本田技研工業(ホンダ)は、30日に発売を発表した新型2シーター・オープンスポーツ「S660(エスロクロクマル)」について、多くの注文があったため、今後ご注文した場合には納期に多大な時間を要する見込みだと発表した。S660は、スポーツカーにふさわしい走りと質感を実現するため、人の手と機械を融合させた専用工程を取り入れた少量生産技術での生産を行っており、生産台数が限られるとのこと。販売計画台数は、国内で月間800台としている。納期見通しは、2015年7月以降の工場出荷を予定。また、4月2日11 : 00より、S660特別Webサイト「GATE660」にて、納期見通しを案内する予定。同社は、一日でも早く納車できるように、生産現場が一丸となって取り組んでいくとしている。
2015年03月30日Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(本社: 米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市、以下HACI)は現地時間3月27日、米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)より小型ビジネスジェット機「HondaJet」に対する事前型式証明(Provisional Type Certificate、以下PTC)を取得したことを発表した。これは、HondaJetの設計が安全性および耐空性の基準を満たしていることをFAAが認定し、最終の型式証明が間近であることを意味する。HondaJetの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACIの藤野道格社長は、「今回のPTC取得は、HondaJetにとって非常に大きな節目です。私たちは、FAAから要求される各種試験や書類審査をほぼ完了しており、間もなく最終の型式証明を取得できる見通しを得ました」とコメントしている。FAAアトランタ航空機認定部の責任者であるメルビン・テイラー氏は、「HondaJetに対するPTCの発行をうれしく思います。新しく設立された航空機メーカーであるHACIがPTCを取得したことは、航空機メーカーとして重要なマイルストーンを達成したと言えます。HACIとFAAのスタッフの多大な努力と協力関係の結果と言えるでしょう。アトランタ航空機認定部は、先進的な航空機であるHondaJetを市場に送り出すプロセスに参加できて誇りに思います」とコメントしている。HondaJetは、これまで全米70カ所以上で2,500時間を超える飛行試験を実施している。生産工場では12機が最終組み立て工程にあり、今後FAAによる最終の型式証明取得後、機体の納入を開始していく予定となっている。
2015年03月30日本田技研工業(ホンダ)は30日、新型2シーター・オープンスポーツ「S660(エスロクロクマル)」と、同車発売を記念した660台限定の特別限定車「S660 CONCEPT EDITION(エスロクロクマル コンセプト エディション)」を、4月2日に発売すると発表した。S660は、スポーツカーの醍醐味"曲がる楽しさ"を最大限に体感できるように高い旋回性能にこだわり、ミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)レイアウトを採用。低重心と理想的な前後重量配分である45 : 55を実現している。専用開発ボディーは、高剛性と軽量化を両立し、オープンエアな空間であると同時にコンパクトで包まれ感があり、人とクルマの一体感をもたらすドライビング空間とした。エンジンは、Nシリーズで力強さに定評のある直列3気筒DOHCターボエンジンをベースに、マイクロスポーツに相応しいエンジンレスポンスを実現するため、新設計のターボチャージャーを採用。トランスミッションには、軽自動車としては初という、新開発の6速マニュアルトランスミッション(6MT)の採用に加え、スポーツモードを備えた7速パドルシフト付CVT(無段変速オートマチックトランスミッション)も設定し、スポーツカーらしいドライビングと日常での扱いやすさを実現した。グレード展開は「α」と「β」の2種類で、それぞれに6MT車とCVT+バドルシフト車を設定。価格は、どちらのトランスミッションでもαが218万円、βが198万円(いずれも税込)。S660 CONCEPT EDITIONは、S660の発売を記念して660台限定で発売される特別限定モデル。『東京モーターショー2013』で公開した「S660 CONCEPT」をモチーフにし、より上質感のある仕上がりとしている。こちらも、6MT車とCVT+バドルシフト車を設定し、価格はどちらのトランスミッションでも238万円(税込)。
2015年03月30日Hondaの航空エンジン事業子会社であるホンダ エアロ インク(以下HAI)は米国時間の3月17日に、米国ノースカロライナ州バーリントンの自社工場が米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)による連邦航空規則のPart 21が定める製造認定(Production Certificate、PC)を取得したことを発表した。HAIはターボファンエンジン「HF120」の生産を担当。「HF120」そのものは、Hondaとゼネラル・エレクトリック社(以下GE)の合弁会社であるGE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines, LLC、以下GE Honda)が2013年12月にFAA型式認定(Type Certificate、TC)を取得したターボファンエンジンとなっている。「HF120」は、初期の生産をマサチューセッツ州リンにあるGEの工場で開始し、2014年11月からGE Hondaの型式認定に基づいて、HAIバーリントン工場においてFAAの監督下で生産を行ってきた。今回の製造認定取得により、HAIバーリントン工場がエンジンを継続的に製造する能力を持つことが承認され、HAIの製造認定に基づき「HF120」の生産を行うようになる。なお、FAAがジェットエンジン用に製造認定を授与するのは23年ぶりとなる。HAIの泉征彦社長は、「今回のFAA製造認定取得は、HF120におけるお客様のニーズにお応えするために、我々が取り組んできたことの大きな成果です。我々はこれからもGE Hondaをサポートし続け、お客様の満足を高めるために努力していきます」とコメントした。HF120について2013年12月13日に米国連邦航空局(FAA)より連邦航空規則のPart 33が定める型式認定を取得。クラストップの低燃費と耐久性、世界最高レベルの環境性を兼ね備え、新たなスタンダードとなるべく開発された定格推力2,095ポンドのエンジン。先進空力設計技術を盛り込んだ一体型ファンローターとカーボンコンポジット製の軽量ガイドベーン、世界最高レベルの効率・圧力比と操作性を両立する耐熱チタン製の遠心圧縮機ローター、コンパクトで低エミッションの燃焼器とシンプルな単段エアブラスト式燃料噴射ノズル、そして、最先端耐熱材料を使用した高圧・低圧タービンと空力性能を向上させるカウンターローテーティング2軸システムを備えている。
2015年03月18日本田技研工業(ホンダ)は17日、6人乗りの新型ハイブリッド乗用車として2月13日に発売した「ジェイド」の受注状況を発表した。それによると、累計受注台数は3月16日現在で5,000台(タイプ別構成比「HYBRID X」93%、「HYBRID」7%)を超え、好調に推移している。なお、国内販売計画台数は月に3,000台。ジェイドは、1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンに高出力モーターを内蔵した7速DCTと、リチウムイオンバッテリー内蔵のIPUを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用した新型ハイブリッド乗用車。セダン並みの低全高に、ミニバンクラスの居住性とユーティリティーを特徴としている。ジェイドの購入ポイントとして同社は、「多くの立体駐車場に対応する低全高とスタイリッシュな外観デザイン」「Vスライドキャプテンシートによるゆとりのある室内空間と上質なインテリア」「上質な乗り心地と高い静粛性」「ホンダ初の乗用ハイブリッドミニバン」「乗用ミニバンクラストップレベルとなる25.0km/L(JC08モード)の優れた燃費性能」「先進の安全運転支援システム『Honda SENSING(ホンダ センシング)』」を挙げている。
2015年03月17日本田技研工業(ホンダ)は17日、インテックス大阪で3月20日~22日の期間に開催される『31回大阪モーターサイクルショー2015』と、東京ビッグサイトで3月27日~29日の期間に開催される『第42回東京モーターサイクルショー』に、幅広いカテゴリーのモデルを出展すると発表した。今回は、先行して開催される大阪モーターサイクルショーにおいて世界初公開となるコンセプトモデル(東京モーターサイクルショーにも出展)のほか、参考出品車・プロトタイプ、市販車などを含め、それぞれのモーターサイクルショーに合計21台の二輪車を出展。コンセプトモデルとしては、「CRF250L」をベースとしたアドベンチャーモデル「CRF250 RALLY」、スリムなトラスフレームに単気筒エンジンを搭載したストリートファイタースタイルの「SFA」を出展。プロトタイプでは、MotoGPのワークスマシン「RC213V」の基本メカニズムを踏襲した公道仕様車「RC213V-S」、HRCのワークスマシン「CRF450 RALLY」のレーシングテクノロジーを反映した「トゥルー アドベンチャー」が出展される。
2015年03月17日本田技研工業(ホンダ)は6日、軽乗用車「N」シリーズ5機種の累計販売が、2月末時点で100万台を突破したと発表した。これは、2011年12月に「N」シリーズ第1弾モデル「N-BOX(エヌボックス)」を発売してから38カ月目での達成となる。「N」シリーズは、同社独創のセンタータンクレイアウトを活かした高効率なパッケージングによる広い室内空間により、多彩な使い勝手を実現した軽乗用車。充実した安全装備・快適装備、新開発のエンジンとCVTを搭載した力強い走りなども好評となっている。現在の「N」シリーズは、「N-BOX(エヌボックス)」のほか、2012年7月発売の「N-BOX +(エヌボックス プラス)」、2012年11月発売の「N-ONE(エヌワン)」、2013年11月発売の「N-WGN(エヌ ワゴン)」、2014年12月発売の「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」の5機種。同シリーズの販売台数推移は、2011年12月に2,860台、2012年は22万9,156台、2013年は35万4,087台、2014年は36万1,505台、そして2015年1~2月は6万5,955台となり、合計で101万3,563台。
2015年03月06日本田技研工業(ホンダ)は6日、水冷・4ストローク・V型2気筒1,300ccエンジンを搭載した大型クルーザーモデル「VT1300CX<ABS>」のカラーバリエーションを変更し、13日に発売すると発表した。VT1300CXは、フレームのハンドル支持部分を従来の位置より高く設定し、フロントホイールをより前方へ配置させることで、フレームとエンジンの間に大きな空間を生み出す「ハイネックスタイル」を実現した大型二輪車のクルーザーモデル。今回、車体色に新採用した「キャンディープロミネンスレッド」は、フレームをブラックに、前・後のアルミキャストホイールをマットグレーに仕上げ、引き締まったイメージとしている。継続色の「グラファイトブラック」は、フレームをブラックからグレーに、前・後のアルミキャストホイールをブラックからブラウンメタリックに変更することで、シックな中にも高級感を演出した。また、タイプ設定の見直しが行われ、ABS標準装着タイプのみに変更されたほか、価格は従来モデルより6万4,800円低く設定されている。VT1300CX<ABS>の価格は、140万4,000円(税込)。
2015年03月06日本田技研工業(ホンダ)は3日、個性的なスタイリングの125ccスポーツモデル「グロム」のカラーリングを変更し、5日に発売すると発表した。グロムは、コンパクトで扱いやすい車体サイズと本格的な装備を採用した原付二種のスポーツモデル。扱いやすく燃費に優れた空冷・4ストローク・OHC・125cc単気筒エンジンを採用し、4速マニュアルミッションの採用などで、市街地走行から郊外でのレジャー用途まで機動性に優れた走りを楽しむことができる。今回は、カラーバリエーションの変更によって、より軽快感にあふれた外観としている。新色「マリゴールドイエロー」をカラーバリエーションに追加したほか、継続色の「パールヒマラヤズホワイト」と「アステロイドブラックメタリック」では、シュラウドにあしらったウイングマークをレッドに変更。「パールバレンタインレッド」は廃色となり、計3色の展開となる。また、サイドカバーとリアカウルにマットブラック塗装を施して軽快感が強調され、「GROM」のロゴを拡大してサイドカバーに貼付された。グロムの価格は、33万4,800円(税込)。
2015年03月03日本田技研工業(ホンダ)は27日、独自のスタイリングを実現した750ccのスポーツモデル「NM4-01」と「NM4-02」に11色のカラーオーダープランを追加し、3月2日に発売すると発表した。NM4シリーズは、「近未来」と「COOL」を開発のテーマに設定し、これまでのモーターサイクルとは一線を画した独自のスタイリングを実現したモデル。2014年4月にNM4-01を発売し、同年6月にボリューム感のあるリアデザインを採用してETC車載器とグリップヒーターを装備したNM4-02を発売している。今回設定したカラーオーダープランでは、NM4-01とNM4-02ともに、11色のカラーオーダープランを設定。フロントフェンダー、ロアサイドカバー、アンダーカウルをボディーと同色にするとともに、タンクシェルタートップやリアセンターカウルなどには、ボディーカラーによって質感の異なるブラックを施すなど、より個性を強調している。価格は、NM4-01 カラーオーダープランが102万600円、NM4-02 カラーオーダープランが118万2,600円(いずれも税込)。
2015年02月27日本田技研工業(ホンダ)は27日、原付二種スクーター「ディオ110」をフルモデルチェンジし、3月6日に発売すると発表した。今回のフルモデルチェンジでは、使い勝手と燃費性能のさらなる向上、より上質感のあるスタイリングを追求している。燃費性能の向上では、オフセットシリンダーの採用や各部に低フリクション技術を採り入れた、空冷・4ストローク・OHC単気筒のスクーター用エンジン「eSP(イーエスピー)」を搭載し、57.9km/L(60km/h定地走行テスト値)という高い燃費性能を実現。燃焼効率の向上により、最高出力値は従来モデルに対し約6%向上させた6.6kWを実現するなど、力強い走りも持ち合わせている。停車時の燃料消費・騒音・排出ガスを抑止するアイドリングストップシステムの新採用も行われた。使い勝手では、メインスイッチとハンドルロック機構を集約した「シャッター付キーシリンダー」、ワンタッチでシートが開けられる「シートオープンスイッチ」、シート下に設けられた容量18Lの「ユーティリティースペース」などの装備を採用している。車体と足回りでは、フレームを新開発して従来モデルに対して車両重量を3kg軽量化し、ゆとりある走行に寄与する大径14インチタイヤを継承。スタイリングは「スタンダードでありながら上質を兼ね備えた洗練のカタチ」をデザインテーマに掲げ、流麗かつ立体的な面構成とした。カラーバリエーションは、「エグザルテッドブルーメタリック」や「フォースシルバーメタリック」など、街で映える4種類を展開する。ディオ110の価格は、22万8,960円(税込)。
2015年02月27日本田技研工業(ホンダ)は20日、大型ロードスポーツモデル「CB1300 SUPER FOUR」シリーズに、特別カラーを採用した「CB1300 SUPER FOUR E Package Special Edition」と「CB1300 SUPER BOL D’OR E Package Special Edition」を設定し、受注期間限定で27日に発売すると発表した。受注期間は2月20日から6月8日まで。今回採用した特別カラーは、深みがあり、光の当たり方によってさまざまな印象を与えるパールコスミックブラックを主体色に、キャンディーアリザリンレッドのストライプが施されている。また、シリンダーヘッドカバーには、ホイールと同色のブラウンメタリックを採用して特別感を演出した。両モデルともに、ETC車載器・グリップヒーター・専用インジケーターランプを標準装備した「E Package」タイプのみの設定となっており、使用にはセットアップとセットアップ費用、決済用のETCカードが必要となる。その他の特別なカラーリングとして、「ブラックアルマイト仕上げのスイングアームとチェーンケース」「ブラックの前・後ブレーキキャリパー、フロントフォークトップボルト、フォークトップブリッジとステアリングステム」「グレイアルマイト仕上げのリアクッションリザーバータンク」が採用されている。価格は、CB1300 SUPER FOUR E Package Special Editionが137万8,080円、CB1300 SUPER BOL D’OR E Package Special Editionが150万7,680円(いずれも税込)。
2015年02月20日本田技研工業(ホンダ)は20日、ロングセラーのロードスポーツモデル「CB400 SUPER FOUR」シリーズに、上質感のある特別カラーを採用した「CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Edition」と「CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition」を設定し、受注期間限定で27日に発売すると発表した。受注期間は2月20日から6月8日まで。今回採用した特別カラーは、深みがあり、光の当たり方によってさまざまな印象を与えるパールコスミックブラックを主体色に、キャンディーアリザリンレッドのストライプが施されている。また、前・後のアルミキャストホイールとシリンダーヘッドカバーには、新たにブラウンメタリックを採用して特別感を演出した。その他の特別仕様として、「ブラックアルマイト仕上げのスイングアーム」「ブラックの前・後ブレーキキャリパーとフロントフォークトップボルト」「グレイアルマイト仕上げのリアクッションリザーバータンク」「燃料タンクの立体エンブレム」が採用されている。価格は、CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Editionが86万760円、CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Editionが95万7,960円(いずれも税込)。
2015年02月20日ホンダは2月13日、現在開発中の小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を4月に日本で初飛行させる計画をしていることを発表した。同機はパイロットも含めた7人乗りタイプ。燃費性能は競合他社より1割程度高く、米国ではすでに100機以上の受注が入っているという。3月末に連邦航空局(FAA)から型式証明を受け、今年前半にも米国の顧客へデリバリーすることを目指している。現状、日本での販売は予定されていないが、1週間ほどで全国数カ所を巡回し、展示や体験飛行を行うという。なお、ホンダジェットの開発責任者でホンダ エアクラフト カンパニー社長でもある藤野道格氏は2014年に、航空科学/工学の発展を促す国際的な団体「ICAS」の会議で「航空工学革新賞(Award for Innovation in Aeronautics)」を、また、米国の学術団体「SAEインターナショナル」からは「ケリー・ジョンソン賞」を受賞している。
2015年02月14日本田技研工業(ホンダ)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは12日、『2015年シカゴオートショー』(一般公開は14日~22日)にて、新型「パイロット」を世界初披露したと発表した。パイロットは、米国オハイオ州にあるホンダR&Dアメリカズが開発した、ホンダのトップレンジに位置付けられるSUV。3代目となる新型は、モダンで洗練されたデザインと車格にふさわしい堂々としたフォルムを実現し、LEDヘッドライトやLEDリアコンビネーションランプ、20インチアルミホイール、パノラミックルーフなどがそれを際立たせている。インテリアは、キャビンに採用されたソフトタッチな素材やLEDルームランプなどによりプレミアムな質感で統一され、シートヒーターや2列目キャプテンシートを設定することで快適性も高めている。3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンを搭載し、トランスミッションは6速オートマチックに加えて、上級グレードには9速オートマチックを採用。そのほか、トップレンジにふさわしい数々の快適装備や高レベルの衝突安全性能、ミリ波レーダーと単眼カメラによる先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用している。
2015年02月13日●日本の航空機産業発展に向けたプロジェクトがスタート小型旅客機「MRJ」や先進技術実証機(ATD-X)の初飛行、そしてホンダジェットの納入開始など、2015年は日本の航空機産業にとって大きなニュースが目白押しだ。そしてさらに、将来の航空機にとって必要不可欠な新しい技術の研究が日本で始まることとなった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空本部は2月10日、2つの新しいプロジェクトを今年1月に立ち上げたと発表した。ひとつは高効率で軽量なファン、タービンの技術実証を行う「aFJR」、もうひとつは航空機から出る騒音を低減する技術の飛行実証を目的とした「FQUROH」である。○JAXA航空本部と新プロジェクトの位置づけ発表ではまず、JAXA航空本部の役割について説明が行われた。一般にJAXAというと、小惑星探査機「はやぶさ」や宇宙飛行士など、宇宙に関する取り組みが多く注目される傾向がある。しかし、もともとJAXAは、「宇宙開発事業団(NASDA)」と「宇宙科学研究所(ISAS)」の他に、「航空宇宙技術研究所(NAL)」も統合されてできたものであり、宇宙開発と同じぐらいに、航空分野でも長く大きな歴史と実績がある。例えば国産旅客機「YS-11」の開発支援や、短距離離着陸実験機「飛鳥」の開発、そして後述する国産初のターボ・ファン・エンジン「FJR710」の開発などを手掛けたのはNALであった。2003年10月にJAXAに統合された後も、航空機技術の発展のために日夜力強く研究が続けられている。JAXA航空本部では、大きく3つのプログラムを実施している。航空環境技術の研究開発を行う「ECAT(Environment-Conscious Aircraft Technology Program)」、航空安全技術の研究開発を行う「STAR(Safety Technology for Aviation and Disaster-Relief Program)」、そして航空新分野の創造を行う「Sky Frontier」だ。またそれら3つを支える形で、基礎的・基盤的技術の研究を行う「Science & Basic Tech」がある。航空機産業は今後20年で2倍以上の成長が見込まれており、また部品点数が自動車の約100倍もあるため、産業構造の裾野が広いという特徴がある。日本は航空機分野では若干遅れをとっているが、今後シェアの拡大や、国際共同開発における主導権を獲得し、日本の航空機産業を発展させるためには、経済性、環境への適合性、安全性、そして長期的な視点に基づいた先端研究に力を入れることが重要とされる。その中で、今回ECATから2つ、「aFJR」と「FQUROH」のプロジェクトが開始された。詳しくは後述するが、aFJRは高い効率を持つ軽量のファン、タービンの技術実証を行うことを目的とし、一方のFQUROHは、機体から発生する騒音を低減させる技術の飛行実証を目的としたプロジェクトだ。この2つのプロジェクトは、国際的な水準に照らして高い技術目標を掲げており、またこれ以上に獲得した技術の社会的、技術的な波及効果を意識した「出口志向」の強いものとなっており、そのために産業界と連携して進めていくこととされている。また文部科学省の「戦略的次世代航空機研究開発ビジョン」でも、優先技術として開発することが定められている。●日本が誇る高性能ターボ・ファン・エンジンの名を継承○効率の良い次世代エンジンの開発に貢献するaFJRaFJRは、これまでよりも効率の良い次世代ジェット・エンジンの開発を目指したもので、「advanced Fan Jet Research」の頭文字から取られている。またFJRという名前は、今から約40年前に開発された日本製の高性能ターボ・ファン・エンジン「FJR710」にも因んでいる。FJR710はその成果が「V2500」というエンジンに技術が継承された実績があり、同シリーズのエンジンは現在、エアバスA320シリーズなどの世界的なベストセラー機に搭載されている。また日本のメーカーは主に低圧系のファンとタービンの製造を担当しており、そのシェアはエンジン全体の23%に上るほどだという。今回はじまる新しいプロジェクトも、FJR710のように日本の航空産業に貢献したいという想いが込めて、FJRの名前が継承されたのだという。aFJRが立ち上げられた背景には、航空機の騒音やNOx(窒素酸化物)に対する環境基準が年々厳しくなっていることや、また燃料価格の高騰や不安定さから、燃費の良い航空機が期待されていること、また、燃費が良くなればCO2などの温室効果ガスの排出量も減少させることができることなどがある。そのためには、エンジンの「バイパス比」を大きくすることが必要だ。バイパス比というのは、エンジンの前方に取り付けられた大型のファン部分のみを通過する空気の量と、エンジンの中心部分を通過する空気の量の比率のことで、これを大きくすることで燃費が上がり、排気ジェットの騒音も減少させることができる。ただ、バイパス比が大きいほうが良いというのは亜音速で飛行する航空機に限った話で、超音速で飛行する航空機にとっては、逆にバイパス比が低いエンジンのほうが適している。旅客機用のターボ・ファン・エンジンのバイパス比は年々高くなっており、例えばV2500シリーズのエンジンのバイパス比は5前後だが、最新のボーイング787に搭載されているRRトレント1000というエンジンは11もある。また、エアバスのA320neoや、日本が開発中の旅客機MRJに搭載されるPW1000Gシリーズは、最大で12にまで達するという。しかし、aFJRではさらにその先を見据えて、バイパス比13以上にもなる超高バイパス比のエンジンを実現させるという。開発のポイントとしては、まずファンの軽量化が挙げられる。素材には炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が使われる。すでにCFRPはいくつかのエンジンで使われ始めているが、aFJRでは内部を中空化したり、構造を見直すことで、さらなる軽量化を図るという。これにより、V2500と比べて0.9%ほど軽くなるという。また、軽量化ファンのブレードの形状を工夫し、表面を流れる気流の層流が乱流に変わる地点を後方に遅らせて抗力を減少させる「層流ファン空力設計技術」が使われるという。さらに、そのファンを回すために使われる低圧タービンの羽にセラミックス基複合材料(CMC)を用いることでも軽量化が図られる。さらに、エンジン・ナセルの内側にある、音を吸収する吸音ライナーも、現在はアルミが使われているが、性能を維持しつつ、より軽量なプラスチックを用いるという。これらの改良によって、V2500シリーズと比べて、エンジン総質量を10%程度減少させることを目指すとされる。aFJRは、これらブレードや吸音ライナーなどの技術について、各要素レベルでの性能試験を行う計画だ。試験にはJAXAの他、IHIや東京大学、筑波大学、金沢工業大学が参画し、JAXAやIHIの試験設備を使って、性能の確認の他、ファンに鳥が衝突したときの状態を見るためのゼラチンを打ち込む試験、また軸が破断したときに回転数が上がるのを防ぐため、羽を壊しながら速度を落とす過回転防止ブレードの試験などが行われる。各要素の開発は数年前からはじまっており、2012年度までに設計技術や使用する材料の研究が行われ、2013年度には計画の準備や策定などが行われた。そして2014年度から試験がはじまり、2015年1月にaFJRチームが発足したという。試験計画は5年で、2017年度までに終え、その後実際のエンジンの開発、製造に活かすため、技術移転を行っていきたいとのことだ。エンジンから出る騒音が減り、燃費も向上すれば、航空会社にとっては利益が増加するため、aFJRの市場における価値が高くなることが期待されるという。またV2500のファンや低圧タービンなどの低圧系要素は日本のメーカーが担当しているため、多くの技術の蓄積がある。おそらく国際共同開発になるであろう次世代エンジンにおいても、aFJRの成果とその優位性を活かして、開発や製造に食い込みたいという。発表を行ったaFJRプロジェクト・チームのプロジェクト・マネージャーの西澤敏雄氏は「試験の成果を実機の開発につなげていきたい」と期待を語った。またIHI理事の金津和徳氏は「このプロジェクトを通じて、日本のエンジン競争力の向上に期待したい。また若手技術者の人材育成になることも期待している」と語った。●エンジン以外からの騒音も減らすことで低騒音の実現を目指す「FQUROH」○フクロウのように静かに飛べる飛行機を目指すFQUROHaFJRと並んで、この日発表されたもうひとつのプロジェクトが「FQUROH」だ。FQUROHは「Flight demonstration of Quiet technology to Reduce noise from High-lift configurations」の頭文字から取られており、航空機から出る騒音を低減するための技術の飛行実証を目的としている。FQUROHはフクロウと発音するが、これは実際のフクロウが空を静かに飛ぶように進化してきた鳥なので、航空機の騒音低減というミッション目的と合致することから名付けられたそうだ。航空機から発生する騒音はすさまじく、空港周辺に騒音対策を施したり、建築物の建設に制限が出たり、夜間の離発着を行わないようにしたり、あるいは航空会社が支払う着陸料に、騒音に応じたペナルティがあったりといった対処がなされてきている。しかし、航空機による輸送はこれからも年5%ほどのペースで増えると予測されており、今後20年で2.6倍になり、離発着数も今の2倍になるという。それにより、騒音も平均で3dbほど増えることが予測されている。そこで航空機から出る騒音を、さらに減らしていく必要がある。かつては、騒音の主原因はエンジンにあったため、バイパス比を増やすことで騒音を減らしてきた。しかし、数字の上では年々、確かに下がってはきているものの、いよいよバイパス比の改良だけでは追い付かなくなってきたのだという。そこで、エンジン以外の部分から発生する騒音も減らしていかなければならない。騒音の原因として大きいのは、離着陸の際に主翼から展開させるフラップとスラット、そして着陸脚だという。これらは90から100dbほどの音を発生させる。だが、騒音の源となる空気の流れは、物理現象が複雑で予測するのが難しく、また巡航時は機体に収容する必要があるため、最適な形状にすることが難しいという課題があった。FQUROHは2013年からプリプロジェクトとして進められており、これまで数値解析や風洞実験を通じて研究が行われてきた。そして見通しが立ったことで、実際の飛行機を使って実証することを目的とし、正式にプロジェクトとして立ち上げられたという。また日本はこの50年間、航空機を開発した経験が少ないため、航空機を飛行させて新しい技術の実証を行う、そのプロセスを確立することも目的とされている。実証試験はまずJAXAが保有する「飛翔」を使って行われる。飛翔はJAXAが2011年に導入した実験用の航空機で、米国セスナ社のサイテーション・ソヴリンを改造した機体だ。試験では、飛翔のフラップ上面に騒音を抑制するための装置を装着し、また端の形状が丸められる。また着陸脚のタイヤとタイヤの間のブレーキ部に、穴の開いたフェアリングを装着するという。そして2019年ごろには、三菱航空機のMRJを使った実証試験を行いたいとのことだ。試験にはJAXAの他、三菱航空機、川崎重工業航空宇宙カンパニー、住友精密工業が参画する。また大学や海外の研究機関との連携も図られるとのことだ。登壇した川崎重工業航空宇宙カンパニーの葉山賢司氏は「これまで数値計算や風洞実験を行ってきたが、実証機を使った飛行試験はなかった。このFQUROHで実際に効果を確認でき、またその後物を造るという、「設計のループ」を初めて取り扱うことになる。世界的にもまだこの技術は実用化されていない。非常に期待している」と期待を語った。また三菱航空機の中西邦夫氏は「現在開発しているMRJでは、環境に優しいこと、低騒音であることを売りにしているが、まだまだ低騒音化を進めていかないといけない。期待している」と語った。最終的な数値目標については、FQUROHは各要素の実証を行う計画であるため、また既存の機体を改造する形でやるので、低騒音化には限度があるという。成功基準としては、各騒音源それぞれ2db程度下げることを目指すという。いずれ、本格的にこの技術を使った航空機を造ることがあれば、エンジン低騒音化などを含めると4db程度下げることを目指したいとのことだ。参考・・・
2015年02月13日本田技研工業(ホンダ)は12日、スーパーカブの立体商標登録を記念し、特別カラーを採用した「リトルカブ・スペシャル」を受注期間限定で13日に発売すると発表した。「リトルカブ<セル付き>」のみの設定となっており、受注期間は2015年2月12から2015年3月29日まで。リトルカブは、「スーパーカブ50」をベースに、前・後輪に14インチの小径タイヤを装着したスーパーカブシリーズのモデルとして、1997年8月に発売を開始。燃費性能に優れたエンジンをはじめ、取り回しやすいコンパクトな車体サイズや、丸みを帯びたスタイリングなどが幅広い層のユーザーに支持されている。今回のリトルカブ・スペシャルは、車体色に鮮やかな「パールコーラルリーフブルー」を採用。フロントエンブレムとサイドカバーのマークには、立体商標登録を記念した専用デザインを施し、シート表皮をレッドとホワイトのツートーンにすることでおしゃれなイメージとした。リトルカブ・スペシャルの価格は、23万7,600円(税込)。
2015年02月13日本田技研工業(ホンダ)は12日、水冷・4ストローク・DOHC・単気筒250ccエンジンを搭載したオン・オフロードモデル「CRF250L」と、スーパーモタードスタイル「CRF250M」のカラーリングを変更し、13日に発売すると発表した。CRF250Lは、ビギナーからベテランまで幅広い層が楽しく扱えるように、トータルバランスと操縦安定性を徹底的に追求したオン・オフロードモデルとして、2012年5月に発売を開始。今回の車体色は、オフロードイメージをさらに高めた「エクストリームレッド」と、ストリートで映える「ブラック」の2種類を設定。「エクストリームレッド」は2015年型モデルのモトクロスマシン「CRF450R」「CRF250R」を彷彿とさせるストライプをシュラウドに採用し、「ブラック」はフロントフォークのアウターチューブと前・後のホイールリムにもブラックを施している。CRF250Lの価格は、エクストリームレッドが46万2,240円、ブラックが47万3,040円(いずれも税込)。CRF250Mは、CRF250Lをベースに、前・後輪に17インチのオンロードタイヤを装着。フロントブレーキに大径のフローティングタイプのディスクローターを採用するとともに、リアサスペンションのセッティングを変更し、オンロードでの操縦安定性を追求したモデルとして、2013年4月に発売を開始。今回の車体色は、「エクストリームレッド」と「ブラック」の2種類を設定。ともに、シュラウドとサイドカバーにストライプを採用し、それぞれにフレームとフロントフォークのアウターチューブ、そして前・後のホイールリムをブラックとすることで、躍動感にあふれストリートで映える外観としている。CRF250Mの価格は、どちらの車体色も50万3,280円(税込)。
2015年02月13日本田技研工業(ホンダ)は12日、ロードスポーツモデル「NC750S・特別カラー」を、24日に200台限定で発売すると発表した。NC750Sは、水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒750ccエンジンを搭載したロードスポーツモデル。扱いやすい車体サイズや、低・中回転域で力強いトルク特性を発揮しながら、42.5km/L(60km/h定地走行テスト値)という高い燃費性能などにより、幅広い層のユーザーに支持されている。限定発売となるNC750S・特別カラーは、車体色に上質感のあるパールグレアホワイトを採用。ヘッドライトカバーとリアカウルにも同色を施すとともに、ピリオンシートには鮮烈なレッドの表皮を採用した。また、ラゲッジシェルター(燃料タンク部)にレッドのウイングマークを、リッドカバーにはストライプを施して、上質感でスポーティーなイメージの外観としてる。NC750S・特別カラーの価格は、66万8,520円(税込)。なお、同特別カラーは「NC750S<ABS>」と「NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション<ABS>」には設定されない。
2015年02月13日本田技研工業(ホンダ)は6日、スポーティーな走行と快適なロングツーリングを楽しめるスポーツツアラーモデル「VFR800F」に、新色の「パールグレアホワイト」を追加して13日に発売すると発表した。VFR800Fは、水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・V型4気筒エンジンの熟成を図るとともに、車体の軽量化、空力性能を追求した新形状のカウリングとトラクション・コントロール・システム(TCS)などを採用し、2014年4月に発売されたスポーツツアラーモデル。ツーリングに便利なETC車載器とグリップヒーターを標準装備するなどして、ベテランユーザーに支持を得ている。今回追加された新色は、フューエルタンクやカウル類のカラーリングに上質感のあるパールグレアホワイトを採用することで、洗練されたイメージとした。これによりカラーバリエーションは、現行の「ヴィクトリーレッド」「ダークネスブラックメタリック」と合わせて3種類となる。VFR800Fの価格は135万円(税込)。なお、同車は受注生産車となっており、「Honda二輪ETC標準装備車取扱店」で販売される。使用するにあたり、セットアップ、セットアップ費用、および決済用のETCカードが必要となる。
2015年02月06日本田技研工業(ホンダ)は5日、軽乗用車「N-BOX」シリーズに、初のエクステリアデザイン変更や使い勝手向上などを含むマイナーモデルチェンジを実施して発売した。エクステリアでは、ベースモデルはより親しみやすく上質に、カスタムモデルはより重厚感のあるデザインに変更。カスタムモデルのターボ車には、LEDポジションランプとLEDフォグライトの標準設定も行われている。インテリアでは、「N-BOX カスタム」と「N-BOX + カスタム」のターボ車に合皮コンビシートを採用して質感の向上が図られた。使い勝手では、N-BOXにスライド機能を新たに加えた同社独自の「チップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシート(5 : 5分割式、4段リクライニング付)」をメーカーオプションとして設定。また、快適装備の「IRカット<遮熱> / スーパーUVカットガラス(フロントコーナー / フロントドア)」や「ロールサンシェード(リアドア)」をタイプ別に設定し、「オートリトラミラー」をメーカーオプション設定(カスタムモデルは標準設定)とした。そのほか、一部のFF車の燃費が25.6km/L(JC08モード)に向上し、2種類の新色追加と2トーンカラースタイルのルーフ色追加も行われている。N-BOXシリーズの価格は、N-BOXが127万円~165万9,400円、N-BOX カスタムが152万円~185万9,400円、N-BOX Modulo-Xが183万円~201万4,800円、N-BOX +が138万円~178万9,400円、N-BOX + カスタムが159万円~192万9,400円(いずれも税込)となっている。
2015年02月05日本田技研工業(ホンダ)は4日、千葉県の幕張メッセにて2月13日~16日の期間に開催される『ジャパンキャンピングカーショー2015』において、軽乗用車「N-BOX」をベースとしたピックアップトラック「N-TRUCK」や、N-TRUCK用キャンピングトレーラー「N-CAMP」を含む5台の車両と、3機の汎用製品などを展示すると発表した。N-TRUCKは、軽乗用車「N-BOX」をベースに全長を50cmカットし、カスタマイズした軽ピックアップトラックのコンセプトモデル。あえてスペースを引き去ることで得られる、新しい価値を提案する。N-TRUCK用キャンピングトレーラー「N-CAMP」では、大人2人が十分過ごせるサイズの収納ロフトベッドを室内に装備し、インテリアは自由なアレンジを可能とした作りとなっている。その他には、都会に生きる若者のナチュラル志向に応える「N-ONE NATURAL Concept」、ホンダアクセスとカジュアルアウトドアブランド「CHUMS(チャムス)」のコラボレーションによる「N-BOX + CHUMS×Honda Accessコラボレーションモデル」や「CHUMS×Honda汎用製品コラボレーションモデル」3機、手軽な車中泊やペットとの快適なドライブを可能にする『N-BOX+「わんこと楽しむ車中泊」仕様』を展示する。
2015年02月04日マクラーレン・ホンダ(McLaren Honda)は30日、オーストラリアで3月13日に開幕する『2015 FIAフォーミュラ・ワン世界選手権』の参戦に先立ち、新型マシン「MP4-30」を発表した。新型マシンMP4-30は、ホンダのハイブリッド技術を駆使して開発したパワーユニット「Honda RA615H」を搭載し、空力特性を活かしたデザインとなっている。本田技術研究所のF1プロジェクト総責任者である新井康久氏は、「このマシンは、McLarenとHondaが一体となって、一切の妥協を許さずに開発しました。さくらとミルトンキーンズにいるホンダのエンジニアたちは、ヘレスのテストに向け、自信を持って開発したパワーユニットのパフォーマンスを発揮するため、仕上げに集中しています」とコメントしている。また、ホンダはF1専用グローバルWebサイトを新たに公開し、今後は日本語をはじめ多言語で情報を発信していく予定。
2015年01月30日本田技研工業の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは現地時間の28日、スイスで3月3日から開催される『ジュネーブモーターショー』(一般公開は3月5日~15日)にて、欧州向け新型「シビック TYPE R」を世界初公開すると発表した。新型シビック TYPE Rは、欧州向け「シビック(5ドア)」をベースに、「歴代最高のシビック TYPE R」を目指して開発されたスポーツモデル。新世代パワートレイン「VTEC TURBO」シリーズの「2.0L 4気筒直噴ガソリンターボエンジン」を初搭載すると共に、走るための機能を追求したエクステリアデザインやシャシーにより、加速性能やハンドリングなどにおいて高い走行性能を実現している。このほか同モーターショーには、欧州で初出展となる新しい価値を提案するスーパースポーツモデル新型「NSX」、新型の燃料電池自動車のコンセプトモデル「Honda FCV CONCEPT」をはじめ、新型「HR-V(日本名 : ヴェゼル)」、新型「ジャズ(日本名 : フィット)」などの欧州市場向け新型車を出展する。また、2015年からFIAフォーミュラ・ワン世界選手権に参戦するマクラーレン・ホンダの新型マシン「MP4-30」の出展も予定されている。
2015年01月29日本田技研工業は22日、大型スーパースポーツの一人乗り専用設計モデル「CBR1000RR SP」に、MotoGPクラスに出場している「レプソル・ホンダ・チーム」の2014年シーズンのカラーを施した「CBR1000RR SP Champion Special」をタイプ設定し、受注期間限定で23日に発売すると発表した。受注期間は1月22日から3月8日まで。同モデルは、2014年のMotoGPクラスにおいて、レプソル・ホンダ・チームが「ライダー」「コンストラクター」「チーム」の3タイトル獲得を記念した特別仕様。フューエルタンク上部に3タイトル獲得の記念ステッカーを採用したほか、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケス選手のゼッケンナンバー「93」と、ダニ・ペドロサ選手のゼッケンナンバー「26」のステッカー、テクニカルスポンサーのステッカーを車両本体に同梱する。ブレーキシステムには、スーパースポーツモデル用に専用開発した電子制御式「コンバインドABS」を標準装備。車体色は、バイブラントオレンジのみの設定となる。CBR1000RR SP Champion Specialの価格は、211万1,400円(税込)。
2015年01月22日抜け毛を防いで、頭皮から健康な髪を育む株式会社ファンケル化粧品は、毛髪サイクルに着目し、抜け毛予防とハリ・コシのある髪を育むための、男女兼用ジェット式育毛剤「スカルプジェット(医薬部外品)」(税込み価格:1本4,104円)を2015年1月20日(火)から、通信販売および直営店舗にて数量限定で発売する。育毛のケアにおいて、男女に共通する、加齢とともに機能が低下する毛母細胞を活性化させ、血行を促進し、頭皮に栄養を行きわたらせることが重要であると同社は考えており、特にこの冬の時期は、気温や湿度が年間で最も低くなるため、血行も悪くなり、外気により頭皮も乾燥して硬くなりがちだ。そこで同社は、毛髪サイクルに着目し、抜け毛予防とハリ・コシのある髪を育むための、男女兼用ジェット式育毛剤「スカルプジェット」を新開発した。毛母細胞に働きかける成分の特徴髪の成長を活性化させる「プロシアニジン-B」や「パントテニルエチルエーテル」をはじめ、直接毛根を刺激し、育毛・養毛効果を発揮するとされる「センブリエキス」を配合。脱毛因子を抑制する「ワイン酵母エキス」や、「甘草成分誘導体」の働きにより紫外線などの外的ダメージから保護し、抜け毛を予防し、「炭酸ガス」で血流の促進効果をサポートする。頭皮から5cmほど離してスプレーすると、シュワっと気持ちいい「炭酸ガス」の力で有効成分がピンポイントに頭皮に届き、さらに血行の促進を促すよう頭皮をマッサージすることで、健康な毛髪が生えるための土台を整える。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ファンケル化粧品ニュースリリース
2015年01月12日三菱鉛筆はこのほど、同社が販売する油性ボールペン「ジェットストリーム」が、「Yahoo!検索大賞2014」]()において、「検索急上昇No.1ペン」として紹介されたことを発表した。○"今年の顔"を表彰する新たなアワード「Yahoo!検索大賞2014」は、今年新たに誕生したアワード。国内最大級の検索サービス「Yahoo!検索」のデータをもとに、2014年に最も検索数が上昇した人物、作品、商品を選出し、人々の興味・関心を集めた"今年の顔"として表彰する。同社の「ジェットストリーム」は、なめらかな書き味が特長で、2006年発売以来、社会人男女を中心に幅広い世代から支持を得て、年間1億本販売している油性ボールペン。2014年は、タッチペンを搭載した「ジェットストリーム スタイラス」、高価格帯シリーズ「ジェットストリーム プライム シングル」など、新機能・コンセプトの製品を発売した。今回、同商品は、「Yahoo!検索大賞2014 番外編 検索急上昇No.1ペン」として紹介された。これは同アワードのメインカテゴリーの「プロダクト」、「カルチャー」、「パーソン」とは別に、表彰式で使用する小道具を検索上昇No.1アイテムから選出するというもの。ペン部門の検索急上昇No.1アイテムになるという。
2014年12月10日本田技研工業(ホンダ)は1日、新型ハイブリッドセダン「GRACE(グレイス)」を発売した。「コンパクトセダンの革新」をコンセプトに、5ナンバーサイズの扱いやすさ、コンパクトカーの優れた燃費性能、アッパーミドルセダンのような広い室内、堂々としたスタイルや高い質感を融合した。同モデルは5ナンバーサイズながら、ボンネットを長く取った伝統的な4ドアセダンのスタイルを採用。同時にロングホイールベースとすることで広い室内を実現した。4灯式LEDヘッドライトやプラチナメッキ仕上げのグリルにより、上級クラスのような堂々とした車格感のあるデザインとしている。パワートレーンは1.5リットルのガソリンエンジンに、高出力モーター内臓の7速DCTを組み合わせた「スポーツハイブリッド i-DCD」を搭載した。1モーターシステムでありながらEV発進を可能にしており、JC08モード燃費34.4km/リットルの低燃費を達成した。レスポンスの良い力強い走りも、「グレイス」の魅力となる。クラスを超えた広さを実現したインテリアは、リアシートの位置を極限まで下げることで足もとのスペースを拡大。同時にリアシートのクッションの厚みや硬さ、表皮のやわらかさ、触り心地から背もたれの角度まで、徹底的にこだわって開発されている。センターコンソールの背面にリア席用のエアコンアウトレットを設置し、スマートフォンの充電にも活用できるアクセサリーソケットをフロントだけでなくリアにも2つ装備するなど、リアシートの快適性を重視している。ハイブリッドモデルでありながら、トランクも430リットルという大容量を確保。コンパクト設計のIPU(インテリジェントパワーユニット)を床下に収納することで、トランクスルーを可能とした。安全装備では、ホンダ独自のGコントロール技術による自己保護性能と相手車両への攻撃性低減を両立した「コンパティビリティー対応ボディー」を採用。万が一のときに歩行者への衝撃をやわらげる「歩行者傷害軽減ボディー」も採用している。急ブレーキ時に後続車へ注意を促す「エマージェンシーストップシグナル」も、全タイプに標準装備した。自動ブレーキはサイドカーテンエアバッグなどとともに、パッケージオプションとして用意されている。「グレイス」のラインアップは、装備の異なる3グレード展開。各モデルに、5ナンバーハイブリッドセダンでは初めて4WD車も用意した。また、助手席回転シートを採用した福祉車両も設定されている。価格は、エントリーグレードの「HYBRID DX」のFFが200万円をきる195万円(税込)、パドルシフト付の上級グレード「HYBRID EX」の4WDは240万9,800円(税込)となっている。
2014年12月02日本田技研工業(ホンダ)は1日、都内で新型ハイブリッドセダン「グレイス」発表会を行った。「アコード」「レジェンド」に続く「EARTH DREAMS セダンシリーズ」として、同日から販売開始される。「グレイス」は英語で「優美」「思いやり」を意味し、「セダンとして、大切な人と過ごす時間を包み込む存在でありたい」との思いが込められた。「コンパクトセダンの革新」をコンセプトに、ロングホイールベースの堂々としたスタイルとなり、コンパクトセダンながらホンダ独創のパッケージングにより、「アコード ハイブリッド」に迫るリア席空間を実現。パワートレインには、ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載しており、34.4km/リットル(JC08モード)の低燃費と、レスポンスの良い力強い走りを両立させているという。発表会で本田技研工業専務執行役員日本本部長の峯川尚氏は、「グレイス」に関して、「5ナンバーサイズならではの運転しやすさに加え、セダンに求められる上質なつくりや室内の広さ、乗り心地、しなやかな走りを実現した、新たなコンパクトセダンのベンチマークとなりうるクルマ」と紹介した。12月1日からオンエアされるテレビCMでは、3代目「シビック」(1983年発表)のCMと同じ楽曲「What a Wonderful World」を再度起用している。「『ワンダーシビック』と呼ばれた3代目シビックは、斬新なデザインと優れたパッケージングにより、当時のコンパクトカーに新風を吹き込みました。グレイスも当時のシビックと同様、新時代のコンパクトセダンを提案したい。その思いをこの曲に込めました」と峯川氏は述べた。質疑応答では、「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載した「フィット」「ヴェゼル」がリコールを重ね、同一のハイブリッドシステムを採用した「グレイス」も開発期間が延長されたことを踏まえ、改めて品質について問う声も。峯川氏は、「リコールを発生させてしまい、たいへん申し訳なく思います。これを機に内部の体制を刷新し、新体制の下でグレイスも技術面など見直してきました。本日発表するグレイスは、i-DCDとして完成したクルマと認識しています」と答えた。新型ハイブリッドセダン「グレイス」は12月1日発売。4WD車もラインアップされ、価格は195万~240万9,800円(福祉車両は212万2,200~231万6,600円)。国内における販売計画台数は、シリーズ合計で月間3,000台とされている。
2014年12月01日本田技研工業(ホンダ)は27日、新型軽乗用車「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」に関する情報を同社ウェブサイトにて先行公開した。発売は12月22日を予定している。新型軽乗用車「N-BOX SLASH」はホンダ「N」シリーズの第5弾。同シリーズはクルマづくりの原点でもある「M・M(マン・マキシマム / メカ・ミニマム)思想」を具現化した革新プラットフォームにより、広さ・快適さ・経済性を実現している。「N-BOX SLASH」は同シリーズのセンタータンクレイアウトを用いたパッケージングや優れた使い勝手を踏襲しながらも、「もっと格好良く」「もっと面白く」という開発当初からの思いを具現化。エクステリア、インテリア、カラーをトータルに考えた5つのデザインが用意され、ウェブサイトでも各デザインの一部を確認することができる。
2014年11月27日