通販カタログのニッセンが運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」は、30代・40代の女性1,755名に対して、「貯金・節約に関する意識調査」を実施した。調査は、同サイトのメインユーザーである30代・40代女性の嗜好調査を目的として行われたもの。現在の貯金額は「0~100万円」と答えた人が半数以上で、貯金をする目的は「将来の生活費」という回答が最多。30代・40代女性は「将来の生活」に不安を抱きながらも、子育てや自分自身に積極的に消費を行い、毎月かかる光熱費などの固定支出は少しでも節約したいと考えている、という動向が見られた。節約に「興味がある」と答えた人は全体の8割を超えた。さらに「あなたは月にいくら節約をしたいと思いますか。」という質問に対しては、「10,000円以上」と答えた人が55%となった。30代・40代女性の節約に対する意識の高さがうかがえる。節約のために抑えたい費用として多く挙げられたのが「電気代」「水道代」「通信費」などのいわゆる「固定支出」と呼ばれるもので、全体の63%だった。一方でどうしても節約できないものとしてもっとも多かったのが「子どもの養育費」。次いで「食費」、「美容費」、「レジャー費」という結果になった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日みなさんこんには。節約アドバイザーの丸山晴美です。『丸山晴美の節約道場! 年100万円貯めるためのマネーテクニック』では、Q&A方式で、年間100万円を貯めるテクニックを紹介しています。今回は、この春から一人暮らしをすることになった方からの、節約に関する相談です。【Q】この春から一人暮らしをすることになりました。今まで実家で暮らしていたので、どんな物件を選んだら良いのかも、何をそろえたら良いのかもよくわかりません。できればあまりお金をかけずに一人暮らしを始めたいと考えていますので、節約できるポイントなどを教えてください。【A】実家暮らしから一人暮らしになると大きく変わるのが、お金の流れと家事負担です。実家ではいくらか家に入れていた生活費も、一人暮らしとなると家賃、水道光熱費、通信費、食費、日用品代など今までよりも出費が多くなります。そうなると、実家暮らしの時のように自由に使えるお金や貯金が思うようにできなくなるでしょう。一人暮らしを始める際の節約のポイントは「物件選び」「家具家電生活用品」「引っ越し費用」となります。まず「物件選び」ですが、手取り収入の30%以内に抑えて物件を決めるようにすると良いでしょう。これ以上ですと、生活費や貯金へまわるお金が少なくなるためです。例えば手取り収入が20万円であれば6万円まで、25万円なら7万5,000円までが目安となり、30%より少なければ少ないほど貯金にまわせるようになります。家賃と毎月の貯金額を合わせておよそ40%が目安になります。ですから、家賃が収入の20%であれば、20%は貯蓄に回わすことができると考えることができます。およその家賃が決まれば、物件選びです。物件は何を優先させるかを考えましょう。立地なのかそれとも設備なのか、それとも日当たりなのか。駅から遠いと場合によっては自転車の駐輪場代やバス代、タクシー代などかかることもありますので、そういったコストも考えて決めるようにしましょう。また、日当たりが良い方が物件価格が高くなる傾向がありますが、日中家を空けている人の場合にはそれほど重要でないかも知れません。ガスには都市ガス、プロパンガスがありますが、一般的には都市ガスの方がガス代が割安になりますので、確認をしておくと良いでしょう。また、設備面もチェックしましょう。収納が多い、エアコンや照明器具があらかじめ設置されている場合は入居時の負担が減りますので、その分家賃が割高になっていなければお得です。物件を下見する際は、すでに一人暮らしをしたことのある経験者や賃貸物件に明るい人と行くとより参考になるでしょう。借りる場合は、敷金、礼金、仲介手数料がかかりますが、交渉次第では家賃ともに安くなることがありますので、ダメもとで交渉してみても良いでしょう。敷金は退去時に精算され、足りなければ追加で払うことになりますので、割引交渉するなら礼金、仲介手数料が良いと思います。家具や家電は始めから買いそろえるよりも、手元にあるものやレンタル、中古品で済ませて、お金を貯めてから買い揃えるのも一案です。使用する期間や処分する手間などを考えるとレンタルの方がお得になることもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。「かして! どっとこむ」では、中古家電4点セット14型ブラウン管テレビ、全自動洗濯機、冷蔵庫(2ドア)、電子レンジが1年で4万1,000円と手頃です。食器や日用品なども、こだわりがなければ実家で余っているものがあればもらったり、100円ショップのもので最低限をそろえる程度でも生活はスタートできます。最後に引っ越し費用ですが、荷物の量と距離、業者選びがポイントになります。それほど荷物の量が多くなければ、実家の車に積んで運び、残りの家具家電は引っ越し先の店舗で購入すれば、それほど費用はかからないでしょう。大きな家具などがある場合は、運搬の際に床や壁を傷つけてしまったり、家具自体にキズが付いてしまうこともありますので、自分や友人とでやるよりも、プロに任せた方が結果的には安く済むこともあるでしょう。単身で引っ越し先への距離が近距離であれば、赤帽のサービスも検討してみてはいかがでしょうか。ドアtoドアが基本で、梱包などは自分でする必要がありますが、その分費用は抑えられるのではないかと思います。一人までなら助手席に乗って移動することもできるので、電車賃を浮かすこともできます。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月01日