韓国男性5人組アイドルグループ・SS501のリーダー、キム・ヒョンジュンが7月29日、ソロとして初のミニアルバム『Break Down(韓国盤)』(6月8日発売)リリースを記念し、、Zepp Tokyoにて初ショーケースライブを開催した。イベント前には記者会見を行なった。キム・ヒョンジュンの会見とライブ写真キム・ヒョンジュンは、「こんにちはキム・ヒョンジュンです」と日本語で挨拶し、リラックスした表情を見せると、アルバムについて「僕にとっては、初めてのソロアルバムになります。僕のこれまで……少年から大人に変わっていくプロセスを表現したいと思いました」と説明。そして、「男らしさを押し出したタイトル曲『Break Down』、シリアスなバラード『Please』など、幅広いジャンルの曲で、僕の多彩な姿を見せたいと思いました。幸い多くの人から愛され、よい評価をいただけて満足しています」と語った。セルフプロデュースについては「曲の選択、歌詞、メロディーラインの変更、レコーディングにいたるまで全てに関わりました。アルバムジャケットのデザインにも気を配りましたし、MVのアイデアも出しました。苦労は多かったのですが、その分よい結果が得られたと思います」と自信をのぞかせた。イベントには、DATVショッピングサイトで同アルバムを予約購入した中から選ばれた1000名が招待。リードトラックの『Break Down』をはじめ、『Kiss Kiss』やドラマ『イタズラなKISS』の挿入歌『One More Time』など、7曲を披露し、力強いダンスや甘い歌声のバラードでファンを熱狂させた。秋にニューアルバムをリリースすることと、11月に全国7都市(大阪・札幌・仙台・広島・横浜・名古屋・福岡)を巡るソロとして初めての全国ツアー開催を発表した。会見で述べた「待っていてくれたファンのために、しっかり準備してきた。アップグレードしたキム・ヒョンジュンの姿をみんなの目に焼き付けたい」という言葉通り、自信にあふれたパフォーマンスと嬉しいニュースでファンを喜ばせた。
2011年08月01日日本オリジナル1stシングル『眠れない夜-Long Night-』(7月27日発売)リリースを控え、8月には2回目の東名阪ツアーを開催するキム・ヒョンジュン。“SS501の末っ子・ヒョンジュン”から、“ソロ・アーティスト、キム・ヒョンジュン”へと成長を遂げた彼にソロ活動について聞いた。キム・ヒョンジュンのインタビュー写真グループ活動を休止し、メンバーそれぞれがソロ活動をしているSS501。キム・ヒョンジュンは韓国で3月に、日本で4月に初のミニ・アルバム『My Girl』をリリースした。「初めてひとりでステージに立った時は『ああ、ソロ歌手になったんだな』ってじみじみ感じました」と、ひとり立ちした時を振り返る。そして、ソロ活動について「自分の音楽ができることやキム・ヒョンジュンという名前を皆さんに知らせることができるところが良いですね。頼る人がいないから、寂しいけど」と語った。昨今のK-POPブームにより、ソロ活動や過去の映像からSS501のファンになる現象も起きていることを伝えると、キム・ヒョンジュンは「本当に?すごいですね!」と心底驚いた様子で、「僕には、ちゃんと活動をすれば、その分、ファンの方も増えるという信念があります。真心をもって頑張れば、分かってくださる方がいるはずですよね」と笑顔を見せた。ソロとして臨んだ初の東名阪ツアーでは、ステージから見たファンの反応が「皆さんノリノリ(笑)!」だったと楽しそうに振り返る。そして、「ツアーを回ってからファンの方も増えたと聞いて、すごく嬉しかったんです。(今回は)クレイジーに走り回るライブをお見せします!熱い夏が一生の思い出になるようなライブにしますよ。『また見たいな』って思っていただけるように。体が壊れるくらい頑張ります!」と8月のツアーに向けて元気に宣言した。「僕の“実力”と“音楽”を認めていただくことが目標」と語るキム・ヒョンジュン。ソロでは「自分の明るさと前向きなところをアピールしたいです。歌う時にもそれが出るといいな。焦らず、長く活動していきたいし、演技にも挑戦してみたい。オリコンチャートでも良い結果を出したいし、今年は難しいかもしれないけど、年末に大きなコンサートをしたいし……。やりたいことがたくさんありすぎる!」と、多くの希望に瞳を輝かせた。キム・ヒョンジュンのインタビュー完全版は、発売中の雑誌『韓流ぴあ 8/31号』に掲載。また、夏らしく爽やかで軽やかなダンス・ナンバーで、好きな女の子への情熱的な想いを綴ったラブ・ソング『眠れない夜-Long Night-』は7月27日(水)発売。「キム・ヒョンジュン サマーフェスティバル ツアー」は8月19日(金)・20(土)に東京・ディファ有明、同24日(水)にZepp Osaka、同28日(日)に愛知・名鉄ホールで開催。チケットは発売中。
2011年07月26日年齢も、生活環境も、社会的地位もまったく違う、2人の美しい女たちが出会ったことから始まる、危険な誘惑と官能のサスペンス映画『クロエ』。シネマカフェで映画に関するブログを執筆してくださっていて大の映画好きであるモデルの雅子さんは、シネフィルとして、また女性として、本作をどう観たのか。「愛する人のすべてを見てみたい?」というテーマで集まった、シネマカフェ女性読者からの意見をもとに、本作で描かれる恋愛・結婚観について、語っていただきました。「なかなか凄い映画だなという一言ですね。資料を読まずに映画を観たんですが、何かに似ているなと思ったら、そうだ、『恍惚』だと思って。後で資料を読んだら、やはり『恍惚』がベースでした。展開も、エンディングも全く違いますけれど。今回まず印象に残ったのは、人も羨む生活をしているキャサリンが、なぜこんなに焦燥感を覚えるのかということ。ある年齢までいくと彼女が感じたような孤独感ってあるのかなと考えたりしました。誰もが羨むような生活をしていても、人間って変な考えに囚われてしまうんですね。それが女性だからなのか、年齢のせいなのかは分かりませんが」。映画には、妻であり、母であり、医師でもあるキャサリンと、若く美しい娼婦・クロエという2人の女性が登場するが、雅子さんがより共感したのは、キャサリンだったという。「年齢的にやはり、20代のクロエではなく、キャサリンの気持ちに共感できるんです。でも、クロエを雇って夫の性生活を探るようなことをしますが、ここまで性的なものへの興味はないですし、周りを見回してもここまでひとつのものに固執するタイプの友人はいないので、こんなことってあるのかしらと不思議には思いました。ただ、友人の中には、子育てが一段落しかけている人、良い暮らしをしていて恵まれているのにどこか満たされていない人がいなくはないので、別世界のことではありませんでしたね」。男性とも社会とも、関わり方が全く違う2人の女性が描かれていますが、2人の心理劇をどう見たのだろう。「例えば、若い方がある程度の安定と社会的な地位を得た女性に憧れを持つ気持ちもあるでしょうし、その反対、つまり歳を重ねた女性が、若い女性を羨む気持ちもあるのでしょう。若さに固執する人も多いですから。お互いに、自分が持っていないものに惹かれる、興味を持つ気持ちが上手く描かれていました。それにしても、“若さ”という武器は強いのだなと思いましたね」。『恍惚』では、ファニー・アルダンとエマニュエル・ベアールという2人のキャストが、年齢の違いではなく、女としてのアピールの違いを強調していた。若さを最強の女の武器としていない語り口調は、いかにもフランスを感じさせていたのが印象的だ。「それがハリウッド映画となると、若さが絶対的な存在になるんですよね。あるもので読んだんですが、フランスでは最古の職業が娼婦なんだそうです。職業として娼婦が確立している文化と、若さが絶対的である文化の違い。どんなに、キャサリンのような美しい人でも、若さというものに負けてしまう。女性としての寂しさ、心理は複雑だなと改めて感じましたね。私はそうはならないと思っていても、いつ何時そうなってしまうかは分からないんですよね。そこから若い女性を雇って夫を誘惑させるに至るなんて、どんな心理なのかなと思いながら観ていました」。この作品には、“愛する人の全てを見たいか”というテーマも隠されている。結婚生活を送っていても、相手のことを全て知ることはできないものだが。「この作品を観て、若い人たちが、結婚っていったい何なんだろうと悩んじゃったらどうしようと思いますけれど(笑)。 “あなたは愛する人のすべて全てを見たいですか?”という問いについても、そこまですることないんじゃないかと思います。秘密を持って暮らすのがいいとか悪いとかではなく、全てを語る必要はないと思うんです。多少、ミステリアスな部分があっていいと思うし、それで女性も謎めいて見えるかもしれない。夫婦間であっても。うちは会話が多いほうなんですが、彼の知らない私もあるし、それはお互い様だと思うし、それでもいいと思うんですよね。それに、全てを知りたいと思い始めたらきりがない。いま、世の中では、何でもクリアにして、何でも知りたがる傾向にあるけれど…。あれもどうかと思うんです。知ったところで、どうなるのかなと思うこともありますし。相手は所有物ではもちろんないわけですから」。相手の全てを知りたいという気持ちは、支配欲、独占欲、嫉妬の表れ、と雅子さん。「特に日本人は嫉妬の文化と言われていますよね。キリスト教の七つの大罪にも入っている嫉妬ですから、そこまで嫌なものをわざわざ人に見せなくてもいいんじゃないかと思うんですよね。この映画は映像こそ美しいけれど、人間の愚かさや醜さがいっぱいなんですよ。そこに、ガラスや鏡という煌びやかなモチーフをちりばめ、冬から春にかけた季節特有のピーンと貼りつめた空気感で包み込んで、エゴヤン監督らしい映像美で仕上げていますから、ともすると綺麗な印象しか持たないかもしれません。でも、よくよく見ると人間の罪深さが見えてくる。実にエゴヤン監督らしい面白い演出ですね」。美男美女、社会的に成功し、幸せそうに見えるカップルでも、結婚生活を何十年も続けていけば、こういうこともあるというリアルな部分、つまり結婚の理想と現実も映し出される。「私の場合、いまの結婚は2度目なんです。自分も成長したのかもしれませんが、一番変わったと感じるのは、理想を押しつけないということ。結婚生活って、一緒にいる空間の心地良さを求めることだと思うんです。2人で何をするかというより、2人で一緒にいる空間を大切にしたほうが、結婚生活って上手くいくのかなと思いますね。全てを共有することは考えていません。お互いに仕事を持っていますし、一歩家から出れば、互いに自立する男女。例えば、夫が女性と2人でご飯を食べていても別に気にしないし、私も男友達と食事することはありますから。それについて、互いに携帯のメールをチェックし合ったりすることもないですよ(笑)」。最近は、パートナーの携帯メールを、つい勝手にチェックしてしまう人が案外多いとも聞くが…。「ああいう行為って、一度やってしまうと止められないんでしょうか?自分自身の嫉妬心や独占欲に囚われて。キャサリンも、一度夫を疑い、探り始めると最後まで行かずにはいられなくなる。人間の感情というのは、やはりコントロールできないもの。クロエの方も、“私は物じゃない”と訴えていましたよね。いくらお金が介在していても、生身の人間って、どのように、どんな感情を芽生えさせるか想像がつかない。人をコントロールできない、予想できないという意味では、パートナーとの関係もそうですね」。実は、シネマカフェで読者に「浮気の境界線は何ですか」というアンケートをとったところ、1位は肉体関係、2位は2人きりで出かける、3位はキス、4位は心・気持ちが移ったとき、5位は手を繋ぐ、との結果が。これを雅子さんに見ていただくと…。「2人きりで出かけたら浮気だと考える人が多いんですね。私にはよくあることなので、その感覚は私としてはちょっとありえないですね。2人きりで出かけた延長上に、3位、5位があると考えるのかもしれないですけれど。生活環境で感覚が違うのかもしれませんね。主婦や女性だけの職場で働く方などは、身近な異性はパートナーだけということも多く、異性=恋愛対象と考えやすいのかもしれません。男性のスタッフと出張にも出ることもある身としては、あれ?と思いますね。精神的に自立しないと、無駄な想像力を持ってしまうことになる(笑)。もっと良いことをイメージしたらいいと思いますね」。また、「恋人・夫婦間で、不安や孤独を感じる瞬間」についてもアンケートをとったところ、1人でいるとき、連絡が取れないとき、関心をもたれなくなったとき(無反応)、会話がないときなどに票が集まった。このことについては…「キャサリンほどではないにしろ、誰かと一緒に寝ていても孤独はあるもの。それは誰でもそうだと思いますので、個人的にも彼女が抱える孤独感を多少は理解できます。ただ、それとどう付き合うかが違うだけで。いまは携帯もメールもあるので、すぐに連絡が取れる。だからかえって、ちょっとでも連絡が途絶えたときの不安感は大きいのではないでしょうか。でも、孤独感って素敵なことなんですよ。否定的に語る必要は全くない。満ち足りた孤独は至福なりという、いい言葉があります。仕事をしていて、家庭を持っていても、やはり1人になる瞬間は必要。一緒にいて、会話がない時間を過ごすのもいい。俯瞰で状況を見て、孤独を味わって、ちょっとひとりで考える時間があると良いのではないでしょうか。ただ、関心をもたれなくなったと感じたら、それなりの選択をすることが大事だと思いますね。この場合は、嘆いているだけでなく、違う努力が必要な気がします」。キャサリンの場合は、夫から関心をもたれていないわけではない。劇中、キャサリンが感じた孤独感は、やはり年齢的な不安、女としての焦燥感がもたらしたものが大きいはずだと、雅子さんは分析する。「キャサリンが感じる焦燥感と孤独感が入り混じった感情は、20代のクロエには分からない心理でしょうね。若さから離れていく不安感は、歳を重ねれば誰にだって多少はあるもの。さらに歳を重ねるための通過儀礼なのかもしれません。アラフォー、アラフィフの女性が、そういった感情を乗り越えて、さらに魅力的な女性になっていくための。だから、きちんとそれを乗り越えないと、若さに固執しすぎた危ない、痛い女性になってしまう。キャサリンは、ちょうどその途中にあって、自分をコントロールできなかった例かもしれません」。だからこそ、女性たちにとっては、学ぶところは多いという。「同年代の女性にもぜひ観ていただきたいですね。若さには絶対的な価値があるけれど、危ういもの。それを経験し、危うさを知っているのに、なぜまたそこに固執し、年齢のワナに陥るのか。外国映画では、若さを性の対称として、歳を重ねた女性をその対象外とする描き方が多い。やはり、女の魅力として、性的魅力を比較とするのが、分かりやすいからでしょうか。でも、ヨーロッパ、特にフランスだと歳を重ねるほど魅力的で、40代、50代、60代になってやっと本当の女になると言われます。日本は、20代や10代の女性たちがもてはやされせる世界もある。日本は残念ながらどんどん幼児化していますね。残念です。いまだに、40歳過ぎたら終わりだと言われる。これほど、アラフォーの女性たちがキラキラしていて、頑張っているのに。本作では、悩む40代女性のリアルな姿が映し出されているので、共感しつつも、客観的に観てみると、学ぶところが多くある。この作品は、年齢を重ねながらどう輝くかということについて、考える良い機会を与えてくれると思います」。さらに、2人の女のコントラストを映し出す、インテリアやファッションも見どころ、と雅子さん。「冒頭のホームパーティのシーンも素敵です。キャサリンが、仕事へ行くとき、家でリラックスしているときのファッションも対照的でしたし、外で食事をするシーン、息子の演奏会に行くシーンなど、時と場合に応じて、衣裳もそれぞれ。知的階級の仕事を持つ裕福な家の女性ならではの洗練された生活スタイルが楽しめました。反対に、クロエのファッションが、若さと美貌を強調するものだったのも興味深かったです。もう、存在自体が眩しいような。そんな対比も楽しんでほしいですね」。(text:June Makiguchi)『クロエ』公開初日プレゼント5月28日(土)初回より、先着順にAVEDA「スムーズ インフュージョン ヘアケア システム」のミニセット&オリジナル小バックをプレゼント。(なくなり次第終了)※対象劇場:TOHOシネマズ シャンテ(東京・日比谷)※その他の劇場は『クロエ』公式サイトまで。■関連作品:クロエ 2011年5月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.■関連記事:ジュリアン・ムーア『クロエ』インタビュー「これは私たちの人生を描いた映画なの」『赤ずきん』女性監督が証言、『トワイライト』を超える新たな“恋のジレンマ”真似してみたい『クロエ』ファッション上品&誘惑的な着こなしで男性の心を虜に?あなたは愛する人のすべてを見たい?『クロエ』“美しい髪”セットを10名様プレゼント【シネマモード】鬼才アトム・エゴヤンが描く、2人の女
2011年05月27日カナダの鬼才、アトム・エゴヤン監督が、女性の愛と欲望、そして孤独を描いた禁断のサスペンス『クロエ』。主演ジュリアン・ムーアとアマンダ・セイフライドの緊張感あふれる演技が観る者を引きこむ本作だが、その中で思わず見とれてしまうのが、対照的な美を放つふたりのファッションスタイル。ここで思わず真似したくなる、彼女たちの“美”ファッションを少しだけご紹介します。まずは、タイトルロールになっている、アマンダ扮する魔性の女・クロエのファッション。若く美しい娼婦とあって、セクシーな魅力を最大限に表現する、ザックポーセンのフリル付きピンクドレスでキャサリンの前に登場する。一見、その若さと美貌を挑戦的なまでに生かしている小悪魔ファッションだが、美しい金髪を引き立てるような上品で可愛らしいピンクが、危険な香りの中にも彼女の心の繊細さを表しているようにも。ジュリアン扮するキャサリンに近づくクロエの本性、というのがサスペンスのカギでもあるのだが、ある意味その危険性をカモフラージュし、人を惹きつけているのがガーリーなコート・ファッション。何でも「外界につながる色や模様」を意識しているのだとか。例えば、温室で彼女が着ているプラダのコート(右写真)は、彼女の外側の環境を反映して葉っぱが刺繍されており、白を基調としたキャサリンのオフィスを訪れるシーンでは、波打つ大きなフリルが印象的な、白地×黒の花柄のコート(アンソロポロジー)を上品に着こなしている。そして、徐々にむき出しになっていく毒牙の香りを感じさせるのが、胸が開いた黒と白のガウン姿。シルクに似た光沢感に、思わず見とれてしまうのだが、そこには罠が…。そんなクロエの洋服に共鳴するように作られたというのが、キャサリンのお洋服。こちらは、産婦人科医というキャリアウーマンらしく、TPOに合わせた、シャープでシンプルなラインがキャサリンの知的さを感じさせる。夫とのディナー・シーンでは、白い肌を強調する黒のジャケットスーツに真珠のネックレス、そしてルージュを引くことで大人の色気を表現。お仕事では、控えめなシャツスタイルの中に透け感をプラスすることで上品に、パーティシーンでは体のラインを美しく見せる赤のタイトワンピで客をもてなすなど、“大人の女性”の着こなしはぜひ真似したいところ。時に意のままに、相手を牽制したり翻弄する小道具として、重要な意味をもつファッション。そんなところに目を向けながら、2人のヒロインの揺れ動く心を読み取るのもおもしろいはず。さて、あなたが真似してみたいのは、小悪魔クロエ・ファッション、はたまた大人&知的なキャサリン・ファッション、どっち?『クロエ』は5月28日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。特集『クロエ』:愛する人のすべてを見てみたい?■関連作品:クロエ 2011年5月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.■関連記事:あなたは愛する人のすべてを見たい?『クロエ』“美しい髪”セットを10名様プレゼント【シネマモード】鬼才アトム・エゴヤンが描く、2人の女名越康文、夫婦の危機にアドバイス「ちょっとした一声が大事」名越康文トークショー付き『クロエ』女性限定試写会に5組10名様ご招待“誘惑”をめぐる危険な展開の予感…『クロエ』ポスター解禁!
2011年05月13日韓国の人気ドラマ「イタズラなKiss〜Playful Kiss」の地上波初放送、衛星放送、DVD発売を記念して、港区フジテレビにて、主演のキム・ヒョンジュンとチョン・ソミンが来日記者会見を行い、自身の恋愛感や撮影時のエピソードを語った。同ドラマは、累計3,000万部発行の多田かおる原作の人気コミック「イタズラなKiss」を韓国の制作会社グループエイトがドラマ化したもので、ドラマ「宮〜Love in Palace」のファン・インレ監督が演出。IQ200のクールな高校生ペク・スンジョと、彼に恋する一途な女子高生オ・ハニとの間で繰り広げられるハッピーなラブ・ストーリー。大ヒットした韓国人気ドラマ「花より男子〜Boys Over Flowers」で花沢類役を演じ、ブレイクしたキム・ヒョンジュンが主演している。東日本大震災のために延期になっていたプレミアムイベントだが、昨日大阪で無事に開催し、日本のファンの明るい笑顔に励まされたと語った2人。ドラマの高校生とは全く違い、ヒョンジュンは髪を短めに切って黒のスーツ姿、男らしいスタイルで登場。ソミンはセクシーな黒のドレス姿でキュートな笑顔を見せて登場した。作品のオファーがあったとき、「花より男子」の撮影が終わったばかりだったヒョンジュンは、少し休養をとろうしていたが、人気コミックのドラマ化で、年齢的にいましかできない役ということで同作への出演を決意。新人のソミンは撮影中、スタッフやキャストがまるで家族のように接してくれて、笑いの耐えない幸せな現場だったことを明かした。2人は高校生役を演じるにあたり、ヒョンジュンは話し方や口調に気をつけたという。IQ200のクールな高校生役ということで、「賢くみせる演技に苦労した」と苦笑交じりにふり返った。ソミンは高校生らしく見せるためにヘアスタイルを工夫。懲りすぎて一日に何度も髪型を作り直し、監督に叱られたという。また、ヒョンジュンは虫が大の苦手。ある日、山のある地域で撮影したとき「トンボがたくさんいて怖かった。虫は野獣以上に怖い」とエピソードを披露、意外な素顔を見せていた。タイトルにちなんで印象に残った“Kissシーン”を聞かれた2人は、そろって雨の中のキスシーンを上げた。当日体調を崩していたというソミンを気遣って1回でOKにしようと撮影に挑んだというヒョンジュン。どんなシーンになっているかは是非チェックしたいところ。「ハッピーな作品です。楽しんでください」と2人は笑顔でアピールし、会見を締めくくった。同日、東京でのプレミアムイベントが、8月2日(火)に国際フォーラムにて開催されることが発表された。入場料の一部は義援金として寄付される。韓国ドラマ「イタズラなKiss〜Playful Kiss」DVD-BOXは絶賛発売中。フジテレビ「韓流α」では5月に、BSフジでは6月に放送予定。■関連作品:イタズラなKiss〜Playful Kiss [海外TVドラマ]
2011年05月04日2人の美しき女性と1人の男を巡る、セクシャルな妄想と禁断のドラマを赤裸々に描いた、官能サスペンス『クロエ』のポスター画像がシネマカフェにて先行解禁された。『スウィート ヒアアフター』でカンヌ映画祭グランプリを受賞し、『アララトの聖母』、『秘密のかけら』など、様々な“愛”の形を描いてきた、カナダを代表する監督アトム・エゴヤンの最新作。何不自由ない環境に恵まれながら、年齢を重ねた自分への不安と夫に対する不倫の疑惑に苛まれる主人公・キャサリン、そして彼女が夫の気持ちを確かめるべく雇った若く美しき娼婦・クロエが繰り広げる、危険な情事の描写が大きな話題を呼んだ。本作のポスターでまず目を引くのは、キャサリン(ジュリアン・ムーア)とクロエ(アマンダ・セイフライド)のそれぞれが放つ、洗練された美しさと小悪魔的な美しさの対峙。その間には、ドキドキハラハラの愛憎と欲望のドラマを予感させる男女の描写が…。そして、“キー”となるのは「あの人を誘惑して。」の文字。夫の愛を試すために、若く美しいクロエを接近させるキャサリンの思惑は、果たしてどのような結末を招くのか――?想像を巡らしてみるのも楽しいかもしれない。『クロエ』は5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。■関連作品:クロエ 2011年5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.■関連記事:アマンダの官能的な“罠”にジュリアンは…美しすぎる問題作『クロエ』公開決定!
2011年02月25日キム兄こと木村祐一の監督第2作『ワラライフ!!』の公開を記念し、1月14日(金)、キム兄が映画のために考案した「ワラライフ!!のクリームシチュー」の無料試食会が行われ、キム兄自ら先着50名に特製シチューをふるまった。場所はキム兄がプロデュースする屋台居酒屋「きむら庵」渋谷店。厳しい寒さの中、朝早くから駆けつけたファン(一番乗りはなんと朝6時半から並んだのだとか)は、キム兄自慢のシチューに身も心も温まっていた。「ワラライフ!!のクリームシチュー」は劇中、主人公の修一(「しずる」村上純)の母・慶子(鈴木杏樹)が、修一の恋人・まり(香椎由宇)に伝授するオリジナルメニュー。ジャガイモやニンジン、ブロッコリーなど具だくさんのシチューに、食べる直前、カリカリに焼いたベーコンを入れるのがキム兄流だ。ベースは鳥ガラを6時間煮込んだもので、“キム団子”と呼ばれる鳥のつくねも入っている。豪勢な炊き出しで知られる石原軍団を引き合いに「舘ひろしさんになった気分」と上機嫌のキム兄。「僕らの世代はクリームシチューって、ちょっと高級で嬉しかったですね。おかんも野菜炒めのときは何も言わんのに、クリームシチューの日はちゃんと『今晩はクリームやで』って」と懐かしい思い出話を披露した。両親の引越しのため、久しぶりに実家に帰った修一は生家から荷物が運び出される様子を眺めながら、強い父、忘れっぽい母、ませた姉といった個性溢れる家族との笑いに満ちていた“ワラライフ”な日々を思い起こす…。監督の実体験を“隠し味”に、小さな幸せが何倍にも大きくなる日常の瞬間を細やかに描写する、味わい深いヒューマンドラマ。キム兄いわく「自分の分身のような作品。実家に帰りたくなるような映画にしたかったし、ぜひ自分自身のこと、家族や友だちのことを思い出せてもらえれば」。愛情と真心たっぷりの映画&シチューをぜひご賞味あれ。「ワラライフ!!のクリームシチュー」は「きむら庵」全店舗で、2月末までの限定メニューとして販売(価格は880円)。映画『ワラライフ!!』は1月29日(土)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。■関連作品:ワラライフ!! 2011年1月29日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2010年「ワラライフ!!」製作委員会■関連記事:吉川晃司&木村祐一来場!『ワラライフ!!』新社会人特別試写会に10組20名様ご招待。
2011年01月14日ブラッド・ピットがプロデューサーに名を連ね、全米で初登場No.1を獲得したヒーロー・ムービー『キック・アス』に出演している女優のクロエ・グレース・モレッツが来日し、10月28日(木)に都内で記者会見が行われた。クロエは今回が初来日の13歳。今年1月に日本でも公開された『(500)日のサマー』で主演のジョゼフ・ゴードン=レヴィットの妹役を演じ、本作以降も話題作への出演が決まっており、現在はマーティン・スコセッシ監督の『ユゴーの不思議な発明』を撮影中。また、宇多田ヒカルが惚れ込み、翻訳を手掛けた話題の絵本「エミリー・ザ・ストレンジ」の映画化に当たって、主役に抜擢されている。『キック・アス』はアーロン・ジョンソン演じるコミックオタクのデイヴがヒーローに憧れて自前のスーツ&マスクでヒーロー活動を開始し、ネットを中心に“キック・アス”という名で一躍有名になっていく、という物語。クロエはニコラス・ケイジと親子という間柄。美少女ヒーローの“ヒット・ガール”とその父“ビッグ・ダディ”として、2人揃ってデイヴのヒーロー活動に仲間入りする。愛らしい笑顔を浮かべて登場したクロエ。日本について「美しいという印象です。日本人は髪型やファッションにオリジナリティがあって、すごいな、と思いました」と好印象を抱いている様子。劇中で激しいアクションを披露しているが、7か月にわたってトレーニングを重ねたそうで「最初はトロントのサーカスで訓練し、ジャッキー・チェンのスタント・チームと一緒にトレーニングもしたわ。実は、ナイフ・アクションは両手でもできるんですが、それはやり過ぎ、ということで劇中では披露してないんです。みんなに見せると『すごい!』と感心されます」と誇らしげに語った。好きな映画や憧れの俳優を尋ねられると「『Mr.&Mrs.スミス』は大好きです。それから『キック・アス』の撮影に入る前に、参考に『キル・ビル』を観たのですが、あの作品も素晴らしいと思います。また、ナタリー・ポートマンは私にとってのアイドルで、ものすごく才能がある女優さんだと思います。『レオン』のマチルダとヒット・ガールには共通点があると思いますし、小さいときから女優として活動しているという点でも、重なるところがあると思います。そして今回、ヒット・ガールを演じるにあたっては、アンジョリーナ・ジョリーに一番影響を受けました」と明かしてくれた。主人公のデイヴはコミックオタクだが、クロエはというと「父がコミックを大好きで、地下室にたんまりと貯めこんでいます(笑)。ニコラス・ケイジともすっかり意気投合して、撮影のとき、カットがかかるなりアメコミの話をしたりしていて『もう、いいかげんにして!』と思いました(笑)」とややうんざり気味…?そして全米でのヒットを受けて、続編の可能性に話が及ぶと「続編があるなら、Purple DUCATI(※バイク)とガトリングガンを必ず使わせてもらえるように既にお願いしています」とニッコリ。今後については「『ロミオとジュリエット』のジュリエット役は、ジュリエットと同じ年齢の14歳で演じた人がいないので、来年14歳になったときに挑戦してみたい。それから『風と共に去りぬ』が大好きなので、スカーレット・オハラをいつか演じてみたいです」と力強く語ってくれた。『キック・アス』は12月18日(土)よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開。■関連作品:(500)日のサマー 2010年1月9日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2009 TWENTIETH CENTURY FOXキック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.■関連記事:【シネマモード】芸術の秋、映画で楽しむ英ロック・シーンニコラス・ケイジ、国連親善大使として組織犯罪撲滅を呼びかける【シネマモード】2010年 映画ファッションのいままでとこれから【シネマモード】ゴールデン・グローブに見る、2010年注目の俳優&女優は?マリエが本気恋愛トーク!安室&淳の熱愛には「素敵。私もアメリカデートしたい」
2010年10月29日日本における韓国映画ブームの火付け役となった『シュリ』のヒロインを演じ、現在アメリカの人気TVシリーズ「LOST」でサンを演じているキム・ユンジンが先週末に結婚したことが代理人の発表により明らかになった。お相手は2002年からユンジンのマネージャーを務めていたパク・ジョンヒョク氏で、2人とも1973年生まれの同い年。長らく女優とマネージャーという仕事上の関係だったが、3年前から交際が始まったという。結婚式は28日に「LOST」最終シリーズとなる第6シーズンを撮影中のハワイのプライベート・ビーチで挙げられ、親族や親しい友人など、ごく少数の招待客が参列した。代理人は「E! Online」の取材に「彼女は以前から、『LOST』が終わるときに挙式したいと話していました」と話している。また、「朝鮮日報」電子版には「恋愛を始めた特別な場所、ハワイで、新しい人生のスタートを切りたい」と、ハワイを挙式の場所に選んだ理由をユンジン自らがコメントしている。その言葉通り、挙式前日にはオアフ島でユンジンは最後の出演シーンのいくつかを撮影したそうだ。パク氏は今年1月にユンジンと共にマネージメント会社「Zionエンターテインメント」を設立、韓国と米国双方に拠点を置き、夫婦そろって国際的な活動を続ける予定。「LOST」の撮影が全て終了した後は、ハワイの別の島へ新婚旅行に出かけるという。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.■関連記事:遂に上陸!「LOST」ファイナル・シーズン&「FLASHFORWARD」ジャパンプレミアに5組10名様ご招待真田広之インタビュー明かしたくとも明かせない「LOST」“犠牲”と愛の結末シネマカフェ的海外ドラマvol.139謎好き恋愛マスターJ.J.エイブラムスのあれこれ真田広之「LOST」第一声“誰だ?”に苦笑い「お前こそ誰だ?という感じですが…」シネマカフェ的海外ドラマvol.138謎が謎を呼ぶ…新型サスペンス「フリンジ」
2010年03月31日