ビー・エム・ダブリューはこのほど、フル・ハイブリッドモデルの「BMW ActiveHybrid 5(アクティブハイブリッド・ファイブ)」ならびに広々としたラゲッジスペースを持つ「BMW 523iツーリング」を、在日ドイツ連邦共和国大使館の公用車として納車した。同社はこれまでにも数多くの車両をドイツ大使館に納車しており、2009年には「740i」「525iセダン」「525iツーリング」を、2010年には「ActiveHybrid 7 L」をそれぞれ納車している。今回は「525iセダン」に替わる車両として「ActiveHybrid 5」を、「525iツーリング」に替わる車両として「523iツーリング」を公用車として納車した。駐日ドイツ連邦共和国大使のフォルカー・シュタンツェル氏は、「BMWのハイブリッド車を我々の公用車として導入することで、環境問題意識が非常に高い日本において、環境負荷を低減することに貢献でき嬉しく思います」と述べている。「ActiveHybrid 5」は3.0リットル直列6気筒ツインパワー・ターボ・エンジンと電気モーターを組み合わせ、システム・トータルで最高出力340PSを発揮する。同時に環境性能もきわめて高く、60km/hまでの速度では電気モーターのみによるゼロ・エミッション走行も可能だ。燃料消費量は同排気量のガソリンエンジンモデルと比較して約15%向上している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月22日ビー・エム・ダブリューはこのほど、X5、X6のハイパフォーマンスバージョンとなる「ニューBMW X5 M」「ニューBMW X6 M」をマイナーチェンジして発売した。最新のLEDヘッドライトを標準装備したほか、そのスタイリングに磨きがかかっている。新たに採用されたLEDヘッドライトは、スモールライト・リング、ハイビーム、ロービームのすべてがLEDとなり、太陽光に近いクリアな白い光を放つ。同時に低消費電力も実現した。外観も従来のヘッドライトとは差別化され、スモールライト・リングが新デザインに、ヘッドライト上部に配された眉のようなデザインも印象的なアクセントとなって、個性的なフロントビューを演出する。エクステリアではフロントのキドニーグリルのデザインが変更された。ヘッドライト下端と合わせて傾斜を変えることで、左右に走る水平なキャラクターラインを作り出し、ワイド感を強調している。「ニューBMW X6 M」では、リアのコンビネーションライトのデザインも変更され、より幅広のLEDライトが採用されている。ブレーキキャリパーはダークブルーメタリック仕上げとなり、フロントキャリパーにはMロゴも施され、特別なモデルとしてのプレミアム感を演出している。両車とも、エンジンは従来通り4.4リットルのV型8気筒DOHCツインパワーターボで最高出力は555PS。価格は「ニューBMW X5 M」が1,471万円、「ニューBMW X6 M」が1,495万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日ビー・エム・ダブリューは22日、環境性能に優れたハイブリッドモデル「ニューBMW ActiveHybrid 5(アクティブハイブリッド・ファイブ)」の予約を開始した。同社のハイブリッドとしては第3弾となり、直列6気筒エンジンを初めて採用。納車は4月中旬からの予定。同モデルはBMWのハイブリッドモデルとしては初めて6気筒エンジンを搭載。3.0リットルの直列6気筒DOHCツインパワー・ターボ・エンジンで、306PSを発揮する。8速ATとの間にモーターを挟んだ構造で、加速時にはモーターのパワーがアシストすることにより、トータルで340PSを発揮する。バッテリーには性能の高いリチウムイオンを採用。さらにモーターとエンジンを切り離すこともできル構造のため、モーターのみによるゼロ・エミッション走行も可能となっている。この場合、航続距離は最大3~4kmで最高速度は時速60kmとなる。また、アクセル・オフ時や減速時にもモーターを切り離して停止させることができ、ガソリン消費やCO2の排出を抑えている。10・15モードは14.6km / リットルで、同じ3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載するBMW 535iセダンと比べ、約15%向上している。また、エコカー減税及び補助金の対象モデルとなっている。価格は850万円で、これは「BMW 535i」から10万円のみのアップに抑えた戦略的価格となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日