長瀬智也が天才医師役でフジテレビドラマ13年ぶりの主演を務めることで話題の「フラジャイル」。武井咲や小雪、北大路欣也らが共演することでも話題の本作だが、この度、新たなキャストに女優・上白石萌歌が、初の患者役を好演することが分かった。原作は、現在「アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名コミック。読者アンケートでは常に人気作品の上位に名を連ね、「マンガ大賞2015」の候補にもなり、2014年11月より4巻まで発刊しているコミックの累計数は25万部にのぼる、いま最も勢いのある人気漫画だ。主人公は「強烈な変人だが、極めて優秀」と周囲が表する偏屈イケメン天才病理医・岸京一郎(長瀬さん)。岸は常にスーツ姿で全く医者然とせず、口が非常に悪いため度々、ほかの医者たちと対峙する。一見、人格破綻者のようにも見えるが、何より優先するべきは患者の命という信念があり、相手を完膚なきまでに論破し打ちのめすのも、自分の診断は絶対であるというデータと論理に裏打ちされた自信と、患者の命を救いたいという思いの表れである。白衣は着ずに手術もしない、偏屈で毒舌で周囲と対立しながらも、絶対に命を救う、そんな岸の活躍を描く、これまでにない全く新しい医療エンターテインメント。主人公演じる長瀬さんのほかにも、岸の指導医で教授の病理医・中熊薫役に北大路さん、新米病理医・宮崎智尋役に武井さん、病理診断科でただ一人の臨床検査技師・森井久志役に野村周平、そして岸と大学時代の同期で岸の過去を知るセクシー外科医・細木まどか役には第3子出産後初のドラマ出演となる小雪さんが出演する。そして新たに発表された新キャストには、2011年の第7回「東宝シンデレラオーディション」にて満場一致でグランプリを獲得し、当時長澤まさみが持つ最年少受賞記録を塗り替え話題となった上白石さん。その後、7月に公開された『脳漿炸裂ガール』では、生きるか死ぬかのデス・ゲームを切り抜けようとする極限を見事に演じきり、圧倒的な純真さと表現力を披露し、いま最も注目されている女優だが、本作では自身初となる患者役に挑む。健気な少女を見事に演じた彼女は、「自分がこんな状況に置かれたら、何をどう感じるか、どんな気持ちで毎日を過ごしているのかイメージするのを大切にして演じさせていただきました。頭に包帯を巻いて、ネームバンドを腕につけると花梨という役と自分の距離が縮まったような気がして、感じるままにお芝居できました」と撮影をふり返って語った。今回上白石さんが演じる女子高生・景山花梨はある日、階段から転げ落ち、岸が勤める病院へ運ばれてきた。幸いなことに脳に出血も無く、あるとすれば、検査はしていないが椎間板変性(椎間板の老化による腰痛)の疑いくらいと担当する神経内科医は報告するが、それを聞いた岸がかみつく。「単に腰が痛いから椎間板変性?あんた、バカなのか?」そんな岸の姿を初めて目の当たりにした神経内科医の宮崎智尋も、実は流れ作業のように花梨を整形外科に回そうとすることに疑問を持っており、一瞬で岸に心をつかまれる。いてもたってもいられなくなった宮崎が、岸と臨床検査技師・森井久志のいる病理診断科を訪ねたことから事態は急展開を迎える――。次々と現れる超個性的で取り扱い注意な登場人物たち。その中心にいるのは、何者にも縛られず、自分が正しいと信じるもののために闘い抜く偏屈イケメン天才医師・岸。花梨の体におきる異変、そして心に秘めているものとは…。まったく新しいノンストップ医療エンターテインメントを目撃してみて。「フラジャイル」は2016年1月13日(水)より22時~フジテレビにて放送開始。(cinemacafe.net)
2015年12月15日長瀬智也が“強烈な変人だが、きわめて優秀な”天才医師を演じ、武井咲や野村周平、小雪が共演することでも話題の、フジテレビ系1月期“水10”ドラマ「フラジャイル」。本作から、旭日小綬章を受賞した日本を代表する名優・北大路欣也が演じる、どこからどう見てもマフィアにしか見えない(?)“史上最恐”の医者の姿が明らかとなった。「フラジャイル」は、現在「アフタヌーン」(講談社)で連載中、コミック4巻の累計数は25万部にのぼる同名漫画が原作。長瀬さんが演じる主人公は、「強烈な変人だが、極めて優秀」と周囲が表する偏屈イケメン天才病理医・岸京一郎だ。病理医とは手術はせず、組織や細胞を分析して患者の診断を下す医者のこと。岸は常にスーツ姿で全く医者然とせず、口が非常に悪いため、たびたびほかの医者たちと揉めることもしばしば。一見、人格破綻者のようにも見えるが、何より優先するべきは患者の命という信念があり、相手を完膚なきまでに論破し打ちのめすのも、自分の診断は絶対であるというデータと論理に裏打ちされた自信と、患者の命を救いたいという思いの表れ。白衣は着ずに手術もしない、偏屈で毒舌で周囲と対立しながらも、絶対に命を救う、そんな岸の活躍がこれまでになく新しい医療エンターテイメントとなる。そんな岸の元指導医で、教授の病理医・中熊薫(なかくま・かおる)を演じるのが、北大路さん。武井さんが演じる、岸と共に働く新米病理医・宮崎智尋と初めて出会うと、デートに誘う茶目っ気を見せながら、岸の前でも気兼ねなく傍若無人に振る舞い、荒い口調ですごむことも。多方面に影響力を持ち、岸が務める病院の人事権にも口を挟める。だが、岸とは確固たる信頼関係で結ばれ、岸が相談をする唯一の人物でもある。原作ではスキンヘッドで“ドスのきいた顔”と表現されている中熊。ドラマ化の話を聞いた北大路さんの中では、中熊は“ゴッドファーザー”というイメージが固まったという。中熊というキャラクターの立ち位置として、見た目からエッジが利いていた方がドラマが盛り上がる、という狙いだ。衣装も自前のもので、自ら監督にプレゼン。その熱意に触発された監督がサングラスもかけることを提案した結果、ドラマの中熊は、“ドスのきいた顔”どころか、どう見ても医師には見えない“マフィア”となった。北大路さんは今回、病理医を演じるにあたり、実際の病理医に会いに、そこでドラマの中で描かれる丁々発止の口論は現実でも普通にあることを知ったと言う。だからこそ、ドラマをより面白く盛り上げるため、キャラクターをより際立たせようという思いに至った。時代劇から現代劇、ヤクザから銀行頭取、果ては総理大臣まで…様々な役を演じてきた北大路さん。旭日小綬章を受賞後初の連続ドラマとして、初共演の長瀬さんとどんな病理医“師弟”コンビを作り上げていくのか、楽しみにしていて。「フラジャイル」は2016年1月13日より、毎週水曜22時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月12日マルチクリエイター・宮藤官九郎が長瀬智也、神木隆之介ら豪華キャストを迎え、地獄を舞台に贈る『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。このほど、劇中に登場する、長瀬さん率いるロックバンド“地獄図(ヘルズ)”の、まさかのメジャーデビューが決定!主題歌を含めた熱い本予告映像が解禁となった。フツーの高校生・大助(神木隆之介)は、修学旅行中に不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこはなんと…ホンモノの“地獄”だった!!大好きなひろ美ちゃん(森川葵)とまだキスもしてないのに、このまま死ぬには若すぎる!!慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる<赤鬼>のキラーK(長瀬智也)。彼の“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた大助の地獄めぐりが幕を明ける!もはや日本エンタテインメント界に欠かすことのできない存在と言える宮藤官九郎の、完全オリジナル作品かつ監督最新作である本作。地獄でロックバンドというぶっ飛んだ設定だけでなく、7年ぶりの映画主演となる長瀬さん、神木さんのほか、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古館寛治、皆川猿時、古田新太、宮沢りえという、豪華すぎるキャストが勢ぞろいしていることで、全国の映画ファンから熱い注目を集めている。今回解禁となった本予告編でも、ファンの期待どおり“クドカン”節は健在!地獄での大助と鬼たちのコミカルなやり取りから始まる、疾走感あふれる映像となっている。中でも注目したいのは、予告編後半に流れる、“キラーK”こと長瀬さんが熱唱する主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」。なんとこのほど、ボーカル&ギター・キラーK(長瀬さん)、ギター・関大助(神木さん)、ベース・邪子(清野さん)、ドラム・COZY(桐谷さん)というメンバーで組まれた地獄で大人気のロックバンドである“地獄図”が映画の世界を飛び出し、実際にCDデビューを果たすことが決定。2月6日(土)の映画公開に先駆け、2月3日(水)に発売されるサウンドトラックでは、主題歌となる「TOO YOUNG TO DIE!」は元「THE MAD CAPSULE MARKETS」のKYONO、物語の中で重要な役割を担う曲「天国」は「ZAZEN BOYS」の向井秀徳がそれぞれ作曲を手掛け、作詞は宮藤官九郎が担当。“地獄図”が演奏する楽曲の数々を中心に、敵対するガールズバンド “デビルハラスメント”の歌う「デビルハラスメント」や劇中で歌われる様々な楽曲、そして厳選されたスコア楽曲などを収録。地獄からカッコいいヤツラを引き連れた形のイカしたオムニバスアルバムとなっている。自身もミュージシャンとして長年活動している長瀬さんは、今回のメジャーデビューについて「地獄図のレコーディングは、ギターの神木くん、ドラムの健太くん、ベースの清野さんとゲラゲラ笑いながら、真剣にやりました。僕が演じるキラーKのボーカルは、ロックなハイトーンボイス。グルーヴと役柄の気持ちを意識して、思いっきり歌いました。映画の中の架空のバンドですが、ぜひ、地獄図という一バンドの音楽として聴いてもらえたら嬉しいです。ロックフェスに地獄図として鬼の扮装で出ていったりしたら、ギターキッズやロックキッズも盛り上がりそう!」と熱弁をふるい、「ロックの楽しさと笑えるところ、音楽が生まれる理由なども描かれている作品なので、CDを聴いてからこの映画を観たら、さらにグッと入り込めるんじゃないかと思います」とコメント。一方、本格的にギターを弾くのは初めてだったという神木さんは「最初は不安もあったのですが、楽しく練習することができました。長瀬さんにも色々とご指導頂きながら頑張りましたので、皆さん是非、聴いて下さい!」とその手ごたえを語った。さらに、劇中には本作ではゲストとして、char、野村義男、マーティ・フリードマン、ROLLY、「快速東京」、木村充輝ら超豪華ミュージシャン、プロレス界から関本大介、お笑い界からゴンゾー、ジャスティス岩倉の参戦も決定している。エンタメ界から猛者が集まった、なんでもアリの“超絶地獄コメディ”となる本作の魅力を、まずはこちらの予告映像から体感してみて。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 公開日未定(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年11月26日長瀬智也、神木隆之介ら豪華キャストの競演で、宮藤官九郎ワールド全開の【地獄】を描く『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。このほど、“ハイテンション過ぎる”予告編第1弾と本ポスタービジュアルが解禁となった。日本のエンタテインメント界を牽引する宮藤さんが、『中学生円山』(’13)以来の監督最新作となる本作。不慮の事故で17歳にして命を失った高校生・大助(神木さん)さんが目覚めると、そこはまさかの“地獄”。たいして悪いこともしてないのに、まだ大好きなひろ美ちゃん(森川葵)とキスもしてないのに、このまま死ぬには若すぎる!!そんな中、【地獄】専属ロックバンドを率いる赤鬼のキラーK(長瀬さん)と出会った大助は、彼から地獄のしくみを学び、ひろ美ちゃんとキスするために現世へのよみがえりを目指して大奮闘することに――。先日の特報映像に続いて、公式サイトで解禁となった今回の予告編第1弾。映像では、長瀬さんが特殊メイクで演じる地獄のロックバンド・地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギター、赤鬼キラーKが、何かと言えば「マザー○ッカー」を連発したり、変顔を見せたりと、超ハイテンション。さらに、バンド仲間となる桐谷健太、清野菜名、シシド・カフカ、皆川猿時、古田新太らが扮する個性豊かな地獄の鬼たちが映し出され、まさに誰も見たことのない、爆笑【地獄】絵図が描かれている。しかも、尾野真千子や宮沢りえといった“人間”のキャストも見逃せない豪華さだ。また、不慮の事故でひとり地獄に落ちた大介の、白目姿やぼさぼさ髪の黒焦げ姿、さらにはギターの演奏シーンなども収められており、演じる神木さんの何かを振り切ったようなかつてない体を張った演技にも期待が高まる内容となっている。長瀬さんと神木さんの、15年ぶりとは思えない息の合ったやりとりにも注目の中、劇中ではキラーK率いる地獄図が演奏する映画オリジナル曲がかかり、神木さんは本作のために猛特訓したギターの腕前と歌声も披露するという。クドカンワールド全開の【地獄】を、公式サイトからチェックしてみて。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年2月6日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年10月31日西島秀俊が天才医師役で主演を務める「無痛~診える眼~」が放送中のフジテレビ系連続ドラマ「水10」枠の2016年第1弾に、「TOKIO」の長瀬智也を主演に迎え、医療エンターテインメント「フラジャイル」が放送されることが決定。長瀬さんがフジテレビ系ドラマで主演を務めるのは、実に13年ぶりだという。原作は、現在「アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名漫画。本誌の読者アンケートでは常に人気作品の上位に名を連ね、「マンガ大賞2015」の候補にもなり、既刊3巻のコミック累計発行数は20万部にのぼる、いま最も勢いのある人気漫画のひとつだ。物語は、医師全体で見るとたったの0.7%しかいないという、データから患者への診断を科学的に確定させる職責を担う病理医の岸京一郎を主人公に、ただ患者の命を救うため、そして己が信じる医療の正義のため、周囲とのあつれきなど一切いとわない偏屈イケメン天才医師・岸の闘いと活躍を描いていく。今回、長瀬さんが演じるのはその主人公の岸京一郎。白衣はまとわず、常にスーツ姿。イケメンだが、偏屈で毒舌。歯に衣着せぬ物言いが敵ばかり作る。性格が悪いことを自覚しており、自分の診断がほかの医師と対立しようものなら、完膚なきまでに論破し、相手が降伏するまで徹底的に闘い抜く悪魔のような顔を持つ。だがその根底には、自らの名誉は一切求めず、医師として最も重んずるべきものは医療の正義、そして患者の命であるという岸のブレない姿勢があり、現に岸が赴任してからというもの、病院の評判は劇的に良くなった。周囲の医師たちは、そんな岸を「強烈な変人だが、極めて優秀」と表し、医師としての技量は桁外れに有能だが、なるべく関わり合いたくない存在だ。2003年4月期放送「ムコ殿2003」以来13年ぶりに主演を務める長瀬さんは、「あらためて言われると、時間が立つのは早いな、と感じます。と同時に、こうしてドラマをやらせていただけることは、年月に関係なく、とてもうれしく思います。今回は医療ドラマなのですが、僕自身、あまり経験が無いぶん、自分なりの解釈で表現をしていければ、と思っています」と感想を述べた。岸という強烈なキャラクターを演じるにあたっては、「自分なりの個性で主人公の個性をひもといて、いい意味での偏屈さを出しながらつくっていければ、と思っています。僕自身、主人公のキャラクターは大好きで、魅力的に映ります。自分がそういう風に感じているところを、ドラマを見てくださる方にも同じように感じてもらえたらうれしいです」と意気込みを語った。原作の草水敏は、ドラマ化決定の際に最初に浮かんだのは長瀬さんがすごんだ顔の芝居だったそうで、「偏屈で自己中心的な変人医師・岸先生を、どう魅力的に演じてくださるのか、楽しみにしています!」と話し、作画の恵三朗も「長瀬智也さん主演でドラマ化とお話をいただいた瞬間から『嬉しい!早く見たい!』とワクワクが止まりません。1月になるのが楽しみです」と、それぞれ多大な期待を抱いているよう。長瀬さんは最後に「このドラマには非常にポジティブな要素がたくさん入っています。主人公はとても偏屈な男なのですが、その中には優しさもあり、ヒーロー感もあり、いろんな顔が垣間見えます。そして強烈な個性だからこそ生まれてくる面白さもあります。そもそも、どうして彼が偏屈であるのか、そこにも意味があり、彼の全貌は話の中で明らかになっていきます。いままで見たことのない医療ドラマになると思います。僕も楽しみたいですし、皆さんもぜひ楽しみにしてください」とメッセージを寄せた「フラジャイル」は2016年1月13日(水)22時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月19日「TOKIO」長瀬智也と神木隆之介が15年ぶりに競演を果たし、宮藤官九郎が監督とオリジナル脚本を務める映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。女優・宮沢りえの参戦が発表され注目を集める本作から、豪華俳優陣が強烈なビジュアルで登場する特報映像が、公式サイトにて公開された。ごくフツーの高校生・大助(神木隆之介)は、同級生のひろ美ちゃんに片思い中。だが、修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは、深紅に染まった空と炎、どくろが転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの地獄!“なんで俺だけ!? まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!”慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる、赤鬼のキラーK(長瀬智也)。彼の“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた大助の地獄めぐりが幕を明ける――。本作としては初の映像解禁となった今回の特報では、話題沸騰となった赤鬼姿の長瀬さんが「地獄へようこそ」と雄叫びを上げつつ強烈なキャラクターで神木さん演じる主人公を迎えるシーンからスタート!「チューもしないで死ぬなんて」と訴える神木さんを、桐谷健太ほか地獄の住人たちが取り囲む様子や、ヒロインを務める森川葵、そしてその20年後の姿として出演する宮沢さんの姿も垣間見え、古田新太演じる閻魔大王も登場。最後には、長瀬さん渾身の顔芸(?)も披露され、クドカン節炸裂の本作に期待が高まる。宮藤さんの完全オリジナルによる“爆笑地獄”コメディとして注目を一身に集める本作。今後も、本予告や主題歌など、さらなる続報を楽しみに待ちたい。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年2月6日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年09月24日劇作家・平田オリザの戯曲『転校生』が、映画監督・本広克行の演出で上演される。とある学校の教室を舞台に、女子高生たちの1日を描く作品で、1994年にオール高校生キャストで初演されて話題に。本広は今回、オーディションを行い、1474人の中から平均22歳のキャスト21名を選んだ。舞台『転校生』チケット情報稽古も中盤に入った8月某日、通し稽古が行われた。キャストたちが髪をいじったりメイクを直したりしながら、平田作品に特徴的な “同時多発会話”で台詞を言うさまは、等身大の女子高生の日常を見るように自然だ。舞台の両サイドには通路が設えられ、さらに奥には、観客にも見える場所に出演者たちのドレッサーが置かれている。「舞台上では役を演じ、通路では役を離れてニュートラルに行き来し、ドレッサーでは自分自身に戻るという、三つの人格を設定しています」と本広は説明。劇のラスト、ふたりを残して他の出演者がドレッサーの前で舞台を見守るのだが、彼女達の多くは、見ながら涙を流していた。本広は終始、笑顔で、様々な角度から舞台を確認してメモを取っていく。通し稽古終了後には、リアクションのしかた、感情を出すタイミング、他の場面に出てきたことをどう匂わせるかなど、細かくダメ出し。スカートの広げ方や下敷きの見え方といった細部にまで視覚的にこだわった演出は、映画監督の真骨頂と言えるかもしれない。本広は、平田作品に10年ほど前から「ハマって」いたという。最近では、ももいろクローバーZが主演した今年の映画&舞台『幕が上がる』も手がけた。「映画では台詞って基本的に重ならないんです。でもオリザさんの舞台では、芝居が多重に進行していても聞き取れる。人間の耳って面白いなあと感じましたね。いつかオリザさんの芝居を演出したいと考えていて、『転校生』をAKBのようなアイドルたちでやったらどうかと提案したら、オリザさんが『実は小説を書いていて……』と。それで結果的に『幕が上がる』を先にやることになったんです」。そんな本広の、映画と演劇への思いは、随所に見ることができる。たとえば、舞台に掲げられた3枚のスクリーン。演じているキャストたちを、客席からは見えないアングルからとらえてスクリーンに投影したり、平田のテキストがキャストの台詞に合わせて投射されたりするのだ。リアルタイムで操作するのは、若い映像監督たち。色々な意味で、映画と演劇が交差・交流する場となりそう。多感な若い女性21名を束ねる労力は大変なものだろうが、本広は「キャリアが少ない分、色に染まってくれるところは子供達と一緒。本人たちには言いませんけれども、やはり選ばれし子達なので成長がすごいです」と手応え十分の様子。「舞台は言ってしまえば嘘の世界。でも、彼女達の姿はリアルなので、そこをぜひ目撃していただきたいと思います」。公演は8月22日(土)から9月6日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。取材・文:高橋彩子
2015年08月21日TOKIOの長瀬智也主演、宮藤官九郎監督がメガホンを取った映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年2月6日公開)の第1弾ビジュアルが15日、公式サイトにて公開された。公開されたビジュアルには「地獄へようこそ。」のセリフと共に、両手を広げ不敵な笑みを浮かべる赤鬼・キラーK(長瀬智也)と、地獄に落ちたとは思えないほど気楽な表情を見せる高校生・大助(神木隆之介)の姿が。長瀬の衣装を手がけたのは、『ジョゼと虎と魚たち』(03年)や『少年メリケンサック』(09年)を担当したことでも知られるスタイリスト・伊賀大介。「手はジミヘンとカート・コバーン、下半身はマイケル・ジャクソン、声は忌野清志郎」という一般的な"鬼"像を覆す、ロックと和のテイストが混ざり合った鬼姿を完成させた。長瀬自身、「パッと見ただけでは僕だと分からない」と語る特殊メイクは、撮影の度に約90分かけて施された。一方の神木演じる大助は、キスもしたことがないまま地獄に落ちてしまった高校生。一見するとウブで悲惨な高校生を思わせつつも、「なんかこいつ地獄に落ちそうって、観る人をイラつかせるキャラクター」という、これまでの神木にはなかった"ウザキャラ"を熱演する。脇を固める尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、古田新太ら、今後公開されるその他のキャラクタービジュアルにも注目が集まる。本作は宮藤の完全オリジナル作品で、監督最新作の舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターで地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーKと、17歳の若さで地獄に落ち、片思い中のクラスメイトに会いたい一心で生き返りを目指す、大助の地獄めぐりの様子を描く。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年08月16日宮藤官九郎が脚本・監督を手がけ、長瀬智也と神木隆之介が15年ぶりの共演を果たす『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。7月8日に実施されたクランクアップ報告記者会見後、SNS等では新たな情報を求める声が相次いでいたが、このほど、舞台が“地獄”とは思えないほどお気楽モードな(?)第一弾ビジュアルが、公式サイトにて解禁となった。ごくフツーの高校生・大助(神木さん)は、同級生のひろ美ちゃんに片思い中。だが、修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは、深紅に染まった空と炎、どくろが転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの地獄!“なんで俺だけ!? まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!”慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる、赤鬼のキラーK(長瀬さん)。彼の“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた大助の地獄めぐりが幕を明けるーー。このたび解禁された第一弾となる待望のビジュアルには、「地獄へようこそ。」のセリフと共に、両手を広げ不敵な笑みを浮かべる赤鬼キラーKと大助の姿が!『さくらん』『モテキ』の伊賀大介が手掛けた衣装に身を包んだ長瀬さんは、「手はジミヘンとカート・コバーン、下半身はマイケル・ジャクソン、声は忌野清志郎」という、一般的な“鬼”像はどこへやら、ロックと和のテイストが融合した最強にカッコいい“鬼”姿を披露。長瀬さん自身も「パッと見るだけでは、僕だと分からない」と語る特殊メイクは、撮影の度に90分がかりで施されたという。一方の神木さん演じる大助は、キスもしたことがないまま17歳で地獄に落ちた、一見ウブで可哀相な高校生…と思いきや、「なんかこいつ、地獄に落ちそうって、観る人をイラつかせるキャラクター」という、神木さんのこれまでのイメージを覆す、超ド級のウザキャラに!いずれも、全く新しい姿を見せるこの2人が、“地獄”で一体どんな絡みを見せるのか。また、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、古田新太ら、脇を固める個性派キャラクターのビジュアルにも、引き続き注目していて。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月15日2016年2月公開の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ報告記者会見が8日、都内で行われ、長瀬智也、神木隆之介、森川葵、清野菜名、宮藤官九郎監督が出席した。人気脚本家・宮藤官九郎がメガフォンを執った本作は、宮藤監督の完全オリジナル作品。地獄に落ちた高校生の大介(神木隆之介)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)とともに地獄からの生還を目指す、というストーリーだ。クドカン映画は2005年の映画『真夜中の弥次さん喜多さん』以来、11年ぶりの出演となる長瀬は「今回はお芝居だけでなく、音楽やコメディーなどいろんな要素が含まれています。"宮藤官九郎"じゃなければ出来ないと撮影の時に感じましたし、『こんな地獄だったら悪くないかも』と思いましたね。キラーKにはいろんなロックスターが集まっています」とアピール。その長瀬扮するキラーKと地獄で出会う高校生の大介を演じた神木は「映画を見ていただけると分かると思いますが、イラつく要素満載の役。宮藤監督から『イライラしたよ』と仰ってもらえるのが目標でした。音楽というジャンルも初めてで、自分なりに成長できました」と充実感をにじませた。2人は2001年フジテレビ系で放送されたドラマ『ムコ殿』以来の共演だが、長瀬が「まだ小さかったんですよ。こんなにたくましくなっちゃって……。15年周期だと(次は)51歳か。15年単位で行こう! そうすると、共演はあと1、2回だ!」と笑わせるも「また共演できたらいいですね」と再び神木と共演を望んでいた。2013年公開の映画『中学生円山』以来、2年ぶりにメガフォンを執った宮藤監督は、本作が監督6作目。クドカン作品の常連でもある長瀬について「長瀬くんでジャック・ブラックの映画が出来たら日本では見られないコメディーになると思いました」と説明する一方で、長瀬の相棒となる神木のキャスティングを「神木くんにだけはどこかサディスティックになるところがあり、神木くんをイジメるとすごく楽しいのでみんなと共有したいと思いました(笑)。ちゃんと共有できましたね」と満足げだった。映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は、2016年2月より全国公開。
2015年07月09日TOKIOの長瀬智也が7月8日に、東映東京撮影所で行われた主演作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ会見に出席した。7年ぶりの映画出演で、地獄でロックバンドを率いる“赤鬼”を演じ、「演じられるのは僕しかいない」「もし他の誰かが演じたら、嫉妬します!」と豪語した。その他の画像会見には長瀬をはじめ、共演する神木隆之介、森川葵、清野菜名、 監督・脚本を手がける宮藤官九郎が出席。不慮の事故で地獄に落ちた平凡な高校生(神木)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いるキラーK(長瀬)と出会い、ロックバンドを結成。現世へのよみがえりにチャンスをかける。宮藤監督は「長瀬くんと、ジャック・ブラック主演の『スクール・オブ・ロック』みたいな映画を撮りたかった」と本作の着想を明かし、撮影所最大のスタジオに“完全オリジナル”な地獄を再現した撮影を「朝9時から夜11時まで、30日間地獄の日々だった」と振り返った。また、「地獄で拷問を受ける高校生と言えば、神木くんしかいない。実際、いじめられると、いい顔するんで(笑)」と神木の起用を説明した。長瀬と神木の共演は、実に15年ぶりで「こんなにたくましくなって…。今後も15年単位で共演していこう。次は51歳になっているけど」(長瀬)、「もっと早く、また共演したいです。初めて会ったのは、僕が小学3年生のときでしたから…」(神木)と再タッグに大喜び。会見では、尾野真千子、桐谷健太、古舘寛治、皆川猿時、古田新太の出演が発表された。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』2016年2月 全国ロードショー!!取材・文・写真:内田 涼
2015年07月08日「TOKIO」の長瀬智也が7月8日(水)、都内で行われた主演作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ会見に、本作で15年ぶりの共演を果たした神木隆之介とともに出席。「こんなにたくましくなって…」と感激しきりだった。一方、神木さんは「当時、僕は小学3年生でした。初めてお会いしたのが、長瀬さんが22歳のとき。そして、いま僕が同じ22歳になって、すごくうれしいなと思います」とこちらも感無量の表情。「じゃあ、今後も15年単位で共演しよう。ってことは、次は俺51歳だけど」(長瀬さん)、「そんなこと言わず、もっと早く共演したいです」(神木さん)と再共演に意欲を燃やした。会見には長瀬さん&神木さんに加えて、監督・脚本を手がける宮藤官九郎、共演する森川葵、清野菜名が出席。映画は不慮の事故で地獄に落ちた高校生・大助(神木さん)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる“赤鬼”キラーK(長瀬さん)と出会い、バンドを結成するというオリジナルストーリーだ。7年ぶりの映画出演にして、宮藤監督とのタッグは実に11年ぶりとなる長瀬さん。強烈過ぎるインパクトを与えるキラーKという役どころに、「もしほかの俳優さんが演じたら、嫉妬します!」「キラーKを演じられるのは、僕しかいない。自画自賛で申し訳ないですけど」と並々ならぬ意欲と強い思いれを示した。「いつか長瀬くんと、ジャック・ブラックが主演した『スクール・オブ・ロック』みたいな音楽映画をやりたかった」と宮藤監督。また、神木さんを起用した理由を「なぜか、神木くんに対してはサディスティックになる自分がいて(笑)。地獄で拷問を受ける高校生…と言えば、神木くんしかいないと思った。実際、いじめられると、いい顔するんですよ」とニンマリしていた。会見では、本作に尾野真千子、桐谷健太、古舘寛治、皆川猿時、古田新太が出演していることも情報解禁された。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日宮藤官九郎が監督・脚本を手がけ、長瀬智也が主演を務める新作映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』が来年公開されることが発表され、監督と長瀬、共演者の神木隆之介がコメントを寄せた。長瀬が映画主演を務めるのは7年ぶりとなる。『TOO YOUNG TO DIE!…』は、宮藤監督が手がける完全オリジナル作品で、“地獄”を舞台に、若くしてこの世を去った少年が、クラスメイトに告白したい一心で、赤鬼と一緒に地獄からの生還を目指して大奮闘する異色青春劇だ。長瀬が演じるのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属のロックバンド・地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギター担当の“赤鬼”キラーK。神木は、修学旅行で事故に遭い、弱冠17歳で命を落としてしまう大助を演じる。宮藤監督は「高齢化社会だし、自分もいつか死ぬし“死ぬのが怖くなくなる映画”を作りたいと思ったのが発端です」といい、「意気込みは特にございません。4作目ですからはしゃがず、気取らず、意気込まず、長瀬くん、神木くん、みなさんの魅力を撮りこぼさないよう細心の注意をはらうのみです。すいません。忙しいのでこのへんで」とコメント。長瀬は「“ロック”には怖いイメージがあるけれど、本当は笑えるところもある。地獄や鬼という設定はトリッキーでも、実はそこに深いメッセージが隠されている。ロックの素晴らしいところが凝縮された作品にしたいと思いますし、このような作品に出会わせてくださった宮藤監督とスタッフの皆さんに本当に感謝しています!」と話し、役について「赤鬼・キラーKの扮装は、パッと見るだけでは、僕だとわからないんじゃないかな。衣装も音楽もとてもカッコいいので、期待してください」と明かしている。神木は「大助を演じるにあたっては、一生懸命まじめに、ダサくなりたいと思います。ギターは中学・高校の時、時々弾いていたのですが、今回本格的に練習しました。プレッシャーを感じますが、頑張ります」とコメントを寄せており、劇中では、ロックバンド・地獄図(ヘルズ)の一員として、ギターと歌声を披露する。本作は、5月中旬から都内で撮影が開始されており、夏にクランクアップし、年内に完成する予定。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』2016年2月全国ロードショー
2015年05月28日TOKIOの長瀬智也が、7年ぶりの映画出演となる宮藤官九郎監督作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年2月公開)で主演を務めることが27日、明らかになった。映画での2人のタッグは、宮藤の2005年の初監督作『真夜中の弥次さん喜多さん』以来、11年ぶりとなる。宮藤監督が自ら脚本を担当し、完全オリジナル作品として挑む本作は"地獄"が舞台。修学旅行中の不慮の事故で地獄に落ちてしまった高校生・大助(神木隆之介)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる"赤鬼"ことキラーK(長瀬)の鬼特訓を受け、クラスメイトに告白したい一心で地獄からの生還を目指して奮闘する。長瀬が演じるキラーKは、地獄図のボーカル&ギター。劇中ではオリジナル曲を披露し、本人も「パッと見るだけでは、僕だとわからないんじゃないかな」と心配になるほど完璧な特殊メイクで演じる。宮藤が手掛けた『池袋ウエストゲートパーク』(00年 TBS系/脚本)、『タイガー&ドラゴン』(05年 TBS系/脚本)などでも主演を務め、以前から音楽を題材にした作品を「やりたい」と2人で話していたことから、「今回の企画は待っていました!という感じでした」と長瀬にとっては念願の作品だった。一方の宮藤監督は「高齢化社会だし、自分もいつか死ぬし『死ぬのが怖くなくなる映画』を作りたいと思ったのが発端です」と作品誕生のきっかけを明かし、「意気込みは特にございません。四作目ですからはしゃがず、気取らず、意気込まず、長瀬くん、神木くん、みなさんの魅力を撮りこぼさないよう細心の注意をはらうのみです」と冷静に臨み、「すいません。忙しいのでこのへんで」と宮藤流のコメントを寄せた。大助を演じるのは、宮藤作品では『11人もいる!』(11年 テレビ朝日系/脚本)以来の参加となる神木隆之介。長瀬とは『ムコ殿』(01年 フジテレビ系)以来、約15年ぶりの共演となることから「当時の優しいお兄ちゃんという印象から変わらないですが、自分も大人になりどんな風に関係性を作っていけるのかとても楽しみです」と撮影を心待ちにしている。また、劇中では地獄図の一員としてギターと歌声も披露。「ギターは中学・高校の時、時々弾いていたのですが、今回本格的に練習しました。プレッシャーを感じますが、頑張ります」と気合十分で挑んでいる。映画は5月中旬に都内でクランクインしており、夏のクランクアップ、年内の完成を予定している。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年05月28日市村正親、平田満、益岡徹の初顔合わせで大評判をとった舞台『ART』が、今月末、東京・サンシャイン劇場で16年ぶりに初演と同じキャストで上演される。鋭い筆致で人間の本性をあぶり出すヤスミナ・レザが執筆した本作は1994年にパリで初演、その後35か国で翻訳上演され、世界の名だたる賞を獲得した傑作コメディ。音響効果を一切使わない90分ノンストップの会話劇だけに、俳優同士息のあった芝居がみどころとなりそうだ。4月某日、稽古場を訪ね、あらためて本作に向き合う3人と演出のパトリス・ケルブラに話を訊いた。舞台『ART』チケット情報市村は開口一番、「初演のあと、何年かしてからまたこのメンバーでやりたいと密かに思ってたんです」と話す。そんな市村の思いを聞いたパトリスは、初演でも演出を務めた経験からこう語る。「前回の時よりも3人が役者として円熟しましたね。今のほうが登場人物の年齢により近づいていると思いますし、以前にも増して役者が役そのものになっている気がします」。マーク、セルジュ、イワンの3人は15年来の親友だが、セルジュが買った一枚の高価な現代絵画の価値を巡って大げんかがはじまる。マークにとっては価値のない絵に“友達”のセルジュが大金をはたいた。だからこそ本当のことを教えてあげよう。最初は友情の証だったのかもしれないマークの言動に「傷ついていないように見えていながら(マークの)笑われ方に深く傷ついているんです」と話すのはセルジュ役の益岡。友達だからこそ踏み込んでも許されるのか、それとも一線を引くべきなのか。言い合える関係性がベースになければ成立しない。「だから、16年前よりも今回のほうがそういうニュアンスは強いですよね」とマーク役の市村は言う。ふたりの間で事態を丸く収めようとするのはイワン。だが彼には別の大きな悩みがあり、そのことから状況はさらに混迷を深めていく。イワン役の平田は「最初から波乱含みではじまり、関係がどんどん変わっていく様がつくづく面白いなとあらためて思いましたね。友達のいる人なら誰でも笑えるお芝居」と作品の魅力を語る。“友情”という絆で固く結ばれていたはずの関係が次第に怪しくなり、やがて大きな亀裂を生んでしまうスリリングな展開。舞台の向こう、演じている側にとっては“悲劇だが、舞台のこちら、観客側から観ると笑えてしまう構図が面白い。友人関係に微妙な距離を取りたがる現代の私たちにとって、この作品が描く“友情”のあり方をみてどう感じるか、ぜひ劇場で確かめて欲しい。公演は4月28日(火)から5月10日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。その後、愛知、京都、福岡を巡演する。チケットは発売中。
2015年04月24日俳優の平田広明が、ジョニー・デップが主演を務めるアドベンチャー大作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の日本語版で主人公チャーリーの声を演じている。約20年に渡ってデップの声を演じ続けてきた平田が語る本作の注目ポイントとは?その他の写真本作は、美術商のチャーリーが、英国諜報機関MI5の依頼を受け、盗まれたゴヤの幻の名画を捜索するも、その絵画に世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたことから、富豪、マフィア、国際テロリストなどが絡む争奪戦に巻き込まれていく様を描く。平田はアニメーションはもちろん、外国の映画の吹き替えも多く務め、マット・デイモンやジュード・ロウの声も演じているが、『エド・ウッド』以来、約20年間、デップの声を演じてきた。しかし、平田は「ハリウッド作品を吹き替えるのは難しいですけど、ジョニー・デップを演じるのは特に難しい」と言う。「収録の時に思ったのは、シーンが変わるたびにそのシーンの持っているテンポが変わるんです。テンポが変われば雰囲気も変わりますし、声を入れながら『こんなにも難しかったんだ』と改めて思いました。最初に声を演じた『エド・ウッド』で少し風変わりなお芝居をしていたんですけど、基本的には『ドンファン』のように影のあるセクシーな役が多かったんです。ただ『パイレーツ・オブ・カリビアン』あたりから、この人はどれだけ引き出しを持っているんだろう?と毎回驚かされます」。平田が語る通り、デップは大スターになったあとも様々な役どころに挑んでいる。「最近は特に変わった役が多いですが、新たなキャラクターに次々と挑めるのは素敵なことですよね。モルデカイは彼の努力とは関係ないところでいろんなトラブルが解決していくというジョニー・デップが演じてきたこれまでのパターンと共通する部分があり面白くてハラハラドキドキできます。更に『まだ開けていない引き出しがあったの!?』と思わせる新しい側面もあります。あくまでも僕の憶測ですが、モルデカイの役はチャップリンを意識した部分があるんじゃないのかな。ジョニー・デップは演技をしっかりと作り込む人ですから、映画を観ながら彼の色々な魅力を見つけ出せると思います」。「長く続けられる役に出会えることは、俳優として糧になりますし、価値のあること」という平田にとって、デップは特別な存在なようだ。「演じている時は大変ですが、日本語版としてちゃんと成立するものができた時にはすごく達成感があります。ジョニー・デップの吹き替えを20年もやらせて頂いているので、これからも見届けていきたいです」。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』公開中
2015年02月12日平田広明が、ジョニー・デップが主演を務めるアドベンチャー大作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の日本語版で主人公チャーリーの声を演じることが決定した。平田は約20年に渡ってデップの声を演じ続けており、チャーリーのような大きなヒゲをつけたコラボポスターも公開された。その他の画像本作は、美術商のチャーリーが、英国諜報機関MI5の依頼を受け、盗まれたゴヤの幻の名画を捜索するも、その絵画に世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたことから、富豪、マフィア、国際テロリストなどが絡む争奪戦に巻き込まれていく様を描く。平田はアニメーションはもちろん、外国の映画の吹き替えも多く務め、マット・デイモンやジュード・ロウの声も演じているが、『エド・ウッド』以来、約20年間、デップの声を演じてきた。そこで本作の日本語版でも主人公チャーリー・モルデカイの声を演じることが決定。平田は「これまで多くのジョニー・デップの吹き替えを演じてきましたが、今回は、一癖も二癖もあるキャラクターです。ちょびヒゲのインチキディーラー、果たしてどんなジョニー・デップになりますやら…、乞うご期待っ!」とコメントを寄せている。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』2015年2月6日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2014年12月19日セブン-イレブン・ジャパンは9日、山形県内のセブン-イレブン全店で「平牧三元豚の豚まん」を発売した。○銘柄豚"平田牧場三元豚"を中具に使用した豚まん同商品は、山形県の銘柄豚である"平田牧場三元豚"を使用した中華まん。同社の専用工場で初めて"平牧三元豚"を豚まんに使用し、具材や生地にこだわって作ったオリジナル商品。"平牧三元豚"は、3種の純粋種(ランドレース、デュロック、バークシャーなど)を交配して作り出した豚。独自の指定配合飼料を与えてじっくり飼育することで、肉のきめが細かく、程よい歯応えでうまみが特徴となるブランド豚。特に、真っ白でべたつかず甘く上質な脂肪は風味の違いを決定付け、プロの料理人からも高い評価を得ているという。同商品は、"平田牧場三元豚"を中具に使用。生地は、数種類の小麦をブレンドし、弾力がありながらも口どけの良さが特徴だという。中具は、食べ応えのあるサイズに仕上げた豚肉と玉ねぎ、たけのこ、しいたけなどを混ぜ合わせ、素材本来の味が楽しめる味付けとした。価格は160円(税込)。
2014年12月11日人間とコンピュータが囲碁で対局する「第1回囲碁電王戦」が16日、東京・日本棋院で開催された。「第1回囲碁電王戦」は2月11日、16日の2日間にわたって開催されており、11日にはプロ棋士の張豊猷八段(32)と平田智也三段(19)が9路盤で「Zen」と対局。プロ棋士側の4戦全勝という結果に終わっている。2日目となる16日は、アマチュア日本代表の江村棋弘氏が13路盤、政治家の小沢一郎氏が19路盤で、「第5回UEC杯コンピュータ囲碁大会」優勝などの実績を持つ世界有数の囲碁ソフト「Zen」と対局。碁盤の大きさが違うのは、Zenに「碁盤が小さいほど実力を発揮しやすい」という特性があるため。小さい碁盤を使うことで、Zenと人間側がほぼ互角になるよう調整されている。対局はすべて互先(コミ6目半)で、持ち時間は13路盤が30分、19路盤が60分。使い切ると一手30秒の秒読みとなる。江村氏とZenは3番勝負となり、先に2勝した場合はその時点で終了となり三局目は行われない。小沢氏とZenは19路盤による一本勝負となる。なお、イベントの模様はニコニコ生放送で中継された。対局の結果、江村氏は13路盤でZenを相手に2戦全勝。危なげのない展開で、アマチュア日本代表の貫禄を見せつけた。一方の小沢一郎氏は19路盤でZenと対局。白番を持ち、Zenのお株を奪う豪快な打ち回しを見せるも、序盤でのミスが響いて投了。「第1回囲碁電王戦」での人間側唯一の黒星をつける結果となった。Zenに敗れた小沢氏は対局後、中央に大きな模様を作りに行った今回の戦略について「今日のような碁は以前は打っていたんだけど、上手の人には(石を攻めても)生きられちゃう。だからそういう碁は打たないようにしていたんだけど、今日は面白くやろうと思って」と振り返った。小沢氏としては、大きく広げた模様にZenが打ち込んでくると予想していたようだが、Zenが誘いに乗らなかったことで思惑が外れてしまった。「コンピュータがどう打つかと思ったら、入ってこないんだもんね。良いと思って打っていたら、(地を)勘定してみたら足りない(笑)」結果としては対局はZenの中押し勝ちとなったが、終盤まで小沢氏が粘りを見せた名勝負となった。一方、Zenに2戦2勝と快勝したアマチュア日本代表の江村氏は、Zenの棋風について「人間でいうと力碁的な棋風。私としても力では負けたくなかったのでがんばって打ちました」と語り、「まだプロに勝つのは大変かもしれませんが、ある程度近いところまでいく可能性は十分に秘めていると思います」とZenの健闘を讃えていた。
2014年02月16日200年以上歴史を持つ出雲市平田町の伝統芸術である一式飾(いっしきかざり)を町内、団体で制作し、それぞれの「飾り宿」へ展示し、出来栄えを競う「平田一式飾競技大会」が7月20日から22日までの3日間にわたり開催される。平田一式飾は、呼称が示す通り、あらゆる生活用品のうち、自転車器具、陶器、茶器、仏具等々その一式を自由に使い分けて歌舞伎や映画、テレビに登場する人物や場面のほか、船、動物など奇抜な構想、技巧を凝らして飾り競う、出雲市平田町独特の民俗芸術であり、毎年、平田天満宮の夏祭りで行われる「平田一式飾競技大会」で披露され、出雲の夏に欠かせない景物となっている。平田一式飾は、元々、神に奉り、神をお慰めしようという素朴な信仰心から発生したもので、原因不明の悪病が市街地に大流行した寛政5年(1793年)、平田寺町の住民で表具師であり、彫刻、俳諧もよくしたといわれる風流人桔梗屋十兵衛(ききょうやじゅうべえ)が茶器一式で大黒天像(米俵に乗った大黒さま)を作り、悪病退散を祈って天満宮の神幸式(おたび)に奉納したのに始まりという。200年の時を経て、飾りの題材は変わり、その時代を映し出すのが平田一式飾と言えそうだ。さて、今年の「平田一式飾競技大会」には平田町の10町内3団体が参加。古事記編さん1300年を記念して、「神話」を題材にした飾りに絞って、競い合うことになったという。ちなみに町内名とタイトルは以下の通り。宮西町「國引き」 宮ノ町「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま) 市場「大国主の国造りスクナビコナ命降臨」 元町「よみがえる、古代出雲大社」 北本町「えびす様受難」 栄町「イナバの白兎」 寺町「大黒天立像」 西町「国譲り」 南本町「天の岩戸」 上田町「古代王の沓(くつ)」 ひらた蓬の会「アメノウズメ」 平田まつり実行委員会「おろち」 平田本町商店街振興組合「国み神話~イザナギとイザナミの出会い~」 なお、展示場所は、平田町、平田本町通り商店街・平田中心街となっており、詳しくはパンフレットを参照のこと。観覧時間は10時~17時。また、「平田一式飾」ほんまち展示館では、通常天満宮祭でしかみることができない一式飾を、年間を通じて観ることができるというが、ぜひ、平田天満宮の夏祭りの雰囲気とともに、歴史を感じてみて欲しいものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日