世界のさまざまな国の中で、「人口の多い国」というのはよくクローズアップされますが、逆に少ない国はどんな国々なのでしょうか?人口の少ない国はどこなのか、外務省に問い合わせて調べてみました!●第1位バチカン市国……人口793人人口の少ない国第1位は、世界最小の国土面積を持つカトリック教会の中心地・バチカン市国でした。バチカンの紹介映像などを見ると、もっと多くの人がいるように思えますが、観光施設などで働く職員は国外のイタリアから通勤している人がほとんど。793人の国民の大半が修道者なのだそうです。●第2位 ツバル……人口9,847人第2位はオーストラリアの北東に位置するオセアニアの小国ツバル。美しい海とサンゴだけでなく、海抜が最高でも5メートルと非常に低いため、温暖化による海面上昇で海に沈んでしまう可能性がある国としても有名です。1位のバチカン市国の793人と比べると多く感じますが、日本だと「市」にも認定されないほどの人口です。●第3位ナウル共和国……人口9,947人第3位はオーストラリアの北東、ニューギニアの東に浮かぶナウル共和国です。ツバルとは100人しか人口が変わらないので非常に僅差。日本人にはあまりなじみのない国ですが、第二次世界大戦時には日本が占領したこともありました。●第4位クック諸島……人口1万8,500人ポリネシアにある島国国家のクック諸島が第4位です。上位の3国と比べるとかなり多い人口ですね。クック諸島は全部で24の珊瑚環礁と火山島で構成されていて、ニュージーランドと連合関係を持っている国です。日本は2011年にクック諸島を国家として承認し、外交関係を締結しました。●第5位パラオ共和国……人口2万609人次に人口の少ない国は、フィリピンの南東に位置するパラオ共和国。かつては日本による統治が行われ、現在でも日本から多くの援助を受けている国です。リゾート地としても人気が高いですね。●第6位サンマリノ共和国……人口3万1,735人第6位はイタリア半島の東部に位置するサンマリノ共和国。世界で5番目に小さい国土を持つ国です。現存する共和国としては、世界最古なんだとか。F1の『サンマリノ・グランプリ』が開催されていたことでも有名ですね。●第7位モナコ公国……人口3万5,427人フランスとイタリアの国境付近に位置する都市国家・モナコ公国が第7位。国土はバチカン市国に次いで世界で2番目の小ささ。所得税がないため、お金持ちが大集合している国です。ちなみにモナコはカジノも有名ですが、モナコの国籍を持っている人はカジノで遊んではダメなんだそうです。●第8位リヒテンシュタイン公国……人口3万6,304人第8位はスイスとオーストリアに囲まれた小国リヒテンシュタイン公国です。リヒテンシュタイン家が元首を務め、首相は元首が任命するそうです。人口も少なければ国会議員も少なく、議員定数は25席。ちなみに、UEFA(欧州サッカー連盟)に加入している国の中では唯一サッカーリーグがない国でもあります。●第9位セントクリストファー・ネイビス連邦……人口5万3,051人第9位は大西洋・カリブ海に浮かぶ小国セントクリストファー・ネイビス連邦。日本人にとってはあまりなじみのない国ですよね。面積はアメリカ大陸で最も小さいのだそうです。●第10位マーシャル諸島共和国……人口5万4,816人太平洋に浮かぶ島々で構成されているマーシャル諸島共和国が第10位。こうした太平洋に浮かぶ国は基本的に人口が少ない傾向にありますが、マーシャル諸島共和国は比較的多い感じですね。ちなみに人口の多い国のベスト10は、第1位中華人民共和国……人口13億4,800万人第2位インド……人口12億4,200万人第3位アメリカ合衆国……人口3億1,300万人第4位インドネシア……人口2億4,200万人第5位ブラジル……人口1億9,800万人第6位パキスタン……人口1億7,700万人第7位ナイジェリア……人口1億6,300万人第8位バングラデシュ……人口1億5,100万人第9位ロシア……人口1億4,300万人第10位日本……人口1億2,700万人となっています。中国とインドがずばぬけていますね。人口の少ない国ベスト10はこのようになりました。どの国も日本の市や町よりも少ないですが、バチカン市国はずばぬけています。大きな小学校や中学校よりも少ない可能性もありますよね。バチカン市国より人口が少ない国はそうそう生まれないでしょうね。記事参照:外務省「人口の少ない国」「人口の多い国」人口数出典元:The World Bank - World Development Indicators - Population, total(2011)(貫井康徳@dcp)
2013年03月06日アメリカやドイツ、または中国など、日本から直行便が出ている国へのフライト時間は分かりやすいもの。しかし、直行便が出ていない南米やアフリカの国へは、途中で乗り換えなどがあり、どれくらい時間がかかるのか分かりにくいですよね。今回は、日本からの直行便がない国へ行くには、どれくらいの時間がかかるのかご紹介します。■南米編●ブラジル……最短で約25時間2014年にサッカーのワールドカップ、2016年には夏季オリンピックが開催されるブラジルですが、日本から直接行く方法はなく、ニューヨークなどを経由しないと行けません(2013年1月現在)。成田空港を出発する場合はリオデジャネイロまで約25時間、サンパウロまでは約27時間です。●アルゼンチン……最短で約26時間アルゼンチンも日本からの直行便はありません。日本から向かう場合は、アメリカのダラスやサンフランシスコを経由し、首都ブエノス・アイレスまでは約26時間です。もちろん、乗り継ぎでさらに時間がかかる場合もあります。●チリ……最短で約23時間チリは南米の西側に位置する細長い国です。日本からはアメリカのダラスやニューヨーク、カナダのトロントなどを経由して向かいます。所要時間は最短で23時間ほど。航空会社によっては、2回乗り継ぎを行います。その場合は、約28時間ほどかかります。●ウルグアイ……最短で約28時間南米大陸の南東に位置するウルグアイへは最低でも2回の乗り継ぎが必要です。まずアメリカのシカゴやロサンゼルスで乗り継ぎ、次にアルゼンチンのブエノス・アイレスなど南米の主要都市で乗り継ぎます。乗り継ぎの回数によっては、30時間以上かかります。到着まで34時間というケースもあります。■ヨーロッパ編●スペイン……最短で約17時間日本からスペインへの直行便は、チャーター機を除きありません。フランスのパリやイギリスのロンドン、ドイツのフランクフルトを経由してのフライトとなります。所要時間は、17~20時間ほどです。また、お隣のポルトガルへも直行便はありません。乗り継ぎ込みで最短18時間ほどかかります。●スウェーデン……最短で約13時間北欧のスウェーデンへはパリやロンドン、またはデンマークのコペンハーゲンなどを経由しないと行けません。所要時間は最短で13時間ほど。長くなると17時間ほど必要です。北欧では、スウェーデンとノルウェーが直行便のない国です。ノルウェーへも13~14時間かかります。デンマーク、フィンランドへは直行便が出ています。●バチカン市国……最短で約14時間ヨーロッパ編の最後は、イタリアのローマの北部に位置する小国・バチカンへの所要時間です。まずイタリア・ローマへは直行便で12~13時間。ローマ空港からバチカン市国までは車で約1時間かかります。ま、飛行場がないからなんですが(笑)。■中東・アフリカ大陸編●オマーン……最短で約12時間ワールドカップ出場を懸けて日本とも戦った、中東の国オマーンへは約12時間かかります。日本を出てドバイを経由し、オマーンのマスカット国際空港、という道のりです。サウジアラビアなど、ほかの中東の国へもだいたいこのくらいの時間がかかります。●南アフリカ共和国……最短で約17時間日本から南アフリカ共和国へ行くには、香港やシンガポール、またはドバイなどを経由しないと行けません。所要時間は17~22時間です。2010年のサッカーワールドカップの観戦で訪れた人も、恐らくは同じようなフライト時間を経験したのではないでしょうか●ナイジェリア……最短で約20時間タレントのボビー・オロゴンさんの故郷でもあるナイジェリア。アフリカ大陸の西側に位置する国です。日本からはUAEのドーハ、トルコのイスタンブールなどを経由して向かいます。所要時間は20~23時間です。基本的には経由地までの所要時間が長いようです。記載したのは、あくまで最短の時間ですので、乗り継ぎの回数や待ち時間によっては3、4時間平気で上乗せされます。南米諸国へは、丸1日飛行機に乗ってようやく到着という厳しさ。これでも早くなったそうなので、ひと昔前の海外旅行は本当に大変だったのでしょうね。(貫井康徳@dcp)
2013年02月23日かくれんぼ、おままごと、縄跳び……。どこの国に行っても子どもは子ども。無邪気な遊びが大好きです。ところで、同じ「遊び」でも国によって違いはあるのでしょうか。日本に住む外国人20人に、「子どものころの遊び」について聞いてみました。■Hide and seek(かくれんぼ)日本のかくれんぼと同じ。ただ、じゃんけんポンで鬼を決めるルールがなくて、単に話し合いで決める(イギリス/男性/40代前半)遊びの定番、かくれんぼ。しかし、鬼を話し合いで決めるのは新しいですね。会話例:「ヘンリー、今日は君に鬼をお願いするよ」「えー、今日はマイクが鬼をやってよー」「嫌だよー。ヘンリーが鬼をやらないと始まらないって」「えー」……と、このように遊びが始まる前に交渉が決裂することもありそうです。■バービー人形で遊んだドラマなどで見たストーリーをバービー人形で再現していた(フランス/女性/20代後半)バービー人形はその国の人に合わせた表情や衣装で販売されていることで有名。フランス顔のお人形でドラマの再現、しかもフランス語で。それだけでオシャレ感満載です。■過家家(中国)、Choi do han(ベトナム)(おままごと)友達と2、3人で、子ども用の皿や道具で子供風の家を作って遊んだ(中国/男性/20代後半)(ベトナム/女性/20代前半)遊び方は日本と同じですが、名前の違いが面白いですね。「過家家(発音:ゴウジャアジャア)」は「カカカ」と読んでしまいたくなります。■小川の辺りとかで動物を探したり、ツリーハウスを作ったり動物を捕まえても殺さない。ツリーハウスを作ったらとりでにして、他の子どもから守る(アメリカ/女性/20代後半)大きな木の上に小さな家を作るツリーハウス。自然豊かな環境ならではの遊びですね。トム・ソーヤーみたいです。ところで、出来上がったら守りに入ってしまうのですね。それも遊びの一環?■サバー・トバーッツ(七つの石)七つの石を積み上げて、石を崩すチームと積み直すチームに分かれて対戦する。積み直すチームは崩したチームが投げるボールに当たらないように逃げながら直す(エジプト/男性/40代後半)鬼ごっこのような、ドッチボールのような。長い伝統がありそうな遊びですね。砂漠で土ぼこりをあげながら走り回る子どもたちが目に浮かびます。その他、鬼ごっこ・縄跳び・サッカーなど、日本と同じ方法で遊んでいた、という回答がありました。ちなみに、以下の国の方々から。■鬼ごっこ(タイ/女性/30代前半)(ロシア/女性/20代後半)■縄跳び(スウェーデン/女性/40代前半)(ロシア/女性/20代後半)■かくれんぼ(アルゼンチン/男性/20代後半)(スペイン/男性/20代後半)■サッカー(オランダ/男性/30代前半)(ペルー/男性/50代前半)(ウズベキスタン/男性/20代後半)何千キロメートルも離れている国でも、子どもが好きなことは似ているものですね。人類みな兄弟!とはよく言ったものです。大人になっても変わらず、みな兄弟!でいきたいものです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日新興国では、目覚ましい経済成長や財政基盤の強化などを背景に、国債格付に改善傾向がみられており、新興国社債においても、格付の改善に期待が寄せられています。企業にとって社債発行は、長期的な資金や多額の資金を調達するために利便性のある資金調達手段の一つとなっています。特に新興国では、資金調達を銀行融資に頼る企業も多いものの、欧州債務危機などに伴なう金融機関の融資削減や、設備投資の拡大や競争力の強化など強い資金調達ニーズなどから、社債発行は増加傾向にあります。現在、新興国企業の収益拡大とともに財務体質の健全化が進んでいますが、企業の信用力ともいえる社債格付は、個別企業の財務状況に加えて、その企業が属する国の格付の影響も受けることから、企業ファンダメンタルズが良好であっても、格付が低水準にとどまる傾向があると考えられています(※ソブリンシーリング)。これまで国債が段階的に格上げされてきたブラジルを例にみると、国有企業であったブラジル石油公社や、国際的な事業展開を行なうヴァーレなど、一部には国債格付を上回る場合もみられるものの、国債が格上げされると、同時期に社債格付が変更される傾向がみられ、国債格付が一つの判断基準として影響していると考えられます。社債格付の改善による信用力向上は、投資家層の拡大につながると考えられることから、社債の発行も増加するとみられます。また、これによって流動性の向上が見込まれることは、企業の成長性や魅力的な利回りとともに、新興国社債の注目度を高めていくと期待されます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2012年11月21日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日近年、各国の外貨準備高は拡大傾向にあり、中でも新興国の伸びが目立っています。外貨準備高とは、国の通貨当局(中央銀行や中央政府など)が対外的な支払いに充てることを主目的として保有している外貨資産を指します。輸入代金の決済や対外債務の支払い目的のほか、急激な為替相場の変動を抑制する(為替介入)際にも使用されています。過去において、新興国の多くは、経常収支に赤字を抱え、資金を海外に依存する状況にありました。そのため、例えば危機時などに、海外から流入していた投資マネーが引き揚げられ、自国通貨に下落圧力がかかっても、為替介入によって自国通貨の価値を防衛することができませんでした。こうした過去の経験から、新興国では、財政健全化を推し進め、経常収支を改善し、危機に対する備えという意味で外貨準備高を積み上げる動きが拡がりました。現在では、新興国の外貨準備高は、先進国の約3.4兆米ドルをはるかに上回る約7.0兆米ドルにまで積み上がっています(2012年3月末時点)。なお、外貨準備高は貿易黒字の拡大などから増える傾向にありますが、危機時における自国通貨の安定のため為替介入が行なえるかどうか、あるいは対外債務が返済可能なのかどうかなど、各国の政策対応余地を見る上で非常に注目度が高い指標です。また、外貨準備高は、健全な財政などとともに、その国の信用力を示す指標となっていることなどもあり、新興国の外貨準備高の増加傾向が、対外的な信用力を高め、それに伴なう海外からの資金流入などによる通貨の押し上げ効果が期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年8月10日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日東京八重洲北口にある山梨県のアンテナショップ「富士の国やまなし館」では7/24(火)~25(水)に「富士の国やまなしフェア」を開催する。これまでも「やまなしマルシェ」として人気を博していたが、今年はさらにパワーアップ。店舗の外の「やまなしマルシェ」ほか、店内では一部の商品をのぞいて10%オフセールを行ったり、通常は富士の国やまなし館には入らない、山梨の人気メーカーの商品が店頭に並ぶ予定だ。今はちょうど桃やすもも、ぶどうの収穫がはじまり、果物の最盛期。新鮮でジューシーな果物のほかに、トマト、きゅうりなどの新鮮な高原野菜、朝獲りのとうもろこし、ジャム、カキ氷などを「やまなしマルシェ」で買うことができる。一方店内では、県内の特産品イベントとして、傘・ストールなどの織物や水晶などの宝飾品の販売のほか、勝沼の老舗ワイナリーの大泉葡萄酒の試飲会も行われる。2,000円以上購入した人を対象に、山梨県内宿泊施設の宿泊補助券や山梨県産ワインなどがあたる抽選会が実施される。観光パンフレットも置いてあるので、夏休みの旅行をどこにするか決める前に「富士の国やまなし館」で下調べをするのもいいだろう。期間:2012年7月24日(火曜日)、25日(水曜日) 10時30分~19時30分 ※やまなしマルシェ開催時間10時30分~16時00分 <やまなしマルシェ参加店(店外)>◆小淵沢きびの会 北杜市小淵沢の高原野菜(トマト・きゅうり・玉ねぎ・にんにく)◆旬果物市場 甲府の新鮮な朝穫りとうもろこし◆佐藤農園 糖度の高い、早生のぶどうの販売◆まるしょう農園 今、注目のフィルム栽培で育てた安心・安全のメロン(カットメロン・ジュース)◆南アルプスファームフィールドトリップ 南アルプス産のすもも・有機栽培の野菜、ジャム・かき氷(7種類の果物ピューレシロップ)◆富士の国やまなし館 作り手が手間をかけ、一枝一実で育てた、こだわりの桃◆風土記の丘農産物直売所(7/25(水)のみ) 甲府市中道の新鮮な青果の販売<やまなしフェア参加店(店内)>◆糸の音会 傘・ストール等の織物の販売◆クラウン商会 水晶・宝飾品の販売◆大泉葡萄酒 勝沼の老舗ワイナリー【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日IMF(国際通貨基金)の最新の経済見通しによると、購買力平価基準を用いた新興国のGDP(国内総生産)総額が、2013年にも先進国のGDPを初めて上抜く見通しとなりました。購買力平価基準では、各国の物価の違いを修正して比較できるため、より実質的な評価・比較ができるとされています。2000年には新興国の1.7倍近くあった先進国のGDPは、2008年の世界的な金融危機をきっかけにその差を縮める動きとなり、2013年の逆転を経て、2017年には新興国の0.9倍程度になるとみられています。こうした潮流は、新興国が先進国に代わって世界経済の中心的な役割を担っていくことと同時に、消費市場としての存在感を急速に高めている象徴であると考えられます。新興国の中でも、世界経済を牽引していくと見込まれているのが、ブラジル、ロシア、インド、中国のBRICs諸国と、メキシコ、韓国、インドネシア、トルコなどの国々だとみられます。これらの国々は、先進国と新興国のGDPが逆転するとみられる2013年には世界のGDP上位国になるとみられます。米大手金融グループでは、BRICsにこれら4ヵ国を加えた8ヵ国について、「もはや新興市場ではない」とし、2011年に「グロース・マーケッツ(成長市場)」と新たに定義し直しています。足元で、欧州債務問題を巡る混乱が、世界経済および世界の金融市場を揺るがしています。これらの問題は早期に解決するものではありませんが、こうした状況下にあっても世界経済は成長を続ける見通しであることなどを考えると、「混乱の行方」もさることながら、「世界経済の潮流」を見失わないようにする必要がありそうです。(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)(2012年5月18日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日経済成長などに伴なう全体的な所得水準の向上により、新興国では購買力や消費意欲が高まっており、その消費の拡大が、内需を活性化させ、国の成長に寄与しているとみられます。中でも、消費意欲が特に旺盛とされている中間層の拡大は、経済をさらに活性化させると考えられることから、中間層の拡大は新興国経済の今後の発展における重要な要素になっているといえそうです。そうした中、経済産業省が3月中旬に公表した調査結果によると、アジアなどの新興15ヵ国で今後20年間に消費の牽引役となる「中間層」は3倍以上増加する見通しです。また、これらの国の中間層の中でも、特に消費力の高い層とみられる「上位中間層」(世帯年収1万5,000米ドル以上、3万5,000米ドル未満)は、2010年の約2.5億人から2020年には約7.7億人に増えると試算されています。そのうえで、経済産業省は、これらの新興国で中間層が急激に増える時期は日本でいえば1960~70年代に相当すると指摘し、洗濯機や冷蔵庫、テレビなど耐久消費財が普及するほか衣料や教育医療への支出も増えるとしています。こうしたことは新興国の中間層の拡大が、新興国の成長のみならず、様々な面で大きな意味を持つことを示しているとみられます。現在、多くの日本企業が、新興国の中間層の拡大を見据えて、専用商品の開発を行なうなど、中間層の需要開拓を視野に入れた戦略を打ち出しています。また、経済産業省においても、新興国の消費市場を獲得することを急務と位置付け、今年の6月を目処に戦略をまとめる方針です。こうした取り組みにより、新興国における日本企業の収益機会の拡大に一層の弾みがつくようであれば、日本の景気にも好影響を及ぼしていくものと期待されます。(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)(2012年3月27日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日食べる楽しみを忘れないフランスならではのダイエットサポート食品「ジャリネア」いわずと知れた美食の国フランス。でも美しいボディを保っている女性もまた多い国。考えてみれば不思議だ。その不思議を支えている秘訣かもしれないフランスダイエット食品市場でトップシェアを誇るブランドの製品がついに日本に上陸、発売開始となった。大塚製薬が取り扱い、販売する。この話題の商品の名は「ジャリネア」。フランスでは、食べすぎた日の翌日の一日一食を「ジャリネア」に置き換える、またバカンスの前後は一日二食を置き換えて、集中的にカロリーコントロールをするのが、広く知られた活用法なのだとか。スーパーマーケットでもどこでも手に入る、日常の製品のひとつだそうだ。ラインナップは9種類。すべて一食あたり約200kcalに調整されている。カロリーだけでなく、栄養面もばっちり。ビタミンミネラル、たんぱく質をバランスよく配合しているから、安心して食べることができる。気になる味のほうは…もっともポピュラーなメイン商品は携帯にも便利でスマートなバータイプ。かみごたえのある「シリアルバー」(オレンジ味)、チョコレート味とキャラメル味の「ミールバー」。チョコレートコーティングで、ダイエット食品?と思うほどしっかりの甘さ。でもその分満足感は高く、かなり味も美味しい。お湯に溶かすスープタイプのものは「ポロねぎ&ポテト」と「グリーンポタージュ」の2種。とろみとしっかりした味でまさに食べるスープといった感じ。かなり満腹感がある。本場ならではのクセもあるため、苦手な人もあるかもしれないが、逆にかなり気に入る人も出そうだ。低脂肪牛乳でつくるタイプはチョコレート味とコーヒー味のシェイクとプディングがある。甘さも程よく、万人に受ける感じの仕上がりだ。人によって好みの差はあると思われるが、味にもこだわるフランスらしく、全般的にみてダイエット食品の概念を変える美味しさ。トップブランドとして愛されてきた理由がよく分かるというものだろう。日本発売を記念して、7月15日まではモニターキャンペーンも実施している。関心のある人は、ぜひこの機会に試してみよう!元の記事を読む
2011年07月09日