Kis-My-Ft2の横尾渉が、15日に放送されたラジオ番組『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送/毎週水曜24:05~24:30)で、誕生日に関するある悩みを打ち明けた。5月16日に33歳の誕生日を迎える横尾は、メンバーの二階堂高嗣に、「お誕生日おめでとうございます。どうですか? 誕生日とか何かしますか?」と祝福されると、「もうしないですよ。20代前半で終わりじゃないですか? 『イエイ! 33歳になったぜ!』って、なんか言えなくない?」とテンション低め。続けて、横尾は、「誕生日はね、祝ってもらうのがきつい。誕生日とか前日に『ご飯行こうよ』とか言われると、『祝うんだ……』って。めっちゃ気を遣われるじゃん」と吐露。成人になってからの誕生日会は、飲み会になるそうだが、「次の日、絶対死んでるじゃん。だいたい幹事の人って、次の日は休みなんだよ。こっちは次の日仕事なのに、気を遣って飲まされて、次の日つらいみたいな。あれ、考えてほしい」と、本人のスケジュールを確認してほしいことを訴えた。また、横尾の切実な悩みに、「誕生日話からグチになりましたね。33歳、グチから始まりましたけど、大丈夫ですか?」と苦笑した二階堂。番組後半では、メンバーの藤ヶ谷太輔や玉森裕太が出演するドラマや映画の宣伝をするも、2人が所属するユニット・舞祭組の活動が最近まったくないことに気付き、「舞祭組ごとがひとつもない! なんかおかしい! もう一回、部長に言うか?」と大ショック。横尾も、「マネージャーさん、2019年の仕事なんか偏ってね?」とグチって笑いを誘っていた。
2019年05月17日アイドルグループ・ふぉ〜ゆ〜の松崎祐介が、舞台『デルフィニア戦記~獅子王と妃将軍~』に主演することが17日、明らかになった。同作は、茅田砂胡による代表作「デルフィニア戦記」シリーズを舞台化。2017年1月に『デルフィニア戦記~第一章~』、2018年12月に『デルフィニア戦記~動乱の序章~』が上演され、今回はその続編となる。国王ウォル(松崎)と妃のリィ(佃井皆美)の婚礼のただ中に届いた隣国タンガからの宣戦布告から、戦火が広がっていく。松崎、佃井、そしてリィの侍女・シェラ役の林翔太の続投が決定した。演出・脚本は、前作に続き児玉明子が担当。得意とするショーアップされたステージや大胆なアクションシーンを見せる。上演は東京ドームシティ シアターGロッソにて6月19日〜23日。○児玉明子(演出・脚本) コメント前回の「動乱の序章」のお話しを頂いた時もそうだったのですが、また大好きな『デルフィニア戦記』の世界で、大好きなウォルやリィたちに再び会える喜びと共に、再びこの壮大なストーリーを舞台化していくという緊張を感じております。ですが、前回から続投のキャストやスタッフも多く、作品の世界観とキャラクターを理解している頼もしいメンバーばかりです。今回もキャストは茅田先生の膨大な美しいセリフに苦戦するかもしれませんが、カンパニー一同力を合わせて精一杯頑張ります!○松崎祐介 コメント前作に引き続き、またウォルとしてデルフィニアの世界を生きられることが嬉しい松崎祐介です。今すでにワクワクしてます。誰かこのトキメキを止めてください状態です。前回見て頂いた方はもちろん、今回初めての方でも楽しめる作品になっています! 戦うシーンが多いと思うので身体をパンプアップして行きたいと思ってます。前回の稽古場ではオカキを差し入れすることが多かったので、今回はぬれ煎餅にレベルアップしたいと思います。皆さん王国でお待ちして松。○佃井皆美 コメントこんなに早くデルフィニアの世界に帰ってこれるなんて!!すっごく嬉しくて、今からわくわくしています!!前回より、更にパワーアップした舞台をおみせできるよう、みんなで力を合わせて頑張りたいと思います!また皆さんにお会いできることを心から楽しみにしています♪♪○林翔太 コメントまたデルフィニア戦記の世界で生きられる事、すごくすごく嬉しいです! 前回出演させていただいてからすっかり原作ファンになってしまった僕ですが、それ以上にこの作品を愛しているファンの皆さんに感動を再びお届けできるように頑張ります! そして今回の物語では、前回よりも成長したシェラをお見せできるようにたくさん研究したいと思います! シェラとしては、また国王やリィに会えるのが楽しみです! 頑張ります!(C)茅田砂胡(C★NOVELS/中公文庫)・ 舞台 「デルフィニア戦記」 製作委員会
2019年02月17日展覧会「横尾忠則 大公開制作劇場 ~本日、美術館で事件を起こす」が、兵庫・横尾忠則現代美術館にて2019年5月6日(月・振休)まで開催される。公開制作で描かれた作品を紹介「横尾忠則 大公開制作劇場 ~本日、美術館で事件を起こす」では、横尾忠則がこれまでに公開制作で描いてきた作品を、映像・写真などの資料とともに紹介する。自我を忘れて制作に没頭できる公開制作1980年代、画家へと転向したもののアトリエのなかった横尾が、制作できる場所を求めてやむなくとった制作の手段が公開制作であった。が、人前で描くことで“見られている”というプレッシャーが加わり、かえって余計な自我やこだわりが消え、制作に没頭できるという実感を得た横尾は、アトリエが完成しても尚、様々な場所で公開制作を行うようになる。横尾の創作のプロセスにおいて、「観客」との共犯関係が作品にスリリングな展開をもたらしているのだ。80年代後半から90年代にかけては、自身の少年時代の記憶を着想源とした自伝的な主題に取り組んでいたこともあり、即興的な公開制作の機会はそれ以前に比べて減少するようになった。しかしそうした中でも、横尾は制作途上の作品を公開制作によって仕上げたり、公開制作で完成させた作品に手を加えたりすることで、予定調和に陥りそうな局面を打開。作品に思いがけない変化をもたらした。“Y字路”をテーマに2000年代の主題で注目すべきテーマは、「Y字路」。2004年以降の公開制作において、描かれる主題のほとんどに「Y字路」が選ばれるようになる。明快な構図かつ、様々な要素を受け入れられる舞台装置として機能する「Y字路」は、スピーディーな制作の場である公開制作にはうってつけの題材であった。また、同時期に横尾の個展が全国各地で相次いで開催されたことも相まって、“ご当地”の「Y字路」作品も描かれるようになる。また、「Y字路」を主題にした公開制作は、パフォーマンス性を帯びた制作へと発展。工事作業員や鳶服などの衣装を身にまとった横尾が、絵の中のY字路に家を建て、道路を作り、時に壊していく。様々な衣装が、絵画空間と現実空間をつなぐ役割を果たすとともに、横尾自身の個性も消し、与えられた役割に没入させ、忘我状態での制作を後押しした。詳細横尾忠則 大公開制作劇場 ~本日、美術館で事件を起こす会期:2019年1月26日(土)~5月6日(月・振休)開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日:月曜日(ただし祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)会場:横尾忠則現代美術館住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30観覧料:一般 700(550)円、大学生 550(400)円、70歳以上 350(250)円、高校生以下無料※( )内は20名以上の団体料金※障がい者(70歳以上除く)は各観覧料金の半額。その介護者(1名)は無料。※割引を受ける際は、証明できるものを持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券を購入のこと。※兵庫県立美術館の特別展または県美プレミアムのチケット半券を提示すると、団体割引料金で観覧可能。
2019年02月13日横尾忠則の限定アートショップが、2018年12月26日(水)から12月31日(月)まで、伊勢丹新宿本店1階=ザ・ステージにオープンする。現代日本を代表する美術家で、国際的な舞台でも活躍する横尾忠則。伊勢丹新宿店では2016年、2017年にも限定ショップを開催し、好評を博した。今回はシルク刷りポスター、版画、グッズ、アパレルを展開。入手困難な名作ポスターをはじめ、新年に欠かせない縁起物を描いたTシャツや今治タオル、初日の出をイメージしたようなプレート、魔除け猫フィギュアストラップなどが並べられる。【詳細】横尾忠則 限定ショップ期間:2018年12月26日(水)~12月31日(月)場所:伊勢丹新宿本店1階=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3-14-1アイテム例:・日の本の猫(1996年) シルクスクリーン 325,000円+税・鎮守氷川神社・素戔烏尊(1998年) シルクスクリーン 325,000円+税・Tシャツ(Yebisu/Crane) 各10,000円+税・New Year Plate 2019 10,000円+税・The Sun(半月プレート) 10,000円+税・今治産アートタオル(Yebisu/Crane) 各1,500円+税・魔除け猫フィギュアストラップ 各980円+税【問い合わせ先】伊勢丹新宿本店5階=アートギャラリーTEL:03-3352-1111(大代表)
2018年12月24日横尾忠則のポップアップショップが、12月26日から伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにオープンする。日本を代表する美術家で、国際的な舞台で活躍する横尾忠則のポップアップショップには、入手困難な名作ポスターをはじめ『日の本の猫(1996年)』や、『鎮守氷川神社・素戔烏尊(1998年)』など、新年を迎えるのに思わず欲しくなる吉祥絵柄のポスター、、オリジナルプリントTシャツ、魔除け猫ストラップなど一年に始まりには欠かせない縁起物グッズを一堂にそろえる。魔除け猫フィギュアストラップ 各980円横尾忠則の圧倒的なパワーを浴びて、劇的な2019年を迎えよう。【開催情報】横尾忠則 POP UP SHOP会期:12月26日〜31日場所:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ
2018年12月20日横尾忠則が描く"死後の世界"をテーマにした展覧会「横尾忠則の冥土旅行」が、神戸・横尾忠則現代美術館にて、2018年2月24日(土)から5月6日(日)まで開催される。横尾忠則がグラフィックデザイナー時代から現在にいたるまで、一貫して関心を持ち続けてきた"死後の世界"。「横尾忠則の冥土旅行」は、"死の側から生を見る"ことで自らの生き方を見つめてきた彼のまなざしを、追体験することができる展覧会だ。ダンテ『神曲』をイメージしたヌード写真1970年に雑誌『平凡パンチ』誌上で発表したヌード写真は、横尾の愛読書である西洋文学の傑作・ダンテの『神曲』をイメージした作品。『神曲』は、主人公ダンテが、生きながらにしてあの世へ迷い込み、地獄・煉獄・天国をめぐる物語だ。横尾はこのイメージを、19人の裸の女性たちが森や湖、建設中の山荘、砂利道、和室など富士山麓を舞台に繰り広げる様々な場面に投影し、ユートピア的風景を映し出した。展覧会では、その他にも『神曲』から影響を受けた絵画を展示する。死と生が共存する「赤」のシリーズ1996年に端を発する「赤」の絵画シリーズは、横尾が少年時代に見た空襲で染まった真っ赤な夜空を原風景としつつ、輝く星々や蛍の光、生まれ落ちる赤子といった生のモチーフを散りばめ、死と生が表裏一体であることを示唆している。会場には赤のシリーズを中心に、横尾作品に欠かせない「赤」を使用した1980年代から2000年代までの絵画、約40点が登場する。展覧会ではその他にも、人物の後姿をモチーフとした作品群や、最新作となる女性のポートレートを描いた絵画シリーズなどが展示される。最新作をモチーフにしたワークショップもまた3月24日(土)には、最新作に登場する女性像をモチーフにしたワークショップを開催。キャベツや蛙、髑髏やトイレットペーパーで顔が覆われた女性をイメージした仮面を作り、「○○の女」に変身して肖像写真を撮影する。さらに3月10日(土)、4月7日(土)、4月21日(日)には、学芸員によるキュレーターズ・トークも実施される。【詳細】兵庫県政150周年記念事業 開館5周年記念展「横尾忠則の冥土旅行」期間:2018年2月24日(土)~5月6日(日)開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00) ※入場は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※4月30日(月・振休)は開館、5月1日(火)は休館場所:横尾忠則現代美術館住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30TEL:078-855-5607(総合案内)観覧料:一般700(550)円、大学生550(400)円、70歳以上350(250)円、高校生以下無料※( )内は20名以上の団体および前売料金、ただし70歳以上は前売はなし。※前売券は2月23日(金)までローソンチケット(Lコード:54364)および楽天レジャーチケットで一般、大学生のみ販売。※ローソンチケットおよび楽天レジャーチケットは当日券(一般、大学生のみ)も販売。 ※障がい者(70歳以上除く)は各観覧料金の半額、その介護者(1名)は無料。※割引を受ける人は証明できるものを持参の上、会期中美術館窓口で入場券を購入。■ワークショップ「○○の女 ーヨコオ流・仮面変身術」講師:横尾忠則現代美術館スタッフ日時:3月24日(土) 13:30~16:00会場:横尾忠則現代美術館 オープンスタジオ定員:20名参加費:無料申込:美術館ホームページの申込フォームより受付。応募者多数の場合は抽選。申込締切:3月10日(土)■キュレーターズ・トーク講師:横尾忠則現代美術館学芸員日時:3月10日(土)、4月7日(土)、21日(日) 14:00~14:45会場:オープンスタジオ参加費:無料 ※要展覧会チケット
2018年01月30日KEY BEAUT.Y./紙にシルクスクリーン/2017現代日本を代表する美術家・横尾忠則のポップアップショップが、10月4日から17日まで伊勢丹新宿店本館5階=アート&フレームにオープンする。1960年代から活動を開始し、映画や芝居のポスター、本の装丁などのグラフィックデザイン、また劇作家・寺山修司が結成した劇団「天井桟敷」の美術担当なども手がけてきた横尾忠則。その後、画家として「滝」や「Y字路」といった現在世に多く知られる作品を生み出した。今回の伊勢丹新宿店でのポップアップは、2016年に次ぐ2度目の開催。会期中は、最新作「KEY BEAUT.Y.」を始めとする版画作品、さらに今では入手困難なかつての名作ポスター約40点の他、新作グッズが登場。強烈な個性の光る横尾の世界を、本このポップアップで堪能してほしい。【イベント情報】横尾忠則 POP UP SHOP @ ISETAN会期:10月4日~10月17日会場:伊勢丹新宿店本館5階=アート&フレーム
2017年10月05日「最初はどうして奄美大島で撮影するんだろう?と思ったりもしたんですけど(笑)」 こう語るのは、Kis-My-Ft2の横尾渉(30)クン。3月9日発売の『Kis-My-Ft2 2017.4-2018.3 CALENDAR』(光文社刊)の撮影で訪れた奄美大島。その感想をこう語る。 「実際に来てみたら、大自然に囲まれて東京では味わえない時間が流れていて。リラックスして楽しみながら撮影ができてすごくよかったです」 奄美の大自然には気づかされたことがあったようで……。 「毎日ちゃんと朝早くに起きて働いて、夜は早くに寝る!という時間の使い方も心地がよくて。本来生活は“こうあるべき”ということを教えてもらえた気がします」 撮影の合間にはスキューバダイビングのほか、グラスボートなどのマリンスポーツを楽しんでいた横尾クン。 「あれ、いつの間に撮っていたの?というくらい撮影されている感覚がないときもたくさんあって。僕らもできあがりを見るのが楽しみです!」
2017年02月13日「ようこそ! 横尾温泉郷」が、神戸の横尾忠則現代美術館で開催される。期間は、2016年12月17日(土)から2017年3月26日(日)まで。本展では、美術館を温泉施設に見立て、横尾の体験を通した温泉と観光の旅へと来場者を誘う。旅と連動した〈温泉シリーズ〉を中心に、70年代から今日にかけて日本各地を舞台に制作された絵画、版画、観光ポスターなどを交えながら、各地の温泉、名所旧跡などを巡る。さらに観光のあとは〈銭湯シリーズ〉の浴女たちが待つ大浴場へ。館内には温泉卓球場やお土産処も用意されている。〈温泉シリーズ〉で横尾ワールド全開の温泉旅行へ2005年から08年にかけて、横尾は雑誌に「温泉主義」と題する旅行記を連載している。この連載のために描かれた一連の作品が〈温泉シリーズ〉。すべての作品が、各地の温泉を訪れた横尾の現地取材をもとに制作されている。それらは単なるスケッチではなく、温泉街の街並みや旅館の浴場、訪れた観光地など、横尾が旅先で出会った光景と、そこから呼び起こされた個人的な記憶や連想とが結びついた特異なビジョン。草津や城崎といった誰もが知る有名観光地も、不可思議な世界となって表現されている。踊る人も銭湯に!?ユーモア溢れる〈銭湯シリーズ〉〈温泉シリーズ〉より前となる2004年、横尾忠則は銭湯を改修した画廊での個展に、女湯の光景をモチーフにした連作〈銭湯シリーズ〉を発表している。これら作品には、まげを結った浮世絵風の女性たちが、身体を洗ったり、湯ぶねに浸かったり、にぎやかにくつろぐ姿が。それぞれの作品に、横尾が幼少時代に見た女湯のイメージを反映しつつ、江戸の遊び絵にも通じる様々な仕掛けが隠されている。例えば、《熊本温泉タンゴ》には名前の通り、熊本温泉を背景にタンゴを踊る人が登場する。さらに名産品のスイカ、宮本武蔵といったものも描かれており、ちぐはぐな組み合わせが横尾らしい。また本展では、これら〈銭湯シリーズ〉を“横尾温泉” の大浴場に見立てた会場に展示。まるで横尾作品の中に入り込んだような体験ができそうだ。温泉だけでなく各地観光名所も本展では、1973年から74年にかけて雑誌『芸術生活』に連載された「日本原景旅行」シリーズ、各地の観光ポスターやY字路、富士山や滝など、日本各地を舞台に制作された作品も展示。北から南まで、横尾作品を“観光” しながら堪能できる。温泉のあとは卓球場とお土産処へ美術館を温泉施設に見立てた本展では、来館者が自由に遊べる温泉卓球場やお土産処も用意。2月11日(土)には卓球大会も開催される。〈温泉シリーズ〉を中心に日本各地を観光し、〈銭湯シリーズ〉の浴女たちとともに温泉に浸かり、そして最後は温泉卓球で遊んで帰る。本当の温泉旅行とは異なり、手ぶらで楽しめるユーモアたっぷり癒しの旅。「横尾温泉郷」を堪能してみてはいかがだろう。「ようこそ! 横尾温泉郷」開催概要開催期間:2016年12月17日(土)~2017年3月26日(日)会場:横尾忠則現代美術館住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30開館時間:10:00~18:00※金・土曜日は~20:00、ただし12月30日(金)は~18:00。※入場は閉館の30分前まで。休館日:月曜日※ただし3月20(月・祝)は開館、3月21日(火)は休館。※年末年始・メンテナンス休館(12月31日(土)~1月13日(金)。観覧料 一般 700(560)円/大学生 550(440)円/高校生・65歳以上 350(280)円/中学生以下無料※()内は20名以上の団体および前売料金。※前売券は12月16日(金)までローソンチケットで一般、大学生のみ販売。高校生・65歳以上はなし。※ローソンチケットは当日券(一般、大学生のみ)も販売。※障がい者(65歳以上除く)は各観覧料金の半額、その介護者(1名)は無料。※割引を受ける場合、証明書提示要。※兵庫県立美術館の特別展または県美プレミアムのチケット半券提示で、横尾忠則現代美術館の企画展が団体割引料金で閲覧可能。問い合わせ先:横尾忠則現代美術館 078-855-5607(総合案内)関連イベント情報■横尾温泉卓球大会日時:2017年2月11日(土) 13:30~会場:横尾忠則現代美術館 オープンスタジオ対象:どなたでも定員:ダブルス16組参加費:無料、ただし高校生以上は要展覧会チケット※要申込み、応募者多数の場合は抽選。※必ず2名以上(4名まで可)で申込み。※小学生以下は保護者の付き添いが必要。■水道筋温泉郷ツアーガイド:慈憲一(naddinst)日時:2017年3月4日(土) 13:00~15:00会場:横尾忠則現代美術館、水道筋商店街界隈定員:20名参加費:無料対象:小学生以上(大人のみの参加も可)※要申込み、応募者多数の場合は抽選。※小学生は保護者の付き添いが必要。※高校生以上は要展覧会チケット。
2016年12月06日ディーゼル(DIESEL)の日本上陸30周年を記念し、ディーゼル×ポーター(PORTER)×横尾忠則のトリプルコラボレーションアイテム「DIESEL × PORTER ARTWORK by TADANORI YOKOO」が登場。2016年11月24日(木)より発売される。登場するのは、サイドアジャスターを調整することで容量が変えられるアウトドアテイストの「バックパック」、ポーターのアイテムの中でも人気を誇る「ウエストバッグ」のほか、3way仕様のブリーフケース、ウォレットなど全6アイテム。いずれも、ディーゼルが厳選した漆黒の日本製デニムと柔らかな感触のボンディング素材を使用し、軽量&強度に優れているのが特徴だ。またプリントされた存在感のあるグラフィックは、横尾による「具象と抽象が絡み合うアラビアン・ナイトのイメージ」を表現したものとなっている。なお、渋谷のディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)では、2016年11月25日(金)から2017年2月10日(金)まで、横尾忠則の期間限定ストアをオープン。今回のコラボレーションアイテムを先行販売するほか、入手困難だった名作ポスターや新作グッズなどを展開する。【詳細】DIESEL×PORTER ARTWORK by TADANORI YOKOO発売日:・11月24日(木) ディーゼル アート ギャラリーで先行発売・11月25日(金) 順次全国のディーゼル ストア(一部店舗を除く)、クラチカ ヨシダ 表参道(吉田カバン直営店)・12月上旬 オンラインストア価格:・デイパック 39,000円+税・バックパック 49,000円+税・ウエストバッグ 27,000円+税・3WAYブリーフケース 43,000円+税・ウォレット ロング 16,800円+税・ウォレット 2つ折り 13,800円+税■TADANORI YOKOO POP-UP STORE会期:2016年11月25日(金)〜2017年2月10日(金)会場:ディーゼル アート ギャラリー住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1FTEL:03-6427-5955開館時間:11:30〜21:00入場料:無料不定休※クラチカ ヨシダ 表参道住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8TEL:03-5464-1766
2016年11月13日ディーゼル(DIESEL)が日本上陸30周年を記念して、ポーター(PORTER)と美術家の横尾忠則とのコラボレーションコレクション「DIESEL × PORTER ARTWORK by TADANORI YOKOO」を日本限定発売。11月24日に東京・渋谷のディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)で先行発売する。同コレクションでは、全6種類のバッグやウォレットを展開。デザインから細部のディテールにまでこだわりぬいて製作されており、素材には表面にナイロンツイル、中間層にポリエステル綿、裏面にポリエステルタフタを採用した、ポーターを代表する柔らかな感触の3レイヤー(ボンディング素材)を使用した。軽量で強度にも優れたボディには、横尾の作品「RK」のプリントが施されている。ラインアップは、デイパック(3万9,000円)、バックパック(4万9,000円)、ウエストバッグ(2万7,000円)、3WAY ブリーフケース(4万3,000円)、ウォレット(ロング/1万6,800円、2つ折り/1万3,800円)の6モデル。なお、同コレクションは11月24日に先行発売された後、11月25日より順次、一部店舗を除くディーゼルストア、ディーゼルオンラインストア、クラチカ ヨシダ 表参道でも発売される。また、ディーゼルアートギャラリーでは11月25日から17年2月10日まで、横尾忠則によるポップアップストアをオープン。同店限定アイテムを先行販売する他、入手困難だった名作ポスターや新作グッズなども展開する。
2016年11月10日女優の遠藤久美子(38)が31日、映画監督の横尾初喜氏(37)と7月に結婚したことを、所属事務所の公式サイトを通じて発表した。遠藤は妊娠もしており、来春に出産予定だという。遠藤は、「この度、遠藤久美子は、7月に、映像作家であり、映画監督の横尾初喜さんと入籍致しました事をご報告申し上げます」と結婚を報告。「お腹には来年春に出産予定の赤ちゃんを授かっております」と妊娠も明かした。そして、「横尾さんとは、数年前に映画の撮影現場でご一緒し、去年12月に再会した際、連絡先を交換しました」と馴れ初めを説明。「二人の時間を重ねる度に恋愛感情は深まっていき、とても短い日々ではありますが、穏やかで居心地が良く、付き合い当初から将来を考えている二人がいました」とつづった。さらに、「報告を誰よりも喜んでくれた両親の笑顔を見た時は、涙が溢れました」と両親とのエピソードを披露し、「未熟者の二人ですが、どうか、温かく見守って頂けたら幸いです」と呼びかけた。
2016年08月31日現代日本を代表する美術家・横尾忠則のアート作品を集めたポップアップショップが、4月27日から5月8日まで伊勢丹新宿店本館5階のアート&フレームにオープンする。1972年に行われたニューヨーク近代美術館での個展をはじめ、これまでにアムステルダムのステデリック美術館、パリのカルティエ財団現代美術館など世界各国で個展を開催してきた横尾忠則。今回オープンするポップアップショップでは、今では入手困難なかつての名作ポスター作品約40点をはじめ、新作グッズなどが展開される。
2016年04月12日横尾忠則の期間限定アートショップが、再び伊勢丹新宿店に登場。2017年10月4日(水)から10月17日(火)まで開催される。現代日本を代表する美術家で、国際的な舞台で活躍する横尾忠則。2016年4月に行われた1回目のアートショップでは、今や入手困難でなかなかお目にかかることができない、かつての名作ポスターなどが手に入ると好評を博した。今回の限定ストアでは、2017年最新作「KEY BEAUT.Y.」と「Let’s eat」の作品展示や、名作ポスター約40点、新作グッズも登場。その個性を世の中に強烈に印象付ける横尾忠則の世界を楽しんでみて。【詳細】横尾忠則 期間限定アートショップ会期:2017年10月4日(水)〜10月17日(火)会場:伊勢丹新宿店本館5階=アート&フレーム住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2016年04月11日東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、ビアズリーから横尾忠則まで、時代を挑発し続けた表現者による作品を一堂に集めた展覧会「幻想と頽廃のアンソロジー ~世紀末から現代まで~」を開催する。会期は3月2日~9日。開館時間は10:00~19:30。入場無料。同展は、世紀末から戦後の日本まで、時代の主流から逸脱したフィールドで活動した国内外の作家を中心に、版画や挿画本、オブジェ、ポスター、書籍など展示販売するもの。1890年代から20世紀初頭にかけての世紀末、ヨーロッパで発生したアール・ヌーヴォー、象徴派、ラファエル前派、ウィーン分離派などの芸術運動、および大正から昭和初期の日本においての「カウンターカルチャー」によって登場した前衛的な表現や過激な作品など、それぞれの時代を挑発した作品の数々が集結するという。出展予定作家は、イオネスコ、クノップフ、B・ジョーンズ、バイロス、バルテュス、ビアズリー、ブレダン、ヴンダーリッヒ、ベルメール、モリニエ、モロー、モーリッツ、 ヤンセン、ロセッティ、ロップス、赤瀬川原平、荒木経惟、池田満寿夫、伊藤晴雨、井上洋介、伊豫田晃一、北川健次、沢渡朔、篠原有司男、城景都、多賀新、竹久夢二、つげ義春、土井典、トーナス・カボチャ・ラダムス、中村宏、成田朱希、土方巽、藤本蒼、山下清澄、山本じん、山本六三、横尾忠則、四谷シモンほか。
2016年02月12日横尾忠則現代美術館は「横尾忠則 大涅槃展」を開催する。期間は1月24日から3月29日まで。この展覧会では芸術家・横尾忠則が収集した、約600体に及ぶ涅槃像のコレクションを公開。安らかに横たわる涅槃像の横には、暴力、嘆き、苦悩、肉欲などを描いた横尾の作品が並べられ、聖と俗、死と生の関係を訴える。また、入滅する釈迦に始まり、蠱惑的な美しさを持つ裸婦、涅槃のポーズを取った動物達まで、様々な涅槃図も展示される。それらは、「涅槃」と「オダリスク」という二つの要素を備えており、近代洋画の裸婦像と近世の涅槃図が一堂に集められた。なお、会場は全5章で構成され、その中では横尾の描いた絵画も数多く見られる。「涅槃のまなざし」では涅槃像をモチーフとした横尾の絵画や粘土像を展示。「輪廻転生」では“赤の時代”と呼ばれる90年代後半の横尾の作品の中から、輪廻転生のイメージを元に、生と死を内包した宇宙を描いた作品が紹介される。なお、2月28日と3月14日には、学芸員によるキュレーターズトークが行われる予定。2月14日と21日には関連イベント「ねんどでmy涅槃」が、22日には玉川奈々福による浪曲ライブが催される。【イベント情報】横尾忠則 大涅槃展会場:横尾忠則現代美術館住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30会期:1月24日から3月29日時間:10:00から18:00(金曜日・土曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般700円大学生550円高校生・65歳以上350円休館日:月曜日
2015年01月07日シンガポールを拠点に世界中で照明デザインを手がける、Lighting Planners Associates 服部祐介氏。照明デザインという仕事、そのデザインプロセス、そして国による違いについて、彼が手がけたプロジェクトを巡りながら話を聞いた。○光だけでなく陰もデザインする――"光をデザインする"ということについて教えて下さい。光という存在自体は誰でも知っていますし、皆さんは日常的に光を体験していることだと思います。ただ、光が影響をおよぼす空間の印象や心地よさのようなものは、皆さんが無意識のうちに感じ取っていることが多いので、それをデザインするという仕事は分かりにくいかもしれません。一言でいいますと、この仕事は照明に関する知識を利用して空間を光で演出する職業です。照明デザインと言うと舞台照明、映画照明など様々ですが、我々が専門としているのは建築照明、もしくはもう少し広義に環境照明という分野。照明器具をプロダクトとしてデザインしていると思われることも多いのですが、そうではなく、自然光や人工光(いわゆる照明器具)をツールとして空間をどのような光の環境にするかを考える職業なのです。建築、造園、電気設備など多岐にわたる知識を必要とするちょっと変わった職能かもしれません。照明デザインの歴史は50~60年と浅く、それまでは職業として確立するまでは建築家が照明、主に自然光をどのように空間に取り入れるかを考えていたのですが、建築の用途が多様化し、照明のテクノロジーが複雑化し、専門職としての必要性が高まり生まれました。建築家だけでなく施工主が照明の重要性に気づき始めたことや、省エネが取り沙汰されるようになってからは、私たちの職能がさらに重要視されるようになってきました。建築と私との出会いは、私がまだ高校生の頃に建築家 ル・コルビュジエの展覧会を訪れたことでした。大学で建築を学ぶようになり、そこで人が空間で感じる「環境」を形作るものには、音・光・空調の三つの要素があることを学びます。このとき初めて環境心理学という分野に出会い、大学院に進学以降、主に光環境について研究してつき詰めていくことになりました。ですから、実はデザインを学んだことはないんです。照明デザインを専門に学べる大学は、アメリカ、スウェーデン、ドイツなどにはありますが数は少ないんです。ですから、私が勤めているLighting Planners Associatesという照明デザインの会社には、さまざまなバックグラウンドを持ったひとたちが集まっています。電気設備の設計をやっていたひと、造園をやっていたひと。それぞれいろんなきっかけで照明に出会ったひとたちが集まっています。――シンガポールではどのような仕事を?2008年に赴任しました。当時はまだマリーナ・ベイ・サンズもありませんでした。今もそうですが当時のシンガポールは建設ラッシュ。東京勤務だった頃に海外の案件を担当していたことなどがきっかけで、赴任することになりました。こちらでは都市計画のようなものから、ホテル、商業施設、オフィスビル、住宅コンドミニアムの照明デザインまで、照明に関わる幅広い仕事に携わっています。都市計画の事例として、シンガポール政府からの依頼を受けて、ベイエリアやショッピングエリアなど中心街の景観を形づくる照明に関するマスタープラン策定を弊社で行いました。また、マリーナ・ベイ・サンズホテルに隣接する植物公園 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの照明デザインに私も参画しました。公園内には屋外施設もあるため、夜間の照明をデザインする仕事でもありました。どのエリアが、どの程度の明るさだったら、来訪者に理想のストーリーを体験してもらえるか。照明デザインは、「陰影をデザインする仕事でもある」ということを再認識しました。○来訪者の無意識をあやつるデザインのプロセス――デザインを行う過程について詳しく教えて下さい。ビクトリア・シアター&コンサート・ホールの事例でご紹介します。約100年間の歴史がある古い建物で、老朽化のためリノベーションが行われました。私も2009年から今年まで5年間携わりました。照明デザインのコンセプトは、“Old meets New”を伝えること。シンガポールでは貴重な歴史ある佇まいと、リノベーション後の新しさをハイライトするようデザインしました。○北欧は自然光をいかに取り入れるか、南国は遮るか――国によって違いを感じますか?特に中国のクライアントは、自分の建築をまわりで一番に目立たせることを好むことが多いですね。とにかく、周りより明るく奇抜に目立たせてくれと望む。香港や上海ならよいのかもしれませんが、パチンコ屋のように下品に明るくするのが適切でない立地にある場合は照明の数を減らしましょうと提案することも。こうした建築を取り巻く周辺環境を解釈しながらデザインを考えるマインドセットは建築を学ぶ過程で身につけたものです。自然光に対する考え方も基本的には国によって異なります。たとえば、北欧では限られた自然光を建造物にどう入れられるかという視点でデザインします。一方、赤道直下などの南国では、暑さのしのぐために自然光をいかに遮るかという視点で考えます。その土地の立地、天候、そして経済状況も含めて環境です。照明もそれに対応させます。生活の中に取り入れる照明の明るさの好みも異なります。ヨーロッパでは、レストランでもロウソクの光でステーキを食べたりします。肉がきちんと焼けているかどうかも分からないほど暗い場合もあります。スウェーデンの住宅を訪れたときも、ロウソクのような明かりで生活している家もありました。夕日やいわゆる間接照明などもそうですが、暖かみのある、いわゆる「色温度の低い」光が好まれます。白人は目の色素が薄いので光に敏感だとも言われています。一方、東南アジアなど日照時間が長い地域では、冷たい白色の「色温度の高い」蛍光灯むき出しのところで食事をしてお酒を飲んだりします。日本では、障子や行灯など面で光る照明が日本らしいとされますよね。日本の多くの現代住宅は、天井にひとつ明るい蛍光灯がついていて、リビングをくまなく照らすような環境です。これは、私は知らない時代ですが、親やその前の世代の方々が戦後貧しい時代を裸電球で生活してきたので、明るいことが豊かだというマインドセットがあることに一因があるように思います。――海外での仕事という面で苦労する部分もあると思うのですが。たとえばインドで高層ビルの案件にたずさわっていたときに、予算を使い切ってしまいビル自体の建設が途中で止まったなんてことがありました。また、これはどの国でもあることですが、施工会社とのコミュニケーションに苦労します。日本では考えられないことが起こる。器具の設置作業を指示通りにやってくれなかったりするんですよね。慣れるまではいらいらしていましたが、むしろそれを楽しむ余裕がないとストレスを感じるのではないでしょうか。デザインに対する妥協は好きではありませんが、できるところはしないと作業が進んでいかないこともあります。海外ではそのバランス感覚が必要です。――照明デザインのトレンドを教えて下さい。発光ダイオード、いわゆるLEDがこれまでの照明をすべて置き換えようとしていることでしょうか。省エネにもなりますので、ランニングコストを削減したいクライアントにとっては魅力的です。企業イメージを良くするために照明はすべてLEDを、なんていうことを求められることがあります。しかし、われわれは従来の白熱灯、蛍光灯ほか様々な光を使い分けて提案するようにしています。白熱灯の光と比べてLEDの光は、食べ物のおいしさや女性の肌の美しさを表現することには向いていない。光源それぞれに特性がありますから。その環境に適した光をデザインすることがわれわれの任務です。――デザイナーとして今後の展望は?3.11の東北での震災後、色々な方が色々なことを考えたように、私も照明デザイナーとして何ができるかを考えました。被災地の方々が、電気の無い寒い中、暗く不安な夜を過ごしているのだろう。そこが明るいだけでも少しは安心できるのではないかと、太陽パネル内蔵のLEDが発光するキャンプ用のランタンを被災地に送ったこともあります。この震災がきっかけで、自分の照明デザイナーの社会的役割を考えるようになったと思います。光というのはエネルギーが変換されて得られます。照明にはエネルギーが必要、つまりお金のかかることです。フィリピンのマニラを訪れたとき、夜間に空港からシティーエリアに向かっていたのですが、その道のりにスラム街があり、ものすごく暗くて、いかにも治安が悪そうでした。街が暗いと、犯罪などが起こりやすく治安が悪くなり、ますます貧しくなってしまいます。そういう場所には必要なだけの光があればなと思います。全ての場所を明るくすればよいということではありませんが、こういった負の悪循環は光でも打開できるのではと考えています。いま照明デザイナーを起用するクライアントは、主に経済的に豊かな人や会社です。しかしそうでないひとたちにも自分の力を還元していきたいと思っています。そういった考えの中で将来やらなければと考えているのが、災害が起こった地域や暗く治安の悪い地域などに光を届けるボランティア。昼は太陽が分け隔てなく光を届けてくれます。夜もそうなれば素敵だと思うのです。照明デザイナー服部祐介1980年、東京都生まれ。東京工業大学工学部建築学科卒。同大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻にて環境心理学を研究。工学修士。2006年Lighting Planners Associates に入社し2008年からシンガポール事務所にて照明デザインに従事。主な担当プロジェクトに、表参道アカリウム、ヒルトン東京、Gardens By the Bay、ION Orchard、Tang Plaza ファサード改修、Peranakan Museum, Victoria Theatre and Concert Hall、CapitaGreen、Aman Shanghaiなど。その他、住宅プロジェクトも担当する。国際照明デザイナー協会(IALD)会員
2015年01月06日建築家・永山祐子の展覧会「建築から始まる未来-豊島×横尾忠則、宇和島×束芋×ほしよりこ-」が、東京・表参道のジャイル(GYRE)内アートスペース、アイ・オブ・ジャイル(EYE OF GYRE)で開催されている。11月24日まで。入場無料。本展では、今夏永山が手掛けた瀬戸内海周辺での二つのアートプロジェクトを、映像や写真、建築模型を用いて紹介。建築やアートのエネルギーによる地域再生を目指し、新たなコミュニティーを創造する取り組みとして話題となったプロジェクトのビジョンを提示する。一つ目の「豊島横尾館」は、現代美術家の横尾忠則の絵画作品「原始宇宙」の平面作品11点と、円塔の中や庭園でのインスタレーション作品、建築と一体となった美術館。もう一つの「AT ART UWAJIMA 2013」からは、作家の司馬遼太郎らが滞在したことでも知られる1911年創業の宇和島の老舗の「木屋旅館」をリノベーションするというアートプロジェクトを紹介。畳の一部をアクリル板にし、欄間(らんま)や壁、天井などに漫画家・ほしよりこが書く小説に基づき現代美術家の束芋が制作した映像が映し出された。他にも、宇和島のアーケードにある文具店をリノベーションしたプロジェクトや、 理想の街をつくる観客参加型の展示も登場する。会期中の11月17日には、永山と束芋によるトークショー「建築×アートの可能性」も開催。司会は、アートダイナミクスの生駒芳子が担当する。また関連商品の販売も実施。「AT ART UWAJIMA 2013」のために書かれた、ほしよりこの小説「そういう事がずっと続く」(700円)、束芋デザインの「宇和島Tシャツ」(2,500円)、宝飾品にならない真珠を蘇らせた「リパール」で作った、ほしよりこ、束芋、永山祐子監修のオリジナル限定商品などがそろう。
2013年11月08日ミクシィは15日、同日に開催された取締役会において、現執行役員経営企画室長の朝倉祐介氏(30歳)が新たに代表取締役社長に就任する人事を決定した。現代表取締役社長の笠原健治氏(37歳)は辞任し、取締役会長に就任する。同社は、スマートフォンへの急激なシフト、オンラインでのコミュニケーション手段の多様化といった変化に適応するために、経営トップの大幅な若返りを図ったと説明。今回の人事は、2013年6月25日に開かれる定時株主総会および取締役会を経て、正式に決定する。朝倉氏は、スタートアップ企業の経営者を経て、ミクシィに参画後、2012年7月に執行役員経営企画室長に就任。事業開発および経営戦略の策定を担当するとともに、「ユーザーファースト」の推進やユニット制の導入などを主導してきた。笠原氏は1999年の会社設立以来、mixiをはじめとする複数のサービスを創設。今後は新規事業の開発に専念するとともに、取締役会長として意思決定に携わっていくという。朝倉氏は「学生時代、大学の先輩でもある笠原が、世の中のコミュニケーションのあり方を変えるサービスを立ち上げているという事実に心底興奮しました。笠原は私にとって、同時代の最先端を走るヒーローであり、強い憧れを感じた人物です」とのコメントを発表。続けて「これほどまでに強く憧れた企業であり、また1ベンチャー経営者として途方もなく大きな存在であったミクシィのバトンを受け継ぐということに、強い責任を感じると同時に、今まで以上に社業発展に尽力する覚悟でおります。笠原のアントレプレナーシップを継承・強化し、より良い事業、強固な企業グループを作ることに全力を尽くして参ります」としている。一方、笠原氏は新社長の朝倉氏に向けて「朝倉は、大手コンサルティングファームとネットベンチャーの社長という2つの経験の持ち主で、常に冷静でありながらそして時には情熱的に、物事をバランスよく判断いたします。起業家精神が旺盛で、ロジカルとエモーショナル両面を併せ持つ人物です。また、30歳と非常に若いのも魅力的です。私は、そんな彼に代表を託したいと考えています」とコメント。自身の今後については「取締役会長として、新経営体制を最大限サポートしつつ、mixi、Find Job !以上にインパクトを持つ新しいサービスを生み出していきたいと思います」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月15日