洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」「シーキューブ」を展開するシュゼットは7月1日、スポーツ後のエネルギー補給に適したスイーツ『アスリートフィナンシェ』(1個150円、10個1,500円・税別)を、楽天市場で発売する。7月上旬から順次、兵庫県西宮市内でも販売開始する。同商品は、小麦粉の代わりに米粉を使用したグルテンフリーフィナンシェ。スポーツ振興に取り組む西宮市と、武庫川女子大学の産学官連携プロジェクトとして、北京オリンピック男子400mリレー銅メダリスト・朝原宣治氏らトップアスリートたちの監修のもと開発した。原料の米粉は、朝原氏やシンクロナイズドスイミングの奥野史子氏が協力している京都府南丹市美山町の水田で育てた米から作った。砂糖は、奄美諸島のさとうきびだけを原料とした素焚糖(すだきとう)を使用している。健康サポート面だけではなく、原料やおいしさにもこだわって仕上げたという。武庫川女子大学の生活環境学部食物栄養学科・高橋享子教授によると、同商品には、卵と米粉由来のイソロイシン、ロイシン、バリン、アラニン、グルタミン酸という筋代謝に大切なアミノ酸が含まれているという。抗酸化作用を有するビタミンEを多く含むアーモンドも使用。ビタミンCを含む飲料(緑茶など)と一緒に摂取すると、鉄分の吸収に効果的とのこと。監修を務めた朝原氏は、「子どもたちやアスリート、健康を気づかう人たちに、おいしく安心して食べられるお菓子を作りたい、という願いから開発は始まりました。子どもたちの身体に優しい材料について、また、どんなお菓子なら喜んでいただけるかなどを何度も話し合いながら、アスリートフィナンシェは完成しました」とコメントしている。なお、同製品の製造ラインでは小麦を使用した製品も製造しているとのこと。
2016年07月01日ソフトバンクグループのSBイノベンチャーは、スマートフォンやパソコンで、現役または元プロスポーツ選手やスポーツインストラクターなどから、動画を活用したプライベートレッスンを受講できる「スマートコーチ」を9月より開始する。料金設定は各コーチが行う。「スマートコーチ」は、スポーツ選手によるプライベートレッスンを任意の時間に、スマートフォンやパソコンから受講できるサービス。予定されているスポーツは、サッカー、陸上競技、トライアスロン、アイスホッケー、ヨガなどで、コーチには男子4×100mリレーのオリンピック銅メダリストである朝原宣治さん、トライアスロンのオリンピック選手である西内洋行さん、元Jリーガー、元プロ野球選手などが登録されている。レッスンは、まずコーチから生徒に練習させたい動作のコツなどを紹介する「課題」動画が送られてくる。次に生徒は、練習成果を撮影した「チャレンジ」動画をコーチに送信。最後に、コーチから練習成果のフィードバックとして「チャレンジ」動画を添削した「チェック」動画が送られてくる。レッスンの頻度や回数などのコース設計、料金設定はコーチが行う。そのほか、コーチへの質問や目標の共有など、コーチとのコミュニケーションに活用できるチャット機能も用意されている。
2015年08月03日