パリにおけるサードウェーブコーヒーの先駆者「クチューム(COUTUME)」が2月11日、玉川高島屋に新たなカフェをオープンする。日本ではベイクルーズが展開。フランス国内の星付きレストランやカフェからオーダーが絶えないという「クチューム」。14年4月には東京・青山に、12月には大阪に2号店がオープンし、日本でも様々なメディアで注目されてきた。特に、二子玉川店では“ワンランク上のクチューム”をテーマに、これまでの店舗にはないメニューやサービスを提供していく。中でも、オープンに合わせて数量限定で販売する最高級コーヒー豆「ゲイシャ」は、04年の国際オークションでは最高価格で落札された、コーヒー界で最も注目を集めている品種の一つ。すっきりとした甘みを伴う酸味が特徴で、その香りはフローラルのアロマや柑橘類を彷彿とさせる。他にも、土づくりから栽培、収穫までにこだわった農場から個性豊かなコーヒー豆を取り寄せ、すべてハンドドリップで1杯ずつ丁寧に抽出。オープンから2月13日までは、フランスバリスタ選手権で上位入賞の経歴を持つバリスタが本店より来日し、コーヒーサーブを行ってくれる。また、15日まではコーヒーを注文すると、お勧めのコーヒー3種をテイスティング出来るチケットを配布。更に、毎日先着で50名には、シングルオリジナルコーヒー豆がプレゼントされる。なお、内装はフランスの国内外で著名な商業施設や店舗を手掛けてきた「カット アーキテクチャー(CUT architectures)」が担当。パリの風を感じるような、スタイリッシュで心地良い空間になるという。
2015年02月02日サードウェーブテクノロジーズは21日、タワー型ワークステーション「TS5122-WSF」と「TS5122-WS2」を発売した。価格は「TS5122-WSF」が税別386,000円から、「TS5122-WS2」が税別523,000円から。最新のIntel Xeon E5-2600 v3シリーズを最大2基搭載可能なタワー型ワークステーション。最大3基までの2スロット占有カードを搭載可能で、Intel Xeon PhiのようなコプロセッサやGPUを複数使用し、HPC/シミュレーションや高いグラフィックス処理濃色を必要とするような3DCG製作や高解像度の画像・ビデオ・オーディオ編集といった作業に活用できるという。「TS5122-WSF」の標準構成は、Intel Xeon E5-2620 v3(2GHz / 6コア / 12スレッド)×2、チップセットがIntel C612、メモリがDDR4 ECC Registerd 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、ディスプレイアダプタがIntegrated 2D Video Controller、電源は550W 80PLUS Silver。「TS5122-WS2」の標準構成は、Intel Xeon E5-2620 v3(2GHz / 6コア / 12スレッド)×2、チップセットがIntel C612、メモリがDDR4 ECC Registerd 8GB(4GB×2)、ストレージが2TB HDD、ディスプレイアダプタがIntegrated 2D Video Controller、電源は750W 80PLUS Platinum×2。対応OSはWindows Server 2008 R2、Windows Server 2012 R2、Windows 7 / 8.1、RHEL 5/6。
2015年01月21日サードウェーブテクノロジーズは21日、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズの搭載に対応したラックマウントサーバ「RS5122-4NH」を発表した。2Uラックスペースに最大4ノードを搭載できる。即日販売を開始し、4ノード搭載時の価格は税別1,289,000円から。通常の1Uラックマウントサーバの半分のスペースで、同等コア数の環境を構築可能できるため、限られたラックスペースを有効に活用できるという。電源は4ノードで冗長化電源を採用する。1ノード当たりの主な仕様は、CPUがintel Xeon E5-2620 v3(2GHz / 6コア / 12スレッド)、チップセットがIntel C602、メモリがDDR4 ECC Registerd 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、ディスプレイアダプタがIntegrated 2D Video Controller、電源は1600W 80PLUS Platinum×2。インタフェースは、GigabitEthernet×2(Intel i350)、拡張スロットがPCI Express 3.0x16×1、USB 2.0×2、D-sub×1、Management LAN×1。本体サイズはD438×D771×H86.9mm。
2015年01月21日サイボウズは1月13日、業務アプリを作成できるクラウドサービス「kintone」をアップデートし、サードパーティのプラグインの取り込み機能を提供開始したと発表した。これまでもJavaScriptファイルによるカスタマイズは可能だったが、利用状況に合わせてJavaScriptファイルの値を変更したり、複数のJavaScriptファイルを組み合わせて適用したりする必要があった。そこで、2014年6月にプラグインの取り込み機能が提供を開始。プラグイン取り込みボタンからプログラムを取り込むと、必要な設定画面が表示されるので、プログラムの知識がないユーザーでも簡単にkintoneのカスタマイズできる。今回のアップデートで、同社以外の第三者から提供されたプラグインも利用できるようになり、他サービスとkintoneとの連携プラグインや、kintoneのアプリのデータをより効果的に利用するための機能拡張プラグインなど、業務に適したシステムをユーザー自身が作り上げていくことが可能になった。リリースに先立ち、cybozu.com developer networkにエントリーしている開発者より、10種類を超えるkintoneプラグインがリリースされている。
2015年01月13日既報の通り、サードウェーブデジノスは18日、同社が展開するWindows搭載タブレットのラインナップ拡充を発表し、新たに3製品を追加した。これに伴い、都内で記者説明会を開催。サードウェーブデジノス PC本部 企画部 企画課 課長 冨岡功氏が製品の特長を解説した。サードウェーブデジノスは、2014年11月に同社として初となるWindows搭載タブレット「Diginnos DG-D08IW」を投入。Windows搭載ながら税別18,500円という低価格で、発売後すぐに品薄となるほど人気を獲得している。今回は新たに、8型モデル「Diginnos DG-D08IWB 32GB」、8.9型モデル「Diginnos DG-D09IW」、10.1型モデル「Diginnos DG-D10IW2」を追加し、ラインナップの拡充を図った。これでWindows搭載タブレットでも複数のモデルから選択可能となった。すべてのモデルでOSにWindows 8.1 with Bing、プロセッサにBay Trail-T世代のIntel Atom Z3735F、メモリに2GBを採用する。ストレージは「DG-D08IWB」が16GBだったのが、今回の3モデルでは32GBに強化されている。ストレージ容量の増加により、購入時のオプションでMicrosoft Office Home and Business 2013のプリインストールが選択できるようになった点が、従来モデルとの違いとして大きなポイントだ。冨岡氏によるとデフォルト状態のストレージ空き容量は20GB程度、 Office Home and Business 2013のインストール時で17GB程度だという。また、どの製品も通信機能としてIEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0+HSを備える。Android搭載モデルではSIMロックフリー対応モデルを販売しているが、Windows搭載タブレットに関しては「前向きに検討したい」(冨岡氏)と答えるにとどまった。○DG-D08IWB 32GBDG-D08IWBのストレージ強化版という位置付けのモデルで、価格は税別23,130円。DG-D08IWBとDG-D08IWB 32GBは併売するので、価格とストレージ容量から考えて製品選択できる。ラインナップの中では最もコンパクトなモデルとなる。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイがマルチタッチ対応8型(1280×800ドット)、OSがWindows 8.1 with Bing。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HSなど。インタフェースはmicroSD、microUSB、microHDMIなど。カメラは前面200万画素、背面200万画素。センサーは加速度、GPS。バッテリ駆動時間は約6.1時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW214×D128×H8.6mm、重量は345g。○DG-D09IW8.9型とDG-D08IWBよりも一回り大きなディスプレイを搭載したモデル。解像度もWUXGA(1,920×1,200ドット)と高く、表計算シートや文書、資料などが閲覧に適しているという。価格は税別27,760円。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイはマルチタッチ対応8.9型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶、OSがWindows 8.1 with Bing。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS。インタフェースはUSB 2.0、microUSB、microSD、microHDMIなど。カメラは前面200万画素、背面500万画素。センサーは加速度、GPS。バッテリ駆動時間は約6.1時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW234×D159×H9.4mm、重量は約480g。○DG-D10IW210.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶を搭載したモデル。ほかのモデルと比べて容量が大きなバッテリの搭載が可能で、バッテリ駆動時間は約8.8時間(JEITA 2.0)と長時間駆動を実現する。価格は税別税別37,980円。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイはマルチタッチ対応10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶、OSがWindows 8.1 with Bing。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS。インタフェースはUSB 2.0、microUSB、microSD、microHDMIなど。カメラは前面200万画素、背面500万画素。センサーは加速度、GPS。バッテリ駆動時間は約6.1時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW260×D168×H9.2mm、重量は約560g。
2014年12月19日サードウェーブテクノロジーズはこのほど、Intel Xeon E5-1600/2600 v3シリーズに対応したワークステーション「TS5112-WS1」を発売した。標準構成時の価格は税別271,000円から。オプションでCPUに加え、グラフィックスやストレージの変更に対応する。グラフィックスでは、NVIDIA QuadroやNVIDIA Tesla、AMD FireProをサポート。また、ストレージではストレージ高速化規格である「NVMe SSD」対応製品も選択できる。標準構成は、CPUがIntel Xeon E5-1620 v3(3.5GHz/4コア)、チップセットがIntel C612、メモリがDDR4 16GB(4GB×4)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K620、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSはオプション。本構成での価格は税別271,000円から。
2014年12月16日サードウェーブテクノロジーズはこのほど、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズに対応した1Uラックマウントサーバ「RS5122-SDF」を発売した。1wayモデルの価格は税別314,000円から。奥行きが短いショートデプスのシャーシを採用したサーバ。ラックのサイズに制限がある場所や荷重制限の厳しい環境に適しているという。1wayモデルの標準構成は、CPUがIntel Xeon E5-2620 v3(2.4GHz/6コア)、チップセットがIntel C612、メモリがDDR4 ECC Registerd 8GB(4GB×2)、ストレージが160GB SSD、ディスプレイアダプタがAspeed AST2400、光学ドライブがなし、電源が500W 80PLUS Platinum。本構成での価格は税別314,000円から。2wayモデルは、上記からCPUをIntel Xeon E5-2620 v3(2.4GHz/6コア)×2、メモリをDDR4 ECC Registerd 16GB(4GB×4)、ストレージを160GB SSD×2に変更し、価格は税別455,000円から。インタフェースは共通で、フロント部分にUSB 3.0×2、D-sub×1、Gigabit Ethernet×2(Intel I210AT)、Management LAN×1、PS/2×1。本体サイズがW444×D383×H44mm。
2014年12月16日韓国のLG Electronicsのスマートフォンが、サードパーティ初となるAndroid 5.0 Lollipopに対応する。現地9日に発表した。対象端末は「G3」で今週中にポーランドで提供し、その後、主要マーケットでの利用も可能にする。Android 5.0 Lollipopではユーザインタフェース「Material Design」に変更される。色使いや余白の使い方、効果的なモーションなどで操作性の向上を実現する。通知機能も強化され、ロックスクリーンで通知に対して返信も行える。また、バッテリセーバー機能により、使用時間を最大90分延長したり、充電時に充電が完了して使用可能になるまでの所要時間を確認することも可能になる。そのほか、セキュリティ面での機能も向上する。Googleは新型のNexusデバイスにはAndroid 5.0 Lollipopを搭載して販売しているものの、Nexus 4、5、7 (2012/2013)などの新OS対応の旧デバイス向けには、まだ配信を行っていない。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月11日CCCメディアハウスは、ライフスタイル雑誌『Pen』の最新号として「1冊まるごと おいしいコーヒー」を発刊する。この号では話題のサード・ウェーブ・コーヒーに着目し、コーヒーの歴史やキーワード、焙煎方法に至るまでのディープな情報を収録する。特集ではサード・ウェーブ・コーヒーの旗手として知られる「ブルー・ボトル・コーヒー」を取材し、オークランドの最新店舗の模様を伝えながら、そのコーヒー哲学を紹介。『コーヒー好きが語る「コーヒー道」』では3人のコーヒー愛好家が登場し、“1日に3回以上スタバに通う理由”や“豆ではなく「人」に対するこだわり”など、コーヒーについての思い入れを熱く語った。その他、パックンとベリッシモがそれぞれ母国のアメリカとイタリアのコーヒー文化を語る対談や、東京の個性的なカフェスタンドなどを紹介するページを用意。まるごと1冊コーヒー大特集といった内容となっており、ファンにはたまらない1冊となっている。
2014年10月02日6月20日(金)から公開される、ポール・ハギス監督の最新作、映画『サード・パーソン』。プライベートではアシュトン・カッチャーとの第一子妊娠を発表しており、公私ともに注目されている女優ミラ・クニス(『テッド』、『ブラック・スワン』)のインタビューが到着。 ―『サード・パーソンは』どのようなストーリーですか?答えるのが難しいわ。とても複雑な役柄で、映画もそうだけど説明が難しいの。彼女は周りから勘違いされていて、前の夫と子供の親権で裁判中なの。彼女は自分の子供を殺そうとした罪にも問われていて、更にとても可愛らしくて優しいのに、いつも遅刻して来たりして、もし人が右か左か選ぶってなったら彼女はいつも間違った方向を選んでしまう様な人なの。 でも彼女はわざとやっているわけでは無いから責める事は出来ないと思うわ。きっと世界で一番運が悪い人なのかもしれないわ。そうではないかもしれないけど、彼女はいつも周囲からダメ出しを受けるの。悲しいキャラクターと言えるわね。―映画ではホテルの従業員として働いていますが、その前の職業は?彼女は女優で、ソープ・オペラで働いていたと思うわ。他にも色々やっていたと思うけど、彼女の話に集中する頃には彼女はNYのホテルで清掃員として働き始めてるわ。―彼女を駆り立てるものとは何だと思いますか?人生で一番大事なものは?それは100%間違いなく彼女の子供だわ。後は子供を取り戻す事ね。子供と一緒に過ごせるようになる事が一番大事な事よ。―ポール・ハギスとの仕事はいかがでしたか?私が最初に監督に会ったのは今から6ヶ月ぐらい前よ。その時はただのミーティングで脚本を渡されて読んでくれって言われただけ。でもポールの事はもちろん沢山の優れた作品から知っていたし、とても特異な脚本の書き方をする人だと思っていたから、何となく予想は出来たの。何がどうなるかなんて分からなかったけど、複雑なストーリーラインなんだろうなという事ぐらいはね。 それで脚本を読んだらもう夢中になったわ。とても悲しい話で、劇場から出た瞬間に「あ〜!とってもいい気分だわ!」ってなるような作品ではないけど、読んだ時とても感激したの。実際に泣いてしまったし、全てのキャラクターがとても痛々しいと思うわ。―出演者がとても豪華です。参加の決め手は?オリビア・ワイルドやリーアム・ニーソンが出演するっていう事も聞いていたし、自分のキャラクターがとてもユニークでスペシャルだと思ったわ。すぐにこの役をやりたいって思ったの。昨日はジェームズ・フランコに会って一緒に数えたんだけど、共演するのは7度目なの。とても楽しいわ。彼は私の仲の良い友達の一人で、一緒に何度も共演出来るというのは素晴らしいわ。撮影は本当に楽しくやっているわ。―マリア・ベロとの共演はいかがですか?マリアはとっても面白いの。映画内では常に言い合いをしてるから、撮影外で仲良く出来るのは楽しいわ。素晴らしい人よ。―イタリアでの撮影はどうですか?今回初めてイタリアに来たの。今撮影2週目だけど、ローマは特に本当に素敵なところね。振り向く度にそこには歴史的な建造物とかがあって、驚いたわ。本当に全てが美しくて、景色に見入っていて反対方向を見るとそこには大きくて古い建物があったりして、素晴らしく歴史的で、文化的な街ね。食事も美味しいし、人々も優しくて、とても素敵な時間を過ごしているわ。―子役のオリバー君はどうでしたか?オリバー? 彼は素晴らしいわ。私とジェームズ・フランコは「Tar」っていう映画で夫婦を演じたんだけど、その時の子供役の子がブロンドで青い目をしていたの。それでジェームズと二人で、「自分たちに全く似てないね」っていう話をしてたんだけど、今回オリバーを見て、ジェームズと「やっと自分達に似た子供が来た!」って言ってたのよ。とても可愛い子だわ。 ―これまでの撮影でハイライトだと思うのはどこですか?そうね…ローマでの撮影は素晴らしいわ。イタリアで仕事が出来ているっていうのはとても恵まれていると思うわ、だって世界中を旅するなんてそう出来る事ではないし、このように違う文化に触れたりね。自分の仕事が好きな理由の一つはこれだと思うわ。でもやっぱり、一番のハイライトはポールと一緒に仕事をしている部分ね。ポールや、マリア、ジェームズ、他の素晴らしい出演者達とスタッフ達、そしてこの撮影環境に囲まれて、とても安心するの。―最後に、モランとの共演シーンがあるとか?そう、1回だけね。また共演してないの、撮影は来週だから。作中ですれ違うシーンがあるのよ。会話はないけど、彼女はとっても優しくて美しい人よ。ポールにもからかわれたんだけど、私は164cmだけど彼女はすごく身長が高くて綺麗でスーパーモデルみたいだから、私達が一緒のシーンに映ったらさぞかしおかしいでしょうね。(C) Corsan 2013 all rights reserved『サード・パーソン』は6月20日(金)TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー 公式サイト
2014年06月18日『ミリオンダラー・ベイビー』、『クラッシュ』のポール・ハギスが、豪華キャストを迎えて贈る極上の愛のミステリー『サード・パーソン』。本作は、NY、ローマ、パリを舞台に3組の男女が織り成す、愛と信頼、そして裏切りの物語だ。今回注目したいのは、2002年『戦場のピアニスト』で、アカデミー賞「主演男優賞」に史上最年少で輝いた実力派エイドリアン・ブロディ。シリアスな演技で絶賛された彼だが、そのときの授賞式では舞い上がる気持ちを抑えきれず、プレゼンターのハル・ベリーにアツーいキスをするなど情熱的な一面も。その後もキャリアは順調。個性派俳優としてウディ・アレン、ピーター・ジャクソン、ウェス・アンダーソンら名立たる有名監督の作品に立て続けに出演し、作品ごとにまったく違った顔を見せている。本作でエイドリアン演じるのは、出張でローマに訪れたアメリカ人ビジネスマンのスコット。高級デザイナーズスーツに身を包み、“デキる男”風にニヒルな笑顔を浮かべているが、実はそれはうわべだけの姿。イタリアのファッションブランドからデザイン画を盗むことが仕事で、着ているスーツもただのコピー商品なのだ。イタリアのすべてを嫌悪し、早く帰国したがっている彼の目に入ったのは、“バー・アメリカーノ”の看板の文字。故郷アメリカのビールやハンバーガーを期待して店内に入るが、店員は英語を話せず、出されたのもぬるいビールという始末。しかし、そこに美しいロマ族の女性モニカ(モラン・アティアス)が現れ、一瞬にして目を奪われる。お互いの子どもの話で打ち解け、モニカが娘との再会を楽しみにしていることを知るが、彼女は1本の電話を受けて慌てて店を出て行ってしまった。スコットは彼女がバッグを忘れていったことに気づき追いかけるが、もうその姿はなかった。仕方なくバッグをバーに預けてホテルに戻るスコット。その後、モニカはバッグを受け取るが、そこに入っていたはずの金が消えていた。スコットは、それが密輸業者から娘を取り戻す金だったと聞き、彼女を助けたい衝動に駆られる。スコットはお金を用立て、モニカとともに治安の悪い危険地帯へと出発するが――。今回公開されたのは、そんなスコットとモニカのロマンティックなラブシーン。一瞬で心引かれ、彼女の助けになりたいと思うスコットと、自分に近づいてくる男性を信用できないモニカ。行動を共にするうちに恋愛感情が生まれつつあったが、お互いに一歩踏み出せない。お金も寝る場所もないモニカを放っておけないスコットは、自分の宿泊するホテルに呼ぶ。ホテル側はロマ族のモニカの宿泊を拒否するが、スコットは「彼女は僕の妻だ」と言い放って黙らせた。最初はソファーで寝ようとするスコットだが、結局はモニカの足側に頭を預けてベッドで横になる。「あなたは泥棒?」「いや、ビジネスマンさ」「初めて呼ばれたわ、“妻”って」とオトナの会話を楽しむ2人。そのうち会話が途切れ、お互いの感情を確かめるかのように、スコットはモニカに足に触れ、身も心も距離を縮めていく…。「ずっとポール・ハギスと仕事がしたかった」と話すエイドリアン。「彼には、僕が監督に求める知的で芸術的な繊細さがある。彼は経験も豊富だし、頭もよく、才能豊かな人だ。そんな彼の作品に出演できて嬉しい。僕は常に、心に語りかけてくる作品を探し求めていた。簡単に出合えるわけじゃないんだ。この作品では、俳優としてだけでなく、人間としても多くを学ぶことができた」と、ハギス監督を絶賛した。さらにモニカ役のモランは、2人のキャラクターを分析する。「モニカにとってスコットは、これまでの人生で出会ったどの男性とも違う。彼は彼女がずっと避けてきた問いを、遠慮なく投げかけてくるの。彼女には男性を信用しない理由があるし、スコットにはモニカと彼女の娘を助けずにはいられない秘密と理由がある。誰かを信頼するには、自分をさらけ出して、自分を守るために作った壁を取り払わなくてはいけないわ。モニカにとっては、肉体的に裸になるほうが簡単。心を開くことは挑戦なのよ」。果たしてスコットは、本当にモニカの傷ついた心を溶かすことができたのか。モニカの正体とは?超セクシーなエイドリアンのラブシーンを含め、人間の本質をえぐるハギスの最高傑作を劇場で堪能してほしい。『サード・パーソン』は6月20日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サード・パーソン 2014年6月20日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開(C) Corsan 2013 all rights reserved
2014年05月23日ファッションについて考えるトークセッション「Think of Fashion」。今回は、20世紀を代表するデザイナー、クレア・マッカーデルにフィーチャーした講演を2013年6月23日(日)に開催する。Think of Fashionは、ファッション文化と社会現象について考えるイベントで、若手のファッション研究家やキュレーターが中心となって行なわれている。9回目の開催となる今回は、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部専任講師の蘆田裕史を迎え、「クレア・マッカーデル現代ファッションの開拓者」と題し、アメリカを代表する女性デザイナーであるクレア・マッカーデルにフィーチャー。ヨーロッパ至上主義的なファション史が流通しているなかで、アメリカという国の重要性も小さくないはずだという視点から、現代ファッションの源流の一端を担ったクレア・マッカーデルのデザインの特徴について考えていく。またイベント終了後には、講師を交えた懇親会も予定している。【イベント詳細】Think of Fashion 009「クレア・マッカーデル現代ファッションの開拓者」2013年6月23日(日)18:00~19:30※終了後、懇親会開催予定会費:2,000円ワンドリンク付会場:服も作れるコワーキングスペース「coromoza fashion labolatory」〒150-0001渋谷区神宮前6-31-21 オリンピアアネックス201TEL:03-6450-5560申込先:palette.produce@gmail.com<講師プロフィール>蘆田裕史(あしだ ひろし)1978年京都生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程研究指導認定退学。国立国際美術館研究補佐員、京都服飾文化研究財団アソシエイト・キュレーターを経て、現在、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部専任講師。ファッションの批評『fashionista』編集委員。共著に『ファッションは語りはじめた』(フィルムアート社2011年)、共編書に『+Future Beauty』(平凡社2012年)、共訳書に『無機的なもののセックス・アピール』(平凡社2012年)など。元の記事を読む
2013年06月01日