イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)が展開するブランド、ハート(HaaT)の青山店「HaaT / AOYAMA」が3月3日にリニューアルオープンする。空間デザインを手掛けたのは吉岡徳仁。コンセプトとして同氏は、「人の手業とモダンなテクノロジーが融合するHaaT。ノミで削り作られた表情をもつ石の階段と、透明なガラスとアクリルで作られた浮遊感のある棚。有機的な未完の美しさと、工業的なプロセスから生み出された素材のコントラストを、空間で融合させた」とコメントを寄せている。リニューアルオープンを記念し、HaaTのインド製の原点である1990年代の復刻シリーズを同ショップ限定で販売する。アイテムラインアップは、全面にハンドステッチを施し凹凸感を出したベスト(8万8,000円)や、インドらしいフォルムが特徴の羽織り(7万円)やボリューム感のあるスカート(9万円)、手紡ぎ・手織りの柔らかな生地にインドの伝統的な三角形の装飾を施したワンピース(9万5,000円)。また、この同店限定の復刻シリーズのためにデザインされたバッグも発売される。
2016年02月23日成田国際は11月1日、4月8日に開業した空港第3旅客ターミナルが日本デザイン振興会主催の2015年度グッドデザイン賞において、金賞に選ばれたことを発表した。空港の金賞受賞は今回が初となる。成田国際空港第3旅客ターミナルは日本初のLCC専用ターミナルとして誕生し、日建設計・良品計画・PARTYが合同で行ったプロジェクト。2015年の審査対象数は3,658件にのぼり、そのうち1,337件がグッドデザイン賞を受賞。さらにその中からごく一部のプロジェクトにのみ、金賞が送られる。審査員からは、「LCCのための空港をローコストでつくるために、空間や素材、サインや家具など、様々な観点から徹底的に追求して生まれた、全く新しい空間の質を持った空港である。その結果、分かりやすさ、歩きやすさ、使いやすさ、静かさ、楽しさなど、従来の空港の概念を覆すほどに新しい数々の価値が、誰にでも分かりやすいかたちで提示されている」と評価された。同ターミナルは、第1・第2ターミナルの半分の予算で建設されている。予算の都合上、空港で見受ける動く歩道や電照式のサイン看板、革張りチェアが設置できない上、入り口がある第2ターミナルから長い距離を歩かなければならないなどの課題があったという。それらの対策として、例えば床面に誘導サインを組み込んだ陸上トラックを導入することで、見た目の分かりやすさとともに足の負担の軽減効果を狙っている。また、待ち時間も長く深夜便も多いLCC利用客のために、できる多くの人が長時間快適に座れる機能と、時には仮眠をとることもできる機能を兼ね備えたオリジナルソファを無印良品がデザインしている。
2015年11月02日ハイブランドとファストファッション両方の空間を手掛けるグエナエル・ニコラ。ファッションにおいてその“出会い”は、“時間”のコントロールが重要なのだと言う。東京でデザインをスタートして約25年のキャリアとなる、グエナエル・ニコラのロングインタビュー。1/2に続き、彼のデザインの考え方について問う。――「ユニクロ」と「ルイ・ヴィトン」の空間をデザインするときの最も大きな違いを教えてください。「ユニクロ」の場合、カスタマーと商品は0.5秒でぶつかるインテリアデザインが必要です。その段階で購買を決断させることが重要なんです。「ルイ・ヴィトン」の場合は違います。カスタマーが商品と出会うまでの時間が重要で、店に入ってからすぐに商品とコンタクトする必要はなく、深さとスピードをコントロールするためにレイヤーを作って、ゆっくりとポイントを作っています。デザイナーの仕事はスピードをコントロールする役割なのです。このプロジェクトはハイスピードかロースピードか?ミドルはありません。早く売りたい商品なのか、時間をかけて売る商品なのか。誰もが認める良い商品は早く売る必要はなく、時間をかけて売ればよいのです。ファストファッションは今日買わなければ明日はもう違う商品になっているけれど、ラグジュアリーブランドは雑誌で見て、店に来てそこでさらに知らなかった情報を広く与えられて、“迷って”“影響を受ける”ことも必要。それが空間のデザインに必要となります。――銀座・並木通りの「ルイ・ヴィトン」の店舗をデザインすることになったきっかけは?最初は時計の新しいコンセプトのサロンのプロジェクトの依頼でした。以前、LVMHグループのタグホイヤーの表参道の店舗デザインを手がけたことがきっかけです。並木通りの店のフロアの一角を、その時計の新しいサロンとしてのリニューアルの依頼だったのですが、新しいコンセプトを出したときにそのサロンの隣のスペースや全体のデザインがどうなっているかを確認しました。それはいつも自分がデザインに関わるときにやる作業なのですが、依頼されたスペースだけではなく、そのフロア全体、階段の位置、1階のエントランス、ファサードと次々に提案していきました。先方は頼んだのは時計のコーナーだけなので、「何?」という感じでしたが、当時ルイ・ヴィトングループ会長兼CEOのイブカルセル氏に直接プレゼンテーションして、結局トータルのリニューアルデザインをやることになりました。――並木通りの店はファサードとエントランスを広げ、中央の階段の位置まで変更されましたね?関わるプロジェクトで自分の感じる気になるところは最初に言った方が良いと思います。インテリアデザイナーはそれぞれでルールがはっきりしている。人の動きや風水的に見てとか、いろいろ上手くいかないと思うプランは一旦リセットしなければダメです。――風水も考慮されるのですか?風水は非常に大事です。この(私の)事務所も風水はすごく良いですよ。私が最初にやった仕事はパリのサンジェルマンにあるプリーツ プリーズのショップのリニューアルでした。その店は窓の前に壁があることで気の流れが悪くなっていました。そのためか、開閉式の壁什器がいつも不具合を起こしており、まずその壁を取って窓を生かすデザインに変更しました。自然のエネルギーは重要です。扉は左側にあった方が良いし、階段の場所も人の動きに従ってあるべき場所は決まっています。それでないと店は上手くいかない。それはメンタルなことではなくて、自然のエネルギーなのです。――その考え方は日本的なのでしょうか?日本での最初の仕事は三宅一生さんにいただいた店舗デザインの仕事です。デザイン事務所で働いたことはないので、店をいろいろと見て回り、どの店が良い感じを与えてくれるのかを勉強しました。フランスにいるときはインテリアデザインの勉強はしましたが、実際に店を作ったことはなかったので、現場が勉強です。良い照明だと思ったら店で写真を撮って、そのメーカーを調べました。自分の心地良さを調べていくうちに、だんだんと自分の中で店舗デザインのルールが決まってきたのです。――ニコラさんにとってのデザインのルールというのをもう少し教えていただけますか?以前、音楽家の坂本龍一さんが映画の音楽を作るときに、3つのキーとなる音を探し出すことが大切だという話をされていました。その3つの音が決まれば、後はそれをベースに短い曲から長い曲まで自由に展開していけると、言うようなお話だったと思います。デザインで言えばアイコンと同じ。「ラコステ」でもルイ・ヴィトンでもユニクロでもその3つのノートを探すことが重要です。3つの音のコードを見つけて展開していくというのは、インテリアも音楽も同じ。香水も同じです。リアルワールドはバーチャルワールドとどうコネクトするか考えてデザインしている――ファッションメディアはWEBの普及に伴い大きくファストメディア化してきているのですが、WEBがニコラさんの仕事に影響を与えていることはあるでしょうか?私の仕事でいえば5年前、10年前とは大きく変わってきています。当たり前のことですが、店舗デザインは商品の見え方や、来店者にどういう体験をさせるか、というリアルワールドのデザインです。しかしそのリアルスペースはバーチャルワールドどうコネクトするかを考えて設計し、アイコンを作っています。パリのギャラリーラファイエットにオープンした新コンセプト1号店となるフェンディの店舗の一部のコーナーは完全にメディアのために作っています。オープンして1時間後には、そのウォールで写真を撮った人たちの写真が世界中にシェアされている。それは最初からその想定してデザインしているからです。――インターネットでどう拡散されるかまで、計算してデザインされているのですか?ビジュアルも雑誌やムービー、WEBでどこでどういうカットが使われるか全部想定して作っています。アイコンも含め基本となる3カットが自分の頭のなかで決まっています。ラグジュアリーブランドでは商品の撮影も、最近は店舗の空間を使って撮影されるようになってきています。これまでは広告デザイン、インテリアデザイン、プロダクトデザインがそれぞれセパレートしていましたが、今はミックスしてデザインを考えなければダメな時代です。私は以前から広告が大好きです。ブランドのメッセージは最新の広告や動画から得ることにしています。学生時代にはイギリスの20秒、60秒などの広告がすごく好きでした。ブランドのミーティングを始めるときに、インテリアブリーフをもらっても何も感じません。一瞬で伝えるべきテーマが大切なのです。そして、そういうジャッジができる人と仕事をしたいし、そういう人がいるかどうかが大切。ファッションブランドは一人のデザイナーや経営者がすべてを決めていくことが多い。ジャッジできる人と一緒に仕事をすることが楽しいですね。■interview & text:野田達哉--次回(3/4)は日本のデザイン、東京という都市について話を聞きます。
2015年07月18日JR東日本は3日、写真家・蜷川実花が車体デザインを手がけ、"全席ミュージアム空間"となる新コンセプトの新幹線「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」を発表した。運行開始は2016年春以降を予定。「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」は、新潟エリア(越後湯沢~新潟間)を中心とした上越新幹線区間で運行される新たなコンセプトの車両で、E3系(新幹線用車両)に改造を施し、6両編成/105名(予定)といった規模にて展開される。同エリアでは、アートによる地域づくりの先進事例として知られる大規模なアートイベント「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が開催されていることを受け、首都圏からの来場者や海外からの来訪者、そして地元の人々も楽しめる新たなコンテンツとして、「移動する現代アートの美術館」というテーマの新車両を投入するに至った。また、エクステリアデザインは現在大規模な個展を原美術館にて開催中の著名写真家・蜷川実花氏が手がける。列車自体をキャンバスに見立てて、外観に「長岡の花火」を描き出す大胆なデザインを行う予定で、具体的なデザインは後日あらためて発表されるとのこと。インテリアは、6車両すべてをそれぞれ異なるアーティストが担当。絵画、立体、写真、映像、テキスタイルなどの現代アートを中心とした作品の展示を予定しており、この車両のために制作したものが見られるという。中ほどの1両は「カフェ」と「キッズスペース」空間とし、カフェでは魚沼産コシヒカリの米粉を生かしたケーキやマドレーヌなどを製造する菓子工場「十日町すこやかファクトリー」(十日町市)と、著名な菓子研究家が協力して製造したメニューを提供。キッズスペースもアーティストの監修によって「こどもがアートに触れられる空間」とする。なお、 具体的な参加アーティストや作品内容などについても、外観デザインと同様決定し次第告知される。
2015年03月03日●「デザインの庭」がコンセプトの会場構成日本デザイン振興会主催による「グッドデザイン賞」の最新の受賞作品すべてが展示される「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)が、東京都・東京ミッドタウンにて11月4日まで開催されている。ここでは、同展の会場の様子をレポートする。グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現・経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」。50年以上の長きにわたり、デザインが優れた作品に送られている、日本で唯一の総合的デザイン評価・ 推奨の仕組みだ。「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)では、当年度のグッドデザイン賞を受賞した1,258件すべてが展示されると共に一般投票が実施されている。この後、審査委員によって審査が行われたのち、11月4日に「グッドデザイン大賞」ほか特別賞各賞が選出・発表される流れとなっている。審査委員は、深澤直人、佐藤 卓、廣田尚子、渡辺弘明、山本秀夫、柴田文江、櫛勝彦、橋田規子、安次富隆、朝倉重徳、山田晃三、古谷誠章、安田幸一、永井一史、暦本純一、南雲勝志など、デザイナーのみならず建築家や学者、ジャーナリスト、企業経営者など、多様な分野の最前線で活躍する71名が務める。○「大賞候補」と「ベスト100」が勢ぞろいG展のメイン会場となる第1会場(東京ミッドタウン・ホール/ミッドタウン・イーストB1F)には、10月1日に発表された今年度グッドデザイン賞の中で、あらゆるジャンルを通じて審査委員から特に高い評価を得た100点である「グッドデザイン・ベスト100」を展示。軽乗用車「コペン」(ダイハツ)や普通乗用車「デミオ」(マツダ)といった自動車をはじめ、グランドピアノ「CX シリーズ」(ヤマハ)や無印良品のキッチン家電やミシン「OEKAKI 50」(アイシン精機)、電子体温計「MC-682」(オムロン)などが展示されているほか、映像作品「Sound of Honda - Ayrton Senna 1989」(本田技研)やデジタルものづくりサービス「rinkak(リンカク)」などの紹介がなされている。同会場内でひときわ注目を浴びていたのが、「グッドデザイン大賞」候補である9作品だ。デジタルカメラ「dp Quattroシリーズ」は、dp1 Quattroとdp2 Quattroに加えて、未発売の dp3 Quattroの実機が展示されるなど、来場者が実際に手にとって試すことが可能だ(ただし、展示機で撮影したデータの持ち帰りは不可)。また、「産業用ロボット/ 医療医薬用ロボット VS050 SII」(デンソーウェーブ)が実際に稼働する様子に、思わず足を止めた来場者も多かった。○"デザインの庭"を散策するように展示作品を鑑賞今年の「グッドデザインエキシビション 2014」(G展)の会場アートディレクションは谷川じゅんじ(JTQ)が手がけたもので、その空間コンセプトは"デザインの庭"。今回から新たに採用したオリジナルの展示什器と照明により会場全体を構成し、来場者はまるでデザインの庭を散策するように、展示作品を鑑賞できるようになっている。オリジナルの展示什器には、素材に環境負荷が少ない強化段ボールを採用。これは、宮城県・石巻市の加工業者が、東日本大震災での経験もふまえ、仮設物としての加工のしやすさや耐久性、リサイクル性を考慮して制作されているということだ。また、この会場はホールAとホールBの2つのホールが使用され、その間のスペースに本年度、全受賞デザイン1,258点がまとめて紹介されている。さらに、同会場のエントランスにある総合受付の裏手には、来場者によるグッドデザイン大賞投票コーナーを設置。ホールに展示されている9つの大賞候補から支持するデザインに投票できる(期間中1回のみ)。その横には、受賞年鑑と赤いロゴが美しい大賞トロフィーも展示されている。グッドデザイン大賞が手にするトロフィーがどんなものなのか、興味のある人は投票コーナーに左側にある透明ケースの中に注目しよう。●家電からインタフェースまで、多様な「グッドデザイン」が集結○受賞対象のデザインを領域別に展示第2会場(東京ミッドタウン・カンファレンス/ミッドタウン・タワー4F)と第3会場(東京ミッドタウン・デザインハブ/ミッドタウン・タワー5F)は、受賞対象のデザインを領域別に展示するエリア。第2会場では日用品やキッチン用品、育児・介護用品、などの生活関連アイテムをはじめ、家電、音響機器、インテリア、住宅設備、活動といった生活のデザイン、個人・家庭向けの情報機器やメディアなどのデザイン、オフィスや流通、販売、教育、研究といった産業・公共のデザインが展示されている。デザインの美しいものはもちろんのこと、工夫やアイデアの詰まった製品が並ぶ。一方、第3会場ではサービスやシステム、インタフェースのデザインや、生活・産業・公共の空間や建築、土木、設備などのサービスやシステムなどを紹介するパネルがズラリと並ぶほか、2008年から始まったタイ王国商務省 貿易振興局主催による「デザインエクセレンスアワード2014」の紹介コーナーも設けられている。○企画展示PRブース「デザインコミュニケーション」第4会場(アトリウム/ガレリアB1F)と第5会場(キャノピースクエア/プラザ1F)は、デザインに力を入れた取り組みを展開する企業やデザイン系の大学、地域による展示PRエリア。来場者と出展者とが、直接コミュニケーションを図ることができる。第4会場では、フィリップスエレクトロニクスジャパンによる「フィリップス hue(ヒュー)とスマートフォンで簡単に部屋を模様替えしよう」や、大阪芸術大学の「デザイン+デザインプロデュースの実践」、三菱電機の「デザインの行き先は、人」など、出展者ごとにテーマを設けたブースを展開。第5会場では、ダイハツが2台の新型コペン(オープンカー)を、ヤマハとヤマハ発動機はオートマチックコミューター「トリシティ」、電子ピアノ「P-255」や「クラビノーバ CLP-500シリーズ」、電子オルガン「エレクトーン STAGEAバイタライズユニット」を展示し、生演奏も楽しめる。○特設会場では、優れたデザインの家具を展示また、特設会場(ガレリア3F、サントリー美術館横・渡り廊下)では、本年度のグッドデザイン賞からスタートした「日本の家具」を国内外にプロモーションするプロジェクトである「グッドデザイン・ジャパニーズファニチャーセレクション2014」として、日本の家具メーカーまたは日本人デザイナーがデザインした家具で、グッドデザイン賞審査委員が優れているとして選出したデザインの家具15点が展示されている。なお、会場では館内10カ所に置かれたスタンプを押してエコバッグの柄を完成させるスタンプラリー企画も展開。台紙となるエコバッグはB1F プラザインフォメーションにて11:00~19:00に配布されている(1日先着300名、なくなり次第終了)。会期は残りわずかとなったが、ぜひ自身の目で今、国内で認められた「よいデザイン」の物事に触れてみてほしい。
2014年11月03日「ジュンオカモト(JUN OKAMOTO)」が、東京・代官山に初の路面店「ジュンオカモト代官山(JUN OKAMOTO DAIKANYAMA)」(東京都渋谷区代官山町12-3)をオープンした。店舗は地上1階のワンフロアで、面積約43平方メートル。ショップデザインは建築家の谷尻誠とプランナーの長谷川直子のデザインユニットが手掛け、「キッチンのような空間」がコンセプト。ジュンオカモトのウィメンズとメンズのコレクションラインのほか、熊本のオンリーショップで展開しているセミオーダーライン「ウォールフラワー・バイ・ジュンオカモト(wallflower by jun okamoto)」も取り扱う。また、「ランド・バイ・ランド(LAND by LAND)」とのコラボレーションキャンドルや、「さをり織り」のクッション、デザイナーの岡本順がセレクトしたモレスキン、iPadケース、バッグなども販売している。岡本氏は「(ブランドをスタートしてから)これまでやってきたことを見てもらいたかった。(僕自身も)時々店頭に立って、顧客と話すことで自分自身が服に込めた思いを伝えたいと思っている。セミオーダーだけでなく、コレクションラインについても、袖丈を変えたいというような顧客の要望などに対応したいし、このショップをしっかりと形作り、次の秋冬はショーをしたい」と話す。
2013年11月13日