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ラミ・マレック主演のスパイ・サスペンス『アマチュア』が4月11日(金)に全国公開。公開から3日間で動員11万892人、興行収入1億6,387万1,700円を超え、週末動員ランキングで洋画NO.1の大ヒットスタートを切った。スパイ映画史上最も地味(アマチュア)な主人公、CIA最高のIQを持つが、殺しは“アマチュア”の分析官チャーリーが、最愛の妻の命を奪った国際テロ組織にたった1人で挑む、無謀で予測不能な復讐劇の幕が上がる――。先日9日に、7年ぶりの来日となったラミ・マレックを筆頭に、妻役のレイチェル・ブロズナハン、ジェームズ・ホーズ監督が登壇したジャパンプレミアが行われ、大いに盛り上がった本作。劇場には、30代~50代を中心に大学生のカップルやグループなど、幅広い層が劇場へ足を運んでおり、中井和哉、玄田哲章、坂本真綾、恒松あゆみらが声を担当する吹替版や、IMAX、Dolby Cinema、Dolby Atmosのラージフォーマットでの上映も好稼働となっている。公開初日からSNSには鑑賞者からの声が挙がり、特に目立つのは、主演ラミ・マレックの演技を絶賛する声。「視線に込められた感情が物語の核を形成していた」「スパイとして未熟な人間味溢れる感じがハマり役」「内気さ、真面目さ、そして恐怖に追い詰めながらも、怒りと狂気を湛えて実行していく姿は、新たなヒーロー像として実に魅力的」「徐々に肝の座っていく主人公に大変満足した」と、その演技を堪能したファンから喜びの声が挙がっている。また、「詰将棋のような頭脳戦がスタイリッシュ」「よくあるスパイ映画の裏をつくような復讐劇」「『暴力』を極限まで無くし『技術』で計画を遂行する現代的なスタイルが新鮮」「リベンジものの教科書というべき出来」「肉体派とは一線を画す暗殺者成長ストーリーを楽しめた」「スパイ映画は数あれどこれは結構新しい」と、CIA最高のIQを持つが、殺しの能力ゼロいう主人公の斬新なキャラクター性やストーリー展開に、これまでのスパイ映画とは一線を画す作品と多くのコメントが寄せられた。さらに、オスカー俳優ラミ・マレックら名優たちの“緊迫の演技合戦”が炸裂する本編映像が解禁。CIA教官ヘンダーソンと復讐のために彼の下で特殊任務の訓練を受ける殺しは”アマチュア”のチャーリーの歪な師弟関係が映し出されている。人を殺す能力が備わっていないことを見抜かれたチャーリーは、復讐の覚悟を確かめたい実弾の装填された銃を至近距離でヘンダーソンに突きつけるように指示される。“殺しのプロ”として何としてでも無謀な復讐を止めたいヘンダーソンと、“アマチュア”ながら何としてでも復讐を成し遂げたいチャーリーの静かな駆け引きが繰り広げられることに――。緊迫感溢れる芝居を披露しているヘンダーソン役のローレンス・フィッシュバーンは、「これまでのキャリアで経験したことは全てこの映画に必要なトレーニングだった」と語っており、40年以上に渡る俳優キャリアの集大成ともいえる珠玉の芝居と、ラミ・マレックとの白熱の演技合戦を繰り広げている。『アマチュア』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アマチュア 2025年4月11日より全国にて公開©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2025年04月14日不朽のミュージカルをシンシア・エリヴォと、アリアナ・グランデを主演に迎え映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』が日本公開され、2024年以降に公開された洋画実写でNo.1となる大ヒットスタート。2025年の洋画としてもNo.1を記録した。全世界興行収入約1,100億円を突破し、世界中を熱狂させている本作。第97回アカデミー賞では衣装デザイン賞、美術賞に輝き、ますます話題沸騰中。3月7日より全国公開を迎えると、週末3日間の動員数は32万887人、興行収入は5億1,921万190円を記録し、2024年以降に公開された洋画実写作品としてNo.1のオープニング成績に。2025年の洋画としてもNo.1を記録し、大ヒットスタートとなった。映画館には、朝から公開を待ち望んでいた多くの観客が詰めかけ、SNS上では「歴史的な傑作」「ウィキッド凄い良かったし序曲で涙出た…2時間41分一瞬…」「舞台では想像しきれない数々の風景が目の前に広がって胸熱だった」「ウィキッド見てきた ボロ泣きしている」など、絶賛の声で溢れた。また、「エルファバとグリンダの友情、素晴らしすぎる。感動して泣ける」など、ふたりの魔女の友情について、「アリアナの高音とシンシアの音圧が凄かったので楽曲をもう一度しっかり浴びたいわぁ…」と、楽曲の数々への称賛の声も多く、「豪華すぎるキャストの圧倒的歌唱力を浴び続ける時間だった。あと5回は劇場通いたい!」「先に吹替え観て後日字幕でって思ったけど、字幕も直ぐ観たくなって1日に両方観た!」と週末にかけてリピーターも続出した。本作は、誰よりも優しく聡明でありながら家族や周囲から疎まれ孤独なエルファバと、誰よりも愛され特別であることを望む人気者グリンダが、最初は反発し合いながらも互いに本当の姿を知り、友情を育む眩しくて切ない物語。エルファバとグリンダの絆とふたりの数奇な運命、そして役を演じたシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデによる極上の歌が世界を魅了した感動と興奮のエンターテインメント超大作だ。『ウィキッド ふたりの魔女』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウィキッド ふたりの魔女 2025年3月7日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.
2025年03月10日3月8日(土)、女性の権利を守りジェンダー平等の実現を目指す“国際女性デー”に合わせ、洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」では、映画界に個性的で大きな足跡を残してきた女性監督の作品を特集放送する。今年の国際女性デーのテーマは「すべての女性と少女のために:権利、平等、エンパワーメントを」。これに合わせて、女性初のカンヌ映画祭パルムドールを受賞したジェーン・カンピオン監督『ピアノ・レッスン』や、いま注目のグレタ・ガーウィグ監督のデビュー作『ナイツ&ウィークエンズ』など全4作品を放送する。【国際女性デー企画】女性映画作家たちの系譜《放送作品情報》●『ピアノ・レッスン【4Kレストア版】』放送日:3月8日(土)6時~ほか[R15+]ピアノが奏でる本能…主演女優賞ほかアカデミー賞3部門を受賞ジェーン・カンピオン監督が繊細な映像で禁断の官能愛を綴る。ホリー・ハンターのアカデミー主演女優賞ほか、助演女優賞・脚本賞の計3部門でオスカーを獲得。カンヌ国際映画祭パルムドールも受賞。●『エンジェル・アット・マイ・テーブル【2Kレストア版】』放送日:3月8日(土)8時15分~ほか[PG12相当]詩人を夢見る少女の数奇な半生をジェーン・カンピオン監督が描くジェーン・カンピオン監督が『ピアノ・レッスン』の前に手掛けた作品。作家ジャネット・フレイムの自伝三部作を基に、1人の女性の数奇な半生を繊細な映像美で織りなす。ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。●『美しき仕事【4Kレストア版】』放送日:3月8日(土)11時15分~ほか[PG12]躍動する兵士の肉体、そして複雑な愛憎…孤高の映画作家クレール・ドゥニ隠れた傑作英国映画評論誌「Sight & Sound誌」で“史上最高の映画”第7位に選ばれた秀作。外国人部隊の指揮官が部下に抱いた複雑な感情の行方を、『パリ、18区、夜。』のクレール・ドゥニ監督が耽美的に描く。主演はレオス・カラックス作品で知られるドニ・ラヴァン。●『ナイツ&ウィークエンズ』放送日:3月8日(土)13時15分~ほか[R15+]愛し合う男女を“距離”が引き裂く…グレタ・ガーウィグ監督の記念すべき初長編作グレタ・ガーウィグがジョー・スワンバーグと共同で監督・製作・脚本・主演を務めた初長編作。若い男女の日常生活や人間関係をありのまま描写する“マンブルコア”ムーブメントを代表する作品の1つでもある。(シネマカフェ編集部)
2025年03月07日盾と翼で戦うキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンが主人公を務める『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が2月14日より日米同時公開。週末興行収入・動員ランキングでともに洋画No.1を記録した。主人公は、初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから“正義の象徴”である盾を託されたサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー/日本版声優:溝端淳平)。日本では、公開3日間で興行収入4億6,349万円、観客動員数27万人を記録。週末興行収入・動員ランキングでともに洋画No.1となり、2025年のMCU劇場作品の幕開けにふさわしい大ヒットスタートを切った。全米では月曜日が祝日となり、4日間の累計予測としては1億ドルを超える数字をたたき出す見込み。また、MCU映画35作連続で全米No.1デビューを達成。さらにグローバルでは全米の見込み数字と合わせると1億9240万ドル(日本円で約295億円)を超えるスタートとなり、2025年全世界で公開された映画のなかでも堂々の1位スタートを切っている(※1ドル=151円換算)。これまでも熱い戦いで観客を魅了してきたサム・ウィルソンが、新たなキャプテン・アメリカとしてスクリーンデビューを飾るとあって、長くマーベル・スタジオ作品を追いかけるファンはもちろん、新キャップの門出とともにMCU作品を初めて観たという観客も。特に、大きな翼を駆使したダイナミックな空中戦や、ハリソン・フォード演じるサディアス・ロス大統領が変身を遂げる<レッドハルク>が暴れまわる迫力の戦闘には、「サムならではの空中戦のアクションシーンがたまらなかった」「これが見たかった!というアクションシーンが詰まってて大興奮!大満足!!」「アクションもストーリーも最高でサムこそが新キャップに相応しいと確信しました!」とSNSで絶賛の声が上がり、IMAX(R)、4D、Dolby Cinema、ScreenX、ULTRA 4DXなどの各種ラージ・フォーマットでその迫力を体感したという興奮の声も多く寄せられた。また、日本の尾崎首相役として、ハリソン・フォードと肩を並べて出演する平岳大にも注目が集まり、「尾崎首相がかっこよすぎる」「今回のキャプテン・アメリカは日本が重要な役割を果たしててかなり嬉しかった…!」「日本がここまで物語に関わってくるとは…」と、“日本”が物語の重要なカギを握る国家として登場する点も大きな話題を呼んでいる。そんな熱狂の中、映画の公開を記念して東京・大阪・名古屋の3都市では“新キャップ応援上映”が開催決定。発声OK、咆哮OK。タンバリン、鈴などの鳴り物の持ち込みOK。さらにコスチューム着用もOKと、会場一体となって思う存分に新キャプテン・アメリカを応援できる機会となっている。『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド 2025年2月14日より全国にて公開©2025 MARVEL.
2025年02月17日映画『ライオン・キング:ムファサ』が、1月28日までに興行収入21億1348万円、動員150万4024人を記録したことが分かった。壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』は進化を遂げ、2019年に超実写版『ライオン・キング』として全世界で公開し、ディズニー映画で世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドル(約2583億円 1ドル155.66円換算:1/29)を記録。本作は、そのはじまりを描く、ディズニー史上最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語。昨年12月20日に公開を迎え、オープニング3日間で全世界興行収入No.1となる1億2,220万ドルを記録、現時点で全世界累計興行収入は6億2,799万ドル(※約977億円)に到達、Rotten Tomatoes(オーディエンススコア)では89%(1/29時点)を獲得した(※1ドル=155.66円・1/29現在/Box office mojo参照)。この度の日本国内での動員150万人、興行収入が21.1億円を突破により、『デッドプール&ウルヴァリン』を抜き去り、2024年に国内で公開した洋画実写作品で興行収入No.1の快挙を達成した。SNSでは「胸熱!泣ける!」という声が見られるほか、「歌にも感情がちゃんとこもっていて皆本当に上手い!」と尾上右近、松田元太(Travis Japan)、渡辺謙といった吹き替えの演技が絶賛されている。また、リン=マニュエル・ミランダによる楽曲も「観終わった後に曲が頭からはなれない!」と話題となっており、さらには様々な視点から何度でも楽しめると、リピーターも出ている。『ライオン・キング:ムファサ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ライオン・キング:ムファサ 2024年12月20日より全国にて公開© 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2025年01月29日洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」が手掛ける動画配信サービス「ザ・シネマメンバーズ」で、韓国のホン・サンス監督作品が1月に特集配信される。「ザ・シネマメンバーズ」は、ミニシアター系作品を中心に配信するサービスで、映画ファンにとって貴重な作品との出会いを提供している。今月特集されるホン・サンス監督は、日常の中に潜む複雑な人間関係を巧みに描くスタイルで知られている。『逃げた女』配信するのは、長編デビュー作として放たれた、都会の男女の日常をドライに綴る人間ドラマ『豚が井戸に落ちた日』をはじめ、ホン・サンス監督×キム・ミニによる7度目のタッグ作『逃げた女』、ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した青春ドラマ『イントロダクション』、イ・ヘヨンと初タッグを組んだ、ミステリアスな女性の心の旅を追う『あなたの顔の前に』といった全4作品。加えて、ウォン・カーウァイ監督の『若き仕立屋の恋 Long version』も配信。オムニバス映画『愛の神、エロス』の一編として発表した短編に、未公開映像を12分加えたロングバージョンとなっている。『若き仕立屋の恋 Long version』「ザ・シネマメンバーズ」配信スケジュール●ホン・サンス監督1月7日(火)~『豚が井戸に落ちた日』1月11日(土)~『逃げた女』1月18日(土)~『イントロダクション』1月25日(土)~『あなたの顔の前に』●ウォン・カーウァイ監督1月7日(火)~『若き仕立屋の恋 Long version』(シネマカフェ編集部)■関連作品:逃げた女 2021年6月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開© 2019 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reservedイントロダクション 2022年6月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開© 2020. Jeonwonsa Film Co. All Rights Reservedあなたの顔の前に 2022年6月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開© 2021 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved
2025年01月04日邦画にアニメーション映画、ハリウッドのアクション大作がひしめく中で、公開規模は小さくとも観る人の心に刺さる良質な洋画をいかにアピールし、その存在を人々に知らしめ、興味を持ってもらうか? 配給・宣伝会社の宣伝担当の腕の見せどころと言える。今回、【映画お仕事図鑑 番外編】として、11月に公開される4本の洋画のそれぞれの宣伝担当者による座談会を開催! 担当作品の紹介、および宣伝方針を語ってもらうと共に、同業他社の宣伝部員が自身の担当作品以外の作品の魅力や宣伝戦略について語り合うという、なかなかない企画が実現した。前編では11月8日(金)公開の『動物界』、11月15日(金)公開の『ぼくとパパ、約束の週末』について語り合う!<座談会参加者>有限会社樂舎渡辺(『動物界』宣伝担当)株式会社ウフル青木(『ぼくとパパ、約束の週末』宣伝担当)株式会社サーティースリー奥村(『ドリーム・シナリオ』宣伝担当)株式会社ツイン松本(『JAWAN/ジャワーン』宣伝担当)『動物界』(11月8日公開)© 2023 NORD-OUEST FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINÉMA - ARTÉMIS PRODUCTIONS.宣伝担当・樂舎 渡辺プロフィール:新卒で映画宣伝会社・樂舎に入社し、現在10年目。最近では『関心領域』などを担当。会社として宣伝のみならず配給業務にも進出しており、今年7月公開のデイジー・リドリー主演『時々、私は考える』を配給した。渡辺『動物界』はSF映画で、人間の身体が動物化していく奇病が発生した近未来が舞台となっています。描かれるのはシンプルに親子の絆であったりするんですが、宣伝の方針としては“アニマライズ・スリラー”という、かなりホラー寄りの方向で打ち出しています。注目していただきたいポイントは「フランスで100万人突破」という本国での成功と今年、日本でもかなり話題を呼んだ『落下の解剖学』とフランスのセザール賞で競り合った作品であるというところですね。こういうジャンル映画がセザール賞で評価されることは少ないので、ぜひそこは日本の映画ファンにもお伝えできたらと思います。SF映画でありつつ、社会的なテーマを描いているという部分も評判になっていて、自分たちとは別種の存在にどう向き合うのか? というのは、いま私たちが考えなくてはいけない社会問題でもあり、そこが多くの人に刺さったのではないかと思います。樂舎・渡辺(『動物界』宣伝担当)青木最初に予告を見た時は『グエムル-漢江の怪物-』っぽいなと感じたんですが、本編を観て泣きました。渡辺意外と感動ものなんです。まさにトマ・カイエ監督がインタビューで『グエムル』も参考にしたということを言っていました。これが長編2作目で、日本公開されるのはこれが初めてです。青木僕も監督のインタビューを拝見しましたが、(デヴィッド・)クローネンバーグの『ザ・フライ』と、あとは意外ですが小津安二郎の『父ありき』も参考にしたと語っていましたね。海外版のチラシを見ても父と子が並んでいるビジュアルなんですよね。松本新鋭監督でここまでの映画を撮れるってすごいですね。渡辺そうなんです。フランスの名優ロマン・デュリスが出ていたり、映画ファンに刺さる要素はあると思うんですけど、“アニマライズ・スリラー”とすることで、普段あまりフランス映画を観ない方たちも入りやすくなっているんじゃないかと。青木宣伝を打ち出す上でのジャンル設定が難しい映画ですよね。渡辺配給・キノフィルムズさんの中でもかなり議論があったようなんですけど、ただ最初に試写をした際に「泣いた」という声が多かったんですね。そこで「親子のドラマとして宣伝すべき」という声もあれば「いやいや“クローネンバーグ”という映評が出ているんだから、そっちを推していこう」という声もあったようで、最終的には、近年はホラーが人気というのもあってスリラーのテイストを押し出していこうということになったそうです。松本冒頭からいきなり羽根の生えた男が出てきて、最初から「これはこういう世界の話です」という描かれ方をしてるんですよね。そこにすごくびっくりしました。渡辺説明がないんですよね。人間が動物化していることが既に当たり前のこととして受け入れられている世界として描かれてるんです。青木普通はああなるまでのプロセスを描くものだけど、そうじゃない。最初から宇宙人が地球で暮らしているという設定で描いていた『第9地区』と同じ描き方ですね。渡辺導入も含めて見せ方がうまいですよね。青木いま、世界中で移民の問題があったり、「分断」が叫ばれる中で、自分と異なる存在にどう向き合うべきかを描いているのがうまいですね。奥村原題は『Le Règne Animal』で英語だと“The Animal Kingdom”ですよね。これを『動物界』という邦題にした経緯は知りたいです。渡辺当初はそのまま『アニマル・キングダム』でいこうかという話もあったんですけど、既に『アニマル・キングダム』という別の映画があるんですよね。加えて、『アニマル・キングダム』だと動物ドキュメンタリーみたいな雰囲気があるので日本語にしようという流れになったそうです。編集部オーウェルの「動物農場」を思い起こさせるような“ディストピア”感がある邦題ですね。青木結構、攻めている感じがあって、すごく良いと思います。奥村映画自体がヨルゴス・ランティモス監督の『ロブスター』を彷彿とさせるセンセーショナルな雰囲気がありますよね。青木たしかに“ランティモス感”ありますね。渡辺映画を観ると突然変異ということで『X-MEN』のほうがイメージとしては近いかもしれません。松本こういう映画だとどういう層の観客に向けて打ち出すことになるんですか?渡辺わりと大人向け、30~40代で映画を観慣れている層ですね。松本オープニングから、ただならぬ雰囲気というのがすごくありますよね。やはりジャンル映画としてホラー系の映画ファンに打ち出すのが正解なのかな。渡辺実は海外の予告編だと、“新生物”の姿は一切映ってないんです。青木場面写真もかなり抑えている印象がありました。渡辺本国から素材が全然こなかったんですけど、おそらく日本公開が一番最後ということもあって、予告は許可が下りたのかな? でも、その(新生物が映った日本版の)予告を観て反応する方がすごく多かったですね。「何が出てくるかわからない」よりは「これくらいの新生物が出てきます」というガイドラインがあると、反応する方が多いのかなと。松本それに関して実は今日、すごく聞きたかったんですけど、ホラー系の映画でいわゆるネタバレみたいな部分って、宣伝段階でどこまで出すものなんですか? 例えば最近だと『破墓/パミョ』は一切出してないですよね。「何が出てくるのか?」で終わらせているんですよね。どこまで踏み込んでいくべきか…。奥村ホラー系で言うと、何かしらのアイコンがいる場合は、僕はそれは出していきたいと思います。例えば『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のペニーワイズや『LAMB/ラム』のアダちゃんのようなキャラクターです。逆に『破墓/パミョ』の場合は、出てくるものが本当の大オチなので、その場合は不穏な雰囲気を壊さないように「何が出てくるのか?」と想像力を煽る方が正解かなと思いますね。青木いわゆるネタバレに関しては、十数年前と比べて、難しい部分が多いですよね。渡辺『動物界』で言うと、本国は何が出てくるのか一切見せないというやり方でしたけど、フランスであればロマン・デュリスと若手ライジングスターのポール・キルシェが出ているというだけで「観たい」と思う人も多いですが、日本だとなかなかそれだけでは難しいですよね。松本出し過ぎると「ネタバレだ!」って怒られるけど、逆にあんまり出さないと「どんな映画かよくわからない」となってしまうじゃないですか。奥村“わかりやすさ”と“想像力”のバランスですよね。どこまで想像させたいか? というのを予告編でブレーキを掛けながら見せる感じです。『動物界』に関しても、新生物の姿をたくさん出し過ぎちゃうと「いろいろ出てるんだな」と予想がついちゃうけど、出す数を絞ったりチラ見せに留めることで「他にも出てくるのかな?」と想像が膨らむ。青木難しいですよね。あえて見せないで、ティザー感を出しているつもりでいたら「何も起こらない」ということもありうるし。煽っているつもりが何もしてないみたいな…(苦笑)。ただ『動物界』に関しては、実際に僕自身、観てみたら「こんな映画だったのか!」と驚いたので、良い衝撃を与えられるんじゃないかと思います。泣かされます。松本この予告やチラシの雰囲気で「泣ける」って思わないですよね。そこは公開後に口コミで広がるといいですよね。青木振れ幅がすごく大きな作品なので楽しめると思います。『ぼくとパパ、約束の週末』(11月15日公開)© 2023 WIEDEMANN & BERG FILM GMBH / SEVENPICTURES FILM GMBH宣伝担当・株式会社ウフル 青木プロフィール:映画配給会社、ビデオメーカーを経て、現在はIT企業の内部の映画事業部に所属し、映画宣伝を行なう。最近では濱口竜介監督『悪は存在しない』を担当。今回の『ぼくとパパ、週末の約束』では宣伝プロデューサーを務める。青木この作品は、自閉症の男の子と父親が、推しのサッカーチームを見つけるためにドイツ中のスタジアムを巡るというお話です。どう宣伝をしていくかと考える中で、静岡市にあるミニシアター「静岡シネ・ギャラリー」さんのXが時折、話題になるんですけど、ポストの特徴として、あえてタイトルを出さずにあらすじだけを書くというのがあって、作品によってものすごくバズるんですね。この作品について、シネ・ギャラリーさんに書いていただいた時、84万インプレッションもの反応がありまして、そこで「なるほど、みんなこういう作品を待っているんだ」という感触を得ました。奥村みなさん、どの部分に反応してたんですか?青木設定ですね。奥村自閉症の男の子がドイツ中のスタジアムを回る実話という部分ですか?青木加えて、お父さんが忙しい仕事をやりくりして、週末に弾丸ツアーで一緒に回るというのがポイントだったみたいです。この設定自体が宣伝のコンセプトになるんだなと感じました。あとは、別の記者さんに取材していただいた時に「ドイツで100万人を動員」という言葉がすごく引っかかったとおっしゃっていたんですね。ドイツで『ミッション:インポッシブルデッド・レコニング』を退けて大ヒットを記録したんです。『動物界』も「フランスで100万人突破」とありましたけど、「100万人」というのはインパクトがあるんですね。そうやって、宣伝を進めながら、みなさんの心に引っ掛かる部分に気づいていった感じでした。ウフル・青木(『ぼくとパパ、約束の週末』宣伝担当)もうひとつ、強調しておきたいのは「自閉症を抱えた男の子が…」ということで“感動のドラマ”と思われがちなんですけど、結構ハチャメチャで明るいエンタテインメントに仕上がっていて、試写会の感想でも「最初は構えて見たけど楽しめた」という声を多くいただいています。先日、主人公のモデルとなった本人達にもオンラインでインタビューをしたんです。いまはもう19歳になっていて、チューリヒの大学で物理学を学んでいるんですけど、映画化が決まった時から制作チームと綿密に話し合いながら進めていったそうで、自閉症というものと映画というエンタテインメントのバランスを特に気にしていたそうです。単に「かわいそう」とか「苦労を抱えながらも家族が頑張っている」という作品にはしたくないと。宣伝の難しい点としては、ドイツ映画であり、有名な俳優さんが出ているわけではないので、これからオンラインも含めて積極的に試写会を行なっていこうと考えています。奥村見た時に自分が宣伝を担当した『ワンダー 君は太陽』を思い出しました。『ワンダー』の主人公は生まれながら特別な顔をしているんですけど、それを周りの人々も含めて、普通のこととして受け止めていく物語の空気感がすごく似ていると思いました。『僕とパパ、約束の週末』でも、途中で宇宙が好きな主人公がヘルメットを被っているシーンが唐突に出てきましたけど、それを見て『ワンダー』とリンクするなと感じました。青木あのシーンは、もしかしたら『ワンダー』へのオマージュとして入れているのかもしれませんね。ただ、最近の映画、特に洋画に関しては、ホラーであったり強めで刺激的なジャンル映画のほうがヒットする傾向が強いですよね。こういうハートフルな作品を当てる秘訣をぜひ教えていただきたいです。奥村『ワンダー』に関して言うと、まず何よりも作品の良さがちゃんと伝わったという部分が大きかったですよね。宣伝側も「感動」という言葉は前面に出していきますけど、やっぱり一般のみなさんの口コミの「感動した」という言葉よりも強いものはなかったと思います。あとは主演のジェイコブ(・トレンブレイ)くんが来日して、いろんな話をしてくれたのもありましたし、彼自身、この作品をきっかけにいろんな活動をするようになって、そこでの言葉がすごく説得力を持っていたと思います。青木もう一点、『ぼくとパパ、約束の週末』という邦題についても触れておきたいと思います。原題(Wochenendrebellen)は「週末の反逆者」という意味で、映画の中で主人公のジェイソンくんは、普段は細かく守るべきルールを決めて、絶対に破らないで生きているけど「週末だけは反逆者になろう」と言うんですね。僕自身は、普段はあまり原題を変えたくないタイプなんですけど、この映画、このビジュアルで“反逆者”というのはなかなか難しいな…というのもありまして(笑)、『僕とパパ、約束の週末』としました。松本すごく良いと思いました。渡辺ハートウォーミングな感じが伝わります。ドイツ映画でサッカーが題材で“反逆者”だと…。青木フーリガンをイメージしちゃいますよね(苦笑)。渡辺その意味でも、この邦題で正解だと思います。奥村あとビジュアルとあわせて『6才のボクが、大人になるまで。』とイメージが重なりますよね。青木そうなんですよ。それはみなさんに言っていただけますね。松本ハートウォーミング作品ということで言うと最近では、どちらも松竹さんの配給ですが『花嫁はどこへ?』や『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』も評判が良かったですよね。こういうタイプの映画がきちんと当たるんだなというのを感じました。この映画も同じ匂いを感じますよね。青木方向性で言うと昨年の『パリタクシー』がありますよね。松本『パリタクシー』で流れが変わったというのは感じますね。奥村超大作やシリーズ物があふれかえる中で、規模は小さくともこういう良質な洋画があるのはすごく大事なことだと思います。青木最初にお話ししたシネ・ギャラリーさんの例もそうですが、みんな、面白い映画を探しているところはあって、そこをきちんと抽出して、宣伝を打ち出していくんですけど、何よりも基本は物語の面白さをきちんと伝えることなんだなと思います。邦画であればキャストや監督のインタビュー稼働も多いですし、制作のプロセスを宣伝材料にできるけど、洋画の場合は素材も限られる中で「物語を売る」という基本に立ち返って宣伝していくことが大事ですよね。あと今回、字幕監修に精神科医の山登敬之先生に入っていただいています。映画の中でジェイソンくんが同級生に好きなサッカーチームを聞かれて答えられないでいると、「FCコミュ障?」とからかわれるシーンがあるのですが、「コミュ障」という言葉が差別的でないか?普段使われてる言葉だからこのシーンで使用してもいいのではないかという議論を字幕ごとに検証していきました。やはり言葉ひとつにしても、いろんな受け止め方があるので、そこはいまの時代、きちんと考えていかないといけないんだなと勉強になりました。奥村僕自身、映画を観て心に残ったのが、自閉症の子が周囲の刺激をどのように感じているかというのをすごく丁寧に描いているなという点で、周りの音がどんなふうに聴こえて、どんなふうにパニックになってしまうかということなどをしっかりと描いているんですよね。経験していないからわからない感覚でしたが、例えばの話、道端やお店で騒いでいる子がいた時に、これまでなら「うるさいな」と思ってしまう人が、こういう映画に触れることで「もしかしたら、事情があるんじゃないか」と自分の中でひとつ立ち止まるきっかけを与えてもらえるなと。あとは、お父さんが自閉症の息子と向き合いたくなくて、忙しさを言い訳にしてジェイソンから逃げているという描写がすごくリアルでグサッと刺さりますよね。これは自閉症のお子さんのいる家庭に限らず、育児をするのがどうしても母親中心になりがちな部分はあると思いますし、お父さんはお父さんで「仕事をして稼がないと」という思いもあるんだけど、それが子育てに向き合わない逃げ口になっているというのは、すごくリアルな描写だなと思いました。そういう意味で他人事じゃなく身近に感じる映画だなと。青木決してすごく特殊な話ではないんですよね。そういう意味で広がりのある作品だと思いますし、みんな余裕がなくて殺伐とした世の中だからこそ、こういうハートウォーミングなものを求める気持ちが強いんじゃないかなと思いますね。大盛り上がりの洋画宣伝座談会、前半戦はここまで。『ドリーム・シナリオ』『JAWAN/ジャワーン』の宣伝戦略とは!?後半は後日、シネマカフェにて掲載予定。お楽しみに!(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:JAWAN/ジャワーン 2024年11月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 All rights reserved with Red Chillies Entertainments Pvt Ltdぼくとパパ、約束の週末 2024年11⽉15⽇より新宿ピカデリー、⾓川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2023 WIEDEMANN & BERG FILM GMBH / SEVENPICTURES FILM GMBHドリーム・シナリオ 2024年11⽉22⽇より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 PAULTERGEIST PICTURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED動物界 2024年11月8日より新宿ピカデリー、 ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2023 NORD-OUEST FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINÉMA - ARTÉMIS PRODUCTIONS.
2024年11月08日11月上旬より、北村紗衣著「女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選」が刊行されることになった。シェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評を専門にし、「お砂糖とスパイスと爆発的な何か」(書肆侃侃房、2019)、「お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード」(文藝春秋、2022)などの著書を持つ北村氏の新刊は、「もうダメかも……」を「楽しく生きよう!」に変える、映画の力でサバイブするための映画ガイド。あのヒロインみたいになれたらいいな、私と同じだな、私とは違うけどステキだな……。映画を見ることで、女性であること、少数派であること、自分自身でいることの楽しさに気づける。もっと楽しく生きる準備をするために、あなたを待っている映画がきっとある。フェミニズム批評から見た著者独自の視点とユーモアあふれる言葉で綴られた本書は、映画リストでありながら、等身大の心の声に寄り添い、悩める人々を力強く後押しする1冊。クラシックな名作から近年の話題作まで、労働問題、恋愛とセックス、フェミニズム、クィア、人種、民族など、多様な視点から厳選した100本の映画を紹介している。主な紹介映画●おとぎ話『魔法にかけられて』ディズニープリンセスと現実●恋愛とセックス『キャロル』男性に忖度しない女性同士のロマンス映画●シスターフッド『テルマ&ルイーズ』やっと訪れた女性のためのロードムービー●クィア『恋のミニスカウエポン』ハチャメチャなアクションロマンスコメディ映画●人種・民族『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』田舎に住む中国系少女の恋●階級『燃ゆる女の肖像』見る主体としての女性たち●不機嫌なヒロインたち『ゴーストワールド』死ぬわけなんかない●中学校を卒業してから見よう!『お嬢さん』帝国とシスターフッドなど100作品を紹介。「女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選」(北村紗衣)は11月上旬、書肆侃侃房より発売予定。224ページ定価:本体1,800円+税装幀:成原亜美(成原デザイン事務所)/装画:satsuki(シネマカフェ編集部)■関連作品:魔法にかけられて 2008年3月14日より日劇3ほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc.お嬢さん 2017年3月3日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 CJ E&M CORPORATION, MOHO FILM, YONG FILM ALL RIGHTS RESERVED燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©Lilies Films.
2024年10月13日週末動員ランキングで初登場1位を獲得、メジャー作品以外の洋画実写作品が首位を獲得する異例の快挙となった映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』。この度、キャスト陣が役作りの裏側を語ったインタビュー映像が解禁され、また、日本での大ヒットを受け、製作のA24からコメントも到着した。「生まれて初めて、映画館で命の危険を感じた」といった声をはじめ、自らが戦場にいるかのように錯覚するほどの圧倒的な音響デザインが絶賛の声を集め、IMAXやDolby Cinema・Dolby Atmosなどラージフォーマットを中心に動員を集めている本作。この度解禁となったのは、<戦場ジャーナリスト>という役柄についてどのようにアプローチをしたか、ケイリー・スピーニー、キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラらが役作りの裏側を語ったインタビュー映像。今年一気に注目俳優へと躍り出たジェシー・カレン役のケイリー・スピーニーと、新境地となったリー・スミス役のキルステン・ダンストは、演じる戦場ジャーナリストの名前の由来にもなった偉大な戦場カメラマンたち<ドン・マッカラン><リー・ミラー>のドキュメンタリーのほか、戦地にまつわる映像を皆で一緒に鑑賞したという。特に“戦争映画史に残る衝撃の問題作”といわれるロシア映画『炎628』を観た際には「あまりに衝撃的で彼女(ダンスト)が映画を停止したんだ」とワグネル・モウラが明かし、キルステン・ダンストも「息子を産んで間もないから心が痛んだ」とふり返るなど、映画を通して率直に意見交換し、お互いに知り合うことができた経験が、劇中で共に死戦を乗り越えるジャーナリストチームをよりリアルに見せることに役立ったことを明かしている。さらに、本作の日本での大ヒットを受けて、数々の話題作を世に送り出し続け、本作の映画制作&配給会社でもある「A24」よりコメントも到着。「現在の日本の映画市場において、洋画の成功は非常に難しいと言われています。A24の今年の<必見>映画が、日本での最初の週末で1位を獲得したことは素晴らしいことです。A24は、この映画が多くの映画ファンに届いたことを喜び、日本でこの映画を上映してくれた劇場に感謝しています」と謝辞を述べている。『シビル・ウォー アメリカ最後の日』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:シビル・ウォー アメリカ最後の日 2024年10月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.
2024年10月11日絶賛公開中の『エイリアン:ロムルス』より、撮影現場の様子を明かしたキャストコメントが到着した。9月6日に日本で公開され、洋画NO.1の大ヒットスタートを記録した本作。「シリーズ史上最高傑作」との呼び声も高く、ますます注目を集めている。シリーズ最新作となる本作では、人生の行き場を失った6人の若者たちが、広大な宇宙の密室で“エイリアン”から逃れる究極のサバイバルが描かれている。撮影現場では、第1作目の“その後”の世界観を忠実に再現しながらも、“エイリアン”に遭遇する恐怖と衝撃を新たに描き出そうと様々な試みが行われていた。中でも注目すべきは、第1作目同様、グリーンバックなしでの撮影を決行した点。CG技術が発達したこの時代に、あえてCGの使用を最小限にとどめた本作では、360度どのアングルからでも撮影できるよう、全てのセットを一から緻密に建造。人間たちを襲う“エイリアン”もCGではなくロボット(アニマトロニクス)技術を活用したそう。キャスト陣は広大なセットの中で、まるで本物の“エイリアン”のようなロボットに襲われ、追いかけられながら演技を行った。主人公レイン役のケイリー・スピーニーは、「自分が演技したセットはどれも本当に素晴らしくて、ありがたかったです。とても巨大で、かつ没入出来るものになっていました」とコメント。お気に入りのセットについては、「特にコックピットのセットは信じられないほど良かったです。ジンバル(電動式スタビライザー)の上に作られて、離陸時乱気流の衝撃を実際に体感できるようになっていました」と語っている。また、「(今回のセットのおかげで)私たちは自分の目の前に起こっていることに反応すれば良いだけでした。時系列順に撮影出来たこともあり、演技する上でとても助かりました」と、“エイリアン”から逃げ惑う若者のリアルな姿を体現するに最適の現場だったとふり返る。レインの弟・アンディ役のデヴィッド・ジョンソンは、セットだけでなく、精巧に作られた“エイリアン”がもたらした恩恵についても言及。「(本作の撮影現場では)たくさんのチャレンジがありましたが、僕たちはテニスボールのようなものを相手に演技をすることはありませんでした。今そこにないものをそこにあると想像しながらやるのは、俳優としてはかなり難しいものです。僕らの想像力にかかってしまう。でもフェデは、僕たちにそういったことはさせませんでした」とコメント。「その世界にあるべきもの必ずあったので、私たちはただそこに身を置いて、芝居をすることができました。役者にとってはありがたいことでしたよ」と、スタッフ陣が力を合わせ作り出した最高の撮影環境に感謝を示した。さらに、レインの元恋人タイラー役を務めたアーチー・ルノーは、若者たちを絶望の淵へと追いやる宇宙最強の生体“エイリアン”の最終形態<ゼノモーフ>との撮影も印象的なものだったとふり返り、「(ゼノモーフは特に)すごかったです。私たちキャスト陣は皆、ほとんど同時にゼノモーフと対面したと思います。ゼノモーフの現場での初日、その大きさとスケールを目の当たりにすると、とても堂々としていて、恐ろしい感じでした」とコメント。「しかもそのゼノモーフはとてつもなく精巧に作られているだけでなく、素晴らしいパペティアたち(人形遣い)が操っていたので、細かい動きまでがリアルだったんです。口が開いたり、歯が閉じたり、唇が震えたり、ディテールがとにかくすごかったですね」とその衝撃を口にした。無力な若者たちが遭遇する恐怖を、精巧なロボットと緻密なセットの中で表現した若手俳優陣の熱演にも注目だ。『エイリアン:ロムルス』にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:エイリアン:ロムルス 2024年9月6日より全国にて公開©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年09月16日『エイリアン』(79)の“その後の物語”の映画化、究極のサバイバル・スリラー『エイリアン:ロムルス』が日本でも9月6日(金)より全国公開され、初週3日間の興行収入は洋画No.1となるスタート。さらに、ホラー映画でのIMAX全世界興行収入で歴代No.1を記録した。『ドント・ブリーズ』(16)で世界中を震え上がらせた鬼才フェデ・アルバレス監督と、“エイリアンの創造主”リドリー・スコット自身の製作で誕生した本作。8月16日に全米で公開され、オープニング興行収入(8月16日~18日)は4150万ドル(約61億円)で全米初登場No.1スタート、さらに中国やイギリス、スペイン、韓国など世界中の国と地域でもNo.1を獲得し、「シリーズ史上最高傑作」と大絶賛のレビューが相次いでいる。そして日本では、9月6日(金)~9月8日(日)の初週3日間の興行収入が3億円1,898万1,300円、19万2,905人の動員で週末映画ランキング洋画No.1となるヒットスタート(興行通信社調べ)。興行収入は10億円超えが確実視され、エイリアンの勢いは加速しそうだ。また、アメリカ、中国、韓国でも大ヒット中で、全世界興行収入は440億円(Box Office Mojo調べ/9月9日現在、1ドル=143円換算)に。さらにIMAXでの全世界興行収入は3,720万ドルを超え、約53億円(1ドル=143円換算)を記録し、ホラー映画でのIMAX全世界興行収入で歴代No.1を達成している。日本でも、IMAX/Dolby Cinema/4DX/ScreenXなどのプレミアムラージフォーマットでも公開され、宇宙という極限の密室でエイリアンが迫ってくる恐怖を最大限に楽しめる映像体験が「無重力の恐怖へと引き摺り込む」「宇宙で漂う感じ、浮遊感ハンパなくて何度も実際船内いる感覚」と好評で、興行収入比率で30%の高い数字を叩き出している。また、エイリアンに遭遇する若者たちを戸松遥や内田雄馬、石川界人、内田真礼、畠中祐、ファイルーズあいなどの豪華声優陣が担当した日本語吹替版も、より没入感が増すと大好評。日本公開直後からSNSでは、「究極のエイリアン体験」「観る者に容赦ない絶望を与える最恐の映画体験」「全く逃げ場の無い恐怖と絶望」「観ている間、何度も生存率0%を覚悟したし絶望しかなかった…」「無音といい無重力といい宇宙ならではのファクターの使い方がお見事」「エイリアンが恐ろしく、どうなるのか予想不可能!マジで生存率0%やん!」「スリラーとエンタメが丁度よく合わさって、エイリアン初見でも楽しめること間違いなし」など、広大な宇宙の密室でエイリアンに襲われる恐怖体験の数々に、興奮と絶賛のコメントが後を絶たず、映画館には往年の「エイリアン」シリーズファンはもちろんのこと、大学生や20代の若者が劇場を賑わせ、シリーズ初見でも楽しめると話題となっている。『エイリアン:ロムルス』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:エイリアン:ロムルス 2024年9月6日より全国にて公開©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年09月09日ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』が、公開28日間で興行収入40億円を突破した。本作は、2015年公開の前作『インサイド・ヘッド』の続編。思春期を迎えた主人公ライリーの頭の中で繰り広げられる感情たちの物語が描かれる。公開から約1か月で40億円を超える興行収入を記録した本作。2024年の洋画作品の中で最速のペースとなっている。さらに、アメリカ以外の国や地域での興行収入が10億ドルを突破したのは、アニメーション作品では史上初の快挙。作品の評価も高く、SNSでは「大人泣きした」「思春期を体験してきた大人に向けての映画だった」などの感想が多く寄せられている。子どもから大人まで幅広い層に支持され、リピーターも多いという。『インサイド・ヘッド2』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:インサイド・ヘッド2 2024年8月1日より全国にて公開©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2024年08月30日映画史上最も破天荒なヒーロー、デッドプールとウルヴァリンが暴れまわるアクション・エンターテインメント超大作『デッドプール&ウルヴァリン』が、興行収入19億円を突破(※8月21日までに興行収入19億404万円、動員118万7,134人を記録)、2024年に国内で公開した洋画実写作品で興行収入NO.1となった。全米の歴代興行収入ランキングでは、『ダークナイト』『ライオン・キング』を超え17位にランクインし、いよいよトップ10入りも視野に入ってきている。さらに、全世界累計興行収入は11億5,144万ドル(※約1,669億円)を記録、『ジョーカー』を抜いて、R指定映画の興行収入歴代1位を独走中となっている(※1ドル=145円・8月22日現在/Box office mojo参照)。また、SNSでは「デッドプール&ウルヴァリン、推しと推しがぶつかり合っててほんと好き!!初めて映画館にリピートで観に行ったわ」「2回目でも最高!OPからずっと面白い」「3回目観に行ったのに、まだまだ観に行きたくなってる!見れば見るほど面白さが増していく!」など、“デッドプール”と“ウルヴァリン”のR指定コンビに夢中になるリピーターが続出。IMAXなどのプレミアムラージフォーマットでの鑑賞や、加瀬康之、山路和弘、佐倉綾音、置鮎龍太郎、林真里花、三上哲、一柳みる、忽那汐里、影平隆一、嶋村侑の主要キャストのほか、森久保祥太郎、浪川大輔、子安武人、中村悠一、朴璐美、杉田智和、花江夏樹の“日本声優界のアベンジャーズ”ともいえる主演級声優のカメオ出演が話題の豪華日本語吹替版での鑑賞など、様々な方法で楽しまれている模様だ。“R指定な応援上映”実施決定8月8日に実施され好評を得た“R指定な応援上映”が、8月31日(土)グランドシネマサンシャイン 池袋にて再び実施することが決定。今回は2D字幕版での上映となり、発声、およびグッズ、ペンライトなどの応援グッズの持ち込みOK。コスチューム着用もOKで、来場者へのお土産&プレゼント抽選会も実施する予定となっている。『デッドプール&ウルヴァリン』は全国にて公開中。『デッドプール&ウルヴァリン』“R指定な応援上映”日時:8月31日(土)17時の回場所:グランドシネマサンシャイン 池袋シアター3上映バージョン:2D字幕料金:通常料金(ムビチケ使用可、招待券不可)※本作品はR15+指定作品につき、15歳以上のお客様のみご参加いただけます。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月24日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年08月22日女優の吉岡里帆が、『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/ONE』(9月20日公開)で洋画作品の吹き替えに初挑戦したことが15日、明らかになった。あわせて、ボイストレーニング裏話を語るインタビューと吹替版本予告が公開された。『トランスフォーマー』史上最大の決戦と言われる、サイバトロン星の戦いが描かれる本作。これまでにも『空の青さを知る人よ』(2019)や『漁港の肉子ちゃん』(2021)で声優に挑戦し高い評価を得ている吉岡が、エリータ-1役の吹き替えを務めている。吉岡は、最初にオファーが来た時の気持ちを聞かれ「あのトランスフォーマーから、お声がかかったのかと、もう本当に高揚感と、ワクワク感で、『早く台本読みたい!』と思いました」とうれしそうに語った。本作の洋画吹替声優挑戦に当たっては、いままで挑戦した日本のアニメーションとはキーが異なる声に挑戦したと明かし、「今回はエリータ-1のビジュアルに合わせて自分の地声よりかなり落として低く響かせる練習を一番初めに行いました」とトレーニングについて説明。また、自身が演じたエリータに対しては、「戦う女性で男性達もグイグイ引っ張っていくような強さと、本編を通して自分という核がブレないキャラクターなので、そこがすごく魅力的で、大好きなキャラクターになりました」と語り、「戦い方がすごくパワフルで、絶対に普通の人間だったら出来ない動きとかもキャラクターが平気でどんどんしていくので、(声を演じて)こんな経験、この作品じゃないとできないと思いました」と自身初めてのヒーロー役を楽しんで演じたと明かした。さらに、推しのキャラクターについては、「全員大好きになるんですけどバンブルビーはこれまでのシリーズの中でもすごく好きなキャラクターで可愛さと、お茶目さと、強さと、いろんな要素を兼ね備えているキャラクター。ビーは、めちゃくちゃ推しです。可愛い」と述べ、これから観るファンへ「映像を観て、心の底からワクワクする感情と、こんなエピソードがあった上で、いままでのシリーズ作品(のストーリー)があったのだなと、切なく、感動しました。これを観ずしてトランスフォーマーは語れないぞというような、そんな一作になっていると思います。是非劇場でお楽しみください!」とメッセージを送った。さらにこのたび、追加の吹き替え声優も発表された。サイバトロン星の英雄的存在、センチネルプライム役に諏訪部順一、センチネルプライムと行動を共にするエアラクニッド役に柚木涼香。他にも、稲田徹(ダークウィング役)、佐藤せつじ(スタースクリーム役)、山本格(サウンドウェーブ役)、星野貴紀(ショックウェーブ役)、杉田智和(ジャズ役)らがトランスフォーマーの世界を賑やかに彩る。なお、すでに発表されているが、中村悠一がオプティマス(オライオンパックス)の声を、木村昴がメガトロン(D-16)の声を演じ、バンブルビー(B-127)は木村良平が担当。そして、約40年に渡りオプティマス役の声を務め、『トランスフォーマー』シリーズを牽引し続けてきた玄田哲章が本作ではトランスフォーム能力を解き放つアルファトライオンを演じる。【編集部MEMO】「トランスフォーマー」は、タカラトミーが作り出した“日本の玩具発”コンテンツで、「Robots in disguise」=「ロボットが身の回りにある、ありとあらゆる物体に自由自在に変形し、潜んでいる」というコンセプトや、自由自在に変形することができる超ロボット生命体が宇宙を舞台に戦う壮大なストーリーと共に展開している。1984年にアメリカで玩具発売後、アニメやコミックが大ヒットし、1985年に日本でも玩具販売とアニメがスタート。2007年からはスティーヴン・スピルバーグとマイケル・ベイによりハリウッドで実写映画化され世界中で大ヒットし、2023年8月にシリーズ第7弾『トランスフォーマー/ビースト覚醒』が公開された。(C)2024 PARAMOUNT ANIMATION. A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES HASBRO. TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C)2024 HASBRO
2024年08月15日俳優・吉岡里帆が、「トランスフォーマー」シリーズ最新作『トランスフォーマー/ONE』で吹き替えを担当することが決定。日本語吹替版本予告も公開された。『空の青さを知る人よ』『漁港の肉子ちゃん』で声優に挑戦したが、洋画作品の吹き替えは今作が初めてとなった吉岡。演じるのは、エリータ-1。「今回はエリータ-1のビジュアルに合わせて自分の地声よりかなり落として低く響かせる練習を一番初めに行いました」とトレーニングについて明かした。また、エリータに対しては「戦う女性で男性達もグイグイ引っ張っていくような強さと、本編を通して自分という核がブレないキャラクターなので、そこがすごく魅力的で、大好きなキャラクターになりました」「戦い方がすごくパワフルで、絶対に普通の人間だったら出来ない動きとかもキャラクターが平気でどんどんしていくので、(声を演じて)こんな経験、この作品じゃないとできないと思いました」と楽しんで演じたそう。さらにファンへは、「映像を観て、心の底からワクワクする感情と、こんなエピソードがあった上で、いままでのシリーズ作品(のストーリー)があったのだなと、切なく、感動しました。これを観ずしてトランスフォーマーは語れないぞというような、そんな一作になっていると思います。是非劇場でお楽しみください!」と呼びかけている。そしてこの度、日本語吹替版本予告と追加吹替声優キャストが解禁。サイバトロン星の英雄的存在、センチネルプライム役を諏訪部順一。センチネルプライムと行動を共にするエアラクニッド役を柚木涼香。ほかにも、稲田徹(ダークウィング役)、佐藤せつじ(スタースクリーム役)、山本格(サウンドウェーブ役)、星野貴紀(ショックウェーブ役)、杉田智和(ジャズ役)らが参加していることも分かった。『トランスフォーマー/ONE』は9月20日(金)より全国にて公開。(C)2024 PARAMOUNT ANIMATION. A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES HASBRO. TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C)2024 HASBRO(シネマカフェ編集部)■関連作品:トランスフォーマー/ONE 2024年9月20日より全国にて公開Ⓒ2024 PARAMOUNT ANIMATION. A DIVISION OF PARAMOUNT PICTURES HASBRO. TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. Ⓒ2024 HASBRO
2024年08月15日現在公開中のディズニー&ピクサー映画『インサイド・ヘッド2』が、8月12日までで累計動員数156万2982人、累計興行収入20億41万9600円を記録したことが分かった。2週目を迎えた週末の9日~11日は、動員数39万815人を記録し、週末動員ランキングでNo.1を獲得。さらに、2024年の洋画作品最速の公開12日間(前夜祭興行を除く)で興行収入20億円突破は、『怪盗グルーのミニオン超変身』の14日間を上回る記録。世界興収は、現在までに15億9447万2085ドル(約2349億円)を突破し、『トップガン マーヴェリック』や『アベンジャーズ』を超え、世界興行収入ランキング全体でトップ10入りと、記録を更新し続けている(※世界興行収入は8/12 付け Box office mojo調べ/1ドル 147.34円計算)。世代や年齢を問わず、幅広い客層が本作を楽しんでおり、全世界で歴史的な大ヒットとなっている背景には、どんな人の中にも広がっている感情たちの世界を舞台にしており、性別や年齢、国籍を問わず、大きな共感と感動を呼ぶ作品になっていることも理由の一つ。三木孝浩監督は「“自分のネガティブな感情とどう向き合っていくか”という物語。ネガティブな感情をなきものにせず、ネガも大事な自分の一部なんだよ、とちゃんと見せてくれるのがすばらしい」と絶賛したほか、「歳を重ねていく中で色々な経験を積んでいくからこそ、感情は複雑になっていく。でもその時は自分の頭の中でこの子達が一生懸命動いてるんだなって想像したら、その気持ちも小さくなるかも!って思うとなんでも楽しめそう」(前田敦子)、「幸せな気持ちになりたい人、是非観て欲しい。自分を好きになりたい人、絶対に観て欲しい」(風間俊介)ほか著名人も本作へメッセージを寄せている。『インサイド・ヘッド2』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:インサイド・ヘッド2 2024年8月1日より全国にて公開©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2024年08月13日『ブレット・トレイン』デヴィッド・リーチ監督最新作『フォールガイ』で主演をつとめる最旬俳優ライアン・ゴズリング主演作を、洋画専門チャンネル ザ・シネマにて特集放送する。『ラ・ラ・ランド』から昨年の『バービー』まで、その勢いは止まるところを知らないライアン・ゴズリング。今回、ライアン・ゴズリングとエミリー・ブラントが共演する『フォールガイ』が8月16日(金)より全国公開されることを記念して、主演3作品を特集。ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』、自身初のアクション演技となった『ドライヴ』、大統領選挙スタッフを演じたジョージ・クルーニー監督作『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』の3作品を8月13日(火)~15日(木)にわたり放送する。●『ラ・ラ・ランド』放送日:8月15日(水)23時~ほか夢を追う男女の恋模様を往年の名作へのオマージュ満載に彩る。アカデミー賞6部門に輝いた傑作ミュージカル。ライアン・ゴズリングも同主演男優賞にノミネートされた。●『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』放送日:8月13日(月)23時15分~ほか裏取引、不正…大統領予備選の仁義なき内幕とは? ジョージ・クルーニー監督・出演の社会派サスペンス。●『ドライヴ』放送日:8月14日(火)深夜0時~謎多き凄腕天才ドライバーをライアン・ゴズリングが好演。寡黙な男を描くクライム・サスペンス。監督はニコラス・ウィンディング・レフン。[R15+]『フォールガイ』は8月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライヴ 2022年9月23日より渋谷シネクイントにて公開© 2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年08月11日現在公開中のアニメーション映画『インサイド・ヘッド2』より、ヨロコビたちが司令部から追放される超重要な本編シーンが公開された。週末動員ランキングが洋画No.1となる大ヒットスタートを切った本作。多部未華子、大竹しのぶらが参加した日本語吹き替え版も好評で、シンパイが初登場するシーンの吹替映像が公式SNSにアップされると、コメント欄には日本語のほか、世界中から絶賛コメントが寄せられ、いいね数も71万超え。ほかにも、「多部ちゃん声優うますぎ!!絶対言われないとわからない。本当に上手だった!」、「前作に続いて声優陣の演技すごかったなぁ。多部未華子ちゃんの吹き替えが個人的に凄い刺さった」など鑑賞者からの感想もたくさん寄せられている。そんな話題の本作から到着したのは、ライリーの幸せを子どものころから見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリといった感情たちが、頭の中の司令部から追いやられてしまうシーンの吹き替え版。新キャラ・シンパイは、大好きなライリーのために、今後起こりうる様々な未来を想像して計画を立てるのだが、そこで辿り着いたのは、“ヨロコビたちを追放すること”だった。ヨロコビやカナシミ、イカリらが司令部からいなくなってしまうことで、ライリーはそれらの感情を失ってしまい、将来のことを不安に思って親友とすれ違ってしまったり、新しい高校にいる憧れの先輩と仲良くしたいのに空回りしてしまったり、誰かと比べて落ち込んだりと自分を責めてしまう。大人になると、ヨロコビは失われてしまうのか?そうした深いメッセージを描く上で超重要なシーンとなっている。なお、2週目の先着入場者プレゼントは、「感情あふれるスマホステッカー」に決定した。『インサイド・ヘッド2』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:インサイド・ヘッド2 2024年8月1日より全国にて公開©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2024年08月05日シリーズ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』が2024年オープニングNo.1スタートと、全世界で大ヒットを記録。R指定作品の記録も更新した。7月24日、全米に先駆け世界最速での公開を迎えた日本では、オープニング5日間で興行収入8億788万円、観客動員数49万1,342人を記録。2024年に公開した洋画作品のオープニング興行でNo.1の成績をたたき出し、シリーズ史上最高のオープニングを記録した。そして週末にかけ、全世界では大半の国と地域が7月26日に待望の初日を迎えた。全世界の興行収入は4億3,830万ドル(※約670億円)を突破し、2024年に公開した作品の中でNo.1のオープニング成績を記録。さらにR指定映画としては歴代最高のオープニングを叩き出すなど、特大ヒットのスタートを切った。(BOX OFFICE MOJO調べ/1ドル=153円換算:7/29現在)SNS上でも、「マーベルの歴史を変えた!」「『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来の感動!」と大絶賛の嵐が巻き起り、“何を言ってもネタバレ“となる内容を配慮しながらも、「最高だった」と伝えずにはいられないファンのアツい情熱が伝わる投稿で溢れた。公開初日から早くもリピート鑑賞者も出てきているなか、劇場販売商品の一部にはすでに完売も出るほど、大きな盛り上がりを見せている。また、日本時間の7月23日(※現地時間 7月22日)に、アメリカ・ニューヨークにて本作のワールドプレミアが開催。デッドプールやウルヴァリンのコスチュームに身を包んだ熱狂的なファンも多数駆けつけた中、デッドプール役で、本作の脚本・製作も手掛けたライアン・レイノルズ、ウルヴァリンとして、7年ぶりに出演を果たしたヒュー・ジャックマン、カサンドラ・ノヴァ役エマ・コリンら豪華キャスト陣が登場。ショーン・レヴィ監督、製作総指揮を務めたケヴィン・ファイギのほか、ゲストにはライアン・レイノルズのパートナーである女優ブレイク・ライブリーや、本作のサウンドトラックにも参加しているアヴリル・ラヴィーン、そしてなんと本作のプロモーションを音楽で大いに盛り上げた「Like a Prayer」を歌うマドンナもサプライズ登場。日本時間の7月26日(※現地時間 7月25日)には、アメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴにて、世界中からファンが集まる映画やコミック、アニメ等ポップカルチャーの祭典サンディエゴ・コミコンを開催し、豪華キャスト陣が登場した。さらに同日7月26日(※現地時間 7月25日)、アメリカ・ロサンゼルス・ハリウッドでは、ケヴィン・ファイギの映画産業への偉業を称える式典が開かれ、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に名を刻むとともに、ハリウッド殿堂入りを果たすこととなった。この「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」は、カリフォルニア州のハリウッド大通りなど、星形のプレートが埋め込まれた歩道のこと。このプレートには、エンターテインメント界で大きな功績を残したハリウッドスターやキャラクター、作品等の名が刻まれており、マーベル・コミックスのレジェンドであり、マーベルの父としていまもファンから愛されている故スタン・リーも殿堂入りを果たしていた。ケヴィン・ファイギは、マーベル・スタジオの社長であり、世界観を共有する複数の単体作品の物語がクロスオーバーする、『アベンジャーズ』を成功に導くなど、全てのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に製作として携わってきた人物。彼無しでは成功できなかったと言われるほど、スタジオを牽引し大ヒットシリーズへと導いてきた。豪華な面々が彼を祝福し、まさに世界中で『デッドプール&ウルヴァリン』の公開を祝う1週間となった。『デッドプール&ウルヴァリン』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月24日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年07月29日世界的アニメーション・シリーズ「怪盗グルー」の最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』が先週7月19日(金)より日本公開され、2024年公開の洋画No.1の大ヒットスタートを切った。日本公開に先立ち、北米をはじめ世界公開された本作は、本作を含めたシリーズ累計興行収入が驚異の50億ドル(約8,056億円※)を突破。そして、先週金曜日より全国389館670スクリーンにて公開された本作は土日の興行収入が約5億5,250万円、週末3日間の累計は約6億8,100万円を突破、観客動員数も累計で約51万人を記録。早くも2024年に公開された洋画でNo.1の大ヒットスタートを飾った。本格的に夏休みに突入した地域では子ども連れの家族や、中にはミニオンの扮装をするシリーズファンなどで満席の劇場も続出、SNSでは「メガミニオンたちの活躍はミニオンの新たな魅力が全開!」「今回もハチャメチャで面白すぎた!」「メガミニオン達が相変わらずで、本当に可愛かった!」「癒されるし、元気をもらえる!!」「冒頭のイルミネーションロゴからエンドロールまで、ミニオンが過剰な行動をするたびに大歓声&大爆笑だった」などのコメントが。グルーファミリー&ミニオン、そしてメガミニオンが巻き起こすハチャメチャな大活躍ぶりに、幅広い層が熱狂していることがうかがえる(Box Office Moj、Artisan Gateway、Rottentomates調べ/ドル換算レート※全て7月22日現在)『怪盗グルーのミニオン超変身』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪盗グルーのミニオン超変身 2024年7月19日より全国にて公開© Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.
2024年07月22日2024年公開の洋画1位を記録するクリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』が戦後79年となる8月より全国にてアンコール上映されることが決定、広島でも最後のイベントが開催されることになった。クリストファー・ノーランが監督、脚本、製作をつとめた本作は、2023年7月17日に全米で公開され、全世界の興行収入約10億ドルという大ヒットを記録。作品賞を含む7部門でアカデミー賞を受賞した。IMAX®65ミリと65ミリ・ラージフォーマット・フィルムカメラとを組み合わせた、最高解像度の撮影を実践。また、本作のためだけに開発された65ミリカメラ用モノクロフィルムを用い、史上初となるIMAX®モノクロ・アナログ撮影を実現。ピューリッツァー賞を受賞したカイ・バード、マーティン・J・シャーウィンによる原作をもとに、天才科学者の頭脳と心を五感で感じさせる極限の没入体験を味わえる作品となっている。今年3月10日(現地時間)に開催された第96回アカデミー賞では、ノーラン監督自身初となる作品賞(エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェンと共に受賞)、監督賞をはじめ、主演男優賞(キリアン・マーフィー)、助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr.)、撮影賞(ホイテ・ヴァン・ホイテマ)、編集賞(ジェニファー・レイム)、作曲賞(ルドウィグ・ゴランソン)の最多7部門受賞となった。日本では、3月29日(金)に公開されるや大反響を巻き起こし、リピーターも続出。7月18日現在、興行収入18億4,100万円を記録し、2024年公開の洋画1位となり今年を代表する映画作品の1本となっている。今回、アンコール上映決定に伴い、8月4日(日)に広島にて本作最後のイベントの開催も決定。『この世界の片隅に』の片渕須直監督らが登壇する。『オッペンハイマー』は8月2日(金)より全国にてアンコール上映。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年07月22日2024年7日13日(土)より、世田谷美術館では、『須田国太郎の芸術――三つのまなざし』が開催される。2021年に生誕130年、没後60年を迎えた洋画家・須田国太郎(1891-1961)の、初期から晩年までの作品を、写真やデッサン、意外なコレクションなどの資料もあわせて約410点で紹介し、須田国太郎の新たな魅力に迫る展覧会だ。明治24年、京都に生まれた須田国太郎は、京都帝国大学(現・京都大学)および同大学院で美学・美術史を専攻する一方、関西美術学院で油彩の基礎を学んだ。その後はスペインのマドリードを拠点にヨーロッパ各地を訪れ、プラド美術館での模写などを通じてヴェネツィア派の色彩理論やバロック絵画の明暗法など、西洋美術のリアリズムの表現を研究する。帰国後、41歳の時に、銀座の資生堂ギャラリーで自身初の個展を開催。これを契機に、独立美術協会の会員になると、同会を中心に意欲的な作品を次々と発表した。須田国太郎《犬》1950年東京国立近代美術館蔵美術界きっての理論派だった彼が、生涯をかけて追求したテーマは「東西の絵画の融合」。一貫して日本の精神文化に根ざした油彩画のあり方を探求し、その成果は、独得の黒を基調とする「黒の絵画」に結実した。同展ではこれら「黒の絵画」で構成された「真理へのまなざし」をハイライトに、ヨーロッパ旅行中の写真や油彩画を紹介する「旅でのまなざし」、須田が幼少時から親しんだ能・狂言のデッサンなどを展示する「幽玄へのまなざし」と「3つのまなざし」に焦点をあてる。生真面目の塊のような須田が長年にわたって集めた「グリコのおもちゃ」など、意外な趣味にも注目だ。須田国太郎グリコのおもちゃコレクション「のりもの(飛行機・電車・車・船)」1950年代三之瀬御本陣芸術文化館蔵関連企画は、専門家を迎えてのレクチャーや担当学芸員による展覧会解説、大人から子供まで楽しめる100円ワークショップと多数。詳細は美術館ホームページで確認を。<開催概要>『生誕130年没後60年を越えて須田国太郎の芸術――三つのまなざし』会期:2024年7月13日(土)〜9月8日(日)会場:世田谷美術館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)料金:一般1,400円、65歳以上1,200円、大高800円、中小500円公式サイト:
2024年07月01日ジョナサン・グレイザー監督の最新作『関心領域』が、5月24日(金)に公開初日を迎え、週末動員ランキングで初登場5位、洋画作品としては1位となり、大ヒットスタートを切った。アウシュビッツ収容所の隣で幸せな生活を送る一家の姿を描いた衝撃作として話題を集め、第76回カンヌ国際映画祭グランプリ、第96回アカデミー賞では国際長編映画賞と音響賞の2部門を受賞した本作。公開初日から3日間で、累計動員52,882名、累計興収78,696,400円を記録。上映1位から4位にはTVドラマの映画化やアニメ作品が並ぶ中、週末動員ランキングで「初登場5位」「洋画作品1位」を記録、5月24日~5月26日は各地の映画館で満席回が続出した。本作は、アウシュビッツ収容所の隣に住んでいた同所所長のルドルフ・ヘスとその家族が壁の反対側で行われている行為から目を逸らし幸せに暮らす画のみを写し、銃声、人の叫び声などの音や気配でのみ壁の向こう側にあるアウシュビッツ収容所の恐怖が伝わる作品。監督のジョナサン・グレイザーは本作について「なぜ我々は学んでこなかったのか、なぜ同じ過ちを繰り返すのか。80年前に起きた出来事を描いていますが、現代と全く関係のない話を見せるつもりは全くありません」「今もアウシュビッツ収容所での出来事と同じようなことが繰り返されています。本作は決して過去の出来事ではなく、現在のことを描いているのです。」と語っている。X(旧Twitter)では「今を生きるわたし達に問いかける、過去の話ではなく現在の話」「現在の紛争やジェノサイドと地続きな中、自身の『関心』について揺さぶりをかけられた」「我々も日々こうやって過ごしてるのでは?と何とも言えない身に積まされる気持ちになった」「この世界に生きる現代人が今見るべき映画」といった感想が多く投稿されている。『関心領域』は新宿ピカデリー、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開中。(C) Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.(シネマカフェ編集部)■関連作品:関心領域 2024年5月24日より新宿ピカデリー、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.
2024年05月28日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)で実写洋画の声優に初挑戦することが15日、発表された。ハリウッドの新進気鋭クリエイター、ジョン・クラシンスキーの最新作となる本作は、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でも、そばであなたを見守ってくれているとしたら……という独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。この度、本作の中心キャラクターである、パープルブルーで大きなもふもふ・ブルーの声を宮田俊哉が演じることが決定した。芸能界屈指のアニメ好きでも知られる宮田はこれまでにテレビアニメでは3作(『デリシャスパーティ プリキュア』『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』『カードファイト!!ヴァンガード Divinez』)、そして映画では『劇場版 BEM~BECOME HUMAN~』のバージェス役と、アニメ作品の声優を多く務めてきた。本作でハリウッド作品でメインキャラクターであり、物語の中心であるブルー役のオファーを受けた宮田は、「吹替をやってみたいと思っていたので、うれしかったです」とその喜びを語る。宮田演じるブルーは、大きくてもふもふ、一生懸命だけどいつも空回り気味の不憫かわいいキャラクターで、子供にしか見えない“空想の友達”。そんなブルーの魅力は「そりゃもちろん、もふもふのわがままボディですよね!」と即答。そして、「一生懸命だけどちょっと足りないところが僕は好きです。不憫なんだけど、すごく前向きなところがあるので、ブルーみたいになりたいなって思わせてくれます」とブルーの心温まる推しポイントを熱く語った。本作の見どころはそれだけに留まらないといい、宮田は「ただ可愛いだけではないドラマがあります。セリフの一つひとつがとても深いので、色々考えながら観られるのも楽しみ方の一つだと思います」と紹介。本作ではビーが大人だけどブルーたちが見えるビーの隣人(ライアン・レイノルズ)とともに、子供に忘れられることで消えゆく運命にある彼らを助けようと大冒険を繰り広げるが、果たしてブルーとビーたちに、どんな奇跡が待ち受けるのか。【編集部MEMO】本作は、『デッドプール』シリーズや、『フリー・ガイ』(21)をはじめ、キレキレのユーモア溢れるキャラで世界中を虜にしてきたライアン・レイノルズと、『ウォーキング・デッド』シリーズのジュディス役で注目を集めた天才子役ケイリー・フレミングが主演。ブルーのことが見える少女ビーをケイリー・フレミング、ビーを助ける、同じマンションの住人であり、大人だけどブルーの事が見える隣人をライアン・レイノルズが演じる。(C)2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月15日映画『ブルー きみは大丈夫』に登場する中心キャラクター、ブルーの声を「Kis-My-Ft2」の宮田俊哉が演じることが分かった。子どものとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になったいまでも側で見守ってくれているとしたら――。本作は、孤独な少女と子どもにしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。これまで宮田さんは、TVアニメでは3作品に参加、そして『劇場版BEM~BECOME HUMAN~』ではバージェスの声優を担当したが、実写洋画の声優は本作が初挑戦。パープルブルーで大きなもふもふ”ブルー“の声を担当することとなった宮田さんは、「吹替をやってみたいと思っていたので、嬉しかったです」と喜ぶ。ブルーは一生懸命だけどいつも空回り気味の、不憫かわいいキャラクター。魅力について「そりゃもちろん、もふもふのわがままボディですよね!」と即答し、「一生懸命だけどちょっと足りないところが僕は好きです。不憫なんだけど、すごく前向きなところがあるので、ブルーみたいになりたいなって思わせてくれます」と熱く語った。また、「ただ可愛いだけではないドラマがあります。セリフの一つひとつがとても深いので、色々考えながら観られるのも楽しみ方の一つだと思います」と、ブルーとブルーたち“空想の友達”の存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)の絆を描く物語の中でたくさんの発見があったとコメントしている。『ブルー きみは大丈夫』は6月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルー きみは大丈夫 2024年6月14日より全国にて公開©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月15日クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』が先週末3月29日より公開、IMAX®、Dolby Cinema®、35mmフィルム同時公開。初日3日間で2024年公開の洋画第1位となるヒットスタート。また、ノーラン監督作品史上、IMAX®は週末最高の数字を記録したことに合わせ、極限の“没入体験”を追求するノーラン監督らが語る特別映像“Shooting For IMAX®”が解禁となった。全国343館403スクリーンで公開された本作『オッペンハイマー』は、初日3日間で23万1,015名を動員、3億7,927万620円(※3月25日の先行プレミア含む累計は23万1,763名、3億8,115万5,360円)を達成、2024年公開の洋画第1位のスタート。最終興行収入25億円は見込めるという。映画ファンを中心に全世代を動員、特に20代の若年層、カップルも数多く来場しており、今後さらなる広がりが予想されている。そんな本作から解禁されたのは、最高品質の映像で極限の“没入体験”を追求し、自身初のアカデミー賞監督賞受賞、英国王室から名誉あるナイトの爵位を授与されることが発表されたノーラン監督、同撮影賞のホイテ・ヴァン・ホイテマ、主演男優賞のキリアン・マーフィー、助演男優賞のロバート・ダウニー・Jr.らが登場する特別映像“Shooting For IMAX®”。映像は、国家的プロジェクト「マンハッタン計画」を率いたオッペンハイマーが「人々は恐れない、理解するまでは。世界は理解しない、それを使うまでは」と、独白する場面で幕をあける。ノーラン監督は「オッペンハイマーの物語は壮大だ。本作を見た人々がそれを追体験し、より感情移入できるようIMAX®で撮影した」とコメント、天才物理学者の頭脳と心への没入へと誘う。撮影監督のホイテマは、「IMAX®は雄大な景色を撮るのに適した規格だが、アップショットにも使ってみたかった。人の顔は風景のように入り組んでいて奥深い。どうしたらIMAX®カメラで人物のアップを撮れるか考えた」と明かし、オッペンハイマーの複雑な心中を表現するキリアン・マーフィーの撮影シーンが紹介されていく。ノーラン監督による脚本を基に、主人公オッペンハイマーの主観パートをカラーで撮影、ロバート・ダウニー・Jr.が演じるルイス・ストローズを軸とした場面はモノクロで描かれている本作。製作総指揮のトーマス・ヘイスリップは、2つの視点で描く試みについて「クリス(クリストファー)は毎回限界に挑んでいる。この作品の鍵はカラーとモノクロの併用だ」とし、「マンハッタン計画」の最高責任者レズリー・グローヴス役のマット・デイモンは「IMAX®長編映画の先駆者であり、常に最先端を行く人」と、監督を映画界を牽引するイノベーターと指摘。「白黒の65ミリ規格なんて存在しないから技術を駆使して作るしかない」と決めたホイテマは、IMAX®カメラに適した本作専用のモノクロ・フィルムを開発したとふり返ると、「巨大スクリーンに映したら魔法のような映像が広がった」とノーラン監督が続ける。そして、オッペンハイマーと対立を深めていく米原子力委員会の委員長、海軍少将のルイス・ストローズを演じたロバート・ダウニー・Jr.は、「47年型のパッカードの後部座席に座ってIMAX®(カメラ)をひざにのせ走行シーンを撮った。映画撮影の原点を思い出したよ。レンズが迫ってくると身が引き締まるんだ」と俳優の原点に立ち返る体験だったと述懐する。ノーラン監督、スタッフ、キャストが力を合わせて完成した『オッペンハイマー』について、製作のエマ・トーマスは「IMAX®映画は初めてじゃない。でもこの作品は別格。大画面で見ると迫力と臨場感がすごい」と断言。オッペンハイマーのかつての恋人ジーン・タトロックを演じたフローレンス・ピューは、「人間味を感じられるし物語に引き込まれる」、妻キティ役のエミリー・ブラントが「神話のように重厚、劇場で見たら記憶に残る体験になる」と続き、主演のキリアン・マーフィーが「劇場で見る観客の没入感を最大限に高めるためにIMAX®で撮影している」と語りかける。そして「観客は物語に入り込める。巨大IMAX®スクリーンで歴史的瞬間を体感してほしい」というメッセージで監督が結ぶ特別映像となっている。なお、日本公開を受けて、丸ノ内ピカデリーDolby Cinema®にて4月6日(土)13時の回上映後にトークイベントの開催が決定。「ノーランの緻密な映画力学に圧倒される」と語る『日本のいちばん長い日』の原田眞人監督、「間違いなくノーランの最高傑作だ」とコメントする『福田村事件』の森達也監督をスペシャルゲストに迎える。『オッペンハイマー』は全国にて公開中。IMAX®劇場 全国50館 /Dolby Cinema®/35mmフィルム版同時公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月01日池田昌子がアン王女(オードリー・ヘプバーン)の声を務める『ローマの休日 日本公開70周年 4Kレストア日本語吹替版』の予告編が解禁された。2023年夏に公開された『ローマの休日 製作70周年 4Kレストア版』<字幕版>の好評を受け、また本作の日本公開70周年を期して、新たに<吹替版>での上映が決定。今回の吹替版音声は1979年にTV初放送された<日曜洋画劇場>の音声を使用している。オードリー・ヘプバーン/アン王女に池田昌子、グレゴリー・ペック/ジョー役に城達也、理容師マリオを広川太一郎が演じている。放送時にカットされた約20分の吹き替え欠落部分を1994年制作のソフト版音声で補完して上映する。<日曜洋画劇場>版音声はこれまでパッケージソフトや配信でも使用されていない貴重な音源だ。また本編の前後には<字幕版>と同様に映画評論家、故・淀川長治氏による、後説・前説あわせて約3分の解説映像が付属する。淀川長治氏の名調子による解説映像とあわせ、<日曜洋画劇場>が映画館のスクリーンで再現される特別な上映となる。そして、吹替愛好家/漫画家のとり・みき氏からの推薦コメントも到着した。「『ローマの休日』はオリジナルも名作中の名作だが、テレビの「洋画劇場」をベースに開始・発展してきた日本の吹替映画にあっても重要なタイトルであり、また人気作である。数あるフィックス声優の中でもとくに多くの支持を集めた城達也のグレゴリー・ペックと池田昌子のオードリー・ヘップバーン、はたまたテレビ吹替の自由さを代表する広川太一郎の理髪師マリオをスクリーンで再見できようとは! このチャンスをお見逃しなく!」とり・みき(吹替愛好家/漫画家)『ローマの休日 日本公開70周年 4Kレストア 日本語吹替版』は4月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて限定公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月16日スティーヴン・スピルバーグ監督の歴史的大作『ジュラシック・パーク』3作品が全国無料放送のBS12 トゥエルビの土曜よる7時「土曜洋画劇場」にて、3月9日(土)より毎週放送される。まず3月9日(土)に放送されるのは、シリーズの原点ともいえる1作目『ジュラシック・パーク』(日本語吹替)。ベストセラー作家マイケル・クライトンの原作を、スピルバーグ監督が驚愕のVFX映像で映画化したパニック・アクションだ。あたかも本物の恐竜が現代に甦ったかの如くリアルな映像を実現した本作は、映画の歴史を変える記念碑的作品となった。『ジュラシック・パーク』そして3月16日(土)には2作目となる『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(日本語吹替)を放送。恐竜をこよなく愛する巨匠スピルバーグ監督が、前作を上回るスケールで描いた続編。ステゴサウルスなど、前作より種類が大幅に増えた恐竜たちが圧倒的迫力の映像で描かれる。前作に引き続いて登場するジェフ・ゴールドブラム演じるカオス理論学者のマルコムが、本作では主役として活躍。『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』3月23日(土)放送の『ジュラシック・パークIII』(日本語吹替)はシリーズの第3弾。スピルバーグを製作総指揮に、監督は『ミクロキッズ』『ジュマンジ』のジョー・ジョンストンが務める。声によるコミュニケーションなど高度な知能を持つラプトルの意外な生態や、ティラノサウルスを上回る凶暴性を誇る巨大肉食獣スピノサウルスが迫力の映像で迫りくる。『ジュラシック・パークIII』『ジュラシック・パーク』は3月9日(土)、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』は3月16日(土)、『ジュラシック・パークIII』は3月23日(土)よる7時~BS12 トゥエルビ「土曜洋画劇場」にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月09日アリ・アスター監督の最新作『ボーはおそれている』の劇場公開に合わせ、アリ・アスター監督の代表作と「A24」配給作品が、洋画専門チャンネル ザ・シネマで特集放送される。近年のアカデミー賞で大きな存在感を見せている、いま最も旬なアメリカのインディペンデント系映画スタジオ「A24」。いまや世界が注目するこのスタジオから、『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』を発表して一躍、現代の寵児となったアリ・アスター監督の新作『ボーはおそれている』が2月16日(金)より公開。ザ・シネマではアリ・アスター監督の代表作2作、ホアキン・フェニックス主演の『カモン カモン』を含む「A24」配給作品を7作品、2月14日(水)~16日(金)の期間に特集放送する。『ミッドサマー』(★アリ・アスター監督作品)放送日:2月15日(木)23時15分~ほか[R15+]想像を絶する悪夢と狂気!スウェーデンで開かれる恐るべき宗教儀式を描く米国の女子学生ダニー(フローレンス・ピュー)は、躁うつ病を患う妹が両親を巻き添えに無理心中するという悲劇に見舞われ、そのショックから立ち直れずにいた。そんなある日、恋人のクリスチャンが男友達とスウェーデンの田舎で行われる夏至祭に行くと知り、その旅に同行することに。一行は留学生ペレの故郷で90年に1度行われる夏至祭へ参加し、村の住人たちから歓迎を受ける。だが、翌日から幕を開けた夏至祭は次第に不穏な空気に包まれていくーー。『ヘレディタリー/継承』(★アリ・アスター監督作品)放送日:2月15日(木)21時~ほか[PG12]亡き祖母から“何か”を受け継いだ家族の運命は?邪悪な呪いに背筋が凍る…夫と子ども2人と暮らすミニチュアジオラマ作家アニー(トニ・コレット)は、長年微妙な関係にあった母エレンを亡くす。葬儀を終えたアニーが遺品の収められた箱を開いたところ、「私を憎まないで」と書かれた母のメモを見つける。一方、一家の周りでは異様な出来事が続発し、エレンに溺愛されていた末娘チャーリーの奇行も目立つようになる。そんなある夜、取り返しのつかない悲劇が一家に起こり、絶望したアニーは情緒不安定になっていく。『ライトハウス』CSベーシック初放送放送日:2月15日(木)17時~ほか[R15+]灯台を守る男たちを悪夢が襲う…新鋭ロバート・エガースが放つ戦慄のサスペンス1890年代のニューイングランド。ベテランのトーマス(ウィレム・デフォー)と若いイーフレイム(ロバート・パティンソン)の2人は、灯台守を4週間務めるために小さな孤島へ派遣される。トーマスが灯台の灯り番を譲らず、面倒な雑用をすべて押し付けるため、イーフレイムはストレスを募らせる。それでも何とか島での生活に慣れていき、2人は少しずつ打ち解けていくかに思えたが、任期が終了する日に嵐に見舞われてしまい、迎えの船はやって来ず2人は島に孤立する。『ムーンライト』放送日:2月14日(水)23時~ほか[R15+]自分らしさと愛を探し求める…アカデミー賞3部門に輝く人間ドラママイアミの貧困地域で、麻薬依存の母親と2人で暮らすシャロンは、学校では“リトル”というあだ名でいじめられる気弱な少年。そんな彼にとっての心の支えは、何かと気にかけてくれる父親的存在の麻薬売人フアンと、唯一親しい友人ケヴィンだけだった。ところが高校生になったある日、いじめっ子に対する過剰防衛でシャロンが逮捕され、2人は離れ離れに。そして大人に成長し麻薬売人になったシャロンの元に、ケヴィンから連絡が入る。『カモン カモン』放送日:2月15日(木)深夜2時~ほか9歳の甥と絆を結んでいく…監督の実体験から生まれたホアキン・フェニックス主演作品ニューヨークのラジオ局で働くジャーナリストのジョニーは、ロサンゼルスに住む妹ヴィヴが数日間家を空けることになり、9歳の甥ジェシーの面倒を見るよう頼まれる。独身のジョニーは子どもと2人きりの共同生活に戸惑いながら、何でもストレートに質問する好奇心旺盛なジェシーとの距離を少しずつ縮めていく。そんな中、ヴィヴの不在が長引いてしまい、ラジオ局の取材予定があるジョニーはジェシーを連れてニューヨークへ戻る。『MEN同じ顔の男たち』放送日:2月15日(木)19時~ほか[R15+]田舎町で出会う男たちは同じ顔ばかり…『エクス・マキナ』監督が放つ衝撃スリラー夫ジェームズの自殺を目撃してしまったハーパー(ジェシー・バックリー)は、心に負った傷を癒やすため、田舎の豪華なカントリーハウスで休暇を過ごすことに。管理人ジェフリーの出迎えを受けた後に散歩していると、廃屋のそばで全裸の男性と出会い、その翌日も男はカントリーハウスの庭に侵入。ショックを受けたハーパーが気分を変えるため町を散歩したところ、ある異常さに気づく。少年や牧師など出会う男たちが全員ジェフリーと同じ顔だったのだ…。『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』放送日:2月16日(金)15時~“夢の国”の隣に広がる貧困の実態…アメリカの格差社会をリアルに描き出すシングルマザーのヘイリーと6歳の少女ムーニーは、フロリダ州ディズニーワールドの近くに建つ安モーテル「マジック・キャッスル」で暮らしている母子。やんちゃなムーニーは同じモーテルに住む子どもたちと一緒にいたずらを繰り返し、支配人ボビーの手を焼かせていた。一方、定職を持たないヘイリーは化粧品を売り歩く仕事を始め、ホテル代を稼ごうとする。それでも生活は困窮し、ついにはモーテルの部屋で売春を始めてしまう。「『ボーはおそれている』公開記念 アカデミー賞を席巻するアリ・アスター監督とA24特集」は2月14日(水)~16日(金)ザ・シネマにて放送。『ボーはおそれている』は2月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 A24 Distribution, LLCフロリダ・プロジェクト真夏の魔法 2018年5月12日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2017 Florida Project 2016, LLC.へレディタリー/継承 2018年11月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018 Hereditary Film Productions, LLCミッドサマー 2020年2月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.ライトハウス 2021年7月9日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved.カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.MEN 同じ顔の男たち 2022年12月9日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©️2022 MEN FILM RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ボーはおそれている 2024年2月16日より全国にて公開© 2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.
2024年02月11日洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」では、12月18日に60歳の誕生日を迎えるブラッド・ピットを特集。数々の話題作・ヒット作に出演してきた“ブラピ”の活躍を、時代を辿って楽しめる7作品を放送する。ハリウッドのビッグ・スターとして、数々の話題作・ヒット作に出演してきたブラッド・ピット。キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた連続猟奇殺人事件を追う2人の刑事を描いたサイコ・サスペンス『セブン』、経営危機に瀕したメジャーリーグ球団を立て直した実在の辣腕マネージャーを描いた『マネーボール』など誕生日当日の12月18日(月)に7作品お届けする。『セブン』放送日:12月18日(月)21時~ほか<R15相当>ブラッド・ピット&モーガン・フリーマンの刑事コンビが猟奇殺人に挑むサイコ・サスペンス<あらすじ>転任してきた若手刑事ミルズを迎えたのは、奇怪な殺人事件だった。肥満の巨漢が胃袋に食物を詰め込まれて惨殺されたのだ。ベテラン刑事のサマセットは、現場に残された文字から犯人のメッセージに感づく。それは、キリスト教の“7つの大罪”にちなんだ犯行が行われるというもの。彼の読みどおりであれば計7回の連続殺人が起こることになる。サマセットとミルズは事件阻止に奔走するが、新たな犠牲者が次々と発生し…。『マネーボール』放送日:12月18日(月)23時30分~ほか常識破りの理論を武器に金持ち球団と戦った異端児描くサクセスストーリー<あらすじ>元メジャーリーグ選手でいまはオークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーを務めるビリー・ビーンは、限られた予算でのチーム補強に頭を悩ませていた。そんなある日、他球団で働いていたピーターと出会い、彼が独自で行っていたデータ分析に衝撃を受ける。早速ビリーはピーターを引き抜き、彼の理論に基づいたチーム改革を断行する。だが、何事にもデータを重視する前例のないやり方で監督や選手たちの反発を招く。『デビル』(1997)放送日:12月18日(月)10時15分~ほか<PG-12>友情を深めながらも立場の違いで葛藤するブラッド・ピット×ハリソン・フォードのサスペンス・アクション<あらすじ>フランキーはIRAでチームを率いる青年。ある日の襲撃で大勢の仲間を失った彼は国を出て偽名で渡米し、IRAシンパの手引きでアイルランドの血を引くトムの家に下宿を始める。トムは3人の娘を持つ家庭思いの警官。息子はおらず、家に迎えたフランキーを自分の息子のようにかわいがった。そしてフランキーも平凡だが平和な家庭生活に安らぎを感じ始めるが、彼には英国に反撃するための兵器調達という重大な使命があった…。『カリフォルニア』(1993)放送日:12月18日(月)8時~ほか<PG-12相当>連続殺人の研究のため憧れの地へ旅に同乗してきたのは本物の殺人鬼<あらすじ>連続殺人を研究するブライアン。本を出版するにあたって数々の有名な殺人現場を巡りながらカリフォルニアを目指す計画を立てるのだった。写真家である恋人キャリーと少しでも旅費を安くしようと同乗者を募る。幸運にも2人の同乗者、アーリーとアデールが見つかり、いよいよ取材旅行に出発するのだった。旅は始まり、次第にブライアンは本物の殺人鬼を乗せてしまったことに気づくのだった。『テルマ&ルイーズ』放送日:12月18日(月)12時30分~果てなき自由を求めて! 女性2人組のロード・ムービー!<あらすじ>主婦テルマとウェイトレスのルイーズは気の合う友達。日頃の鬱憤を晴らそうと車でささやかな週末旅行に出かけた。ドライブインで酒を飲みすぎたテルマがレイプされそうになったとき、銃を持って助けに駆けつけるルイーズ。だが、その男のあまりに下劣きわまりない態度に、ルイーズは思わず引き金を引いてしまう…。平凡な人生は一瞬にして激変し、警察から追われる身となった2人は、明日なき逃避行へとアクセルを踏む!その途中で出会うヒッチハイカーの青年を新人時代のブラッド・ピットが演じている。『Mr.&Mrs.スミス』放送日:12月18日(月)15時30分~ほかブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが暗殺者夫婦を演じた痛快アクション・コメディ<あらすじ>運命的な出逢いを果たし、周囲の反対にも耳を貸さず、電撃的に結婚したスミス夫妻。だが、それから数年。互いに相手に言えない秘密を持った2人は、それぞれすれ違いを感じ始める。実はMr.スミスはいくつもの修羅場をくぐり抜けてきた一流の殺し屋。一方のMrs.スミスは、着実にミッションをこなす暗殺エージェント。しかも2人は対立する組織に属していた。そんななか、2人は同じターゲットを追うことになるのだが…。『トロイ』(2004)放送日:12月18日(月)18時~<PG-12相当>神話エンタテインメント!ギリシャ最強の戦士アキレスを雄々しく熱演<あらすじ>対立関係にある都市国家スパルタとトロイは、ようやく和議を結ぼうとしていた。だが、トロイ側和平使節の1人パリス王子が、スパルタ王妃ヘレンと恋に落ち、あろうことか略奪愛という暴挙に出る。怒り狂ったスパルタ王はギリシア連合軍を率いてトロイに侵攻。トロイ防衛軍を指揮するのはパリスの兄ヘクトル王子。一方、攻める連合軍側には、ギリシア最強の戦士アキレスがいた。熾烈な攻城戦の後、ついに両雄は直接対決する。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2023年12月13日