ケースレーインスツルメンツは、出力850WのハイパワーなDC電源「2268」シリーズを発表した。同シリーズは、同社の電源ラインアップで最も大きな電力が得られる電源でありながら、高密度の自動テストシステムの構築においてスペースが節約できる小型・軽量サイズとなっている。具体的には、全6機種がラインナップされており、20V/42Aから150V/5.6Aの機種までまざまな電圧、電流の出力が選択できる。また、大きなシステム構築の場合と同様の機能を備えながら、1Uの高さ、ハーフ・ラックの幅と小型・軽量を実現している。ハーフラックを採用して760W以上を出力できる製品は、同シリーズのみであるという。さらに、LAN、USB、GPIB、RS-232、RS-485といった5種類のデジタルインタフェースを標準で装備しているため、アプリケーションに最適なインタフェースを選択することができる。しかも、15Vと5Vのアナログ制御出力を備えているため、リレーを制御したり、テストフィクスチャやコンポーネントハンドラとのインタフェースにも使用できる。加えて、テストシステムに機器を追加する必要がない。アナログ信号で電源出力を制御するようなアプリケーションの場合、絶縁アナログ入力により、存在的なグランドループを最小にすることができる。他社製品にはこういった機能はないという。この他、オートシーケンスプログラムモードにより、コマンドリストを実行することができる。複数のコマンドはダウンロードして電源のメモリに保存でき、コントローラからの1つのコマンドで実行できる。さらに、プログラムは特定の回数または連続して繰り返すことができる。また、PCバスを経由して個々のコマンドを送る際に発生する遅延を防ぐことができ、テスト時間の短縮につながるとしている。なお、価格は27万4000円(税抜き)。
2015年01月19日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは1月19日、ハイパワーDCアプリケーション用ラック・システム電源を発表した。同ラック・システム電源では、オートレンジDC電源「N8900」シリーズを6台まで並列に組み込み、最大90kW、最大電圧1500V(電流180A時)、最大電流3060A(電圧80V時)を供給可能な単一大容量電源として構成することができる。これにより、面倒なシステム設計を行うことなく、大容量アプリケーションに最適な電源ソリューションを簡単に構築できる。一方で、試験用のハイパワー電源システムを設計する際に、高電圧に対応できるようにシステムのデザイン、デバッグ、安全性などの課題を考慮しなければならない。同ラック・システム電源は使用するパーツも含め、ハイパワーに対応しながら、ラックの背面にはプラスチック製の安全カバーが付属するなど、安全面の課題も解決している。さらに、オートレンジ機能により、広範囲の電圧でフルパワー出力を実現できるのに加え、ラック・システム電源内の1台の電源がマスター電源となり、各電源との通信やラック・システムとの通信が行える。この他、インタフェースはLAN(LXI Core)、USB、GPIBを使用でき、すべてシステムに標準装備されている。なお、価格は、208 VAC入力モデルが211万7150円(税抜き)から、400 VAC入力モデルが200万2727円(税抜き)から。出荷開始時期は、400 VACモデルが2月、208 VACモデルが6月となっている。
2015年01月19日ドスパラは14日、USB給電用のUSBポートを備えた雷サージ機能付電源タップ「DN-11662」を発表した。同社が運営する「上海問屋」で本日より販売を開始し、価格は2,499円。接続している機器を落雷などで発生する異常電圧から守る雷サージ機能付の家庭用コンセント4口と、USB給電用のUSBポート2口で構成されたOAタップ。USBポートは片方が2.4A、もう一方が1Aの出力となる。家庭用のコンセントはアース付きの3ピンプラグに対応する。このほか、本体には一括電源ON/OFFスイッチや、壁掛け用フック穴を備える。サイズはW480×H270×D33mmで、重量は約465g。ケーブル長は1.8m。
2015年01月15日アスクは22日、NOFAN製のファンレス電源ユニット「P-500A」を発表した。電源容量は500Wで80PLUS GOLD認定を取得している。2015年1月中旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別36,500円前後。すべての側面にメッシュ加工を施し、自然対流でのエアフローに最適化した電源ユニット。ファンレス設計により、ノイズゼロ、振動ゼロを実現したという。105度の高音に耐える大容量コンデンサを採用するほか、ヒューズ回路、EMIフィルタを搭載。このほか、過電圧や短絡、低電圧、過電流、および加熱に対する保護機能を内蔵する。ケーブルはセミモジュラー式で、必要に応じてケーブルを着脱することで、PCケース内部のエアフローなどを考慮したケーブルの取り回しが可能となっている。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12V1が22A、+12V2が22A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン24 / 20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×7、ペリフェラルコネクタ×2、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D160×H86mm。
2014年12月22日パナソニックは12月18日、屋外電源コンセント支柱「Dポール」を発表した。ラインナップは、防水コンセント用の「DDP100S」とEV・PHEV充電用屋外コンセント用の「DDP200S」「DDP210S」。発売は12月21日で、希望小売価格は、DDP100Sが27,000円、DDP200Sが29,000円、DDP210Sが32,000円(いずれも、税・工事費別)。屋外で電気を使用する場合、建物に近い場所では壁面コンセントが利用できるが、離れた場所ではコードリールなどを使う必要がある。ただし、コードリールは一時的に電源を確保するための製品で、長期間継続しての使用には、景観上や耐久性の問題から向いていない。Dポールは、家庭の庭などの建物から離れた場所に電源コンセントを設置するための屋外電源コンセント支柱。DDP100SはIP43、DDP200SとDDP210SはIP44と、屋外で必要とされる防水性を備えており、コンセント安全に固定設置することができる。質感の高いアルミ素材が使用されており、パナソニックで販売している「スマートデザイン」シリーズの「スマート防水コンセント」や「EV・PHEV充電用屋外コンセント」と組み合わせて使用することができる。対応しているコンセントは、DDP100Sが「スマート防水コンセント(WK4602SK)」、DDP200SとDDP210Sは、「EV・PHEV充電用カバーつきコンセント(WK4422S)」または「EV・PHEV充電用コンセント(WK4322S)」だ。DDP210Sは、コンセントに加えて、防水タイプのスイッチも取り付けることができる。サイズは、DDP100Sが全長850mm(埋め込み深さ350mm、地上高さ500mm)で、DDP200SとDDP210Sは、全長1,550mm(埋め込み深さ350mm、地上高さ1,200mm)。
2014年12月18日マスタードシードは16日、SilverStone製電源ユニット「SST-SX500-LG」を発表した。12月下旬の発売を予定し、店頭予想価格は16,180円前後。80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット。SFX規格を拡張した奥行き130mmのSFX-L規格を採用したことが特徴で、SFX規格では80mmまでのファンが搭載できるが、SFX-L規格では、120mmファンの搭載が可能となり、風きり音などによるノイズを低減できる。また、電源内部の温度が41度に達するまでファンが動作しない準ファンレス仕様となっている。ケーブルはフルモジュラー式で、取り回しのしやすいフラットケーブルを採用する。定格が500W、各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが40A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、20+4ピンメイン電源コネクタ×1、4+4ピンATX電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×3、ペリフェラルコネクタ×2、FDDコネクタ×1。本体サイズはW125×D130×H63.5mm、重量は約1.4kg。
2014年12月17日玄人志向は12日、80PLUS TITANIUM認証を取得した電源ユニット「KRPW-TI500W/94+」、80PLUS BRONZE認証を取得した400Wモデル「KRPW-PB400W/85+」および300Wモデル「KRPW-PB300W/85+」の3モデルを発表した。12月中旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は「KRPW-TI500W/94+」が15,000円前後、「KRPW-PB400W/85+」が6,500円前後、「KRPW-PB300W/85+」が5,500円前後(いずれも税別)。○KRPW-TI500W/94+80PLUS TITANIUM認証を取得している出力500Wの電源ユニット。+12Vはシングルレーン出力に対応。搭載ファンは120mm×1基でファンコントロール機能を搭載する。コンデンサには日本製のアルミ電解コンデンサを使用。保護回路は過負荷保護 / 過電流保護 / 過電圧保護 / 低電圧保護 / 短絡保護 / 過温度保護 / 無負荷運転保護。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが41A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン24 / 20ピン電源コネクタ×1(450mm)、4+4ピン電源コネクタ×1(500mm)、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1(400mm)、6ピンPCI-E電源コネクタ×1(550mm)、SATA電源コネクタ×6(400mm / 150mm / 150mm)、ペリフェラルコネクタ×2(400mm / 150mm / 150mm)、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。○KRPW-PB400W/85+ / KRPW-PB300W/85+「KRPW-PB400W/85+」は、80PLUS BRONZE認証を取得している出力400Wの電源ユニット。一部のケーブルがプラグイン方式になっており、コンデンサには耐熱105度品を使用する。そのほかの仕様はほぼ共通で、相違点は各DC出力+3.3Vが16A、+5Vが16A、+12V1が30A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン24 / 20ピン電源コネクタ×1(450mm)、4+4ピン電源コネクタ×1(500mm)、6ピンPCI-E電源コネクタ×1(450mm)、SATA電源コネクタ×4(400mm / 150mm / 150mm)、SATA+ペリフェラル+FDDコネクタ×1(400mm / 150mm / 150mm)。「KRPW-PB300W/85+」は、「KRPW-PB400W/85+」とほぼ共通仕様の300Wモデル。各DC出力+3.3Vが16A、+5Vが16A、+12V1が23A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5Aとなっている。
2014年12月12日レノボ・ジャパンは10日、一部のノートPCおよびオプション製品のACアダプタに同梱されているAC電源コードを自主回収し、無償交換を実施することを発表した。全世界で実施するもので、IdeaPadシリーズやLenovo Gシリーズなど、日本国内では約18万台が対象となる。今回の不具合は、ACアダプタへの差込みプラグの過熱により、発煙、発火、発熱によるやけどの可能性があること。現時点では、日本国内における報告事例はない。自主回収の対象となるAC電源コードは、2011年2月から2012年6月までの期間に製造された一部のIdeaPadシリーズ、LenovoシリーズノートPC、オプション製品のACアダプタに同梱されているもの(すべてのAC電源コードが該当するわけではない)。黒い色の電源コードで、ACアダプタへの差込みプラグに「LS-15」の表記と、製造コードを印字したラベルがあり、特定の製造コードのみが対象。確認方法と交換の申し込み方法は、レノボのWebサイトで確認いただきたい。なお、ACアダプタは交換対象にはなっていない。
2014年12月10日ディラックは8日、台湾SilverStone製の電源ユニットとして、SFX-Lフォームファクタを採用した500Wモデル「SST-SX500-LG」を発表した。12月19日より発売する。店頭予想価格(税別)は14,000円前後。「SST-ST60F-PB」は、SFX-Lフォームファクタ準拠の80PLUS GOLD電源。最大出力は500Wで、奥行きを130mmにすることで120mm冷却ファンの搭載を可能とした。一定温度以下ではファンが回転しない準ファンレス方式で、静音かつ高い冷却能力を提供する。フルプラグイン方式を採用し、ケーブルはフラットケーブル仕様。ATXへの変換プレートも付属する。保護機能は、アクティブPFC / OVP / UVP / SCP / OPP。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12V1が40A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、20+4ピンメイン電源コネクタ×1、4+4ピンATX電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×3、ペリフェラルコネクタ×2、FDDコネクタ×1。本体サイズはW125×D130×H63.5mm、重量は約1.4kg。
2014年12月09日ディラックは8日、台湾SilverStone製の電源ユニットとして、80PLUS BRONZE認証の600Wモデル「SST-ST60F-PB」と、700Wモデル「SST-ST70F-PB」を発表した。12月19日より発売する。店頭予想価格(税別)は「SST-ST60F-PB」が12,500円前後、「SST-ST70F-PB」が14,800円前後。○SST-ST60F-PB「SST-ST60F-PB」の最大出力は600Wで、フルプラグイン方式を採用。ケーブルはフラットケーブル仕様になっている。+12Vはシングルレーン仕様で、搭載ファンは140mm×1基。ブルーLEDで発光する。保護機能は、Active PFC / OCP / OPP / OVP / OTP。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが17A、+12V1が46A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、20+4ピンメイン電源コネクタ×1、4+4ピンATX電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm、重量は約2.0kg。○SST-ST70F-PB「SST-ST70F-PB」は最大出力が700Wのモデル。各DC出力は+3.3Vが22A、+5Vが18A、+12V1が54A。そのほかの仕様は「SST-ST60F-PB」とほぼ共通。
2014年12月09日ディラックは8日、コストパフォーマンスに優れた台湾SilverStone製の電源ユニットとして、400Wモデル「SST-ST40F-ESB」と、500Wモデル「SST-ST50F-ESB」を発表した。12月19日から発売し、店頭予想価格(税別)は「SST-ST40F-ESB」が6,900円前後、「SST-ST50F-ESB」が7,900円前後。80PLUS BRONZE認証を取得している電源ユニット。+12Vはシングルレーン仕様で、400Wモデルは30A、500Wモデルは37.5Aの出力に対応する。ケーブルはレギュラーケーブル方式を採用し、搭載ファンは120mm×1基。保護機能はActive PFC / OCP / OPP / OVP / OTP。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12V1が30A(500Wモデルは37.5A)、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、20+4ピンメイン電源コネクタ×1、4+4ピンATX電源コネクタ×1、6ピンPCI-E電源コネクタ×2(500Wモデルは6+2ピン×1)、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm、重量は約2.0kg。
2014年12月09日サンワダイレクトは8日、USB機器の電圧/電流値を確認できるUSB電源チェッカー「USB電源チェッカー(電流計・電圧計・蓄積バッテリー表示・同時表示・microUSB対応・データ記録) 400-TST004」を発売した。価格は1,280円。USB機器の電圧や電流を計測できるUSB電源チェッカー。USB AポートにUSB機器を接続して使用する。microUSBポートも備え、モバイルバッテリからスマートフォンの間に接続することで、モバイルバッテリの放電量や充電機器の蓄電状況を測定できる。計測したデータは最大10個まで内部に保存可能。電源はUSBバスパワーで、ケーブル長は約15cm。測定電圧は3~7V。本体サイズはW60×D27×H15mm、重量は約26g。
2014年12月08日ユニットコムは20日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、車のシガーソケットから電源を取るボトルウォーマー「E045 Temperture Programmer(NT)」を発売した。税別価格は999円。電源ケーブルを車のシガーソケットに接続するだけで使えるボトルウォーマー。冷めてしまったドリンク(缶やペットボトル)を、約5分で55度~65度まですばやく温める。電源ケーブルを取り外せば、ドリンクを入れたままで持ち運べる。
2014年11月21日アスクはこのほど、80PLUS GOLD認証を取得したThermaltake製電源ユニット「Toughpower GOLD(Modular)」シリーズのラインナップに850W / 1,000W / 1,200Wのモデルを追加し、販売を開始した。店頭予想価格(税別)は、850Wモデルが17,980円前後、1000Wモデルが21,980円前後、1200Wモデルが28,800円前後。冷却ファンに2ボールベアリング仕様の135mmファンを搭載。また、電源の負荷状況に応じて回転数を制御、静音PCの構築にも適しているという。ハイエンドグラフィックスカードの使用を考慮した+12Vシングルレーン設計で、850Wモデルと1000Wモデルでは3枚のグラフィックスカード向け、1200Wモデルでは4枚のグラフィックスカード向けにPCI Express用の電源コネクタを備える。ケーブルはフラットタイプのプラグイン式で、ケース内部のエアフローなどを考慮した取り回しが可能。850Wモデル「Toughpower 850W GOLD」の各DC出力は、+3.3Vが22A、+5Vが25A、+12が70A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.5A。1000Wモデル「Toughpower 1000W GOLD」の各DC出力は+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が83A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.5A。1200Wモデル「Toughpower 1200W GOLD」の各DC出力は+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が100A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.5A。「Toughpower 850W GOLD」と「Toughpower 1000W GOLD」のコネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDDコネクタ×1。「Toughpower 1200W GOLD」のコネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D180×H86mm。
2014年11月17日日本モレックスは11月10日、嵌合ヘッダが不要で、部品点数の削減と組立時間の低減が可能な3.96mmピッチの電線対エッジカード電源コネクタ「EdgeMate」を発表した。同製品は、UL 94V-2規格の燃焼性要件を満たしており、最大7.0Aまでの電源用途に最適となっている。ラインアップはポジティブロック有りハウジングバージョンの2~12極、ロック無しハウジングバージョンの3~12極が用意されている。さらに、分岐(2点接触式)圧着端子を備え、2次的なルートを確保することで電気的信頼性を高めている。端子には18~20AWGゲージワイヤが使用できる。また、複数の組み立て工程を必要とせず、基板に直接取り付けることで組立工程を簡素化できるのに加え、ポジティブロックは、基板に噛み込むことで高衝撃や振動環境下においても端子とカード間の確実な嵌合を可能にする。この他、ハウジングに極性リブを設けることで、誤方向挿入を防ぐ機能を有している。これらにより、部品点数やトータルコストを低減でき、ロック無し製品の利用も可能なため設計柔軟性が向上するとしている。
2014年11月11日富士通研究所は10月29日、サーバなどICT機器用のデジタル制御電源向けに開発プロセスの効率化・高信頼化が図れる開発環境を構築したと発表した。電源の高性能化・機能高度化に伴う制御の複雑さに対応するため、ソフトウェアによる電源制御が有望視されているが、設計時のシミュレーションと実機動作とのギャップや、コーディング量の増大と、それに伴う人為ミスによるバグ混入のためデバッグ・試験工数が増大し、開発の効率化が課題となっていた。今回、電源制御に必要な最大150kHz超の速い動作の制御信号を、150ピコ秒の高い分解能でモデルどおりに生成できる高速高分解能IOボードを開発した。さらに、組み込みコード自動生成技術と組み合わせることでコーディング作業を不要にし、電源実機に対するソフト制御動作の妥当性検証とマイコンへの実装を実現する開発環境を構築した。これにより、開発工数を従来手法の約1/3にできる見込みという。今後、同技術を適用し開発工数を削減することで、高性能ICT機器向けだけでなく、自動車の高度な電源制御など多様な電源のニーズにもタイムリーに応えることが可能になるとコメントしている。
2014年10月30日リンクスインターナショナルは27日、80PLUS BRONZE認証を取得したAntec製静音電源ユニット「NE650C」と「NE550C」を発表した。11月1日より発売し、店頭予想価格は「NE650C」が8,080円前後、「NE550C」が7,000円前後。電源ユニット内部にアルミニウム製のヒートシンクを採用するほか、冷却用の120mファンは電源内部の温度変化に応じて、回転数を変化させるファンコントロール機能とサーマルマネージャー機能を搭載する。「NE650C」の定格出力は650W、各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが17A、+12Vが50A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラル電源コネクタ×5、FDD電源コネクタ×1。「NE550C」の定格出力は550W、各DC出力は、+3.3Vが18A、+5Vが16A、+12Vが42A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラル電源コネクタ×5、FDD電源コネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。重量は「NE650C」が約1.7kg、重量は「NE550C」が約1.6kg。
2014年10月27日プリンストンは、OAタップ「Unitap」シリーズとして、2ポートのUSB給電機能が付いた回転式の6個口電源タップ「PPS-UTAP6」を発表した。価格はオープンで、実売予想税抜価格は3,685円。11月4日より販売を開始する。同製品は、パソコンやゲーム機器、タブレット、スマートフォンなど最大8台のデバイスをコンセント6個口と2基のUSBポートで同時に給電できるOAタップである。コンセント部は回転機構を備えており、様々な形状のACアダプターを干渉せずに使用することができる。回転角度は、左右それぞれ90度で、45度まで回転させると防塵シャッターが機能し、コンセント内へのホコリやゴミの侵入を防ぐ構造になっている。 また、落雷による過電流で本製品に接続したパソコンなどの機器が破壊されてしまうことを防止する雷サージプロテクション機能や、電圧などに異常が生じた際に回路を遮断し機器の保護や火災事故を防止する短絡防止、過電流保護、過電圧保護機能を内蔵している。カラーはブラックとホワイトとの2色を用意。サイズはW329×H52×D53mmで、重量は約590gとなっている。
2014年10月27日アスクは10月21日、米GoalZero製のポータブル電源と専用ACインバーター、ソーラーパネルをセットにした「Sherpa 100 V2 Solar AC Kit」を10月より日本国内で販売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は75,000円前後。Goal Zero社は、アウトドアシーン向けのソーラーパワーシステム製品を開発している米国のメーカー。「Sherpa 100 V2 Solar AC Kit」に含まれる、ポータブル電源「Sherpa 100 Recharger V2」は864gの軽量ボディに蓄電容量98Whのリチウムイオンバッテリーを内蔵。2基のUSB端子を備えており、スマートフォンやタブレットなどの充電に適している。同じくセットに含まれる「Sherpa Inverter AC Inverter V2」はSherpa Recharger V2シリーズと併用して、AC100V/100Wの出力を可能とするACインバーター。ノートPCの充電などに利用できる。「Nomad 20 Solar Panel」は最大出力20Wのソーラーパネル。最短約10時間でSherpa 100 Recharger V2をフル充電することが可能だ。サイズと重量は、Sherpa 100 Recharger V2がW147×D133×H38mm/約864g、Sherpa Inverter AC Inverter V2がW25×D133×H25mm/約160g、Nomad 20 Solar PanelがW330×D35×H216mm(収納時)/W775×D25×H330mm(使用時)/約1.1kg。
2014年10月21日プリンストンは17日、OAタップ「Unitap」シリーズとして、4ポートのUSB給電機能を搭載した「PPS-UTAP5」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意、10月27日より発売する。価格はオープンで、店頭は3,685円。USB給電用ポート×4基と、家庭用のコンセント×4基を備えるOAタップ。USBポートは4ポート合計で最大4.8Aの出力に、コンセントは合計最大1,500Wの出力に対応する。プラグ部分はスイング式なので、本製品を家庭のコンセントに差し込むときに、出っ張りを最小限に抑えられる。マルチ保護機能として、過電流 / 過電圧 / 過温度 / 過負荷を備え、異常が発生した場合は自動的に電源が切れる仕組みとなっている。雷サージ保護機能も搭載。ケーブル長は約1.8m。本体サイズはW157×D48×H35mm、重量は約345g。
2014年10月18日玄人志向はこのほど、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニットとして、600Wモデル「KRPW-G3-600W/90+」と、500Wモデル「KRPW-G3-500W/90+」を発表した。いずれも10月中旬より発売する。店頭予想価格(税別)は、「KRPW-G3-600W/90+」が11,000円前後、「KRPW-G3-500W/90+」が10,000円前後。プラグイン仕様ながら奥行き140mmの筐体を採用。ケーブルは電源ユニットをケースの下部に設置するタイプのPCケースも考慮したケーブル長となっている。搭載ファンは120mm×1基でファンコントロール機能を備える。「KRPW-G3-600W/90+」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が50A、-12Vが0.5A、+5Vsbが2.5A。「KRPW-G3-500W/90+」の各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が41.5A、-12Vが0.5A、+5Vsbが2.5A。「KRPW-G3-600W/90+」のコネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1(450mm)、4+4ピン電源コネクタ×1(550mm)、6ピンPCI-E電源コネクタ×1(450mm)、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1(150mm)、SATA電源コネクタ×6(400mm/150mm/150mm、400mm/150mm/150mm)、ペリフェラルコネクタ×3(400mm/150mm/150mm)、FDDコネクタ×1(150mm)。「KRPW-G3-500W/90+」のコネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1(450mm)、4+4ピン電源コネクタ×1(550mm)、6ピンPCI-E電源コネクタ×1(450mm)、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1(150mm)、SATA電源コネクタ×6(400mm/150mm/150mm、400mm/150mm/150mm)、ペリフェラルコネクタ×2(400mm/150mm/150mm)、FDDコネクタ×1(150mm)。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2014年10月14日Microchip Technologyは10月8日、電源モジュール、LINトランシーバ、スリープモードを内蔵した3相ブラシレスDC(BLDC)モータゲートドライバ「MCP8025/6」2品種を発表した。同製品は、MOSFETの駆動、電流検出、短絡防止、ゼロクロス出力、デッドタイム、ブランキング時間の制御、フォルト条件(過電圧/低電圧、過熱、その他の温度警告など)の監視といった機能を備え、同社のdsPICデジタルシグナルコントローラ(DSC)、またはPICマイコンと組み合わせることで、制御アルゴリズムを補完する。同社は、この組み合わせを広範な車載および産業用アプリケーションに向けた完全なモータ制御および駆動ソリューションとして提供するとしている。また、これらのドライバは150に対応し、スリープ電流は5μA(typ.)であり、LINトランシーバも内蔵しているため、車載に適している。特に、エンジンルーム内のポンプ、およびエアコン用ブロワや、キーOFF時の省電力化が必要な装備に最適であるという。さらに、内蔵のLINトランシーバは、LIN Bus 2.1およびSAE J2602規格の他、旧世代のLIN 1.X規格にも準拠している。なお、パッケージは5mm角の40ピンQFN、および7mm角の48ピンTQFP。すでにサンプル出荷と5000個単位の量産出荷を開始している。また、「MCP8025」を使った開発向けに評価用ボード「ADM00600」の供給も開始されている。
2014年10月08日リンクスインターナショナルは7日、Antec製の電源ユニットとして、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「Antec EDGE SERIES ED」シリーズ3モデルを発表した。750W / 650W / 550Wのモデルを用意。10月11日より順次発売する。店頭予想価格は750Wモデルが19,800円前後、650Wモデルが18,080円前後、550Wモデルが16,560円前後。○EDG75012Vを2系統40Aのマルチレーン出力としたモデル。28(20+8ピン)MBUソケットを採用し、28ピンATX電源コネクタ仕様のハイエンドマザーボードに対応。16ピンソケットは従来の8ピンだけでなく、10ピンから16ピンまでのコネクタで使用でき、将来的な規格拡張にも対応できるようになっている。冷却用に流体軸受け仕様の135mmLEDファンを1基搭載。ファンコントロール機能「サーマルマネージャー」により、電源内部の温度と負荷に応じて回転数を自動制御する。ケーブルは取りはずし可能なモジュラー式で、日本メーカー製の105度電解コンデンサを採用。保護回路は、過電流保護 / 過電圧保護 / 無負荷定格速度運転 / 短絡回路保護 / 過電力保護回路 / 過熱保護 / サージ突入電流保護など。振動を防止するシリコンバンドも付属する。主な仕様は、最大出力が750W。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12V 1が40A、+12V 2が40A、-12Vが0.3A、+5VSBが2.5A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、CPU補助8ピン電源コネクタ×1、CPU補助4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×9、ペリフェラル電源コネクタ×6、FDD電源コネクタ×1。モジュラーケーブル数は、メイン24ピン電源モジュラーケーブル(約60cm)×1本、8ピンCPU補助電源モジュラーケーブル(約70cm)×1本、4+4ピンCPU補助電源モジュラーケーブル(約70cm)×1本、6+2ピンPCI-E電源モジュラーケーブル(約60cm)×3本、SATA電源モジュラーケーブル(約85cm)×1本 / (約75cm)×1本、ペリフェラル電源+SATA電源モジュラーケーブル(約75cm)×1本、ペリフェラル電源+FDD電源モジュラーケーブル(約95cm)×1本。本体サイズはW150×D170×H86mmm、重量は約1.8kg。○EDG650「EDG650」は、最大出力650Wの電源ユニット。10月11日より発売する。基本機能は「EDG750」とほぼ共通。CPU補助8ピン電源コネクタは搭載されていない。主な仕様は、各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12V 1が35A、+12V 2が35A、-12Vが0.3A、+5VSBが2.5A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、CPU補助4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×9、ペリフェラル電源コネクタ×6、FDD電源コネクタ×1。モジュラーケーブル数は、メイン24ピン電源モジュラーケーブル(約60cm)×1本、4+4ピンCPU補助電源モジュラーケーブル(約70cm)×1本、6+2ピンPCI-E電源モジュラーケーブル(約60cm)×2本、SATA電源モジュラーケーブル(約85cm)×1本 / (約75cm)×1本、ペリフェラル電源+SATA電源モジュラーケーブル(約75cm)×1本、ペリフェラル電源+FDD電源モジュラーケーブル(約95cm)×1本。○EDG550「EDG550」は、最大出力550Wの電源ユニット。10月下旬より発売する。店頭予想価格は16,560円前後。基本機能は「EDG750」とほぼ共通。CPU補助8ピン電源コネクタは搭載されておらず、ペリフェラル電源+SATA電源モジュラーケーブル(約75cm)も付属しない。主な仕様は、各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12V 1が30A、+12V 2が30A、-12Vが0.3A、+5VSBが2.5A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、CPU補助4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラル電源コネクタ×3、FDD電源コネクタ×1。モジュラーケーブル数は、メイン24ピン電源モジュラーケーブル(約60cm)×1本、4+4ピンCPU補助電源モジュラーケーブル(約70cm)×1本、6+2ピンPCI-E電源モジュラーケーブル(約60cm)×1本、SATA電源モジュラーケーブル(約85cm)×1本 / (約75cm)×1本、ペリフェラル電源+FDD電源モジュラーケーブル(約85cm)×1本。
2014年10月07日玄人志向は3日、80PLUS PLATINUM認証を取得した電源ユニットとして、600Wモデル「KRPW-TI600W/94+ LE」と、500Wモデル「KRPW-TI500W/94+ LE」を発表した。10月上旬より発売する。店頭予想価格(税別)は、「KRPW-TI600W/94+ LE」が17,000円前後、「KRPW-TI500W/94+ LE」が15,000円前後。搭載ファンは120mm×1基でファンコントロール機能を搭載し、一次側のコンデンサには耐熱105度の日本製のアルミ電解コンデンサ、また二次側の主要個所に固体電解コンデンサを採用する。保護回路は、過負荷保護(OPP)、過電流保護(OCP)、過電圧保護(OVP)、低電圧保護(UVP)、短絡保護(SCP)、過温度保護(OTP)、無負荷運転保護(NLO)を備える。冷却は120mmの大口径ファンで、ファンコントロール機能を搭載し、高い静音特性が得られるという。「KRPW-TI600W/94+ LE」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が49A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。「KRPW-TI500W/94+ LE」の各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が41A、-12Vが0.6A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1(450mm)、4+4ピン電源コネクタ×1(500mm)、6ピンPCI-E電源コネクタ×1(400mm)、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1(150mm)、SATA電源コネクタ×6(400mm/150mm/150mm、400mm/150mm/150mm)、ペリフェラルコネクタ×6(500mm/100mm/100mm)、ペリフェラル+FDDコネクタ×1(400mm/150mm/150mm)。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2014年10月03日ディラックは1日、オリジナルブランドとなる電源ユニット「TESLA CUBE ATX」シリーズを発表した。500W / 600W / 700W / 800W / 1,000Wの5モデルを用意。10月16日より発売する。店頭予想価格(税別)は500Wが13,500円前後、600Wが15,000円前後、700Wが17,500円前後、800Wが19,500円前後、1,000Wが22,500円前後。○DIR-TCAXP-800 / DIR-TCAXP-1000「DIR-TCAXP-1000」は、80PLUS PLATINUM認証を取得している最大出力1,000Wの電源ユニット。フルプラグイン方式を採用し、奥行きが160mmのコンパクト設計を採用。+12V出力はシングルレール仕様で、83Aの出力に対応する。冷却用ファンは135mm×1基。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-Eコネクタ×4、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×6、FDDファンコントロール用コネクタ×1。本体サイズはW150×D160×H86mm「DIR-TCAXP-800」は最大出力800Wのモデル。+12V出力が66Aであること以外は、「DIR-TCAXP-1000」とほぼ共通の仕様。○DIR-TCAXP-500 / DIR-TCAXP-600 / DIR-TCAXP-700「DIR-TCAXP-700」は最大出力700Wのモデル。+12V出力が58A出力で、搭載ファンは120mm×1基。本体サイズはW150×D140×H86mm、重量は約4.2kg。そのほかの仕様は「DIR-TCAXP-1000」をほぼ共通。「DIR-TCAXP-600」は最大出力600Wのモデル。+12V出力が49Aであること以外は、「DIR-TCAXP-700」とほぼ共通の仕様。「DIR-TCAXP-500」は最大出力500Wのモデル。+12V出力が41Aであること以外は、「DIR-TCAXP-700」とほぼ共通の仕様。
2014年10月02日リンクスインターナショナルは26日、CORSAIR製の電源ユニットとして、80PLUS PLATINUM認証を取得した「CORSAIR HXi Series」を3モデル発表した。1,000W / 850W / 750Wのモデルを用意。9月27日より発売する。店頭予想価格は1,000Wが38,840円前後、850Wが28,850円前後、750Wが26,550円前後。○HX1000i80PLUS PLATINUM認証を取得した最大出力1,000Wの電源ユニット。1系統出力か複数系統出力かを切り替えられる。冷却ファンには140mmの流体軸受けファンを採用。ファンレスオペレーションが可能な「Zero RPM Fan Mode」を搭載しており、負荷率が40%より低いときはファンを停止するなど柔軟に回転数を制御する。システム統合管理ツール「CORSAIR Link」に対応。付属のCorsair Link USBケーブルを使用すれば、電源ユニットの入出力 / 効率 / ファンの回転速度 / 内部温度などをモニタリングできる。Corsair Link Commanderとも連動可能。ファンセルフテストボタンを搭載。PCがシャットダウンしている状態でもファンの状態などの自己診断が可能となっている。ケーブルは取りはずし可能なモジュラー式で、日本メーカー製の105度電解コンデンサを採用。保護回路は、過電圧保護 / 低電圧保護 / ショート回路保護 / 過負荷保護 / 過温度保護 / 過電流保護などを搭載する。主な仕様は、最大出力が1,000W。各DC出力は+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12Vが83.3A、-12Vが0.8A、+5VSBが3.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラル電源コネクタ×12、FDD電源コネクタ×2。モジュラーケーブル数は、メイン20+4ピン電源モジュラーケーブル(約71cm)×1本、4+4ピンCPU補助電源モジュラーケーブル(約80cm)×1本 / (約65cm)×1本、6+2ピンPCI-E電源モジュラーケーブル(約80cm)×2本 / (約65cm)×4本、SATA電源モジュラーケーブル(約85cm)×2本 / (約80cm)×2本、ペリフェラル電源モジュラーケーブル(約80cm)×3本 / (約75cm)×2本、ペリフェラル電源-FDD電源変換ケーブル(約10cm)×2本、Corsair Link USBケーブル(約80cm)×1本、Corsair Link Commanderケーブル(約80cm)×1本。本体サイズはW150×D180×H86mmm、重量は約2kg。○HX850i「HX850i」は、最大出力850Wの電源ユニット。基本機能は「HX1000i」とほぼ共通。主な仕様は、最大出力が850W。各DC出力は+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12Vが70.8A、-12Vが0.8A、+5VSBが3.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラル電源コネクタ×12、FDD電源コネクタ×2。モジュラーケーブル数は、メイン20+4ピン電源モジュラーケーブル(約61cm)×1本、4+4ピンCPU補助電源モジュラーケーブル(約65cm)×2本、6+2ピンPCI-E電源モジュラーケーブル(約75cm)×3本、SATA電源モジュラーケーブル(約85cm)×1本 / (約80cm)×2本、ペリフェラル電源モジュラーケーブル(約75cm)×3本、ペリフェラル電源-FDD電源変換ケーブル(約10cm)×2本、Corsair Link USBケーブル(約80cm)×1本、Corsair Link Commanderケーブル(約80cm)×1本。本体サイズはW150×D180×H86mmm、重量は約2.15kg。○RM750「HX750i」は、最大出力750Wの電源ユニット。基本機能は「HX1000i」とほぼ共通。主な仕様は、最大出力が750W。各DC出力は+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12Vが62.5A、-12Vが0.8A、+5VSBが3A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラル電源コネクタ×8、FDD電源コネクタ×2。モジュラーケーブル数は、メイン20+4ピン電源モジュラーケーブル(約61cm)×1本、4+4ピンCPU補助電源モジュラーケーブル(約65cm)×2本、6+2ピンPCI-E電源モジュラーケーブル(約75cm)×3本、SATA電源モジュラーケーブル(約85cm)×1本 / (約80cm)×2本、ペリフェラル電源モジュラーケーブル(約75cm)×2本、ペリフェラル電源-FDD電源変換ケーブル(約10cm)×2本、Corsair Link USBケーブル(約80cm)×1本、Corsair Link Commanderケーブル(約80cm)×1本。本体サイズはW150×D180×H86mmm、重量は約2.15kg。
2014年09月29日三菱マテリアルの電子材料事業カンパニーは8月1日、インバータ電源回路の保護用として最小クラスのサージアブソーバ「CDA70/70L」2シリーズを発表した。両シリーズは、表面実装からラジアル形状まで様々な実装形態に対応するため、各種インバータ電源回路の小型化・高密度実装を可能にする。また、放電開始電圧は、2700V/3000V/3600Vの3種類がラインアップされている。「CDA70」シリーズは、表面実装が可能な最小クラスのチップ製品で、サージ耐量2000Aを有している。安全に関する認証規格のEN、およびUL1449を取得済みであり、すでにタイ工場にて量産体制を確立しているという。「CDA70L」シリーズは、「CDA70」シリーズ同様のサージ保護性能を有しながら、リード線ピッチ5.0mm/7.5mmのラジアル形状に対応する。従来品「DB60」と比較して実装面積が約30%と省スペース化を実現しているのと同時に、実装時の部品高さは約11mmと低背・小型化しているため、自動実装にも対応する。さらに、難燃性樹脂によるコートを施しているため、実装時に隣接する部品との絶縁も確保できる。また、安全に関する認証規格については、ENは取得済みだが、UL1449は取得手続中。なお、サンプル出荷がすでに開始されており、量産は同社タイ工場にて9月より開始される予定。
2014年08月01日アスクは15日、Thermaltake製PCケースの新モデルとして220W SFX電源を標準で搭載したMini-ITX対応のキューブ型PCケース「Element Qi」を発表した。23日より販売を開始し、店頭予想価格は8,980円前後。「Element Qi」は、Mini-ITXケース「Element Q」のマイナーチェンジモデルで、フロントのUSBポートが、USB 2.0からUSB 3.0に強化されている。ケース内に220W SFX電源を標準搭載する。搭載ベイ数は外部5インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×1基。本体側面と背面に通気口を備える。対応フォームファクタはMini-ITX。前面端子はUSB 3.0×2、オーディオ入出力端子。拡張スロット数は1基。拡張カードスペースは高さ110mm、長さ270mmまで。本体サイズはW220×H330×D130mm、重量は3.1kg。
2014年05月15日アスクは1月6日、ASKTech社の電源変換アダプター「NT-CA」シリーズ5製品「CA-BU-A」「CA-DU-B」「CA-DC-C」「CA-CC-D」「CA-CU-E」を発表した。発売は1月下旬となっている。価格はオープンで、推定市場価格は2,480円前後。NT-CAシリーズは、DC 7V~30VをDC 5V(5.15V±0.1V)に変換するためのアダプターだ。最大出力電流はいずれも2A。5製品は入力と出力端子がそれぞれ異なっており、CA-BU-Aは入力がXT-60ジャックで出力がUSB A×2、CA-DU-Bは入力がφ2.5mmのDCジャックで出力がUSB A×2、CA-DC-Cは入力がφ2.5mmのDCジャックで出力が15cmのケーブル、CA-CC-Dは入出力とも15cmのケーブル、CA-CU-Eは入力が15cmのケーブルで出力がUSB A×2となっている。また、CA-DU-B・CA-DC-C・CA-CC-D・CA-CU-Eの4モデルは、ケース内部のスイッチ切り替えにより12V(12.3V±0.1V)の出力にも対応。12V出力の際の最大電流は1Aだ。本体にはスライド式のホルダーが装備されており、壁やデスクなどに固定することも可能だ。本体サイズはW26×D77×H25mmで、質量は約40g。
2014年01月06日(画像はエレス株式会社プレスリリースより)USB電源のアイウォーマー目元は年齢が出やすい箇所です。乾燥による小じわも怖いですが、疲れによるしょぼしょぼした目元は目を小さくみせてしまいます。パソコンやスマートフォンで疲れた目は温めると良いといわれています。2013年12月6日、エレス株式会社はぱっちり目の天敵である疲れ目に効く「e-Kairo USBアイウォーマー」を発売したと発表しました。本商品はUSB電源により温かくなるアイウォーマーで、約40~45度という丁度良い温度で目元を優しく温めてくれます。ネックウォーマーとしても本商品は、ネックウォーマーとしても利用できます。目元と同様に、首元も皮膚が薄く冷えやすい箇所です。そして、首は血液が集まる箇所でもありますので、首元を温めることで全身を効果的に温めることができます。手足が冷えて寝付けない時に湯たんぽ代わりに使うのも良いでしょう。また、アイウォーマーのように目立ちませんので、通勤電車内などでさりげなく利用することができます。便利な機能あれこれ電源はオン・オフスイッチですので、手元で簡単に操作ができます。消し忘れ防止機能もついていますので、就寝時にも安心して使えます。カバーは、ヒーターユニットとシリカゲルバックをはずせば手洗いが可能。いつも清潔に保てるのは女性には嬉しいポイントです。また、別売りのアダプターをつければ家庭用コンセントからも電源がとれるということで、利用できるシーンが広がります。疲れ目を解消して、美容につながるリラックスタイムを手に入れたいのなら、「e-Kairo USBアイウォーマー」を試してみてはいかがでしょうか。【参考リンク】▼エレス株式会社プレスリリース▼エレス株式会社HP内ニュース
2013年12月16日