スリルやアクションより大事な基準……女性が選ぶ「2」の方が面白い映画「1」を観て面白かったら、どうしても「2」には期待してしまうもの。そうした期待に応えられず、厳しい評価を受けてしまった映画もありますよね。しかし、二作目といえども、期待を裏切らずに面白いと評価された作品もあるはず。そこで、20代を中心とした女性546名に「2」の方が面白いと思った映画を尋ねてみました。>>男性編も見るQ. シリーズものの洋画で「2」の方が面白いと思った映画は?(単数回答)1位『天使にラブ・ソングを』シリーズ13.6%2位『ホーム・アローン』シリーズ12.3%3位『ターミネーター』シリーズ9.7%4位『スパイダーマン』シリーズ8.6%5位『シュレック』シリーズ6.0%■役者さんの演技に満足した人は……・『ホーム・アローン』シリーズ:「主演のカルキンくんとおばさんの関係がほのぼのしていて印象深い」(27歳/鉄鋼/財務)・『ホーム・アローン』シリーズ:「好きなシーンが多かった。あと、マコーレー・カルキンくんの成長に感激」(26歳/卸/財務)・『ターミネーター』シリーズ:「面白かったのは、なんと言っても戦闘シーン。シュワちゃんの演技は、本当に迫力があった」(24歳/金属/秘書・アシスタント)・『天使にラブ・ソングを』シリーズ:「主演のウーピー・ゴールドバーグの演技が、前作にも増して迫力があった」(27歳/ホテル/営業)■前作を超える面白さに満足した人は……・『天使にラブ・ソングを』シリーズ:「『1』を観て面白かったので、期待をして観たが、その期待にちゃんと応えてくれた」(25歳/医薬品/研究開発)・『天使にラブ・ソングを』シリーズ:「最初の作品が面白いと続編にとても期待して観てしまうが、その期待を裏切られず作品に引き込まれた」(29歳/飲食/サービス)・『ホーム・アローン』シリーズ:「前作が面白かっただけに、続編も期待していた。その期待通り、スピード感があり、吸い込まれた」(27歳/IT/サービス)・『ゴッドファーザー』シリーズ:「続きを楽しみにしていたが、期待していた以上に面白かった」(23歳/精密機器/研究開発)・『スパイダーマン』シリーズ:「新しいキャラクターに加え、新たな展開で、期待以上のものでした」(27歳/精密機器/秘書・アシスタント)・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ:「話の展開が見事で面白かった」(26歳/不動産/秘書・アシスタント)・『メン・イン・ブラック』シリーズ:「セットがオシャレでカッコよくなっていた」(27歳/通信/営業)■この映画で続編を見直したという人は…・『スパイダーマン』シリーズ:「続編は期待はずれが多い中で、スパイダーマン『2』と『3』は期待を裏切らず、面白かった」(27歳/アパレル/営業)・『天使にラブ・ソングを』シリーズ:「シリーズものには期待していなかったが、『天使にラブ・ソングを』は内容が良く、続編のほうが面白かった」(24歳/旅行/販売)・『ミッション:インポッシブル』シリーズ:「なんとなく『2』や続編はつまらないイメージがあったが、『ミッション:インポッシブル』シリーズは面白かった」(23歳/卸/秘書・アシスタント)総評1位、2位を飾った『天使にラブ・ソングを』シリーズ、『ホーム・アローン』シリーズはどちらもユーモアのある映画。制作費のかかったCGや派手なアクションより、笑いあり涙ありのドラマを好む女性の姿が伺えました。出演者の演技に対するコメントも多く、ストーリー展開はもちろん役者の雰囲気や役どころを重視するのも女性ならではの視点かもしれません。(文・高木亮介)調査時期:2010年2月5日~2月10日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性546名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】コミック原作の実写映画ランキング【女性編】最も感動した90年代のアカデミー作品賞受賞映画ランキング「試写会が当たる!映画情報満載の『コブタメ』をチェック」完全版(画像などあり)を見る
2010年02月24日「続編はつまらない」の定説を打ち破ったのは、この作品「1」が面白かったから「2」を観に行ってみたものの、期待はずれでがっかりした経験がある人もいるのでは?観る方の期待が高くなっているだけに、作品への評価も厳しくなってしまいがちですが、それでも「面白い」と評価されたシリーズものの第二作目には、どんなものがあるのでしょうか。男性247名に「2」の方が面白い映画を尋ねてみました。>>女性編も見るQ. シリーズものの洋画で「2」の方が面白いと思った映画は?(単数回答)1位『ターミネーター』シリーズ20.6%2位『ホーム・アローン』シリーズ9.3%3位『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ6.1%4位『ダイ・ハード』シリーズ5.7%5位『エイリアン』シリーズ4.9%5位『スター・ウォーズ』シリーズ4.9%5位『TAXi』シリーズ4.9%■前作を超える面白さに満足した人は……・『ターミネーター』シリーズ:「前作を超える映像の迫力に満足。CG技術が進化していることを感じた」(27歳/証券/金融系専門職)・『ターミネーター』シリーズ:「前作よりも『2』の方が映像と内容の両方にインパクトがあり、面白かった」(25歳/学生)・『ホーム・アローン』シリーズ:「イタズラが過激になっていたところが面白かった」(29歳/情報/企画開発)・『バイオハザード』シリーズ:「続きが気になっていて、『2』も期待通りだった」(27歳/IT/プログラマー)・『ダイ・ハード』シリーズ:「期待した通り、前作のアクション以上にレベルアップしていた」(25歳/マスコミ/営業)・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ:「ただの無理な続きではなくスケールもストーリーも面白くなっていた」(29歳/小売/販売)・『スパイダーマン』シリーズ:「前作よりも登場人物のキャラクター性が引き出されるような作りになっていた」(24歳/食品/研究開発)・『TAXi』シリーズ:「ダニエルとエミリアンがより親友という感じで、コンビとしてのやりとりが面白かった」(22歳/ソフトウェア/プログラマー)・『メン・イン・ブラック』シリーズ:「セットがオシャレでカッコよくなっていた」(29歳/繊維/財務)■前作との絡みを楽しんだ人は……・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ:「前編とうまくつながっていた」(22歳/情報/プログラマー)・『ターミネーター』シリーズ:「謎が明かされたところが面白い」(22歳/情報/プログラマー)・『スター・ウォーズ』シリーズ:「前作をベースとして、新キャラ、新ストーリーを組み込んである。そのため、飽きが来ないし、続きが観たくなる展開になっていた」(28歳/サービス/研究開発)・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ:「『1』との絡みなどが見られるのが良い」(26歳/自動車関連/研究開発)・『X-メン』シリーズ:「『2』は前作の良いところを引き継ぎつつ、新たなストーリーが展開されていて面白かった」(24歳/建築/営業)総評1991年にアメリカで公開され、日本でも大ヒットを記録した『ターミネーター2』が、役者の演技・ストーリー・映像など総合的に高い評価を受け、圧倒的な支持を集める結果となりました。「1」と「2」のストーリーがうまくつながっていると、観ている方としても嬉しいもの。実際に、「前作との絡みを楽しんだ」という声も多く、そうしたシリーズものならではの魅力を感じている人も多いようでした。(文・高木亮介)調査時期:2010年2月5日~2月10日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性247名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】コミック原作の実写映画ランキング【男性編】最も感動した90年代のアカデミー作品賞受賞映画ランキング>>「試写会も当たる!映画情報満載の『コブタメ』をチェック」完全版(画像などあり)を見る
2010年02月24日今年も様々な映画が公開され、多くの作品がヒットを記録しましたが、必ずしも興業収入額が面白さに比例するとは限らないですよね。それこそ世代別に見ると、「面白い!」と感じる作品は自然と異なってくるでしょう。そこで、20代男性の心にヒットした作品を調査。数えきれない公開作品の中から最も支持されたのは……。 >>女性編も見るQ:2009年公開で面白かった映画をすべて選んでください1位『20世紀少年 <第2章> 最後の希望』 10.0%1位『レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-』10.0%3位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』8.9%4位『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』 8.2%5位『ROOKIES-卒業-』 7.5%■内容が好き!派・『20世紀少年 <第2章> 最後の希望』:「原作に負けない面白さだった」(25歳/商社/クリエイティブ)・『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』:「結末が原作と違っていて驚かされた」(23歳/IT/総務)・『BALLAD 名もなき恋のうた』:「クライマックは自分が想像していた以上に深い演出意図が隠されていて感動した」(27歳/小売/総務)・『余命1ヶ月の花嫁』:「余命がわずかとわかっていても明るく前向きに生きる姿に感動した」(24歳/学校/その他[非常勤講師])・『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』:「ウルヴァリンの肉体美と、記憶をなくす前と後の表情の違いが印象的」(22歳/ソフトウェア/プログラマー)・『ごくせん THE MOVIE』:「生徒を思う先生の熱い気持ちに感動した」(25歳/食品/研究開発)・『ターミネーター4』:「シリーズ全作を観ているが、ストーリに一貫性がある。アクションも魅力的」(29歳/精密機器/研究開発)・『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』:「最後までエンターテイナー。誰にも真似できない稀有の人材であったことがわかった」(28歳/精密機器/営業)・『レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-』:「三国志ファンなので観た。赤壁の戦いを豪華に表現していて面白かった」(23歳/官公庁/総務)・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』:「旧作とはまったく異なる力強さに感動した」(27歳/コンサルティング/マーケティング)・『私の中のあなた』:「泣き過ぎて頭が痛くなった」(23歳/IT/営業)・『天使と悪魔』:「小説を忠実に映像化していた。ヘリコプターのシーンが良かった」(26歳/繊維/研究開発)・『マンマ・ミーア!』:「ミュージカル調のセリフの言い回しが軽快かつ爽快で、気持ち良かった」(25歳/紙パルプ/営業)・『ウォッチメン』:「初めは話の流れが読めなかったが、話が進むにつれてバラバラのピースが徐々に合わさっていくのが面白かった」(23歳/精密機器/設計)■ジャンルや俳優の演技が好き!派・『カイジ ~人生逆転ゲーム~』:「藤原竜也の演技に迫力があって良かった」(23歳/その他/その他)・『ジェネラル・ルージュの凱旋』:「堺雅人の演技力に脱帽。裁判のシーンでは、救急医療について考えさせられた」(23歳/建築/その他[営業事務])・『007/慰めの報酬』:「主役が好き。あと展開が読めずドキドキしっぱなしだった」(27歳/自動車関連/企画開発)・『HACHI 約束の犬 』:「動物モノに弱いから」(31歳以上/化学/経営・コンサルタント)・『ROOKIES-卒業-』:「青春ストーリーが好き」(22歳/電気/営業)・『ワイルド・スピードMAX』:「車が好きで、シリーズ全作観ている。今回もエキサイティングで惹かれた」(29歳/通信/その他[管理部])総評ともに続編であるにも関わらず、日中の超大作が同率で1位に。特に『20世紀少年 <第2章> 最後の希望』の場合、その続きの<最終章>も4位に入っていることからシリーズ自体の人気が高いことがわかります。もちろん、「原作に負けない面白さだった(25歳/商社/クリエイティブ)」と原作ファンをうならせた完成度も勝因の一つでしょう。一方、『レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-』に関しては「赤壁の戦いを豪華に表現していて面白かった(23歳/官公庁/総務)」と、スケール感や迫力のある映像を支持する声が目立ちました。そんな中、かつては“スケール感”、“迫力”の専売特許であったハリウッド大作が、トップ5に一つも入っていないのが興味深いところ。近年は邦画人気の高まりがささやかれていますが、まさにそれを裏付けるような結果ですよね。逆に“泣ける”、“感動”のイメージは邦画の方が強かったのですが、「泣き過ぎて頭が痛くなった(23歳/IT/営業)」とまで言わせた『私の中のあなた』のようなハリウッド映画もありました。もはや、ジャンルによって洋画や邦画を分けて観る時代ではないのかもしれませんね。(文・大城健太郎)>>女性編も見る>>映画情報満載の『コブタメ』をチェックCOBS ONLINE会員アンケート(期間:2009年11月24日~11月29日、集計人数:男性281名、調査方法:インターネットログイン式アンケート)完全版(画像などあり)を見る
2009年12月18日