富士通は3月6日、次世代ものづくりICTの環境構築実現に向けた取り組みを開始すると発表した。この次世代ものづくりICTとは、製造に関わる情報の収集・分析や、人と機械の協調生産を高次元で実現するシステムのこと。取組の内容としてはまず社内において、ロボットが作業を学習し適切な動作を行う自律・協調制御技術や、同社のIoTプラットフォームを活用した障害予兆検知技術、製造ラインを止めない生産計画の割り振りなどの開発技術を実践する。さらに、次世代ものづくりICT観光構築のための「ものづくりソリューション事業推進室」を4月1日に新設。社内実践をリファレンス化し、スムーズにソリューション化し2015年10月から順次提供していくとしている。また、ロボットメーカーとの連携を強化し、メーカーごとに異なるロボットの制御プログラム言語を、ユーザーから見ると同様に扱えるようにすることで、大企業だけでなく中・小企業においても最適なロボットや自動化設備の導入を容易にするほか、ロボット導入のシステム・インテグレーションサービスも提供する。
2015年03月06日中央技能振興センターは5日、公募していた「厚生労働省ものづくりマイスター」(以下、ものづくりマイスター)のシンボルマークを決定した。マークのデザインは高知県の畑中奈緒さん。○ものづくりマイスターの認知度向上を目指すものづくりマイスターとは、厚生労働省と中央職業能力開発協会が共同で実施する、ものづくり分野の人材確保・育成を推進する取り組み。優れた技能と豊富な経験などを兼ね備えた製造・建設分野の技能者が、若者に実技指導等を通じ、ものづくり産業や技能の魅力を発信していくことを目指している。このたび決定したシンボルマークは、ものづくりマイスターの認知度向上を目指して公募したもの。マークの認知により活動しやすい環境を作り出すとともに、誇りと使命感をもって活動してもらうことを目的としている。マーク案の応募者数は全部で148作品。選出された畑中さんは、2010年に行われた第5回 若年者ものづくり競技大会「グラフィックデザイン」職種で優勝、翌年、ロンドンで開催された第41回技能五輪国際大会「グラフィックデザイン」職種に日本代表選手として参加した実力者だ。マークの趣旨について、畑中さんは「ものづくりマイスターの『M』の字をモチーフに、2人の技能者を表しています。左側は手を動かし研さんを積んで成長している若年技能者、右側はものづくりマイスターです」と解説している。決定したマークは、今後ものづくりマイスターが実技指導する際の腕章やワッペンなどに使用される予定。
2015年02月10日美しい肌を保つのは女性にとって永遠のテーマ。実は眠りも美肌づくりに欠かせないことをご存知ですか?美肌のために、どんな睡眠をとるのがベストで、それを実現するために注意することは何か・・・・・・快眠セラピストの三橋美穂さんに伺いました。Qボディクロック(=体内時計)が乱れると肌が荒れるって本当ですか?Aボディクロックが乱れている状態というのは、ちょうど海外旅行などの前後に起きる「時差ボケ」に似ています。皆さんも時差ボケを起こした経験があると思いますが、そのときの体調を思い出してください。疲れが抜けない、ずっと眠たい、眠たい時間になっても眠気が来ない、昼間に眠くなる、変な時間にお腹が空いてしまう、便秘になる・・・・・・楽しい海外旅行の後にこんな時差ボケによる体調トラブルを感じたことがあるはずです。これらは睡眠の質が低下して、浅い眠りになり、睡眠中に分泌されるはずの成長ホルモンの量が減り、肌のターンオーバー(新陳代謝)、肌の再生がうまくいかないので、肌荒れが起こるのです。Q睡眠中のどんなタイミングで肌を再生する成長ホルモンが分泌されるのですか?A眠りには大きく分けて、記憶を整理する「レム睡眠」と、脳を休ませる「ノンレム睡眠」の2種類があります。夢を見たり、途中で目が覚たりするレム睡眠の間は、成長ホルモンがほとんど分泌されません。脳も身体もぐっすりと休んでいるノンレム睡眠の中でも最も深く眠っている「徐波睡眠」が合図になって、成長ホルモンの分泌が活発になると言われています。徐波睡眠の間は、脳波に大きくて緩やかな波が現れて「脳が眠っています」と言うサインが出るために、脳波の細かい波が現れない睡眠=徐波睡眠と名付けられました。Qよく「夜10時から深夜2時までが美肌作りのゴールデン・タイム」と言われますが、その時間に寝て、なおかつ熟睡して除波睡眠ができないと成長ホルモンが十分に分泌されないのですか?A現代人にとって夜10時に寝るのは現実的には難しいことですよね(笑)。でもご心配なく!成長ホルモンは時間帯で増えるのではなく、深く眠れることで分泌が高まるので、生体リズムが整っていることが大切です。「夜10時に寝ないと肌が荒れてしまう!」と神経質にならずに、規則正しく毎日決まった時間に眠り、決まった時間に起きるように心がけてください。たとえば深夜0時に眠り、朝7時に起きる生活を規則正しく続けても良いのです。ただし、私たちの身体は、長い歴史の中で、「太陽が沈むと眠り、太陽が昇ると起きる」というリズムに慣れています。これに反した生活を送ると、ボディクロックの乱れを招いてしまいますから、睡眠の質を考え、深い眠りを取るために、できれば深夜0時までには眠るようにしてくださいね。Q睡眠の量、つまり睡眠時間は短くても大丈夫でしょうか?A日本人女性は世界で一番眠らない、睡眠時間が短いというデータもあります。美肌のためにこれはあまり良い傾向ではありません。ある調査結果(注1)で、睡眠時間が3時間のときと、6時間のときの肌の状態を比較してみると、3時間しか眠っていないときの肌は、バリア機能が乱れ、保湿力も弱まっていることが明らかになりました。つまり睡眠時間が短すぎるのも、肌には良くないのです。「私はショート・スリーパーだから睡眠時間が短くても大丈夫」と油断せずに、6~8時間の睡眠を心がけてください。Q朝起きると肌がカサカサ。寝る前にスキンケアはしっかり行っているのに・・・・・・どうすればいいでしょうか?A部屋が乾燥しすぎているのではないでしょうか?湿度の低い部屋で眠ると睡眠の質が低下することが明らかになっています。たしかに、乾燥した部屋で寝ると、口や鼻、のどの渇きで息苦しくなって夜中に目覚めてしまいますね。乾燥は肌の大敵ですが、眠りの大敵でもあるのです。加湿器などで部屋の湿度を適度に保つようにしましょう。注1:2014年 株式会社ポーラ「睡眠不足は、肌のバリア機能とキメを悪化させることを肌測定により実証」有限会社スリーピース 代表ボディクロック研究会 研究会員快眠セラピスト/睡眠環境プランナー三橋美穂 氏愛知県岡崎市出身。心の環境、体の環境、睡眠の環境を整えることが快眠の3つの柱と考え、睡眠とストレス、食事、色彩、体操、呼吸法、寝具などとの関わりについて研究。講演や執筆、個人相談を通して、眠りの大切さや快眠の工夫、寝具の選び方などを提案している。睡眠を多角的にとらえた実践的なアドバイスと、手軽にできる数多くの快眠メソッドが、テレビや雑誌等で支持を集め、睡眠のスペシャリストとして多方面で活躍中。『ボディクロックと美容』に関するその他の記事はこちら「ボディクロック研究会」に関する情報はこちら
2015年01月15日3Dプリンタはどこで最も力を発揮するか。それはものづくりの現場だ。近年の技術的進歩によって、ラピッド・プロトタイピング(迅速な試作品づくり)にだけでなくDDM(Direct Digital Manufacturing=3Dプリンタで最終製品を製作すること)も可能になったことで、治具(部品や工具の位置合わせなどに使う器具)や試作品の製作期間を著しく短縮し、生産・開発の効率を向上させることができるようになった。日本のメーカーでも工場に導入するケースが増えてきており、産業界における存在感はますます高まっている。そのような状況の中、大手3Dプリンタ・メーカーであるストラタシスの日本販売代理店であるアルテックが、10月よりタイでの3Dプリンタ販売を開始すると発表した。タイ進出の狙いや取り組み、今後の展望について同社 取締役 執行役員 陶山秀彦氏に話を聞いた。○タイに眠る3Dプリンタ需要数年前に顕在化したチャイナリスクによって、日系企業が中国から東南アジア、中でもタイへ製造拠点を続々と移転している。陶山氏によれば現在その数は約9000社に上り、その中で製造業は約2500社を占めるとのこと。陶山氏は「タイでは日系メーカーの工場の周りに下請けの工場があり、城下町を形成しています」と語る。工場がそれだけあれば、当然3Dプリンタのニーズもあるはず。しかし、タイでは販売代理店が1社しかなかったことから、あまり普及しておらず、「われわれに声がかかった」という。○高いノウハウを持つ主力社員を派遣 - 日本と同じレベルのサポートを提供同社は2002年にバンコクに現地法人を設立し、事業を展開してきた。同国での事業は好調とのことで、陶山氏は3Dプリンタ販売事業にも自信を見せる。「我々は、産業機械の専門商社として、ものづくりの現場におけるニーズを熟知しています。開発段階の試作品づくりだけでなく、製造ライン上でも3DプリンタによるDDMのニーズは必ず存在する。例えば、治具のように多品種・小ロットなものの場合、アルミの削り出しで作ると少なくとも数十万円はかかってしまうが、3Dプリンタで出力すればそれを数万円に抑えることができる。実際に使うことのできる治具や工具が、今までよりはるかに低コストかつ短期間で製作できるようになるのです」かねてから3Dプリンタ事業の海外展開を検討していた同社にとって、今回のタイ進出は重要な契機という認識を示しており、主力社員をタイに送り込むことで、その本気度を内外に示す。具体的には3Dプリンタ事業の豊富な経験と実績を持つ トップセールススタッフに加え、ストラタシスよりトレーニングを受けたエンジニアを併せて派遣する。同社が本気で海外展開を行っていく姿勢の表れであり、「お客様に安心してご利用いただくために、日本と同じレベルのサポートを提供していく」ための決断だ。○万全の体制づくり、現地にショールームもオープンアルテックでは、当面は国内のクライアントでタイに進出しているメーカーに対する営業活動をベースとして、現地のメーカーをはじめ、日系以外の顧客獲得も目指していく。主力社員を派遣し、日本のスタッフと連携をしながら高いサービスクオリティを保つと同時に、タイ人スタッフの雇用も並行して進めているという。また、現地のソフトウェア販売代理店と提携して販売チャネルのさらなる強化・拡大を図るなど、販売・サポートの基盤作りに余念はない。10月には営業所を兼ねた3Dプリンタのショールームも開設。FDM方式の機種ではuPrint SE Plus、Polyjet方式の機種ではObjet30pro、Objet EDEN260VそしてObjet 500 CONNEXの5機種が展示される。先日発表されたばかりのFortus450も11月末には展示される予定となっており、今後、現地のニーズに応じた最新機種を常に揃えた状態を目指すという。陶山氏は、「1年目は基盤づくりです。年間20台の販売、売り上げ1億円を見込んでおり、3年目には年間売り上げ3億円を達成したい」と具体的な目標を明かす。○東南アジア各国への展開、DDMを活かしたサービスビューローも視野に冒頭で述べたように、技術の進歩、特に素材の進化によってDDMが実現したことで、3Dプリンタの可能性はまた一段と広がった。「これからどんどん最終製品に使える素材は増えていく。日本で設計した製品データを、タイやインドネシアの工場へ送って、向こうで出力するようになる」と陶山氏は確信している。物流がなくなり、データのやり取りだけで製品の開発・製造が行われるようになるのだ。そうなると3Dプリンタ自体の需要はもちろん、設計までは自分たちで行い、出力は外注するといったニーズが発生する。同社はそうしたニーズに応えるサービスビューロー事業も視野にいれており、現地に実機を運び込んだという意味で、バンコクに新しくショールームをオープンしたことはその布石ともいえる。「最終的には機械販売だけでなく、DDMを含めたトータルなサービスを提供していきたい」というビジョンの実現に向けて、タイへの進出はその足がかりとなる。ゆくゆくは、すでに営業所のあるインドネシアをはじめ、ベトナムなど、東南アジア各国へ3Dプリンタ販売事業を広げていくことも検討しているという。ニーズの多様化、開発・製造のボーダレス化など、3Dプリンタを中心にものづくりの現場で起こっているさまざまな変化に対して、アルテックがどのような策を打ち出していくのか、これからも注目していきたい。
2014年11月05日東芝ソリューションは10月22日、「次世代ものづくり」ソリューションのコンセプトを発表した。同社は、次世代のものづくりを実現するには、従来の製品中心のバリューチェーンだけでなく、製品を作る製造設備、あるいは生産技術、生産プロセス、受注から配送までなどのプロセス全体を包含した視野で考え、ICTでバリューチェーンを支えながら、バランスよく高度化する必要があるとしている。また、次世代の製造業を支えるICTソリューションには、パーソナライズ化への対応、あるいは、IoTやセンサー技術の発達の成果を採り入れ、製造ラインで生じるプロセス・品質データ、出荷・設置後の運転データなど、膨大なデジタルデータを取り扱う「リアルタイムビッグデータ処理」への対応が求められ、ICTソリューション自身の「拡張性」が求められる。さらに複数の装置、ライン、企業、システム等を相互に連携させるため、今まで以上に「接続性・相互連携」が求められ、続々と生じる変化に迅速に追従していくための「柔軟性」も必要となる。同社は、これらの考えに基づき、長年にわたって提供してきたICTソリューション群を、「次世代ものづくり」へ向けたソリューションとして提供していくための第一弾として、プロダクトチェーンを対象としたMeisterシリーズを機能強化し、2014年冬より順次リリースしていくという。東芝ソリューションは、「東芝の創業者である田中久重、藤岡市助から脈々と続く『ものづくり』のDNAを受け継ぎ、ICT基盤としてのクラウド基盤、DC、BPOセンター、また要素技術としてのNAND、SSD、ストレージ、そして、ビッグデータ基盤・データ解析技術などの東芝グループの持つ総合力で、製造業の次世代『ものづくり』ソリューションMeisterシリーズと有機的に結合していくことで、製造業のお客様の課題を解決していきます」とコメントしている。
2014年10月22日マルイシティ横浜はこのほど、「モノづくり」と「日本のスグレモノ」をテーマにしたイベント「日本百貨店」を開始した。期間中は、日本全国からモノづくりにこだわった職人が手がけたさまざまな商品を販売する。例えば、着け心地の良い愛媛県今治産の大判ガーゼストール(4,536円)や、芋ういろう・栗ういろう(475円)、芋羊羹(いもようかん、432円)など。会場はマルイシティ横浜(神奈川県横浜市西区高島2-19-12)地下2階イベントスペース、営業時間は10時30分~20時30分。開催は2015年1月中旬までを予定している。※価格は全て税込
2014年10月03日(画像はプレスリリースより)美しいプロポーションに必要な筋肉を鍛え、「姿勢」を整えるプロポーションづくりのダイアナでは、健康的で美しいプロポーションづくりのエクササイズ「メリハリPI 体操」のプログラムを開発。美しいプロポーションに必要な筋肉を鍛え、「姿勢」を整えるもので、同社が推奨するダイエット方法「ダイアナメソッド」の1 つとして加え、健康的で美しいプロポーションの維持を目指す。限られたスペースでも安全に、スムーズにトレーニング「メリハリPI 体操」は、美しいプロポーションに必要な、体幹(コア)、肩甲骨(背中)、ヒップ(お尻)の筋肉を簡単かつ効果的に鍛えられるエクササイズ。日本オリンピック委員会(JOC)医科学強化スタッフであるアスレティックトレーナーの佐保豊氏を中心にプログラムの開発を行ったという。エクササイズは3種の運動からなっていて、1種目約1分。頻度は週1~2回でOK。運動に慣れていない方、初心者や幅広い年齢層の女性にも使いやすいゴムバンドとゴムリングで、限られたスペースでも安全に、スムーズにトレーニングでき、女性らしいメリハリのある美しいプロポーションづくりにつながるという。【参考】・ダイアナプレスリリース(PRTIMES)
2014年06月15日(画像は株式会社ブイツーソリューション プレスリリースより引用)小顔づくりの真打ち!「骨気(コルギ)」今注目の「小顔づくり」をご存じですか?それは「骨気道(コルギどう)」です!人気女性雑誌「JJ」にも取り上げられたウワサの「骨気道」をあなたも試してみてはいかがでしょうか。2013年8月30日、株式会社ブイツーソリューションは、日本初となるコルギ専門書「骨気道」をオンラインショップAmazon独占で9月4日より発売すると発表しました。気になる「骨気」の実力は?「骨気」とは韓国発祥の美容法で、究極の小顔づくり技術として、今注目を集めています。今回は日本で「骨気」の第一人者である遠藤ゆうか氏が、日本初の骨気専門書「骨気道」を執筆しました。著者の遠藤氏は知る人ぞ知る有名人。その実力も高く評価されています。世界各地のありとあらゆる美容法・伝統療法を体験し、多くの後継者も育成。銀座のサロンは2ヶ月待ちの人気で、芸能人の隠れファンも多い著者による本書は、これから初めてコルギを体験するユーザーはもちろん、新しい技術を導入したいサロンオーナーや、独立開業を考えているエステティシャンにも役立つ、専門的かつわかりやすい内容となっています。(株式会社ブイツーソリューション プレスリリースより引用)流行に敏感な女性なら、最新の小顔技術「骨気」は一度は試してみたいですよね。まずは書店に急いで、誰よりも早く実践してみて!【参考】▼株式会社ブイツーソリューション プレスリリース“クレオパトラ”や“オードリー・ヘップバーン”など世界に名を残す美女たちが愛用していたという美肌成分とは?(9月1日)4カ月老ける研究結果も!! 知らないと怖い「お肌の悪習慣」(8月29日)元の記事を読む
2013年09月02日