技術や経済の発展に寄与した優れた発明に対して毎年贈られる欧州発明家賞(European Inventor Award)の授賞式が6月11日、仏パリで開かれ、非ヨーロッパ諸国部門において日本の飯島澄男氏、小塩明氏、湯田坂雅子氏がカーボンナノチューブの発見およびその製造方法を発明した功績により同賞を受賞した。カーボンナノチューブは1991年に飯島氏が発見し、その後小塩氏、湯田坂氏らと共に炭素棒を高温のプラズマで蒸発させる製造方法を開発した。その構造から「強くて軽い」という特徴を持ち、現在ではソーラーモジュールの効率向上や、自動車や航空機の部品の耐久性向上などに貢献している。同賞を主催する欧州特許庁(EPO)は「飯島澄男氏、小塩明氏、湯田坂雅子氏の研究のおかげで、宇宙エレベーターやナノ粒子を用いて病変部位にピンポイントで治療を行うなど、未来志向のアイデアが現実化できます」とコメントし、3氏の功績を称えている。
2015年06月12日樫尾俊雄記念財団は6月3日、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を世の中に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」において、多機能化してきたカシオ計算機の時計の歴史を紹介する特別展示を一般公開すると発表した。期間は6月10日から7月24日まで。樫尾俊雄氏の自宅を改装して作られた樫尾俊雄発明記念館は、2013年6月から一般公開されている。数々の発明品を「発明の部屋」「進化の部屋」「創造の部屋」といったようにテーマ別に展示。時計を展示する「時の部屋」では、樫尾俊雄氏が「時間は1秒ずつの足し算である」と考え、計算機の技術を生かして開発したオートカレンダー付き腕時計「カシオトロン」をはじめ、時計の代表的なモデルを展示している。今回の特別展示は、「時の記念日」でもある6月10日から一般公開をスタート。1980年台からカシオ計算機が開拓してきた多機能時計を、「ビジネス」「健康・フィットネス」「エンターテイメント」「アウトドア」の4カテゴリーに分けて展示する。スケジュールや連絡先の管理、辞書、GPS、脈拍数測定などの機能を、現在のスマートウオッチに先駆けて実現してきた製品のほか、カタログとCM映像も見ることが可能だ。樫尾俊雄発明記念館の開館時間は9時30分~16時30分、休館日は土曜/日曜/祝日/年末年始/夏季休暇。開館日はwebサイトで告知する。入館は無料だが、予約が必要。樫尾俊雄発明記念館のWebサイトで予約の申し込みを受け付けている。
2015年06月04日日本マクドナルドは6月5日、世界中で人気のアニメキャラクター「トムとジェリー ショー」と、イギリスのクレイアニメ「ひつじのショーン」のおもちゃがセットになったハッピーセット「トムとジェリー ショー/ひつじのショーン」を全国の「マクドナルド」店舗にて期間限定で販売開始する。ハッピーセットは、ハンバーガーやチキンマックナゲット、サイドメニュー、ドリンク、おもちゃがセットになった子ども向けメニュー。トムとジェリーは、ワーナー・ブラザースの人気アニメキャラクター。ハッピーセットでは、砂鉄を動かしてトムの顔に落書きができる「トム じしゃくでらくがきセット」や、スピーカーに向かって話すと声が反響する「ジェリー エコースピーカー」など、子どもの好奇心をくすぐるおもちゃが全6種類登場する。ひつじのショーンは、イギリスのアードマン・アニメーションズ製作のキャラクター。ゆで卵を乗せることができる「ショーンのエッグホルダー」、15秒たつと卵の中からショーンが飛び出す「ショーンのテーブルタイマー」など全4種類が用意されている。価格はレギュラーメニュー(10時30分~翌4時59分)で、モグモグマックセット500円、ハンバーガーセット430円~460円、チーズバーガーセット450円~490円、プチパンケーキセット440円~460円、チキンマックナゲットセット480円~500円。ブレックファストメニュー(5時~10時30分)は、プチパンケーキセット440円~460円、ホットケーキセット460円~480円、エッグマックマフィンセット460円~480円、チキンマックナゲットセット480円~500円。価格は全て税込。TOM AND JERRY SHOW: TM&(C)Turner Entertainment Co.(s15)(C)and TM Aardman Animations Ltd 2015.(C)2015 Aardman&Studio Canal
2015年06月02日東京メトロは5月21日、発明協会が主催する平成27年度全国発明表彰において、「鉄道車両用の操舵台車の発明(特許第5512108号)」により「発明賞」を受賞したと発表した。同発明は、急曲線が多数存在する地下鉄のような路線において、曲線走行時のレールと車輪の摩擦による騒音を低減し、優れた走行性能を発揮する鉄道車両用台車に関する技術で、東京メトロが新日鐵住金と共同研究・開発を行ったもの。通常の台車は、2本ある車軸が平行に固定されているため、曲線通過時には車輪とレールの摩擦により騒音や振動が発生する。一方、同発明の操舵台車は、自動車がカーブに沿ってハンドルを切るように、曲線通過時に片方の車軸が自動的に舵を切る仕組みで、結果、車輪とレールの摩擦が減少し騒音と振動が抑えられ、通常の台車よりも曲線をスムーズに走行することが可能となる。この操舵台車は、1両に4組ある車輪・車軸のうち、内側の2組のみに操舵装置をつけることで、比較的単純な構造で、優れた曲線通過性能を発揮。進行方向に対して前側の台車では、後軸を操舵することで台車全体の曲線通過性能を向上させるという特徴を持つ。後軸の操舵により、曲線中で横圧や騒音の原因となる反操舵方向のモーメントを低減し、台車全体の曲線通過性能を向上させている点が、同発明の最大のポイントとされる。一方の前軸にモータ、駆動装置を配置することにより、駆動力の確保と曲線通過性能の向上を両立させている。既に、2012年4月から運行している銀座線1000系車両に、この操舵台車が採用され、騒音と振動の低減に大きな効果を発揮するとともに、走行エネルギー削減による省エネ効果に寄与しているという。
2015年05月25日『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』のテリー・ギリアム監督の最新作『ゼロの未来』が本日より公開になったのを記念して、映画の冒頭5分間の映像が公開になった。ギリアム監督が日本の秋葉原を訪れた際に受けた“衝撃”が反映された未来世界が描かれている。『ゼロの未来』冒頭映像本作は、荒廃した教会にひきこもって謎めいた数式“ゼロ”の解明に励む天才プログラマーのコーエンが、魅力的な女性と“ゼロ”の秘密を知る青年に出会い、人生が大きく変化していく様を描いた感動作。このほど公開された冒頭部分は、教会で暮す主人公が仕事に出かけるために騒がしい街へと出かけていく場面が描かれる。ゴミだらけの通り、派手な落書き、歩行者をどこまでも追いかけてくる広告、通りをひっきりなしに行き交うコンパクトカー……それらは静かでノイズのない教会内とは正反対の光景で、主人公の心がかき乱されていく過程が映像だけで伝わってくる。ギリアム監督は「私が初めて日本を訪れたときに、とても西洋化された帝国ホテルに宿泊し、その後秋葉原に行ったんだ。秋葉原駅で電車を一歩降りると、騒音や映像やダンスしている姿や洗濯機やタイプライターや踊っている人の姿が目や耳に入ってきて、頭が変になりそうだったね。疲れ果ててホテルに戻ったんだけど、あんなカルチャーショックを受けたのは生まれて初めてだった。『ゼロの未来』のオープニング・シークエンスは、私の秋葉原旅行そのものなんだ」と説明しており、日本の文化が本作に大きな影響を与えているようだ。この後、彼は街や教会で様々な人々に出会い、孤独な人生に大きな変化が訪れるが、オスカー俳優クリストフ・ヴァルツが主人公コーエンの心情を見事に表現する。また劇中では、あのマット・デイモンがカメオ出演しており、物語上で極めて重要な役どころを演じているという。ヴァルツと対峙するデイモンが一体、どんな役どころで出演しているのかも気になるところだ。『ゼロの未来』公開中
2015年05月16日『未来世紀ブラジル』や『12モンキーズ』といった傑作を数多く生み出し、高い人気を誇るテリー・ギリアム監督。その最新作は、名優クリストフ・ヴァルツを主演に迎えて描いた近未来ヒューマンドラマ『ゼロの未来』。 舞台は、コンピューターが世界を支配している近未来。天才プログラマーのコーエンは、荒廃した教会に一人で暮らし、「人生の意味」を教えてくれるというある電話を待ちながら、「ゼロ」という難解な数式の解明に取り組んでいた。そんななか、パーティで知り合った謎の美女ベインズリーに惹かれはじめていくコーエン。人間嫌いで、閉ざされた世界に生きていたコーエンが他人に心を開くことで、彼の人生も大きく動き出すことに……。 今回主演を務めたクリストフ・ヴァルツは、はまり役でコーエンを熱演し、この作品に大きなエネルギーを与えています。そして、多くの俳優たちに敬愛されているギリアム監督だけに、ベン・ウィショーやティルダ・スウィントン、マット・デイモンといった錚々たる俳優たちがカメオ出演しているのも見逃せません。 また、本作のオープニングシーンは、ギリアム監督が初めて来日した際に秋葉原を訪れたときの体験が基になっており、そのときの秋葉原旅行そのものを描いたという。「あんなカルチャーショックを受けたのは生まれて初めてだった」と語るほど、電車を一歩降りたときに広がる秋葉原の騒音や映像、ダンスをしている姿などに衝撃を受けたとのこと。ぜひ、その注目のオープニングからラストまで、ギリアム・ワールドにどっぷり浸かってください。 「人は物事を自らの手によって複雑にしているだけで、本当の幸せはシンプルなものである」という本作のメッセージ。色んなものがあふれている現代だからこそ、大切なものを見失いがちなのかもしれません。様々なものに縛られている自分を解放したとき、自分にとって本当の幸せと生きる意味が見えてくるはずです。 イベントデータ: 『ゼロの未来』 公開表記:5月16日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館他にてロードショー 配給:ショウゲート © 2013 ASIA & EUROPE PRODUCTIONS S.A. ALL RIGHTS RESERVED.ALL RIGHTS RESERVED.
2015年05月10日富士重工業(スバル)は4月2日、2015年ニューヨーク国際自動車ショー(ニューヨークオートショー)にて、同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)が今後の米国での事業拡大に向けて、その主要事業内容であるパーツビジネス、コンプリートカービジネス、モータースポーツ活動を表現したコンセプトカー「STI Performance Concept」を公開したと発表した。同コンセプトカーは、STI製サスペンション、ブレーキ、内外装部品などを含めて、一台にまとめて提示することで、STIのパーツビジネスとコンプリートカービジネスを具現化したもの。エンジンにはSuper GTレース用のEJ20 型 2.0ℓ 水平対向 4気筒ターボエンジンを搭載することで、そのモータースポーツ活動を表現したとしている。なお富士重工業では今後、米国において、STI製パーツの販売を拡大するとともに、それらを搭載したコンプリートカーの展開も検討していくとするほか、米国でのモータースポーツ活動においては、スバルオブアメリカのグローバルラリークロスチームへのSTIからのサポートを強化していく予定としている。
2015年04月03日LEXUSは、米ニューヨークで4月1日より開催されている「2015年ニューヨーク国際オートショー(ニューヨークオートショー)」において、新型プレミアムクロスオーバー「RX450h」と「RX350」を発表した。RXは、1998年に初代モデルを北米などで発売以来、LEXUS販売を支える主力モデルとして位置づけられており、新型RXは「RXでありながら、RXであることを超えていく」を命題に開発されたという。具体的には、流麗さと力強い存在感を兼ね備えた外観デザインや、操作性に配慮した先進機能と上質感が融合した内装を実現したほか、サスペンションやボディ構造の改良により操縦安定性をさらに高めると共に、ミリ波レーダーとカメラを用いた予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を導入し、多面的な安全運転支援も図っているという。なお、新型RXの日本での発売は、2015年秋以降を予定している。
2015年04月02日『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』のテリー・ギリアム監督の最新作『ゼロの未来』の予告編映像が公開になった。本作はギリアム監督がコンピュータに支配された近未来を舞台に描く人間ドラマだ。予告編映像ギリアム監督は伝説のコメディ集団“モンティ・パイソン”のメンバーとして活躍し、先の2作のほか『バンデットQ』『フィッシャー・キング』『ブラザーズ・グリム』など独創的な映画を次々に発表。世界各国に熱狂的なファンがいる映画作家だ。本作の主人公コーエンは、荒廃した教会にひきこもって謎めいた数式“ゼロ”の解明に励む天才プログラマー。これまで彼は孤独に数式と向き合ってきたが、ある日をきっかけに魅力的な女性ベインズリーと“ゼロ”の秘密を知る青年ボブと出会い、人生が大きく変化していく。主人公のコーエンを名優クリストフ・ヴァルツが演じるほか、劇中にはベン・ウィショー、ティルダ・スウィントン、マッド・デイモンらもカメオ出演しているという。このほど公開された予告編の冒頭には、近未来の都市など、日本の文化を思わせるデザインが数多く登場するが、ギリアム監督は「私が初めて日本を訪れたときに、とても西洋化されたホテルに宿泊し、そのあと秋葉原に行ったんだ。秋葉原駅で電車を一歩降りると、騒音や映像やダンスをしている姿や洗濯機やタイプライターや踊っている人の姿が目や耳に入ってきて…あんなカルチャーショックを受けたのは生まれて初めてだった。『ゼロの未来』のオープニング・シークエンスは、私の秋葉原旅行そのものなんだ」とコメントしている。『ゼロの未来』5月16日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほかにてロードショー
2015年02月20日カシオ計算機および樫尾俊雄記念財団はこのほど、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を、世に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」の拡大展示を報道陣向けに公開した。紹介された展示自体は2014年6月から公開されており、一般の方でも訪問・見学できる。樫尾俊雄発明記念館は、樫尾俊雄氏の自宅を改装して数々の発明品を展示しており、2013年6月から一般公開。「発明の部屋」「進化の部屋」「創造の部屋」といったようにテーマが分かれ、樫尾俊雄氏の発明品や、カシオ計算機のマイルストーン的な製品を展示している。もっとも新しい展示は「時の部屋」と「音の部屋」だ。前者は「時計」、後者は「電子楽器」が主な内容だ。以下、両者の展示を写真で紹介する。興味を持たれた方は、樫尾俊雄発明記念館を訪れてみていただきたい。場所は東京都・世田谷区成城、最寄り駅は小田急小田原線の成城学園前だ。開館時間は9時30分~16時30分、休館日は土曜/日曜/祝日/年末年始/夏季休暇。開館日はwebサイトで告知する。入館は無料だが、予約が必要。樫尾俊雄発明記念館のWebサイトで予約の申し込みを受け付けている。
2015年02月10日大井川鐵道はこのほど、今年夏に運行する「きかんしゃトーマス号」をモチーフにしたトミカとプラレールの発売を決定した。『きかんしゃトーマス』の意匠を施して走るC11形蒸気機関車を再現した「ドリームトミカ 大井川鉄道C11きかんしゃトーマス」(700円)は8月2日発売。「きかんしゃトーマス号」と客車2両をリアルに再現した「ぼくもだいすき! たのしい列車シリーズ大井川鉄道きかんしゃトーマス号」(2,200円)は9月27日に発売される。ともに全国の玩具取扱店や通販サイトなどにて販売されるとのこと。実際の「きかんしゃトーマス号」が運転開始する7月12日には、大井川鐵道の新金谷駅前プラザロコ売店と千頭駅構内トーマスフェア内トーマスグッズ販売コーナーにて、トミカを先行発売。8月30日には同じ場所でプラレールの先行発売も行う。大井川鐵道の「きかんしゃトーマス号」は、同社が保有するC11形227号機に、『きかんしゃトーマス』の意匠を施した蒸気機関車。7月12日から10月12日までのべ50日間、新金谷~千頭間を1日1往復運転する。
2014年07月07日資生堂グループ社員が実施する社会貢献を紹介資生堂は9月12日、社員が実施する社会貢献を紹介する、「未来椿活動」ウェブサイトを公開した。「未来椿活動」は、創業140年を契機に、「今までの資生堂の歩みを支えていただいたお客さま・地域社会の方々に、 感謝の気持ちをお返しする」ことを目的に、2012年から始めた社会貢献活動。資生堂グループ全社員を対象に、それぞれの事業所が自ら企画し、実践する。被災者へのビューティー支援や街の美化など多岐にわたり活動「未来椿活動」ウェブサイトでは、「女性・化粧」「環境」「文化」「次世代・その他」のカテゴリーで、過去の活動内容を紹介。東日本大震災の被災者支援として、名古屋市に避難されている方へのビューティー支援活動や、宮城県南三陸町へ出向き、癒しの波及をテーマに「ハンドマッサージ&タッチケア講習会」の実施。また、「札幌市肢体不自由児父母の会」を通じ、成人式に出席の肢体不自由者の方2名のヘアとメーキャップ・着付。視覚障がいのある子供たちに「かおりえほん」の制作。銀座の花壇の手入れなどなど、多岐にわたる内容となっている。資生堂では、「未来を美しく輝かせる花が咲くように」との想いをこめて、この活動を「未来椿」と名づけ、活動で得た、業務とは違う視野の広がり、充実感や達成感を糧とし、新たな気持ちで業務に取り組んでいるとしている。【参考】資生堂「未来椿活動」ウェブサイトただの除毛とはわけが違う! 毛穴の奥からゴッソリ抜ける本格脱毛剤が新登場!(9月8日)実年齢マイナス20歳!愛用者の91%が満足する魔法のコスメとは?(9月3日)4カ月老ける研究結果も!! 知らないと怖い「お肌の悪習慣」(8月29日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)元の記事を読む
2013年09月14日著名ヘアデザイナーらも多数参加毎年その独創的なショーが展開されることで知られる、世界的に有名なロンドン発のヘアショー「オルタナティブ・ヘアショー」が、現地時間14日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された。今年も世界各国の著名ヘアデザイナーらが参加し、エクステンションなど最新の技法とファッションを取り入れた、奇抜すぎるとも言えるヘアメイクでショーが多彩に展開され、会場は大いに盛況となった。白血病のチャリティにもこのショーは今年で30回目を迎える伝統のあるもの。今回は記念すべき第30回開催ということもあり「Legends」(伝説)をテーマに開催された。1983年に白血病で息子を亡くしたトニー・リッツォ氏が発案し、スタートさせたもので、毎年世界のデザイナーらがアイデアを競い、独創的なショーをステージ展開している。ショーで得られた収益金は、白血病の研究基金などをはじめとする、救済基金のチャリティに充てられており、30年間で850万ポンド(日本円にして10億7000万円)にも上っているそうだ。もはやどこまでがヘアなのかわからない、全身で一つのアート作品と化したスタイルが数多く披露され、黄金に輝く巨大なヘアに顔も一体化したようなメイクを施したものや鹿の角を模したスタイル、ドーム型ヘアなど、今年も思わず驚きの声が上がるショーとなった。この日の様子は、後日DVD発売される予定で、現在ショーの一部が公式Facebookページ動画でも公開されている。元の記事を読む
2012年10月17日米アカデミー賞で5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』のブルーレイとDVDが24日(金)にリリースされる前に、本作の特別動画が公開された。『ヒューゴの不思議な発明』特別動画『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。このほど公開されたのは、劇中で大きな役割を果たす機械人形に迫ったもの。機械人形はヒューゴ少年が抱えて運べるほど小さな身体ながら、内部に極めて複雑な機構を備えており、無機的に見えて、場面によって異なった表情に見える複雑な“キャラクター”だ。動画は、スタッフたちが試行錯誤を繰り返しながら機械人形のデザインを創り上げていく過程を紹介。また、出演者のベン・キングスレーが機械人形について熱く語る映像も登場する。『ヒューゴの不思議な発明』・3D スーパーセット(Blu-ray3D+Blu-ray+DVD)※デジタルコピーつき5985円(税込)・ブルーレイ+DVDセット※デジタルコピーつき4935円(税込)・DVD4179円(税込)ともに8月24日(金)リリース発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年08月14日米アカデミー賞で5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』のブルーレイとDVDが24日(金)にリリースされる前に、本作の特別動画が公開された。『ヒューゴの不思議な発明』特別動画『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。このほど公開されたのは本作で大きな役割を果たす実在の映画作家ジョルジュ・メリエスに関する特別映像だ。メリエスはフランスで映画創世期を支え、現在では“映画の父“と称されることもある人物だが、そのキャリアは波乱に満ちており、表舞台から姿を消した時期も存在する。本作はこの“空白の期間”にインスパイアされて創作されたエピソードが多く登場するが、特別動画では原作者のブライアン・セルズニックとスコセッシ監督が、メリエスの生い立ちや今も色あせぬ彼の作品の魅力を語り、劇中に登場するメリエスに関連するシーンが紹介される。『ヒューゴの不思議な発明』・3D スーパーセット(Blu-ray3D+Blu-ray+DVD)※デジタルコピーつき5985円(税込)・ブルーレイ+DVDセット※デジタルコピーつき4935円(税込)・DVD4179円(税込)ともに8月24日(金)リリース発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年08月08日子どもたちに大人気のキャラクター、きかんしゃトーマスの大型イベントが、8月11日から19日まで、東京・池袋サンシャインシティで開催されることに。それが、今春から上映されている新作映画『きかんしゃトーマス ディーゼル10(テン)の逆襲』をテーマにした「きかんしゃトーマス ソドー島の平和をまもれ!~ディーゼルvsスチーム!~」だ。東京都内での開催は久しぶりということもあり、開催前から早くも話題を集めている。(c)2012 Gullane (Thomas) Limited会場内には、映画でトーマスのライバルとして活躍したディーゼル10をはじめ、フリンやベル、ハロルドなどといっしょに写真が撮れる撮影スポットを設置。蒸気機関車・ディーゼル機関車・レスキューセンターの仲間たちを紹介するコーナーや、ソドー島の名所を再現した展示もあり、まるで映画の世界に迷い込んだかのよう。とくに子どもたちを魅了するのが、体験型アトラクション。「ふわふわ」は、映画でディーゼル10たちのねぐらとして重要な役割を果たしたソドー整備工場がモデルのプレイスペース。空気をいれたソフトなクッション材で作られているので、安心して飛んだり跳ねたりと体を動かせる。トーマスが牽引する客車、アニーとクララベルに乗ってソドー島を一周できるのが「レッツゴートーマス」。憧れのトーマスの“お客さん”になれるとあって、毎回行列ができるほどの人気のアトラクションだ。他に、実際に触れて楽しめる大迫力の木製レールジオラマや、さまざまな種類のトーマスグッズを販売するコーナーも。「まだ帰りたくない!」。子どもたちのそんな声が聞こえそうな、楽しみ満載のイベント、お見逃しなく!「きかんしゃトーマス ソドー島の平和を守れ!~ディーゼルvsスチーム~」「きかんしゃトーマス ソドー島の平和をまもれ!~ディーゼルvsスチーム!~」開催日時:8月11日(土)~8月19日(日) 10:00~16:30(最終入場は16:00)場所:豊島区東池袋3-1 池袋サンシャインシティ 文化会館2階 Dホール入館料:前売り券/大人(中学生上)800円、子供(小学生以下)500円当日券/大人(中学生上)900円、子供(小学生以下)600円 *1歳以下は入場無料*上記料金には入場記念品を含む(1歳以下および無料入場の場合は適応なし)*前売り券は8月10日(金)まで池袋サンシャインシティ 文化会館にて発売中主催:きかんしゃトーマスとなかまたち イベント実行委員会監修:ヒット・エンタティンメント・リミテッドお問い合わせ:きかんしゃトーマスとなかまたち イベントジムキョクTEL/03-5917-2860 (平日10:00~17:00 土日祝日は除く)きかんしゃトーマスイベントサイト (PC) (モバイル) 取材/村上早苗
2012年07月02日持ち運び簡単な便利グッズを発明タイムマシンやロボットなど、マンガやアニメの世界には夢のような発明品を開発しているキャラが多数います。そこで女性561名に「実在していてほしい!!発明家・科学者キャラ」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.実在していてほしい!!発明家・科学者キャラは?(複数回答)1位阿笠博士『名探偵コナン』30.8%2位お茶の水博士『鉄腕アトム』25.1%3位ブルマ『DRAGON BALL』22.1%4位則巻千兵衛『Dr.スランプ』16.6%5位木手英一『キテレツ大百科』14.8%■番外編:この発明家・科学者キャラに実在していてほしい!!・ミス・ローレライ『SMガールズ セイバーマリオネットJ』:「美しくて賢く、完ぺきな女性だと思う」(28歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・赤木リツコ『新世紀エヴァンゲリオン』:「何でも可能にしてくれそう」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・キュービック・G『ファイ・ブレイン 神のパズル』:「キューちゃんかわいい!実在していてほしい!」(26歳/生保・損保/専門職)・はかせ『日常』:「突拍子もないアイデアで常識を変えてほしい」(24歳/生保・損保/販売職・サービス系)・野山野白梅『エア・ギア』:「科学を純粋に愛しているから」(23歳/不動産/営業職)■阿笠博士に実在していてほしい!!・「便利なグッズを作ってくれそう。知恵もありそうだし、いざというときに頼りになる」(24歳/小売店/販売職・サービス系)・「面白い発明をたくさんしていて、子どもたちの味方というところもすてき」(25歳/情報・IT/事務系専門職)・「発明品を使って探偵ごっこをしてみたい。日常生活にも役立ちそう」(26歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「周りにバレない、面白くて役立つアイテムを発明してくれそう」(24歳/学校・教育関連/その他)・「ちょうネクタイ型変声機やキック力増強シューズを実際に使用してみたい」(26歳/印刷・紙パルプ/営業職)(評)腕時計型麻酔銃や犯人追跡メガネは、チカンにあったときなどに使えそうですね。■お茶の水博士に実在していてほしい!!・「ロボットを作ってほしい。人手の足りない介護業界で活躍したり、どうにも解決できない問題を解決したりしてほしい」(31歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「優しいので、悪いことのために発明はしないから」(33歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「人類に役立つ発明を多くしてくれそうだから」(26歳/ソフトウェア/技術職)・「世界を変えてくれそうな気がする」(24歳/自動車関連/事務系専門職)・「優しくて、発明品がまともなので」(37歳/自動車関連/技術職)(評)アトムの製作者として誤解している人も多いようですが、実は生みの親は天馬博士。お茶の水博士は育ての親です。■ブルマに実在していてほしい!!・「製品のデザインもかっこいいし、とても便利そうなものが多いので」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「この世の中をなんとかしてくれるのはこの人だと思った」(29歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「ホイポイカプセルは今でも現実にできるのを期待しています」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・「気軽に面白いものを発明してくれそうだし、話し掛けやすそうだから」(30歳/学校・教育関連/技術職)・「便利な発明品が多く、欲しい商品がたくさんある」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)(評)タイムマシンやミクロバンドを完成させたブルマ。カプセルコーポレーションを継ぎ会長の職に就きました。■則巻千兵衛に実在していてほしい!!・「アラレちゃんを作り出すのは大変そうだし、素晴らしいと思うから」(44歳/建設・土木/事務系専門職)・「いろんなくだらないものを発明していそうだけど、アラレちゃんが出てくるなら見てみたい!」(29歳/電機/技術職)・「何だかんだすごい発明をいっぱいしている」(32歳/情報・IT/販売職・サービス系)(評)発明品を使ってパンツを見ようとするおちゃめな一面を持つ自称天才科学博士ですが、アラレちゃんを作った腕があれば、すごいものを開発してくれそうです。■木手英一に実在していてほしい!!・「小学生であんなものを作るなんて天才!困ったときに頼れそう」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「とても実用的なものが多いし、人のためになるものばかりだから」(27歳/商社・卸/事務系専門職)(評)時間を止めたり、過去を写し出すカメラを開発する技術力は小学生とは思えないレベルの高さ!(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年3月30日~4月4日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性561名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】現実に「あったらいいな」と思うアニメ・マンガのロボット【ランキング女性編】いざというときに使える!?防犯グッズになりそうなマンガ・アニメに出てくる武器【ランキング女性編】これぞ名作!!タツノコプロ作品完全版(画像などあり)を見る
2012年06月29日米アカデミー賞で5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』のブルーレイとDVDが8月24日(金)にリリースされることが決定した。その他の写真・動画『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。このほど発売されるアイテムは“3D スーパーセット”、“ブルーレイ+DVDセット”、DVD単品の全3種類。ブルーレイにはスコセッシ監督が3D映画への想いを語ったインタビューも入った “メイキング・オブ・ヒューゴの不思議な発明”や、物語のカギを握る機械人形の秘密に迫る“魅惑の機械人形”など約58分の映像特典が収録される予定。『ヒューゴの不思議な発明』・3D スーパーセット(Blu-ray3D+Blu-ray+DVD)※デジタルコピーつき5985円(税込)・ブルーレイ+DVDセット※デジタルコピーつき4935円(税込)・DVD4179円(税込)ともに8月24日(金)リリース発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年06月08日TOTOは、同社のシステムキッチン「CRASSO(クラッソ)」に標準搭載しているキッチン用水栓金具「水ほうき水栓」が、社団法人発明協会主催の「平成24年度全国発明表彰」で発明賞を受賞したことを発表した。同社の「全国発明表彰」は4度目となる。水ほうき水栓はシャワー形状を幅広くしているため、当たった水が横に広がり汚れがサッと流せる。洗いものの時間を短縮し節水にもつながるというメリットもあるという。さらに水栓が視界を遮らない形状のため、洗う手元がよく見え、大きな鍋等もラクに洗えるとのこと。今回の受賞について、同社では「使い方を分かりやすく表現し『洗いやすさとスリムな外観を両立したデザイン』が受賞につながった」としている。今回の受賞は、2003年度にウォシュレット一体形便器「ネオレストEXシリーズ」意匠が『日本弁理士会会長賞』を、2005年度にユニットバス用の床「カラリ床」特許が『朝日新聞発明賞』を、2006年度に光触媒の特許が『恩賜発明賞』を受賞したのに続き、「全国発明表彰」では4度目の受賞となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日社団法人日本舟艇工業会中部支部は、愛知県名古屋市のポートメッセ名古屋において中部地区最大級のボートショー「2012名古屋ボートショー」を開催することを発表した。開催は4月21日・22日の2日間。出展者数は30。入場無料。「2012名古屋ボートショー」では、国内外のメーカーやインポーターが、プレジャーボートやスモールボートを発表するほか、水上オートバイメーカーも2012年ニューモデルを発表する。また、日本・ボート・オブ・ザ・イヤー2011の受賞モデルも多数出展されるという。そのほか、トレーラー、航海計器の展示や、マリン用品即売会も実施。マリーナ・ボート免許についてのブースも設けられているとのこと。同ボートショーは、4月21日・22日にポートメッセ名古屋 第3展示場で開催。開催時間は10時~17時。入場無料。主な出展者は、ボート部門では、アインスAリゾート、スズキ、トーハツ、トヨタ自動車、日産、ヤマハ発動機、ヤンマー、スモールボート部門では、ジョイクラフト、アキレス、オーパ・クラフトなど。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日本年度アカデミー賞で最多5部門を受賞した映画『ヒューゴの不思議な発明』。1930年代のパリを舞台に、ひとりぼっちの少年ヒューゴの冒険を、映画の父として知られるジョルジュ・メリエスの映画創世記の時代と共に、全く新しい3D映像で描き出している。 本作で、主人公ヒューゴと共に冒険を繰り広げる少女イザベル役を演じたのは、『キック・アス』のヒット・ガール役で日本でも大人気となった、クロエ・グレース・モレッツ。今ハリウッドでもっとも注目される彼女にインタビューを行った。(C)Matt Carr /Getty Images●あなたが演じたイザベルについて教えてください。彼女は両親を亡くして引き取ってもらった養父パパ・ジョルジュのもとで、とっても退屈な生活を送っていたの。当時、誰もが夢中になっていた映画を見ることも禁じられて…。でも、読書が好きだから想像力はとっても豊かで、読書を通じていろいろな刺激を求めていたの。だからヒューゴから冒険に誘われた時、イザベルは心から喜んでOKするのよ。●ヒューゴとイザベルの出会いにはとても大きな意味がありますよね。いろんな冒険をする中で、2人は自分たちの人生だけでなく、もっと大きな秘密を知ることになる。両親を亡くした2人は、お互いを必要としているの。誰もが愛を必要としているというのは、この作品の大きなテーマよ。●2人の冒険はとてもワクワクしました。静かな場面なんて全然ないの。いつもパパ・ジョルジュや鉄道公安官から逃げ回ったり、問題に直面して四苦八苦しているから。だってまだ2人は子供なんだもの! 13歳(撮影当時)の私も同じよ。知りたいことが山ほどあるからいつも何かを嗅ぎ回っている感じ(笑)。●もうひとつ、本作で欠かせないのが登場人物をつなげる“機械人形”です。機械人形は 小道具だけど実際に動くのを見て驚いたわ。本当に動いて絵を描くのよ! 人形を前にして「スコセッシ監督の映画に出て、絵を描くロボットといるなんて信じられない」って思ったわ。夢みたいだもの。●監督は世界が認める巨匠、マーティン・スコセッシ監督ですね。脚本を読んでこれは“映画作りへのオマージュ”だと思ったわ。映画の創始者への感謝が込められているの。監督はとても長い間映画の世界に身を置いて、多くの映画を作ったし仲間もたくさんいる。そんな彼が今この作品を作ったことはとてもスゴいことだと思うわ。(C)Matt Carr /Getty Images●実際に仕事をしてみてどうでしたか?監督は撮影する時は誰に対しても同じように接するの。大スターも無名の俳優も平等に扱うから現場はすごく自由な雰囲気よ。大人と同じように接してもらって、すごく良い経験になったわ。●最後に、本作の見どころを教えてください。見ている人も2人の冒険にのめり込むはずよ。 3D映画だから登場人物と同じ世界をリアルに体験できるの。子供が見るといろんな要素がつまった不思議な世界が描かれているし、大人の目から見ると、美しい映像が印象に残ると思うわ。もちろん“映画愛”が溢れるストーリーも素晴らしいしね!人生は美しいと感じるはずよ。作品情報『ヒューゴの不思議な発明』ヒューゴの<夢の発明>に あなたは驚き、涙する。パリの駅の時計台にひとりぼっちで住むヒューゴ。亡き父が遺した不思議な“機械人形”の秘密を探るうちに、冒険好きな少女イザベルと、過去の夢を捨てた老人ジョルジュに出逢う。壊れた人形が動き始めるとき、失われた夢と映画の<魔術>が輝き出す―。全国公開中!配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン(C)Paramount Pictures 2011
2012年03月02日本年度の米アカデミー賞で最多5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』の本編映像の一部とスペシャル映像がこのほど公開され、世界の観客を魅了した“魔法のような映像世界”の裏側が明かされた。特別動画はこちら『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。公開されたのは、本作のVFXの作業過程を追ったスペシャル映像と、主人公ヒューゴが駅で知り合ったイザベルや、彼女の母ジャンヌらと映画史に名を残す作家ジョルジュ・メリエスの傑作『月世界旅行』を観る場面を収めた本編映像。スペシャル映像では1930年代のパリの街とそこに立つ巨大な駅舎を、広大なセットで撮影した素材とCGを巧みに組み合わせて完成させていくプロセスが紹介され、本編映像では手動でフィルムを回して小さなスクリーンに映画を映し出す光景が登場する。スコセッシ監督とスタッフたちは、最新テクノロジーの助けを借りながら、あたたかみのある“魔法のような映像世界”を描くことに心を砕いたようで、その成果はプロの現場で働く映画人からも高い評価を受け、アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、視覚効果賞、録音賞、音響編集賞を受賞した。いずれも技術系の賞だが、プロが選んだ“匠の仕事”だけに、映画館のスクリーンで、その技と美しさを堪能したいところだ。本作は、巨匠スコセッシ監督が手がける初の3D作品で、ゴールデン・グローヴ賞など多くの映画賞で高評価を得ていることから公開前の注目度も高かったが、アカデミー賞で最多受賞を果たすと日本での前売り券の販売枚数が激増。前週比で611パーセントもの売り上げを記録しており、今後は口コミなどでさらに注目と動員を伸ばすことが予想される。『ヒューゴの不思議な発明』公開中※3D/2D同時公開
2012年03月01日本年度の米アカデミー賞で最多5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が3月1日(木)から日本公開される前に、スコセッシ監督がインタビューに応じ、本作や映画にかける想いを語った。その他の写真『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。自身で作品を発表するだけでなく、観客として映画を愛し、古いフィルムの保存や復元にまで取り組んでいるスコセッシ監督にとって、映画黎明期のフランスを舞台に、実在の映画作家ジョルジュ・メリエスが物語に深く関わる本作を手がけたことは、“1本の企画の実現”以上の重みがあったのではないだろうか。スコセッシ監督は「パリでこの映画の上映会をしたときに、パーティがあったのですが、若い著名な映画監督が近づいてきて『あなたのことが大嫌いだ! 私がこの映画を撮りたかった!』と言われて、ふたりで大笑いしましたよ」と満面の笑みで振り返る。その顔は“巨匠監督”というよりは、映画に夢中な学生のようで、かつて使用されていたニトロセルロースベースのフィルムの発色の美しさから、デジタル技術の進化による映画保存の困難や撮影環境の変化まで、インタビュー中の話題は多岐に渡る。スコセッシ監督が本作で“映画”にこめた想い。それを読み解くカギは劇中に登場する“機械人形”にあるようだ。機械人形は、亡くなった父から主人公ヒューゴに受け継がれた唯一のもので、この機械人形が動き出すとき、ヒューゴは孤独だった日々を抜け出し、人生の新たな局面へと足を踏み入れる。「ヒューゴは少女やメリエスと関わりますが、ヒューゴと最も強いつながりがあるのは“機械人形”です。この人形は登場人物のひとりと言ってよいですし、実際にはこの人形が、物語を動かしているのです」。機械人形が父からヒューゴに受け継がれたように、映画はフィルムやデジタル媒体に記録され、過去から現在、そして未来へと受け継がれる。そして、それを観た観客も心の中に映画を閉じ込めて未来へと運ぶはずだ。「他の監督の映画を観るとインスピレーションを受けることもありますが、まずは純粋に映画を楽しんでいるんです。そして時々、自分に語りかけてくる『これだ!』という映画に出会います。その時に感じた想いというものは、一生かけて背負っていくものだと思います」と語るスコセッシ監督。彼が「すべての映画が毎回“チャレンジ”ではありますが、この作品は初めての3D撮影でもあり、私にとって“特別なチャレンジ”となりました」と語る『ヒューゴの不思議な発明』も、過去のスコセッシ作品同様に多くの映画ファンの心の中で生き続け、未来へと運ばれる1作になるのではないだろうか。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年02月29日米アカデミー賞で最多11部門にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が3月1日(木)から日本公開される前に、オスカー候補になったスタッフやスコセッシ監督が本作の魅力を語る特別映像が公開された。特別動画はこちら『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。アカデミー賞の発表を来週に控え、いくつかの作品が“オスカー有力”のフレーズを掲げているが、アメリカの映画人たちが物語だけでなく、撮影や美術、音楽などを多角的に見て、総合的に最も高い評価を与えているのは、オスカー最多候補に選ばれた『ヒューゴの不思議な発明』ではないだろうか? 本作は、映画というメディアがまだ幼く、人々に新鮮な“驚き”をもたらしていた時代を舞台に、現代の観客が忘れてしまった“映画本来が持つ驚きと感動”を描き出した作品で、観客だけでなく、映画の作り手たちからも高い評価を集めている。このほど公開された特別動画では、映画の名場面とメイキング映像を交えながら、スコセッシ監督、キャストのベン・キングズレーらが撮影秘話を披露。オスカー候補になったスタッフも続々と登場し、ジョン・ローガン氏(脚色賞候補)、ダンテ・フェレッティ氏(美術賞候補)、ハワード・ショア氏(作曲賞候補)らが、巨匠スコセッシ監督との仕事を振り返っている。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年02月23日米アカデミー賞で最多11部門にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』について、スコセッシ監督とデジタル3D映画の第一人者であるジェームズ・キャメロン氏が語り合う特別動画がこのほど公開された。特別動画はこちら本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。幼い頃からアルフレッド・ヒッチコック監督の『ダイヤルMを廻せ!』などの3D映画に親しみ、「自分で3D映画を撮るのが夢だった」と公言しているスコセッシ監督が長いキャリアの中で初めて挑んだのが本作『ヒューゴの不思議な発明』だ。もちろん、巨匠スコセッシ監督が手がけるだけあり、単純に画を立体にするために3Dカメラを用いたのではなく、オスカーを2度受賞している名撮影監督ロバート・リチャードソン氏とタッグを組んで、観客を“物語世界”に誘い込む新しい3D映像を生み出しているという。本作についてキャメロン氏は「マーティンの描く独特の世界観が3Dで表現されている。今までで一番の3D映像」と絶賛すると同時に、「ほかの作品とはまったく異なる感性で描かれている」と分析。本作は、『アバター』以降、進化を続けてきたデジタル3D映画の“最高峰”であると同時に3D映画の“新機軸”でもあるようだ。ちなみにスコセッシ監督は、対談の中で「私たちがやりたいことをできる限り作品に詰め込んだ。この表現方法の進化が楽しみ」と今後も3D映画を手がけることを期待させる発言を残しており、『ヒューゴ…』の映像に確かな自信を感じているようだ。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年02月14日米アカデミー賞で最多11部門にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』の新予告編がこのほど公開され、“オスカー最有力”と称されている本作の一端が披露された。『ヒューゴの不思議な発明』新予告編本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。本作は絢爛豪華なビジュアルと、計算され尽くした3D映像が特徴のひとつであることから、ファンタジー大作やファミリー映画であると勘違いしている観客が多いのではないだろうか。しかし、本作はアメリカの映画人たちが選ぶアカデミー賞で最多候補に選ばれていることからもわかるように、大人の観客、なかでも映画を愛する観客から高い評価を受けているようだ。このほど公開された予告編でも、駅の時計台で孤独に暮らす主人公ヒューゴの暮らしが写し出された後に登場するのは、モンスターでも異星人でもなく、静かに腕を組むひとりの老人だ。ヒューゴ少年と、ナレーションで“過去の夢を失ったマジシャン”と紹介される老人をつなぐのが、ヒューゴの父が遺した機械人形。予告編ではこの機械人形が物語上、重要な役割を果たす“ある画”を描く場面や、ヒューゴと老人の運命を変えてしまう人間ドラマの数々が壮大なメロディにのせて展開されている。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved
2012年01月31日マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞など本年度最多の11部門でノミネートされたことを受け、スコセッシ監督が喜びのコメントを発表した。その他の写真本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。毎年のように完成度の高い作品が並ぶアカデミー賞だが、今年、最も多くの部門で候補にあがったのは、オスカー監督にして本年度のゴールデン・グローブ賞で監督賞に輝いたスコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』だった。スコセッシ監督は今回の候補発表について「アカデミー賞の最多ノミネート作品となり、大変光栄です。すべての映画が毎回“チャレンジ”ではありますが、この作品は初めての3D撮影でもあり、私にとって“特別なチャレンジ”となりました」と振り返った。本作は絢爛豪華なビジュアルと少年を主人公にした物語だけに、完成前は本作を“子ども向け映画”だと勘違いしている観客が多かったようだが、米国をはじめとする国々で一般公開が始まると、そこで展開される深い人間ドラマや、これまでにない3D映像表現に高評価が寄せられた。中でもスコセッシ監督が本作に込めた“映画に対する深い愛と感謝の念”は、映画ファン、映画人の胸をうったようで、スコセッシ監督も「一番の喜びは、映画を愛する映画業界の方々が、この作品を評価してくださったことです。アカデミー賞にノミネートされた作品は素晴らしい作品ばかりで、それぞれの作品に関わったみなさんと授賞式に出席するのを、心より楽しみにしています」と喜びのコメントを寄せている。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年01月26日マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が第69回ゴールデン・グローブ賞で最優秀監督賞を受賞し、各映画祭で高評価を得ている『アーティスト』と並んで“オスカー最有力候補”として注目を集めている。その他の写真本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。すでに“巨匠”と呼ばれるのに充分なキャリアと評価を獲得しているスコセッシ監督が、70歳にして新境地ともいうべき“デジタル3D”に挑んだ本作。その完成度はアメリカ映画協会賞、ナショナル・ボード・オブレビューでも評価され、デジタル3D映画の第一人者であるジェームズ・キャメロン氏は「かつてない最高の3D表現で描かれた作品」と絶賛をおくっている。その一方で『ヒューゴの不思議な発明』は、映画を愛し続けてきた監督にしか描ききることのできない題材を扱っている。本作は、1895年にリュミエール兄弟が現在の映画の元になった“シネマトグラフ”を生み出したフランスが舞台で、映画が人々にとって“日常の娯楽”ではなく“不思議で驚くべき新発明”だった時代のエピソードが物語上、極めて重要な役割を果たしている。スコセッシ監督は、自身の創作活動の合間をぬって貴重なフィルムの収集や修復に尽力するなど、熱狂的な映画ファンとしても知られており、本作では技術が進化した現代でも決して失われることのない“映画が本来持っている輝き”を、感動の人間ドラマと共に描いている。来週、ノミネート発表が行われる米アカデミー賞は、一般の観客や評論家ではなく、映画業界人の団体である映画芸術科学アカデミーの協会員の投票による賞で、黎明期から変わらぬ“映画の魅力”を描いた本作と、ハリウッドを舞台にサイレントからトーキーへの移行期を描いた『アーティスト』が、協会員から多くの票を集めることが予想される。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年01月20日マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が第69回ゴールデン・グローブ賞で、最優秀映画作品賞、最優秀監督賞、最優秀作曲賞にノミネートされたほか、アメリカ映画協会賞、ナショナル・ボード・オブレビュー、ワシントンDC映画批評家協会賞など多くの映画賞でその名が挙がっている。本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、世界の運命を変えてしまうほどの秘密のメッセージをめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。米アカデミー賞はもちろん、カンヌ映画祭、ゴールデン・グローブ賞などで数々の栄冠に輝いてきたスコセッシ監督は、生存する映画作家の中でも“巨匠”と称されるにふさわしい存在のひとりで、全世界に多くのファンを持ち、その作品群の多くが高い評価を得ている。そんなスコセッシ監督が自らのキャリアに“新たな一歩”を刻んだのが本作『ヒューゴの不思議な発明』だ。スコセッシ監督は本作で長年の夢だったという3D撮影を導入。映画作家でありながら熱狂的な映画ファンで、その誕生から現在までの映画の歩みに並々ならぬ興味と情熱を傾けてきたスコセッシ監督は、3D技術を単なる“娯楽のためのツール”としてではなく、映画の新たな可能性と認識。3D映像がもたらす奥行きや立体感、スクリーンの中でセットや登場人物が本当に存在しているように感じられる質感を総動員して本作を作り上げた。例年、多くの映画賞はキャリアのある映画作家たちが自身のカラーを存分に発揮した作品や、まだ誰も知らぬ新たな才能が撮り上げた作品に賞を与えることが多いが、本作は自身の評価もカラーも定着している巨匠監督があえて新境地に挑んだ作品で、数多くの映画賞がスコセッシ監督のチャレンジ精神とその完成度の高さに高評価を与えているようだ。ちなみに本作は、少年の大冒険を描いた大作ながら、心あたたまる人間ドラマも大きな見どころになっており、本日から全国で発売される本作の前売り鑑賞券には“いつでも暖かく守ってくれる”アルミブランケットが特典としてプレゼントされる。『ヒューゴの不思議な発明』2012年3月公開
2011年12月16日