ミリセント・シモンズがヘレン・ケラーの伝記映画に主演することになった。『Helen & Teacher』というタイトルで、レイチェル・ブロズナハンがサリヴァン先生役を演じる。この映画が描くのは、大学時代のケラー。世界が広がり、性にも目覚めていくうち、ケラーと保守的なサリヴァン先生の関係にはヒビが入っていく。監督は『アリスのままで』のウォッシュ・ウエストモアランド。撮影は来年夏に開始の予定。耳の聞こえない女優シモンズは、トッド・ヘインズ監督の『ワンダーストラック』で長編映画デビュー。『クワイエット・プレイス」とその続編『クワイエット・プレイス破られた沈黙』で大注目を浴びた。ブロズナハンの最近作は、『クーリエ:最高機密の運び屋』。文=猿渡由紀
2021年10月15日ジバンシィ(GIVENCHY)のメンズ2018年秋冬コレクションから、アーティスティック・ディレクターのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)が手掛ける初のアーバンスポーツスニーカー「JAW」が登場。スポーツシューズの持つ多機能性からデザインのインスピレーションを得た「JAW」は、その名の通りソールの特徴的な「歯」がひときわ目を惹くデザイン。60年代と70年代のトラックシューズから90年代に登場したハイテクスニーカーまで、様々な時代の手がかりを取り入れながらそのアクセントを現代的に仕上げ、流線型で都会的なスタイルを備えたスニーカーとなっている。ジップクロージャーのついたレザー×ナイロン素材の、ホワイトとブラックの2色展開。クラシックスタイルとして、ホワイト、ブラック、ブルーやレッドのマルチカラーの3色も今後登場予定。
2018年07月30日ジバンシィ(GIVENCHY)のアーティスティック・ディレクター、クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)のオートクチュールデビューとなる2018年春夏コレクションのイメージビジュアルとフィルムが到着。撮影を行ったのは、バルセロナを拠点に活動するフォトグラファーであり映画監督も務めるカルロッタ・ゲレロ(Carlota Guerrero)。女性の身体に焦点を当てた作品で知られるゲレロは、自身のスピリットと呼応するような、ジバンシィ2018年春夏クチュールコレクションのテーマ“Mystères d’un jardin de nuit(夜の庭園の神秘)”を、まるでルネッサンス作品を活人画にしたような、謎めいて現実離れした世界観でクチュールショーでクレアが見せた魔法を再現した。
2018年05月03日ジバンシィ(GIVENCHY)が、桜の季節到来とアーティスティック・ディレクター、クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)の2018年春夏レディ・トゥ・ウエアコレクションデビューを祝し、「GivenchyWorldTour」を東京で開催した。 パリファッションウィークでのローンチパーティーからちょうど1ヶ月経過したこの機会に、ジバンシィは東京のフラッグシップストアでVIPカクテルを、その後はローラン・ピック駐日フランス大使の公邸でガライベントを開催。このイベントでは、フレンチ・ハウスと日本文化との結びつき、特に匠の技ともいえる伝統的なサヴォアフェールに深い敬意を表して特別なコンテンツが用意された。 フランス大使公邸に到着したゲストは、ジバンシィの「4Gエンブレム」の灯篭で彩られたアプローチを通り、京都の伝統的な和傘を讃えた2つの巨大なジバンシィ・ワールドツアー・パラソルで囲まれたエントランスへと到着。花びらが敷き詰められたロビーのフォトコールではジバンシィのバックドロップを背景に満開の桜の木がゲストを迎えた。最初のサロンでは日仏が共有する最高水準のクラフツマンシップを尊ぶ伝統に焦点を当てた。これを表現するものとして、クレア・ワイト・ケラーによるクチュールのデビューコレクション“Mysteries of a Night Garden(夜の庭園の神秘)”より11体のクチュール作品が、緑豊かな装飾とジバンシィのオートクチュールでも見られた月明かりの雰囲気の中に展示された。オートクチュールのサロンに続いて、ゲストは意外なキャラクターのキャストで盛り上がる中へと足を進めた。ゲームルームでは巨大だるま落とし、イライラ棒、巨大ガラガラ、輪投げ、ヨーヨー釣りなど5つの伝統的なゲームがアイコニックなジバンシィプリントで登場。隣接する庭の“体験テラス”ではタロット占いや、物が突如として動き出す不気味なドールハウスも出現した。リリー・コリンズスペシャルイベントでは、松田優作の娘でヴォーカルのゆう姫率いるエレクトロニック・ミュージックユニット、ヤングジュヴナイルユース(Young Juvenile Youth)によるミニライブやDJ PELIによるパフォーマンスも行われた。リリー・コリンズ(Lily Collins)、チャウ・パッホウ、ローレン・サイ、マドモアゼル・ユリア、福士リナ、エリー・ローズ(ELLI-ROSE)、鈴木えみなどのゲストが来場し、クレア・ワイト・ケラーがジバンシィにもたらす新しくパワフルなビジョンを予兆する、忘れがたい場となった。
2018年04月09日バイエル薬品株式会社は、ヘレン・ケラーのエッセイを題材としたオリジナル動画「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」を2018年3月27日に公開した。同日、動画発表イベントを都内で開催。イベント内のトークショーではプロフィギュアスケーター織田信成氏を始め、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事の志村季世恵氏、眼科医であり医学博士の高橋政代氏の3名が登壇した。「見える」ことの重要性について認識不足の現代人バイエル薬品がこれまでに実施した意識調査(※)では、一般の人々が「目の健康に対する高い意識をもっている」にも関わらず、「目の健康を守る行動が十分に取られていない」という結果が明らかになっている。そこで、目の健康への意識を保つことにより、目の健康を守る行動へとつなげてほしいとの考えから、オリジナル動画「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」が制作された。本動画には、「より多くの人に見えることの大切さを改めて実感してほしい」との思いが込められている。「見たいものが見える」ことの素晴らしさ動画「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」は、今年没後50周年を迎えたヘレン・ケラーのエッセイを題材としたオリジナル動画。盲ろう者であったヘレン・ケラーが、彼女の生きたニューヨークを舞台に「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」という仮定のもと、見てみたいものを挙げていき、それらに対する彼女の想いを綴っていくという内容だ。動画のラストは「あなたは今日何を見ましたか?」という印象的な言葉で締めくくられている。「今までで印象に残っているシーンやずっと大切にしたい景色や光景はどんなものですか?」と司会者に聞かれた織田氏は、「フィギュアスケートの競技人生で最後の演技が終わったときです。お客さんのほうを見渡すと、満面の笑顔で拍手をくださったのを見たのが、僕のこれまでの人生で最も心に刻まれているシーンです」と語った。また、「今日は大阪からここへ来るときに妻と子どもに見送られて来たのですが、そういう光景はいつまでも大切にしたいですね。動画を観て、こういう日常を当たり前だと思わずに、見えることに感謝しながら生きることが大事だと思いました」と、見えることの大切さを再確認したようだった。動画を通して、目の健康について考えるきっかけに動画内でヘレン・ケラーは「最後に、目の見えない私から、目の見えるあなたに伝えたいことがある。明日、視力を失ってしまうかもしれないと想像してみてほしい。するとあなたの目は今まで見過ごしていたことに目を向け、見るものすべてを愛おしく感じるだろう」と視聴者に語りかける。普段、見えることが当たり前でなかなか意識を向けにくい、目の健康。ヘレン・ケラーが描写する美しい世界と示唆に富むメッセージを動画から受け取り、ぜひ目の健康を再確認するきっかけにしてみてはいかがだろうか。【参考】※見えるを見つめる.com※最新の調査結果
2018年04月04日ジバンシィ(GIVENCHY)がアーティスティックディレクターにクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)を迎えてから初となるプレコレクションを発表。英国ケントの個⼈邸宅で撮影された2018年秋冬プレコレクションは、クレア・ワイト・ケラーのデビューランウェイショーとなった2018年春夏コレクションと同様に、ウィメンズとメンズで共通する世界観が特徴。シャープなシルエットのアウターやポインテッドブーツを始めとするキーパーツは、ユニセックスなミックス&ミングルスタイルがベースになっており、ワードローブにおける男女の境界を曖昧にしたルックが提案された。目に飛び込んでくるのはレッド、ブルー、アンバー、ブラックによる鮮やかなカラーブロック。ウエアを始め、新作のGVバケットバッグに採用され、シーズンの方向性が打ち出されている。クラシックなウールコートにはミリタリーのディテールが施され、ステートメントコートはモノトーンのヘリンボーンで大胆かつラグジュアリーに。ミドルレングスのドレスやスーツにフィーチャーされたレオパードプリントは“レッド”で蘇り、メゾンらしいエッジーなエッセンスも垣間見える。イブニングウエアでは、メタリックエンブロイダリーやレースに重ねたベルベット、プリーツされたチュールのような凝ったあしらいが披露され、セクシーなエレガンスが強調されている。加えて、フレッシュに生まれ変わったトラディショナルな“4Gエンブレム”やバンドツアースタイルの“GIVENCHY PARIS”Tシャツもシーズンのハイライトといえる注目のポイント。ジュエリーはオーバーサイズのイヤリングを中心に⽤いながら、星座をテーマとしたアルチザンなシリーズが登場。初のプレコレクションは全体を通して都会的でありながら、クチュールの感性がしっかりと感じられ、新生ジバンシィの姿勢を体現するものとなっていた。
2018年01月02日新アーティスティック・ディレクターのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)によるジバンシィ(GIVENCHY)がパリファッションウィークで開催する2018年春夏コレクションショーをライブストリーミングで配信する。日本時間10月1日17時(パリ現地時間1日10時)より。また、SNSのハッシュタグは「#GivenchySS18」、ハンドルネームは「@givenchyofficial」または「@clarewaightkeller」。ショーの様子はこちらから視聴が可能(※会場の都合により遅れる場合あり)。
2017年10月01日ジバンシィ(Givenchy)の新デザイナー、クレア・ワイト・ケラーが手がけた初のビジュアルが公開された。ミステリアスなオーラに包まれた、モノトーンビジュアルのテーマは「進化と魅惑」。ワイト・ケラーはメゾンのアーカイブを探求するなかで、創設者であるユベール・ド・ジバンシィの動物への深い愛情を再認識。そこから着想を得て、1953年に登場したオレンジの目を持つ猫のシルクプリントにインスパイアされ、今回のビジュアルに猫を登場させた。新人モデルのサフロン・ヴァダー(Saffron Vadher)とミーガン・ロシェ(Meghan Roche)が猫を抱きかかえ、レースのTシャツを身に纏っている姿が切り取られている。さらに、エリアス・ブレマー(Elias Bouremah)とコルトン・ボゥエン(Kolton Bowen)はタキシードパンツとゴールドのジュエリーを身に着け、猫と共にくつろぐ様子が描かれた。ワイト・ケラーは「猫のような空気を纏った女性は美しいと思います。少し人見知りに見えるかもしれませんが、穏やかな物腰に反して力強い真っ直ぐな目を持ち合わせています。非常に魅惑的で、誰もが彼女に会いたくなり近づきたくなり、そしてどんどん魅せられていきます。私はこれこそがジバンシィが進化し続けてきたメタファーであり、このモダンな雰囲気と表現をキャンペーンに表したいと思っていました。」とコメントしている。彼女のデビューコレクションとなる2018年春夏ランウェイショーは、パリファッションウィーク期間中の2017年10月1日(日)に開催を予定しており、メンズ・ウィメンズのウェアが発表される予定だ。【クレジット】クリエイティブ ディレクター:クレア・ワイト・ケラーアートディレクター:クリストファー・シモンズフォトグラファー:スティーブン・マイゼルスタイリスト:ジョー・マッケナヘアスタイリスト:グイド・パラオメイクアップアーティスト:パット・マグラスモデル:サフロン・ヴァダー、ミーガン・ロシェ、エリアス・ブレマー、コルトン・ボゥエン
2017年07月21日クリエイティブディレクターのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)にとって最後のコレクションとなったクロエ(Chloe)が、パリのグラン・パレを会場に3月2日、2017-18年秋冬シーズンのショーを開催した。今シーズンはこれまでのクロエらしい女性像を継承しながら、60年代のサイケデリックな要素や、90年代のグランジ、特にニルヴァーナ(Nirvana)のカート・コバーン(Kurt Cobain)とコートニー・ラヴ(Courtney Love)のラフな装いからインスパイアされている。また第二次世界大戦前のギャルソンヌや、工場に徴用されていた40年代の女性工員の服から様々な要素を引用。サイケデリックなペイズリー柄や60年代風の丸襟など、ヴィンテージ感溢れるディテールだが、肩のシルエットやボリューム感をモダンにアレンジしてフレッシュなアイテムに仕上げている。コートやブルゾンは、アイテムによって大きな肩パッドを入れたものと、肩パッドを入れずにオーバーサイズにしたものが見られ、ニットやスウェット類はドロップショルダーが主流。カットアウトレースのミニドレスや、マスキュリン・フェミニンなワークシャツなど、クロエらしいアイテムも健在。中盤のニットスウェットと最終ルックのプリントドレスで、女性の横顔を描いたモチーフ“ギャラクシー・フェイス”が登場したが、これは人と人との繋がりを表し、「一度お別れしても、またどこかで再会できる」とするクロエ・ワイト・ケラーからのメッセージだった。
2017年03月17日映画『奇跡の人』のヘレン・ケラー役で知られるオスカー女優パティ・デュークさんが29日、69歳で死去した。パティさんは、腸の破裂による敗血症で亡くなり、代理人マイケル・スタブス氏は「彼女は妻であり、母親であり、祖母であり、友人であり、精神的健康の主唱者であり、文化のアイコンでもありました。彼女の死はとても惜しまれるでしょう」と伝えている。また、パティさんの家族も「今朝方、妻、母、女家長、素晴らしいアーティスト、メンタルヘルスの擁護者であった私たちの愛するアンナ・パティ・デュークは、その目を閉じ、痛みから解放され、美しい世界へと旅立ちました」と声明を発表。2004年には、パティさんは心臓バイパス手術を受けていた。パティさんは映画『奇跡の人』で子供ながらにヘレン・ケラー役を熱演し、1963年にアカデミー賞を獲得。その約20年後にはヘレン・ケラーの先生役をTV映画の中で演じ、1980年にエミー賞に輝いた。ちなみに、この作品のみならず1970年放送の『マイ・スウィート・チャーリー』、1976年放送の『キャプテンズ・アンド・ザ・キングス』でもエミー賞を受賞した。映画やTV業界だけでなく、ブロードウェイの舞台でも活躍していたパティさんは、30年間の結婚生活を送っていたマイケル・ピアースとの間に3人の子供をもうけている。(C)BANG Media International
2016年03月30日