いまや、ペットブームはすっかり定着。犬や猫を飼う人が増えたことで、やっかいな症状も増えているようです。ペットは大事な家族!と、人間と同じような扱いをする飼い主もいるようですが、中には危険な行為もあるんです。詳しい話を、私のクリニック目白の平田雅子院長に詳しく聞きました。犬や猫に、口移しで食べ物を与えたり、過剰なスキンシップには要注意です。犬や猫の口腔(こうくう)内・つめなどには「パスツレラ・マルトシーダ」という細菌が存在します。驚くことに、この細菌は、犬に75%、猫には95%の割合で存在しているといわれています。ですから、犬や猫に口移しで食べ物を与えたり、口を舐(な)められたりするのは、危ない行為。パスツレラ・マルトシーダ菌が人間の口腔(こうくう)内に入り、そこから菌が感染する可能性があります。この菌に感染すると、局所の発赤・腫れ・痛みを起こし、重症の場合はけんしょう炎や骨髄炎になることも。さらには、気管支炎・胸膜炎・肺炎などを引き起こす場合もあるんです。パスツレラ・マルトシーダ菌は、もちろん口腔(こうくう)内からだけではなく、犬や猫にかまれたり、ひっかかれたりした場合にも、その傷口から感染することがあります。かわいいペットを守るためにも、人間が注意する必要がありますね。(ビューティ&ダイエット編集部)
2012年07月14日ニジボックスは、ペットコミュニティSNS「ぺとりごと」にて、ユーザーと一緒にペットグッズを真剣に考えるサイト「みんなの商品開発部」を通じて意見を集め、ペットフードを製造するミネターと共同企画開発した手作りドッグフード、「ぺとりごはん」の販売を開始した。「ぺとりごはん」は、ユーザーと共に本当に欲しいペットグッズを作る「みんなの商品開発部」に集まった意見を元に制作されたもの。同サイトでの意識調査では、「日ごろ利用しているペットフードで心配に感じていること」をアンケート調査し、過半数を超える人たちから「フードの原材料・添加物が心配」という声が寄せられた。「ぺとりごはん」は、このような結果から「本当に安心して利用することができる安全なペットフードはなにか?」という取材・調査を経て完成したという。犬にとって本当に安全な食べ物は、人間同様に、新鮮な国産食材。保存料・着色料はもちろん、合成ビタミン・ミネラルを利用するよりも、無添加が一番であるという結論に至った。「体によくないものは与えたくない」、「ぺとりごはん」にはそんな思いが込められている。本製品は、馬肉・鶏肉・魚肉の3種類の肉をベースに、野菜やハナビラタケなど12品目の食材を使用。栄養バランスも考慮した、安心・安全な無添加のトッピング専用のペットフードで、いつも与えているフードを少し減らし、本製品を追加して与える。「ぺとりごはん お試しセット」は、馬肉・鶏肉・魚肉の3種類を同梱(どうこん)し、価格は1,200円(税込み・送料無料)。販売数量は限定100セットで、購入はホームペ-ジから。「ぺとりごと」に登録しているユーザーの愛犬の写真をパッケージにプリントして販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日ペットはまさに家族! という人が増えています。家族のためなら何でもしてあげたいと、フード、ペットシート、おもちゃなど、色んなグッズを飼い主は購入します。そこで、最近のペットグッズのトレンドはどうなっているのか、について株式会社ペットオフィス、営業部次長の阿波博英さんにお話を伺いました。ペットオフィスさんでは、ペットの飼い主に向けて『ペット良品宅配便』というショッピングサイトを運営するほか、楽天への出店をはじめとしてネット上で十数店舗を運営しています。――最近のペットグッズの最新トレンドを知りたいのですが、売れ筋商品にはどんな物がありますか?阿波さん普通に申し上げれば、売れ筋の商品というのは、フード、ペットシートといった普段使いの消耗品になります。やはり、ネットショップの強みというのは、商品が自宅に届くということで、実際に買いに行くと持ち帰るのが重くて大変、こういう商品の入手に力を発揮するわけです。例えば猫砂を買いに行くなど、女性がお客さまの場合には大変だと思いますよ。――ネットショップでペットグッズを購入するのは女性が多いのでしょうか?阿波さんそう思います。少なくとも弊社でも半分以上は女性のお客さまです。――日常使う消耗品、フードやペットシーツなどは1人で多数購入する人が多いのですか?阿波さんダンボール買いの人が多いですね(笑)。■小型犬だとフードも少なくて済むので……――昔と比べて最近のペットグッズの傾向に何か特徴はありますか?阿波さんそうですね、10年前と比べると人気犬種が小型化していますでしょ。例えば人気の第1位がトイプードルだったり。そうなると食べる量がそもそも少なくなるわけですから、フードも工夫して付加価値を付けないと、売り上げが下がってしまいますよね(笑)。――人気犬種の大きさが売り上げに結びつくわけですね。阿波さんですのでメーカーさんもいろいろな工夫をされているわけです。例えば犬種用のフードを出してみたり。トイプー専用フードとかですね。■犬のデンタルケア商品は旬!――最近、これ系の商品は旬だなと思うペットグッズはありますか?阿波さん犬のデンタルケアは活性化している分野ですね。――そういえば青山ケンネルインターナショナルさんに取材に伺った時にも「歯磨きが流行(はや)っている」と仰(おっしゃ)ってましたが、犬は嫌がらないんですか?阿波さん昔からそういう商品もありますが、デンタルケアが大きく広がったのはより簡単にできる商品が開発されたからなんです。――どういう使い方をするんでしょうか?阿波さん犬が飲む水に、数滴垂らして混ぜると歯石が落ちるとか。ほかには、寝る前に、口にスプレーして歯石ができにくくするとか、そういう「歯磨き」です。――「歯磨き」商品のニーズは大きいんでしょうか?阿波さんええ。犬の歯石取りって大変なんですよ。麻酔をかけて行ったりとか。それに値段も結構しますしね。なので、予防の歯磨きは大事というわけです。■犬用のカートに注目!の理由――阿波さんが「これは」と思う最近の注目商品はありますか?阿波さんまず「カート」ですね。――たまに街で見かけますが、犬を乗っけるやつですよね?阿波さんベビーカーみたいな物ですね。ただファッションで犬を乗せているというだけでなくて、必要としている人がいるんですね。というのは、以前ブームの時に飼い出されたダックスフント、そのコたちがちょうど老齢化する時期なんです。で、外に出るのに足腰が弱っていて出られない、と。でも外には連れて行ってやりたい、そういう際には絶対に必要になるんですよ。――なるほど。すみません。ファッションでやってるもんだとばっかり思ってました。阿波さんほかにもですね、最近では犬同伴で入れるお店が増えていますが、その場合でも「むき出し」だとまずいのでカートに入れるとか。あとは多頭飼いをしている場合で外出時に使うなどの用途です。――結構、必要に迫られて使うものなんですね。阿波さんなので人気なんです。■犬にもあるアレルギー!その対策フード――ほかにはどんな商品が旬でしょうか?阿波さん『フィッシュ4ドッグ』というブランドがありますが、フードで言えばこれに注目しています。――どういった点に特徴があるのでしょうか?阿波さんこれは魚を主原料にして作られているんですよ。――魚からドッグフードを作るんですか?阿波さんええ。というのにも理由があるんです。犬にもアレルギーがあるのをご存じですか?食べているドッグフードにアレルギーを持つ犬がいたりするんです。――知りませんでした。犬の場合も人間と同じようにアレルゲンの調査をするんですか?阿波さんより精密に行う場合には、犬の血を採ってアメリカの調査施設に送って検査するといったこともあるようです。――スゴイですね。阿波さん家族ですからね。で、調べてみるとアレルギーがあって、普通のドッグフードを食べるとすぐに下痢してしまうとか。そういう場合には、アレルゲンを含まない原材料を使ったフードを選ぶしかないですから。犬用のアレルギー対策フードまで販売されているとは、筆者は思ってもみませんでした。ペットグッズの世界も日進月歩のようです。あなたはペットを飼ったら、どんなグッズを買おうと思いますか?(高橋モータース@dcp)ペットオフィスの運営する『ペット大好き!』ペットオフィスの運営する『ペット良品宅配便』
2012年06月30日日本もだんだんペットに寛容な国になってきました。ペットOKなマンション、ホテルもずいぶん増えています。最近のペット事情について、青山ケンネルインターナショナル株式会社の冨安麻生さん、諸橋麻美さんにお話を伺いました。取材先が青山ケンネルインターナショナルさんなので「犬」の話でございます。■人気第1位はやっぱりトイプー――最近、人気の犬種はどんなものでしょうか。冨安さん1位はトイプードルでしょうか。一般的にはチワワ、ミニチュア・ダックスフントになりますか。弊社の場合ですと、トイプードル以外だとヨークシャーテリアやシーズーなどが定番です。そのほかにはノーフォークテリアを探して来られる方が多いかと思います。諸橋さんやっぱり小型犬の需要が多いですね。なかなか広いお庭がない日本の住環境の影響だと思いますが。――購入される方の住環境をどのように把握されてますか?冨安さんやはりマンション住まいの方が多いように思います。ペットOKのマンションが増えてきていますし。もちろん一軒家にお住まいの方もおられますが。――こちらでは中型犬や大型犬を扱っておられないんでしょうか。冨安さんそうですね。さっき申し上げたような小型犬を探して来られるお客さまが多いものですから。■カップルで来店する人が多い――最近ペットを購入される方に何か特徴がありますか?冨安さんうーん、特に昔と変わったというのはないかと……。ただ、カップルとかご夫婦とか、男女のカップルで来られる方が多いような気がします。――なぜそういう傾向になっているのでしょうか?冨安さんもしかしたらですが、昔は見ていてフラッと入って購入するという方が多かったのかもしれません。でも、最近では、ご夫婦やカップルで「飼う」ことをもう決めていて、あちこちを見て回られるのが多いのかもしれません。「いろいろ見てるんだけど」とお店に入って来られる方が多くなっているんでしょう。――お店に来る前にもう飼うことを決めているお客さんが多いんですね。冨安さんそうですね。犬種も決めている方が多いです。――なるほど。1人で来られるお客さんは男女どちらが多いのでしょうか?冨安さん女性の方が多いですね。■女の子の方が高価です――人気のある犬種の価格はどのくらいでしょうか?諸橋さん20万円~30万円ぐらいでしょうか。犬種、血統や性別を決めて来店される方が多いので、その上で実際にその子を見て気に入って購入されますから……あまり価格で決めるという方はおられないですよ。――性別によって価格が変わるんですか?冨安さん女の子の方が若干お値段は上ですね(笑)。――えっ!知りませんでした。それは繁殖できるからという理由でしょうか?冨安さんそうですね(笑)。――どの犬種でも女の子の方が高いんでしょうか?冨安さんそうです。■マルモはやっぱり影響力あり――『動物のお医者さん』(佐々木倫子さんの人気漫画)が流行(はや)った時には、シベリアンハスキーが全国的な人気犬種になるみたいなことがありましたが、最近そういった大流行はありますか?諸橋さんかつてのスピッツやシベリアンハスキーほどではありませんが、ドラマにワンちゃんが登場していたりするとその犬を購入したいお客さまが来られる、みたいなことはありますよ。――なるほど。最近の例では?諸橋さんミニチュアシュナウザーでしょうか。『マルモのおきて』に出演していたので、お客さまのお問い合わせが増えたりとか。■犬も歯を磨くのだ――ペットグッズで売れているものはあるでしょうか。諸橋さんやはり、ペットシートなどの日常使いのグッズが多いですよ。弊社の場合にはこだわりのフードやシャンプーなどを仕入れていまして、そのリピーターの方も多いですね。――変わったものが何かありましたら。諸橋さん歯ブラシがあるのをご存じですか?――犬も歯を磨く時代なんですね。それは毎日磨くんでしょうか?諸橋さん理想は毎日ですね(笑)。日本の住環境のせいですが、小型犬種の人気はどうも盤石なようです。しかし、自分だけでなく、犬の歯も毎日磨くとなると最近の飼い主さんは大変ですね(笑)。(高橋モータース@dcp)青山ケンネルインターナショナルさんのサイト
2012年06月30日アニコムグループでは、梅雨に負けずペットたちと元気に出掛け、散歩している写真を募集するフォトコンテストを、アニコムグループ公式Facebookにて開催している。今回のテーマは“梅雨を吹き飛ばせ!「雨の日のお出掛け」”で、開催期間は7月8日まで。投稿写真は、必ず動物の写った写真であることが条件。投稿できるのは1枚までで、写真はアニコムグループFacebookチームにて確認後、掲載する。得票数1位の投稿者には、「ワンちゃんと行く『伊豆高原わんわんパラダイスホテルペア宿泊券』」が、得票数2位と3位には、アニコムパフェで販売している「オリジナルタンブラー」がプレゼントされる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日ペット愛好家の意見をもとに、ペットに関するトレンドを探っていくペット業界専門のシンクタンク「ペット総合研究所(ペット総研)」は、前回の「教えて!愛犬の飼育費」に続き、猫オーナーを対象にした愛猫との暮らしにかかる飼育費についての実態調査「教えて!愛猫の飼育費」を行っている。アンケートの締め切りは、7月3日まで。一般的に散歩に行かず、ペットサロンの利用などもあまりしないイメージの猫は、犬に比べて支出が少ないのではないかと思われがちだが、果たして実際のところはどうなのか?同研究所では、猫と暮らしている飼い主の「お金にまつわることをぜひお聞かせください!」と話す。質問事項は、「ペットフード代はおよそいくらですか?」「治療費(病気・ケガに限る)はおよそいくらですか? 」「ペットホテル・ペットシッター代はおよそいくらですか?」などなど。アンケート協力者の中から抽選で10名に、QUOカード1,000円分がプレゼントされる。ホームページの応募フォームより必要事項を入力の上、送信のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日ペットショップ運営や、ペットグッズのネット通販を行う今人はこのほど、飼い主への総合的なサポートを行うペットショップ「ドッグパラダイスフィフスアヴェニュー」をさいたま市緑区にオープンした。同店では、商品やサービスを紹介するだけでなく、しつけや食事についての相談などにも応じ、ペット購入後も継続して飼い主をサポート。初めてペットを飼う人にも安心なワンランク上のサービスを提供しているという。留守番や食事制限などでストレスを抱えがちなペットのために、ドッグランやペットホテル、さらに酸素カプセルも用意。ペットホテルは完全個室となっているため、ペットのストレスも最小限に抑えられるとのこと。また、オゾンナノバブル温浴やソーダスパを取り入れた皮膚被毛のケア、1カ月に一度のメンテナンスもかねたシャンプーやトリミングも行っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日アイリスオーヤマは6月1日、絡みついたペットの毛の吸引力に優れた「ペット用サイクロンクリーナー」を発売する。全国のペット専門店や家電量販店、ホームセンター、通販で販売。同社によると、従来の掃除機は吸引力が弱いため、カーペットに着いた髪の毛やペットの毛を取るために、粘着ローラーを併用する不便さが多く見られたという。また、使用しているうちに毛がヘッドの回転ブラシに絡まり、メンテナンスの手間がかかる不満も高かった。そうした「吸い取れない」不満を受け、同製品が開発された。ヘッドの構造をシンプルにすることで床面との高い密着を可能にし、吸引率が大幅にアップ。床の溝に落ちたゴミもしっかり吸い上げるという。さらに、ヘッドのブラシに往復式エチケットブラシを採用したことで、カーペットに絡みついたペットの毛をきれいに取ることが可能となった。また、ペット用に開発した付属の「ハンディ毛取りノズル」を使用すれば、ソファやクッションについた毛もやさしく掃除することができる。さらに同製品はタービン式ブラシを内蔵していないので、毛が絡まることがないという。価格は、ハンディ毛取りノズルとすき間ノズル付で1万5,800円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日ラクーンが運営する、ファッション&雑貨の卸・仕入れサイトスーパーデリバリーが9日、「ペット服サマーコレクション」特集をスタートした。同社によると、最近は浴衣やスカート付のアイテム、アロハ柄など、人間のトレンドファッションなどをそのまま取り入れたペットウエアが多く登場しているという。ペットにかわいらしい洋服を着せたいオーナー向けに、柿沼衣料品工業、豊天商店、ホッタ、コーヨーウィーヴ、ケイスペースなど出展企業13社の266商品を紹介している。特集期間は6月8日まで。スーパーデリバリーの特集ページで閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月11日T&D保険グループのペット&ファミリー少額短期保険は、ペットを飼っている20~70代の男女1,579人を対象に、インターネットリサーチにて「ペットの健康管理意識調査」を実施した。春の感染症予防シーズン到来にあたり、ペットを飼っている方に混合ワクチンの接種状況についてアンケートを行ったところ、「1年に1回は必ず接種している」と答えた飼い主が最も多く約6割(59.1%)、「数年に1回は接種している」(20.0%)と合わせると、約8割の飼い主がワクチン接種に対して高い意識を持っていることがわかった。その一方で、「ワクチンの種類や効果、副作用などを知っていますか」という質問をしたところ、4人に1人(25.1%)が知らない状態で接種しているという結果に。さらにペットの去勢や避妊手術に関しても、犬を飼っている人の2人に1人(53.3%)は手術を行っていないとの結果となった。効果的に病気を予防するためには獣医師と相談することはもちろん、予備知識として飼い主自身がペットの病気のことを理解していくことが大切だと思われる。同時にペットの年齢と通院頻度の関連性を調査したところ、月に1回以上ペットを病院に連れて行く割合はペットの年齢に比例して上昇していく傾向が見られた。犬や猫、大型犬・小型犬など種別によって年齢に対する考え方に違いはあるが、ペットといつまでも一緒に過ごしていけるよう、健康管理に気を遣っている飼い主の姿を想像することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月29日3月22日、国立大学法人岩手大学(岩手県盛岡市)にて、ペット専用移動診療車「ワンにゃん号」の寄贈式典と、同車両の見学会が開催された。2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災した小動物の救済を行なっていた岩手大学の活動を知ったマースジャパンリミテッドならびに同社のグループ会社であるニュートロジャパン合同会社が、被災動物の救済活動を支援するため「ワンにゃん号」の資金提供を申し出た。寄贈式典では、「ワンにゃん号」のレプリカキー贈呈ならびに感謝状贈呈が行われた。また、岩手大学農学部附属動物病院の佐藤れえ子病院長から、東日本大震災における小動物の移動診療活動が報告。それによると、東日本大震災では、特に津波による被害が甚大で、その地域に暮らす住民への人的被害はもちろん、飼われていたペットの多くも被災した。その数は数千頭にものぼると見られているが、その実態は未だ把握できていないとのこと。岩手大学では被災動物の救援活動に乗り出すため、農学部が使用していた大型の産業動物用車両に獣医や物資を積み込み、大船渡市と陸前高田市で診療活動を行った。中には、重症のペットもいたため、医療施設の整っている盛岡市に搬送し手術等の治療を行い、飼い主の元へと返した事例もあった。藤井克己学長は、「沿岸地域の被災地では、数多くのペットが被災した。また、動物病院も津波による被害を受けケガや病気のペットの診療ができないなどの情報が、被災直後から伝わってきた。そのため、大学が保有する『モーモー号』と名付けた家畜などの産業動物用の巡回診療車両を、急遽『わんにゃんレスキュー号』に改称し移動診療活動を行った。今回、マースジャパン様ならびにニュートロジャパン様のご支援により、日本初となる高度な診療機器を備えたペット専用の移動診療車をご寄贈いただいたが、これからが息の長い活動となる。頑張っていきたい」と式典で語った。一方、ペディグリー、カルカンなどのブランド名で知られるペットフードを輸入・販売するマースジャパンの森澤篤社長は、「私たちは東日本大震災直後から、会社として被災地を支援したいと思い、緊急的に義援金とペットフードなどを被災地へと提供させていただいた。その後も継続的に支援活動を行いたいとの思いから、私たちの販売するペットフード全商品から1円を支援金として積み立てる寄付金支援プロジェクトを展開。2011年5月1日から約6カ月間で、全国のペットオーナーの方から1億円のご支援をいただくことができた。そのような中、インターネット上で岩手大学さんが行なっている被災動物救援活動を知り、この支援金を役立ててもらえないかと申し出た。私たちの会社の理念は、ベター・ワールド・フォー・ペッツ。このたびの東日本大震災で被災した地域の一日も早い復興を祈念するとともに、よりよいペットたちの環境づくりにこれからもお手伝いしていきたい」と語った。マイクロバスを改造したペット専用移動診療車「ワンにゃん号」は、レントゲン装置や超音波画像診断装置、血液分析機器、吸入麻酔機などの最新の診断・医療機器が装備され、災害時におけるペットのあらゆる症例にも対応する。式典の後に行われた見学会では、モデル犬を使ってのエコー実演が行われ、見学者の注目を集めていた。今後、岩手大学では、被災地の拠点病院ならびに岩手県獣医師会、動物愛度団体、被災地支援ボランティア団体などと連携し、「動物何でも相談会」の開催や、被災地における獣医学セミナーおよび市民公開セミナーの開催を予定している。また、全国で発生する災害時には、被災地へ「ワンにゃん号」を派遣する活動も展開していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日特定非営利活動法人ジェントルワンとペットゴー株式会社(本社東京都新宿区/代表取締役 最高経営責任者CEO:黒澤弘、以下ペットゴー、は、ペットゴーが運営する国内最大規模のペットのドラッグストア「ペットビジョン」)において、ワンちゃんのウンチ処理に関するアンケート調査を実施。○ウンチは「お散歩中」が55%○ウンチは「公園や道路で」が55%○ウンチを「レジ袋で拾っている」が43%○ウンチを「拾わない飼い主さん」はなんと0%!詳しくはこちらから ○「お散歩中」にウンチをしているワンちゃんが55%ペットのドラッグストア「ペットビジョン」を利用している飼い主さんに、ワンちゃんがいつウンチをしているかを集計したところ、55%が「お散歩中」にしていることが分かりました。その他、「特に決まっていない」が24%、「お散歩前」が3%、「気付くとしている」が3%であることが分かりました。○「公園や道路」でウンチをしているワンちゃんが55%どこでウンチをしているかを集計したところ、「公園や道路」が55%、「部屋の中」が28%、「特に決まっていない」が6%であることが分かりました。○「スーパーやコンビニで貰うレジ袋で拾っている」が43%。「拾わない」が0%。ウンチを何で拾っているかを集計したところ、「スーパーやコンビニで貰うレジ袋」が43%、「市販の犬用ウンチ袋」が29%。そして、「拾わない」人は0%であることが分かりました。○「レジ袋といっしょにトイレットペーパーを被せて拾っている」が53%ワンちゃんのウンチを「スーパーやコンビニで貰うレジ袋で拾っている」と答えた飼い主さんが、どのように拾っているかを集計したところ、「トイレットペーパーを被せて拾っている」が53%、「レジ袋で直接拾っている」が31%であることが分かりました。○市販用のウンチ袋で多いのは「トイレに流せるタイプ(解水紙+ビニール袋)」で77%ワンちゃんのウンチを「市販の犬用ウンチ袋で拾っている」と答えた飼い主さんが、どのタイプのウンチ袋を使っているかを集計したところ、「トイレに流せるタイプ(解水紙+ビニール袋)」が77%、「ビニール袋タイプ」が16%であることが分かりました。○ウンチ袋を購入する際に重視することは「価格」と「トイレに流せる素材であること」ウンチ袋を購入する際に重視することは何かを集計したところ、「価格」が41%、「トイレに流せる素材であること」が35%、「防臭」が11%であることが分かりました。○ワンパック100枚入りのウンチ袋を購入するとしたら、「500円未満」が68%「価格を重視する」と答えた飼い主さんがワンパック100枚入りの商品を購入するとしたら、いくらぐらいが妥当だと思うかを集計したところ、100円以上200円未満が23%、200円以上300円未満が21%、300円以上400円未満が19%、500円以上が29%であることが分かりました。○「自宅のトイレに流して捨てる」と「全て燃えるゴミとして捨てている」がそれぞれ47%ウンチを拾った後、どのようにウンチを処理しているかを集計したところ、「自宅のトイレに流して捨てる」と「全て燃えるゴミとして捨てている」がそれぞれ47%であることが分かりました。・調査方法 ペットのドラッグストア「ペットビジョン」の会員を対象に インターネット上でアンケートを実施・実施期間 2012年1月23日~2012年1月29日・有効回答数 犬910プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月14日私たちの心を癒やしてくれる、かわいいペット。メジャーなのはやはり犬と猫ですが、それ以外で欲しいと思ったペットや、ちょっと珍しいペットを飼っている友人・知人に驚いたことはありませんか?マイナビニュース会員の皆さんに、犬猫以外のペット事情についてお聞きしました!調査期間:2012/1/18~2012/1/21アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■犬と猫以外で、飼ってみたい(あるいは飼ったことがある)動物がいれば、教えてください。(複数回答可)1位ハムスター(338票)2位ウサギ(288票)3位魚(283票)4位鳥(190票)5位爬虫(はちゅう)類(76票)6位昆虫(65票)飼ったことのない動物を挙げた方には、それぞれどんなイメージがあるかも聞いてみました。「ウサギ。見た目もかわいいし、ある程度大きくて抱き心地が良さそう」(25歳/女性/千葉県)「ハムスター。かわいくて、狭い部屋でも飼える」(24歳/女性/東京都)「部屋のインテリアの一部として、アクアリウム水槽を作りたい」(37歳/男性/福岡県)ハムスターとウサギは、もふもふしたかわいらしさと散歩のいらない手軽さで、女性陣から絶大な人気を集めました。魚は、「癒やされる」「インテリアにも良い」と、男女を問わず人気が高いようです。■人気のペット、飼ってみたら驚きの事実が判明続いては、そんな人気のペットを飼ったことのある人の声を聞いてみましょう。良くも悪くも、実際に飼ってみて初めて分かることも多いようです。「ウサギは意外と凶暴。小屋の掃除のたびに引っかかれて、血だらけになりました」(29歳/女性/愛知県)「ハムスターが冷たく動かなくなっているので死んだと思い、埋めてあげようと手で包んで運んだら、ぴくぴく動き出したという話を聞いた。どうやら冬眠していたらしく、手の温かさで起きたよう。もし埋めていたら大変なことに……」(27歳/女性/神奈川県)「大きめの水槽で金魚を飼っていたら、コイくらいのサイズになってしまい、水槽の掃除のときなどビチビチはねて怖かった」(31歳/女性/神奈川県)「インコを飼っているが、想像以上に頭が良く、ただのものまねではなくて状況に応じて人の言葉をしゃべることに驚いている」(25歳/女性/北海道)「子供のころ、家の前で亀を散歩させていたら逃げられた。思いのほか逃げ足が速かった」(33歳/女性/東京都)最後の方、いくら速いと言っても亀は亀だと思うのですが、どのくらいのスピードだったのでしょう……。ほか、ハムスターや魚、昆虫などで、子供がたくさん生まれて困ったという経験談も多く寄せられました。■何でも飼えるとしたら、どんなペットがいい?続いて、もう少しマイナーなペットについての意見です。まずは、飼ってみたいペットから。「高級な毛だし、かわいいのでアルパカを飼ってみたい」(32歳/男性/東京都)「ミニブタを飼ってみたい。ユニークな顔と体形が好き」(36歳/男性/埼玉県)「コツメカワウソ。鳴き声がかわいい」(24歳/女性/石川県)ミニブタくらいなら飼えそうですが、ほかはちょっと難しそうですね。ほか、ペンギンやイグアナ、鳥は鳥でも猛禽(もうきん)類を挙げた方なども。ちなみに筆者は、昔アニメで見た「ブッシュベイビー」にあこがれていました。■教えて!皆さんの周囲の変わったペットまた、皆さんの周囲の変わったペットを聞いてみると、驚きの回答が続々!「友人は、ケガして野生に返れなくなったカラスを飼っています」(26歳/女性/東京都)「モモンガを飼っている友達がいます。いつもカバンに入れていてかわいい!!くさくないみたいだし、ちょっと飼ってみたい」(27歳/女性/栃木県)「知り合いにピラニアを飼っている人がいるのですが、餌として一緒に金魚が泳いでいるのを見て驚いた」(28歳/男性/大阪)「ドジョウ料理の店を営んでいた友達の家には、突然変異の金色のドジョウがいた。あれにはびっくりしました」(44歳/男性/埼玉県)金色のドジョウ!!なんだか、縁起が良さそうですね。そのお店は繁盛しているのか気になります。■珍しいペットの世話は、大変なことも……。とはいえ、ちょっと珍しいペットになると、お金や手間がかかることも多いよう。「イグアナを飼っていた友人がいましたが、年中部屋が暑い。きっと、かなりの電気代がかかっていたと思う」(37歳/男性/東京都)「フェレットを飼っている先輩がいるが、病気になった時に近くの動物病院では診てもらうことができなくて、一時間以上かけて大きな病院に通っていた」(23歳/女性/東京都)大変なことも多いペットの飼育ですが、私たちにかわいい姿を見せてくれるぶん、きちんとお世話をしてあげたいですね。(島田彩子)
2012年02月09日(株)電通は、ペットと人間のよりよい共生にむけたさまざまなソリューションを開発・提供する専門チーム「Think Pet Project」(シンク・ペット・プロジェクト)を立ち上げた。同Projectは、ペットを取り巻く市場環境を押さえ、ペットを核としたさまざまな調査・研究を実施し、ペット市場の活性化を図ろうとするもので、第1弾としてペット(犬)オーナーに対する調査を実施したもの。ペットの費用最多は突発治療費、次いで保険料カテゴリー別に見た1ヶ月にかける平均費用では、「病気やケガなどの突発的な治療費」が最も高く4,568円で、次いで、「ペット保険料」3,887円、「美容・ケア関連代」3,796円、「ペットフード代」が3,669円などとなった。また、「ワクチンなどの定期健診費」が3,446円となっており、突発的な治療費と合わせると、医療費関連への支出は非常に高くなっていた。このほかでは、「ペット関連レジャー費」2,871円、「衣料代」1,891円、「おやつ代」1,398円などに費用をかけていたという。オーナータイプ別消費傾向、かける金額最多は厳格派さらに、オーナーのタイプ別消費傾向を分析しており、主なタイプは以下となっている。「親密派(ペットにべったり派)」23.7%…最も多い。ペットを心の支えとし、おもちゃ(平均720円/月)やおやつ代(平均1,244円/月)などに対して消費意欲が旺盛。ペットに甘いことも自覚。「マイペース派」17.8%…ペットフード(平均3,532 円/月)や医療費(治療費平均3,705円/月、定期健診費平均3,585 円/月)などの健康面においては、比較的お金をかける。情報感度低く他人との情報共有意識薄い。「厳格派(ペットにも教育派)」16・8%…ペットに費やす金額が最も多く、特に治療費(平均6,020円/月)やペットフード(平均4,959円/月)など、健康面の出費が多い。ペットの存在は我が子同然で、社会性を持たせるためにしつけにも厳しい。「お洒落派」15.2%…衣料代(平均3,565 円/月)や美容・ケア関連費(平均4,295 円/月)への出費が多く、ペットに関する美容意識が特に高い。レジャーなどのその他の費用(平均7,320円/月)も高くなっており、洋服を着せたりトリミングに気を遣いながら、一緒に出かけることも多い。このほか、犬を飼う場所は4人に3人が室内飼いで、今はこれが主流となっている。また現在の犬を飼っている年数は、7年未満と7年以上が半数ずつとなり、犬も高齢化が進行しているようだ。さらに、犬に関するブログ保有率は2割だったとのこと。
2011年01月26日「第1回ペットブログコンテスト」ペット保険「PS保険」を販売しているペットメディカルサポート株式会社は、犬と猫の飼い主でブログやホームページを持っている方を対象にした「第1回ペットブログコンテスト」を開催しています。応募条件は「ペットが言いたいこと」、「ペットと家族」、「ペットの特技」の3つテーマの内いずれかのテーマに沿ったもの、ペットの写真が1枚以上入っていること、未発表であることなどで「PS保険」に加入していなくても応募可能です。大賞は3万円分のクオカード大賞は3万円分のクオカード、準大賞は2万円分のクオカード、特別賞は1万円分のクオカードで、応募期間は2010年12月20日~2011年1月31日まです。応募方法は、特設ページの応募フォームに必要事項を記入して送信し、指定されているリンクを記事に貼り付けます。結果発表は2011年の2月中旬頃、PS保険のサイトにて発表されます。
2011年01月01日ペット保険を販売するソニー損害保険(株)は、ペットとインターネットサービスに関する調査結果を16日に発表した。調査は10月18日からの3日間、ペット(犬か猫)を飼っている18歳〜59歳の人にインターネットにて実施し、1,000名(犬を飼っている500名、猫を飼っている500名)の有効回答を得たもの。ペットサイト閲覧率は4割超えるも、会員登録は2割弱ペット関連サイトを閲覧するか聞いたところ、「閲覧する」(「よく閲覧する」と「たまに閲覧する」の合計)は犬を飼っている人で43.6%、猫を飼っている人で46.0%となった。中でも一人暮らしの人のサイト閲覧率が高く、犬を飼っている人の62.3%、猫を飼っている人の56.7%となった。またパソコンや携帯のペット関連サイトに会員登録をしているかでは、パソコン11.7%、携帯4.5%、両方に登録が2.0%となり、パソコンか携帯のいずれかに登録をしている人の割合は2割弱だったという。次いで、見たいペット関連サイトを複数回答で聞いたところ、1位「病気・病院に関する情報が載っている」(65.7%)、2位「しつけ・健康相談のコーナーがある」(55.4%)などとなり、ペットの健康に関わる情報を気にしている結果となった(下図)。見たいサイトでは、「ペットと一緒に泊まれる宿」や「ペットと一緒に入れる店」が紹介されているサイトは、犬が15ポイント以上多い一方、「ペットの写真・動画が見られるサイト」は、猫が10ポイント以上高く、犬と猫で傾向の違いがみられた。3人に1人が携帯の待受画面を「ペットの写真」にさらに、携帯電話の現在の待受画面を何にしているか聞いたところ、やはり「ペットの写真」が33.4%と、3人に1人が待受画面をペットにしており、その他「家族・友人の写真」21.2%などと続いた。特に一人暮らしの人では4割がペットとなっていた。そして、ペット保険加入者の47.7%が「ペットの写真」と回答しており、それだけペットに愛着を持っている様子がうかがえる。
2010年12月21日明年4月からアクサが販売アリアンツ火災海上保険株式会社とアクサ損害保険株式会社は17日、アリアンツのペット保険事業譲渡と、ペット保険契約の包括移転に関する基本合意書を締結したと発表した。関係当局の認可を得て、2011年第2四半期までに完了の予定。アリアンツは、現在保有するペット保険契約およそ1万5千件を始めとして、ペット保険商品やノウハウ、人員、代理店やネットワークなどを移転。2011年3月末日まで保険を販売するが、同4月よりアクサダイレクトが販売を行う。アリアンツペット保険の全契約者に対しては、1月中旬に案内が発送される。※画像はイメージ成長見込めるペット保険アクサは参入の理由について、ペット保険が成長を続けていることを挙げ、現在医療保険や障害保険など、70万件以上保有している契約の拡充を図るとした。またアリアンツは、2009年12月に公表した企業向け損害保険事業の拡大を推進し、一層顧客企業との事業を強化していくことを、事業譲渡の理由に挙げた。
2010年12月19日3つのペットセミナーアリアンツ・ペット保険は26日、ペットに関する3つのセミナーを開催することを発表した。いずれも12月中に開かれ、参加は無料で事前申込制となっている。開催されるのは、『うちの子とアニマルセラピーに参加するには?』『にゃんこが元気で長生きしくれるようにケアを学ぶ』『にゃんこと楽しく暮らす部屋を実現するには?』をテーマとしたセミナーで、今回はネコに関するものが2つとなっている。※画像はイメージペットと長く楽しく暮らすために12月2日に開かれる『にゃんこと楽しく暮らす部屋を実現するには?』では、講師に『猫の家』を設計した廣瀬慶二氏が招かれ、ネコの習性を理解しながら、人間も一緒に楽しく暮らせる住環境のポイントが紹介される。9日の『うちの子とアニマルセラピーに参加するには?』では、「そもそもアニマルセラピーってなに?」「どうすれば参加できるの?」などよく寄せられる質問に答えると同時に、実際の活動などが披露される。15日には『にゃんこが元気で長生きしくれるようにケアを学ぶ』が、ノア動物病院の院長を務める林 文明先生が講師となって行われ、ネコの生活や病気について専門家の視点から解説をする。詳しくは同社まで。
2010年11月28日歳を重ねると目にも症状が…ペット保険のアニコムが、10月10日の「目の愛護デー」に合わせて白内障に関する調査を行いました。その結果を見ますと、ペットの犬も年齢を重ねるごとに白内障にかかりやすくなるという結果がはっきりと現れてきます。特にある一定の年齢を境にその割合が急上昇するようです。※画像はイメージ統計でも明確に例えば0歳~5歳までの間では、白内障の発症率は0.4%ほどで推移しますが、6歳になると突然2倍の0.8%ほどにまで上昇。7歳では0.9%ほどとあまり変わりませんが、8歳になるとさらに倍近い1.6%に。そして翌9歳で2.5%にまで発症率があがります。今回の統計で1番高確率となったのは、11歳でおよそ3.7%となりました。この年齢になると、25頭~30頭に1頭の割合で発症ということになります。気になる手術費用は調査では、白内障の手術として「眼内レンズ挿入」を行うこともあるとしますが、この手術を行う場合その設備や技術の高い専門性のゆえに、平均で34万円の手術費用がかかるとします。年代別の手術率を見てみると、1歳で若年性白内障を発症した場合、3頭に1頭が手術を受けているものの、年齢を重ねるほどその割合が減っていくという実情も浮かび上がりました。アニコムによれば、白内障は初期に発見できれば点眼薬などによって進行を遅らせられる場合があるので、以下のような場合には早めの注意を呼びかけています。定期的な健康診断の受診はもちろん、日頃から、愛犬の目の状態や行動(物にぶつかりやすくなる、階段の昇り降りや暗いところで動くことを嫌がるなど)の変化に注意し、早期発見を心がけましょう。
2010年10月14日ペット専門保険会社最近はペットの保険を専門に扱う保険会社が出てきている。Veterinary Pet Insurance社、Premier Pet Insurance社、ASPCA pet health insurance社、などがその例である。様々な保障内容これらの保険には、怪我の保障はもとより、ペットとの死別の際に発生する葬祭などの費用を補償するものも存在する。中には、死別の後の飼い主のカウンセリングの金額を保証するものも存在する。人に対する保険の違いただ、やはり人に対する医療保険とは違う点も存在する。糖尿病やガンなど、完治するのがなかなか難しい病気にペットがかかっているときは加入を拒否されるか、保障内容がかなり制限されてしまう。
2010年10月14日ペット保険の給付請求が殺到30度以上の酷暑は、人間だけでなく、ペットにも厳しいものとなったようだ。熱中症に倒れるペットが相次ぎ、ペット保険の給付請求が殺到した。7月は昨年の件数を上回り総務省の調べでは、5月31日から9月5日までの3か月間に熱中症で病院に搬送された人は、全国で5万人を超えたという。一方で動物病院でも熱中症で運び込まれる犬が急増、例年以上に熱中症関連の相談件数が増えている。そういった状況の中、ペット保険の請求件数が急増した。アニコム損害保険では、犬の熱中症によるペット保険「どうぶつ健保」給付請求が7月分で107件と、昨年の83件を上回ったという。同社広報は、「犬の熱中症による請求件数は、毎年8月に集中します」と話している。
2010年09月14日ペット保険が人気通常、ペット医療では人間と同じような健康保険の制度はなく、診療費は全額飼い主が負担する。ペットを飼う人が増え、高度な治療を希望する飼い主も増えていることから、病気の際の医療費を補償する「ペット保険」が今、人気だ。保険信頼度の向上により過去最多の加入件数「富士経済」の調査によると、加入件数は10年12月末で54万1000件で過去最多になる見通しだ。保険の信頼度が向上した結果だという。これまでは、任意団体による共済形式で、監督官庁や根拠法が存在しなかったこともあり、ペット保険は倒産が相次ぐなど問題化していた。しかし、06年4月に施行された改正保険業法により、ペット保険についても保険業の免許や財務局への登録が必要になった。それを受け、既存業者は大半が廃業し、現在は損保などの約10社が取り扱うのみだ。細分化する補償内容補償の内容は、通院費や手術代を30~100%の範囲で補償したりするだけでなく、ペットが他人にけがをさせた場合の損害賠償や葬儀代を出したりする特約も存在する。今や、補償の条件や補償内容など、人間の保険同様に細かくなってきているので加入する際は注意が必要だ。ペットが家族として確固たる地位を築いている現在の状況をみれば、これからもペット保険がますます加入数を増やしていくことは明白なように思える。
2010年09月12日