「連載開始当初は、次元も五右ェ門も、みんなルパンの敵だったんですよ。次元なんて、刑事として出したこともありますから(笑)。そこから新しい次元にして仲間にしました」 そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。 それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる次元大介誕生の秘話を本誌に明かしてくれました! 「イメージしたのは、映画『荒野の七人』でのジャームズ・コバーン。ナイフを使うシーンがすごくカッコよくてね。この役を次元のキャラクターにしたいと思ったんです。後にアニメーションになった次元の声が、ジェームズ・コバーンの吹き替えをやっていた小林清志さん。まさに僕のイメージとピッタリでした。“よく小林さんを次元の声に選んだな〜”と感心したことを覚えています」 次元は無口で、とにかく腕がよく、そして火気にはめっぽう強いイメージで描いたという。 「そして、ルパンとは逆に硬派。本当はあまりしゃべらないキャラでやるつもりだったけど、五右ェ門よりはしゃべりましたね(笑)。五右ェ門はさらに輪をかけたような硬派キャラだったので……。とくにこだわったのは風貌だね。帽子とヒゲで、あのスタイルを出したかった。どこか西洋っぽく、ヤンキーな感じがする。次元は僕の狙いどおりのキャラクターなんです。まぁ、ルパンの兄貴分みたいな感じですよ」 そんな「次元大介」の名前の由来を、モンキー・パンチ先生は次のように明かす。 「『次元大介』という名前の由来は、たまたまなんです(笑)。僕は3次元、4次元の『次元』という言葉の字面が好きで、名前に使ってみたという、単なる思いつきですね。『大介』もそうで、字面にしていちばん覚えやすいというか、格好がいいかな〜と。だからすべてひらめきから生まれたもので、じつは深く考えたわけじゃないんですよ。ただ、次元大介という名前で正解だったと思っています。おそらく電話帳を調べても、次元という名字はないと思いますから。それだけに、誰をモデルにしたかというよりも、『次元は次元そのものである』−−。そういう人物像を作り上げていったという気持ちもありますね」
2017年03月26日「『ルパン三世』の連載を開始した初期のころ、アメリカでコミックのコンベンションに出席したんです。その晩、食事に行ったすし屋さんで、たまたま現地の老夫婦が僕の横に座り、ルパンを描いて見せたら『オリエンタルじゃない』と言われてね(笑)。このとき、“確かに僕の『ルパン三世』には、オリエンタルな部分がないな〜”と。それで帰国してからすぐに五右ェ門を出したんです。だから最初、五右ェ門はいなかった」 そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。 それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる石川五右ェ門誕生の秘話を本誌に明かしてくれました! 「五右ェ門のイメージは歌舞伎の五右衛門ではなくて、『忍びの者』という映画の中で市川雷蔵さんが演じた、織田信長の暗殺を企む石川五右衛門という忍者なんです。ものすごくかっこよくてね。五右ェ門をこの忍者の十何代目かに設定して出そう、と」 しかし、悩んだのが五右ェ門のコスチュームだった。 「いわゆる“忍び”の格好だと、なんとなく現代に合わない気がしたので、思い切って絣の着物に袴の格好にしてみた。司馬遼太郎さん原作のドラマ『燃えよ剣』の沖田総司をイメージしました。当時、島田順司さんという役者さんが沖田総司をやっていたんだけど、それがものすごく清潔な感じがしてね、“五右ェ門はこの清潔なイメージで行こう”と決めました」 五右ェ門といえば、鉄をも切る“斬鉄剣”の使い手。 「『斬鉄剣』のアイデア?これは何かの西部劇で見た伝説のナイフがヒントになりました。それはレンガに突き刺さる、隕石でできたナイフ。それをもうちょっと飛躍させて、何でも切れる刀にしちゃえ〜、と(笑)。僕は『流星(りゅうせい)』という名前にしたんだけど、アニメーションでは、いつの間にか『斬鉄剣』になってましたね(笑)。それはそれで構わないけど。だから『斬鉄剣』は僕が付けた名前じゃないんですよ。ただ『流星』という名前も、漫画で使ったのは1回だけ。鉄まで切れちゃうから『斬鉄剣』にしたということでしょう。まぁ、そっちのほうがわかりやすいよね(笑)」
2017年03月26日「不二子はルパンの次に考えたキャラクターです。設定は『007』シリーズのボンドガール。ボンドガールは作品ごとに違う人が出てくるでしょ?僕も毎回、違うルパンガールを出すつもりでいた。でも、それを毎週、考えるというのは大変でね(笑)。だからといって、同じ女性が毎週、出てくるのではつまらない。だったら同じ女性でも髪形やコスチューム、性格が違う、“謎の女”を毎回、出してみたらどうかと思ったわけです。“女性の本性はわかりにくい”という男の心理がありますから、不二子のような女性は、それにぴったり合うんじゃないか、と」 そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。 それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる峰不二子誕生の秘話を本誌に明かしてくれました! 「ただこの時点では、『不二子』という名前はまだ決まってなかった。それでどうしようかな〜と机に向かって考えていたら、たまたま目の前に北斎か広重の『冨嶽(不二)三十六景』のカレンダーがあった。そこに『霊峰不二』って書いてあったので、“あっ、これを使おう!”と(笑)。だからまったくカレンダーに書いてあったとおりなんです。最初の『霊』という文字を取って、最後に『子』を付けただけ。字面もいいので、この名前に決めました」 ルパンの恋人のようでありながら、さまざまに姿を変える不二子。 「不二子はダイヤモンドには目がないという欲深さがある一方で、甘え上手だったり強気な一面もある。そんな小悪魔的なイメージにもかかわらず、どこか憎めないキャラクターです。これは男が求める女性像とでもいうのかな〜?どれだけ憎々しげなことをしても、不二子だったら許される、そんな感じの女性なんです。僕はそういう女性を漫画の中で生かせればいいなと思っていました。どの物語に出てきても憎めない、嫌にならない女性像を狙って出した部分はありますね」 そんな不二子は、男に頼らず気ままに生きる“強いヒロイン”の先駆者。 「今の時代、女性もどんどん社会に進出して活躍されている方がたくさんいます。そういう女性の中には、不二子のような生き方に共感する方もいるようです。男に頼らず、独立した女性のイメージがあるからでしょう。僕が不二子を世に出してから、強い女性を描いた漫画がずいぶん増えました。とくにアニメには多いですね。そういう意味では、不二子は強い女性のイメージの走りなのかもしれないね(笑)」
2017年03月26日伊勢丹新宿店をルパン一味が再びジャック!?昨年大好評を博したアニメ『ルパン三世』とのコラボレーションイベント「ISETAN×ルパン三世 LUPINISSIMO IN ISETAN」が、さらにパワーアップして帰ってきた。ルパン、次元大介、石川五ェ門、峰不二子、銭形警部、5人のコンセプトショップが伊勢丹新宿店の各階に設けられる他、限定オリジナルアイテムの販売や、ルパン一味のアジトを再現した「ルパン・リストランテ」を展開する。会期は2月22日から27日のわずか1週間。ルパン三世の世界観を忠実に再現した、ファン必見のイベント詳細をレポートする。メイン会場となる本館7階=催物場には、予約制の「ルパン・リストランテ」を始め、モンキー・パンチ氏直筆の版画(ジクレー)の展示販売、さらにルパン一味のお宝や愛用品を豊富に取りそろえたショップがオープンする。『ルパン三世』のテレビシリーズでルパンが着用していた歴代ジャケットスタイルを再現したファッション提案を行う他、次元が愛用するリング、ライター、タイピンなどのアクセサリー、ルパン誕生50周年記念グッズとして限定生産された缶バッヂ、何度捕まりそうになっても立ち上がる不屈のルパンを表現した「起き上がり小法師」(4種/各2,665円)、ルパンが不二子にプレゼントしたというエスティ ローダーのリップスティック(各3,600円)など、趣向を凝らしたアイテム、約150種をラインアップする。また、オリジナルパッケージの日本酒やウイスキー、えびチーズせんべい(1,200円)やサブレ(1,400円)など、グルメアイテムも充実。ルパンたち御用達をイメージした、こだわりの逸品は手土産として購入するのもおすすめだ。本館7階=呉服では、「五ェ門の住処」をイメージした撮影スポットと、東京神田のメンズきものテーラーショップ・ワイ&サンズ(Y.&SONS)のきもの、ゆかた、兵児帯、ストールなどを展開する。本館5階=キッチンダイニングデコールでは、ウイスキー好きの次元が足繁く通うバーをイメージした「次元のバー」がオープン。リーデルのタンブラー(5種/各6,000円)で、次元大介が好んだというI.W.ハーパーを提供する(参加費1杯/1,000円)他、シャンパン、日本酒などを楽しむことができる。本館3階=センターパーク/ザ・ステージ#3では、ワイルドでセクシーな不二子のクローゼットを再現し、愛車のハーレー・ダビッドソンのバイクを展示する。不二子好みのアイテムとして、クリスチャン・ダダのライダースジャケット(15万8,000円)、ビューティフルピープルのオールインワン(21万円/1点限り)を販売する他、ボディコンシャスなドレスなども取りそろえる。極めつけは、メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス/チャーリー・ヴァイスで扱う、限定50セットのスペシャルな額装セット。貴重な原画の展示も行われるため、ルパンファンは、ぜひ足を運んでみてほしい。7階のショップやレストランに設けられた写真撮影スポットでは、記念撮影も可能。ルパンたちの仲間になりきって、楽しんでみてはいかが。会期中は声優陣による館内放送も行われるため、聞き逃しのないようご注意を!
2017年02月23日ルパン三世誕生50周年を記念し、ルパンが食べている料理を再現した「ルパン・リストランテ」が、2月22日から27日まで伊勢丹新宿店本館7階催物場にオープンする。会期中は、各階にルパン関連のコンセプトショップが展開され、ルパンや次元、峰不二子などのスペシャルアイテムも販売する。「ルパン・リストランテ」は、ルパンのアジトをイメージした空間で、ルパンお手製の料理やドリンク、好みのコーヒーなどを味わうことができる。いち押しのメニューはテレビシリーズの「LUPIN the Third~峰不二子という女~」でルパンが作った「ルパンお手製ジャガイモのニョッキ 特製ボローネ風ラグーソース」(3,600円)。もちもちの食感のニョッキに、赤ワインをベースに使ったビーフとポルチーニ茸のソースが絡み合った一品。2~3人前のたっぷりサイズを、バゲットと一緒にシェアして召し上がれ。張り込み中の銭形警部の空腹を満たす「銭形警部の張り込みハンバーガー」(1,800円)は、ビーフパテ100%に、とろけるチェダーチーズとマッシュルームのソテーが加わり深みのある味わいが楽しめる本格派。限定ロゴがプリントされた紙袋と、ルパンがとっつぁんへ書いた“ごくろうさんカード”付きの凝った演出も注目ポイントだ。この他、懐かしの喫茶店メニューとしてハズせない「ルパン一味も大好き!? ナポリタンスパゲッティ」(1,300円)、「次元のハードボイルドBEEFカレー」(1,700円)など、王道メニューもラインアップする。ドリンク類も充実しており、ルパンがアジトで寛ぐ時に飲む一杯をイメージしたグアテマラ サンタクララ豆を使った本格ドリップコーヒー「ルパンのコーヒー」(700円)と、和三盆シロップの優しい甘みが効いた「ルパンのコーヒーゼリー」(880円)、ルパンが着用したジャケットのカラーをヒントに作った「ルパンのジャケットカラークリームソーダ」(4種/各880円)などを用意する。スペシャルアイテムは、ルパン三世の歴代ジャケットを日本を代表する4人のテーラーが仕立てたルパン三世ジャケットを始め、ルパン三世が峰不二子にプレゼントしたというエスティ ローダーのリップスティック(各3,600円)、五ェ門の住処をイメージした東京神田のメンズきものテーラーショップ・ワイ&サンズ(Y.&SONS)のきものの他に、リーデルのタンブラー(5種/各6,000円)や、えびチーズせんべい(1,200円)やサブレ(1,400円)などのお菓子も取りそろえる。ルパンファンはもちろん、レトロな喫茶店好きにもおすすめの「ルパン・リストランテ」は、完全予約制のスペシャル企画となる。2月1日10時より予約受付がスタートし、座席予約料(2,000円)にルパン三世50周年記念オリジナルプレートが含まれるため、プレートがお目当ての方はまずは予約を。ルパンの世界観に浸りながら、素敵なグルメ体験ができるだろう。
2017年01月30日「金曜ロードSHOW!」が「ルパン三世」の映画作品が3週連続でお届けする「放送開始45年 ルパン祭り」。第2夜となる10月14日(金)今夜は『ルパン三世 カリオストロの城』が放送される。モンキーパンチによるコミック「ルパン三世」は、1971年にTVアニメ第1シリーズが放送されると、それまでのアニメとは一線を画すスタイリッシュな映像とストーリーが評価され、その後1977年からは第2シリーズ、1984年からは第3シリーズが放送。89年からはTVスペシャルが放送されるようになり、2015年には久々となる第4シリーズが放送。息の長い人気を誇る日本を代表するアニメ作品だ。今夜放送される『カリオストロの城』は劇場版2作目として1979年に公開。あの宮崎駿が監督・脚本を手がけたことでも知られており、TVアニメ第1シリーズ時代から「ルパン」シリーズに参加。第2シリーズの第145話「死の翼アルバトロス」と最終回「さらば愛しきルパンよ」の演出も担当している宮崎氏が自身による「ルパン」の集大成的な作品としてその情熱を注いだ映画作品となる。今作でルパンが狙うのはカリオストロ公国で密造された偽札である“ゴート札”。後の“宮崎アニメ”に通じるアクションシーンやラブロマンスなど、現在のジブリ作品の原点ともいえる要素が満載。すべての映画、アニメファン必見の不朽の名作に仕上がっている。あるカジノから大金を盗み出したルパン(山田康雄)と次元(小林清志)だったが、それはすべてヨーロッパの小国・カリオストロ公国で密造されている幻の偽札“ゴート札”だった。“ゴート札”の秘密を暴くためカリオストロに向かうルパンだったが道中、謎の男たちに追われる花嫁姿の美少女を発見。その少女・クラリス(島本須美)こそカリオストロ大公家の跡継ぎで彼女と結婚してカリオストロを支配し、城の秘宝を手に入れようと目論むカリオストロ伯爵(石田太郎)から逃げてきたのだ。彼女を助けることにしたルパンと次元たちの冒険が始まる…というストーリー。声の出演はルパン三世に山田康雄。峰不二子に増山江威子。次元大介に小林清志。石川五ェ門に井上真樹夫。銭形警部に納谷悟朗。カリオストロ伯爵に石田太郎。クラリスに島本須美。金曜ロードSHOW!『ルパン三世カリオストロの城』は10月14日(金)今夜21時~日本テレビ系で放送。次週21日(金)は『ルパン三世ルパンVS複製人間』が放送される。(笠緒)
2016年10月14日10月の「金曜ロードSHOW!」は「放送開始45年 ルパン祭り」と題して「ルパン三世」の映画作品が3週連続ラインナップ。その第1夜として10月7日(金)今夜、『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』がオンエアされる。同作は“世紀の大泥棒”ルパン三世と“名探偵”江戸川コナン。アニメ界を代表する2大スターが、2009年に放送されたスペシャルアニメに続いてスクリーンで初対決した記念すべき作品で、両者が世界に一つしかない秘宝“チェリーサファイア”を巡る激しい頭脳戦を繰り広げる。ゲストとしてルパンたちを利用する黒幕的存在、アラン・スミシー役に俳優の内野聖陽。イタリア人アイドル・エミリオのマネージャー・クラウディア役で女優の夏菜も声優として参加。本作が声優デビューとなる夏菜の演技にも注目だ。謎の男・アラン・スミシー(内野さん)から不二子(沢城みゆき)を人質に取られたルパン三世(栗田貫一)が都内の宝石店に現れた。ルパンは怪盗キッド(山口勝平)に変装してアランが指定した宝石を奪い去るが、彼を追っていたコナン(高山みなみ)は“敵”がルパンであることを見抜いていた。ルパンの本当の狙いは日本の老人が持つ秘宝“チェリーサファイア”だと知った銭形警部(山寺宏一)も緊急来日。警視庁の面々と共にルパンを追うことになる。そんな中、世界的アイドル・エミリオ(入野自由)来日のニュースを見ていたコナンは、画面の隅に次元(小林清志)の姿を発見。エミリオに会いに行くという園子(松井菜桜子)や蘭(山崎和佳奈)と共に訪れたホテルで、エミリオが何者かから脅迫を受けていることを知る。次元はエミリオのボディーガードとして同行しているのだという。しかし、小五郎(小山力也)らの監視をかいくぐり、エミリオは蘭と園子を連れてホテルを脱走。コナンはルパンの目的を探ろうと次元を問い詰めていたが、蘭から連絡を受けて次元と共にエミリオの元へ!実はエミリオは重大な秘密を抱えていて…という物語。2013年冬に公開され「ルパン三世」の劇場作品としては1996年の『ルパン三世DEAD OR ALIVE』以来17年ぶりということもあり、「名探偵コナン」のファン層であるファミリーや女性客に加え、40~50代の「ルパン三世」ファンも取り込んで興収40億を超える大ヒットを記録。「コナン」シリーズでもありながら「ルパン」シリーズでもある“異色”ながらも“豪華”な1作として高い評価を受ける本作を、今夜改めて堪能してみてはいかが。金曜ロードSHOW!『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』は10月7日(金)今夜21時~日本テレビ系で放送。続いて10月14日(金)には『ルパン三世カリオストロの城』が、21日(金)には『ルパン三世ルパンVS複製人間』が放送となる。(笠緒)■関連作品:ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE 2013年12月7日より全国東宝系にて公開(C) 2013 モンキー・パンチ 青山剛昌/「ルパン三世vs名探偵コナン」製作委員会
2016年10月07日1971年10月24日からTV放送が開始され、来月で45年を迎える「ルパン三世」。このほど、「金曜ロードSHOW!」では「放送開始45年 ルパン祭り」と題して3週にわたって、シリーズ選りすぐりの名作3本をお届けする。モンキーパンチ原作の「ルパン三世」シリーズは、1971年からのTVアニメ第1シリーズ放送後、1977年に第2シリーズ、1984年に第3シリーズ、そして2015年には第4シリーズが25年ぶりに復活するなど、時代を超えて何度も映像化されてきた。ルパンをはじめ、次元大介、石川五ェ門、峰不二子、銭形警部といった人間味にあふれた個性的なキャラクターたち、ワクワクするスリル満点のストーリーなどが愛され、日本を代表する大人気アニメの1つとなっている。今回放送されるのは、同じく国民的人気アニメ「名探偵コナン」と夢のコラボを果たした話題作『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』、宮崎駿が監督・脚本を手掛けた名作『ルパン三世 カリオストロの城』、記念すべき劇場版第1作目でカルト的人気を得ている『ルパン三世 ルパンVS複製人間』という超豪華3作をラインナップ。なお、 放送中はデータ放送で特別企画「ルパンすごろく」を実施。ポイントを獲得すると、ルパングッズなど豪華プレゼントに応募できる。金曜ロードSHOW!「放送開始45年 ルパン祭り」は、『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』は10月7日(金)21時~、『ルパン三世 カリオストロの城』は10月14日(金)21時~(10分拡大)、『ルパン三世ルパンVS複製人間』は10月21日(金)21時~、日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月23日アニメーション映画『LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門』が、2017年2月4日(土)に全国の劇場で公開される。「ルパン三世」の原点をリビルドし、若きルパンたちを描いた『LUPIN THE IIIRD』シリーズ。孤高のガンマン・次元大介を主軸に、強敵との対決、やがてルパンと「相棒」になっていく姿を、ハードボイルドかつダンディズム満載のアクションで描き切った『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』に続くシリーズ第2弾となる本作でフィーチャーされるのは、石川五ェ門。『LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門』では、自らの雇い主であったヤクザの組長の死を巡り、組から裏切り者の汚名を掛けられた五ェ門。その屈辱を晴らすため、圧倒的な力を持つ敵に己の力と一振りの刀で挑む孤高の剣士の覚醒の瞬間、そして若きルパンとの出会いが描かれる。石川五ェ門役を務めるのは、浪川大輔。そのほか、ルパン三世役を栗田貫一、次元大介役を小林清志、峰不二子役を沢城みゆき、銭形幸一役を山寺宏一がそれぞれ演じる。監督・作画監督は、アダルトで端正な作画とアグレッシブな演出で国内外を魅了するクリエイター小池健。また脚本に新テレビシリーズ『ルパン三世』のシリーズ構成と脚本も担当した高橋悠也、音楽にCMに映画に幅広く活躍中のジェイムス下地を迎え、陰翳の深いアダルトな世界観を様々なアプローチで掘り下げている。作品情報『LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門』公開日:2017年2月4日(土)監督・演出:小池健キャスト:栗田貫一(ルパン三世)、小林清志(次元大介)、浪川大輔(石川五ェ門)、沢城みゆき(峰不二子)、山寺宏一(銭形幸一)脚本:高橋悠也音楽:ジェイムス下地アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム原作:モンキー・パンチ©TMS【ストーリー】日本。伊豆沖を進む賭博船で、襲撃された鉄竜会の組長を救ったのは、若き用心棒・石川五ェ門だった。だが直後に大爆発が起こり船が大破。組長も命を落とす。爆発の原因は斧を武器に使う大男だった。一旦は男を追いつめた五ェ門だったが逃げられてしまう。一方、賭博船から金を奪うことに成功したルパン三世と次元大介、峰不二子は、洋上のボートからその様子を目撃する。“バミューダの亡霊”――大男はそう呼ばれていた。かつて戦場で2,000人を殺戮した兵士でコードネームはホーク。なぜそんな男が日本にいるのか?公安の銭形警部はホークの足取りを追う。そして、組長の葬儀の場で、裏切り者の汚名を掛けられた五ェ門も、その屈辱を晴らすためホークを追うのだった。その頃、ルパンたちは、伊豆山中のアジトで、札束を前に祝杯を挙げていた。そこに突如ホークが現れる!ホークの目的はルパン、次元、不二子の処刑であった。アジトを脱出したルパンたちの車とホークのバイクが激しくチェイス。と、いきなり巨木が倒れかかってくる!巨木の上に現れたのは、ホークを仇と追う五ェ門だった。「助太刀無用!」そう言い放つ五ェ門。ホークとの死闘が始まる。
2016年09月13日2016年3月23日にリリースされる『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~MORE ITALIANO』のジャケット写真が公開された。本作のジャケットは、昨年発売された第1弾『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~ITALIANO』のジャケットを踏襲したデザインとなっている。さらに、収録曲「THEME FROM LUPIN III 2015~FUNKY & WILD」が2月24日からiTunes、レコチョクなどの主要配信サイトで先行配信されることも決定しているので、こちらもチェックしておきたい。You & Explosion Bandによる『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~MORE ITALIANO』は、2016年3月23日(水)の発売予定で、価格は3,500円(税別)。(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
2016年02月11日伊勢丹新宿本店は、アニメ『ルパン三世』とコラボレーションしたイベント「ISETAN×ルパン三世 LUPINISSIMO IN ISETAN 2016」を、2月3日から8日まで、同店本館7階催物場で開催する。イタリア・サンマリノ共和国を舞台に30年ぶりに新シリーズがテレビ放映(日本テレビ系、読売テレビ系)され、注目を集めているアニメ『ルパン三世』。そんなルパンと伊勢丹がコラボレーションした同イベントでは、ルパン一味のクローゼットがイメージされたエリアが出現。テーラー&カッター(TAILOR&CUTTER)、テーラーケイド(TAILOR CAID)、リッドテーラー(LID TAILOR)など、日本を代表するテーラーが同アニメキャラクターの次元大介や銭形警部のスタイリングを紹介する。テーラー&カッターからは、ルパン三世をモチーフとしたジャケット(18万円から)、パンツ(5万円から)、シャツ(4万円から)を展開。テーラーケイドは、次元のイメージに沿ったスキニースタイルのスーツ(19万円から)、シャツ(4万円から)を紹介するほか、リッドテーラーは、銭形警部のアイコン的スタイルとなるトレンチコート(26万円から)、スーツ(33万円から)、シャツ(4万円から)などを発売する。さらに、テレビ新シリーズでルパンが着用している青色のジャケットをイメージして、同イベントのためにタリアトーレ(TAGLIATORE)が製作したダブルブレストジャケット(8万5,000円)も登場。内側には財宝をイメージした金ボタンとルパンのネームが施されている。創業90年の仕立て屋岩本和栽の4代目であるキサブローは、石川五ェ門をイメージした羽織(11万円)、着物(6万円)、馬乗袴(9万円)などを紹介。会場ではルパン三世、次元大介、峰不二子、銭形警部とコラボレーションした着物も発売される。マドモアゼル タラ(Mademoiselle TARA)からは、テレビ新シリーズのキャラクターである、サンマリノ共和国の名家の令嬢レベッカをイメージしたワンピース(4万9,000円)が発売される。このほか、会期中は峰不二子のクレーンゲーム用フィギュアが先行登場するほか、テレビ新シリーズのキービジュアルをジグレー版画で表現した、原作者モンキー・パンチのサイン入り作品なども展示。また、声優陣による館内放送や、同店メンズ館正面玄関ではルパン三世の愛車であるフィアットも展示される。
2016年01月25日昨年10月より放送開始となった「ルパン三世」新TVシリーズのサントラ第2弾『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~MORE ITALIANO』が2016年3月23日に発売されることが決定した。価格は3,500円(税別)。大野雄二氏が新TVシリーズのために書き下ろした約250曲もの楽曲から、昨年発売された『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~ITALIANO』には収録されていない「ルパン三世のテーマ」のFUNKY & WILDバージョンやおなじみのサブタイトル、さらにはアイキャッチ数種など、選りすぐりの49曲を2枚組に収録。前作と同じくBlu-spec CD2にて高音質でアニメの世界観を楽しめる内容となっており、ハイレゾでも同日配信開始となる。さらこちらの商品は、大野雄二氏率いる「Yuji Ohno & Lupintic Five」結成10周年記念キャンペーン対象商品で、同日発売となるYuji Ohno & Lupintic Five with Fujikochan’sのライブDVD・Blu-ray『ルパン三世コンサート~LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015~』と同じく、最後のキャンペーン対象商品となる。原作:モンキー・パンチ (C)TMS
2016年01月20日2015年、30年ぶりにTVシリーズが復活し話題を集めるアニメ「ルパン三世」。イタリアを舞台にお馴染みの仲間たちと大活躍する“新ルパン”の最新作「ルパン三世イタリアン・ゲーム」が、本日8日(金)、2016年最初の「金曜ロードSHOW!」にて放送。本作のBlu-ray&DVDリリースが早くも3月23日(水)に決定した。舞台は、イタリア。名家の令嬢にして大財閥の若き会長、さらにスーパーモデルなどとしても活躍するお騒がせセレブのレベッカ・ロッセリーニが誘拐されることから物語は始まる。ルパンは、何の因果か銭形と一緒に、暴走列車に監禁されたレベッカを救いだすために大暴れ!だがその裏には謎の人物“仮面伯爵”が暗躍しており、レベッカ誘拐事件の前に、「カリオストロ伯爵の遺産」をどちらが先に手に入れるか勝負しようという挑戦状をルパンに出していた。孤高のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五ェ門、男心を惑わす小悪魔・峰不二子、そしてルパン最大のライバルであるICPOの敏腕捜査官・銭形警部といったおなじみのメンバーに、イギリス秘密情報部MI-6 ニクスや、イタリア警察のセルジオ、レベッカを追うパパラッチ・サロや、カリオストロ伯爵の子孫ガスパーレ、さらに、ルパンと電撃結婚をしたお騒がせセレブのレベッカが加わり、信頼と裏切りが錯綜するスリリングな展開が待ち受ける――。青のジャケットでイタリア・サンマリノの街を駆けまわる姿が印象的な“新ルパン”。今回のターゲットは、18世紀にヨーロッパを席巻した“天才詐欺師”カリオストロ伯爵の遺産。ルパンと銭形がタッグを組んで挑む「車VS列車」のチェイスシーンをはじめ、手に汗握るアクションシーン満載!さらに、ルパンのハートを射止めるイタリアのセレブ女子たち、映画『007』でおなじみのイギリス秘密情報部・MI6の殺し屋など、多彩なキャラクターが繰り広げる物語はファン必見だ。2016年の「金曜ロードSHOW!」の幕開けを賑やかに彩る「ルパン三世」の魅力をギュッと凝縮した超一級のエンターテインメント作品を、ぜひ自宅でも堪能して。曜ロードSHOW!「ルパン三世イタリアン・ゲーム」は2016年1月8日(金)21時~日本テレビ系にて放送。「ルパン三世イタリアン・ゲーム」Blu-ray&DVは3月23日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日インペリアル・エンタープライズは、30年ぶりにTVシリーズが復活した国民的作品『ルパン三世』の新シリーズ公開を記念して、作品の世界観を凝縮したデザインの腕時計<ルパン三世限定版オフィシャルクロノグラフ>を、"プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム"をコンセプトにしたブランド「PREMICO(プレミコ)」より、世界限定3,000点にて発売する。「ルパン三世限定版オフィシャルクロノグラフ」は、ライフルの照準をイメージしたスタイリッシュな外観に、高性能なクロノグラフ機構を搭載。ルパンの青ジャケットになぞらえたブルーのグラデーションを基調に、次々と銃弾が乱れ飛び、フロントガラスには弾痕、中央では"拳銃のストップウォッチ秒針"が時を刻むなど、文字盤を舞台にスリリングな銃撃シーンが表現されている。3時の位置には、きらめくお宝のダイヤモンドをセット。バンドは銀色のメタルバンドかブラックの革バンドの2種が用意されており、裏蓋に刻まれた峰不二子もコレクター魂をかきたてる。3,000点限りの特別限定モデルで、価格は44,800円(税別/発送料別+消費税)。そのほか詳細は特設サイトにて。(C)モンキーパンチ/TMS・NTV
2015年12月17日青いジャケットに身を包んだルパンが、30年ぶりに新TVシリーズに復活したことでも話題の「ルパン三世」。この新シリーズの流れをくんだ新作TVスペシャル「ルパン三世イタリアン・ゲーム」が、新春1月8日(金)放送の金曜ロードSHOW!に登場。原作者のモンキー・パンチ氏も「ルパン三世は、イタリアが似合う」と期待のコメントを寄せていることが分かった。1971年に緑色のジャケットを着用し初めてアニメ化された「ルパン三世」。1977年には赤いジャケットとなり、再度シリーズ化されて長年にわたって活躍。抜群の頭脳、飄々としたスタイルは相変わらず、狙った獲物は逃がさない天下無敵の大泥棒が、アニメ化44年目を機に“青いジャケット”に身を包み、リスタートを切ったのが今回のTVシリーズ。ルパンを知り尽くしたベテランと、新たな息吹を吹き込む気鋭の若手クリエイターたちの手で磨き上げられた、かつてのシリーズをほうふつとさせる、“王道”“ど真ん中”のルパンが、2年ぶりのTVスペシャルでも登場する。舞台は、イタリア。名家の令嬢にして大財閥の若き会長レベッカ・ロッセリーニが誘拐されることから、物語は始まる。ルパンはレベッカを誘拐犯から“盗み出す”ために大暴れ!だが、その裏にはとんでもない目的が…!?また、謎の人物“仮面伯爵”から届くルパン三世への挑戦状。その内容は“あるお宝”をどちらが先に手に入れるか勝負しようというもの。“あるお宝”とは、かの有名な“カリオストロ伯爵の遺産”!そのお宝を巡って様々な人間の思惑が交錯する。仮面伯爵とは一体誰なのか?張り巡らされた仮面伯爵の罠にルパンは打ち勝つことができるのか!?最も危険な「イタリアン・ゲーム」がいま、幕を開ける…。もちろん、孤高のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五ェ門、謎のセクシー美女・峰不二子、そしてルパン最大のライバルであるICPO の敏腕捜査官・銭形警部と、おなじみのキャラクターたちも大活躍。そんないつものメンバーに、不二子のライバルとなる(?)自由奔放なセレブ娘レベッカ・ロッセリーニがもう一人のヒロインとして加わり、さらに、今回はイギリス諜報部・MI6もルパンに目をつけるという。ますますダイナミックに展開しそうな新たなTVスペシャルも見逃せそうにない。<原作者モンキー・パンチ氏コメント>ルパン三世は、イタリアが似合う。「今度のルパン三世の舞台はイタリア」と聞いたとき、当然諸手をあげて賛成しました。かつてアメリカの西部劇をイタリア風に味付けした新感覚の“マカロニ”ウエスタンが一世風靡したが、ルパン三世に取り組む才能あるクリエーター陣が創作する“マカロニ”ルパン三世は、それ以上のとんでもない仰天を引っさげて登場してほしい。そんなルパン三世を原作者というより、一ファンとなって大いに期待し、楽しみたい。<番組プロデューサー稲毛弘之コメント>2017年に生誕50年を迎える「ルパン三世」は、「金曜ロードSHOW!」で最も長く放送してきている番組を代表するコンテンツです。最近は「峰不二子という女」や「ルパン三世VS名探偵コナン」といったスピンオフ作品によって、「ルパン」の再放送を見て育った世代とは違う、新たなファンの方々にも楽しんでいただいております。今年30年ぶりにテレビシリーズも始まり、リスタートしたいまこそ、スピンオフでない王道の「ルパン三世」を金曜ロードSHOW!で放送したいという思いがありました。今回、テレビシリーズの再放送をワクワクして見ていた自分のあの頃の気持ちを、現代の「ルパン」に融合して、今後の新たなスタンダードとなる「ルパン三世」を作ることを目指しました。それがこの度約2年ぶりの新作テレビスペシャル「ルパン三世」です。オールドファンもルパン初体験の方々にも楽しんでいただける「ルパン三世 イタリアン・ゲーム」、皆様でお楽しみください。金曜ロードSHOW!「ルパン三世イタリアン・ゲーム」は2016年1月8日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月13日11月20日に初日を迎える『ルパン三世』とリアル脱出ゲームがコラボした「サンマリノ城からの脱出 -マリー・アントワネットの首飾りを盗め-」の詳細が14日、公式サイトで明らかになった。今回のリアル脱出ゲームでは、新TVシリーズ『ルパン三世』の舞台となるサンマリノをタイトルに冠し、作中さながらの脱出劇を体験。参加者は、サンマリノ城のどこかに眠る「マリー・アントワネットの首飾り」を手に入れるために、ルパン三世とともに城に忍び込んだという設定で、首飾りに行き着くためには、城内にある三つの「鍵の塔」に隠された暗号を解く必要がある。さらに、銭形警部の仕掛けた罠も発動し、残された時間はわずか1時間。参加者はチームで協力し、制限時間内でさまざまなトラップを乗り越えて脱出することを求められる。見事脱出に成功すると、参加者にはプレゼントが贈られるという。「サンマリノ城からの脱出 -マリー・アントワネットの首飾りを盗め-」は、11月20日の東京公演を皮切りに、名古屋・大阪・札幌・福岡など全国28都市で順次開催される。10月からは、30年ぶりとなるTVシリーズが日本テレビ系(毎週木曜25時29分~25時59分)でスタートした『ルパン三世』。総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務めている。(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
2015年10月14日『ルパン三世』とリアル脱出ゲームがコラボした「サンマリノ城からの脱出 -マリー・アントワネットの首飾りを盗め-」が、11月20日の東京公演を皮切りに、28都市を巡る全国ツアーを行うことが発表された。10月からは、30年ぶりとなるTVシリーズが日本テレビ系(毎週木曜25時29分~25時59分)でスタートした『ルパン三世』。今回のリアル脱出ゲームでは、新シリーズの舞台となるサンマリノをタイトルに冠し、参加者は作中さながらの脱出劇を体験することができるという。詳細に関しては、特設サイトで10月14日より公演情報が更新される予定。ルパンが、"脱出"という言葉を体現したかのようなキャラクターであるだけに、イベントがどのような内容で展開されるのか注目が集まる。『ルパン三世』新TVシリーズは、総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務める。(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
2015年10月08日●今度のルパンたちは世界を飛び回らない!?30年ぶりとなる『ルパン三世』TVシリーズ(日本テレビ系 毎週木曜25時29分~25時59分)が10月1日からスタートし、大きな反響を呼んでいる。1日に放送となった第1話は、以前から話題となっていた新キャラクター・レベッカとルパンの結婚式という波乱を予感させる幕開けで始まった。物語の結末はアニメを見ての通りだが、MI6の捜査官・ニクスとともに、彼女が今後どうストーリーに絡んでいくのか気になるところ。往年の『ルパン』を彷彿とさせるアクションはもちろん、オープニング映像では、先のインタビューで浄園祐プロデューサーが明かしていたセル画によるアナログな絵とデジタルを対比させるようなシーンも登場し、30年ぶりのTVシリーズに対するスタッフの意気込みを大いに感じさせた。総監督として本作の制作を指揮している友永和秀氏は、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)のカーチェイスシーンなどを手がけた人物。本稿では友永氏にインタビューを行い、作品のアクションや映像に込められた秘密、そして30年ぶりのTVシリーズとして、視聴者を楽しませるために用意された仕掛けの数々を明かしてもらった。――今回、30年ぶりとなるTVシリーズ『ルパン』のジャケットの色は青。これには何か理由があるのですか?前提として、かっこよさを追求した結果というところがあるのですが、舞台となるイタリアでアンケートを採ったところ、ブルーが人気だったことも理由です。ほかの色もそれに合わせて調整して、背景などもイタリアのブルーを生かした色彩にしました。明るい日差しの国なので、コントラストも強めになっています。物語の舞台としては、旧作のようにルパンたちが世界中を旅するというのはやめました。今は、気軽にどこへでも旅行することができる世の中ですからね。それよりも、イタリアならイタリアで舞台を限定して、そこで濃密な画面を作り、場面設定していったほうが説得力を出せるのではないかと判断しました。事件にしても、なぜそこでそんなことが起こったのかという"必然性"を描くことができますからね。――第一話から登場したレベッカ、そしてニクスと新キャラクターの活躍も気になります。どちらも、ルパンたちといい対比ができる位置づけのキャラクターとして登場させています。ルパンは自由で、計算通りにいかないキャラですが、逆にニクスは緻密に計算するクールな性格。人情味がある銭形とも対照的です。レベッカはくだけたギャルで、不二子が大人の女性なのに対して、おもしろい対比になっています。女性2人のファッションについては、特に若手にアイデアを出してもらいました。――提案されたもので、びっくりしたアイデアはありましたか?服装に関してはあまり何も言わず、全体のバランスと動かしやすいかどうかで判断していました。あまり複雑なものだと後で大変なことになっちゃいますからね。不二子もレベッカも毎回同じ服装は使わないようにしていたので、先にシナリオを読んでイメージを挙げてもらって、コスチュームを用意していました。中でも、いろいろなアイテムがあるのには苦戦しましたね。僕は、スマホは使わずガラケーしか持っていないんですよ(笑)。そこはまったくわからなかったので、デザインはお任せしました。――今回、友永さんが中心となって制作される『ルパン』ですが、友永さんと『ルパン』との最初の出会いについて教えてください。僕が最初の『ルパン』を見た時代、アニメはまだまだ子ども向けのものでした。そういう意味で、『ルパン』はハードボイルドで女性も色っぽいし、アイテムも非常にマニアックで、ストーリーもそれまでのものと一線を画すような"大人向け"の作品だったこともあり、初めて見てびっくりしたのを覚えています。でも今回は特に"大人向け"と意識はせず、『ルパン』のテイストを踏襲しながら、新しい味付けをして作り上げていきました。画面作りでも3Dを取り入れています。ただ、今のアニメはデジタルで、線が均一なものばっかりだから、絵のテイストでは昔のセルの感じのものを入れる試みも行っています。――今回の新TVシリーズの制作にあたり、参考にされたシリーズはあるのですか?僕がインパクトを受けたのはTV第1シリーズです。『ルパン』はなんといっても振り幅が広いんですよ。シリアスな部分があるかと思えば、ズッコケたり、ミスやったり、ドタバタ慌てたり。作戦に失敗すると非常に情けないポーズでウイスキーを飲んでいたりとかね。そういうたくさんのものが一人のルパンという人格の中に入っていて、そのシーンごとに違ったポーズや表情を見せるのが魅力なのだと思います。●それは、『ルパン』の"命"ですから――それだけ懐の深いキャラクターってなかなかいないですね。『ルパン三世』のTV第1シリーズ(1971年~1972年)は、前後二つに分かれてましたよね。おおすみ(正秋)さんの時期と、途中から高畑(勲)さんと宮崎(駿)さんが入ってきた時期と。この2人が入ったことで方針が変わって、作風がマンガっぽくなったんです。でも僕は、おおすみさんの『ルパン』も、高畑さんや宮崎さんが入った後のものとあまり違うとは思わないんですよ。それも『ルパン』だなと納得できるというか。『ルパン』というのは、それだけの深さを持つキャラクターなのではないでしょうか。だから、TV第2シリーズ(1977年~1980年)に参加が決まって、「あの『ルパン』をやれるぞ」と喜んでいたのですが、このルパンはあっけらかんとしていて、「第1シリーズとはちょっと違うテイストだな」と思ったりしたこともありました。今回のルパンはどちらかというとTV第1シリーズに近く、あまりバカバカしいことは控えて、もうちょっとシリアスな部分があってもいいかなと思っています。ストーリーにもシリーズを通した裏設定もあるので、その設定に触れるところはかなりシリアスになっています。裏設定についてはまだあまり話せないんですけどね(笑)。――今回のTVシリーズを作る上で、"軸"にしたのは『ルパン』のどのような部分でしょうか?「5人のキャラクターの違い」ですね。これは脚本の打ち合わせをして、だんだんそうだなと思ったところです。ルパンは、いつも女の子を追いかけて自由に生きています。次元はルパンの相棒としてある程度一緒にいて、女の子にはちょっと奥手だけど、銃の腕前は一流。五ェ門はストイックに生きていて、いつもくっついているってわけではなく場合によってはルパンと対決することもある。不二子は、本当はルパンのことが好きなのかもしれないけれども、今のところそんなことはおくびにも出さず、自分の利害がある時だけパッと寄ってきたり、また裏切ったりする。それぞれがいつもくっついているというわけではなく、何か起こると必要に応じて集まるという関係性、それぞれの性格や立場の違いが物語に深みを与えて、バックストーリーも感じさせてくれるのではないかと思っています。そのために、TV第2シリーズのように5人いつも一緒というのは避けていますね。加えて、今回はストーリーもバラエティーに富んでいます。シリーズの中でのテーマはあるものの、それぞれのストーリーは5人ほどのライターさんが持ち回りで担当し、各自の個性に沿ったエピソードを作っています。中には、ちょっと不思議なストーリーもあったり、それから泣かせるようなものもあったり。それからハチャメチャでアクションだけの回もあったり、サスペンスもあったりと多様です。それに、短い時間の中にも伏線を張って展開させるなど工夫も凝らしていますし、セリフもなかなか粋な言い回しが多いんですよ。あまり説明しないような、「ここはこういうことになっているんだろうな」と想像させるものなど、非常によくできている。含みがあるセリフだと、絵を作る側もその時の表情が、キャラクターの感情に対して適切なのかをその都度確認しながら作業していきました。――作品を拝見して、屋根を駆けまわって落ちそうになったりと、『ルパン』ならではのアクションシーンがちりばめられていることに感動しました。それは、『ルパン』の"命"ですから。ルパンたちは、高低差があるところで現実には考えられないようなアクションをやったりします。でも、その動きには破綻がなく、理屈にのっとって動かすように気を付けています。アニメーションですから、誇張になるところも登場しますが、物やキャラクターが動く時の"重量感"はできるだけ表現したいなと思っています。それができていないと、上から操られているみたいにウソっぽくなりますからね。具体的には、飛び上がる時はぐっと沈んで、飛び上がると上で止まる動きなどですね。「慣性の法則」も、アクションをやる上では押さえていないとウソになっちゃいます。とはいっても、時々は重力を無視したりはしちゃいますけど(笑)。崖から落ちた途中でバタバタしたりとか、ルパンがよくやりますよね。――友永総監督は、そういったアクションのパイオニアだと思うのですが、参考にされてきたものはあるのでしょうか?昔の映画はたくさん見ましたね。アメリカのマンガの『トムとジェリー』も好きなので、ひょっとしたら動かし方でも影響を受けているのかもしれません。あの破壊的な動きとか、オーバーな動きとかね。走り回って止まる時に、「キュキュキューッ!」とブレーキをかけたりするのが、マンガっぽいけど現実味を感じさせるんですよ。そういうところは『ルパン』にも取り入れているんじゃないかな。『ルパン』のアクションでは、車も大事な要素の一つです。『ルパン三世 カリオストロの城』以降、ルパンはフィアットに乗っていますが、あれはその時のルパンの心情を反映する車なんです。場合によっては「チョロQ」のように動いたりするでしょう? 少しマンガっぽいですが、あれは慌てているルパンの気持ちそのものなんです。ただ、それでもサスペンションをリアルに描いたり、タイヤの動きを逆にすることで、動きに存在感と本物っぽさを加えています。今回は車も3Dを使っているのですが、フィアットは手書きです。逆にパトカーとか最新鋭の車は3Dで無機質さを出して、そのコントラストを出せればと思っていますね。■プロフィール友永和秀(ともなが かずひで)1952年4月28日生まれ、福岡県出身。アニメーター。OH!プロダクションを経て、1980年にテレコム・アニメーションフィルム入社。 TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の七色星団の決戦シーン、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)のカーチェイスのシーン、『銀河鉄道999』(1979年)のクライマックスシーンを描き、高い評価を受ける。『ルパン三世』ではTV第2シリーズで原画を担当した。
2015年10月02日●ルパンの生きざまを描くための線30年ぶりに『ルパン』がTVシリーズで帰ってくる! 昨年10月飛び込んできたニュースに、いったいどれだけの人が胸を躍らせたことだろう。ついに10月1日から、TVシリーズPart4となる新生『ルパン三世』(日本テレビ系 毎週木曜25時29分~25時59分)の放送がスタートする。はたして、新しい『ルパン』はどのような作品となって私たちを驚かしてくれるのか。そして、なぜ今このタイミングでTVシリーズを作ることになったのか。新たなキャラクター・レベッカ、ニクスを投入した理由とは? 今回プロデューサーを務めるのは、長年『ルパン三世』作品に関わってきた制作スタッフを束ねるテレコム・アニメーションフィルムの浄園祐社長。自身もTVアニメ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』、OAD『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(2014年)など、さまざまな角度から『ルパン』の魅力を描いてきた人物だ。本作の最重要キーマンともいえる浄園氏に、新TVシリーズの気になるポイントを聞いた。――"浄園"さんというのは珍しい名字ですね。ご出身である静岡県には多いお名前なのですか?"浄園"という名前は、佐賀のお寺がルーツなんです。父親が教員をしていて静岡に来たため、静岡県が出身地になっています。祖父は門前の小僧からパチンコ店を経営したりとめちゃくちゃで、結果として誰も寺を継ぎませんでした。オヤジが英語の教師だったというのもあって、劇場で英語版の『トムとジェリー』を見せられたのがアニメとの出会いです『ルパン』を知ったのもその頃ですね。田舎だったので、当時は『キョンシー』と『ルパン』が一緒にあったりと、みんな2本立て3本立ての同時上映が当たり前の時代でした。昔好きだった『ルパン三世 風魔一族の陰謀』(1987年)などを作っていたのがテレコム(当時は東京ムービー)だったことを知ったのは業界に入ってから。それで3年前に「テレコムの社長をやれ」と言われた時に、じゃあこの人たちとど真ん中の『ルパン』を作りたいなという思いが生まれました。――TVアニメのプロデューサーというお仕事について、あらためて教えていただけますでしょうか。本来で言えば、役者を決めたり予算やスケジュールを決めたりします。でも『ルパン』は長きにわたってやっているので、ある程度のフォーマットも役者さんも決まっています。そういう意味で今回は『ルパン』の歴史の中で、「どういう『ルパン』を作るのか」ということを説明する必要がありました。実はここ数年、会社の事業として『ルパン』を盛り上げようと、さまざまな取り組みを行っています。『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』(2013年)のような異色ものをやってみたり、俳優の小栗旬さんを主役に実写化をしてみたり。私のほうではTVシリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』、OAD『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(2014年)など、スピンオフ作品でルパン以外の人物に焦点を当てました。僕は、『ルパン』には原作の幅広さがあるし、顧客も多様である印象があります。『旧ルパン』(TV第1シリーズ)のようなエッジの効いたものが好きだという人もいれば、『新ルパン』(TV第2シリーズ)のようなど真ん中の作品が好きという人もいるので、その人たちを満足させるためには、いろんなコンテンツを会社として発信する必要があるわけです。そこに着目して企画を立てたのですが、そこは僕が企画書を作って売り込んで……というサクセス・ストーリーは実はあまりなくて、もうやろう! って決めていたものなんです。ただ、そこには30年ぶりに復活させるぞ! という強い思いはありました。――TVシリーズ第1~3作、劇場版などさまざまな展開がある中で、『ルパン』らしい『ルパン』、ど真ん中の『ルパン』というものは定義付けが難しい気もします。明確な『ルパン』らしさを説明できる人ってなかなかいないんですよ。でも、僕は作り手なので、それを分析する必要があります。どういうものを届けたら「これぞ『ルパン』」と言ってもらえるのかということを考えた時に、やっぱり長年作品に携わってきたテレコムのスタッフが描くと、まず『ルパン』らしい『ルパン』になるということがあります。例えば、線の温かみ。2000年以降アニメはデジタル化が進み、絵を描いても途中からはパソコンで作っています。どんなに有名なアニメも、それは『エヴァンゲリオン』、『ドラえもん』、『アンパンマン』であっても、作画したものをデータにして作業しています。データってやっぱり味気がないもので、人が描いた線もドットになってしまう。つまり、線の温かみがなくなるということです。手書きの手紙のぬくもりと、メールの文書の味気なさの違いに似ていますね。僕たちが小さい頃に見ていたアニメはセル画だったから、人が描いた絵を転写していたんです。つまり、かすれたり、よれだったり、逆に力強さ、粗さなど、描く人の気分にもよるところが全部画面に出ていました。僕たちはそういうところから、画面から出てくる"圧"を感じていたんです。でも、今はデジタルになったことで、きれいにする技術だけはとても進みました。美少女モノとか髪の毛の先まできれいに描けますし、目の中のハイライトまで細かくできます。そういった精密さは再現できるけれども、人の荒っぽさや生きざままでは出せない。ルパンたちは誰にも縛られず、欲しいものをなんでも手に入れていきます。彼らのそういう生きざまが、『ルパン』作品のかっこよさであり、ほかのアニメ・キャラクターにはない魅力です。そんな生きざまを描く上で、整理されたもの、フォーマットにのっとったものは『ルパン』を作る上では邪魔になるんです。だから今回、僕たちはあえて劣化させました。ジーンズでいえばあえてダメージジーンズを作るような、あえてもう1回汚すイメージです。そういった人のぬくもりの部分が、もしかすると日本のアニメが海外で作るものと違うところなのかなと思っています。●『ルパン』を懐かしいアニメにしたくない――制作スタッフでは、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)に参加した友永和秀さんが総監督を務めています。うちにはもう何十年も『ルパン』を描いてきた人たちがいまだに現役です。友永は、『カリオストロの城』でクラリスを追いかけていく最初のシーンを描いていたり、昔でいえば『宇宙戦艦ヤマト』のヤマトや『宇宙海賊キャプテンハーロック』のアルカディア号がグアーっと飛んで行くシーンなどを手がけた人なんですよ。それこそ、目をつぶっていてもルパンが描ける、"ミスタールパン"みたいな人たちだからこそ、彼らに土台を作ってもらいました。彼らの描くルパン、彼らが動かすフィアットこそ、誰もが納得する『ルパン』なんですよ。一方で若手にはデザイン・ファッション面を担当させましたが、中心がベテランだからこそ、若手の突拍子のない意見を咀嚼して『ルパン』にしてくれるという安心感がありました。僕自身で言えば、友永の『ルパン』を今のタイミングで出さないと、継承していけないぞという危機感もありました。テレコム内で継承するのと同じように、若い人たちにも『ルパン』を懐かしいアニメにしたくない。リアルタイムで楽しめる、今をまだ生きて、けん引しているアニメーションにしたかったんです。――本作はイタリアでも放送されるとのことですが、イタリアでの人気のほどは?向こうの30~50代の人たちが、みんな『ルパン』を見て育ってるんですよ。広いヨーロッパの中でも、イタリアが本当に突出しています。そこには、トムスが長きにわたり番組販売をしてきたという歴史があります。イタリアでは、小学校から帰ってきたら、14時に『ルパン』がヘビーローテーションで放送されているのだそうです。だから、それを見て育った人たちが立派な大人になり、それを今度は子どもに見せているんですよ。――そうなると、イタリアのファン、昔からのファン、新規のファンと、ターゲットが絞りにくくなるのでは?世代を超えても性別を超えても、誰もが「『ルパン』ってこれだよね」と思うものを作りたいというところで、今回のTVシリーズを作っています。シリーズでいうと第2作の赤いジャケットの『ルパン』を基軸にして作っています。全24話なのですが、毎回その話数完結の話になっていることに加え、24本通して一つのテーマもあるので、一本のドラマとしても続き物としても見ることができます。――レベッカやニクスといった新キャラクターたちが、ルパンたちと深く関わる役どころで登場しています。ルパンたちの中でドラマを作る時に、紅一点は不二子だけなので、ある意味限界値もあるし、かといってそれを壊すわけにはいかないというジレンマがあります。そこで新しいキャラクターを入れることで化学反応を楽しんで、かつそれによってルパンたちをさらに生かしたいなと。不二子よりもルパンに急接近してくる若いじゃじゃ馬がいた時、不二子は今までルパンをはぐらかしていたけれども、今度はどうやって振る舞うのかな、ちょっと悔しいとか思うのかなという期待感を込めています。銭形にはMI6の捜査官・ニクスを対峙させて、ルパンたちを追い詰めていく時に新参者が登場することでどう立ち振る舞うか、しかもお互いに組織に属してしがらみに苦しむという共通点を持つ組み合わせです。2人が登場することで、新たな関係性と、いい意味でのひずみができ、それがドラマを生み出すきっかけになっています。――今回、企画を進めていく上で最後まで決まらなかったことは何でしょう?「どうやって物語を終わらせるか」ということですね。新シリーズは24話を通した一つのテーマがあって、そこが毎回1回こっきりで何の脈絡もなかった『新ルパン』との大きな違いです。全体を太い線で貫いているドラマをどうやって終わらせるか。『ルパン』は終わらないものなのですが、物語としては終わらせなきゃいけない。そこをどう締めるかというところにすごく時間がかかりました。――最後に、マスコミ向けの試写で公開されたイタリア版のエンディング映像(ルパン一味のパネルがテレコムのオフィスに登場し、室内を動き回る彼らの様子がパラパラ漫画のようなコマ送りでコミカルに描かれている)がすごくかっこいいと思ったのですが、国内で日の目を見る日は来るのでしょうか?今のところ公開される予定はないんですよ。あれは、「テレコムがルパン一味にジャックされたら」という設定を遊びで作ったもの。どこかで使いたいなって僕的には思っているんですけどね(笑)。■プロフィール浄園祐(きよぞの ゆう)1972年6月29日生まれ、静岡県出身。テレコム・アニメーションフィルム代表取締役社長。『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズでは制作進行を務めた(タツノコプロ)。1996年に東京ムービー(現トムス・エンタテインメント)入社後2005年まで『ルパン三世』TVスペシャルの制作に携わる。2007年ルパン三世OVA『GREEN VS RED』でプロデューサーデビュー。その後、TVアニメ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』、OAD『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(2014年)でプロデューサーを務めた。原作:モンキー・パンチ(C)TMS
2015年10月01日30年ぶりに日本テレビ・読売テレビにて放送が決定した新TVシリーズ「ルパン三世」。“レベッカ”の新キャラクターが発表され、さらに注目を集める本作だが、また新たに本作の鍵を握る新キャラクター“ニクス”の情報が解禁となった。「ルパン三世」の新・本命シリーズともいえる本作。イタリアとサンマリノを舞台に数々のターゲットを狙うルパンの計画をともに遂行するのは、相棒にして無敵のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五右ェ門。それに正体不明の美女・峰不二子。一方彼らを追うのはルパン逮捕に執念を燃やすICPOの敏腕捜査官・銭形警部。このおなじみの面々に加えて本作より新登場する、自由奔放なセレブ娘“レベッカ・ロッセリーニ”がもう一人のヒロインとしてシリーズに大きく関わっていく。そしてイギリス諜報部MI6もルパンの動きを探ることになる。モンキー・パンチによる原作マンガ「ルパン三世」が初めてアニメ化されたのは1971年、緑色のジャケットを着たルパンが活躍する全23話のTVシリーズで放送された。1977年より再度TVシリーズ化。赤いジャケットのルパンは約3年計155話にわたり活躍する。その間劇場映画も公開が始まり、その後現在に至るまでTVシリーズ、劇場映画、TVスペシャル、OVAなど様々な形態で新作が制作されてきた。アニメ化44年目の今回、新たなルパン三世は、青いジャケットに身を包みイタリアとサンマリノを駆け巡る。今回発表されたもう一人の新キャラクター“ニクス”は英国秘密情報部「MI6」の凄腕スパイ。諜報活動に必要なあらゆる技能を習得し、任務における殺しのライセンスを持つ。全ての事象を数学的に分析し、常に冷静沈着な完璧主義者だ。だが実はMI6上層部も手に負えないほどの“知られざる爆弾”を抱えている。今シリーズでは銭形だけでなく、ニクスもルパンたちを幾度となく追い詰める。気になるニクスの声優には、映画『テッド』シリーズでマーク・フォルバーグ演じるジョン役や、ゲーム「龍が如く」シリーズの柏木修役など、吹き替えやア二メ、ゲームなど数々の作品の声を担当している咲野俊介。2002年の「ルパン三世EPISODE:0ファーストコンタクト」や「ルパン三世セブンデイズ・ラプソディ」にも出演しており、“ジェイド”“ファイヤー”に次ぎ今回3人目となる“ニクス”を務める。ニクスについて本シリーズプロデューサーの浄園祐は「新シリーズでは、、新キャラクターのレベッカ同様、MI6に属する敏腕エージェント“ニクス”がルパンファミリーに深く関わってきます。不二子に対してのレベッカ、銭形に対してのニクスを入れたことで、ドラマに大きな起伏が生まれました」と新キャラクターについてコメント。また、「咲野さんは、凄みの中にもソフトで、紳士的な余韻の残る所がとても好きで、敏腕エージェントでありながら英国紳士であるニクスを演じるのにぴったりの役者さんだと思いオファーしました」と起用理由を語っている。本作の声優陣には、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志をはじめ、石川五右ェ門役の浪川大輔や峰不二子役の沢城みゆき、銭形警部役の山寺宏一らお馴染みの実力派俳優たちが続投。またもう一人の新キャラクターレベッカ役の藤井ゆきよ、2人の新キャラクターとの掛け合いにさらに注目を集めそうだ。新シリーズ「ルパン三世」は日本テレビ、読売テレビほかにて10月1日より放送開始(全24話予定)。(cinemacafe.net)
2015年09月08日30年ぶりのTVシリーズとなる『ルパン三世』(10月1日より日本テレビ系 毎週木曜25時29分~25時59分)に登場する新キャラクターが発表された。新キャラの名前はニクス。英国秘密情報部「MI6」に所属し、諜報活動に必要なあらゆる技能を習得した、任務における殺しのライセンスを持つすご腕スパイとして描かれているという。熱血漢の銭形警部とは対照的に、全ての事象を数学的に分析する、常に冷静沈着な完璧主義者。しかし実はMI6上層部も手に負えないほどの「知られざる爆弾」を抱えている。声優は、映画『テッド』シリーズのジョン役や『攻殻機動隊 新劇場版』(2015年)のイシカワ役で知られる咲野俊介が務める。浄園祐プロデューサーは「新TVシリーズ(全24話)では、新キャラクターのレベッカ同様、MI6に属する敏腕エージェント・二クスがルパンファミリーに深く関わってきます」と語り、彼が本作において重要な役どころになるという。そして、「不二子に対してのレベッカ、銭形に対してのニクスを入れたことで、ドラマに大きな起伏が生まれました」と、新キャラクターの登場によってダイナミックに展開するストーリーを予感させるコメントも。また、声優の咲野についても「すごみの中にもソフトで、紳士的な余韻の残る所がとても好きで、敏腕エージェントでありながら英国紳士であるニクスを演じるのにぴったりの役者さんだと思いオファーしました」と起用理由を語っている。1985年『ルパン三世 PART III』終了以来30年ぶりとなる本作は、TVシリーズのPart4にあたる。総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務める。声優キャストには、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志、石川五ェ門役の浪川大輔、峰不二子役の沢城みゆき、銭形警部役の山寺宏一と、おなじみのルパンファミリーに加え、新キャラクターのレベッカ役を声優の藤井ゆきよが演じる。原作:モンキー・パンチ(C)TMS
2015年09月08日講談社は、9月8日発売の『ルパン三世DVDコレクションVOL.17』(1,520円/税別)から3号連続で、新TVシリーズ『ルパン三世』放送開始記念企画を掲載する。2015年1月27日に創刊された『ルパン三世DVDコレクション』は、1970~80年代に放送された『ルパン三世』1stシリーズ全23話、2ndシリーズ全155話を収録したDVDと、作品のトリビアネタを満載したマガジンで構成された隔週火曜日発行・全40巻のシリーズ。第17号では、2ndシリーズの第41話~44話が収録されている。今号ではさらに、30年ぶりの新TVシリーズ『ルパン三世』(10月1日より日本テレビ系 毎週木曜25時29分~25時59分)の放送を記念し、巻頭企画として「初公開の設定画でチェック メインキャラ大紹介」や「ヴィジュアル独占公開 ここまでわかった! 新・敵キャラ大公開」を掲載。また、独占企画として、新TVシリーズのキービジュアルをピンナップ化した付録(写真)も付属する。このスペシャルピンナップは、9月19日発売の18号、10月6日発売の19号でも継続して実施される。なお、同誌では今後も新TVシリーズをはじめ、1st&2ndシリーズ放送当時に発表された記事を復刻するほか、マンガ連載時のトビラ集といった貴重な『ルパン三世』情報を特集していくという。原作:モンキー・パンチ(C)TMSモンキー・パンチ(C)TMS
2015年09月07日30年ぶりのTVシリーズとなる『ルパン三世』(10月1日から、日本テレビ系 毎週木曜25時29分~25時59分)で、ストーリーのカギを握る新キャラクター・レベッカ役を声優の藤井ゆきよが担当することが明らかになった。レベッカは、サンマリノ共和国を代表する財閥の若き会長でありながら、モデルや女優としても活躍。数々の著名人と浮き名を流す世界的なゴシップクイーンとして描かれており、先日公開された場面画像ではルパンと結婚式を挙げる姿が捉えられていた。レベッカを演じる藤井は、『サカサマのパテマ』(2013年)のパテマ役をはじめ、あどけなさの残る少女役などを得意としており、沢城みゆき演じる峰不二子との対比にも注目が集まる。「子供のころから見ていた『ルパン三世』に、まさか自分が出演することができるなんて想像もしていませんでした」と語る藤井は、「最初の収録の時にルパンファミリーの皆様の声を聞いた時はすごく感動したのと同時に、自分もその場にいたことが今でも不思議な感覚です」と振り返っている。浄園祐プロデューサーは、「藤井さんならば、レベッカの若くてじゃじゃ馬な感じをうまくコミカルに演じてくれると思い起用しました」と、抜てきの理由を説明。さらに、「レベッカはルパンファミリーに化学反応を起こす新たなキャラクターです」と、ストーリーを動かしていく重要な役どころであることをにおわせるとともに、「紅一点の峰不二子という存在は揺るぎませんが、レベッカの存在に不二子の感情も揺れるのか? 金も美貌も全てを手に入れた女同士が、ルパンに吸い寄せられていく展開にもご期待下さい」と、ルパンをめぐって対峙していく二人の関係性を予感させるコメントを寄せた。1985年『ルパン三世 PART III』終了以来30年ぶりとなる本作は、TVシリーズのPart4にあたる。総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務める。声優キャストには、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志、石川五ェ門役の浪川大輔、峰不二子役の沢城みゆき、銭形警部役の山寺宏一と、おなじみのルパンファミリーが名を連ねている。原作:モンキー・パンチ(C)TMS
2015年09月02日もはや国民曲とも言える「ルパン三世のテーマ」の生みの親の大野雄二が新TVシリーズのために新アレンジした楽曲と、ルパンたちの活躍ぶりに早くも胸躍る、新TVシリーズ「ルパン三世」の最新PV映像が先日公開。その映像内で新キャラクター・レベッカの演技ボイスが初解禁されたが、このほど、声優に『ウォールフラワー』エマ・ワトソンの日本語吹き替えを務めた声優・藤井ゆきよがキャスティングされたことが分かった。抜群の頭脳で難関を突破、いかなる標的も必ず奪う大泥棒で美女が大好きなルパン三世が、今回はイタリアとサンマリノを舞台に数々のターゲットを狙う!ルパンの計画を共に遂行するのは、相棒にして無敵のガンマン・次元大介と居合抜きの達人・石川五ェ門。それに正体不明の美女・峰不二子。そして彼らを追うのはルパン逮捕に執念を燃やすICPOの敏腕捜査官・銭形警部。お馴染みの面々に加え本シリーズでは、自由奔放なセレブ娘レベッカ・ロッセリーニがもう一人のヒロインとして登場する。藤井さんが声を担当するのは、そのレベッカ・ロッセリーニ。サンマリノ共和国を代表する財閥の若き会長でありながら、モデルや女優としても活躍し、数々の著名人と浮き名を流す世界的なゴシップクイーン。そして誰にも言えない秘密を持つ…という、新TVシリーズの鍵を握る重要な人物だ。先日公開された最新PVでは「だって貴方のワイフ、ミセス・ルパンよ、私」という台詞と、ウェディングドレス姿を披露している。藤井さんは、劇場版アニメ『サカサマのパテマ』で初主演を飾り、アニメ「甘城ブリリアントパーク」ではメインキャラクターを担当。アニメ作品以外にも、『ウォールフラワー』ではエマ・ワトソンの演じるサム役の吹き替えを務め、大ヒット海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にも声で出演。本作への出演で、今後益々の活躍が期待される女性声優だ。本作の出演について「子どもの頃から見ていた『ルパン三世』にまさか自分が出演することが出来るなんて想像もしていませんでした。最初の収録の時に『ルパンファミリー』の皆様の声を聞いたときはすごく感動したのと同時に、自分もその場にいたことがいまでも不思議な感覚です」と感激している様子。さらに、「収録を重ねて行く度に、その場に居られることの幸せを、そして新キャラクターを演じさせて頂ける重責を実感しました。先輩やスタッフの方、沢山の方々の力をお借りして精一杯頑張りました!」と収録をふり返った。本作の声優陣には、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志をはじめ、石川五ェ門役の浪川大輔(『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』アナキン・スカイウォーカー役)や、峰不二子役の沢城みゆき(「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ七海春歌役)、銭形警部役の山寺宏一(ウィル・スミスやエディ・マーフィ、ジム・キャリーなどの吹き替えを担当)らお馴染みの実力派声優たちが続投。ベテラン声優と期待注目株声優との掛け合いにも注目したい。新TVシリーズ「ルパン三世」は日本テレビ、読売テレビほかにて10月1日より放送開始(全24話予定)。(text:cinemacafe.net)
2015年09月02日30年ぶりの新テレビシリーズ復活や、ファンお馴染み「ルパン三世のテーマ」を生んだ大野雄二が音楽を担当することで話題の新TVシリーズ「ルパン三世」。この度、10月1日(木)の毎週25時29分~25時59分より放送開始が決定!併せて大野さんが新シリーズのために再録した「ルパン三世のテーマ」をBGMにルパンらが活躍する最新PV映像が解禁された。抜群の頭脳で難関を突破、いかなる標的も必ず奪う大泥棒で美女が大好きなルパン三世が、今回はイタリアとサンマリノを舞台に数々のターゲットを狙う!ルパンの計画を共に遂行するのは、相棒にして無敵のガンマン・次元大介と居合抜きの達人・石川五ェ門。それに正体不明の美女・峰不二子。そして彼らを追うのはルパン逮捕に執念を燃やすICPOの敏腕捜査官・銭形警部。お馴染みの面々に加え本シリーズでは、自由奔放なセレブ娘レベッカ・ロッセリーニがもう一人のヒロインとして登場し物語に大きく関わっていく。本作の声優陣には、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志をはじめ、石川五ェ門役の浪川大輔(『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』アナキン・スカイウォーカー役)や、峰不二子役の沢城みゆき(「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ七海春歌役)、銭形警部役の山寺宏一(ウィル・スミスやエディ・マーフィ、ジム・キャリーなどの吹き替えを担当)らお馴染みの実力派声優が続投。制作を担当するのは、『ルパン三世カリオストロの城』以降「ルパン三世」史上の要所にある作品を担ってきたテレコム・アニメーションフィルム、音楽を「ルパン三世のテーマ」生みの親・大野さんが務め、テーマを新アレンジ。ベテランから若手までプロフェッショナルなクリエイターたちが集結した。公開されたPVでは、舞台イタリアを感じさせる新テーマにのせてお馴染みのキャラクターたちが街を駆け巡る姿が映しだされる。また各声優陣のボイス入り演技も公開。新キャラクターのレベッカ・ロッセリーニの声も明らかになった。放送日も決定し、益々の盛り上がりを見せる本作。まずはこちらのPVにから、彼らの新たな活躍に期待したい。新TVシリーズ「ルパン三世」は日本テレビ、読売テレビほかにて10月1日より放送開始(全24話予定)。(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日10月1日より日本テレビ系で放送がスタートするTVアニメ『ルパン三世』(毎週木曜25時29分~25時59分)のエンディングテーマを石川さゆり、作詞をつんく、作曲&プロデュースを大野雄二氏が担当することが明らかになった。楽曲名は「ちゃんと言わなきゃ愛さない」。石川、つんく、大野氏という三者初顔合わせのコラボ作品となり、「ルパン三世のテーマ」で知られる大野氏らしいクール&ゴージャスなビッグバンドサウンドに仕上がっているという。同曲は、シングルとして10月21日に発売予定で、5,000枚限定の初回限定盤(紙ジャケット仕様)と通常版(初回プレス分のみジャケットと同絵柄ステッカー封入)の2バージョンを展開(ともに1,389円/税別)。今回の発表に合わせて、新生ルパン三世と石川の2ショットをアニメーターチームが描き下ろしたジャケットイメージも公開されている。代表曲「津軽海峡・冬景色」の発表と『ルパン三世』テレビ第2シリーズのスタートがどちらも1977年であることに「不思議なご縁も感じます」と語る石川。収録について「作詞のつんくさんはルパンのストライクエイジだそうで、ルパン、不二子ちゃん、石川と、そんなキーワードがくるくると膨らみ、チャーミングで、せつないツンデレ女子の詞が完成! 大野雄二さんのサウンドに載せて歌ってみました」と振り返っている。作詞を担当したつんくは、「幼少の頃から何度となくテレビで見て来たルパン三世。その格好良さに理屈はなかったと思います。時に三枚目、なのに格好良いルパン三世は少年たちの憧れでした」と『ルパン三世』の魅力を力説。「そのルパン三世が久々にTVシリーズ化されるということでも驚いたのに、僕がエンディング曲に参加できるなんて!」とオファーの喜びを明かした。歌詞については「この曲は女性が主人公です。セクシーで意地っ張りで甘えるのが下手。そんな女性の心の葛藤を描きました」と話すつんく。大野氏から届いた楽曲をもとにした作詞を「曲は謎解き怪文のようになっていて、歌詞を書き込むときワクワクしました。『あ、ここは韻を踏む場所だな』『お、ここはあの場所を繰り返せだな』とか。ルパン三世になった気分でしたね」と振り返り、完成した楽曲とともに「『大人』で『艶やか』で『強気』で『恥じらいのある』。そんなたくさんの表情が入った歌声にほれぼれしました」と石川を絶賛した。そして大野氏も「歌ったら、それで全てが成立しちゃう『存在感』と心安らぐ『声』。さすがでした」と石川をたたえ、「石川さゆりとルパンサウンドのコラボをどうぞお楽しみください」とファンに呼びかけている。シングルには表題曲に加え、THE BOOMのメンバーとして活躍した宮沢和史と大野氏がコラボした「ニヒルに愛して」、『ルパン三世』の定番曲「ラブ・スコール」、さらにルパンマニアから評価の高い名曲「MEMORY OF SMILE」のカバーが、石川のボーカルで収録されているという。10月1日より新TVシリーズとしてスタートする本作は、1985年『ルパン三世 PART III』終了以来30年ぶりとなる、TVシリーズ第4作。総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏、シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が担当する。さらにキャラクターデザインを横堀久雄氏が務め、青いジャケットに身を包んだ新生ルパン三世が描かれる。モンキー・パンチ(C)TMS原作:モンキー・パンチ(C)TMS
2015年08月26日30年ぶりの新テレビシリーズとして今秋に放送が開始される「ルパン三世」。今回、新展開のキーパーソンとなる謎の美女レベッカ・ロッセリーニのビジュアルが公開され、また、1話目のストーリーの一部も解禁となった。放送新シリーズの総監督には、『ルパン三世』シリーズなどアニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀、監督には「もやしもん」「アイカツ!」の矢野雄一郎、シリーズ構成には『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』、「TIGER&BUNNY」の高橋悠也。さらにあの「ルパン三世のテーマ」を生んだ大野雄二が音楽を担当する。ルパンにニッコリと微笑む金髪美女はイタリア・サンマリノ共和国を代表する財閥の若き女社長レベッカ・ロッセリーニ。モデルや女優としても活躍しながら数々の著名人と浮き名を流す世界的なゴシップクイーンだ。峰不二子に引けをとらない美貌の持ち主だが誰にも言えない秘密を持っているという。1話目では、銭形刑事になんとルパンから結婚式の招待状が届く。レベッカと結婚するというルパンの元に次元、五右衛門、不二子が集結し、物語の舞台はサンマリノからイタリア全土へと広がっていく。ルパンが根強い人気を博すイタリアでは、RTI局が全世界に先駆け放送を行った新シリーズ。イタリア発ルパン三世の新たな歴史に期待が高まる。2015年秋、日本テレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月27日30年ぶりのTVシリーズとして、今秋から日本テレビほかにて放送される人気アニメ『ルパン三世』のストーリーの一部が27日、明らかになった。公開されたストーリーは、ルパン三世から銭形警部宛てに、盗みの予告状ではなく結婚式の招待状が届くという衝撃のオープニングで幕開け。気になるルパンのお相手は、なんと峰不二子ではなく、物語の舞台となるサンマリノ共和国を代表するロッセリーニ財閥の若き会長で、数々の著名人と浮名を流す世界的なゴシップクイーンとして知られるレベッカ・ロッセリーニだという。2人の結婚式の招待を受けた次元、五ェ門、不二子たちは、イタリアへと向かう。今回、設定画とともに詳細が明らかになった新キャラクターのレベッカは、先日公開されたプロモーションビデオにも登場しており、"謎の美女"として話題を呼んでいた。自由奔放な性格で、不二子に引けをとらない美貌の持ち主として描かれているが、制作サイドいわく「誰にも言えない秘密を持っている」という。1985年『ルパン三世 PART III』終了以来30年ぶりとなる本作は、TVシリーズのPart4にあたる。総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務める。さらに、シリーズの劇伴を担当してきた作曲家の大野雄二氏が、本作のために「ルパン三世のテーマ」を新録した。原作:モンキー・パンチ(C)TMS
2015年05月27日「ルパン三世」新テレビシリーズの放送を記念して、TOHOシネマズ新宿にて開催される「新TVシリーズ放送決定記念特別企画ルパン三世アニメ・ナイト@TOHOシネマズ新宿」。4月に上映された「峰不二子スペシャル」スペシャルに続き、「石川五ェ門・銭形警部スペシャル」の上映が決定。新シリーズのプロデューサーと脚本家が登壇するトークショーも開催される。昨年10月にフランス・カンヌで開催されたMIPCOMにてベールを脱いだ「ルパン三世」新テレビシリーズ。1985年「ルパン三世 PARTIII」終了以来30年ぶりとなる新シリーズでは、イタリア、サンマリノ共和国が舞台となり、イタリアRTI局が全世界に先がけ放送することでも日本のみならず世界中で話題となっている。TOHOシネマズ新宿にて実施中の「新TVシリーズ放送決定記念特別企画ルパン三世アニメ・ナイト@TOHOシネマズ新宿」では、4月から「峰不二子スペシャル」を上映。今回決定した「石川五ェ門・銭形警部スペシャル」では、新シリーズで総監督を担当する友永和秀がほとんど一人で原画を担当した「カリブ海の大冒険」をはじめ、傑作の数々を上映する。また、上映を記念して、6月26日(金)には、浄園プロデューサーと新シリーズの脚本をつとめる高橋悠也のトークショーの実施が決定。秋から始まる新シリーズ情報や制作秘話が飛び出すことが期待される。本イベントと特集上映を通して、新シリーズへの期待を膨らませてみては。「第2弾石川五ェ門・銭形警部スペシャル」は6月26日(金)よりTOHOシネマズ新宿にて上映。(text:cinemacafe.net)
2015年05月22日今秋より日本テレビほかにて放送されるモンキー・パンチ原作の新作TVアニメ『ルパン三世』のプロモーションビデオが公開された。本編映像を使用した映像の公開は、世界初となる。1985年『ルパン三世 PART III』終了以来30年ぶりとなる本作は、TVシリーズのPart4にあたり、イタリアのサンマリノ共和国が新たな舞台。作品の世界観を作り上げるために、制作スタッフたちはイタリアの地を実際に訪れたという。公開されたPVでは、シリーズの劇伴を担当してきた作曲家の大野雄二氏が新録した「ルパン三世のテーマ」とともに、ルパン三世、次元大介、石川五エ門、峰不二子、銭形警部のおなじみの4人が登場。「新たな歴史がここから始まる」というメッセージに続いて、イタリアの街を車で疾走し、ワイヤーアクションを披露し、銭形警部から逃走劇を演じる"動く"新生ルパンたちの姿を見ることができる。また、ルパンと一緒に空を飛ぶ美女の存在も。本作では、総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務める。モンキー・パンチ(C)TMS
2015年04月24日