ゴールドウインは14日、同社ブランド「エレッセ」から、独自に開発した5本の足指がしっかり開く設計で足指を鍛える「フィンガーモーション」のウォーキングシューズとテニスシューズを発表した。エレッセフットウェアは、現代人のライフスタイルの変化によって起こる足のトラブル緩和を考え、正しいフィッティングで健康的な美しい足へ導くフットギアの「フィンガーモーション」を提案する。同モデルは「屈曲性」「防滑性」「快適性」に特化。靴裏のスムーズな屈曲はフレックスラインを設定。地面をしっかりつかみ、力強い蹴り出しをサポートするのが靴裏外側に設定されたフィンガーグリップ。また、つま先部分は足指がフリーになる設計で親指部にストレスを与えず正しいフィンガーポジションに導く。ヒール、インソールもそれぞれ「フィット性」「グリップ性」を考えた装備で、隅々まで健康的な足をつくる設計だ。「フィンガーモーション」のウォーキングシューズとテニスシューズは、全国のエレッセシューズ取扱店で3月下旬より販売開始となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月15日12月17日(土)から公開される“ガン”をテーマに描いた映画『私だけのハッピー・エンディング』の配給会社であるファントム・フィルムが、映画の興行収入の一部をガン患者や家族を支援するNPO法人へ寄付することを発表した。その他の写真本作は、突然ガン宣告を受けた30代のキャリアウーマンが、余命半年の時間の中で、大切な家族や友人、恋人に本気で向き合い、懸命に生き抜く姿を描いた作品。今回、ファントム・フィルムは、ガン患者・家族への医療情報の発信、そしてガン疾患啓発を行っているNPO法人のキャンサーネットジャパンに対して、本作の興行収入の一部を寄付することを決定。団体はこれらの寄付を、大腸ガン疾患啓発“ブルーリボンキャンペーン”のグッズ制作費にあてるそうで、今までに無かった映画とガン疾患啓発の協業を実現させる方針だ。また、本作を通してガンを前向きに捉える“キャンサーギフト”(ガンがくれた贈り物)という考え方や、日本人の2人に1人はガンで亡くなる時代、ガンは決して他人事ではなく早めの検診が大切だということを、一人でも多くの人に訴えていく姿勢を見せている。キャンサーネットジャパンの事務局長・柳澤昭浩氏は、「この映画は、元気そうな人でもガンと闘っている人はたくさんいるということを感じさせてくれます。もし、知り合いがガンになったとき、どのように接したら良いか、そしてどう考えたら良いかが描かれているので、一人でも多くの人にご覧いただきたいです」とコメントを寄せている。『私だけのハッピー・エンディング』12月17日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)2010 Earthbound Films, LLC
2011年12月15日2009年夏、お台場で展示された全高18メートルの実物大ガンダム立像をパーツ展示する「お台場ガンダムプロジェクト2011」が、8月13日から21日までの期間限定で、東京・お台場シンボルプロムナード公園 セントラル広場にて開催中。【ガンダムのパーツ写真30点を見る】『機動戦士ガンダム』アニメ放映30周年を記念して制作された実物大ガンダム立像は、緑あふれる都市再生と魅力あふれるまちづくりを目的とした「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」開催時の2009年夏に、東京・お台場の潮風公演に初めて展示され、約415万人を動員した。また、2010年には東静岡「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」内に「RG1/1 ガンダムプロジェクト」として、ガンプラ生誕30周年を記念して再び登場し、いずれも多くの反響を呼んだ。約2年ぶりにお台場に帰ってきたガンダム立像は、今回はパーツ展示となるため、今まで立像の状態では見ることのできなかった部分を、間近でじっくりと観察することができる。展示パーツは頭部やビームサーベルをはじめ、胸部やフンドシ、ふともも、つま先など全14パーツ。一部(右手)は自由に触れたり、その上に座ったりすることができ、立像時には味わえなかった圧倒的な迫力を体感できる。また、自転車をこいで人力発電によりガンダムの目を光らすことができる体験型アトラクションも楽しめる。立像のパーツ展示のほか、会場内には飲食ブースや縁日ゾーンが設けられており、立ち寄ってひと息つくこともできる。飲食ブースの5店舗では、ビールや焼きそばなど夏ならではの飲食が、また縁日ゾーンでは、わなげ、クジ引き、ヨーヨー釣り、わたあめ、ソースせんべいなどが用意されており、大人も子どもも楽しむことができる。入場券は1DAYパスポートで、当日の再入場が可能。絵柄は日替わりで、毎日異なる歴代ガンダム作品の主人公とその搭乗機がデザインされている。なお、本プロジェクトは東日本大震災へのチャリティを目的としており、収益の一部は復興支援の義援金として寄付される。「お台場ガンダムプロジェクト2011」開催概要【実施期間】2011年8月13日(土)~21日(日)9日間【開催時間】10:00~18:00【実施場所】シンボルプロムナード公園セントラル広場(お台場合衆国サンサンアイランド横)【主催】お台場ガンダムプロジェクト実行委員会【共催】臨海副都心まちづくり協議会、東京臨海副都心グループ【後援】第29会全国都市緑化フェアTOKYO 実行委員会【協賛】バンダイナムコグループ、日清食品【入場料】500円(未就学児童は無料)※入場券は会場にて販売※期間中、実物大ガンダム立像の展示はございません。
2011年08月18日ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンら実力派俳優陣総出演で贈るアクション・エンターテイメント『RED/レッド』のワールドプレミアが10月11日(現地時間)に開催され、上記キャスト陣に加え、特別ゲストとしてシルヴェスター・スタローン、ジョディ・フォスターらも姿を見せ、会場は大きな盛り上がりを見せた。『フライトプラン』のロベルト・シュヴェンケ監督の手による本作。静かに隠居生活を送るはずだった元CIAのフランク(ブルース・ウィリス)が、とあるきっかけでかつての仲間と共に伝説のチーム“RED”を再結成し、アメリカを揺るがす巨大な陰謀に挑むという痛快アクション。全米では10月15日(金)からの公開となるが、それに先駆けてハリウッド・チャイニーズシアターで開催されたこのワールドプレミアに3,000人を超えるファンと世界各国からの報道陣が駆けつけた。キャスト陣が姿を現すと会場のあちこちから歓声があがったが、これはまだまだ序の口。ブルース・ウィリスの“盟友”シルヴェスター・スタローン、シュヴェンケ監督の『フライトプラン』に主演したジョディ・フォスターが特別ゲストとして姿を見せると、会場はさらにヒートアップ!先日、レディ・ガガを真似て、衝撃の“生肉カツラ”をかぶってTVに出演して話題を呼んだブルースだが、この日はまともな格好…?『エクスペンダブルズ』での客演のお礼として駆けつけたスタローンとガッチリ抱擁を交わすと会場からは一段と大きな拍手と歓声が。物語になぞらえて「引退したら何をする?」と尋ねられると「ビールがあれば幸せだ!!」と陽気にコメント。さらに劇中の激しいアクションについては「映画で使っているのは短いシーンだけど、撮影のときはもっと長かったよ」と苦労を明かした。モーガン・フリーマンは撮影で印象に残っている瞬間を聞かれ「クランクアップの瞬間(笑)」とニッコリ。「…と言うのは冗談で、誰かをだます瞬間があるんだけど、それが楽しかった瞬間かな」とユーモアたっぷりに答えてくれた。果たして全米での反響は?そしてこの豪華キャスト陣の来日はありうるのか?『RED/レッド』は2011年1月29日(土)より全国にて公開。■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INCRED/レッド 2011年1月29日より全国にて公開© .2010 Summit Entertainment, LLC. All Right Reserved..■関連記事:スタローン&ドルフがおしゃれイズム出演!「一番怖いものは…」アクション界のスターたちが競演『エクスペンダブルズ』試写会に10組20名様ご招待スタローン、シュワちゃんら濃い男たちズラリ『エクスペンダブルズ』全米初登場1位
2010年10月13日ラブコメの“帝王”ヒュー・グラントと“女王”サラ・ジェシカ・パーカーがついに夫婦役で共演を果たした『噂のモーガン夫妻』。本作の本編映像とヒュー&サラ・ジェシカのインタビューを組み合わせた特別映像がシネマカフェに到着した。マンハッタンで数千億円レベルの不動産物件ばかりを扱うトップセールス・ウーマンのメリルと全米で十指に入る敏腕弁護士のポールは誰もが羨むカップルだったが、ポールの浮気が発覚!急速に2人の関係は冷め切ったものに。おまけに殺人事件を目撃したばっかりに、証人保護プログラムでワイオミングの片田舎に移り住むことに…。ポール&メリルのモーガン夫妻のあり方を“当事者”ヒューが冷静に解説。一方のサラ・ジェシカはこちらの動画インタビューで、「ヒュー・グラントとラブコメで共演するのが長年の夢だった」と告白。また、慣れない田舎暮らしに四苦八苦する2人の様子が特別映像で映し出されるが、そのときの撮影のエピソードをも明かしている。特別映像で描かれる2人のやり取りだけでも笑えること間違いなし!『噂のモーガン夫妻』はTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:噂のモーガン夫妻 2010年3月12日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:ヒュー・グラント『噂のモーガン夫妻』インタビューヒュー流、恋の秘訣は旅に出る!“ラブコメの帝王”ヒュー・グラント、日本の女性ファンの恋愛観に冷や汗?ヒュー・グラント、ご機嫌記者会見!“浮気は文化”に英国流の反論【シネマモード】現役ハーバード教授に聞く、ハリウッドのアンチエイジング事情セレブカップルをあの2人が名演!『噂のモーガン夫妻』鑑賞券を5組10名様プレゼント
2010年03月12日新作映画『噂のモーガン夫妻』を携えて来日した“ラブコメの帝王”、ヒュー・グラント。たっての希望でプロモーション来日を果たしたというだけに、彼ならではの楽しみ方で日本を堪能しているようで…?恋人とは家より旅先の方が上手くいく『噂のモーガン夫妻』では、夫の浮気が原因で離婚危機を迎えた夫婦が、不運にも殺人事件を目撃!ふたりは事件の犯人に命を狙われる状況に陥ってしまい、地元ニューヨークを離れ、ワイオミング州の田舎町に揃って身を隠す。撮影はニューメキシコ州のロイで行われたというが、ヒューとアメリカ南西部はミスマッチのような…。「でも、心の底から撮影を楽しんだよ。本当に、子供の頃から西部に憧れがあったんだ。西部劇の映画もたくさん観ていたしね。カウボーイの服をいろいろ持っていたくらいで、ニューメキシコは期待していた通りの場所だった。例えば、どんな映画を観たか?うーん、それは忘れちゃったな…ごめんね」。田舎での生活にカルチャーショックを隠せないモーガン夫妻とは違い、ヒュー自身は「知らない土地に行くのが大好き」だと言う。「映画を撮るときは様々な場所を訪れるものだけど、ロンドンやニューヨークのような慣れ親しんだ場所ではなく、知らない土地での撮影ほど興奮させられるものはないよ。その土地ならではの食事を楽しむのも好きだね」。ヒューがこんなにも冒険心あふれる人物だったとは…、何だか意外。ならば、今後アメリカへの移住の予定は?と尋ねると、「それは“ノー”だね」ときっぱり言い切った。「僕はやっぱりヨーロッパ気質の人間なんだ。そういう意味では、ヨーロッパとアメリカは文化的に全然違う。ニューヨークや今回の撮影で訪れたニューメキシコなど、アメリカにも好きな場所はたくさんあるけど、住むとなると、何だか落ち着かないものがあるんだ」。離婚危機にあったモーガン夫妻は田舎での生活を通し、徐々に関係を改善させていく。もしヒューがパートナーとの関係を改善させるなら、どこへ行く?「難しいな…。どこへ行くかは思いつかないけど、家にいないで、どこか離れた場所に行った方がいいだろうね。そもそもカップルとはそういうものだと思う。僕の経験では、普段家にいるときよりも、休暇でどこかを訪れたときの方が恋人と上手くいくことが多かった。だから、何百回も休暇旅行へ出掛けるようにしていたよ(笑)」。ヒューのために書かれた役、ポール・モーガンちなみに、自分自身を見つめ直す場合は「日本が大好きだから、日本かな…」と嬉しいお言葉。「あとはフランスだね。日本と同じくらい、フランスも大好きなんだ」。「日本が大好き」とは言うものの、本日のヒューは少々ぐったり気味の様子。人気者の彼だけに、分刻みのプロモーション・スケジュールに参っているのか…、それとも?「本当に申し訳ない…。日本での滞在は十分楽しんでいるよ。楽しみ過ぎて、こうなっちゃったんだ…。どんなことをして楽しんでいるか?それは内緒。絶対にね」。スタッフの情報によると、昨晩は「ディナーで天婦羅屋さんに行きましたが、その後は分かりません」とのこと。その後いったい何が…?さておき、常に役柄をナチュラルに演じ、『噂のモーガン夫妻』でも彼自身を彷彿とさせるキャラクターに扮しているヒュー。とは言え、“彼自身”は他者が彼に対して抱くイメージに過ぎず、本当の意味での彼自身は実のところ分からない。そこで、本当のあなたはどんな人?とストレートに聞いてみると、「何て難しい質問なんだ…」と絶句した。「リチャード・カーティス(『フォー・ウェディング』、『ノッティングヒルの恋人』、『ブリジット・ジョーンズの日記』、『ラブ・アクチュアリー』の脚本家)もそうだし、マーク・ローレンス(『噂のモーガン夫妻』の監督&脚本担当。『ラブソングができるまで』、『トゥー・ウィークス・ノーティス』も監督)も同じなんだけど、彼らは僕に好感度の高い役を与えてくれる。本当の僕はそうじゃないと知っているのにね。今回の作品で言えば、マークは僕のことをよく知っているし、ポール・モーガンという役を僕のために書いたと言っていた。だから、僕自身の要素がポールにかなり入っているのは確かだね。でも、マークの方が僕よりもずっと善良なんだ。だから、いい人である彼の要素もキャラクターの中に入っていると思うよ」。ティム・バートン&ジョニー・デップのように、7度のコラボレーションを果たす仲になりそうかと尋ねると、「かもね。僕はマークのことを本当に愛しているから」と苦笑しながら一言。もちろん、他にも組んでみたい監督は大勢いるそうだ。前日の記者会見ではクリストファー・ゲストとマイク・リーの名前が挙がっていた。「アメリカの新鋭監督で…、“ブロマンス映画”の…誰だっけ?今日は本当に固有名詞が出てこないな…。ああ、そうだ。ジャド・アパトーだ。彼の映画はすごくいいね。一緒に仕事をしてみたいと思う」。“ブロマンス(Bromance)映画”とはブラザー(Brother)+ロマンス(Romance)の意で、男同士の親愛の情や絆を描いた映画のこと。ぜひとも実現させ、男心の体現者となっていただきたいところだ。一方、『噂のモーガン夫妻』の共演者サラ・ジェシカ・パーカーの代表作である「SEX AND THE CITY」も「もちろん観ているよ。大好きな番組だ」と言い、女心の探究にも余念がない様子。もうすぐ50歳にして、“ラブコメの帝王”に君臨するヒュー様の魅力の秘密はこんなところにもあった!?(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:噂のモーガン夫妻 2010年3月12日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:“ラブコメの帝王”ヒュー・グラント、日本の女性ファンの恋愛観に冷や汗?ヒュー・グラント、ご機嫌記者会見!“浮気は文化”に英国流の反論【シネマモード】現役ハーバード教授に聞く、ハリウッドのアンチエイジング事情セレブカップルをあの2人が名演!『噂のモーガン夫妻』鑑賞券を5組10名様プレゼントサラ・ジェシカ・パーカー&ヒュー・グラントが最新作プレミア出席ヒューの元カノも
2010年03月10日アカデミー賞主演男優賞は、各候補者と共演経験のある人物が候補者について紹介するという趣向で進行。『Crazy Heart』(原題)のジェフ・ブリッジスが、モーガン・フリーマン、ジョージ・クルーニーといった強敵を抑え、見事受賞した。これまで、助演男優賞を含め、幾度となくオスカー候補に名を連ねながらも受賞に縁がなく“最も過小評価されている俳優”とまで称された名優が、ついに自らの実力で悲願のオスカー像をたぐり寄せた。『Crazy Heart』で、才能に恵まれつつも成功とは縁遠い道を歩んできたが、ある女性ジャーナリストとの出会いをきっかけに再起を誓うシンガーを演じたジェフ。かつての共演者ミシェル・ファイファーに「尊敬に値する、見事な演技を見せてくれました」という称賛を受けると、壇上に上がり、「Thank you!」と声を上げ、「アカデミーのみなさん、ありがとうございます!お父さん、お母さん愛してます。両親はショービジネスを愛してました。これは彼らの延長を感じることが出来ます。この賞は両親に捧げたいと思います」と両親に感謝。さらに涙をこらえながら、監督や共演キャスト、そして結婚して33年目になる愛妻と3人の娘に感謝の言葉を捧げた。5人の候補者の内、2人(モーガン、ジョージ)は助演男優賞受賞経験があり、3人(ジェフ、モーガン、ジョージ)は過去に主演男優賞へのノミネート経験もあり、と実力派俳優によるハイレベルな争いとなったが、ゴールデン・グローブ賞を制するなど、前哨戦で最も前評判の高かったブリッジスが60歳にしてアカデミー賞を獲得した。モーガン・フリーマンは3度目の正直ならず。ジョージも2005年度の『シリアナ』での助演男優賞に続く主演男優賞制覇はお預けとなった。特集:2010アカデミー賞 Harbaugh /© A.M.P.A.S.■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPASクレイジー・ハート 2010年公開■関連記事:【アカデミー賞】ファッションチェック!〜ブルー&パープル編〜【アカデミー賞】ファッションチェック!〜シルバー編〜【アカデミー賞】作品賞&女性初監督賞『ハート・ロッカー』妻6冠、夫3冠で決着【アカデミー賞】サンドラ・ブロックに主演女優賞史上初ラジー賞と同時受賞【アカデミー賞】助演女優賞は『プレシャス』のモニーク!
2010年03月08日先日より公開され、多くの絶賛の声が上がっている『インビクタス/負けざる者たち』。本作でネルソン・マンデラ南アフリカ大統領(1995年当時を演じ、まもなく発表される第82回アカデミー賞で主演男優賞候補に名を連ねているモーガン・フリーマンが、南アフリカでの本作の公開に合わせ、昨年12月に当地を訪れた際の様子を収めた特別映像が到着した。南アフリカの人々の「おかえりなさい」という温かい声に迎えられたモーガンは、首都・ヨハネスブルク、第2の都市・ダーバン、そして、マンデラがかつて幽閉されていたロベン監獄島があるケープタウンなどを訪問。各地で開催された本作の上映イベントには、劇中で描かれる、南アフリカで開催された1995年のラグビーワールドカップの代表チームの元メンバーたちも訪れ、映画、そしてモーガンに対する賛辞を口にする姿が見られた。ある上映会では満場の拍手に対しモーガンは「みなさんからの拍手は私へのものではなく、私たち全員へのものだと受け止めています」と語りかけ、会場をさらに大きな拍手と歓声が沸き起こっていた。さらに現地でモーガンは、マンデラの孫との対面も果たした。翻って日本では、“政治とカネ”の問題など、長きにわたる国民の政治不信などが取りざたされているが、“事業仕分け”などで一躍、時の人となった民主党の蓮舫議員が本作を鑑賞。自身のTwitter上で「すごい、すごい、すごい!(中略)もう一回観に行こう!」とつぶやくなど、ジワジワと日本の政治家にも影響を与えているのかも?本作の劇中の数々の台詞や登場人物たちの行動には、強く心打たれるが、今回届いた映像の中でモーガンが、マンデラの家族が、元代表メンバーが、そして観衆たちが語る言葉もまた、見る者の心に深く突き刺さること間違いなし!映画を観る前にまずこちらをチェック!『インビクタス/負けざる者たち』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.■関連記事:NAACP(全国有色人種向上協会)イメージ・アワードで『プレシャス』6冠!就活に効能アリ?『インビクタス』学生座談会で熱い意見続出【読者レビューをウォッチ】『アバター』旋風に負けず、邦画勢に高ポイント続々M・フリーマン×M・デイモン『インビクタス』インタビュー信頼と尊敬の到達点バッシングにも“不屈”内藤大助「ネルソン・マンデラと比べれば俺なんかまだまだ」
2010年03月05日俳優の西田敏行が2月3日(水)、東京・シネマート六本木で映画『インビクタス/負けざる者たち』のイベントに出席し、日本時間で前夜に発表された第82回アカデミー賞ノミネーションで、本作で主演男優賞にノミネートされたモーガン・フリーマンを祝福し「絶対獲る!」とエールを送った。同作は、クリント・イーストウッドの監督第30作で1995年、南アフリカ大統領のネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)が同国ラグビー代表チーム主将のフランソワ・ピナール(マット・デイモン)と力を合わせ、ラグビーを通じ国をひとつにした実話の映画化。モーガンは2004年に『ミリオンダラー・ベイビー』で助演男優賞を獲得しているが、主演男優賞は受賞すれば3度目のノミネートで初受賞。マットも同作で助演男優賞にノミネートされた。イーストウッドの大ファンとして写真家の浅井愼平と共にゲストで来場した西田さんは「モーガンは大好きな俳優のひとり。大好きな浅井さんと同じ1937年生まれで、僕は47年生まれ。10コ違う先輩が熱い仕事をしてくださっている、世の中に対し切り拓いてくださっていると思うと、希望が持てる」と敬意を表し「受賞?絶対獲る!」と握りこぶし。さらに「マットは俺の教えた通り、よくやっているなって」と観客を笑わせた。一方、浅井さんは同作を「まっすぐで純で熱いものを持った人たちが世界を変えると改めて感じさせてくれた」と激賞。「僕はこの国のいろいろと困難な状況がある中、かなり絶望していてこのままではいけないと思っている。衆参両院の議員が正装してこの映画を観たら、卒倒するのでは?人としてや志の深さの違いに」と辛口交じり。西田さんも「イーストウッドはここ最近の作品を観ていると、アメリカとしての落とし前の付け方を体現している。沖縄の基地問題も任せたらいい結果をもたらしてくれるんじゃないかと。イーストウッドの勇気と正義を貫こうとする志に敬意を表し、イーストウッドありがとう!」と軽妙な口調ながら真摯に語った。『インビクタス/負けざる者たち』は2月5日(金)より丸の内ピカデリーほかにて全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.第82回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:『インビクタス』の前に…イーストウッド『グラン・トリノ』で圧巻の日本国内10冠アカデミー賞候補が決定!キャメロンVSビグローの元夫婦が最多9部門で対決ファーギーVSテイラー女優としても大活躍の歌姫がグラミー賞でガチンコ対決!賞レースのダークホース『ハート・ロッカー』のココがすごい!最新予告編到着K・ビグローが全米監督協会賞で女性監督初の快挙!会場にはブランジェリーナも
2010年02月03日アカデミー賞ノミネーションで、主演男優賞&助演男優賞候補にモーガン・フリーマンとマット・デイモンをそれぞれ送り込んだ『インビクタス/負けざる者たち』。本作は、メガホンを握ったクリント・イーストウッドにとって記念すべき監督30作目となる作品だが、その1本前の監督作品で彼の俳優引退作となるのでは?ともささやかれる作品であり、同時にこれまでの監督作の中で最高の興行収入を記録しているのが、日本でも昨年公開された『グラン・トリノ』である。先日、発表されたブルーリボン賞の外国映画部門でこの『グラン・トリノ』がグランプリを受賞したが、この受賞で本作は日本国内で10冠達成という偉業を達成した。頑固な老人とアジア系の青年との交流を描き、イーストウッドの出演作&監督作の中で最高傑作との声も数多く聞かれる本作。報知映画賞に毎日映画コンクール、キネマ旬報、今回のブルーリボン賞などこの1年で発表された日本国内の映画賞の外国語映画賞をほぼ総なめにした形だ。国内映画賞ではどうしても日本の作品や俳優陣に注目が集まりがちで、これらの受賞歴が大きく報じられることはあまりなかったが、積もり積もっての10冠はお見事。改めて俳優、そして監督イーストウッドのすごさを見せ付ける結果となった。さて、前作が偉大な作品となればなるほど次作に期待と注目が集まり、かつ前作を超えるのがより困難になるのは当然のこと。だが、まもなく日本でも公開を迎える先述の最新作『インビクタス/負けざる者たち』への評価もすこぶる高い。白人と黒人の間の差別や経済格差が色濃く残る1995年当時の南アフリカを舞台に、ネルソン・マンデラ大統領と同国のラグビー代表チームのキャプテン、フランソワ・ピエナールの2人の挑戦を描いた本作。映画を観た国内の著名人からも絶賛の声が上がっている。「社長 島耕作」の著者として知られる漫画家の弘兼憲史氏は「ゴールを指し示すこと。マンデラとピナール、2つのリーダーシップを見事に描いた感動傑作」と称賛。スポーツ・ジャーナリストとして幅広く活躍する二宮清純氏は「人類愛を背負って戦う者は強い。マンデラにとって、国民にとってこの勝利はギフト」とのコメントを寄せている。『グラン・トリノ』は当然のように、3月に授賞式が行われる日本アカデミー賞でも優秀外国作品賞の一つに選ばれており、11冠目も射程範囲内。そして、新作『インビクタス/負けざる者たち』は偉大なる前作を超えられるのか?公開は2月5日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて。■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.グラン・トリノ 2009年4月25日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:西田敏行、モーガン・フリーマンの主演男優賞ノミネート祝福「絶対獲る!」C・イーストウッド奮戦!そして映画ファンが選ぶ2009年ベストムービーは…?今年は洋画復権?『アバター』に続け!大物監督話題作が続々公開2010年前半戦世界を変えた、真実の感動作『インビクタス/負けざる者たち』女性限定独占試写会に30組60名様ご招待オスカーの各俳優賞ノミネーションを占う、全米映画俳優組合賞候補が発表!
2010年02月03日