大都会ニューヨークを舞台に、プレイボーイの推理作家とクールな美人刑事の異色コンビが不可解な難事件に挑んでいく人気TVシリーズ「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」が先日、DVDリリースとなった。既に耳にした方も多いかもしれないが、TV放映されている本作のCMナレーションを務めているのが、“日本版キャッスル”ことおしゃれ作家リリー・フランキー!そのアフレコの模様、そして本作の魅力についてリリーさんが語るインタビュー映像とウェブ限定のCM映像がこのほど到着した。ニューヨークで起こる趣向を凝らしたカラフルな殺人事件を中心に、母の死の謎を追う強く美しく聡明な殺人課の女性刑事・ベケットとかなりチャラいが抜群の推理力を発揮する人気ミステリー作家・キャッスル。おしゃれで知的、軽快なテンポで交わされるコミカルなやりとりと、虜になる要素が本作には散りばめられており、本国アメリカでは「ピープルズ・チョイス・アワード」、さらに全米ドラマファンが選ぶ“最も好きな犯罪ドラマ”に輝き、既にシーズン5の製作も決定するほどの超人気シリーズである。主人公のキャッスルと同様、「おでんくん」などの絵本作品から「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」まで、超売れっ子のベストセラー作家として活躍中という理由から、ナレーションという大役を任されたリリーさん。だが、本人は至ってマイペースに、この挑戦について「もう少し目が覚めてる状態の方が良かったですけど…」とふり返りつつ、意外にも「まぁ90点くらいですかね」と高評価をつけた。実際にはまだ本作を観ていないというリリーさんだが、「こういうタイプの(ドラマ)は、自分の書物とかが忙しいときに見始めると、ドラマの方に時間を使ってしまいそう」と、その魅力にハマる予感?一方で、主人公・キャッスルのあまりのチャラ男オーラに「いまのところ、この男の人(キャッスル)に好感はもってないですけど(笑)」とも。ちなみに、ウェブ限定CMのラストでは福岡県出身のリリーさんが筑豊弁アフレコにも挑戦しているのでぜひ注目を!現在、「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」公式サイトでは、シーズン1の第1話を無料配信中。シーズン1DVDは好評発売&レンタルリリース中、シーズン2DVD第1弾もレンタルリリース中。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」[DVD]<セル>「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿Best Selection」[DVD]価格:1,500円(税込)発売中「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿シーズン1COMPLETE BOX」[DVD]発売中「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿シーズン2コレクターズ BOX Part1」[DVD]発売日:9月5日(水)「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿シーズン2コレクターズ BOX Part2」[DVD]発売日:9月19日(水)価格:各10,500円(税込)<レンタル>「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿シーズン1」レンタルリリース中「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿シーズン2」・第1弾 レンタルリリース中・第2弾 9月5日(水)レンタル開始・第3弾 9月19日(水)レンタル開始発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン© ABC Studios.■関連作品:キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き [海外ドラマ]© 2010 Vers til Cinema, Globomedia & Antena 3 Films. Exclusive Distributor: IMAGINA INTERNATIONAL SALES. All Rights Reserved
2012年08月22日『ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン!』のエドガー・ライトとニック・フロストの再タッグ作と聞いただけで、興奮せざるを得ない。しかも、描かれるのが“団地”で繰り広げられる、不良キッズたちと凶暴なエイリアンの壮絶バトルと聞いたら、かつて『E.T.』や『ゴーストバスターズ』に胸躍らせた映画少年&少女たちはいてもたってもいられないはず。先日公開された『アタック・ザ・ブロック』を引っさげ、来日を果たしたエドガーの秘蔵っ子、ジョー・コーニッシュ監督とニックにその「SF愛」を語ってもらった。本作の主人公は、ロンドンの貧しい公共団地に住む不良少年たち。毎夜繰り出しては住民たちを困らせていた彼らだったが、ある夜、空から突然降ってきた謎の生物“エイリアン”たちにより、これまで味わったことのない恐怖に見舞われる。ニックが演じるのは彼らと同じ団地に住む、兄貴分的存在のロンである。――やんちゃなキッズたちが、エイリアン相手に本気で暴れまわる姿が微笑ましいですが、撮影現場もさぞかし賑やかだったのでは?ニック:騒がしかったな。子供たちは生き生きしていて、全てのことを楽しく笑いに変えて、興味をもっていろいろなことを聞いてきたよ。敬意を持って接してくれたし、彼らと毎日一緒にいることは楽しかったよ。監督:とにかくアクションシーンがたくさんあったから、子供たちに時間をかけて指導している余裕はなかったんだ。だから配役の段階から、演技の練習をする必要のない俳優を選んでいったんだ。テーマを教えて、実際にカメラで彼らの動きを撮って、いろいろ試してみたところ、子供たちは割と自然に入りこめていったんだけど、逆にニックの方に原因があって、ピアノでこのセリフはこの音程だという風に、時間がかかったなぁ(笑)。――今回、撮影が行われたのは監督が生まれ育った街のすぐ近くだったということですが、おふたりはどんな少年時代を送っていましたか?監督:(映画の舞台にもなっている)南ロンドンをよく自転車で走り回っていたよ。宇宙船のような高層ビルを見て、“ここに住みたい!”と思っていたよ。SFアドベンチャー映画が大好きで、『ドクター・フー』や宇宙船を想像するのが好きな子供だったね。僕の周りには公営住宅団地に住む友人が大勢いた。生まれてから5回も近所で暴動が起こったけど、自宅周辺もそこに住む人も大好きだよ。あの子供たちがいなければ、この映画はなかっただろうね。ニック:僕も自転車を持っていたし、南ロンドンではなかったけれど映画に出てくるような低所得者層の地域に住んでいたんだ。映画に出てくる子供たちのようだったと思うよ。(ジョークで)強盗とかしたしね(笑)。団地という独特の閉鎖された空間で巻き起こる、“人間 VS 未確認生物”の壮大なバトルという構図が何とも滑稽。「このクリーチャーは(少年たちの)影絵みたいな感じなんだ」という監督だが、そこには自分たちの素行の悪さと対面することになる少年たちの姿と共に、“エイリアン”を介しての大人と子供のバトルという構図が浮かび上がる。――ニックは、前作『宇宙人ポール』でも“宇宙人”とも共演していましたが、おふたりは宇宙人の存在を信じる…?ニック:100%信じているよ!会ったことはないけど、どこかに隠れているかもしれない。もしロブスターみたいなのが宇宙船から降りて来ても、全然不思議じゃないと思うんだよね。監督:僕もニックの言う通りだと思うよ。きっとどこかにいると信じている!宇宙人がいろんな形をしていてもおかしくないと思う。子供のときに『未知との遭遇』を観たとき、本当に未来にこういうことが起きるんだと思い込んで、怖がっていたのを覚えているよ。かのスティーヴン・スピルバーグの代表作『未知との遭遇』が公開されたのが1977年、『E.T.』が1982年。かつてのジョー少年とニック少年が胸躍らせた、SF映画への愛と夢が、本作で描かれる“エイリアン”はもちろん、不良キッズたちの会話の端々に散りばめられている。――ずばり、ご自身にとって衝撃を受けたSF映画と言うと?監督:『E.T.』だね。好きすぎて、ダンボールでE.T.を作って友達のように抱えていたんだ。夕食の時間なのにE.T.を作るのに夢中になって、両親に説明しなければならなかった。8歳のときだったと言いたいけれど、実際は恥ずかしながら、13歳だった…。ニック:僕は『未知との遭遇』だね!祖母のメラニーがアメリカ人と付き合いがあって、VHSを調達してきてくれて、それを家族みんなで座って観たとき、身体全体で衝撃を受けた。それがいまも続いている。いまも『未知との遭遇』を観ると、11歳の頃の自分に戻れるんだ。――では最後に、日本の映画ファンにメッセージをお願いします!監督:アクション、アドベンチャー、エイリアン映画が好きな人や、80年代の古風なSFアドベンチャーが好きな人はぜひ観にきてほしいね。いままでにないストーリーで、新しい監督で、新しいキャストだから新鮮な映画である一方、80年代のスタイルを踏襲したエイリアン映画というところが見どころかな。ニック:人生の88分の楽しみたいと思ったら、『アタック・ザ・ブロック』を観てほしい!!■関連作品:宇宙人ポール 2011年12月23日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDアタック・ザ・ブロック 2012年6月23日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© StudioCanal S.A./UK Film Council/Channel Four Television Corporation 2011
2012年06月25日5月に失踪騒ぎを起こした『ターミネーター3』のニック・スタールが再びゆくえをくらましてしまった。先月、別居中の妻から捜索願が届けられる騒ぎになった32歳のニックだが、数日後に友人たちへ無事を知らせるメールを送ると、薬物依存症克服を目指して自らリハビリ施設に入所した。だが、今月になってニックは医師が止めるのも聞かず、カリフォルニア州の施設を出てしまったという。その後は友人宅に滞在していたニックだが、今月14日(現地時間)に外出後、その家に戻らず、家族や友人は連絡が取れない状態が続いている。ニックが最後に目撃されたのは同14日だという。関係者は「E! Online.com」に「彼は消えてしまいました。どこを捜しても見つからないし、誰とも連絡を取っている様子がありません。みんな彼に戻ってきてほしくて、懸命に捜しているところです。大変なことになってしまった。捜そうにも、何の手がかりもないのですから」と絶望的な状況を語っている。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO
2012年06月20日5月14日(現地時間)に別居中の妻によってロサンゼルス市警に捜索願が出されたニック・スタール(『ターミネーター3』)が、友人に無事を報せるメールを送っていたことが明らかになった。「TMZ.com」によると、18日(現地時間)にニックは複数の友人に自分が無事であると伝え、心配をかけたことを詫びるメールを送ったという。そこには、ドラッグやアルコールの依存症からの更正を目指してリハビリ施設に入るため、今後1か月間連絡が取れなくなるとも書いてあったそうだ。ニックの友人は、一斉メールの送信リストに妻のローズさんのアドレスが含まれていなかったと語っているが、誰にでも書ける内容のメールの信ぴょう性を疑う声もある。ロサンゼルス市警は、メールが送られてきたというだけでは不十分だとして、引き続き捜索にあたると発表した。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO
2012年05月21日『ターミネーター3』(’03)でジョン・コナーを演じたニック・スタールが、今月9日(現地時間)から行方不明になっていることが明らかになった。ゴシップ・サイト「TMZ.com」によると、別居中の妻が14日(現地時間)にロサンゼルス市警察に捜索願を提出したという。現在32歳のニックはロサンゼルスの犯罪多発地区として知られる「スキッド・ロウ」に出入りしていたことから、何らかの犯罪に巻き込まれたと見られている。夫妻は2009年に結婚し、2歳になる娘がいるが、今年2月に別居した。妻が養育している娘の親権を係争中で、ニックは週1回の面会を許されていたが、妻は彼のドラッグ服用を疑っていて、面会前の24時間以内にドラッグ摂取をしたか検査を受けることを条件として裁判所に申請していた。ニックは12歳のときに出演したメル・ギブソン主演の『顔のない天使』(’93)で注目され、その後も『イン・ザ・ベッドルーム』(’01)や『シン・シティ』(’05)などに出演、撮影済みの新作も2本ある。一昨年に『388 Arletta Avenue』(原題)で彼を起用したランドール・コール監督は「トロントの撮影現場には奥さんが赤ちゃんを連れて訪ねてきて、とても仲睦まじい様子だったし、彼が問題を抱えているようには見えなかった」と「People」誌に語っているが、ニックは今年1月にハリウッドでタクシー料金の84ドルが払えず逮捕されるなど、トラブルが続いていた。2001年の出演作『Bullyブリー』で主演を務めたブラッド・レンフロは2008年、ヘロインの過剰摂取で25歳の若さで命を落としている。自分と同じように子役としてスタートしたブラッドの死について「僕も経験者だから、ブラッドが問題を抱えているのはすぐに分かった」と語ったニック。彼もまた同じ破滅の一途をたどってしまうのだろうか。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO
2012年05月18日