日本公文教育研究会は、0歳~2歳の乳幼児と母親向けの新しい教育サービス「Baby Kumon(ベビークモン)」を、この6月より全国約8,000の公文式教室で開始する。日本公文教育研究会が大学教授等と共同して行った研究によると、0歳児~2歳児を中心とした乳幼児期に母親が行う「歌いかけ」「読み聞かせ」が、母子関係の構築と子どもの発達に寄与することが確認された。「歌いかけ」は母親と子どもとの交流に特に強く結びついて、主に「親子のきずな」を継続して発展させる役割を持ち、「読み聞かせ」は親子の情緒的な交流から、やがて物事を知る手段になるという。この研究は各種のシンポジウムや日本子育て学会、日本発達心理学会等でも発表されている。Baby Kumonは「親子のきずなをはぐくみ、まなびの土台をつくる」をコンセプトに、歌と読み聞かせを中心とした親子のやりとりを家庭で楽しむための新教育サービス。絵本や歌本、CDなど各種教材を使い、子どもの発達に合わせた親子のコミュニケーションを行える。さらに、公文式教室でくもんの先生のサポートを毎月1回受ける「Baby Kumonタイム」も設定される。受講料は月額2,100円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日子どものころ、誰しもが楽しみにしていた教育テレビ。大人になるとなかなか見る機会はなくなってしまうものの、「三つ子の魂百まで」の言葉通り、その面白さは大人になった今でも忘れることができません。そこで、今回のコブス横丁では懐かしのNHK教育テレビを徹底調査。はたして、皆さんの記憶に残っている教育テレビの番組(コーナー)とはいったい!?調査期間:2010/10/12~2010/10/18アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 603件(ウェブログイン式)■第5位「ピタゴラスイッチ」(2002年~放送中)(3.8%)「どこにでもある道具でこんな面白いことができるのかと衝撃を受けた」(女性/24歳)「今でも見ています。大人が見ても楽しい!」(女性/26歳)DVD化もされた「ピタゴラ装置」や、お笑い芸人「いつもここから」が出演する「アルゴリズムこうしん」、シュールなさいころキャラの「ぼてじん」など、人気コーナーがめじろ押しのこの番組。2002年の放送開始以来、現在でも大人気放送中です。子どもだけでなく、大人が見ても楽しめるこの番組では、身の回りにあるさりげない科学を紹介しています。■第4位「にこにこぷん」(「おかあさんといっしょ」の1コーナー) (1982~1992年)(6.6%)「キャラクターが全員好きです。仲間のすてきさや思いやりを感じることができた」(女性/26歳)「一人っ子だったので、幼いころはじゃじゃまる・ぴっころ・ぽろりが兄弟のような感じでした」(女性/32歳)「おかあさんといっしょ」の中の1コーナーながら、記憶に残る番組としてランクインした「にこにこぷん」。1982年から1992年までの10年間にわたって放送されていました。じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの3人が繰り広げるほのぼのとした人形劇に、日本中の子どもたちが一喜一憂していました。■第3位「天才てれびくん」(1993年~放送中)(7.0%)「昔出演していた生田斗真くんが、現在も活躍しているのがうれしい」(女性/26歳)「ときどき洋楽を日本語に訳して歌っていて、洋楽に興味を持ちました」(女性/24歳)「バーチャルシリーズが好きだった。恐竜やDNAの話から生物学に興味を持つようになった」(男性/30歳)1993年以来17年間にわたって放送されている長寿番組。小学生を対象としながら音楽、ゲーム、スポーツなど、さまざまなコーナーが楽しめるその内容は、翌日学校の話題になることもしばしば。また、ウエンツ瑛士さん、生田斗真さん、大沢あかねさんなど今ではトップスターと言えるタレントも、子役として出演したことでも知られています。■第2位「できるかな」(1967~1990年)(7.3%)「いまだにノリやハサミを使うときには、この番組のテーマソングを口ずさむことがある」(女性・31歳)「この番組で、ものづくりが大好きになりました。今は製造業でモノを作る仕事をしています」(女性・25歳)「この番組で……自分は不器用だと悟った」(男性・32歳)1967~1990年まで放送されていた「できるかな」。無口なノッポさんと着ぐるみのゴン太くんがさまざまな工作をするという内容は、シンプルながら工作好きの子どもたちの心をとらえて離しません。放送終了から20年たった今でも根強い人気を誇っており、2009年にはなんとDVDも発売!また、最終回、それまでまったくしゃべらなかったノッポさんが言葉を発したことは、全国の子どもたちに衝撃を与えました。■第1位「おかあさんといっしょ」(1959年~放送中) (11.9%)「体操のおにいさんのアクロバットにあこがれていました」(男性・25歳)「この番組を見て体を動かすことが楽しくなり、新体操を習い始めました」(女性・28歳)「『おかあさんといっしょ』に出たことがあります!」(女性・27歳)1959年以来、半世紀以上にわたって全国の子どもたちが楽しみにしているこの番組が1位を獲得!体操や歌のコーナーなど子どもがテレビの前で楽しめる魅力的なコーナーでめじろ押しでした。4位にランクインされた「にこにこぷん」もこの番組の1コーナーであり、その圧倒的人気が伺えます。両親が子どものころから愛されている「おかあさんといっしょ」、もしかしたら3世代で見ている家庭もあるのではないでしょうか?子どもの教育のために数多くの番組が放送されている教育テレビ。ランク外の番組でも「忍たま乱太郎」や「たんけんぼくのまち」などの番組が盛りだくさんでした。最近のテレビってつまらないよね……なんて嘆くあなたも、一度NHK教育テレビにチャンネルを合わせてみれば懐かしくもすてきな番組に出会えるかもしれません。(萩原雄太/かもめマシーン×プレスラボ)【関連リンク】【コラム】NHKで番組と番組の間に少し流れる映像"調整犬"って知ってる?【コラム】モバイルコンテンツ「NHK多言語むかしばなし」で英語学習【コラム】NHK「コンカツ・リカツ」にみる彼氏・ダメ亭主との別れ方
2010年11月02日