■前回のあらすじ夫の陽介が写真家であることを話すと、しきりに収入のことを心配しだした葉子。しかし、陽介のインタビューが載った雑誌を彼女に見せると態度が一変し… >>1話目を見る いつも本や好きな映画といった趣味の話が多かった葉子さん。しかしその日の葉子さんは、お友だちの話ばかりでした。しかもどの会話でも「私とあなたの住む世界は違うのよ」といったトゲを感じてしまい…。なんだか帰り道はぐったりでした…。けれど、葉子さんのトゲのある態度や発言に内心戸惑いながらも、まだこの時は「葉子さん、少しお疲れなのかな?」と心の中で彼女を擁護したい自分がいました。しかし、次第に彼女のその態度は、直接私へと向けられるようになっていったのです…。次回に続く(全10話)毎日7時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ふくみみ
2021年08月11日■前回のあらすじママ友の葉子とすっかり意気投合した花。たまに踏み込んだ質問をしてくる葉子に戸惑うことはありながらも、仲良くでかける日々が続きました。 >>1話目を見る その日から葉子さんは私を見下すような発言を繰り返すようになったのです。これまで仲良くやってきたし、本当に私を心配してくれているだけなのかもしれないし…。モヤモヤしながらもこの時まだ私は葉子さんを信じていました。そして私と葉子さんの関係は、あきらかに変化していったのです…。次回に続く(全10話)毎日7時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ふくみみ
2021年08月10日Jクラブの育成組織に所属する息子。何度も悔しい思いをしてようやく周りと同じ土俵に立てたと思っていたけど、常に二軍で試合に出られず、チームメイトからも見下されている。自信をなくしプレーの成長も見られないし、このまま続けてもジュニアユースに上がれそうにないので親の自分が辛いし悔しくて、ダメ出ししたり口うるさくしてしまう。このまま続けさせていい?息子の自信を取り戻すにはどうしたら?というお悩みをいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんに3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<出場機会がない息子。友達といたいから移籍したくない問題<サッカーママからのご相談>初めましてこんにちは。チーム及び息子のチームメイトについての悩みを相談させてください。息子は5年生で現在、Jクラブの育成組織で活動しています。4年時のセレクションで合格し活動を始めました。そこに至るまでに何度となく悔しい思いをしてようやく、周りと同じ土俵に立てたと思っていました。しかし、ここ最近試合に出れずベンチスタートばかりです。スピードがない、体が小さい、ウエイトがない、などを理由に常に二軍でチームメイトからも見下されています。試合に出ても辛そうな自信のないプレーばかりで、得意だったドリブルもしなくなりました。萎縮してパスも弱い、チームメイトの言いなりでここ1年半いい所がなくなってしまいました。自分で考えてプレーしても見下されチームメイトに文句を言われ、やりたいプレーもさせてもらえていません。1年半前から成長が見られなくなってしまいました。練習風景は見れないので分かりませんが、みんな、上の学年に選ばれるためにやる、選ばれたやつが上手くて偉いという感じになっています。本人はこのまま続けたいと言っていますが、この先続けてもジュニアユースには上がれそうにないと私が思ってしまい、辛くもなり、悔しくもなり練習をもっとやらせたくなったり、口うるさくダメ出しや出来ないことを言ってしまいます。プレーしているのは親ではなく子どもという事は頭では理解していても、どうしても現実を目の当たりにすると、悔しさが込み上げてきてしまいます。このまま、続けることに意味はあるのでしょうか?バカにされて見下され、自信をなくし自分の思うプレーができない息子に、どのような声かけをしたらいいのか......。自信を取り戻して練習や試合に挑めるようにするにはどうしたらいいのでしょうか。アドバイスを頂けると嬉しく思います。 よろしくお願い致します。<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。JクラブのU‐12チームでプレーされているとのこと。この年代の中である意味最も高いレベルでプレーしているので、お母さんが期待していることが相談文でみてとれます。■このままだと子どもがつぶれる短いメール文からすべてを理解するのは難しいのですが、ひとつだけ断言できることがあります。少し厳しい言い方になりますが、お母さんがこのままだと間違いなく息子さんはつぶれてしまうと思います。それはサッカー選手としてだけでなく、人としても、です。できることなら、今の接し方や態度、そして息子さんのサッカーに対するお母さんの考え方を変えてほしいと願います。どんな言葉を投げつけているか、お子さんがどんな表情でお母さんの言葉を聞いているか、容易に想像がつきます。なぜなら、多くの取材でそんな親子をたくさん見てきたからです。■自分のネガティブな部分を客観視できているのは救い一方で、もうひとつ断言できることがあります。「お母さんは十分やり直しができますよ」ということです。なぜなら、この相談で、ご自分の状況を正直に報告されているからです。子育てのやり直しがなかなかできない親御さんは、他者に自分の状況を伝えるとき、ご自分のネガティブな部分やありようを隠そうとします。きれいな言葉や観念的な言葉で形容しがちです。ご相談文にこうあります。「本人はこのまま続けたいと言っていますが、この先続けてもジュニアユースには上がれそうにないと私が思ってしまい、辛くもなり、悔しくもなり練習をもっとやらせたくなったり、口うるさくダメ出しや出来ないことを言ってしまいます」お母さんはご自分の態度や言葉を心から後悔されているようです。プレーしているのは親ではなく子どもであること。それを頭で理解していても、悔しさが込み上げてしまう。そのように、ご自分を客観的にみることが「まだ」できています。こうやって客観視できている今、どうか一日も早く子育てを転換しませんか?■親の押し付けになっていないか、いま一度気持ちを整理しようそこで、お母さんに三つのアドバイスをさせてください。ひとつめ。まず、息子さんのサッカーをご自分がなぜ応援しているのか?ここを正直にご自分に問い直してみましょう。以下のどれが、お母さんの気持ちに一番近いですか?1.プロになってほしいから何が何でも頑張ってほしい2.結果を出して、サッカーで人生を切り開いてほしい3.サッカーを楽しみながら、いろいろなことを学んで、人生の糧にしてほしいもし、1か2であれば、お母さんの「こうなってほしい」という希望は、子どもからすれば親の押し付けです。したがって、少しずつ、お母さんがサッカーを応援する理由を3に近づけてください。私がなぜそんなことをお母さんに要求するのか。それは、ごくごく一部を除いてサッカーの場合、親御さんがわが子に対し1や2の気持ちが強い家庭は子どもの成長を止めてしまうからです。自主練をさせたり、試合のビデオを観てダメ出ししたり、厳しい言葉で子どもを鼓舞するご家庭は非常に多いです。親御さんはそうすることを親としてのサポートだと勘違いしています。お母さんも似たことをなさっていると思います。ただ、お母さんは、自分がそうしてしまうことを、現時点ですでに後悔しています。いいプレーができなかったり、試合に出られない息子さんを、ご自身が情けなく感じたり、歯がゆく感じて腹を立てている。息子さんに当たっているだけだということを理解しています。ぜひ、今一度「サッカーを楽しみながら、いろいろなことを学んで、人生の糧にする」という目的を親子で確認してください。そしてこれまでの怒ったりしてきたことを、できれば謝りましょう。それだけでも、息子さんは気が楽になるはずです。■今のうちに子離れしないと、後々子どもの心が壊れる可能性があるふたつめは、子離れすること。今のお母さんは、息子さんのサッカーに依存しているように映ります。親が乗っかれば、小さな体とこころはじきに壊れてしまいます。チームでサッカーを続けたいというなら、続けさせてあげてください。さまざまな岐路を親が命令し決めてしまうと、子どもはその先うまくいかないことがあると「お母さんがやめろって言ったじゃん」と必ず言います。やさしくて言わない子もいますが、大きくなったらトラウマのように蘇ります。小さいときに世話を焼き過ぎたことがすべからくうまくいかず、大人になったわが子に「僕の人生を返せ!」と泣かれたり、暴力をふるわれた親御さんを私は取材で何人も会ってきました。まるで脅しているようで嫌な気持ちになるかもしれませんが、今ならやり直しできます。■子どもにどんな声掛けをしたらいいか(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)三つめ。子離れするための策を伝えます。「自信をなくし自分の思うプレーができない息子に、どのような声かけをしたらいいのか?」とあります。が、親の声掛けでサッカーが上手くなるなら、私も教えてほしいです。サッカーのことは何も言わないこと。過去のことを謝って「もう何も言わないように努力するね」と約束をしましょう。練習や試合から帰ってきたら、「今日、楽しかった?」と尋ねてください。笑顔で、美味しいごはんをつくって、早寝早起きをさせましょう。家庭が安全基地になりさえすれば、息子さんは勝手にサッカーで成長します。そのあたりのことは、私のこの連載を最初から読んでいけばよく理解できるはずです。そして、本を読むなどして子育てのことをもっと勉強しましょう。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年07月21日■あらすじ結婚式まで3ヶ月をきり、準備のことで頭はいっぱいに。小さなミスが増えていく…夫の見下したような笑いを聞いて、過去の嫌な気持ちが蘇ってきました。次に続きます。\いくたはなさんのブログはこちらから↓/ いくたの前向記後向記 \人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月12日