)そう言って布をめくる土田さん…。一瞬戸惑いますが、全く肌が見えることはありません。これがモーハウスの授乳服の秘密で、布の重なりや形の設計により“胸を見せずに授乳ができる”ようになっているのです。「布をたっぷり使って国内生産にこだわっていますし、もちろん洗濯機で洗えます。授乳服の中にはケープが必要になるものもあるそうですが、弊社の授乳服はケープはいりません。ケープの中には二酸化炭素が溜まってしまい、赤ちゃんにとっては不快なんです。ケープ内の二酸化炭素濃度の計測など、様々な機関と一緒に研究し、ママにも赤ちゃんにも快適なアイテムを開発しています」(土田さん)授乳服は身につける授乳室、“ウェアラブル授乳室”という感じ。普段、デパートやショッピングセンターで授乳室を探していたママも、授乳服を着れば歩きながらでもその場ですぐ授乳できるようになります。肌が見えないので周りに気を遣う必要も、いっしょに外出したパパや友人を待たせることもありません。授乳がどこでも気軽にできる……小さなお子様を持つママがそれまで感じていた様々なストレスから解放される糸口になるはず。「モーハウスは授乳“服”の専門店ではあるのですが、自分たちではあんまりアパレルの会社だと思っていないんです。『授乳中は家に閉じこもっていよう』という女性の気持ちやライフスタイルを変えたい。ライフスタイルを提案する会社だと思っています」(土田さん)ママの、ママによる、ママのための会社そんなモーハウスは会社自体がママのアイデアから生まれています。代表の光畑さんが子どもを連れてお出かけしているときに体験したある出来事がきっかけだったそうです。「代表の光畑がつくばから中央線沿線のお友達の家へ電車で向かっているとき、当時1ヶ月だった次女が車内で泣きだしたそうです。仕方なく胸をはだけて授乳をしたのですが、とても恥ずかしかった……ただ、それは幼い子を持つママであれば誰にでもあること。『こういうのが気になってママたちが出かけられなくなってしまうのでは』と気づいたのが弊社のスタートです」(土田さん)女性専用車両や授乳室が登場するなど“社会が変わる”のを待つのではなく、自分ができることは何か?そう考え、当時日本では珍しかった授乳服の製作を始めました。当時の光畑さんは3歳と1ヶ月、2人の娘を育てながら、子どもを連れて代表として会社を引っ張っていたそうです。授乳をしながら仕事をして、周りのママ友にも声をかけて、みんなで協力して……創業から19年、当初から子連れ出勤は当たり前。普通の風景だそうです。本社オフィスにある子どもスペース。お昼寝したり、時々は遊んだり「モーハウスは最初からママたちが作った会社。だから自然にママが働きやすい環境が生まれて現在でも続いているんです。“子どもがハイハイなどで動き回れるように、オフィスは土足禁止”と、会社としての大きなルールはそれだけ。あとは子連れ出勤を続けるうちに社員から上がってきた小さな問題を解決するために少しずつルールを作り、日々改善を行っています」(土田さん)子連れママが勤務する会社とは?「小さな子どものいる女性が短時間で働く」、こう聞けばパートタイマーのイメージが浮かびますが、、モーハウスでは新しく“短時間正社員”などオリジナルの制度を設け、ママたちが働きやすい職場を作り上げています。「子連れだからといってなにも特別なことはありません。モーハウスにとって、子どもと働くことは“当たり前”なんです」(土田さん)授乳しながら働く……というと想像しにくいかもしれません。でも、家で育児をしながら家事をこなすのと同じで、育児をしながら仕事をする姿を思い描いてください。預けていた子どもが熱を出して急いで迎えに行かなければならない……働くママによくあるこうした悩みもモーハウスさんではきちんと対処します。ほかのスタッフに引き継ぐ、自宅での作業に切り替えるなど柔軟に対処することで、仕事をとめないようさまざまな工夫、細かな調整をしているそうです。「“子どもがいるから働けない、でも働きたい”といった思いを持つママは仕事に対する意識が高いかたが多いんです」(土田さん)時間にも立場にも制限があるからこそ、やりたいことを思いっきりやろうという想いを持てるのかもしれませんね。本社オフィスにある身長記録ボード。みんな少しずつ大きくなり、モーハウスを卒業していきました「仕事の引き継ぎ、人の入れ替わりの調整は正直言って大変です。子どもが成長していくとママの環境も変わっていくので、会社も対応していかないといけません。例えば、運動会の時期はみんな休みをとりたいので本当に大変です。でも、モーハウスが扱っている授乳服は『子育て中にしかできないことを思いっきり楽しんで欲しい』という想いを込めています。子どもがいるから仕事を諦めないと……社員にもそう思って欲しくないのでなんとか調整します」(土田さん)子育て中のママさんへモーハウスのモットーは“授乳服があれば 子育てはもっと楽しめる”。自分が自分らしくあるために……授乳服を着て自分らしくママを楽しんでもらいたい。「運動会だって、子どものために諦めることが多ければ面倒なイベントに思えてしまいますが、授乳服で『諦めること』をひとつでも減らせれば、『ママだからこそ楽しめるイベント』だと考えられると思うんです。授乳中だから家にこもってなきゃ、お母さんだからこういうことしなきゃ……そうではなく、子どもがいるからこそ、ママを楽しんじゃいましょう!」(土田さん)モーハウス青山店では子どもが素足で歩き回っていました。なんともいえない表情(笑)ライター所感:実はWomen Willレポート第2回のソウ・エクスペリエンスも、モーハウスを参考に子連れ出勤を実施したそうです。モーハウスでは子どもがいるのが自然で、特別なルールを設けずとも当たり前のように子どもと一緒に働く。ママだからこそ生まれた授乳服というアイテムですが、ママだからこそ「子どもがいる自然な仕事風景」を生み出すこともできたのかもしれませんね。有限会社モーハウス「Women Willレポート」バックナンバー第1回:働くママだけじゃない。Google が目指すのは、誰もがHappy に働ける社会第2回:「子連れ出勤」がもたらすかけがえのない“体験”とはWomenWillサポーター企業「ソウ・エクスペリエンス株式会社」第3回:柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」ライター:山口聖子
2016年09月08日ミュベール(MUVEIL)が8月26日、刺繍作家の小林モー子によるブランド、Moko Kobayashiとのコラボレーションブローチを東京・南青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店・ギャラリー ミュベール(GALLERY MUVEIL)にて発売する。同コラボレーションでは、ミュベールのミューズとなっているおばあちゃんをモチーフにしたチャームを展開する「グランマ」シリーズの新作として、2種類のブローチ(各2万5,000円)を製作。1930年から50年代にかけてフランスで作られた極小のビンテージガラスビーズを一粒ずつ手仕事で刺繍することで、グランマがつけている帽子やパールネックレスを立体的に表現した。同ブローチの発売に合わせて8月26日から9月8日までは、ギャラリー ミュベールにて小林モー子の作品展を開催。同展の会期中には、グランマが喋っているかのような吹き出しのブローチ(各1万6,000円)も販売される。なお、吹き出しにあしらわれた文字は、「S.V.P(お願いいたします)」、「Zut!(チェッ)」、「Oui(はい)」、「Bon(いいね)」、「Cava?(元気?)」、「Merci(ありがとう)」、「Salut(こんにちは)」「OH!」の8種類。その他、8月28日の15時には、小林モー子本人とミュベールのデザイナーである中山路子も来店する予定だ。
2016年08月26日