東洋経済新報社は12日、2011年5月期から2012年4月期までの有価証券報告書に記載されている役員報酬総額についての調査結果を発表した。1億円以上の役員報酬を得ている、いわゆる1億円プレーヤーは366人で、2011年の調査に比べて7人増加したことがわかったという。同調査では、1億円プレーヤー366人のうち現役役員312人を対象として、役員報酬額が多い順にランキングを作成。トップは前年の調査時と同様、「日産自動車」のカルロス・ゴーン会長兼社長だったという。2位は「メガネトップ」の冨澤昌三会長で、5億7,200万円の役員退職慰労金を含めて、7億3,500万円の役員報酬を得ている。一方、2011年に2位だった「ソニー」のハワード・ストリンガー取締役は、役員報酬額が4億6,600万円と、前年役員報酬総額に比べて4億1,600万円減少し、順位は6位に下がった。1億円以上の高額報酬を得ている役員の数を会社ごとに見ると、1億円プレーヤーが最も多いのは「ファナック」の14人。続いて2位は、2011年にトップだった「大塚ホールディングス」で10人、3位は「日産自動車」、「キヤノン」、「三菱商事」の6人となっている。また、高額役員数の増減を見ると、「高額報酬役員が増えた会社」では、「ファナック」が2011年の6人から14人と8人増加し、ここでも1位となった。反対に、「高額報酬役員が減った会社」では、「日本板硝子」のほか、「トヨタ自動車」や「ソニー」、「野村ホールディングス」で減少が目立っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日在宅ワーク事業を展開する「うるる」は、幼稚園・保育園通園者のリアルな口コミを集め、その情報をもとにユーザーが園を探すことができるサイト「幼稚園・保育園こだわりナビ」をオープンした。待機児童問題で、多くの人が保育園に入れたくても入れらない状態が続いている。しかし、人気の園に希望者が集中する一方で、定員割れを起こしている保育園や幼稚園も存在する。従来、幼稚園や保育園を探す際には、所属する地方自治体のWEBサイトに載っている園を一件一件見たり、近所の人の口コミなどを直接聞いたりするしかなかった。しかし幼稚園と保育園は管轄省庁が異なるため同条件での比較検索が難しく、また引っ越したばかりでご近所付き合いが少ない人にとっては、口コミでの情報収集も思うようにいかなかった。「幼稚園・保育園こだわりナビ」は、自宅や職場近くの幼稚園や保育園をデータベース化し、幼稚園と保育園を同時に検索できるほか、早朝保育の有無や英語教育をしているかなど、詳細条件による選択も可能。実際に通園したユーザーからのリアルな口コミや評価も紹介する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日メルシャン株式会社は、30~40代の5~20歳の子供を持つ女性500名を対象に「母の日に関するママの意識調査」を実施した。調査によると、53%の母親が子どもからだけでなく、夫からもプレゼントや感謝の言葉が欲しいと回答していることがわかった。調査は、2011年12月20日から12月22日に、現在5歳~20歳の子供を持つ30代・40代女性500人(30代250名、40代250名)にインターネットアンケートという形で実施。「昨年の母の日に子どもに何かしてもらったことはありますか?」という質問に「ある」と答えた母親は76%。一方で、「昨年の母の日に夫にしてもらったことはありますか?」と聞いたところ、「ある」と答えた人は38%という結果に。「母の日には、夫からもプレゼントや感謝の言葉が欲しいと思いますか?」という質問には、約半数以上が53「思う」と回答しており、母親たちの2人に1人は、「母の日」に夫からも感謝の言葉やプレゼントを期待していることがわかった。理想の母の日についての質問では、52%が「一家だんらん」と回答。「家族みんな一緒に、自宅で楽しみたい」、「子供や夫に家事をしてもらい、家でのんびり」のような声が多くあげられ、「ちょっと贅沢に」をあげる人は31%にとどまった。家族一緒で過ごすことが大きなポイントとなっているようだ。また、「母の日に夫や家族と一緒に飲みたいお酒は何ですか?」という質問には、1位は「ワイン」(26%)以下、2位「ビール」(23%)、3位「チューハイ・サワー」(20%)となり、30代~40代の母親世代はワインの人気が高いことが明らかになった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月29日作家・井上靖の自伝的小説を、役所広司主演で映画化した『わが母の記』の予告編がこのほど公開され、関係者の間で“泣ける予告編”と称されている映像がお披露目された。『わが母の記』予告編『わが母の記』は、幼少期より実母と共に暮らしてこなかった小説家・伊上洪作を主人公に、年齢を重ねて少しずつ記憶を失いながらも息子への愛を確かめようとする母と、幼少期の記憶と向き合いながら母に寄り添う息子・洪作、そしてふたりを囲む家族の物語を10年に渡って綴る人間ドラマ。役所が井上の分身ともいうべき伊上洪作を演じるほか、樹木希林、宮崎あおいらが出演する。自伝的小説を原作としながら、普遍的な親子の問題や葛藤、そして誰にも分かつことのできない絆を描く本作は、日本での一般公開を前に、第35回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞するなど、海外で高評価を獲得。すでに行われた関係者向け試写会でも上映後に涙を流して会場を出てくる観客が見られるなど、早くも好評を集めている。このほど公開された予告編は、日本の美しい四季折々の自然を背景に、主人公・洪作と母、そして伊上家の家族の姿が映し出され、洪作が長年に渡って抱き続けた「なぜ、母は幼少期に自分を捨てて別の家に預けたのか?」という疑問を口にする。時を重ねていく中で変化する母と息子の関係はどう変化するのか? 息子を捨てた母の真意はどこにあったのか? ラストに登場する“主人公・洪作が声をあげて涙を流すシーン”は何を意味するのかも気になる内容に仕上がっている。『わが母の記』4月28日(土)全国ロードショー(C)2012「わが母の記」製作委員会
2012年01月26日『ブラザーフッド』から7年ぶりとなるカン・ジェギュ監督が、オダギリジョーとチャン・ドンゴンという日韓を代表する名優2人を主演に、戦場を渡り歩いた男たちの実話を描いた『マイウェイ 12,000キロの真実』。本作の壮絶な舞台裏を収めたメイキング映像とポスター画像が解禁となった。第二次世界大戦末期の連合国軍による史上最大の作戦と言われる“ノルマンディー上陸作戦”の後、ドイツ軍の捕虜の中にひとりの東洋人が発見される。誰ひとりとして彼が話す言葉を理解できず、連合国の尋問を受けることになるのだが、彼が語り始めたのは信じられないような物語だった…。本年度のカンヌ国際映画祭で製作発表会見が行われ、さらに釜山映画祭ではキャスト、監督一同がレッドカーペットに登場するなど、世界各地の映画祭で話題を集めてきた『マイウェイ 12,000キロの真実』。そのたびにオダギリさん、ドンゴンが口を揃えて話したのが、苛酷な撮影現場の様子。今回届いた映像では、その話が決して大げさでなかったことを思い知ることとなる。オダギリさんやドンゴンなどのインタビューの合間に映し出される大がかりな機材、ド迫力の爆発そして立ち上る砂煙と、『プライベート・ライアン』、『レッドクリフ』シリーズの撮影スタッフと、これまで多くの戦争作品を作り上げてきたカン監督の経験の粋を決した映像にまず驚かされる。撮影に使用する塹壕と要塞の建築に3か月、撮影日数240日に及ぶ大陸横断撮影を敢行、世界16か国から集結したスタッフ、キャスト総勢7,000人以上、さらに総制作費25億円という世界規模の一大プロジェクトでの撮影が行われた本作。ドンゴンは「この作品の戦闘シーンは戦争を見せるだけでなく、主人公たちの感情を表現するもの」と全てのシーンに込められた意味を真摯に語る。さらに撮影中、「緊張がとれない日々が続いた」というオダギリさんの言葉からは、戦場シーンの撮影ではなくまさにその場が“戦場”であったことが容易に想像できる。この苛酷な“戦場”の総指揮をとっていたカン監督は、「私は恵まれています。こんなに情熱あるスタッフとキャストとこの作品を作ることは幸せでした」と撮影当時を至福の表情でふり返る。俳優、監督、スタッフ、それぞれが魂を削りながら極限の状態まで戦い抜いて作り上げた彼らの“戦場”をまずはこちらのメイキング映像で体験してみて。『マイウェイ 12,000キロの真実』は、2012年1月14日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:マイウェイ 12,000キロの真実 2012年1月14日より全国にて公開© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK TELECOM. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:【シネマモード】「派手」でなく「華やか」にファン・ビンビンの“上品”テクニック来年こそは行ってみたい?ココだけの釜山国際映画祭の楽しみ方を伝授!オダギリジョー、チャン・ドンゴンとの格闘ふり返り「韓国に入国できなくなるかも」釜山映画祭開幕!オダギリジョーにチャン・ドンゴン、ファン・ビンビンは衣装替えもオダギリジョー&チャン・ドンゴン『マイウェイ』9か月に及ぶ撮影の苦楽を告白!
2011年11月18日公的年金を利用した役員退職金作りセミナー保険営業成功事例研究会は、10月16日に保険営業を対象としたセミナーを開催する。今回のテーマは「公的年金を利用した役員退職金作り」だ。無理のない役員退職慰労金作りを講師は、年金・退職金のスペシャリストである沖倉功能氏。赤字に転落した企業が大幅に増えた昨今、経営者にむけてどのような保険の提案をすればよいか、という悩みに「無理のない役員退職慰労金作り」という切り口で話す。このセミナーでは、「在職老齢年金」の仕組みを説明し、経営者への大胆な保険提案につなげることを目的としている。セミナーは、新宿の大久保地域センターで14時から開始する。定員は30名で参加費は9800円(早期割引価格:5000円)。当日は懇親会も予定している。
2010年09月26日三井住友海上火災保険が、役員賠償責任保険料を従来比10%引き下げた新商品を、11月から発売するという。日経新聞が報じている。これは、企業の役員が訴えられた場合などの費用を保障するもので、これまでは保険料も高く加入条件が限られる上、加入手続きが複雑なため、中小企業には普及していなかったもの。中小企業でも使い易く見直した新商品を11月に発売同社では昨年、中小企業でも使い易く手続きの簡素化を図った商品を発売したところ、反響が大きかったため、新たに見直しした新商品の投入に踏み切るとのことだ。売上高が240億円の自動車部品メーカーの例で、保険金支払い限度額を5億円とした場合、これまでの保険料185万円から145万円になるという。同社はこれにより、新規の契約件数を、年間で400件に倍増させるとしている。
2010年09月25日