『レ・ミゼラブル』の巨匠トム・フーパーが監督を務め、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞を受賞したエディ・レッドメインを主演に迎えた映画『リリーのすべて』の予告映像が公開された。本作は、エディ演じる風景画家のアイナーと、アリシア・ヴィキャンデル演じる妻ゲルダの愛を描いた感動のドラマだ。『リリーのすべて』予告映像映画は世界で初めて性適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話に基づくドラマ。1928年、画家のアイナー(エディ)は、肖像画家の妻ゲルダ(アリシア)に女性モデルの代役を頼まれたことをきっかけに、自分の内側に潜む女性の存在に気づく。やがてアイナーは“リリー”という名の女性として過ごす時間が増え、心と身体の不一致に苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく姿に戸惑いを隠せないが、いつしかリリーこそがアイナーの本質だと理解するようになる。予告編に描かれているのは、アイナーとゲルダの深い愛だ。ゲルダの絵のモデルとして初めて女性の姿になったアイナーの戸惑いとときめきから、次第に男性から女性へと変化していくアイナーの心。それでも決してアイナーから目をそらさずすべてを受け入れるゲルダの強い眼差しと言葉から、深い愛情が伝わってくる。命の危険を冒してでも性適合手術へと踏み切ったアイナーに“生きて欲しい”と願うゲルダの思いと、本当の自分に気づかせてくれたアイナーのゲルダへの愛と感謝から、すべてを超越した究極の愛の形を垣間見ることができる。エディが「これまでに読んだり、観たりしてきたどんなラブ・ストーリーとも違う。描かれているのは、“愛とは何か”ということ。それに、本当の自分になるための勇気についての物語でもある。“自分自身になる”というのは、すごく簡単なことのように聞こえるけれど、それはとても勇気がいることだ」とコメントしているように、本当の姿を受け入れ、味方でい続けてくれたゲルダがいたからこそ、アイナーは前例のない手術に挑む勇気が出たのかもしれない。性別や立場を超えて尊敬し、愛し合うふたりを描いた本作は、多くの人々の心を震わせることになるだろう。『リリーのすべて』2016年3月18日(金)全国公開
2015年12月03日世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話をエディ・レッドメイン主演で映画化する『リリーのすべて』。このほど、本作が第20回サテライト賞にて主要含む7部門にノミネートされたことが明らかとなった。1928年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになる。移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがてその前にひとりの婦人科医が現れる――。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞4部門を受賞したトム・フーパーが監督を務め、命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻を描いた本作。キャストには、フーパー監督作『レ・ミゼラブル』にも出演し、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインが主演を務め、『コードネーム U.N.C.L.E.』や、『ボーン』シリーズ新作のヒロインにも抜擢されたアリシア・ヴィキャンデルが妻・ゲルダ役を演じ、それぞれの熱演が既にアカデミー賞最有力との声も上がっている。このほど発表された第20回サテライト賞では、トム・フーパーの監督賞、エディ・レッドメインの主演男優賞、アリシア・ヴィキャンデルの助演女優賞をはじめ、脚色賞(ルシンダ・コクソン)、美術賞(イヴ・スチュワート)、衣装デザイン賞(パコ・デルガド)、作曲賞(アレクサンドル・デスプラ)の7部門にノミネート。アカデミー賞を前に、本作がどのような評価を得るのか大いに注目が集まりそうだ。『リリーのすべて』は2016年3月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日『博士と彼女のセオリー』でオスカー俳優となったエディ・レッドメインが、世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人を演じる『リリーのすべて』。この度、11月21日(現地時間)にロサンゼルスにて本作のプレミアイベントが行われ、主演のエディを始めとしたキャスト&スタッフ陣が登場した。1930年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた“女性”の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく…。いまから80年以上も前、世界で初めて性別適合手術を受けたデンマークのリリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。全米公開に先駆けて開催されたプレミアに参加したのは、リリー・エルベを演じるエディ、その妻ゲルダを演じるアリシア・ヴィキャンデル、アンバー・ハード、そして本作のメガホンをとったトム・フーパー監督。エディは「グッチ(GUCCI)」のスーツで妻のハンナ・バグショーと共に登場。『ハリー・ポッター』スピンオフ主演も決まり、いま最も注目を集める俳優であるエディは、本作について「これまでに読んだり、観たりしてきたどんなラブ・ストーリーとも違う。これは、本当の自分になるための勇気についての物語でもある。“自分自身になる”というのは、すごく簡単なことのように聞こえるけれど、それはとても勇気がいることだ」と真摯にコメント。『レ・ミゼラブル』以来のタッグとなったフーパー監督についても「トム(・フーパー)と一緒に『レ・ミゼラブル』を撮影していて、文字通りバリケードの中で歌っていたとき、彼が『新しい脚本を貰った。何も言わず、ただ読んで感想を聞かせて欲しい』とだけ言って、この物語を渡してきた。とても美しく深い感動的なラブ・ストーリーで、できることならこの作品に関わりたいと思ったんだ。トランスジェンダー・コミュニティの方々にも出来る限り会いに行ったんだけれど、とても寛大に自分自身の経験を共有してくれた。僕がリリーという役をより忠実に演じるために必要なことだったから、とても素晴らしい経験だった。多くの友人も出来たし、幸運だったと思う」と喜びを語った。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のドレスで会場に登場したのは、『コードネーム U.N.C.L.E.』で注目を集めるハリウッドの“イットガール”アリシア。エディとの共演について「初めてエディと読み合わせをしたのは撮影の10か月前だった。彼はその段階で既に膨大な知識を持っていたわ。彼は演じるとき全てを役に捧げるの。恐れずに、演じたことのない役に挑戦しようと思わせてくれる。素晴らしい俳優とはそういうものなのだと思うわ」と称賛した。そして2人のよき友人を演じたアンバーは「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」のパンツスーツ姿で来場。夫ジョニ―・デップと手を繋ぎ、仲睦まじい様子を見せた。豪華キャストの登場に、世界中から集まったファンは大盛り上がりだった。『リリーのすべて』は2016年3月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日『博士と彼女のセオリー』で車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士を熱演し、英米のアカデミー賞を受賞したエディ・レッドメインと、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞4部門を受賞した巨匠トム・フーパー監督が、『レ・ミゼラブル』に続いてタッグを組む『The Danish Girl』が、邦題『リリーのすべて』として3月18日(金)に日本公開されることが決定。併せて、エディと『コードネーム U.N.C.L.E.』のアリシア・ヴィキャンデルの美しさが際立つポスタービジュアルが解禁となった。1930年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた“女性”の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するように。そして、移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがて、彼らの前にひとりの婦人科医が現れる――。本作は、いまから80年以上も前、世界で初めて性別適合手術を受けたデンマークのリリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。『博士と彼女のセオリー』で難病に冒されながらも自らの道を模索し続けたホーキング博士を熱演し、アカデミー賞獲得のみならず、若手演技派スターのトップに躍り出たエディが、本作では、命の危険を冒してでも“自分らしく生きる”ことを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂のドラマに挑む。アイナーとリリー、双方の葛藤と成長を圧倒的な演技力で演じきったその姿は、2年連続のアカデミー賞を予感させるほどだ。また、そんなエディに負けない存在感を発揮するのが、アイナーの妻・ゲルダ役のアリシア・ヴィキャンデル。勝ち気でキュートな女性を演じた『コードネーム U.N.C.L.E.』で日本でも注目度急上昇、本作とさらに『ボーン』シリーズ新作のヒロインにも抜擢された彼女は、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の今季秋冬キャンペーンの顔としても活躍。本作では、リリーと共にゲルダが味わう悲しみと、それを乗り越えていく愛の強さを鮮やかに表現。その演技には、エディと並びアカデミー賞候補確実の声が上がっている。そのほか、彼らを取り巻く共演陣には、『007 スペクター』のベン・ウィショー、『マジック・マイクXXL』のアンバー・ハード、『フランス組曲』『ヴェルサイユの宮廷庭師』マティアス・スーナールツと、注目のキャストが集結。誰にも理解されなくとも、お互いの味方であり続けたふたりの姿を追い、“人を愛するとはどういうことなのか”ということを斬新な角度から描き上げた本作。最愛のひとが本当の自分として生きたいと願ったとき、あなたはすべてを受け入れることができるか…。魂と魂で共鳴しあう至高のラブ・ストーリーに、引き続き注目していて。『リリーのすべて』は2016年3月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月19日賞レースで火花を散らしたベネディクト・カンバーバッチやエディ・レッドメイン、官能映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のジェイミー・ドーナン、ディズニー実写版『シンデレラ』の“王子”リチャード・マッデン、さらには実写版『美女と野獣』の野獣役に抜擢されたダン・スティーヴンスなど、雑誌やTVでもこぞって取り上げられている最近の英国俳優たち。だが何も、ホットな英国俳優は彼らだけではない。英国の“至宝”アンソニー・ホプキンスが実在のビール王を演じる本格サスペンス・ミステリー『ハイネケン誘拐の代償』に出演するジム・スタージェスも、彼らに負けず劣らずの“知る人ぞ知る”実力派のイケメン英国俳優。数々の話題作でも輝きを魅せる彼に注目した。本作は、1983年に実際に起きた大ビール企業「ハイネケン」の経営者誘拐事件の真相を追った、エミー賞受賞の犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズのベストセラー本を映画化。世界屈指の大富豪フレディ・ハイネケンが犯罪経験もない幼なじみの5人組に誘拐され、巨額の身代金が要求されるものの、次第に人質であるハイネケンに誘拐を犯した若者たちが翻弄され、歯車を狂わせていく様が描かれる。大富豪ハイネケンを演じるのは、『羊たちの沈黙』で殺人鬼ハンニバル・レクターを演じ、米アカデミー賞「主演男優賞」を受賞した英国のベテラン、アンソニー・ホプキンス。そして、大胆な誘拐計画を立案したグループのリーダー、コルを演じるのが、ジム・スタージェスだ。ロンドン生まれで現在、36歳のジム。1994年に映画デビューを果たし、ビートルズで綴るミュージカル映画『アクロス・ザ・ユニバース』(’07)では甘い歌声を披露、青春サスペンス『ラスベガスをぶっつぶせ』(’08)では数学の天才学生を好演し、将来有望な若手俳優としてその名を知られるようになった。また、アン・ハサウェイと23年に及ぶ愛の軌跡を追った『ワン・ディ23年のラブストーリー』(’11)や、キルスティン・ダンストと異色のSFラブ・ストーリーに挑んだ『アップサイドダウン 重力の恋人』(’12)、さらにトム・ハンクス、ハル・ベリーなど豪華キャストが出演した『クラウド アトラス』(’12)、『ニュー・シネマ・パラダイス』の名匠ジュゼッペ・トルナトーレがメガホンをとった『鑑定士と顔のない依頼人』(’13)など話題作に相次いで出演。プライベートでは、『クラウド・アトラス』で共演した韓国トップ女優ペ・ドゥナとの交際が噂され(現在は破局した模様)、熱愛発覚時には世界中から大きな注目を浴びた。本作で、妊娠中の愛妻がいるも事業に失敗し、大富豪のハイネケン誘拐を企てたコルを演じたことについてジムは、「実在の人物を演じるときは、バランスが大切なんだと思う。演技ではあるけど、実在の人物だからリアルさが大切。僕が面白いと思ったのは、犯人たちはどこにでもいる労働階級の若者ということ。彼らの若さをいつも念頭に置いていたよ」と語る。「ごく普通の若者が考えられないことをしたんだ、しかも、うまくいくと本気で信じて…。一体どれだけの度胸が必要だったのかを考えてみたら、それを実行した彼らにある意味、敬意を抱いたよ」と明かし、誘拐犯たちの心情に思いを馳せた。名優ホプキンスと共演したことについては、「劇中での話題の中心はハイネケン。だから犯人グループの頭の中はハイネケンでいっぱいだったんだ。それは演じる僕らも同じ状態だったよ。だからアンソニーが現場に現れたとき、僕ら全員が感激してしまったよ!ハイネケンを見た気分になったしね。アンソニー演じるハイネケンを誘拐して監禁するなんてとても貴重で刺激的だったよ!」とふり返り、キュートな一面も覗かせるジム。ハリウッド切っての大物俳優との共演は、彼の俳優人生に大きなインパクトを与えたはず。そんなジムや、『アバター』のサム・ワーシントンら若手実力派たちが演じた誘拐犯が、名優演じるハイネケンにいかにして翻弄されていくのか、ますます期待が高まる。『ハイネケン誘拐の代償』は6月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハイネケン誘拐の代償 2015年6月13日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014 Informant Europe SPRL, Heineken Finance, LLC
2015年04月23日現在公開中の『博士と彼女のセオリー』で本年度アカデミー賞「主演男優賞」を獲得したエディ・レッドメインが、一転、悪役を演じるSFアクション『ジュピター』。本作から、主演のチャニング・テイタムにも負けないほど見事に割れた美しい腹筋を披露する、エディのビジュアルがシネマカフェに到着した。映像革命といわれた、あの『マトリックス』から16年。ラナ・ウォシャウスキーとアンディ・ウォシャウスキー姉弟監督が同作以来初となる完全オリジナル・ストーリーで、壮大な宇宙を舞台に描く本作。人類は10万年前からある王朝に支配されていたという驚愕の事実を知らされたヒロイン、ジュピター(ミラ・クニス)が、強靭な戦士ケイン(チャニング・テイタム)とともに未知なる冒険に巻き込まれていく。本作でエディが演じるのは、宇宙最大の王朝を支配する邪悪な人物バレム。そして、すでに“怪演”といわれるその役柄だけでなく、注目してほしいのが見事に鍛えられた彼の6パックだ。舞台で培われた演技力と英国の気品、そして授賞スピーチでも見せたようなチャーミングな素顔を併せ持つ正統派のオスカー俳優が見せる腹筋は、惚れ惚れするほど実に美しい。エディといえば、2006年にスクリーンデビューを飾った後、『マリリン 7日間の恋』(’11)、『レ・ミゼラブル』(’12)と話題作に立て続けに出演。リサーチに半年を費やした『博士と彼女のセオリー』では、徐々に筋肉が衰える難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に苦しみながらも、現代宇宙論に多大な影響を与えたスティーヴン・ホーキング博士を熱演。最新作『ザ・デイニッシュ・ガール』(原題)では、世界初となる性別適合手術を受け、リリー・エルベという女として生きたデンマークの画家役に挑み、女性顔負けの美しすぎる姿は世界中で話題となっている。そんなエディが、ウォシャウスキー両監督の“映像革命の新章”といわれるSF大作で演じる悪役バレムは、まるで『ダークナイト』のヒース・レジャー演じるジョーカーを彷彿させ、何かに取り憑かれたかのような迫真の演技を見せている。徹底した役作りで有名な彼は、本作で主演の2人同様、かなりの時間をワイヤーにつるされた状態で過ごしたり、幾通りもの戦闘・対決シーン用のトレーニングを行ったりと過酷な肉体造りに励んだという。そうしてつくりあげられた新たな最凶の悪役と美しい腹筋は、またもや世の女性たちから大きな注目を浴びそうだ。『ジュピター』は3月28日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュピター 2015年3月28日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年03月18日『プレシャス』『大統領の執事の涙』のリー・ダニエルズ監督の次回作に、エディ・マーフィが出演することになった。60年代から80年代にかけて人気を集めたコメディアン、リチャード・プライヤーの伝記映画で、マーフィーの役柄はプライヤーの父。プライヤーには、マイク・エップスが決まっている。ほかに、ケイト・ハドソンがプライヤーの妻、オプラ・ウィンフリーが彼の祖母役で出演する。プライヤーは、マーフィやクリス・ロックなど、数多くのコメディアンに多大なる影響を与えた存在。ジェリー・サインフェルドは、彼を「コメディ界におけるピカソのような存在」と呼んでいる。しかし、コカインやアルコール依存症に悩まされ、晩年は長い闘病生活を送り、2005年に65歳で亡くなっている。マーフィーの次回公開作は、低予算のインディーズ映画『Cook(原題)』。文:猿渡由紀
2015年03月17日『マトリックス』のラナ&アンディ・ウォシャウスキー姉弟が贈る、オリジナルSFアクション超大作『ジュピター』。本年度アカデミー賞「主演男優賞」に輝いたエディ・レッドメインが、悪役を怪演していることも話題の本作から、この度、そのエディを始め、チャニング・テイタムやミラ・クニスなど主要キャストたちが、映画の見どころを解説する特別映像が解禁となった。地球で冴えない生活を送るジュピター・ジョーンズ(ミラ・クニス)は、ある日何者かに襲われたところを、強靭な戦士ケイン(チャニング・テイタム)に助けられる。そして自分は宇宙最大の王朝の王族で、ケインは狼の遺伝子を持つ遠い星の最下級の戦士だと知る。王朝では3人の継承者がおり、彼らは亡き母と同じ遺伝子配列を持つジュピターが引き継ぐはずの地球を狙っているという。人類滅亡の危機を阻止するため、宇宙最大の王朝を相手に戦いを挑む2人。身分の違いから、決して結ばれない運命のジュピターとケインは、いつしか惹かれあうように――。ウォシャウスキー姉弟が『マトリックス』以来16年ぶりに全世界に放つ、完全オリジナルストーリーのSF巨編『ジュピター』。誰にも考えつかないような果てしなく壮大な世界には、出演者たちも圧倒されたようで、監督たちを絶賛する。チャニングは「監督のラナとアンディは、広大な宇宙を綿密に描く。誰にも真似できない芸当だよ」と語り、ミラも「素晴らしい作品。監督の2人はファンタジーを見事に描き、夢のような世界に導いてくれる。SF、ロマンス、リアルさがある」と話す。そしてエディも、「監督の映像は並外れている。さまざまなジャンルを融合し、新たなものを創造していく。現代的なテイストと独創性のあるSFが、見事に融合した作品だよ」と熱くPRした。ウォシャウスキー姉弟は、壮大なコンセプトについて淡々と語る。「私たち人間が、高度な知性を持つ宇宙人や、広大な宇宙に内在する可能性に、胸をときめかさなかった時代があったかしら。映画『2001年宇宙の旅』は、私たちに大きな衝撃を与えたわよね。ストーリーテラーとしての私たちを興奮させたのは、この疑問の答えを考えることだった。もし宇宙に誰かが本当にいるなら、そして、彼らが地球の私たちのことを知っているなら、なぜ彼らの方でも私たちに存在を知られたいと思わないのかしら」。かくしてウォシャウスキー姉弟は、“10万年前から世界を統べる王朝に人類は<支配>されていた”という設定を考えだし、驚愕の事実を知らされたヒロインが、未知なる冒険に巻き込まれていく様子を描き出した。本作のため、7か月間毎日ハードなトレーニングを積んだチャニングとミラは、ほとんどのシーンでスタントなしで危険なアクションシーンを敢行。シカゴでの大規模なロケ撮影や、約2,500もの特殊効果シーン、そして緻密なCG映像だけでなく、ワイヤーアクションとVFXを融合させたリアリティ溢れるアクションシークエンスなど、新次元の視覚体験はウォシャウスキー姉弟ならでは。彼ら初の3D作品にして映像革命の新章となる本作を、こちらから目撃してみて。『ジュピター』は3月28日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月06日第87回アカデミー賞授賞式が2月22日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメインが主演男優賞を受賞した。ALSの発症によって段階的に体の自由を奪われるスティーブン・ホーキング博士を熱演。繊細な心理追求と、計算され尽くしたフィジカル面の再現を達成し、最大のライバルであるマイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)を退けた。その他の写真オスカー像を高々と掲げ、「今ここに立つ気持ちは、とても表現できません。これほど幸運なことはない。これは世界中でALSと戦っている人々のためにあります」と感涙のレッドメイン。共演者で主演女優賞候補に挙がっていたフェリシティ・ジョーンズを、「すばらしいパートナーだった」とたたえた。一方、主演女優賞を手にしたのは、『アリスのままで』のジュリアン・ムーア。過去に同賞を2度逃したムーアが、3度目の正直で初の栄冠を勝ち取った。50歳で若年性アルツハイマー病を発症した主人公・アリスが、過酷な運命と向き合い、記憶が薄れゆく現実と戦う同作。ムーアは「これを機に、アルツハイマーに対する理解が深まれば」とスピーチした。助演男優賞を受賞したのは、『セッション』のJ・K・シモンズ。才能あふれる若者をスカウトし、「天才ミュージシャンを誕生させる」という目的のため、狂気じみたレッスンを強いる音楽教師を文字通りの“怪演”で体現して見せた。トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズで、新聞社の編集長J・ジョナ・ジェイムソン役を演じるベテラン俳優。今回が初のオスカー受賞となった。また、同一キャストが演じる家族の肖像を12年間にわたり、撮影し続けた『6才のボクが、大人になるまで』でパトリシア・アークエットが助演女優賞を獲得。二人のどもを育てるシングルマザー役で、親離れ・子離れの葛藤を通して、普遍的な母性と家族愛をナチュラルに演じた。【第87回アカデミー賞】主演男優賞:エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)主演女優賞:ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)助演男優賞:J・K・シモンズ(『セッション』)助演女優賞:パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)第87回アカデミー授賞式2月23日夜9時から、WOWOWプライムでリポート放送(字幕放送)
2015年02月23日第87回アカデミー賞授賞式が23日、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメインが主演男優賞を獲得した。『博士と彼女のセオリー』は、天才理論物理学者スティーヴン・ホーキングの最初の妻、ジェーンの回顧録を基にしたラブストーリー。ALSを発症したホーキングの余命宣告を知りながら、未来へと歩き出した2人の愛の物語を描いている。主演男優賞に輝いた主人公スティーヴン・ホーキング役のエディ・レッドメインは、「ありがとうございます! 私には今、自分の気持ちを表現することができません。本当に幸運な男です」と大興奮。「このオスカー像は、世界中のALSと闘っている人たちのための像です。その中でも特に、スティーヴン・ジョナサン、ホーキング家の子供たちのためのものです。私は彼らのためにこれを管理し、毎日磨きます。彼らのため、この像のために尽くします」と感動のスピーチで会場を沸かせた。また、「フェリシティ・ジョーンズ、素晴らしいパートナーでした。強烈で寛大な監督、ジェームズ・マーシュ」などと作品に関わった人たち、そして家族に感謝の気持ちを伝えた。今回、主演男優賞にノミネートされていた候補者は、ほかに『フォックスキャッチャー』のスティーブ・カレル、『アメリカン・スナイパー』のブラッドリー・クーパー、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト・カンバーバッチ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンの4人。なお、WOWOWでは23日21:00から同授賞式の様子を再放送する。(c)UNIVERSAL PICTURES
2015年02月23日エディ・レッドメインが“車いすの天才”スティーヴン・ホーキング博士を、フェリシティ・ジョーンズが博士を支え続けた妻ジェーンを演じたヒューマン・ラブストーリー『博士と彼女のセオリー』。このほど、2月23日(日本時間)に迫った第87回アカデミー賞授賞式を前に、エディとフェリシティが自身の役作りについて熱く語る特別映像が、いち早くシネマカフェに到着。映像には、実際のホーキング博士とジェーンの結婚式の写真も登場していることが分かった。本作は、ジェーン・ホーキング著「Travelling to Infinity: My Life with Stephen」を基に映画化。『レ・ミゼラブル』の青年マリウス役で一躍注目を浴びたエディが、徐々に身体中の筋肉が衰える難病ALS(筋委縮性側索硬化症)に侵されていくホーキング博士を熱演。新境地を開拓し、見事、第72回ゴールデン・グローブ賞「主演男優賞」(ドラマ部門)、全米映画俳優組合賞「主演男優賞」を受賞した。また、ホーキング博士を献身的に支えた妻ジェーン役には、『アメイジング・スパイダーマン2』にも出演したフェリシティ。余命2年と宣告を受けた博士との結婚を選び、希望を持ち続けながら、共に困難を乗り越えようとする女性を好演する。今回到着した映像では、「フェリシティは最高で、彼女との共演は夢のようだった」とふり返るエディに対し、「エディの演技は見事で想像力を駆使して演じていたわ」と語るフェリシティ。互いの演技をベタ褒めし、「全力を出し切った」と称え合うその姿は、まさに劇中の夫婦のように息ぴったりだ。登場人物を徹底的に理解するため、役作りに力を入れたという2人。ALSを患っているホーキング博士を演じるエディは、撮影中、常に肉体的な試練にさらされていたが、「撮影に入ると肉体的な問題が一気に消え、リアルに演じることができた」と語り、さらには「楽しい役作りだった」と、そうした苦悩や試練さえ楽しんでいたという。その演技について、ホーキング博士本人は「エディの演技はとても素晴らしい。彼はリアリティを追求するために、実際のALS患者とともに過ごして役作りをしているんだ。時々、彼の姿が自分に見えた」と話している。一方のフェリシティも、役作りのため熱心に何度もジェーン本人の元を訪れていたそうで、スクリーンで自分を演じる彼女の立ち振る舞いを観たジェーンは、思わず「私だわ!」と感嘆したほど。なお、映像中には、エディのメガネ姿がそっくりな実際のホーキング博士とジェーン2人の写真も登場しており、エディが「とてもクールなんだ」という2人の仲むつまじい姿を目にすることができる。本人たちから、そろってお墨付きをもらっているエディとフェリシティ。第87回アカデミー賞では、それぞれ「主演男優賞」「主演女優賞」にノミネートされているほか、「作品賞」「脚色賞」「作曲賞」と計5部門のノミネートを誇っている本作。受賞への期待がますます高まるところだ。『博士と彼女のセオリー』は3月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月20日“車椅子の天才物理学者”スティーヴン・ホーキング博士を好演し、アカデミー賞主演男優賞の最有力候補といわれているエディ・レッドメインの渾身作『博士と彼女のセオリー』。この度、2月14日(土)バレンタイン・デーを記念し、エディ扮するホーキング博士とフェリシティ・ジョーンズ演じる妻・ジェーンの幸せあふれるビジュアルがひと足先にシネマカフェに到着した。ジェーン・ホーキング著「Travelling to Infinity: My Life with Stephen」を基に、スティーヴン・ホーキング博士の半生と、彼を支え続けた妻との純愛を描く感動のヒューマン・ラブストーリーを描く本作。『レ・ミゼラブル』で自由主義者の青年マリウスを演じたエディ・レッドメインと、『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフへの出演もうわさされているフェリシティ・ジョーンズが好演する。ホーキング博士がケンブリッジ大学在学中にジェーンと出会い、たちまち2人は恋に落ちる。そんな中、ホーキングは難病ALSと診断され、余命2年と告げられてしまったことから別れを決意するのだが、彼女は、厳しい選択に迫られるも「あなたと一緒にいたい。たとえ長い間でなくても…」と困難に立ち向かう決心をするのだ。このときのことをフェリシティは、「2人は会った瞬間に性的に惹か、同時に頭脳の出会いがあったと思うの。お互いに挑戦し合ったのだとも思うわ。2人の間には競争心が合ったでしょうし、それはかなり異なる2人の人間の出会いにはよくあるものだと思います。そしてその2人の違いがどういうわけか2人を結びつけた、そう思うわ」と分析している。そして一緒に生きていくことを誓った彼らは、今回解禁となったビジュアルでも確認できるように、たくさんの参列者に見守られながら、美しい花が咲き乱れる庭で幸せそうに結婚式を挙げるのだ。もう1枚のビジュアルは、結婚生活を始め子どもが生まれるも、徐々に病気の影響で身体が不自由になったホーキングのために、彼の寝室を2階から1階のキッチンへ移動したある日、ジェーンが彼の元へやってくるシーン。ホーキングは、話すことも困難になってきている状況で、彼女に一言「ありがとう」と感謝の言葉を伝える印象的なシーンとなっている。エディは、ジェーンの存在について「成功の裏で博士を支えたジェーンは偉大だよ。そして彼自身の強さと家族の存在が博士の人生を実りあるものにしたんだ!」と家族の支えなくして、ホーキング博士の偉業は成し遂げられなかったと語っている。家族、恋人、友人、上司、はたまた近所の人…誰かの支えがあって生きている、そんな大切なことを気づかせてくれる本作。ホーキング博士のように「ありがとう」と伝えるのが苦手な人はぜひ、“バレンタイン”というイベントを使って“感謝の気持ち”を伝えてみて。『博士と彼女のセオリー』は3月13日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月13日『レ・ミゼラブル』のエディ・レッドメインが車椅子の天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士を好演し、ゴールデン・グローブ賞「作品賞」&「主演男優賞」など4部門にノミネートされている2015年注目作『博士と彼女のセオリー』。このほど、ホーキング博士と妻・ジェーン2人の愛の軌跡が詰まった予告編が公開された。学生の頃から天才物理学者として将来を嘱望されていたスティーヴン・ホーキング。彼がケンブリッジ大学の大学院に在籍しているとき、詩を学ぶジェーンと出会い、たちまち2人は恋に堕ちる。しかし、直後にスティーヴンは難病・ALS(筋委縮性側索硬化症)を発症し、余命2年の宣告を受ける。それでも彼と共に生きると決めたジェーンは、力を合わせて病気と闘う道を選択する…。徐々に身体中の筋肉が衰えていく難病・ALSに侵されていくホーキング博士を演じるエディを支える女性を演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン2』出演のフェリシティ・ジョーンズ。出産、子育てを経験しながらも献身的にホーキング博士と人生を共にする妻・ジェーンを演じる。本作を手がけるのは、ビルの谷間を綱渡りする大道芸人にスポットを当てた『マン・オン・ワイヤー』でアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したジェームズ・マーシュ監督が務める。今回到着したオリジナル予告動画では、ホーキング博士とジェーン出会いから、不器用ながら距離を縮めていく2人の姿が確認できる。物理学で博士号を取ろうと躍進し続けるホーキングに突如襲いかかった難病ALS…余命2年の残酷な告知迷惑をかけるとジェーンとの別れを決意するホーキングに彼女は、「できるだけ一緒にいたいの、愛しているの。いっしょに病気と闘うわ」と強い眼差しで彼を支えていく決心する。アカデミー賞主演男優賞の有力候補ともいわれているエディの演技力はもちろん、夫を支え続けるジェーンを演じるフェリシティの表情や心情に、思わず女性たちは共感できるはず。どんな困難が立ちはだかっても、固く結ばれた強い絆で乗り越えていく姿が描かれる本作。まずはこちらの映像から心揺さぶられる、2人の愛の物語を覗いてみて。『博士と彼女のセオリー』は2015年3月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月26日エディ・レッドメインが15日(現地時間)、2年以上前から交際していた一般女性とイギリスで結婚した。挙式は15日、イギリスのサマーセットにある会員制のカントリー・クラブ「バビントン・ハウス」で執り行われた。両家の親族や友人たちが参列する式は17時30分からスタート。キャンドルを灯した会場のテーマは「ウィンター・ワンダーランド」で、エディと仕事をしてきた映画スタッフが雰囲気作りに尽力したようだ。エディとPR関係の仕事をしていたハンナ・バグショーさんは2012年に交際が明らかになり、今年5月に婚約した。エディはスティーヴ・ホーキング博士を演じた最新主演作『博士と彼女のセオリー』で1月発表のゴールデン・グローブ賞の主演男優賞にノミネートされ、アカデミー賞候補入りも期待されている。賞レースが本格化して多忙になる直前のゴールインとなった。末永くお幸せに!(text:Yuki Tominaga)
2014年12月16日『レ・ミゼラブル』のマリウス役で世界中を感動させたエディ・レッドメインが主演し、“車椅子の天才”スティーヴン・ホーキング博士と妻・ジェーンとの純愛を描く『博士と彼女のセオリー』。12月9日(現地時間)、本作のロンドンプレミアが開催され、主演のエディと妻役のフェリシティ・ジョーンズら主要キャスト、ジェームズ・マーシュ監督らとともに、ホーキング博士自らもレッドカーペットに登場した。理論物理学者として宇宙の起源の解明に挑み、ブラックホールを始め現代宇宙論に大きな影響を与えたホーキング博士の半生を、妻として献身的に彼を支え続けたジェーンの自伝を基に映画化した本作。ニュートンやアインシュタインと並ぶ天才とも称されるホーキング博士は、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を抱えながら最先端の研究を精力的に行い、講演活動や執筆活動に取り組む“車椅子の科学者”として世界中に知られている。ロンドンはオデオン・レスター・ スクウェアで行われたプレミアのレッドカーペットに、ホーキング博士役を熱演したエディが登場すると、会場に集まった観客から大きな歓声が上がり、寒空のロンドンも一気にヒートアップ。エディはファンの声援に対し手を振ったり、一緒に写真撮影をしたり、サインにも快く応じるなど、ファンとの交流を楽しんだ。また、妻ジェーンを好演したフェリシティは、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のホワイトのプリンセスラインドレスで登場。寒さをものともせず、エディとの呼吸もぴったりに観客たちを魅了した。さらには、レッドカーペットにモデルとなったホーキング博士も駆けつけ、会場からはひときわ温かい大きな拍手が贈られていた。ロンドンでのプレミアを迎えた心境を聞かれたエディは、「ジェーン、スティーヴン、ジョナサン(ジェーンの現夫)、そしてお子さんたちと久々に会えて嬉しかった。撮影に入って以来会っていなかったので、とにかく再会できて嬉しい」とコメント。オスカー候補と目されていることについては、「それはまだ分からない。いまは作品を世に出すことに注力しているので、まずは一歩ずつ着実に進みたい」と謙虚に話した。ホーキング博士には「伝えたいことがありすぎて…」というエディは、「お会いする度に、彼の前で恥をかかないようにすると余計に緊張してしまう。映画を観てとても気に入ってもらえたと聞いたので、ぜひ直接感想を聞きたい」と、本人と揃ってのレッドカーペットに期待を込めていた。一方、フェリシティも博士に対し、「彼にはいつも最高にカッコいいと言っている。彼は映画スターのようで、カリスマ性があり、言葉の使い方が素晴らしい。私たちとは違って、口に出す前によく考える時間があって羨ましい。そして、深く心を打つ表現をするところも」と尊敬の念を込めてコメントした。さらに、『レ・ミゼラブル』の大ヒットで日本でも人気急上昇したエディは、「日本のファンのみなさん、こんにちは!凍てつくロンドンから愛を込めて。お元気ですか?」と、公開を待つファンにうれしいメッセージも送ってくれた。『博士と彼女のセオリー』は2015年3月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日『レ・ミゼラブル』のエディ・レッドメインが、若くして難病を患った“車椅子の天才物理学者”として知られるスティーヴン・ホーキング博士に扮し、彼を支えた妻・ジェーンとの純愛を描く映画『The Theory of Everything』の邦題が、『博士と彼女のセオリー』に決定。併せて、本作初となる場面ビジュアルも到着した。学生の頃から物理学者として将来を嘱望されていたケンブリッジ大学院に在籍するスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)は、詩を学ぶジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い、恋に落ちる。しかしその直後、スティーヴンは筋萎縮性側索硬化症、いわゆるALSという難病を発症してしまう。ジェーンは余命2年という宣告を受けた彼のそばで、共に病いと闘うと心に決めるが…。ニュートンやアインシュタインと並ぶ天才と称されるほどのホーキング博士は、理論物理学者の立場から宇宙の起源の解明に挑み、現代宇宙論に多大なる影響を及ぼした。その彼の半生を描いた本作は、博士の妻であるジェーン・ホーキングの著書「Travelling to Infinity:My life with Stephen」を映画化。天才科学者が難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命2年と告げられながらも、最先端の研究や、講演・執筆活動に精力的に取り組み、偉業を成し遂げた陰では、ひとりの女性の支えがあった。今回到着した、恋に落ちたふたりが微笑みあう姿を写した画像からも分かるように、本作では、あまり語られることのなかった彼らの真実の純愛にスポットを当てている。監督は『マン・オン・ワイヤー』でビルの谷間を綱渡りするという“今世紀最大の犯罪芸術”と呼ばれた大道芸にカメラを向けたドキュメンタリー作品で知られるジェームズ・マーシュ。ホーキング博士の研究テーマと人生の節々をシンクロさせた演出が、よりふたりの心情を深く表現させている。ホーキング博士を体当たりで演じるのは、『レ・ミゼラブル』で自由主義者の青年マリウスを好演したエディ・レッドメインだ。徐々に筋肉が衰え、自由が利かなくなるALSの症状を段階的にリアルに再現する役作りには、アカデミー賞「主演男優賞」最有力候補との呼び声も高い。また、妻・ジェーン役に『アメイジング・スパイダーマン2』に出演を果たしたフェリシティ・ジョーンズ。余命宣告される彼との愛を選び、献身的な妻を見事に演じ切っている。アカデミー賞前哨戦となるサテライト賞では、「作品賞」「主演男優/女優賞」「脚色賞」「撮影賞」と、5部門にノミネートされている本作。希望を捨てず、苦悩や困難を共に乗り越えようとした夫婦の愛情あふれるヒューマン・ラブストーリーに、また世界中が涙することになるかもしれない。『博士と彼女のセオリー』は2015年3月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日「H&M」は、H&Mデザインアワード2014で優勝したエディ・アネミオン(Eddy Anemian)によるカプセルコレクションを10月23日に発売する。日本ではH&M SHIBUYAが取り扱いを予定している。このコレクションは、映画『I Am Love(ミラノ、愛に生きる)』(2009年)で主演を務めたティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)と、フランス出身の画家ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル(Jean Auguste Dominique Ingres)にインスパイアされたもの。花柄の室内装飾用ファブリックなどをテープ状にカットし、再構築したロングスカートやジャケットなどが象徴的なアイテム。また、ラッフルを層状に重ねたホワイトのスカートや花柄のボウがアームホールに施されたホワイトのジャンプスーツ、ヘビーツイル素材のブラックのトップスなどをラインアップしている。■発売に先駆け、エディ・アネミオンにメールインタビューを行った。――H&Mデザインアワード2014では、どのような点が評価されたと思いますか?恐らく、クチュールのスピリットがあったからです。私のコレクションは8人のセミファイナリストの中で最もクラフトマンシップにあふれたもので、既製服としての生産は多少難しいものでした。一方、H&Mは丁度新しいコラボレーションに新たな方向性を求めていました。それが両者にとってよい出会いとなったのではないでしょうか。――優勝したことで、どんな影響がありましたか?受賞したことで、多くの人が私の仕事に興味を持ってくれて、その後も私を応援してくれています。これは私に次のコレクションへの自信と、今後私の顧客となり得るの多くのSNSフォロワーを与えてくれました。――H&Mとコレクションを製作したのは、どんな経験だったでしょう?多くの責任感を感じましたが、H&Mのデザインチームとプレスチームに支えられたので、プレッシャーを感じずにいられました。製造、生産過程を実際に見て多くを学びました。デザインチームは私のデザインとテクニックを尊重し、個々のサンプルが完璧に仕上がるよう、話し合いを重ねることが出来ました。――完成したコレクションを見てどう感じましたか?ラックに掛かった、私のオリジナルコレクションとそっくりなサンプルを見た時はとても驚き、満足しました。それが現実の商品となり、店頭で見られることをとても楽しみにしています。女性がこのコレクションを、パワフルで自信に満ち溢れ、グラマラスに着こなしてくれることを期待しています。――尊敬するデザイナーやクリエーターはいますか?ラフ・シモンズ(Raf Simons)とニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)が大好きです。彼らの輝かしいキャリアは素晴らしいと思いますし、多くのファッション学生にとってのお手本です。――これからの活動について教えてください。当分の間は「ディオール(Dior)」のスタジオでインターンをします。パリのファッションハウスで数年は働いた後、5年以内に何か新しいプロジェクトで戻って来たいと思っています。いつかオートクチュールのファッションウィーク時にパリでファッションショーをしたいと願っています。そのために一生懸命働くつもりです。
2014年10月12日エディ・レッドメインが、『マトリックス』シリーズで知られるラナ&アンディ・ウォシャウスキー監督姉弟がメガホンをとる新作SF大作『Jupiter Ascending』(原題)に出演することが決定した。『戦火の馬』でお馴染みのエディは、本作で演じる役柄は未定なものの、チャニング・テイタム、ミラ・クニスらと共演することになるという。高度な知性を持った異星人によって管理された地球が舞台の本作で、ミラはロシア移民の清掃員という役柄を演じることになっている。ミラ扮する主人公は不死身の支配者「クイーン・オブ・ザ・ユニバース」と全く同じ遺伝子を持っていることから、支配者の権威を脅かす存在となり、チャニング扮するエイリアンから暗殺の標的にされてしまうというストーリーだ。エディは、日本でも12月21日(金)から公開予定の『レ・ミゼラブル』に出演しており、いま人気急上昇中の若手俳優だ。『Jupiter Ascending』は来年の初めにもクランクイン予定。■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.戦火の馬 2012年3月2日より全国にて公開© Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2012年12月20日エディ・マーフィが、「最もギャラをもらいすぎた」俳優1位に選ばれてしまった。近作の『ジャックはしゃべれま1,000』『エディ・マーフィの劇的1週間』、『デイブは宇宙船』などが全て興行的に失敗作となってしまったエディは、今回米「フォーブス」誌が俳優のギャラ1ドル(約82円)当たりに稼ぎ出す利益を算出したランキングで、上記3作品が平均2ドル30セント(約188円)の利益しかもたらさないことが判明し、不名誉な1位の座についてしまった。さらに同誌によれば、近年のハリウッド映画で成功作と呼ばれるためには、高騰する製作費と数百万ドルものマーケティング費用の合計の2倍以上の収益は少なくとも興行収入のみで稼ぎ出す必要があるという。エディの場合、最新作『ペントハウス』も7,500万ドル(約61億5000万円)の製作費に対して2倍強のみの利益しかもたらさなかったようだ。そんなエディに続いて、4,000万ドル(約32億9,000万円)の製作コストに対して、それを下回る3,700万ドル(約30億4,000万円)の興行収入しか稼ぐことができなかった新作『ラブ&マネー』に出演したキャサリン・ハイグルが2位に、そして最近第3子を出産したばかりのリース・ウィザースプーンが3位にランクインしてしまった。ほかにトップ10圏内には、サンドラ・ブロックやジャック・ブラックなどもランクインしている。■関連作品:ペントハウス 2012年2月3日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2012年12月06日エディ・レッドメインなど8人の俳優が、新スーパーヒーロー軍団の映画化作品『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』の主役スター・ロードとして候補に挙がっている。マーベル・スタジオズ製作の下、ジェームズ・ガンがメガホンを取る本作で、『マリリン 7日間の恋』や『HICK-ルリ13歳の旅』、『レ・ミゼラブル』など話題作への出演が相次いでいるエディのほか、ギャレット・ヘドランド、ジェームズ・マースデン、ジム・スタージェス、ジョエル・エドガートン、ジャック・ヒューストン、リー・ペイス、サリヴァン・ステイプルトンなどが同役の候補に挙げられているという。マーベル・コミック・シリーズの映画化となる本作は、遠い未来、エイリアンの侵略から地球を守るために、半人間と半エイリアンのハーフであるピーター率いるスーパーヒーロー集団が立ち上がる様を描いた作品だ。『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr.や『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース、『アベンジャーズ』のマーク・ラファロ、『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』のクリス・エヴァンスなどがそれぞれスーパーヒーローとして続投することになっている本作は、2014年8月1日(現地時間)に全米公開予定だ。■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
2012年12月03日ベン・スティラーとエディ・マーフィーという新旧コメディスターの共演も話題を呼んだ『ペントハウス』のブルーレイ&DVDの発売を記念し、モデルのソンミとジャン(L.A.F.U)を招いたトークイベント付き試写会が行われた。その他の写真本作は、マンハッタンの超高級マンションで働く使用人たちが、最上階(ペントハウス)に隠された自分たちの財産を盗み出すために奮闘するクライム・エンターテインメント。最新セキュリティとFBIの包囲網に守られた部屋に、素人泥棒集団があの手この手で挑むさまがコミカルに描かれる。超富裕層のみが入居を許されるペントハウスが舞台とあって、イベントにはモデルとして活躍中のソンミが登場。マカオでカジノを経営する父を持つ彼女は、そのセレブ具合もケタ違い。「お父さんのお友達がカジノで自由に遊んでいいよと言って、2億4千万円用意してくれたことがあったんですけど、1億円負けちゃった」「飛行機はファーストクラスしか乗ったことがなかったので、6席しかないと思ってました」といった驚きのエピソードを披露。今まで願いが叶わなかったことは「自宅の川でイルカを飼いたいと言ったときだけ」と、もはやセレブの域を超えた経験談で観客を圧倒した。そんな彼女に対抗すべく、庶民代表として選ばれたのはイケメンユニット「L.A.F.U」に所属するジャン。映画にちなみ、お得意のマーフィーのものまねで舞台に上がると、「今日は台風だっていうのに、ここだけ晴れてるじゃないか。ソンミ、君は太陽だね」と登場早々、“エディ節”全開に。そんな彼が、ソンミのセレブ話に対抗すべく持ち出したのは、現在も「時給950円でアルバイトしてる」という健気なエピソード。「俺はいま映画に出てくる庶民の気持ちと一緒さ」と、終始かみ合わないふたりのトークに、会場は笑いに包まれていた。ソンミは映画について「この作品を観て、お金持ちにもいい人と悪い人がいると知りました。ぜひお金持ちの人に見てもらって、悪いことをすると仕返しされるって学んでほしい」とお嬢様らしいコメント。ジャンは「この映画のテーマは盗みだけど、DVDは盗まずに買ってね」と“エディ”そのままの口調でイベントを締めくくり、作品をPRした。『ペントハウス』DVD&ブルーレイ発売中
2012年06月20日マーフィーの法則「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」のように、「こんなときに限ってついてないことが起こる」という思いをしたことはありませんか?そんな「ワタシ流マーフィーの法則」を調査すべく、アンケートを行いました。調査期間:2012/02/10~2012/02/15アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 874件(ウェブログイン式)■たまたま上司が現れてさぼっていると思われるまずはオフィスでの「あるある!」という出来事からご紹介です。「動けないときに限ってやっかい事が起こる。パソコンを膝(ひざ)に乗せて作業しているときに限って、ゴキブリが目の前を通る」(26歳/女性)、「仕事中たまたま携帯をいじっているときに限って上司が突然背後に現れて、さぼっている風に見られてしまう」(32歳/女性)ありますよね。たった今取りだしたばかりなのに……、なんて言い訳は通用しません。「週末の金曜日、残業せずに帰れるときに限って、嫌いな上司から飲みの誘いが……」(26歳/男性)残業の方がまだ早く帰れるかも。■飛び乗った電車は目的地を通過する次は、「遅刻しそうなときに限って」シリーズ。「信号が赤」(26歳/男性)、「エレベーターが来ない」(29歳/女性)、「定期を忘れる」(32歳/男性)、「間に合ったと思ってあわてて乗った電車が、快速で目的の駅を通過する」(25歳/女性)、「ストッキングが伝線する」(30歳/女性)あるいは、「寝坊したときに限って、洗濯物が乾いていない」(27歳/男性)、「急いで出かける準備をしているときに限って、普段は鳴らない電話が鳴る」(35歳/女性)、「急いでいるときに限ってコタツを切ったかとかテレビを消したかがあいまいで引き返したくなる」(29歳/女性)と、遅刻にまつわる「法則」は豊富です。■バッチリメイクだとドタキャン、すっぴんだと好きな人が……異性関係の「法則」も、多く挙がりました。身だしなみに関しては、「メイクをしていないときに限って、好きな人に会う」(28歳/女性)、「ひげを剃(そ)り忘れた日に限って、異性と話す機会が多い」(28歳/男性)という一方で、「バッチリメイクした日に限って、ドタキャンされる」(26歳/女性)というあるあるも。デート編では、「気になる人とデートしているときに限って元彼に会う」(23歳/女性)、「恋人といるときに限って仕事場の人に会う」(31歳/男性)気まずいあるあるです。■買い物をした次の日に値下げ買い物編では、「スーパーで会計が早そうなレジの列と思って並ぶと、一番遅い列だった」(31歳/女性)、「思い切って買い物をした次の日に値下げ」(36歳/男性) 、「細かいお金を使い切った後に、1円足りないなど、細かい金額を払うことになる」(30歳/男性)まだまだ続きます。「苦手な人を避けてエレベーターじゃなくて階段を使ったときに限って、その人に会う」(31歳/女性)、「洗い物で手が泡だらけのときに限って、無性に鼻がかゆくなる」 (25歳/女性)、「お気に入りのコートを着て出張したら、寒いのに付いているボタンが次々に取れた」(24歳/女性)こんな警告も飛び出しました。「朝一番からいつもしないような失敗をした日は、ほかにも何か失敗をする可能性が高い」(25歳/女性)、「朝、良くないことがあったら、その日は早く家に帰ったほうがよい」(31歳/男性) とのことです。こうして並べると、珍しい失敗だからこそ印象に残り、「あるある」になるのかもしれません。(蘭景×ユンブル)
2012年04月11日ニューヨークのマンハッタンにそびえたつ、最高級マンション“ザ・タワー”を舞台に、この最上階に居を構える大富豪vs彼に騙された使用人たちが繰り広げる、大逆転計画を描いた痛快コメディ『ペントハウス』。コメディファンにとってはたまらない、稀代のコメディアンが本作で遂に初共演を果たした。その2人とは、俳優のみならず監督・脚本などマルチな才能を発揮しているベン・スティラーと、90年代に一世を風靡し、不動の地位を築いたエディ・マーフィーである。絶妙な掛け合いを見せる2人に、本作について語ってもらった。ある日、“ザ・タワー”の最上階に暮らすVIPであり詐欺師・ショウが使用人たちの全財産を騙し取っていたことが発覚したのをきっかけに、ベン扮する“ザ・タワー”の熱血管理マネージャー・ジョシュを中心に使用人たちが結束!最上階のペントハウスに隠された全財産を取り戻すべく、無謀な計画が始まるのだが…。熱い魂を燃やすジョシュの奪還計画について、ベンは熱く説明する。「ジョシュと仲のいいドアマンのレスターは、年金を全部ショウに注ぎこんで、自殺まで考えてしまうんだ。もちろんジョシュも被害者の一人だったけど、レスターの金も騙し盗られたことを知り、ついに堪忍袋の緒が切れるんだ。怒ったジョシュは、レスターを追い込んだショウへの腹いせも込めて車を壊したり、先頭に立ってみんなをこの強奪作戦に引きずりこんでいくんだ」。しかし、詐欺で生計を立てる大富豪に立ち向かうには、素人集団では歯が立たない。そこで、ジョシュがチームに引き入れるのが、エディ扮する泥棒のスライドである。「ジョシュは毎日のようにスライドと顔を合わせている。スライドはいかがわしいことばかりしてる怪しい男でね、盗品を売りさばくのが仕事で、時にはジョシュをからかっている。が、いざ計画実行となったとき、切り札として泥棒のプロであるスライドにご登場願うことになるんだ」。実は、同じ保育園に通っていた幼なじみであるジョシュとスライドの2人。だが、ジョシュにとってスライドは「消したい過去だね」とベン。エディも自身の役について「街で会うたびにたかったり朝から盗品を売りつけたり、怪しいのもいいところだよ」と決して否定しない。実際に演じてみてのご感想は?「最高に楽しかったよ!ファミリー映画がずっと続いてたからね、チャラいキャラは久しぶりだった。すごく久しぶりだっただけに、エライ新鮮だった。みんなに“待ってました!”と言われる気がするね」。現在46歳のベンと、50歳のエディ。コメディ俳優として開花した時期こそ異なれ、歳が近いこともあって“笑い”について通じ合うものも多かったようだ。「同じテレビを見てたり年も近いからすごく話も合ったよ」と明かすベンだが、エディの演技を初めて近くで見て、何を感じたのか?「言わずもがなの人だからね。同時代に育った人間にとってここ25年のコメディで一時代を築いた人だし、最高だったよ!すごくおもしろいし頭のいい人だし、アドリブ満載でこれぞ“エディ・マーフィ流”という感じだった。彼の演技には2つの面があるんだ。一方で何をするか分からないアブない男を演じてるのに、それでいてすごく憎めない感じもさらりと出している。コメディを観客的に見てて、コメディをすごく愛してる人だね。毎日ワクワクしながら仕事ができたし、驚きの連続だったよ。素人さんみたいに彼の話芸に酔いしれていたよ」。同年代と言えば、強奪作戦チームの一味に加わる、人の良すぎるウォール街の“負け組”Mr.フィッツヒューを演じるマシュー・ブロデリックも、舞台を中心にコメディ界を牽引してきた一人。エディは興奮しながら、彼との共演についてふり返る。「どの登場人物も応援したくなるんだけど、中でもマシュー・ブロデリックは同期でね。彼の映画は全部観てるよ。セットでプロフェッショナルな彼の一挙手一投足を見てると“ああ、あれはあの映画の感じだ”“そうそうこんな声だ”とか…蘇ってくるんだ」。このほかにもケイシー・アフレックにガボレイ・シディベ、マイケル・ペーニャと、ツワモノがチームに揃ったが、果たして彼らの“奪還”は果たされるのか…?最後まで目が離せないこの大逆転劇について、ベンとエディそれぞれにその見どころを語ってもらった。「貧乏人が金持ちに騙される、これは永遠のテーマだよね。その図式を貧乏人が逆転して成功に持ち込もうと企む、初期の“大逆転”同様、不朽のテーマだ」(エディ)「あり得ない組み合わせの人物が登場したり、この物語に観客がノッてきてるとき、どこかで歯車が狂いだして、みんなが望まない方向に行くところが面白いよね。話がどんどんややこしくなるんだ。練りに練った脚本だというのをヒシヒシ感じるし、監督と脚本家はそこに苦心しただろうから、この映画はリアルでハラハラするよ!」(ベン)ぜひ、2人が繰り出す“笑い”を心ゆくまで楽しんでほしい。■関連作品:ペントハウス 2012年2月3日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:億万長者VS使用人の一大バトル『ペントハウス』メモパッドを5名様にプレゼントローラ、1泊200万円超の高級ペントハウスで大はしゃぎ犯罪素人チームが挑む強奪ミッション!『ペントハウス』試写会に10組20名様ご招待ベン・スティラー、次回主演作の通行人役をチャリティ・オークションで募集失言続きのブレット・ラトナー監督、アカデミー賞授賞式のプロデューサーを辞退
2012年02月03日スクリーンからご無沙汰気味だったエディ・マーフィと、ついに再会できる。ベン・スティラーとコンビを組む『ペントハウス』(2月3日(金)公開)で、マーフィはお得意のギャグを連発。華やかに帰ってきてくれた、世界中が愛してやまないコメディの王に話を聞いた。その他の写真「そろそろ家を出て何かやらなきゃまずいぞと思ってさ(笑)。ずいぶん家でのんびりしてきたからね。僕は前からベン(・スティラー)のファンで、一度共演したいとずっと思ってきた。今回、すばらしい形でその夢が実現したわけだ。それに、集団で何かを盗むというタイプの映画もやったことがなかった。経験のない分野に挑戦もしてみたかったのさ」投資詐欺の被害に遭い、将来の年金を失ってしまった高級コンドミニアムの従業員たちが、詐欺をした張本人の住むペントハウスに忍びこんで、隠されているに違いない財産を盗もうとする物語。スティラー演じるマネージャーをはじめ、従業員たちはまじめな人間ばかりで、盗みのノウハウなど持ち合わせていない。そこで助っ人となるのが、マーフィ演じるチンピラだ。ウォール街で抗議運動が展開される今、まさにタイムリーな話と言えるが、製作も兼ねているマーフィが原案を思いついた時には、それらの要素は含まれていなかった。「僕が思いついたアイデアは、不満を抱える従業員たちが、力を合わせて自分たちが勤務するビルから何かを盗もうとする、というものだった。そういった細かい部分は、(大物プロデューサー)ブライアン・グレイザーらと話を練っていくうちに付け足されていったんだよ」今月末に行われるアカデミー賞授賞式で、司会を務めることになっていたマーフィ。この取材でも、「オスカーは楽しいイベント。プレッシャーなんかないよ。舞台に立って、次に出てくる人を紹介すればいい。ついでにばかばかしいジョークをいくつか言うだけさ」と喜びを見せていたが、その後、授賞式のプロデューサーを務めるはずだったブレット・ラトナー監督がスキャンダル発言のため降板すると、マーフィも司会を辞退することに。『ペントハウス』で組んだばかりのラトナーへの忠誠心を示す行動と思われるが、マーフィの司会ぶりを楽しみにしていたファンには、残念なニュースだった。それだけに、次はどんな作品で笑わせてくれるのかが、ますます気になるところだ。『ペントハウス』2月3日(金)全国公開(C)2011 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2012年02月02日ベン・スティラーとエディ・マーフィ初競演で贈るハイタワー・エンターテインメント映画『ペントハウス』の公開に先駆けて、物語の舞台であるNY・マンハッタンの超一等地にそびえ立つ超高級マンションの最上階“ペントハウス”にちなみ、都内イチ高い場所にあり1泊200万円以上という日本イチ高級な最上階“ペントハウス”にて、公開記念イベントを1月26日(木)に実施。タレント・モデルのローラが、最高級の空間にふさわしいゴージャスな衣裳で登場。●映画をご覧いただいていかがでしたか?すごい楽しくて、夜中4時位まで観てたよー。ホントにみたってば~!すごい面白かったよ。ホワホワホワーってなっちゃった!主人公のベン・スティラーもエディ・マーフィもカッコいいよ。知ってる?エディ・マーフィ!ベンは優しいところ、エディはちょっと悪いところが良かったよ。どっちとは選べないな。●映画にちなんで、本日のイベントは日本一高級(1泊200万円)で都内一高層なところにある部屋“ペントハウス”で行っていますが感想はいかがですか?すごい広くてびっくりしたー。富士山もスカイツリーも見えたよー。ウキウキ!1泊200万円もするのー?びっくり!!みんな知ってたの??●もしローラさんが演じるとしたら、劇中に出てくる大富豪と使用人どちらが良いですか?うーんドアマンとかやってみたいかな。「こんにちはー」とか言ってウフフッ。やっぱり大富豪にする、豪華な朝食を毎日食べたい!●『ペントハウス』には社会問題も出てきますが、今日本で問題になっている増税についてどう思いますか?日本の増税良くないねー。私の好きなパンも高くなっちゃうでしょ!ちょっとお家かえって考えてみるね。ウフフッ。●劇中でペントハウスに20億円が隠されていますが、ローラさんが20億円持っていたらどうされますか?島を買おうかな!あと猫のベッドとか、おいしくつくれるフライパン買ったり……あとでゆっくり考えてみる。●今日素敵なプレゼントがあります。ローラさん:えー!20億円くれるのかな??※ここで20億円の金塊……と同じ量の金塊チョコレートが登場わぁすごい!!本物??本物だよ、だってこれ重たいもん。あれ、こっちは軽いなぁ。なんだ偽物かぁ。騙されたー!チョコレートだ!!でも、運んできたボーイさんはエディ・マーフィそっくり!ウフフ●劇中でもトリックが出てきますからね。でも、チョコレートでも全部で10万円するんですよ。じゃあもらおう!!●本日はペントハウスの住人にふさわしいような豪華なアクセサリーを身に着けているとお伺いしましたが。ネックレス、これいくらだったっけ??8000万円くらいだった。(正確には8700万円)ネックレス、指輪、ブレスレット3点総額で1億円だって!ウフフ、嬉しい!●では最後に映画のみどころをお願いします。『ペントハウス』は笑いあり、アクションありでとても、楽しいです。ボーイフレンドや友達、家族と一緒に観に行ってね!OK!!ウフフ!『ペントハウス』の公開は2月3日より。作品情報『 ペントハウス 』監督:ブレット・ラトナー出演:ベン・スティラー、エディ・マーフィ他配給:東宝東和2月3日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座 ほか全国ロードショー(c) 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年01月26日ベン・スティラーとエディ・マーフィという2大コメディスターの初共演で贈る話題作『ペントハウス』の公開に先がけ、26日に都内で一番高い超高級ホテルの最上階“ペントハウス”でイベントが行なわれ、モデルでタレントのローラがゲストに登場した。その他の写真会場となったのは六本木にある某高級ホテルの最上階の一室。シークレット・ルームであるというこの部屋には、海外のロックスターやハリウッドスターなど、世界のセレブが泊まるという。ちなみに1泊200万円以上という日本で最も高価格な一室で、地上約240mから眺める景色は圧巻だ。ローラは8700万円のネックレスにブレスレット、指輪と総額1億円を身に着けたドレス姿で登場。「重いけどキラキラしててとってもいー感じ」とご機嫌で「主人公がカッコイイの!最後は惚れちゃった。どんどん発展していくストーリーで、最後はすっごくハッピーな気持ちになったょ」とコメント。「ベン・スティラーは優しいところ、エディ・マーフィはちょっと悪いところがいい。ふたりとも半分半分、好き」だそうで、今は彼氏を「いろんな街を歩いて探し求めている」とジョークを飛ばしていた。本作は失業率などアメリカ経済の問題にも触れているが、日本の増税については「大好きなパンも高くなっちゃうから、増税はダメだょー。増税反対のカードを持って、原宿とか歩いてみようかな。あとで考えてみるー」と発言。さらに、もし20億円を手に入れたらどうするかと聞かれると、「島を買いたい。あとネコのベッドとかフライパン」と珍回答。映画については、「笑いどころやアクションもあってハラハラドキドキ。ボーイフレンドや家族で観てください」とPRした。『ペントハウス』は、NYマンハッタンの一等地に立つ全米一の最高級マンション“ザ・タワー”を舞台に、ビルの管理マネージャー(ベン・スティラー)と使用人たちが、最上階(ペントハウス)に住むVIP居住者に騙し取られた自分たちの財産を奪い返すため、隠された20億円を強奪する作戦に出るという物語。『ペントハウス』2月3日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー(C)2011 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2012年01月26日ベン・スティラーとエディ・マーフィという2大コメディスターが初競演を果たした映画『ペントハウス』(2月3日(金)公開)。本作のFacebookページにおいて、劇中に登場する多彩なキャラクターにちなんだ性格診断アプリが開始された。その他の写真本作の舞台はニューヨーク・マンハッタンにそびえ立つ高層マンション“ザ・タワー”。ひと握りの金持ちしか住むことのできないこの超高級マンションで最上階(ペントハウス)に君臨していた大富豪が、毎日あくせく働いている使用人たちの大事な年金を着服していたことが発覚。憤慨した使用人のリーダーである管理マネージャー(ベン・スティラー)は、幼なじみの泥棒(エディ・マーフィ)らを仲間に引き入れて、最上階に隠されているらしい大金を奪う“ペントハウス攻略作戦”を開始する。このように本作には、上記の大富豪、マネージャー、泥棒をはじめ、ネガティブなコンシェルジュやデタラメなエレベーターボーイ、堅実なドアマンなど、マンションの使用人を中心に個性豊かなキャラクターが登場するのだが、これに合わせた性格診断を行えるのが今回スタートした“ペントハウス住人診断”。いくつかの簡単な質問に答えていくと、何事も頂点を極めたい“経営者タイプ”、黙って結果を出す“職人タイプ”、有能なのにトップの器ではない“現場リーダータイプ”など、ユニークなキャラクターたちになぞらえた診断をばっさりと下してくれる。また、その診断結果をFacebookやTwitterに投稿して共有することも可能になっている。大富豪VS使用人という現代社会の縮図のような対立構図を背景に、様々なキャラクターたちが暴れ回る本作。映画を観る前に、自分だったらどのキャラクターに当てはまるのか、診断してみてはいかがだろうか。『ペントハウス』2月3日(金)TOHO シネマズ有楽座ほか全国ロードショー(C)2011 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2012年01月17日ベン・スティラーとエディ・マーフィという2大コメディスターが初競演した話題作『ペントハウス』の日本公開が2012年2月3日(金)に決定し、予告編映像が公開された。『ペントハウス』予告編『ペントハウス』は、NYマンハッタンの一等地に立つ全米一の最高級マンション“ザ・タワー”を舞台に、ビルの管理マネージャー(ベン・スティラー)と使用人たちが、最上階(ペントハウス)に住むVIP居住者に騙し取られた自分たちの財産を奪い返すため、隠された20億円を強奪する作戦に出るという物語。本作でスティラーは熱血過ぎる管理マネージャー役を、マーフィは強奪作戦の助っ人を頼まれる泥棒役を演じている。今回公開された予告編では、タワーに勤めるマネージャーのスティラーが「本当の価値は極上のサービスだ」と仕事に胸を張る場面から始まり、最上階の住人である金融王に全財産を奪われてしまったことを知った使用人たちが、助っ人を頼んだ泥棒から盗みの技を習う様子がコミカルに描かれている。FBIが24時間監視する中、トリックが仕掛けられたペントハウスへ乗り込むために、最高級マンションの外壁を伝うスリリングなシーンも。予測不能でハチャメチャな強奪ミッションに出る使用人たちの奮闘に、ワクワクさせられる映像となっている。『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー監督がメガホンをとり、ケイシー・アフレックや、『プレシャス』でアカデミー主演女優賞にノミネートされたガボレイ・シディベなど豪華キャストが顔を揃えた『ペントハウス』は、2012年2月3日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほかで全国ロードショー。『ペントハウス』2012年2月3日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2011年12月22日元祖“おしゃべり系俳優”とも言うべきコメディ俳優、エディ・マーフィーとコメディ映画界の申し子ベン・スティラーが初競演!コメディ界きっての2人がノンストップで贈るアクション・コメディが2012年のお正月映画として日本公開されることが決定、このほど邦題が『ペントハウス』に決定した。アメリカの街を駆け回る刑事とチンピラの凸凹コンビがいまなお高い人気を誇る『48時間』(’82)や代表作とも言うべき人気刑事シリーズ『ビバリーヒルズ・コップ』と、80年代から90年代にかけて、その軽快な持ち味で不動の人気を集めたエディ・マーフィー。近年では、昨年シリーズに幕を閉じたドリームワークスの人気アニメーション映画『シュレック』シリーズでロバのドンキーのボイスキャストを務めるなど、俳優としての活動は多岐にわたる。実写出演作では、残念ながら2007年公開の『ドリームガールズ』以降、日本公開作に恵まれなかったエディだったが、このほど待望の最新主演作が日本公開される運びとなった。舞台となるのは、ニューヨーク・マンハッタンの超高級マンション“ザ・タワー”。最上階のペントハウスに住む大富豪から全財産を騙し取られたタワーの使用人たちが、財産を取り戻すため難攻不落のペントハウスに潜入していく姿をコミカルに描く。共演キャストには今回初タッグとなるベン・スティラー(『ナイト ミュージアム』)を始め、『オーシャンズ』シリーズなどで知られるケイシー・アフレックら実力者たちが集結。本作でプロデューサーも務めるエディだが、これ以外にも『ビバリーヒルズ・コップ』のTVドラマ化の計画も囁かれているが、果たして本格的な“カムバック”となるのか?さらに、エディと言えば来年開催される第84回アカデミー賞授賞式の司会に抜擢されたことでも話題を集めているが、元祖“おしゃべり俳優”の久々のマシンガントークに期待がかかる。『ペントハウス』は2012年お正月第二弾、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:ペントハウス 2012年冬、TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2011年11月02日昨年12月に急死した女優のブリタニー・マーフィの夫で脚本家のサイモン・モンジャックが23日夜、ハリウッド・ヒルズの自宅で亡くなった。モンジャックは、5か月前に最愛の妻・ブリタニーが倒れたのと同じ家の主寝室で意識を失っているのをブリタニーの実母・シャロンさんに発見された。すぐに救急隊が呼ばれ、蘇生を試みたが、モンジャックの意識が戻ることはなかった。死因は心臓発作と思われるが、現在もまだ調査が続いている。奇しくも、昨年12月20日、バスルームで意識不明で倒れていたブリタニーを発見したのもシャロンさん。ブリタニーの死因は肺炎と貧血、治療薬の摂取が重なって引き起こされた心臓発作、と死因も似ている。ブリタニーは当時32歳、モンジャックは39歳。妻の後を追うような最期となった。ブリタニーの突然の死は当初「ドラッグが原因?」という憶測が流れ、ショックを受けたモンジャックはうつ状態だったという。3月には、今回の悲劇の舞台となった自宅を売りに出したが、ブリタニーの遺品を残したまま購入検討者に家の中を見せたくないというシャロンさんの希望で4月には売り出しを中止するという出来事があったばかりだった。(text:Yuki Tominaga)サイモン・モンジャックとブリタニー・マーフィ(写真は昨年11月に撮影されたもの)。© Splash/AFLO■関連作品:ラーメンガール 2009年1月17日よりテアトル新宿にて公開© 2008 Digitalsite Corp./Media 8 Entertainment■関連記事:急逝のB・マーフィを偲び、かつての共演者たちが愛情あふれるコメントを次々と発表ブリタニー・マーフィ、自宅で倒れ32歳の若さで急死日本生まれ、ハリウッド風味の一杯のラーメンが元気をくれる『ラーメンガール』一杯のラーメンが運命を変える!『ラーメンガール』試写会に5組10名様ご招待
2010年05月25日