アジア最大級の国際短編映画祭として6月に開幕する「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2010(以下SSFF & ASIA)」で、昨年、観光庁との共同プロジェクトとして開始された「旅シヨーット!プロジェクト」の下で製作されたショートフィルム『青春マンダラー!』が完成。その予告編が到着した。「旅シヨーット!プロジェクト」は国内観光振興の一環としてスタート。「旅っていいな」「旅がしたくなった」「日本に行きたくなるね」をキーワードに、「日本の旅」「(全国各地を対象に)日本の魅力」を描いた作品を全国より募集していた。今年は全国より71本の作品が集まり、入選作9本がこのたび決定した。今回、予告編が到着した『青春マンダラー!』(田嶌直子監督)は、本プロジェクトの特別上映作品として、柏原収史、知念里奈を主演に迎えて製作された、沖縄県の竹富島を舞台にした物語。島特有の長寿祝い“マンダラー祝い”でお世話になった“おばあ”の長寿を祝うため、島に15年ぶりに帰ってきた聡(柏原さん)は、幼なじみの美樹(知念さん)と再会するが、肝心のおばあはこの世を去ってしまう…。翌日、おばあの部屋から日記が見つかるが、それはおばあが心に秘めた恋について綴ったものだった――。太陽と青い海と空が輝く沖縄を舞台にした“不倫”騒動の結末やいかに?これを見たら梅雨を飛び越えて沖縄に行きたくなる?『青春マンダラー!』はSSFF & ASIAにてプレミア上映される。本作以外にも、地域の魅力をたっぷり詰め込み、思わず旅に出たくなる作品が目白押し。先日より、前売鑑賞券の発売もスタート。1プログラム観賞用(前売:1,200円)から3プログラム(前売:2,700円)、スペシャルパスポート(前売:8,000円)などお得なセット販売も実施しているので、こちらも要チェック!ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月10日(木)から13日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、16日(水)から20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿にて開催。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYシネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:あなたも女優デビュー!ショートショート×美女暦「女優誕生プロジェクト」始動
2010年05月17日アジア最大級の国際短編映画祭として今年も6月10日(木)より開催される「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2010(以下SSFF & ASIA)」と人気サイト「美女暦(びじょごよみ)」のコラボレーションによる、「女優誕生プロジェクト」がスタート。先日より参加者の募集が行われている。SSFF & ASIAは1999年よりスタートした東京・原宿で開催される国際短編映画祭で、2004年にはアメリカのアカデミー賞の公認を受けており、本映画祭でグランプリを受賞した作品はオスカーノミネートの選考対象にもなる。有名監督の初期のショートフィルムや若手クリエイターの作品などが上映され、多くの観客の支持を集めている。一方、美女暦は、サイト上で一般女性を日替わりで紹介する“美女サイト”で、2008年にスタートし、現在では1日に100万ビューを誇る人気サイトとなっている。このたび、SSFF & ASIAと美女暦のコラボレーションが実現し、一般女性に女優への道を開く「女優誕生プロジェクト」が始動。過去に美女暦に出演した方の中から10名と“映画祭枠”として一般公募の2名を「12人の美女モ」として選出。彼女たちは映画祭に「スペシャルインフォメーションガール」として参加する。彼女たちの活動は、映像で一般公開され、Twitterと連動した公開オーディションが開催される。映画祭の来場者、美女暦ファンのネットユーザーによるTwitter投票、そして特別審査員の選考結果を総合して、 グランプリに選出された美女1名を「女優候補生」として映画祭が全面的にバックアップ。ハリウッドで活躍する講師陣を迎え、女優デビューに向けてのレッスンを施すなど映画、映像業界での活躍に向けてマネージメントする。美女暦から選ばれた10名の美女モデルはすでにサイト上に公開されており、映画祭枠の2名の募集も先日よりパソコン、携帯にて開始されている。この映画祭枠の2名は5月27日(木)に決定。6月1日(火)には公開オーディションがスタートし、映画祭での活動を経て、6月23日(水)にグランプリが発表される。これまで、SSFF & ASIAでの上映をきっかけに数多くの映像作家が世界へと巣立っていったが、原宿から世界的な女優が育つかも。我こそはと思う方は募集してみては?また、12名の候補者は映画祭中、会場で来場者をもてなすほか、授賞式に参加、レッドカーペットにも登場するので、気になる方は直接会場でチェック!ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月10日(木)から13日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、16日(水)から20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿にて開催。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010美女暦×SSFF&ASIA 「女優誕生プロジェクト」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催
2010年05月07日日本唯一のこどもたちの世界映画祭として1992年にスタートし、世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭より厳選した作品を届けている「キンダー・フィルム・フェスティバル」。今年で第18回目となる本映画祭の実行委員長に、このたび女優の戸田恵子が就任!8月10日(火)の青山劇場を皮切りにこの夏開催される。ベルリン国際映画史祭の児童映画部門ディレクター、レナーテ・ツィラ氏を迎え、国内外から上映作品を厳選。会場では、声優たちによるライヴ吹き替え上映が行われるほか、子供が主体となって審査を行ったり、映画作りを体験するなどこどもから大人まで親子一緒に楽しめるイベントが毎年行われている。戸田さんは、2年前から実行委員としてプログラム監修に携わっているが、開催にあたり「今年も世界からのたくさんのユニークな作品に出会えることを、とても嬉しく思います。大人もこどもも一緒に学ぶことのできるこの映画祭を、私は応援しています。映画祭を通して、みなさまと触れ合い新たな感動に出会えることを心より楽しみにしております」と意気込みを見せている。また、数ある作品の中でも目玉となるのは、70年代に日本で放送された大人気TVアニメ「小さなバイキング ビッケ」をドイツで実写映画化し、本国で大ヒットを収めた『Wickie und die starken Manner』(原題)の上映。さらに、日本で唯一の技法である、描いている工程が一つのアニメーションになっていくコマ撮りアニメ、“壁アニメ”もオープニングで上映されるなど、こども発信のイベントが盛りだくさん!開催は少し先となるが、どうしても制限の多い通常の映画鑑賞では体験できない、親子一緒での映画体験ができるこの映画祭。未体験の方はもちろん、童心に返って映画を楽しんでみるのもいいかも?「キンダー・フィルム・フェスティバル」は、8月10日(火)に青山劇場にて開幕、8月19日(木)〜22日(日)の調布市文化会館にて開催予定。「キンダー・フィルム・フェスティバル」公式サイト
2010年03月31日レッドカーペットの主役はもちろんゴージャスなドレスに身を包んだ女優たち。とはいえ男性たちもタキシードで、いつもとは違うフォーマルスタイルでレディをエスコート。ファッションチェック番外編では、レッドカーペットカップルをチェック!まずはどんなイベントでも注目の的のファッションニスタ、サラ・ジェシカ・パーカー。今年彼女が選んだのはシャネルのイエローのドレス。光沢感のある生地が裾まで真っ直ぐ流れ落ちるシンプルなラインは、ボリューミーなドレスが多い中、逆にインパクト大。首元のチョーカーは実は肩のストラップにつながっていて、前からの露出はミニマムだが、後ろは背中が大きく開いた個性的なデザイン。連れ添った夫のマシュー・ブロデリックはトム・フォードのタキシードで。トム・フォード自身、今年は映画『シングルマン』の監督としても授賞式に参加。サラ・ジェシカと共に、衣裳デザイン賞のプレゼンターを務めた。『マイレージ、マイライフ』で主演男優賞にノミネートされたジョージ・クルーニーはお決まりのアルマーニを、彼ほどタキシードが似合うスターはいないのでは?と思っていまうほど余裕の着こなし。惜しくも受賞は逃したが、授賞式中も司会者から幾度と呼びかけられたり、ハリウッドでの彼の人気の高さがうかがえた。当日連れ添ったのは、交際がうわさされているエリザベッタ・カナリス。彼女は真っ赤なロバート・キャヴァリのドレスで登場。この日、男優の中で最も目立っていたのは『シャーロック・ホームズ』が日本でまもなく公開を迎えるロバート・ダウニー・Jr.。ブルーグリーンの蝶ネクタイに、ブルーのサングラスという独創的なスタイル。奥様のスーザンも裾まで広がるボーダーのマーメイドラインドレスで、2人揃ってレッドカーペットを賑わせた。特集:2010アカデミー賞 Petit / © A.M.P.A.S.■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPASマイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.シャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDシングルマン 2010年秋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009 Fade to Black Productions, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】アカデミー賞の裏ドラマ!S・ペンは前妻めぐり退席?本命は誰?女優にモテモテの『ハート・ロッカー』主演男優アカデミー賞授賞式今年の“ベストプレゼンター”部門受賞者はベン・スティラー?アカデミー賞総括!時代を切り拓く女たちの美しき勝利オスカー授賞式後はアフター・パーティ。お疲れモードでもセレブはパーティをはしご
2010年03月10日『トランスポーター』に『ダニー・ザ・ドッグ』、『96時間』などで製作×撮影、もしくは製作×監督という関係でタッグを組んできたリュック・ベッソンとピエール・モレルが、ジョン・トラヴォルタとジョナサン・リス=マイヤーズを主演に迎えて贈るアクション大作『パリより愛をこめて』(仮題)。本作のパリ・プレミアが2月11日(現地時間)に開催され、シャンゼリゼ通りに敷かれたレッドカーペットに、トラヴォルタ&マイヤーズ、そしてヒロインのカシア・スムトゥニアクらが登場した。氷点下の極寒の中、トラヴォルタは妻のケリー・プレストンと共に登場。「今日はとても素晴らしいパリでの一日を過ごしているよ」と笑顔で語った。本作での挑戦について聞かれ「全てのスタントをこの年齢で自分でやるというのがチャレンジだった。でも、僕はそれをやり遂げた。リュックとピエールが、僕にはそれが出来ると確信してくれたからね。僕はとてもエキサイティングに思ったし、嬉しかったよ」と充実した表情を見せ、日本からの報道陣に向けて「近いうちに日本でお会いしましょう」との発言も飛び出した。トラヴォルタの役柄は“規格外”のCIA諜報員。彼に振り回される若き駐仏アメリカ大使館員を演じたマイヤーズは、そのトラヴォルタとの共演について「“生ける伝説”とも言える偉大な役者との共演なんだ。どんな分野であれ、若いアーティストなら、その道のベストと一緒に仕事したいものだよ」と興奮気味に語り「パリでオープニングを迎えるなんて、世界中で最もエキサイティングなことのひとつだよ」と満足そうな表情を見せた。さらに、日本のファンに向けては「東京、そして日本のみなさんは、本作をスシみたいに堪能できると思いますよ!」とユーモアたっぷりにメッセージを寄せてくれた。モデルとしてキャリアを重ね、本作で女優として世界へと羽ばたくカシアは自らがモデルを務めるアルマーニのドレスで登場。「(トラヴォルタ&マイヤーズの)2人のような素晴らしい俳優と共演できるなんて夢にも思わなかったわ。彼らはとても寛容で、私を助けてくれたの。愛あり、死あり、良い音楽ありの作品なので楽しんでください」と語った。異色のコンビがパリを舞台に大暴れする『パリより愛をこめて』(仮題)は5月15日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。© Photo by Chiaki Nozu■関連作品:パリより愛をこめて(仮題) 2010年5月15日よろ丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP - M6 FILMS – GRIVE PRODUCTIONS – APIPOULAÏ PROD
2010年02月12日世界的ベストセラーの実写化作品として、早くから話題を呼んでいた『かいじゅうたちのいるところ』のジャパン・プレミアが12月15日(火)、都内で開催された。来日中のスパイク・ジョーンズ監督、主演の少年マックス・レコーズ、そして本作の日本語吹き替え版で声優を務める“こども店長”こと加藤清史郎がタキシード姿でレッドカーペットに登場!同じく声優を務めた高橋克実も加わり会場を盛り上げた。スパイク監督は「コンニチハ!」と日本語で挨拶。「日本に招待してくださってありがとうございます」と感謝を述べ、さらに高橋さん、清史郎くんに向かって「2人とも来て下さって感謝しています。吹き替え版を拝見しましたが、(2人は役に)ぴったりでとてもよかったです」と称賛を贈った。マックスは、レッドカーペットを歩いているときから写真に夢中。デジカメを手に、スパイクをパシャッ、集まった報道陣をパシャッとご機嫌。マイクを握ると「僕はマックスです。映画の中でもマックスを演じてます(笑)」と笑顔で挨拶した。高橋さんは、自身が声を演じた“かいじゅう”のキャロルが映った看板を指差し「毛むくじゃらのかいじゅうを演じましたが、吹き替えの声優は毛むくじゃらではありません…」と自虐コメント。さらに、自身が司会を務めた「爆笑レッドカーペット」を引き合いに「動かないレッドカーペットを歩くのは初めてです」と語った。そして、この日はタキシードでビシッと決めた清史郎くんは「マックスの吹き替えをさせていただきました加藤清史郎です。ここに来ることができて嬉しいです」と堂々の挨拶。ちなみに、挨拶の際に清史郎くんのマイクがうまく繋がらないトラブルもあったが、隣のマックスがすかさず、清史郎くんの口元に自身が持っていたマイクを差し出すという一幕も。また、清史郎くんはスパイクとマックスのために英語で「Welcome to Japan!」と歓迎の気持ちを表した。これで、ハリウッドに行ってもバッチリ?『かいじゅうたちのいるところ』は1月15日(金)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:かいじゅうたちのいるところ 2010年1月15日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Entertainment Inc.■関連記事:スパイク・ジョーンズ、かいじゅうにかじられ名誉の負傷?永作博美も駆けつける!“かいじゅうたち”の秘密、制作秘話を大公開メイキング画像も!オスカー前哨戦のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でG・クルーニー新作が4冠シネマカフェ12周年で『かいじゅうたちのいるところ』とのスペシャル・コラボが実現シネマカフェ12周年記念『かいじゅうたちのいるところ』試写会に15組30名様ご招待
2009年12月16日世界中のショートフィルムを集めて上映するブリリア ショートショート シアターでは、12月2日(水)より「クリスマスプログラム」の上映をスタート!「シネマカフェを見た」と言えばドリンクが割引となる特別サービスの実施に加え、12月23日(水・祝)には、「音楽と恋とショートフィルム」と題して、元ピチカートファイヴの野宮真貴、J-WAVEナビゲーターの南美布(みなみ みぶ)をゲストに迎えたトークショーが開催される。「クリスマスプログラム」では、サンタクロースが登場する4作品を上映、世界中のクリスマスをショートフィルムを通して体験できる。注目は『アイ・アム・サム』でショーン・ペンの娘役を演じて世界中の観客の心をわしづかみにし、その後も『宇宙戦争』など話題作に出演、先日公開された『ニュームーン/トワイライト・サーガ』では悪役を演じた天才子役ダコタ・ファニングの主演作『Father XMAS』。1968年、ベトナム戦争のさなかのクリスマスの切ない物語が、6歳の少女の視点で描き出される。23日(水・祝)の「クリスマスプレミアムイベント」では、野宮さんと南さんの恋愛トークが楽しめるのに加え、シアターラウンジでは、サックスとギターのJAZZ演奏も行われる。また、期間限定のクリスマススペシャルカクテル&スイーツも充実!クリスマスカラーの「赤」と「緑」をテーマにしたカクテルが400円、レモン&ベークドマンゴーケーキ、スノーガトーブラウニーなどのスイーツが、お好きなドリンクとセットで500円で楽しめる。さらに、「シネマカフェを見た」と言うと、クリスマス限定のオリジナルカクテル・“ラグジュアリーカクテル”を、1杯通常400円のところ、2名様分を600円でご提供!恋人や友人と訪れてみては?クリスマスプログラムは12月2日(水)から、「クリスマスプレミアムイベント」のチケットは12月5日(土)より発売開始。クリスマスプレミアムイベント日時:12月23日(水・祝)17:30〜19:20価格:前売3,000円/当日3,500円/年間パスポート会員2,500円発売日:12月5日(土) 11:00〜公式サイト:■関連作品:ニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:『ニュームーン』前作超えスタート!ネットで大注目のタイの美少女歌姫がメッセージ『ニュームーン』監督が、あるシーンに潜ませた黒澤明へのオマージュ!『ニュームーン』イメージソング歌う加藤ミリヤインタビュー三角関係にドキドキ!【ハリウッドより愛をこめて】ニコールに妊娠の噂、マライアは映画賞レースに名乗りロバート・パティンソンから動画メッセージ到着!女性ファンに大人気の気分は?
2009年12月02日全世界で公開を迎えた『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』。本国アメリカで大々的に開催されたレッドカーペット・イベントに負けじ!ここ日本で開催されたジャパン・プレミアの様子を、会場を訪れたライオネル・リッチーに黒木メイサら豪華スペシャルゲストたちの写真とコメントを中心にお届け!最初にステージに現れたのは、クリスタル・ケイ!マイケルの思い出を尋ねられ「小さい頃からモノマネして『フーッ!』とかやってました」とコメント。加藤ミリヤは「マイケルのクリエイティビティを少しでも盗みたい!」と映画の開始が待ちきれない様子。マイケルばりの真赤なハットをかぶって登場したのは歌姫・伊藤由奈。彼女も小さい頃からのマイケルの信奉者の一人だったようで「小学生の頃、ムーンウォークが出来なくて練習してました。いまでも出来ません!」と語った。このほか、CHEMISTRYの2人(川畑要&堂珍嘉邦)に、清水翔太、西野カナ、JUJU、HOME MADE 家族(MICRO、KURO、U-ICHI)、ZEEBRA、AI、松下奈緒に俳優の石黒賢と多彩な顔ぶれがそれぞれにマイケルへの熱い思いを口にした。ひと際大きな声援を浴びていたのが黒木メイサ!胸元の開いた黒いドレスと真っ赤なヒールをポイントにしたハイヒールで颯爽と登場し「マイケルは常に何かを伝えようとしてきた人。この映画で何を伝えようとしたのか知りたいです」と映画への期待を口にした。そして、最後に登場したのは思わぬ超大物ミュージシャン。80年代にマイケルと双璧をなす人気を誇ったスーパースター、ライオネル・リッチーが来場し、会場の盛り上がりは最高潮に!「彼が10歳の頃から知っているし、スーパースターになっていく姿を見てきたけれど、僕にとってはいたずら好きの彼のイメージが残ってるよ」とマイケルを偲んだ。会場には子供から大人まで、熱狂的なマイケルのファンが大挙。カメラマンエリアのすぐそばには、大ヒット曲「スリラー」のミュージックビデオでマイケルが着ていたのと同じような印象的な赤い衣裳でマイケルのマスクをかぶったファンの姿も。ライオネルはこのファンに気づくと大喜びで駆け寄り、記念撮影とサインに応じていた。『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定で公開中。■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】マイケルの最後の雄姿、その全貌を目撃!マイケル・ジャクソン映画、公開直前に本編映像が到着!あの名曲のリハーサルが…ブルーのジャケットで踊る、マイケル最後のリハーサル新画像が日本初公開!マイケル・ジャクソンの死因は致死量の麻酔薬。当局は「殺人」と見なす?【ハリウッドより愛をこめて】泥沼化するマイケル埋葬問題51歳の誕生日に決着?
2009年10月29日世界に“ツカモト”の名を知らしめるきっかけとなった代表作『鉄男』から20年のときを経て、鬼才・塚本晋也がその21世紀版として完成させた最新作『TETSUO THE BULLET MAN』。本作が、2日より開催中の第66回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門へ日本唯一の正式出品となり、5日(現地時間)、その記者会見と公式上映が行われた。同映画祭とは、1998年に『BULLET BALLETバレット・バレエ』が招待作品として上映されて以来、4度にわたる正式出品ですっかり縁深い監督の一人となった塚本監督。昼に行われた記者会見の会場には世界中から数多くの報道陣が集まり、多くの質問が飛び交った。監督は、作品について「いつかはやりたいと思い続け、今回昔ながらのやり方で自分の仲間たちと好きなように作る方法でやることにしました。結果的にシンプルで力強く、前2作(『鉄男』『鉄男II/BODY HAMMER』)のままの気持ちに、いまの新たな感情をプラスしたものができたと思います」と説明。前2作からの時間の経過をふり返り「今日の東京は戦争体験者も少なくなり、より多くの人が生と死の切実な実感が持てずにいる。それだけに暴力ももっと加速し、より恐ろしい電脳都市になってきた」と語りつつ、「サイバーパンクという言葉は、かつて『ブレードランナー』や『AKIRA』が出てきた頃に比べると、言葉自体は輝きを失っているかもしれないが、そのテーマはいまも色褪せていない」と変わらぬ作品づくりへの思いを世界に向けて発信した。また、同日深夜24:00より行われたレッドカーペットと公式上映には、塚本監督と主演のエリック・ボジックに加え、桃生亜希子とステファン・サラザン、中村優子も合流。深夜にも関わらず、報道陣と塚本ファンを中心とした観客で会場は一杯になり、上映後にはスタンディング・オべーションが5分も続く熱狂ぶりを見せた。観客のこの反応に、「これまで『鉄男』を海外で上映したときの反応とかなり違う。たくさんの拍手を聞けて良かった」と感動しきりの監督。「いまでもなぜコンペティションに入ったのか良くわからない(笑)。レッドカーペットをみんなで足並み揃えて結婚式のように歩くことは、やはりすごいことなんだと思った」と興奮ぎみに喜びを語った。また、黒のミニドレスで登場した桃生さんは、「(レッドカーペットを)長く感じました。レッドカーペットの終わりでは、みんなでこの瞬間を噛みしめなきゃね、と話しました」と感激のコメント。対照的に白の着物で現れた中村さんも、「現場で頑張った仲間たちの顔を見ながら歩くことが出来て幸せ」としとやかさの中に笑みを浮かべた。去る7月に行われたコミコンでも早くも世界の注目を集めていた本作だが、ヴェネチアでの反応やいかに?『TETSUO THE BULLET MAN』は2010年、全国にて公開。© Kazuko Wakayama■関連作品:TETSUO THE BULLET MAN 2010年、全国にて公開■関連記事:塚本晋也最新作、ヴェネチア国際映画祭出品決定初コンペ出品の快挙!世界のツカモト、全篇英語で挑んだ21世紀版『鉄男』で“全世界同時”会見
2009年09月07日クールな二枚目から熱血漢、そしてコミカルな三枚目まで幅広い役柄を演じる伊原剛志。彼が企画からプロデュース、そして主演まで務めたショートフィルム『A LITTLE STEP』がまもなく下北沢にあるショートフィルム・シアター、トリウッドにて公開される。俳優のオーディションから撮影に至るまで、全てを本場アメリカで行った本作。わずか十数分の時間に込めた思いとは?伊原さんに話を聞いた。主人公は、アメリカを旅するひとりの日本人と、家族とのすれ違いを感じているアメリカ人の少年。短い時間の中で、登場人物ひとりひとりが抱える葛藤や小さな教訓が散りばめられている。今回のプロジェクトの始まりについて、伊原さんはこう説明する。「もともと、長編映画を企画していまして、脚本がほぼ出来上がっていたんです。この短編の2人を主人公に、彼らが出会うところから始まるんですが、その前にどれくらい出来るかというのを試してみようということになって。そこで、この2人が出会うまでをショートで描いてみようということになって始まったんです」。「アメリカで、どこまでやれるのか試してみたかった」――。そう言葉に力を込める。「(自身が出演した『硫黄島からの手紙』のように)向こうの作品に出たりすることはあっても、日本のものが日本という枠を越えて、というのはなかなかなかった。野球でもサッカーでも、海外に出て行ってというのは盛んですが、映画で日本人が向こうで撮って、というのを出来ないかというのは、ずっと前から考えてました」。そこで描いたのは、タイトルの通り、“小さな一歩”だった。「長編では、父親と息子の話を撮りたかったんです。父が、息子に見せる背中をね。僕自身、実生活で子供が3人いるんですが、子供たちに何が残せるか?といったことはずっと考えてました。それに自分が小さい頃、親父の背中を見て育ってきた。働く姿、生きる姿をね。では、その前のショートで何を描こうか?と考えたとき、登場人物たちがちょっとだけ踏み出す姿、逆に踏み出したいけど踏み出せない姿などを見せられないかと思ったんです」。脚本が完成し、撮影に入ってからも苦労の連続だったようだ。そこには“プロデューサー”の表情の伊原剛志がいた。「一番大変だったのは、その日のうちに決められたカットを撮っていく、という時間との戦い。それから、向こうは組合を通して許可をとっての撮影になるから、それだけですごい分厚い書類が必要になるんです。例えば、子供を出演させるとき、その家庭教師も雇わなくちゃいけないし、勉強するためのトレーラーも用意しないといけない。役者をしているだけじゃ見えないことがたくさんあって、大変でしたがやっぱり面白かったですよ」。今回はプロデューサーだったが、将来的に監督をする気は?と尋ねると、少し目をそらして「まあ、チャンスがあればね…」。さらに尊敬する監督は?と畳み掛けると、照れくさそうに、しかし決して実名を出すことなく「いろいろ…いますよ。まあ、何人かね」。どこかこの人なりの“男の流儀”といったものを感じさせる。「自分を探すために役者をやってる」。この映画を観ると、その言葉が深く心に沁みわたる。長編にも期待したいが、まずは美しい音楽と風景、深みのあるセリフで彩られたショートフィルムを堪能してほしい。9月にはブリリア ショートショートシアターでも本作は上映されるので、こちらも注目!『A LITTLE STEP』ブリリア ショートショートシアターでも9月16日(水)〜10月15日(木)の期間限定で上映。※9月20日(日)19:00からの本編上映後に伊原さんと中村哲平監督を迎えての舞台挨拶&トークイベントを実施。伊原さんのサイン入りプレゼントの抽選会もあり。ブリリア ショートショートシアター■関連作品:A LITTLE STEP 2009年8月22日から8月28日までトリウッド下北沢にて公開
2009年08月20日アメリカのアカデミー賞公認の映画祭であり、アジア最大級の短編映画の祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009」が6月4日(木)に開幕を迎えた。会場の一つである表参道ヒルズでは同日、オープニングセレモニーと共に「話題賞」の授賞式が行われ、8月1日(土)公開のオムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の中の一編『フィッシュ・ボーン』で初メガホンを握った土屋アンナが受賞した。11年目を迎えた今年は、「ミュージックShort部門」を新設。国内および韓国から様々なミュージックビデオ作品を集めて上映されるが、このオープニングセレモニーでは韓国の俊才チャン・ジェヒョクの手による人気歌手チョ・ソンモのミュージックビデオで、大沢たかおとソ・ジソブが共演を果たした「Mr.Flower」などが上映され喝采を浴びた。そして、2003年に新設されて以来、椎名林檎、小雪、桃井かおりなど名だたる面々が受賞してきた「話題賞」に今年、輝いたのは短編映画『フィッシュ・ボーン』で監督デビューを果たした土屋アンナ。昨年『R246 STORY』の中の一編を監督し、同じく話題賞を受賞した元格闘家の須藤元気がプレゼンターとして登場し、トロフィーを手渡した。『フィッシュ・ボーン』は人間に支配された魚たちの姿をアニメーションで描いた作品。映画を意識して鮮やかな青いドレスで登場したアンナさんは「大人も子供も観ることができて、心に残るにはアニメがいいかな、と考えました。最近“エコ”を口にする人が多いけど、人間が生きているだけですでにエコではないので、『何かしなければ』ではなく『当たり前のことをしようよ』ということを出せたらと思いました。その一番(に大切なこと)は愛!」と作品に込めた思いを語った。須藤さんは「アンナさんの作品を観て、アニメもいいなぁと思いました。もう一回、監督をやりたいです」と触発された様子。アンナさんと須藤さんで一緒に何かを作ったら?という声にアンナさんは「私は性格悪いので大変ですよ」と自嘲気味に語ったが、須藤さんは「格闘家はみんなMなので大丈夫です」とニッコリ。アンナさんも「私もMです!」と初対面にもかかわらず、妙なところで意気投合した様子…。息子さんには映画は見せたのか?という質問にアンナさんは「まだですがこれから見せます!キャラクターだけ見せたんですが、何も言ってこなかったです」と苦笑い。最後にアンナさんは「短い人生だからこそ、普通にしていたい。当たり前のことが超ムズいので(笑)、それを長く続けることが大事」と作品の根底にある思いとともに映画をアピールした。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009は、6月10日(水)より、会場をラフォーレミュージアム原宿、ブリリアショートショートシアター(横浜)に移して14日(日)まで行われる。なお、映画祭の開催に合わせてPPV−DVDとして、2008年映画祭受賞作品大特集「SHORT SHORTS Limited Collection SILVER」(1,200円)、および昨年日本人で初のグランプリを受賞した鈴木勉監督の大特集「SHORT SHORTS Limited Collection PRO」(980円)の2枚のDVDが発売される。『フィッシュ・ボーン』は、オムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の中の一編として8月1日(土)より全国にて順次公開。「ショートショートフィルムフェスティバル& アジア2009」公式サイト■関連作品:R246 STORY 2008年8月23日より渋谷Q−AXシネマほか全国にて公開© 2008「R246 STORY」フィルムパートナーズ■関連記事:「女性ものの着物を着て、激しいアクションの中に美を」中村獅童『ICHI』を語る
2009年06月08日