東急不動産は10日、東京都港区で開発を進めていたオフィスビル「新青山東急ビル」の竣工を発表した。○「リラックスして働く」オフィスビル同ビルは、青山通りに面し、東京メトロ各線が乗り入れる「表参道」駅から徒歩3分の立地になるオフィスビル。オフィスフロアにはバルコニーやテラス、屋上には屋上庭園を設置したほか、フローリングや質感のある塗り壁を内装に使用するなど、「自分らしく、リラックスして働く」オフィスビルを提案する。3階から11階の9フロアに渡るオフィスフロアは、単なる仕事場としてではなく、「自然を感じる」ことができる快適な空間として設計。3階から10階の各フロアには、両サイドに合計約86.3㎡のバルコニーを設置し、外気の取り入れを可能にした。11階は最上階という特性を活かし、天井高3.5mという建築プランを採用。さらに、北西側には幅6mのテラスを確保し、リラックススペースを始めとした様々なシーンで活用できるフロアとした。また、屋上には入居者専用の屋上庭園を設置。休息の場所としてだけでなく、貸切でも利用できるという。屋上庭園の植物は主に在来種を用いており、桜や椛のような四季折々の景観を楽しむことができるという。所在地は東京都港区南青山三丁目11番13号。
2015年02月13日京都駅ビル(京都府京都市下京区)で毎年恒例の「第18回 京都駅ビル 大階段駈け上がり大会」が行われる。日時は2月14日11時~16時の予定。○171段を駆け上がる「心臓破りのレース」同イベントは、京都駅ビルの大階段171段を女性ひとりと45歳以上を含む全員18歳以上の4人が1チームとなって駆け上がってタイムを競うもの。今回は「一般部門」「パフォーマンス部門」で競われ、80チーム合計320人が自慢の脚力を披露する。なお、団体優勝チーム名・個人総合優勝者名はゴール地点の銘板に刻み半永久的に保存するとのこと。
2015年02月12日Peach Aviation(以下、Peach)は3月29日より成田空港発着路線を拡大し、これまでの東京(成田)-大阪(関西)線に加え、新たに東京(成田)-札幌(新千歳)、東京(成田)-福岡線を開設することを発表した。東京(成田)-札幌(新千歳)線は1往復/日、東京(成田)-福岡線は2往復/日で開設し、順次路線を拡大する予定。成田空港からの発着路線を拡充することで、首都圏に在住者でこれまでPeachを利用する機会のなかった人も、Peachを気軽に利用できるようになる。また、今回の新規路線開設を関西空港と那覇空港に次ぐ成田空港拠点化の第一歩と位置付けるとともに、関西空港、那覇空港、成田空港以外の空港の拠点化も検討していくという。3月29日~10月24日における、東京(成田)-札幌(新千歳)線の運賃は片道3,990円~2万3,190円(ハッピーピーチ)、東京(成田)-福岡線は片道4,790円~2万3,590円(ハッピーピーチ)となる。なお、これらの計画は関係当局の認可を前提としており、都合によって変更となる場合がある。
2015年02月10日成田国際空港は2月、バレンタインや雛祭りの時季に向けたさまざまなイベントを開催する。○成田空港でHOTな冬を!~"KAWAII"イベントでおもてなし~2月の成田空港は、海外でも人気の高いキティちゃんが空港内を散歩したり、バレンタインや雛祭りの時季にふさわしい"HOTな"イベントで利用者を"おもてなし"する。2月1日~14日は、「成恋神社で恋愛成就祈願」を実施。バレンタイン期間限定で、成田空港に神社を設置する。恋愛成就の願い事を、「成田空港で恋愛成就」の意味を込めた「成恋(なりこい)カード」に書いてお参りできる。海外からの利用者にも楽しんでもらえるよう、英語・中国語・韓国語でも説明書を設置して迎える。場所は、第1旅客ターミナルビル 出国審査前4階南ウイングGカウンター付近。2月14日の「マイメロディのハッピーキャラバン!」では、利用者のバレンタインデーを盛り上げるため、サンリオキャラクターがダンスで応援。マイメロディとキティのダンスショーのほか、バレンタインの小さなギフトも用意している。時間は、11時~、13時~の各回30分。場所は、第2旅客ターミナルビル 出国審査前3階南側ウエイティングエリア Narita Airport Stage "SKYRIUM"。2月16日~3月3日の平日開催の「内裏雛のグリーティング」では、まるで、雛飾りから抜け出てきたような男雛と女雛が制限エリアに出現。女子の健やかな成長を願う日本の素晴らしい伝統文化を、海外からの利用者に紹介しながらロビーを回遊する。時間は、14時~、15時~、16時~の各回30分。場所は、第2旅客ターミナルビル 出国審査後3階全域。「ハローキティin 成田空港」は、2月18日~20日、23日~27日開催。海外でも人気のキティちゃんがグリーティングをする。春節のシーズン(今年は2月19日)で、中国を中心に海外からの利用者が多い中、日本の"KAWAII"の代表、キティちゃんとのひとときを楽しめる。時間は13時~、14時30分~、16時の各回30分。場所は、第1旅客ターミナルビル 出国審査前4階全域(18~20日)と、同 出国審査後3階全域(23~27日)。そのほか、日本を代表する和楽器「琴」の生コンサート「KOTO☆LIVE」と、日本の伝統文化に触れられる「日本伝統文化のワークショップ」は引き続きの開催となる。
2015年01月27日JALは7月より同社では初めてとなる「SKY SUITE(スカイスイート)」仕様の787-9を導入し、成田~ジャカルタ線で就航することを発表した。JAL初の787-9には、2014年12月に成田~フランクフルト線に導入した787-8の「SKY SUITE 787」と同様に、ビジネスクラスはフルフラットシート「SKY SUITE(スカイスイート)」、プレミアムエコノミーはゆとりの居住空間を確保した「SKY PREMIUM」(スカイプレミアム)を採用。エコノミークラスの「SKY WIDER II(スカイワイダーII)」では、世界の航空会社の大多数が787では横9席配列の仕様とする中、同社では横8席配列にする。座席ピッチ(前後間隔)が約5cm拡大され、座席幅も横9席配列に比べて約5cm広くなっている。787-9型機は7月から成田~ジャカルタ線で就航を開始し、順次路線を拡大していく予定となっている。
2015年01月21日写真提供:TOTO 株式会社第3旅客ターミナルビルのオープンまで2ヶ月余りとなり注目度が増す日本の空の玄関口「成田国際空港」。時を同じくしてお隣の第2旅客ターミナルビルは連絡通路(出国手続き後のエリア)が拡張され「寛ぎの大広間」がお目見えする。写真提供:成田国際空港株式会社更に、同空間内にTOTOが体感型トイレ空間 「GALLERY TOTO」を設置することが発表された。「国内外から訪れる多くのお客様に日本のトイレ文化・技術力を世界に発信していく」 ことをコンセプトに、きれいで快適なトイレ空間が提供され、利用客にTOTO の最新の技術・商品を伝えて行く。トイレ空間の合計面積約 145 ㎡で、男性用=4、女性用=4、多目的トイレ=1、授乳室=1の合計10ブースを設置。2月に発売予定の、ウォシュレット一体形便器 新「ネオレストハイブリッドシリーズ AH/RH」を採用予定。写真提供:TOTO 株式会社フライト前の最終準備として、世界に誇る最新トイレでおしりのコンディションを整えてみるのもいいかもしれない。
2015年01月09日映画『ホビット』シリーズのキャラクターがデザインされたニュージーランド航空の特別ラッピング機が、12月28日の成田国際空港発着の便で運航することがこのほど、明らかになった。『ホビット』シリーズは、『ロード・オブ・ザ・リング』に登場する"中つ国"の60年前を舞台に、ホビット族のビルボ・バギンズが、魔法使いと13人のドワーフと共に、恐ろしい竜"スマウグ"から奪われた王国を取り戻す旅を繰り広げる物語。このたび、完結編『ホビット 決戦のゆくえ』(公開中)の日本公開を記念し、『ホビット』シリーズの特別ラッピング機が、12月28日の成田国際空港発着の便で運航することが決定した。日本にやってくるのは初となる。『ホビット』のラッピング機は、1作目『ホビット 思いがけない冒険』のデザイン、2作目『ホビット 竜に奪われた王国』のデザインの2種類あり、今回どちらが日本に降り立つかは決まっていない。1作目のラッピング機には、主人公ビルボ・バギンズや魔法使いのガンダルフ、ドワーフ一行が描かれ、2作目のラッピング機には、巨大なスマウグが描かれている。世界中で話題のホビット機では、ビジネスクラス限定で、『ホビット』シリーズのキャラクターをイメージしたアイマスクと靴下のアメニティを配布(日本を除く)。さらに機内では、『ホビット』シリーズとコラボした「壮大すぎる機内安全ビデオ」が流れる。同ビデオには、全3作品に出演しているイライジャ・ウッド(フロド・バギンズ)、ディーン・オゴーマン(フィーリ)、シルベスター・マッコイ(ラダガスト)が出演し、さらにピーター・ジャクソン監督もカメオ出演する豪華な内容となっている。なお、両機とも、通常は北米、ヨーロッパ路線で運航している。『ホビット 決戦のゆくえ』公開に先立ち、本作のロケ地であるニュージーランドを取材した際に、現地の空港で2種類のホビット機に運よく遭遇し、存在を放つ姿を見ることができた。大迫力のホビット機の日本初就航は見逃せない!(C)2014 Warner Bros. Ent. TM Saul Zaentz Co.
2014年12月26日成田国際空港は、TOTOとのコラボレーションにより、クライン ダイサム アーキテクツが手がけた"ギャラリー型トイレ"「GALLERY TOTO」を設置する。オープン時期は2015年4月中旬を予定。「GALLERY TOTO」は、本館とサテライトを結ぶ連絡通路連絡通路を拡張し、乗り継ぎまでの時間を過ごす旅行者向けの空間の中に開設される"ギャラリー型トイレ"。TOTOの最新機器を導入し、日本のトイレ文化・技術力を世界に発信していくことがねらいとなっている。また、同施設の空間デザインはクライン ダイサム アーキテクツ(KDa)が手がける。映像パネルを採用するなどして、上質なアート空間としても楽しむことができる施設とのこと。なお、KDaは、伊東豊雄建築設計事務所に在籍したこともあるアストリッド・クライン氏とマーク・ダイサム氏が1991年に設立した建築事務所。代表作は、「LEAF CHAPEL」、「代官山 T-SITE/代官山蔦谷書店」、「SHISEIDO THE GINZA」、「Google Tokyo Office」など。2003年にスタートし現在では世界800都市で行われている、20枚のスライドを1枚あたり20秒でプレゼンテーションするイベント「PechaKucha Night」も手がける。
2014年12月22日ANAホールディングスが100%出資するLCCの「バニラエア」(所在地: 千葉県成田市)は、12月19日15時から12月20日23時59分まで、成田-新千歳線の片道運賃が2,980円になる「わくわくバニラ 師走に馬(午)駆けま割る(回る)」セールを実施する。搭乗期間は2015年1月13日から1月31日まで。なお、セールのわくわくバニラ運賃は一部設定のない日もあり、支払手数料として400円が別途必要となる。そのほか詳細はホームページを参照。
2014年12月19日キャセイパシフィック航空はこのほど、香港~マンチェスター線の運航を開始した。○成田-香港-マンチェスター線を同日接続マンチェスターはイングランド北西部に位置し、歴史的建造物や文化、産業遺産、スポーツクラブなどで広く知られている。同地域における交通・ビジネスの拠点となっており、マンチェスター国際空港はロンドン・ヒースロー空港、ロンドン・ガトウィック空港に次いで英国において3番目に利用者数の多い空港となっている。これまで同社のフライトには、日本とマンチェスターを結ぶ路線に直行便はなかった。しかし今回、同路線が就航したことで、同社が就航している日本の6都市7空港との香港国際空港での同日のスムーズな接続が可能となった。同路線の運航機材にはビジネスクラスとプレミアム・エコノミークラス、エコノミークラスの3クラス構成の座席を配置したボーイング777-300ER型機を投入。全クラスの座席には最先端の機内エンターテイメントシステムを搭載しており、快適な空の旅を楽しめる。運賃は出発3日前までの購入が可能なエコノミークラス割引運賃「エコ得3」が5万5,000円から、プレミアム・エコノミークラス利用の「プレミアム・エコ得3」が13万5,000円から、ビジネスクラス割引運賃「ビジ得」が25万円から。料金は全て成田発の場合の往復運賃で、燃油サーチャージ、空港諸費用は別途必要。運行日は、香港・マンチェスター発とも月・火・木・土曜。週4便で運航する。
2014年12月12日三井不動産はこのほど、福岡県福岡市中央区大名一丁目にて開発を推進している商業ビルの名称を「大名スクエア」に決定した。2015年1月末に同ビルの竣工を予定している。○「無印良品」の九州最大の路面店舗が出店同ビルには、世界各国に展開するブランド「無印良品」が出店。同ブランドとしては、九州最大の路面店舗(1階~5階、売場面積約2,751m2)となる。同店舗は、くらしの中にある「衣料品」を表現した新しい売場で、家のようにくつろげる環境を提供し、衣料品専門アドバイザーがスタイリングなどの相談に応じる。2階には、デリレストラン「Café&Meal MUJI」も出店。建物外観の低層階部分にはレンガの装飾を施し、街を歩く人たちの目を引くシンボリックであたたかみのあるデザインとした。アジア圏からも多くの人が訪れる九州最大の商業地天神・大名エリアの中でも、最先端のファッション・文化の発信拠点となっている「天神西通り」に位置しており、同社では、街の新たなにぎわいの拠点として、同エリアのさらなる活性化と魅力の創造に貢献するという。所在地は、福岡県福岡市中央区大名一丁目15番41号。敷地面積は約793m2。階数・構造は、S造、一部RC造・地上6階、地下1階建。延床面積は約3,925m2。竣工は2015年1月30日を予定、オープンは2015年3月5日を予定している。
2014年12月09日東京・銀座6丁目の瀧山町ビル跡地について、新たな商業ビルを設立するための開発計画が発表された。15年秋に開業予定の商業ビルは全4階立てとなり、ヴェルサーチ(VERSACE)とブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)が出店を予定。それぞれが、西側と東側の1階から3階までのフロアを利用し、新店舗をオープンさせる。商業ビルの開発は北辰不動産が担当。12月1日から既に工事が始まっている。
2014年12月03日成田空港は2015年4月8日より、LCCの受け入れ体制を強化したLCCターミナル「第3旅客ターミナル」の供用を開始するにあたり、このほど「第3旅客ターミナルビル」における商業施設の概要を発表した。第3旅客ターミナルビルは第2旅客ターミナルビルの北側(約500m)に位置し、旅客取扱能力は750万人/年間、延床面積約6万6,000平方メートルの規模となっている。「気軽に」「機能的」「わくわく」の3つをコンセプトに、シンプルで使いやすく快適な空間の中でゆったりとした時間を過ごせる空間設計がされている。商業施設においてもこの3つのコンセプトに基づき、移動されるルートに沿って全ての店舗を配置し、分かりやすく、スムーズに、楽しく買い物ができるショッピングゾーン、店舗をラインナップする。第3旅客ターミナルには26店舗が出店。座席数400席以上という国内空港最大のフードコートには、無印良品のアドバイザリーボードを務めるプロダクトデザイナー深澤直人氏が監修をしたムク材のテーブルと椅子、ゆったりくつろげるソファベンチを配置する。日本人のみならず外国人にも人気のある麺類や寿司を手軽に楽しめるよう、空港初出店の「宮武讃岐うどん」「リンガーハット」のほか、立ち食い寿司「TATSU SUSHI」などバラエティー豊かな7店舗が集結する。また、24時間営業のコンビニエンスストア「ローソン」が出店し、早朝・深夜便でも安心して利用できる。さらに免税エリアでは、成田空港内で最大の総合免税店「Fa-So-LaDUTY FREE」を設ける。また、本館2.3階のショッピングゾーン以外にも、搭乗ゲート付近にてジェットスター・ジャパン、バニラエア、春秋航空日本の3社も物販などの店舗を展開する。本館2階 出国・出発手続き前エリア・ローソン(コンビニエンスストア)・Fa-So-La BOOKS(書籍・雑誌)・HIPSHOP(ファッション・雑貨)・東京食賓館(仮称)(食品)・Fa-So-La DRUGSTORE(薬)・GRAN SAC’S (旅行用品)・バニラエア運営店 V store(おみやげ)・春秋航空日本運営店(おみやげ)・宮武讃岐うどん(うどん・そば)・リンガーハット(ちゃんぽん)・フレッシュネスバーガー(ハンバーガー)・洋丼屋ONE BOWL(洋食)・ぼてぢゅう屋台(鉄板焼)・TATSU SUSHI(寿司)・カフェベネ(カフェ)・みずほ銀行(外貨両替)・Travel Support GPAサービスカウンター(仮称)(外貨両替・バス乗車券販売など)本館3階 出国・出発手続き後エリア・Fa-So-La DUTY FREE(総合免税店 化粧品・香水・酒・たばこなど)・Fa-So-La SOUVENIR AKIHABARA(おみやげ)・Fa-So-La Bags(バッグ)・Fa-So-La Watches & Accessories(時計・アクセサリー)・カフェベネ(カフェ)ショッピングゾーン以外の店舗・ジェットスター・ジャパン運営店 Jetstar shop(物販、サテライト2階)・バニラエア運営店 V store(物販、サテライト2階)・春秋航空日本運営店(物販、本館2階)・みずほ銀行(外貨両替所、本館1階到着階)
2014年11月28日成田空港は、「LCC で気軽な空の旅を成田から」をコンセプトに、成長著しいLCCの受入体制を強化するため、LCC ターミナルの機能を果たす「第 3 旅客ターミナル」を2015 年 4 月 8 日に誕生させる。東南アジアと日本を繋ぐLCCも多く就航しているため、TRIPPING!としても、第 3 旅客ターミナルの開業に期待が高まる。そんな注目すべき新しい空の玄関口には「無印良品」がデザインした「空港家具」が設置されることが決定。シンガポールを始め、バンコク、マレーシア、フィリピン、インドネシアの東南アジア各国にも「MUJI」ブランドで店舗展開している無印良品。シンプルながらも機能的な商品の数々に、海外のファンも多い。そんな日本が誇るブランドが第 3 旅客ターミナルに設置する家具とは・・・空港を観察して生まれた家具に期待!無印良品では今回のプロジェクトに先立って実際に空港に設置されているモノが使用されている様子を観察。特に、LCCの利用客が無意識にとる行為を考え工夫を施した。特にソファベンチは、ゆったりと座るだけでなく、閑散時には寝転ぶことも想定し、ひじ掛けをなくして座面を広く確保。全体をクッション材に覆って適度な柔らかさを出した。このソファベンチはゲートラウンジに約1,400席分導入予定。(一部フードコートにも設置予定)国内空港最大のフードコートには、無垢材のテーブルと椅子を設置第3旅客ターミナルの目玉の一つでもある国内空港最大のフードコートには、人気の無垢材を使用したテーブルと椅子を400席以上導入する。食事以外にも空港利用者が気軽に利用できるフードコートを、温かみのある空間に演出する。空港という公共性の高い場所へのこれだけ多くの家具の設置は、無印良品にとって初の試み。無印良品が創造するくつろぎの空間に、注目したい。© all photos to Ryohin Keikaku Co., Ltd.
2014年11月27日ヤンマーは、大阪市北区茶屋町に建設を進めていた新本社ビル「YANMAR FLYING-Y BUILDING(愛称)」が完成したことを発表した。新本社ビルは、食料生産とエネルギー変換の分野で資源循環型社会の実現を目指すということを対外的に示すショーケース的な役割を担うもの。地上12階、地下2階、塔屋2階で、高さは70.7m。延べ床面積は約2万1,000平方メートル。主要用途は、B2~4階が商業ビルフロア、5階が中間免震階、6階~最上階が同社グループ本社オフィスとなっている。また、このビルのデザインのテーマは「都市」、「大地」、「海」。せり出すような外観は「都市」の躍動感を、大きな壁面緑化は緑に覆われた「大地」を、そして帆をイメージした全体の外観は「海」を表現。一方、オフィスのデザインは「波紋」をコンセプトに、同社のエンジンに見立てた真っ赤な階段室を中心にレイアウトされているという。環境配慮の面では、オフィスからのCO2排出量を55%以上削減することを目標とし、ガスヒートポンプエアコン(GHP)、ガスコージェネレーションシステム、太陽熱集熱器、太陽光発電設備などを組み合わせた総合効率の高い省エネルギーシステムを構成。ビル南側に設置した壁面緑化やLED照明と自然光を組み合わせたオフィス照明、らせん階段を活用した自然換気システムなど、環境に配慮したアイデアや技術も各所に織り込まれている。これらにより、建築物の環境性能の総合評価指標「CASBEE(キャスビー)」の大阪市版である「CASBEE 大阪みらい」において、最高ランクとなるSランクを取得した。なお、ビルの愛称である「YANMAR FLYING-Y BUILDING」は、企業名の「ヤンマー」の由来であり日本人にとって豊作の象徴であるトンボ(オニヤンマ)の羽と「YANMAR」の「Y」といったふたつのモチーフに、クリエイティブディレクター・佐藤可士和がデザインした新しいロゴマーク"FLYING-Y"を、顧客や社員に親しみを持って呼んでもらいたいという想いが込められているとのことだ。ちなみに、同本社ビルの完成披露と同時に、先進的なデザインのトラクター「YTシリーズ」、ならびにヘッドマウントディスプレイで遠隔操作できる小型ショベルカーのコンセプトモデルが発表されている。
2014年11月20日アエロフロート・ロシア航空は、成田国際空港第1ターミナルの北ウィング4階出発ロビーに体験型のクリスマスツリーを設置した。12月25日までの間、6時から23時まで点灯する。この企画は、成田空港利用客の素晴らしい旅のスタートをクリスマスツリーのもとから出発してほしいという願いを込めて企画されたもの。昨年に続き、2回目の実施となる。設置されたクリスマスツリーは、高さ6メートル35センチ(台座含む)の巨大なモミの木。大小様々なオーナメントや電飾が飾り付けられたツリーの手前には、ギフトボックス型のブースも用意されており、記念写真用の撮影スペースとなっている。さらに、ブースの前には2つのボタンがあり、2人で同時に押すことでイルミネーションを点灯させることができるインタラクティブな仕様となっている。
2014年11月19日中村屋と三井不動産は10月29日、東京・新宿三丁目に「新宿中村屋ビル」をオープンした。同ビルのコンセプトは「手の届く贅沢」と「心身の健康」。飲食店のほかにはエステや複合美容サロン、ファッションブランド「COACH」のストアなどが入居し、地下2階から8階まで、同コンセプトに沿ったフロア構成となっている。うち、中村屋直営の店舗は、レストランの「Manna(マンナ)」「Granna(グランナ)」、デリカ&スイーツの「Bonna(ボンナ)」、そして「中村屋サロン美術館」の4店。直営店やテナント店がそれぞれ提案する、「手の届く贅沢」と「心身の健康」を紹介しよう。○気軽に立ち寄れる本格店まずは「中村屋」直営店から。「Manna」(地下2階)はカレーに代表される中村屋の伝統料理を提供するレストラン・カフェ。「中村屋純印度式カリー」(1,620円)のほか、新メニューの「野菜カリー」(1,620円)や「シーフードカリー」(1,944円)も販売する。中でも「野菜カリー」は、ヨーグルト以外に動物性の素材を一切使わないこだわりの一品だ。他にもアルコールドリンクやデザート、「カプレーゼ」(843円)や「串カツ盛合わせ」(702円)といったサイドメニューも充実。食事はもちろん、「帰りにちょっと一杯」といった晩酌など幅広い用途に利用できる。「Bonna」(地下1階)は中村屋オリジナルのスイーツや総菜を販売する店舗。同店で必ずチェックしておきたいのが、店舗で製造する「自家炊きカスタードのふわとろクリームパン」(270円)と「シェフ仕込みの新宿カリーパン」(324円)だ。「クリームパン」に使用している自家炊きカスタードは、同店のシェフが銅鍋で炊き上げた"手作り品質"の仕上がり。ごろっと鶏肉が入った「カリーパン」には鶏ひき肉も入っており、スパイスの豊かな香りと鶏肉のうま味を楽しめる。他にも同店では、総菜のテイクアウトや銘菓の購入も可能。総菜には同ビルの中村屋直営レストラン「Manna」「Granna」の厨房(ちゅうぼう)にて製造した本格的なものをそろえる。○五感で感じる"伝統と革新"「新宿中村屋ビル」にはカジュアルに楽しめる店舗だけでなく、「中村屋」の"伝統と革新"を五感でじっくりと味わえる直営店も店を構える。ビル最上階に位置するレストラン「Granna」では、インド・中華・ロシア・フランスなど各国の料理を提供してきた中村屋の調理技術を生かした「新しい中村屋の料理」を提案する。薬味付きの「石鍋のドライカリー ラッサムスープ添え」(2,000円、税・サービス料別)や、ロシアの伝統料理「ボルシチ」をしゃぶしゃぶに仕立てた「ボルシチの和牛しゃぶしゃぶ鍋 シチリアバター&サワークリーム添え」(1人前2,300円、税・サービス料別)など、伝統的な料理に現代の要素をプラスしたメニューを提供。予算に応じたコース・パーティーメニューにも対応するという。3階の美術館「中村屋サロン美術館」では、同社ゆかりの芸術家たちの作品展示を行う。同社が展開するレストランにてレプリカを展示してきた芸術作品の現物なども公開するとのこと。○「手の届く贅沢」「心身の健康」は随所にあり!「手の届く贅沢」「心身の健康」というコンセプトは、同社直営店舗以外のテナントでも体現されている。ここでは2店の飲食店を紹介しよう。7階の「CAFE RAMBUTAN(カフェ ランブータン)」は、ランチ・ディナーの両方に対応するアジアンカフェ。ソファーシートやバーカウンターをそろえる店内は、アジアとヨーロッパのテイストが融合した落ち着いた雰囲気が漂っている。同店のランチタイムでは、約30種類のパンをそろえるパンビュッフェ・パスタやカレーなど5種類から選べるメイン料理・約10種類のドリンクビュッフェが付いたランチメニュー(80分、平日1,280円、土・日曜日1,480円)を提供する。また、ディナータイムではエスニック料理を中心としたアラカルトメニューを提供。11月30日までは、食べ放題の「パクチーサラダ」が付いたオープン記念スペシャルコース(税別2,980円)も用意する。6階に店を構えるのは、靴を脱いで上がるダイニングレストラン・カフェ「KICHIRI MOLLIS(キチリ モリス)」。店内には、カーテン付きで丸テーブル囲むソファー席や扉付きの完全個室、窓から外の景色を臨める開放的なテーブル席など、豊富な席を用意している。食べ放題のバーニャカウダと6種のソフトドリンク飲み放題が全品に付くランチメニュー(税別1,200~2.000円)では、子ども専用の「KIDS set」(税別700~900円)も3種そろえる。また同店では、利用者の祝い事のための記念ムービーを無料で作成し、席で上映するサービスも行っている。なお、利用には事前の予約と写真などの素材の提供が必要となる。ワーカーからファミリーまで多様な人々が行き交う新宿の街。美容や文化、グルメが集約した「新宿中村屋ビル」で味わえる、それぞれの人のための「手の届く贅沢」と「心身の健康」をぜひとも体験していただきたい。※記事中の価格・情報は2014年10月取材時のもの。価格は"税別"表記があるもの以外は税込
2014年10月29日成田空港から電車で約10分のところにあるJR線「成田駅」または京成線「京成成田駅」に降り立つと、下町情緒あふれるエリア「成田山新勝寺・表参道」が広がる。その周辺には150店以上の飲食・土産店などがあるというのだが、そんなにあるとどこに行けばいいのか悩んでしまう。そこで、成田空港に就航している低コスト航空会社(LCC)のCAたちに、プライベートで訪れるとっておきのお店を聞いてみた。○細道の先に広がる和空間1店目はSPRING JAPAN(春秋航空日本)CAの野口寧々さんがオススメする甘味処「三芳家」。「三芳家」は表参道に面した和菓子屋なのだが、隣の店との間にある細道の先に甘味処を営業している。参道のにぎやかな雰囲気とは一変し、和傘や飛び石を思わせる通路など、和をコンセプトにした空間が作られている。「入り口が狭く隠れ家的な存在で、日本庭園のような雰囲気に癒やされます。夏はかき氷を、冬はおしることをと、季節を感じながらいただく一品がとてもおいしく」と野口さんは言う。野口さんが一番好きなメニューは「クリームあんみつ」(700円)で、具沢山のあんみつの横には成田名物の「鉄砲漬」が添えられている。なお、店の一番人気は千葉名物の落花生を用いた「ピーナッツあべかわもち」(760円)らしく、特に外国人に人気だそう。頃合いを見てほうじ茶も差し出してもらえ、心身ともに心休まるひとときが過ごせる。●infomation三芳家千葉県成田市仲町386-2○うなぎ屋の息子がパンで盛り上げる2店目はバニラエアのCA・唐島久実さんが、「とにかくいろいろ盛ってあって、お得なランチ」と太鼓判を押してくれたベーカリカフェ「下田康生堂ぱん茶屋」。表には「八ツ目うなぎ・川魚・割烹料理 下田康生堂」とあるように、元々はうなぎ専門店だったのだが、フランスでパン修行を積んだ下田真吾さんの代でベーカリカフェへと代わったそうだ。とは言え、店内にはうなぎ専門店の雰囲気を感じさせてくれるものがいろいろ残されている。「参道にパン屋ができるのは3年ぶり。成田山新勝寺から続く坂道エリアはうなぎゾーン、そこから続くこのぱん茶屋もある平らなエリアはお土産・飲食ゾーン、駅周辺は居酒屋ゾーンなどと、町全体を盛り上げていける存在になれれば」と下田さんは話してくれた。唐島さんが"お得なランチ"として紹介してくれたのは「おまかせランチ」(515円)。その名の通り、店主おまかせのパンが4種にミニサラダ、スープ、シュークリームがセットになったプレートで、「追加でドリンクを頼んで、シュークリームとともにいただく」というのが唐島さんの楽しみ方だと言う。また、「下田康生堂」時代の味を引き継いだ「うなぎパン」(610円)も外せない。40gというしっかりとした存在感を放つうなぎのかば焼きを鉄砲漬と一緒に包み込んだパンで、よりマイルドな味わいになるようにホワイトソースを合わせている。パンとしてみると610円はちょっと高いのだが、うなぎのかば焼きをお土産にすると思えば、「うなぎパン」はお手軽商品と言えるかも。なお、「うなぎパン」は注文を受けて作る場合は多いので、どうしても食べたいという人は一本電話をしておくと安心だ。●infomation下田康生堂ぱん茶屋千葉県成田市上町551○たっぷり野菜をフレンチで最後にとっておきのお店を教えてくれたのは、ジェットスター・ジャパンのCA・久保千咲さん。お寺の下に広がる下町というと日本的なお店をイメージしてしまうのだが、実は表参道周辺には和洋中様々なお店が連なっており、久保さんがオススメしてくれたお店も創作フレンチの「野菜×創作料理101」である。予約なしでは入店できないくらいの人気らしく、「やっと今日、予約ができたんですよ!」と久保さんは話してくれた。名前の通り野菜をふんだんに用いたメニューが特長で、一番人気は季節の野菜を詰め合わせた「101風バーニャカウダーWソース」(800円)とのこと。アンチョビソースとアイオリソースの2種類でいただく一品には15種類以上の野菜が盛られており、500円からそろうワインとともに長い夜を楽しむのもいいだろう。○お気に入りの飛行機をもっと近くで番外編としてもうひとつ。成田市役所の女性職員7人が結成した「成田ソラガール」のひとりである識名公代さんが案内してくれたのが、園内ならどこからでも飛行機が楽しめる「さくらの山公園」である。成田空港からほど近いところにある公園のため、特に空港から一番近い広場には、望遠レンズを装着したカメラを手にした人々がベストショットを狙っている。多い時には5分に1本くらいの頻度で飛行機が飛び交うそうなので、自分が好きな航空会社はもちろん、お目当ての機種を大迫力で眺められる絶好のスポットと言えるだろう。しかし、切れ目なく飛行機が飛んでくるので、なかなか引き潮を定めにくい。駐車場で飛行機の姿を目にすると、「もう少し粘れば良かった……」などと思ってしまうかもしれない。今回紹介した以外にも、元航空会社勤務のオーナーが経営するバー「Jet Lag Club」のように外国気分を味わうことができるお店があったり、韓国の家庭料理が楽しめる「イテウォン」で世界を楽しめたりなど、成田での遊び方は人それぞれ。今まで成田空港から即東京・即帰宅だった人にこそ、一度寄り道を楽しんでいただければと思う。※記事中の情報・価格は2014年10月取材時のもの。価格は税込
2014年10月10日JR東海はこのほど、建設中の名古屋駅新駅ビル「JRゲートタワー」に入居する各施設の概要を発表した。同ビルは地上46階地下6階建て、高さ約220mの超高層複合ビル。1~15階の各フロアで、隣接するJRセントラルタワーズと接続する。2~8階には、約150のファッション・雑貨などのショップを集積したJR東海高島屋の新店舗「タカシマヤ ゲートタワーモール」が入居。隣接するJRセントラルタワーズの「ジェイアール名古屋タカシマヤ」とは異なるカテゴリーや価格帯のショップをそろえ、相乗効果を図る。2階の一部には保育施設も開業する。9~11階はヨドバシカメラ、12~13階はレストラン街、13~14階の一部にはフィットネスクラブがそれぞれ入居。15階はオフィスロビーとエントランスとして活用するほか、コンビニ、カフェ、旅行会社などの店舗が営業。16階は貸会議室として提供する。18~24階には、ビジネス利用をメインターゲットとした「名古屋JRゲートタワーホテル」(客室数350室)が開業する。インテリアデザインを担当するのは、「シャングリ・ラ ホテル東京」など、上級クラスのデザイン実績を持つ老舗デザイン会社「ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ インターナショナル」(米国)のキャサリン・ドーバー氏。上質感と機能性を備えた客室とする。ホテルフロントとロビー、ホテル内レストランは15階に設置。レストランは、「世界一の朝食」として知られるシドニーのレストラン「bills」やカフェブームの先駆けとなった「Sign」など、話題のスポットを生み出し続けるトランジットジェネラルオフィス(東京都港区)が運営する。26~44階はオフィス貸室として活用。このうち一部の区画には、健康診断・人間ドック機能を持つ医療施設が入居する。オフィス入居開始は2016年11月、タカシマヤとホテルの開業は2017年4月を予定している。
2014年10月09日JR九州の駅ビルの管理運営などを行うJR九州ビルマネジメントはこのほど、九州一円の「フレスタ」「デイトス」など16駅ビルの愛称を、「えきマチ1丁目」に変更すると発表した。10月14日から新たな愛称を使用開始する。「えきマチ1丁目」のロゴマークも公募により制定したほか、精華女子高校吹奏楽部の協力により、「えきマチ1丁目」BGMも制作。地域密着型の駅ビルとしてより親しまれる施設をめざす。愛称変更を記念し、「えきマチ1丁目熊本」(現・フレスタ熊本)では10月12日10時30分から、駅西口にて「えきマチ1丁目」の看板除幕式を行う。その他、おもな駅ビルでも愛称変更と前後してイベントやオリジナルノベルティの配布を実施する予定だ。
2014年10月09日成田空港を有する成田市内には、外国人観光客はもちろん、各航空会社のクルーも楽しめるスポットがいたるところにある。成田空港から電車で10分、JR線「成田駅」または京成線「京成成田駅」から続く表参道にも、外国気分が味わえるお店がいろいろ。特に航空業界の人なら知らない人はいない、という程に愛されているバー「Jet Lag Club」も、この通りにある。○クラス別のお酒に無料のポップコーン「Jet Lag」は英語で"時差ボケ"という意味で、その名前から連想される通り、外国人旅行や外資系航空会社のクルーたちで連日にぎわっている。オーナーのヴィンセントさんはサベナ・ベルギー航空の元チーフパーサー。ヴィンセントさんのお国柄か、「特にオススメは?」と訪ねると「ベルギービール」と答えてくださった。実際、ベルギービールは10種類程度と一番多くそろえている。メニューをよく見てみると、スピリッツのところに「カーゴ」「エコノミー」「ビジネス」「ファースト」と書かれている。「やはりファーストは高いのかな」と思いきや、800円という良心的な値段。ちなみにカーゴは500円である。ならばここは気前よく、ファーストから選んでみるのもいいだろう。ちなみに、端の方にポップコーンがあったので値段を聞いたところ、「言い忘れていた! あれは無料だから好きに取って行って」とのこと。この気前の良さで、一層お酒がおいしくなってしまう。なお、店内にはフードメニューはないが、周辺の店から出前で届けてもらうのはOKとなっている。○次から次に増えていくコレクションたちさて、店内はと言うと、飛行機模型から胸章、ポスター、写真、ステッカー、クルーの帽子など、世界各国の航空会社にまつわるあらゆる品と品が飾られている。これはヴィンセントさんご自慢のコレクションのみならず、バーを訪れた人がプレゼントしてくれたものも多いそう。特に思い入れのある品をうかがったところ、元パイロットの友人がプレゼントしてくれたジャケットとのこと。「彼は飛行機に乗って5回トラブルに見舞われたけど、5回とも無事に生還した。そうした意味でもとても大切なジャケットなんだよ。ぜひゆっくり見ていってね」と教えてくれた。店内のコレクションは日に日に増えているようなので、訪れる度に新しい出合いに遭遇できるかもしれない。犬が苦手でなければ、オーナーの愛犬「INOP(イノップ)」と触れ合うのもいい。「INOP」は航空用語で"故障"という意味らしいが、「前にいた犬にもちょっと変わった名前をつけていたんですよ」とスタッフが教えてくれた。「どうだ、チャーミングだろ!」と笑うヴィンセントさんにも親しみを感じてしまう。また、店の奥にはビリヤードやダーツ、テーブル・フットボールなどがあり、お酒とともにゲームを楽しむことができる。バーで出会った外国人とゲームを通じてコミュニケーションを図るのもいいかもしれない。バーの営業時間は15:30頃から翌3:00まで。飛行機ファンならずとも、「Jet Lag」で眠れない外国人たちとともに、ちょっと長い夜を楽しんでみてはいかがだろうか。※記事中の情報・価格は2014年10月取材時のもの
2014年10月09日SCRAPはこのほど、常設型リアル脱出ルーム「アジトオブスクラップ 大阪ナゾビル」を大阪市にオープンさせた。同施設は、さまざまな映画を一度に上映するシネコンのように、ひとつの施設で一度にいくつもリアル脱出ゲームを公演する施設としてオープン。常設型で、ほとんど毎日リアル脱出ゲームを体験できる。1階にはSCRAPの書籍やグッズを中心としたGOODS SHOPをオープン。2階は脱出ゲーム「謎の部屋からの脱出」、3階も脱出ゲーム「ある牢獄からの脱出」(10月30日開始予定)を開催する。4階・5階には、まだどこでも公演していない、新作のリアル脱出ゲームを開催予定だという。大阪ナゾビルの所在地は、大阪府大阪市浪速区日本橋5-13-5。
2014年10月07日"成田空港に着いたらいざ東京へ・わが家へ"という前に、ちょっと寄り道はいかがだろうか。成田空港から電車なら約10分、クルマなら約20分のところに、成田の風情をぎゅっと凝縮した「成田山新勝寺・表参道」がある。そぞろ歩きをしていると、きっといろいろな"発見"に出合えるだろう。○御護摩祈祷で所願成就成田空港から電車で10分程度のところにあるJR線「成田駅」または京成線「京成成田駅」に降り立つと、すぐ姿を現すのが「表参道」である。その表参道の約800m先には「成田山新勝寺」があり、駅から成田山新勝寺に続くエリアには150店以上の飲食店・土産店などが軒を連ねている。地元の方に「時間がなくてもココだけは行け! ってところは?」とうかがったところ、「そりゃ、成田山新勝寺は外せないだろう」とのこと。成田山新勝寺では天慶3年(940)の開山以来、御護摩(おごま)の修行をもって世界平和や所願成就を祈念している。「護摩」という言葉は、古代インドの宗教儀式で"火の中に供物を投じて祈る"という意味の「ホーマ」に由来するらしく、開山から1,070年以上、1日も絶やさずこの御護摩を行っている。この御護摩が行われる大本堂には誰でも訪れることが可能。家内安全、商売繁盛、交通安全、厄難消除など様々な願い事を御本尊不動明王に祈願できるのだが、祈祷中、お願いしたいものをカバンに入れて手渡せば、火に当ててご利益をもたらしてくれるという。○「成田屋」の由来はここにあり!成田山新勝寺の見どころは御護摩だけではない。仕事運アップを狙う人は「出世稲荷」へ。御本尊は江戸時代に成田山をあつく信仰した佐倉藩主・稲葉正通が寄進し、商売繁盛や開運成就、火伏せのご利益があると伝えられている。この付近を歩いていると「カチカチカチ」という高い音が聞こえてくるのだが、これは、出世稲荷の前でお供え物の油揚げを購入すると、ご利益アップのために油揚げの上で石をすり合わせてくれるからである。ちらっと起こる火花を見ていると、なんだか神妙な気持ちにもなってくる。恋愛成就を願うなら「光明堂」へ。元禄14年(1701)に設立された旧本堂で、中央には大日如来、左右には不動明王と愛染明王(あいぜんみょうおう)が奉安されている。この愛染明王は古くから"恋愛・縁結び・家庭円満"などをつかさどる仏。その昔、御護摩が行われた中央の護摩壇そばで手を合わせれば、いい縁を導いてくれるかも。なお、歌舞伎好きでなくても、「よっ! 成田屋!!」という呼びかけを知っている人も多いだろう。この成田屋は、成田山新勝寺の不動尊を崇敬していた江戸歌舞伎の名門・市川団十郎家の初代団十郎が、自らの屋号を「成田屋」と称したことがはじまりという。子宝に恵まれなかった初代団十郎がここで祈願したところ、ご利益で男子を授かることができたそうで、今日でも市川宗家一門は襲名披露や特別興行の際には御護摩祈祷を受けている。特に七代目団十郎は成田山への寄進とともに、成田山内の延命院に身を寄せて成田の人々に芝居や俳句を広めるなど、成田地域の文化向上にも貢献したという。境内にはその七代目団十郎の像が設置されているので、ぜひ探していただきたい。○うなぎのお店だけでも60店以上今度は成田山新勝寺から表参道へ。「成田駅」または「京成成田駅」から成田山新勝寺に続くエリアは5つの町から構成されており、その通りには150店以上の店がある。特にメインストリートである表参道には、うなぎを提供する店が約60店も並んでいる。千葉県内の利根川や印旗沼でうなぎがとれたことも関係しているようで、その昔、はるばる成田詣でに訪れた人々の旅の疲れを癒やすために栄養価の高いうなぎでもてなしたという逸話もある。うなぎ専門店などでは、うなぎをさばいている姿を通りから眺めることができる。店頭で客をもてなす店員に誘われる前に、奥から漂ううなぎを焼く香ばしくてほんのり甘い香りに、自然と足が店の中へと進んでしまう。「この通りの中では、それでもまだ新しい店なんです」と話すのは、明治43年(1910)に創業した「川豊」の3代目社長・伊藤小澄さん。創業以来継ぎ足して守ってきた秘伝のタレは、「災害時は瓶を持って逃げろ」と伝えられていると言う。3階建ての店はもともと旅館だったようで、柱や壁の風合いからも歴史を感じるとともに、おばあちゃん家に来たようなどこか懐かしい気持ちがしてくる。窓からは参道を眺めることができ、毎年夏に行われる成田祇園祭では、参道を通る山車などをうなぎとともに楽しむ事ができるそうだ。多い時は1日で1,000匹のうなぎをさばくことがあるそうで、広い店内とは言えど、土日のお昼時には20分程度店前で待つこともあるという。ふっくらとした肉厚なうなぎには甘みの強いタレをたっぷりと。山椒を少しだけふりかければ、味がぴりっと締まる。「上うな重」は2,900円だが、できればあわせて「きも吸い」も注文していただきたい。香り・味わいはもちろん、100円と言う値段もうれしい。表参道の味わいはうなぎだけじゃない。時間がない時は絶対この成田山新勝寺と極上うなぎを堪能していただければと思うが、ゆっくりそぞろ歩きするのが旅の醍醐味。次回、成田空港を利用する際は、実はこんなに近くにあった成田観光もお忘れなく!※記事中の情報・価格は2014年10月取材時のもの。価格は税込
2014年10月07日●成田は京成とJR東日本、羽田は東京モノレールと京急の競争で利便性アップ2010年10月に羽田空港が再国際化して以来、羽田と成田は激しい競争を繰り広げている。都心から近く国内線も豊富な羽田空港の就航便は増える一方だが、逆に成田空港は低コスト航空会社(LCC)の就航で国内線は増えているものの国際線は減り続けている。そのため、成田空港ではLCCを積極的に誘致したり、以前はできなかった深夜・早朝の一部時間帯の発着便を認めたりなどの努力をしている。そんな「空」の争いだけでなく、「地上」のアクセスでも両空港は利便性を競っている。地上アクセスは空港が担うわけではないが、電車とバスなど地上の交通機関の間にも「競争」が生じているため、必然的に競わざるを得ないのである。もちろん、利用者からすれば歓迎すべき傾向だ。○京成スカイライナーの"逆襲"羽田が再国際化する3カ月前の2010年7月に「新スカイライナー」が走り始めた頃から、両空港へのアクセス改善がスピードアップした。京成電鉄が運行する特急「スカイライナー」は2010年7月17日から新しく開通した「スカイアクセス線」を走行するようになり、京成上野や日暮里から成田まで40分前後とそれまでより20分近くも所要時間が短くなった。例えば、世田谷や杉並といった都心西部のベッドタウンから成田までのアクセスを検索すると、それまではJR東日本の特急「成田エクスプレス」の方が早いと表示されていた。しかし、今日ではスカイアクセス線の開通でスカイライナーの方が早く到着する時間帯が増えている。また、スカイアクセス線は従来のルートより揺れも少なく、乗り心地も向上している。さらに言うと、スカイライナーは運賃が成田エクスプレスよりも2割程度安いのも魅力のひとつだろう。対する成田エクスプレスも出発駅を増やすに従い本数も増加。東京駅発着で見ると、一部の時間帯を除き、30分に1本程度と以前より格段に利便性が向上している。○世界的に見ても便利になった羽田へのアクセスそんな成田へのアクセスもずいぶん便利になったと感じていたところにはじまったのが、羽田の再国際化だ。それに合わせて改正された東京モノレールと京急電鉄のダイヤには驚いた。国際線ターミナルまでなら東京モノレールの空港快速が浜松町駅から、京急電鉄のエアポート快特が品川駅から、ともに最短13分という時間でつながった。本数も普通電車を加えると5分前後に1本という便利さ。世界的に見ても、ここまでアクセスが便利な空港はなかなか見当たらない。●羽田の深夜早朝バスが実証運行へ! 羽田/成田を1時間で結ぶ都心直結線もしかし、その2年後の2012年夏、今度は成田空港へのアクセスに便利で格安な深夜バスが加わった。○深夜便が好評で便数増やす「格安バス」成田空港発着の国内LCCであるジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパン(現在「バニラエア」にリブランド)が就航すると、その「格安旅行客」を狙って京成バス系が東京駅発着の「東京シャトル」の運行を開始した。現在は銀座・東京駅発着の「THEアクセス成田」(平和交通)も加わり、それぞれ片道900円、1,000円とリムジンバスや成田エクスプレスの約3分の1と運賃も衝撃的だった。東京駅から羽田までの「空港リムジンバス」の運賃は930円だからほぼ同じである。また、成田まで片道1時間前後と電車並みの早さも魅力で、東京駅と銀座駅発着なので、成田まで行く間に都心の渋滞に巻き込まれる確率が低いのも魅力と言える。この成田への格安バスは順調に利用者を増やし、現在は深夜・早朝以外の時間帯の便も走っている。○一気に5路線を開設する羽田発着の「深夜バス」そして、2013年9月に決定した東京オリンピック・パラリンピックの開催は、両空港のアクセス改善にさらに拍車をかけそうだ。国土交通省は10月26日から2015年3月末までの間、羽田と都内各所および横浜を結ぶアクセスバスを深夜・早朝の時間帯に実証運行すると発表した。具体的な路線と運賃は、銀座・東京・秋葉原方面(1,860円)、新宿・池袋方面(2,000円)、渋谷方面(2,060円)、大鳥居・蒲田・品川方面(560円、1,030円)、横浜YCAT方面(1,030円)。羽田空港行きが午前3時~4時台、空港発が午前1時台となっている。2010年10月の再国際化や2014年3月末の発着枠拡大で羽田空港の国際便は増えているが、深夜・早朝の発着便は乗客が思うように集まらず航空会社に敬遠される傾向にある。その原因のひとつが公共交通機関の不足と言われており、それを確かめる意図も今回の実証実験にはあるのだろう。いずれにしろ、利用者からすればアクセスが向上するのは間違いなく、タクシーを使うより何倍も安くすむのは言うまでもない。○どっちが便利か比べる必要ない時代へ今後は、鉄道のアクセス改善計画もめじろ押しだ。田町・品川付近から羽田にアクセスし、将来的には2015年開通の上野東京ラインを使い東北線・高崎線・常磐線などとの接続も視野に入れる「羽田空港アクセス新線」(JR東日本)、「新東京駅」と羽田を20分弱、同駅と成田を36分でそれぞれ結ぶ通称「都心直結線」(京急)など、いずれも計画は大規模だ。「都心直結線」は羽田と成田も約1時間で結ぶ計画である。この鉄道が象徴するように、「羽田が便利」「成田が便利」と比較するより、両空港をうまく使って旅するのが賢い時代になっていくようだ。いや、すでにそういう使い方をしている旅行者が多いはずだ。実際、旅客便の発着枠は羽田が44.7万回、成田が30万回とそう大きな差はなく、羽田の発着枠が満杯である現状を見ると、しばらくは場合によって両空港を使い分けることになるだろう。安い国内旅行なら国内LCCの拠点である成田を使う確率が高く、JALやANAで札幌や福岡、沖縄へ行くなら幹線の多い羽田。またアジアへの海外旅行なら行きは羽田、帰りは成田、あるいはその逆というパターンもある。自分の家や会社からの便利な行き方、安い行き方はどんなアクセス方法か。知らない間に変わっていくともいえる地上アクセスの最新情報を掴んで上手に使いこなしたい。※文中の料金表記にICカード割引は含みません○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年09月30日エアアジアグループ(所在地:マレーシア・クアラルンプール)で中・長距離路線を提供していエアアジアXは7月7日、既存の羽田/関空/中部に加えて、11月21日に成田にも就航することを発表。また、2013年に設立されたタイ初の長距離路線LCC「タイ・エアアジアX」(所在地:タイ・バンコク)も、9月1日より成田と関空に就航する。○深夜発早朝着の羽田と日中発着の成田エアアジアXは日本への展開として、2010年10月に羽田便、2011年11月に関空便を就航。クアラルンプール-羽田便については、2012年に週3便から週7便に拡大した。11月21日に就航するクアラルンプール-成田便は週4便で運航するが、2015年5月には週7便に増便することを計画している。現在、運航している羽田→クアラルンプールは23:45発・06:10着という深夜発早朝着のフライトだが、成田→クアラルンプールは10:00発・17:00着という日中のフライトとなるため、予定に合わせて羽田・成田を使い分けることができる。クアラルンプール-成田便のスケジュールは以下。○拡大するタイ需要に応えるフライト9月1日に就航するタイ・エアアジアXは、バンコク市内にもアクセスしやすいドンムアン空港から成田/関空をつなぐ。また、年内にはドンムアン-ソウル便の就航も予定している。タイ・エアアジアXはエアバスA330-300型機2機を使用し、各機には12席のプレミアム・フラットベッドと365席のエコノミーシートの計377席を設置している。エアアジアXのアズラン・オスマンラニCEOは、「2013年には約150万人の日本人がタイを訪れており、前年比で11.9%も増加している」と述べ、今後も拡大が予想される市場への進出に意欲を見せた。エアアジアXは2014年上半期、平均搭乗率89%を記録。「2010年10月の就航以来、日本路線の搭乗者数は100万人を突破しており、2013年上半期総売り上げの12%強を日本が占めている」とオスマンラニCEOが述べているように、今回の成田就航とタイ・エアアジアXの成田/関空就航は、日本を対象とする拡大戦略の一環となっている。○タイ行き航空券も1万円でおつりが出るクアラルンプール-成田便に関しては7月8日~7月13日の間、就航記念のセールとしてエコノミークラスを片道299リンギット(9,900円)、ビジネスクラスを片道799リンギット(3万8,000円)から提供。対象期間は11月21日から2015年7月31日までとなっている。なお、価格には燃料サーチャージと諸税を含んでいる。また、ドンムアン-成田/関空便も同様に、エコノミークラスを片道299リンギット(9,900円)、ビジネスクラスを片道799リンギット(3万8,000円)から設定(燃料サーチャージ、諸税込み)。対象期間は9月1日から2015年7月となっている。ドンムアン便の発売も、7月8日~7月13日の期間限定を予定している。
2014年07月08日京成電鉄は6月20日から12月28日までの期間限定で、発駅から京成成田駅までの往復割引乗車券「成田開運きっぷ」を発売する。同きっぷは東松戸、新鎌ヶ谷、千葉ニュータウン中央、印旛日本医大の4駅を除く京成線全駅の自動券売機で発売。価格は発売駅によって異なり、京成上野発が通常往復運賃より230円安い1,450円、京成船橋発が通常より180円安い1,080円となる。割引額が最大になるのはちはら台発のきっぷで、通常より420円お得な1,500円で発売される。有効期間は発売当日限り。購入特典として、成田山新勝寺にて護摩札やお守りを申込む際にきっぷを提示すると記念品がもらえるとのこと。成田山参道の約50の施設や店舗でも、きっぷの提示で割引や粗品がもらえるなどの特典がある。
2014年06月19日デルフォニックスは5月26日、成田国際空港第1旅客ターミナルに、ステーショナリー・雑貨のセレクトショップ「Smith(スミス)」をオープンする。○1,000円以上購入するとノベルティがもらえる!「Smith」は機能性とデザイン性に優れた文具・雑貨を取り扱うセレクトショップ。オリジナル商品を中心に幅広い商品を展開している。このほど、成田国際空港に同ショップが初出店。通常、取り扱っている文具や雑貨に加え、空港ならではのトラベルグッズや店舗限定アイテムなども販売する予定だという。同ショップは、成田国際空港第1旅客ターミナルビル 4Fのエアポートモールにオープンする。営業時間は8:00~20:00。オープンを記念し、1,000円以上購入した人には、Smith成田空港限定のノベルティーをプレゼントする(数に限りあり)。
2014年05月09日モデルでANA(全日本空輸株式会社)のPRを務める押切もえが、3月30日(日)よりANAが<成田-デュッセルドルフ>線を開設したことを受け、成田国際空港で就航を記念した初便セレモニーに登場した。千葉県出身の押切はプライベートでも仕事でも成田空港は身近な存在のようで、「絵画が趣味でもあるので、これを機に芸術・文化にも触れられるドイツへの“大人旅”を計画したいです」と語る。さらに、最近身近な友人がドイツへ新婚旅行に行ったことに刺激を受けたといい、自身の結婚の計画については?「相手を厳選して早めに“ソフトランディング”させたいと思っています!何度もヨーロッパに行っていますが、ドイツには行ったことがないので、私も新婚旅行はデュッセルドルフで考えてみたいと思います!」と婚活宣言。また押切さんと共に出席した、全日空の会長・伊東信一郎は「デュッセルドルフは目的地としての魅力に加え、ハブ機能・交通の要所としても多いに魅力のある空港であります。デュッセルドルフ国際空港は、年間1,800万人の旅客数を有し、70の航空会社により4大陸50か国180都市に就航しています。到着後の移動においても大変便利な空港です」と利用客に向けアピールしていた。(text:cinemacafe.net)
2014年03月31日JR東日本はこのほど、「JR神田万世橋ビル」が環境指標「LEED-CS」のGOLD認証を取得し、同ビル3~4階の貸会議室「ステーションコンファレンス万世橋」も、「LEED-CI」のGOLD認証を取得したと発表した。「LEED」は、米国グリーンビルディング協会によって開発・運用されている建築物の環境配慮基準の認証制度。「LEED-CS」はテナントビルの躯体・外装・共用部を、「LEED-CI」はテナント専用部の内装を認証の対象としている。「JR神田万世橋ビル」は昨年12月、「ステーションコンファレンス万世橋」は今年3月にそれぞれ各部門の「GOLD」認証を取得した。どちらもJR東日本グループの施設としては初の「LEED」認証取得だという。JR東日本では、JR神田万世橋ビルを「地球環境、地域、景観、歴史との共生をコンセプトにした、次世代の環境配慮型ビル」と位置づけている。具体的には、直射日光を受ける南西面にエレベータや階段などの窓面が少ない設備を配置し、貸室空間は北東面に配置することで建物の熱負荷を抑制。屋上には太陽光パネルをを設置し、建物の照明などに利用している。節水型衛生器具の採用などによる水利用の高効率化や高効率給湯機器の設置、LED照明の採用などにも取り組んでいる。ビル利用者の自転車通勤を促進するため、施設内に駐輪場やシャワールームを設置。電気自動車専用の充電設備も備えているという。同ビルは地上20階・地下2階で、延床面積は約2万8,500平方メートル。低層階には貸会議室や子育て支援施設などが入り、5~20階はオフィスとなっている。
2014年03月18日JR東海はこのほど、名古屋駅に隣接する旧名古屋ターミナルビルの跡地に建設中の名古屋駅新ビルについて、名称を「JRゲートタワー」に決定したことを発表した。同時に、工事の遅れから開業時期が約1年延びる見込みであることも明らかにされた。名古屋駅新ビル「JRゲートタワー」は地上46階地下6階建てで、高さ約220m。駅施設のほか、オフィス、商業施設、ホテルなどが入居する超高層複合ビルとなる。1階にはバスターミナルを集約配置し、2階に名古屋駅と駅北側エリアを結ぶ歩行者通路を設け、交通拠点としての機能も強化する。隣接するJRセントラルタワーズと15階までの全フロアを接続し、タワーズと一体性を持たせたビルとする計画だ。従来のスケジュールでは、新ビルの竣工とオフィスの入居開始は2015年末、「タカシマヤ」とホテルの開業は2016年春としていたが、基礎工事が難航しているために行程の見直しを実施。オフィス入居開始は2016年11月、「タカシマヤ」とホテルの開業は2017年4月にそれぞれずれ込む見込みだという。
2014年02月15日