世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2015」が9月17日、千葉・幕張メッセで開幕した。4日間の会期中、前半2日間は関係者向けのビジネスデー。明日19日(土)より、いよいよ一般公開がスタートする。東京ゲームショウ2015 チケット情報映画『スターウォーズ』の世界観を完全再現するバトルアクション『Star Wars バトルフロント』、人気シリーズ最新作『モンスターハンタークロス』など発売前から話題のゲームが続々登場。『Star Wars~』は国内で初めてのプレイアブル出展だ。そのほか、バーチャルリアリティ空間(VR)で楽しめるゲームも注目。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2016年にVR専用端末を発売。同社のブースではソフトメーカーが開発した試作ソフトを数点用意する。また、YouTubeとAmazonが初めて出展することも話題だ。両社は人気YouTuberやゲームクリエイターを招いてステージイベントを展開。ゲームプレイの実況配信などを通じて、新しいゲームの楽しみ方を提案する。「東京ゲームショウ2015」には37の国と地域から過去最多となる480の企業と団体が出展。家庭用据置型、携帯型、PC、スマートフォンなど、様々なジャンルのゲームタイトルが一堂に会する。9月20日(日)まで開催。チケットの発売は本日9月18日(金) 23:59まで。
2015年09月18日9月17日に開幕した「東京ゲームショウ2015」のロジクールブースでは、8月27日に発表したヘッドセット「ロジクール G633」(G633)および「ロジクール G933」(G933)の実機を国内初展示していた。G633とG933は40mmのスピーカードライバを搭載し、7.1chサラウンドを再生できるヘッドセット。同社のゲーミングデバイス「Logicool G」シリーズの最新モデルで、有線モデルG633は9月24日に発売する。一方のG933は発売日未定だが、担当者によると「11月くらいめど」とのこと。ヘッドバンド部は、ある程度カーブの効く柔軟かつしなやかな作り。イヤーパッド部も左右に大きくひねることができ、幅広いユーザーの頭にフィットしそうだ。実際にG933を手にしてみると、40mmドライバ内蔵のイヤーカップは手のひら大を超えるかという大きなサイズだったが、見た目より軽く感じられた。両モデルの違いは接続方式のみ。ワイヤレスのG933はイヤーパッドにUSBドングルを内蔵し、2.4GHzの無線接続となる。本体サイズはW180×D94×H190mm、重量は374g。カラーはブラック。対応OSおよび機器は、Windows 7 / 8 / 8.1、PlayStation 4、Xbox One。ロジクールブースでは、19日、20日の一般公開日で「League of Legends」アマチュアチーム日本一を決める国内トーナメント大会を開催する。e-Sportsに力を入れる同社ブースではこのほか、8月7日にオープンした「Logicool G」製品を体験・購入できる路面店「ロジクールGアリーナ」で展示しているような、e-Sports選手が使う製品セットも展示している。
2015年09月18日アジア圏最大級のコンピュータゲームコンベンション「東京ゲームショウ2015」が、9月17日より9月20日までの4日間の会期で、千葉県・幕張メッセで開幕した。例年通り、前半の2日間がビジネスデー、後半の2日間が一般公開日となる。今年で25回目となる「東京ゲームショウ」の出展社数は、昨年の421社を超える480社。出展タイトル数は、1,364タイトルから1,283タイトルと約80タイトルほど減少している。注目は、11月28日にカプコンより発売予定のニンテンドー3DS用ゲーム『モンスタハンタークロス』、2016年発売がアナウンスされたソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)の『PlayStation VR』、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー XIV』など。これらの試遊、体験コーナーも用意されている。また、2015年12月18日公開予定のシリーズ最新作で、全世界から熱視線が注がれている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から、日本で初披露となったエレクトロニック・アーツの『スター・ウォーズ バトルフロント』(PS4/Xbox One/PC)、『ガールズ&パンツァー』とのコラボレーションで話題の『World of Tank』、本格海戦シミューレーション『World of Warships』の2つのオンラインゲームを要するウォーゲーミングジャパンなど、国内ゲームのみならず、海外タイトルも多数出展されていた。近年成長傾向にあったスマートフォンを使ったソーシャルゲーム関連のブースでは、CyGamesが勢いを維持しつつ、DMMブースでは『艦隊これくしょん-艦これ-』や『刀剣乱舞-ONLINE-』のスマホ版を展示していたが、例年に比べるとおとなしめの印象。ソーシャルゲームに対して出展数が増加が見られたのはVR関連だった。昨年もOculusやSCEのモーフィアスといった製品が注目を集めたが、今年はOculus、SCEの2社に加えて、Production I.G.、グリー、セガなどの多くの企業が、VR関連ソフトの展示を行っていた。なお、一般公開日の入場料は、一般(中学生以上)当日1,200円(前売り1,000円)、小学生以下は無料となっている。
2015年09月18日9月17日に開幕した「東京ゲームショウ2015」の東プレブースでは、COMPUTEX TAIPEI 2015で初展示した"アナログ入力モード"搭載の同社製キーボード「REALFORCE」や、RGB LED搭載で1,680万色カラー表示に対応した海外向けブランド「TYPE HEAVEN」が展示されていた。今回、COMPUTEXでは参考出展となっていた「TYPE HEAVEN」が、2016年に国内発売することが決定した。価格は約2万円ほどの見込みで、海外モデルである「TYPE HEAVEN」の国内投入は初となる。ちなみにアナログ入力モードのREALFORCEは「未定のまま」とのこと。投入予定のRGB LED搭載「TYPE HEAVEN」は、1,680万色のバックライト表示が可能な静電容量無接点方式のキーボード。他の「TYPE HEAVEN」と異なり、LED位置をキー中央へ配置。キーキャップは2色成形で、内部のレンズを介しLEDをキー表面に届かせている。配列は英語104キーだが、発売時には日本語配列も検討する。入力位置は1.5mm/2mm/2.5mm/3mmの4段階で調節可能。キーストロークは4mmで、インタフェースはUSB。ケーブル長は1.5m。本体サイズはW455×D155.9×H31.1mm、重量は1.5kg。キー荷重は全キー45g。○「REALFORCE」の本体デザインが変わる?「今回の展示はCOMPUTEXとあまり変わらないんですよ~」と紹介してくれた東プレスタッフの方(かた)だったが、ブース内をよく眺めると、"2016年2月発売"と銘打たれた2種類のキーボードが目に入った。ほぼ1年ぶりの新製品である。ひとつは「REALFORCE 108P-S」。PS/2インタフェースのみを備えた108配列キーボードだ。荷重は30g/45g/55gの変荷重で、ストロークは4mm。本体サイズはW456×D160×H39mm、重量は約1.4kg。PS/2はUSBと異なり基本的に同時押しキー数の上限がないNキーロールオーバーが可能なインタフェースで、「今でもかなり需要がある」という。もうひとつは「REALFORCE 91UG-S」。こちらは全キー30g荷重で91配列のテンキーレスキーボード。インタフェースはUSBで、ストロークは4mm。本体サイズは366×160×39mm、重量は1.2kg。上記の108-Sとともに静音タイプとなる。また、検討中ではあるが、2016年には「REALFORCE」のきょう体デザインの変更も考えているとのこと。慣れ親しんだ古き良き形状が変わってしまうのは残念でもあるが、実際に変更されるかどうかも含め、今後も注目していきたい。
2015年09月18日アイ・オー・データ機器は、9月17日から東京・幕張メッセで開催しているゲーム展示会「東京ゲームショウ2015」に出展。4K解像度の40型液晶など、未発表となる開発中のディスプレイ4製品を展示した。今回参考展示された開発中のディスプレイは、23.8型ディスプレイ、27型ディスプレイ、28型ディスプレイ、40型ディスプレイの4種類。いずれも2015年10月頃に発売予定で、価格は未定なのだが、「だいたいの感覚だと……」という想定売価は、23.8型が45,000円前後、27型/28型が60,000円前後、40型が90,000円前後、とのこと。同社ブースの注目は、やはり4K(3,840×2,160ドット)解像度の40型液晶ディスプレイ「LCD-M4K401XVB」。同社初の40型ディスプレイで、4K60p対応/HDCP 2.2やMHL2.2対応のHDMI対応端子3基を搭載。加えてDisplayPortやD-Subといった豊富な入力端子が特徴だ。給電対応のUSB、6W+6Wスピーカーも備えている。機能面では、最大2画面のピクチャ・イン・ピクチャ(PIP、メイン画面の中にサブ画面を表示する機能)や、ピクチャ・オン・ピクチャ(POP、メイン画面の外にサブ画面を表示させる機能)も搭載し、専用のリモコンで操作可能。一方、4K解像度で28型サイズの液晶ディスプレイ「LCD-M4K282XB」は、インタフェースは40型と同等だが、画面方向を調節できるピボット機構を搭載していることが特徴。また、従来は段階的だった高さ調節が、この機種のみ無段階で行えるようになっている。これも同社のディスプレイで初の機能だ。
2015年09月17日リコーイメージングは、9月17日から20日まで開催される「東京ゲームショウ2015」のOculusブースにて、全天球カメラ「RICOH THETA S」の体験デモンストレーションを実施する。ゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」と連携し、RICOH THETA Sで撮影した全天球画像を楽しめる。RICOH THETA Sは、ワンショットで全天球イメージを撮影できるカメラデバイスで、RICOH THETAシリーズの上位モデルにあたる。撮影した画像はメールやLINEでの送信、SNSへの投稿ができるほか、Android/iOS端末向けアプリ「Google ストリートビュー」を使い、Google マップに投稿することも可能だ。全天球動画の撮影にも対応する。Gear VRは、Oculus VRとサムスン電子が共同開発したゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ。360度3Dの仮想現実コンテンツを楽しめるのが特徴だ。幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ2015」のOculusブース内にて、「RICOH THETA S」を展示する。RICOH THETA Sを遠隔操作して全天球イメージを撮影し、Gear VRから見ることができる。17日と18日はビジネスデイで、一般公開は19日と20日の2日間だ。
2015年09月17日世界最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2015」が9月17日に開幕した。ヘッドマウントディスプレイ「Oculus」を展開するOculus VR(Oculus)のブースでは、2016年Q1発売の製品版とみられる「Oculus Rift」が展示され、来場者がデモンストレーションを体験できた。○Oculus Rift多くの来場者が列をなしていたOculusの体験デモは、個室ブースで行われる。そこで椅子に座り、簡単な操作説明を係員から受けた後、Oculusを装着。7~8個ほどあるOculus Rift用のゲームをユーザーがで選び約4分程度試遊できた。実際の商品にはXbox Oneのワイヤレスコントローラーが付属する予定で、体験デモでもXbox Oneのコントローラーでプレイした。専用コントローラーは発売が遅れる見込みという。使用したOculusは2015年6月に開発が発表された「Oculus Rift」製品版とみられ、ブースでもプロモーション映像が表示されていた。ヘッドセットの解像度は1,080×1,200ドットの有機ELパネル×2、リフレッシュレートは90Hz。トラッキングはジャイロ、加速度、地磁気、マイク/ヘッドホンなど。価格などは未定という。推奨動作環境はIntel Core i5-4590またはこれ以上、GPU性能はNVIDIA Geforce GTX 970以上またはAMD Radeon R9 290以上。メモリが8GB、OSがWindows 7 SP1以降、USB 3.0ポート×2、HDMIポートなど。なお、今回ブース内に置かれた全8台のデモでは、未発売となるマウスコンピューター製の小型ゲーミングPC「LITTLEGEAR」が採用されているとのこと(残念ながら非公開)。○Gear VROculusブースでは、Samsung Electronics製の「Gear VR」の体験デモも展示していた。使用製品は、同社製スマートフォン「Galaxy S6」や「Galaxy S6 edge」を装着して使うモデル「Gear VR Innovator Edition for S6」。2015年4月に国内発表したモデルで、Oculusとの共同開発となる。いずれもパネルは解像度2,560×1,440ドットの有機EL。搭載センサーは加速度センサ、ジャイロセンサ、近接センサ。Gear VR用のアプリを起動させ、ゲームや映像コンテンツを視野角96度のVRで楽しめるものだ。○VR展示ブースは他にもある!ソニー・コンピュータエンタテインメントのブースでは、かねてより開発・試作機が発表されていたVRシステム「PlayStation VR」を大々的に展示。15日に正式名称が発表された同機には、試遊を待つ来場者が長蛇の列を成していた。南海ソフトのブースでは、Oculus Riftとモーショントラッカー「Leapmotion」を組み合わせ、競技かるたゲーム「Miyabi VR」の試遊デモンストレーションを展示。体感型の坐禅ゲーム「Zazen」の紹介も行われていた。
2015年09月17日マウスコンピューターは15日、「東京ゲームショウ2015」で9月20日に開催される「World of Tanks」PCメーカー対抗トーナメント後に、グラビアアイドルである倉持由香さんの来場者向けフォトセッションを行うことを発表した。「WARGAMING JAPAN」ブース内で14時10分~14時15分の間に実施する。「World of Tanks」は、戦車を操縦して、他のプレイヤーの戦車と対戦する多人数参加型オンラインゲーム。「World of Tanks」の運営元である「WARGAMING JAPAN」が東京ゲームショウ2015へ出展することを記念し、東京ゲームショウ2015の「WARGAMING JAPAN」ブースにて、9月20日に「World of Tanks」PCメーカー対抗トーナメントを開催する。マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」は、この大会へ参加を表明。グラビアアイドルの倉持由香さんをゲストに迎えて「Team G-Tune」を結成した。大会後には、倉持由香さんの衣装にハサミを入れる「入刀の儀式」を実施。入刀回数は「Team G-Tune」の勝利回数に応じて変わるという。入刀後は、同社カメラマンによるスペシャル撮影を行う。撮影した写真は後日、特設Webサイトで公開するとのこと。その後、来場者向けに倉持由香さんのフォトセッションを実施。「WARGAMING JAPAN」ブース内にある幻の超重戦車「オイ車」をバックに、倉持由香さんを撮影するチャンスとなっている。開催日時は、9月20日14時10分~14時15分。詳細は、G-Tuneの特設Webサイトを参照のこと。
2015年09月15日アイ・オー・データ機器は、千葉県・幕張メッセで9月17日(木)から開催される「東京ゲームショウ2015」に出展する。超解像技術「ギガクリア・エンジンII」搭載のゲーミング液晶ディスプレイ「GigaCrysta」や、開発中の製品を一足早く公開する予定。なお同社の出展は、2015年9月17日(木)・18日(金)のビジネスデイ。参考出展として明らかになっているのは、現在開発中という超解像技術「ギガクリア・エンジンII」搭載ワイド液晶ディスプレイの次期モデル。「フリッカーレス設計」や、ゲームがより快適になる「0.05フレーム」低遅延など、映像、動画、ゲーム、グラフィックといったエンターテインメントを楽しむための進化した次期モデルとしている。
2015年09月10日EIZO、エムエスアイコンピュータージャパン、SteelSeries APSは共同で、千葉県・幕張メッセで9月17日(木)から開催される「東京ゲームショウ2014」に出展する。会場内ホール8のゲームデバイスコーナーにおいて、PCゲーム体感型ブース「PCゲーム最前線!」を公開。同様の取り組みは2014年の東京ゲームショウでも行われており、2015年も継続する。ブースでは、EIZOの144Hz駆動ゲーミングモニター、第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載したMSIのゲーミングPC、SteelSeriesのハイエンドゲーミングキーボードなどを展示。さらに、3社がスポンサードするプロゲームチーム「DeToNator」、および著名ゲームプレイヤーをゲストに招き、デモプレイ、来場者との対戦プレイ、ゲーム大会などを開催する。世界中にファンを持つコスプレイヤーのGiada Robin(ジャダ・ロビン)さんも訪れる予定。期間中のイベントスケジュールなどは、MSIのWebサイトを参照いただきたい。合わせて、キャンペーン「3つのミッション」を行う。各社のツイッターをフォローしたり、ブースで開催されるイベントに参加したりすると、EIZO、MSI、SteelSeriesのデバイスやオリジナルグッズがもらえる。
2015年09月10日コスパは、9月17日~20日の期間に千葉県・幕張メッセで開催される国内最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2015」で、「メガドライブ」と「ゲームギア」をモチーフにしたアイテムの先行販売を行うことを発表した。「メガドライブ」と「ゲームギア」は、かつてセガから発売された人気ハード。1988年に発売された「メガドライブ」は、1983年に任天堂から発売されていた「ファミリーコンピュータ」が搭載していた8ビットCPUの倍の16ビットCPUを備えた家庭用ゲーム機として登場し、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』など人気タイトルを世に送り出した。一方の「ゲームギア」は1990年に発売され、カラー液晶を搭載した携帯ゲーム機として話題を呼んだ。「メガドライブ」をイメージした「メガドライブ刺繍キャップ」(4,000円/税別)は、フロントの"16-BIT"を3Dの立体刺繍で表現し、ツバの内部にはコントローラパッドをプリントしている。また、「典型的メガドライブユーザーTシャツ S/M/L/XL」(2,900円/税別)は、「典型的なメガドライブユーザー」を意味する"TYPICAL MEGA DRIVE USER"の英文がプリントされた"メガドライブ愛"が前面に出た一枚に。「メガドライブ ワッペンベースワークシャツ M/L/XL」(6,400円/税別)は、フロントにメスのマジックテープが付き、コスパオリジナルの「脱着式ワッペン」や、市販のマジックテープがついたアイテムを簡単に取り付けることができる。さらに、「メガドライブ」のソフトである「カートリッジ」をモチーフにしたグッズも販売され、セガに保管されている「カートリッジ」を実際にセガで撮影して制作された「メガドライブカートリッジ フルグラフィックTシャツ S/M/L/XL」(6,000円/税別)のほか、「メガドライブカートリッジ クッションカバー」(2,500円/税別)も用意している。そして、「ゲームギア ペンポーチ RED」(1,100円/税別)は、1994年に発売された「ゲームギア」最後のカラーバリエーションであるレッドバージョンをモデルに商品化したもの。本機実寸サイズでポーチを作り、立体感を付けた「ゲームギア」表裏のデザインをそのままプリントしたため、懐かしい「ゲームギア」のサイズ感を楽しむことができる。(C)SEGA
2015年09月09日マウスコンピューターは、「東京ゲームショウ2015」で9月20日に開催される「World of Tanks」PCメーカー対抗トーナメントへの参戦を表明した。同社のゲーミングブランド「G-Tune」において、「Team G-Tune」を結成。大会参加とともに、練習の様子をニコニコ生放送を通じて配信する。「World of Tanks」は、戦車を操縦して、他のプレイヤーの戦車と対戦する多人数参加型オンラインゲーム。「World of Tanks」の運営元である「WARGAMING JAPAN」が東京ゲームショウ2015へ出展することを記念し、東京ゲームショウ2015の「WARGAMING JAPAN」ブースにて、「World of Tanks」PCメーカー対抗トーナメントを開催する。大会参加に伴い、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」では、「Team G-Tune」を結成。メンバーは、人気配信番組「顔TV!」の主催者である総師範 KSKさん、格闘ゲームプレイヤーのふり~ださん、グラビアアイドルの倉持由香さん、G-Tuneのプロダクト&マーケティングチーム室長の杉澤さん、G-Tuneのプロダクト&マーケティング担当の安田さんの5名。ちなみに、総師範 KSKさんと倉持さん以外は「World of Tanks」プレイ未経験者だ。G-Tuneは公約として、大会で「Team G-Tune」が優勝した場合、期間限定で「World of Tanks」推奨PCを3,000円割引で販売すると宣言。さらに、大会後には、倉持由香さんの衣装にハサミを入れる「入刀の儀式」を実施。入刀回数は「Team G-Tune」の勝利回数に応じて変わるという。入刀後には、カメラマンによるスペシャル撮影を行う。撮影した写真は後日、特設Webサイトで公開するとのこと。「World of Tanks」未経験者多数の状態で大会エントリーした「Team G-Tune」。大会当日までの間、総師範KSK氏の指導をあおぎ、緊急特別訓練を実施。その模様をニコニコ生放送にて配信する。第1回放送は9月7日19時30分から、第2回放送は9月14日19時30分からの配信を予定している。詳細は、G-Tuneの特設Webサイトを参照のこと。
2015年09月02日コンピュータエンターテインメント協会と日経BPは9月17日~20日、幕張メッセ(千葉県千葉市)にて「東京ゲームショウ2015」を開催する。「東京ゲームショウ」(以下、TGS)は、国内外からゲーム業界の関係者が多数参加するトレードショー。今回は7月1日現在で242社の出展を予定しており、昨年同時期の224社を上回る規模となっているという。また、出展小間数も同時点で1,891小間と、昨年最終小間数の1,715小間を上回る過去最大規模となっている。このため、TGSでは初めて、幕張メッセの全館(国際展示場1~11ホール、幕張イベントホール、国際会議場)の使用を決定したとのこと。展示ホールのレイアウトは9月上旬に公開予定。当日は、最新プラットフォーム向けの発売予定タイトルのほか、スマートフォン、PC、VR(仮想現実)デバイスなどあらゆるプラットフォームに向けたさまざまなジャンルのコンピューターエンターテインメントの最新情報が集結。また、スマートフォンゲーム/ソーシャルゲームコーナーやビジネスソリューションコーナーへの出展規模も拡大しているという。同イベントの会期は、9月17日・18日がビジネス関係者およびプレス関係者のみの入場となるビジネスデイ、9月19日・20日が一般公開となっている。開催時間はいずれも10:00~17:00(一般公開日のみ状況により9:30~)で、来場予定者数は22万人。なお、一般公開日の入場料金は、「前売券」で1,000円、「当日券」で1,200円(共に税込)、小学生以下無料となる。「前売券」は現在販売中で、先着順の提供。詳細は公式サイトにて。※画像は過去開催時のもの
2015年08月24日Amazon.co.jpは20日、9月17日から20日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2015」に、「Amazon&Twich」としてブースを出展することを発表した。ゲームだけでなく多くのアプリを揃える「Amazon Android アプリストア」の魅力を伝えるとともに、2014年米Amazonが買収した世界最大規模のゲーム実況専用動画配信サイト「Twich」についても紹介する。ブースでは、Amazonアプリストアの特長や開発者が得られるメリットを案内し、インディー開発者に対する取り組みや情報などを紹介する。また、「Amazon Android アプリストア」で利用できる、1,000/2,500/5,000/10,000のAmazonコインが500円引になるクーポンを、来場者に先着順でプレゼントする。ほか、コンパニオンとAmazonコインを使ったコイントス対決も実施し、勝者にはゲームショウでしか入手できないAmazonまたはTwichのオリジナルノベルティグッズをプレゼントする。加えて、17日には、アプリストアにおける人気アプリを表彰する、初のアワード授賞式を行なう予定。ブース内にはTwichステージも用意。ここではアプリ、PC、コンソールゲームの開発者や著名なゲームクリエイターを招待し、トークショーやゲーム実況のデモを行ない、ゲーム実況配信の楽しさを紹介していく。
2015年08月21日スウォッチ グループ ジャパンのスウォッチ事業本部は3月26日、母の日モデルの限定腕時計「ROSES4U」(ローゼズ・フォー・ユー)を発売した。スウォッチ直営店およびスウォッチ公式オンラインストアのみで販売し、限定180本、価格は8,640円だ。ROSES4U(品番SUTR401)は、芝生柄とチェック柄の特別仕様のラッピング。緑の芝生に、ROSES4Uが横たわっているように包まれている。ベースモデルは「ジェント」で、文字盤やストラップをバラの花で彩った。ケースはプラスティック、ベルトはファブリックストラップ、文字盤はホワイトダイアルにマルチカラープリントだ。
2015年04月01日劇団四季のミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』が2月22日、東京・四季劇場[秋]で開幕した。1993年の日本初演以降、コンスタントに上演され続けているミュージカルで、今回は約3年半ぶりの東京公演となる。劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』チケット情報人気の秘訣は、なんといってもブロードウェイ・ミュージカルらしい華やかさに溢れた作品だという点。1930年代NY、仕事よりも踊ることが大好きな銀行の跡取り息子ボビー・チャイルドは、母親の命令で物件差し押さえのために向かった田舎町で、男勝りだけどチャーミングな女性、ポリーに恋をする。だが彼女はボビーが差し押さえにきた劇場のオーナーの娘だったため、頑なな態度。それでもめげないボビーは名プロデューサー“ザングラー”に変装し、劇場を救うためのショーを作ることに。そんな偽ザングラーに、今度はポリーが恋をしてしまって……。古き良き時代のアメリカを舞台にした、コミカルで軽快な“ボーイ・ミーツ・ガール”なストーリー、それを多彩なダンスの数々と“アメリカ音楽の魂”と呼ばれるガーシュウィンの名曲の数々が彩る、最高にハッピーなラブコメディなのだ。久々の上演となる今回も、心浮き立つ楽しさは変わらず。何の予備知識も不要、恋の甘酸っぱさと、素敵な音楽とダンスが問答無用に夢の世界へと連れ去ってくれる。劇場では夢を観たいという人にはこれほどぴったりの作品はない。初日のボビー役は、劇団屈指のダンサー・松島勇気。「大好きなこの作品にまた出演させていただけること、たいへん嬉しく思っています。『クレイジー・フォー・ユー』は、ジョージ・ガーシュウィンの素晴らしい音楽と、スーザン・ストローマン振付による圧倒的なダンスシーンで魅せるラブ・コメディです。たくさんの方々に劇場で楽しんでいただけるよう、毎公演を大切に全力で演じさせていただきます」とコメントした。公演は5月6日(水・休)まで。チケットは発売中。
2015年02月23日人気脚本家・岡田惠和が初戯曲を書き下ろし、堤幸彦が演出を務める舞台『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』が1月12日、東京・シアタークリエにて開幕した。主な出演者はミムラ、戸次重幸、真飛聖、勝村政信。同日、初日を控えたキャストと演出の堤が会見を開いた。舞台『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』チケット情報雪の山荘を舞台に、アクシデントからそれぞれ伴侶でない相手と一夜を過ごすことになったふた組の夫婦が巻き起こす大騒動。アクの強い、変わり者の登場人物だらけではあるが、見栄を張って話を大きく盛ってみたり、内心抱いていた伴侶への不満を愚痴るうちに意気投合してみたり…と、その行動は誰しもが共感できる人間味溢れたものだ。実力派キャストがぶっとんだキャラクターをコミカルに楽しそうに演じ、客席は爆笑に次ぐ爆笑に。だが笑いの中に「夫婦とは何か」「幸せとは何か」といった人生の深淵なテーマをしっかりと浮かび上がらせ、温かな後味の、ハートフルな舞台となっていた。会見では主演のミムラが「なぜ他人と他人が一緒になって、その後ずっと一緒に生きていくのか。夫婦という関係性の不思議についてそれぞれの世代で疑問に抱くことの一端を紐解いた作品となっています。人生にぽっと花が咲くようなそんな作品になっています」とアピール。堤監督は「仕上がりは完璧です!…と、思いたい(笑)。会話劇であり、ミュージカルのようでもあり、コメディでもあり、じわっとくるところもある。役者さんは大変ですが、皆さんのおかげでなんとかいけるぞと確信を持ちました」と自信の発言。さらにそれぞれのキャストを褒めちぎり、特に肉食系女子・愛子を演じる真飛には「(元宝塚トップらしい)きれいな佇まいにも関わらず、ものすごい役どころをやってもらっています。笑い中心のものに今後お呼びしたい! コントやりませんか?」というお誘いまで飛び出していた。他に出演はモト冬樹、広岡由里子、馬場良馬。公演は1月27日(火)まで、東京・シアタークリエにて。その後大阪、石川、静岡、愛知でも上演。チケットは発売中。
2015年01月14日全世界34か国を涙で包んだヤングアダルト小説のベストセラー「ミアの選択」を映画化した、クロエ・グレース・モレッツ主演作『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』。日本でも先週末より公開となり、“涙活”推奨作品にも認定された本作には、「泣くことは覚悟してたけど、あんなに号泣することになるとは」「エンドロールまで泣き続けた」「もう1回観たい」といったツイートが続出。このほど、メイキングシーンと共に、クロエを始めキャスト、スタッフが本作への想いを語る特別映像が解禁となった。17才、名門ジュリアード音楽院への進学を控えたチェロ奏者のミア(クロエ・グレース)は、ある冬の日、交通事故で家族を一度に失い、彼女自身も昏睡状態に陥ってしまう。そんな状況のなか、思い出されるのはこれまで生きてきた17年の人生と、そうとは気づかずに手にしていた、たくさんの幸せ。でも、溢れるばかりの愛情を注いでくれた両親も、可愛くて仕方がなかった小さな弟も、この世にはもういない。それは、生きていくにはあまりにも辛すぎる現実だった…。「ヴォーグ」の名物編集長アナ・ウィンターに密着した『ファッションが教えてくれること』などのドキュメンタリー作品で映画賞に輝いた、本作のR・J・カトラー監督は「愛する人たちとのつながりの話だ。これは人生の選択の物語であり、その選択は愛する人によって変わる」と本作を語る。製作のアリソン・グリーンスパンも監督が語る作品のメッセージに共感し、「ミアが抱える葛藤や、ミアを取り巻く家族、恋人、友人といった人間模様に魅了された」と話している。人間模様といえば、クロエ演じるミアの自由奔放で大らかな母親を演じているのは、『ワールド・ウォー Z』でブラッド・ピットと共演したミレイユ・イーノスだ。ミレイユは「娘のミアに対してずっと愛情を注いできたし、支えてきた。その愛と支えは、パパとママがミアに贈った最高のプレゼント。ミアが苦しい時に、一番の支えになるの」と明かし、自身の夢と新進ロックバンドで活躍する恋人・アダム(ジェイミー・ブラックリー)との恋のはざまで悩んでいたミアを、優しく導く母親であったことに触れる。さらに、ミアの祖父にあたる“おじいちゃん”を好演するのは、名優ステイシー・キーチ。カトラー監督は、「ステイシーの演技には脱帽です。ミアとおじいちゃんの絆は胸に迫ります。2人のシーンはあまりにもリアルで、映画であることを忘れさせるほどで、時々自分の頬をつねったよ」と言うほど。ほかにも、ミアの周りには家族同然の恋人のアダム、辛口のユーモアでミアを冷静にしてくれる親友、イベントには必ず駆けつける両親の親友がおり、ミアが思い出をたどり周囲の人たちに思いをめぐらす間、ベッドに横たわるミアに寄り添う看護師もいる。クロエは、映像中で「生きるか死ぬか決めるのは私。“生きるべきか”が作品のテーマよ」と語っているが、温かい人たちとのつながりがあるがゆえにミアの心はなかなか決まらない。だが、「映画のラストでは人生の試練を受け入れ、“うぶな少女”を卒業して、“ひとりの女性”に成長するわ」と明かすクロエ。ミアが下した選択を、涙で見守ってみて。『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 2014年10月11日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月17日10月11日に公開を迎えた、ゲイル・フォアマンのベストセラー小説『ミアの選択』を原作とする『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』で、主演のクロエ・グレース・モレッツをはじめとするキャストが作品への思いを語るメイキング特別映像が17日、公開された。全米オープニング成績で、スクリーン・アベレージ(1館あたりの興収)1位を獲得した本作は、交通事故で家族を失い、自身も昏睡状態にある17歳の少女・ミアが、事故発生から生きるか死ぬか決断するまでの24時間を描いた作品。日本でも、鑑賞者から「泣くことは覚悟してたけど、あんなに号泣することになるとは」「エンドロールまで泣き続けた」「もう一回観たい」とツイッターなどで絶賛の声が上がっている。『ファッションが教えてくれること』などのドキュメンタリー作品で映画賞に輝いたR・J・カトラー監督は、映像で「愛する人たちとのつながりの話だ。人生の選択の物語であり、その選択は愛する人によって変わる」と語り、製作のアリソン・グリーンスパンも作品のメッセージに心を打たれたといい「ミアが抱える葛藤や、ミアを取り巻く家族、恋人、友人といった人間模様に魅了された」と明かす。また、主人公ミアの母親を演じたミレイユ・イーノスは「娘のミアに対してずっと愛情を注いできたし、支えてきた。その愛と支えは、パパとママがミアに贈った最高のプレゼント。ミアが苦しい時に、一番の支えになるの」と説明。さらに、ミアの祖父"おじいちゃん"を演じたステイシー・キーチの演技を監督は絶賛し、「ミアとおじいちゃんの絆は胸に迫ります。2人のシーンはあまりにもリアルで、映画であることを忘れさせるほどで、時々自分の頬をつねったよ」と振り返る。そして、ミアを演じたモレッツは「生きるか死ぬか決めるのは私。"生きるべきか"が作品のテーマよ」と語り、「映画のラストでは人生の試練を受け入れ、"うぶな少女"を卒業して、"一人の女性"に成長するわ」と明かす。昏睡状態の中で17年の人生を振り返り、死の淵から呼び戻そうとする周囲の人たちに思いをめぐらせるミア。果たして彼女が下した決断とは。(C)2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月17日全世界34か国を涙で包んだベストセラー小説を日本でも絶大な人気を誇るクロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて映画化した『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』。このたび、“ヒットガール”から大人になったクロエが演じる主人公・ミアのキス4シーンを含むオンライン限定予告が公開された。17歳、高校3年生のミア。親友と呼び合える友だちがいて、大好きな彼氏アダム(ジェイミー・ブラックリー)がいる。将来の夢はチェロ奏者、いまはジュリアード音楽院への入学をめざして猛練習中だ。しかしそんなミアを、ある雪の朝、突然の悲劇が襲った。病院のベッドの上、昏睡状態のままのミアの目に映ったものは、ベッドに横たわる自分の姿と幸せだったこれまでの人生、そして、彼女を死の淵から呼び戻そうとする人々の姿。いつもと変わりなく話しかけてくれるおばあちゃんの声。「つらいなら頑張らなくてもいい」と言って泣いたおじいちゃんの涙。親友のキムと、看護師の制止をふりきって来てくれた最愛のアダム。事故から決断までの24時間が描かれる――。公開された映像では、「パパもママもいないのにどうやって生きていけばいいの?」「アダムをおいてどうやって去れば良いの?」とミアは過酷な二者択一を迫られる。恋人・アダムとのキスシーンが回想されると共に、とどまるべきか、去るべきなのか決断に迷うミア。そんな彼女に友人や恋人が掛ける言葉の一つ一つ、想いの一つ一つは、あたかも自分のことのように胸に響いてくる。「初恋を知ったときは、世界が違って見えるわ」と語るクロエは原作を読み、「相手のことを思うとドキドキして、胸の鼓動が地球を一周しそうになる。そんな心情をみごとにとらえているし、恋によって自分の強さも弱さもさらけ出されることを教えてくれる」と人生最大の決断に影響を与える恋人・アダムとの恋愛について明かす。そんなアダムを演じたジェイミー・ブラックリーは「本当に心揺さぶるストーリーなんだ。ふたりの恋はデリケートで、多難で、目が離せなくなるよ。ところが、何の予告もなしにすべて一瞬にして変わってしまうんだ。大切な人に再び会うことはできるのか、いつでも伝えられると思っていたことを伝えられないまま終わってしまうのではないか――そんなことを考えると胸が締めつけられるよ」と自身に置き換えて話した。「VOGUE」編集長アナ・ウィンターと雑誌編集に密着した『ファッションが教えてくれること』などのドキュメンタリー作品で映画賞に輝いたR・J・カトラー監督は、本作を鑑賞して「ストーリーの根本にある“自分とは自分が大切に思う相手である”というメッセージに心を打たれた」と話す。「この作品は“人生の真実”を探る旅に連れ出してくれる。その真実とは“運命が人の一生を決められるなら、愛にもその力がある。そして、愛を理由に選んだことはすべてを変える力がある”ということなんだ」と本作のメッセージの強さを語った。家族愛、恋愛、夢を追いかける自分に対する愛…“愛”をめぐるミアの葛藤に心を揺さぶられることに違いない。『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は10月11日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 2014年10月11日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月10日ゲイル・フォアマンのベストセラー小説『ミアの選択』を原作とする『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』(10月11日公開)で、女優のクロエ・グレース・モレッツ演じる主人公ミアのキス4シーンを含むオンライン限定予告が10日、公開された。全米オープニング成績で、スクリーン・アベレージ(1館あたりの興収)1位を獲得した本作は、交通事故で家族を失い、自身も昏睡状態にある17歳の少女・ミアが、事故発生から生きるか死ぬか決断するまでの24時間を描いた作品。『キック・アス』のヒット・ガール役で注目を集めたクロエ・グレース・モレッツが主人公ミアを演じ、彼氏のアダムを『スノーホワイト』のジェイミー・ブラックリーが演じる。原作を読んだクロエは、「初恋を知ったときは、世界が違って見えるわ。相手のことを思うとドキドキして、胸の鼓動が地球を一周しそうになる。そんな心情をみごとにとらえているし、恋によって自分の強さも弱さもさらけ出されることを教えてくれる」と、人生最大の決断に影響を与えるアダムとの恋愛について明かす。アダムを演じたジェイミーも「ふたりの恋はデリケートで、多難で、目が離せなくなるよ。ところが、何の予告もなしにすべて一瞬にして変わってしまう」と2人の関係を説明。「大切な人に再び会うことはできるのか、いつでも伝えられると思っていたことを伝えられないまま終わってしまうのではないか―そんなことを考えると胸が締めつけられるよ」と語る。そして、R・J・カトラー監督は「ストーリーの根本にある"自分とは自分が大切に思う相手である"というメッセージに心を打たれた」と言い、「この作品は"人生の真実"を探る旅に連れ出してくれる。その真実とは"運命が人の一生を決められるなら、愛にもその力がある。そして、愛を理由に選んだことはすべてを変える力がある"ということなんだ」と解説している。(c)2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. Allrights Reserved.
2014年10月10日ネットで話題のWebマンガ『死んで生き返りましたれぽ』の作者・村上竹尾氏が、『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』(10月11日公開)を鑑賞して特別に描き下ろした『「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」見てきたよれぽ』全編が8日、公開された。全米オープニング成績で、スクリーン・アベレージ(1館あたりの興収)1位を獲得した『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は、ゲイル・フォアマンのベストセラー小説『ミアの選択』を映画化した作品で、女優クロエ・グレース・モレッツが、主人公ミアを演じる。そしてこのたび、本作を鑑賞した『死んで生き返りましたれぽ』作者の村上氏による『「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」見てきたよれぽ』が公開された。『死んで生き返りましたれぽ』は、イラストの投稿・閲覧サイトpixivで連載され、閲覧数累計500万以上、第1話は約1万9000回リツイート、約2600回「いいね!」されるなど、ネットで話題になり、書籍化(11月14日発売)も決定。作者・村上竹尾氏が、本作の主人公ミアと同様に昏睡状態に陥った経験をつづっており、本作を鑑賞した村上氏は「入院時のシーンは本当にリアルで、かつて自分が体験したものと酷似している部分がいくつもありました」と明かす。続けて村上氏は「戻るか戻らないのかは自分が決めるという医療従事者や家族の言葉はまさに、私たちにも向けられた言葉なのかもしれません」と言い、「人生はいつ、どのような事件が起こり、それが自分にどういう影響を及ぼすか、そのときまでわかりません。ただ、生きてきた時間分だけ、愛すべき日々があったということを、あらためて思わせてくれる作品でした」と語った。公開された『「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」見てきたよれぽ』でも、村上氏ならではのメッセージが込められている。(c)2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月08日クロエ・グレース・モレッツ主演で贈る、この秋の“感涙”ドラマ『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』。このほど、チェリストを目指していたヒロインを演じたクロエが、自らチェロを演奏するシーンを始め、本作を彩る珠玉の音楽にフォーカスした特別映像が到着した。ミア(クロエ・グレース・モレッツ)の将来の夢はチェロ奏者。目下、ジュリアード音楽院への入学をめざして猛練習中だ。そして、つき合い始めて1年になるロックミュージシャンのアダム(ジェイミー・ブラックリー)とは幸せな日々を送っていた。だが、ある雪の朝、突然の悲劇がミアを襲う。一家が乗った車が事故に遭い、ミアは一瞬にして家族を失い、自分もまた昏睡状態に陥ってしまう。しかし、ミアの目に映ったのは、ベッドに横たわる自分の姿と、幸せだったこれまでの人生、そして彼女を死の淵から呼び戻そうとする人々の姿だった…。本作はベートーベンの「チェロソナタ」で幕を開け、コダーイ・ゾルターン、バッハといったクラシックから、パンクロックの「バズコックス」、「ソニック・ユース」、ベック、ブロンディ、「イギー・ポップ」、「ザ・ダンディ・ウォーホルズ」など、さまざまな楽曲に乗せてストーリーが展開。「音楽は映画のキャストの一人よ」と、主人公のミアを演じたクロエも話すように、本作の音楽は物語をドラマティックに彩る重要なファクターだ。「R・J・カトラー監督は、劇中のサウンドデザインや曲の編成が本当に上手」とクロエは言う。実はカトラー監督は、メイン・キャスト一人ひとりに、それぞれの役柄が聴いているであろう楽曲が入ったMP3プレイヤーを渡していたそうだ。「好きな音楽がキャラクターの個性を決めるからね」とカトラー監督。クロエが受け取ったプレイヤーには、クラシックだけでなく、クラシックの楽器を採り入れた「ニルヴァーナ」の「アンプラグド」など、現代のナンバーも入っていたという。さらに、パンクミュージシャンとその熱狂的ファンという両親の影響も考えて、ミアの耳にも馴染んでいるはずの「クラッシュ」、「イギー・ポップ」、デヴィッド・ボウイ、エルビス・コステロ、「スマッシング・パンプキンズ」、「パール・ジャム」の楽曲や、ミアの地元で流れていると思われる太平洋岸北西部発祥の音楽も収録されていた。また、“チェロとアダムしか頭になかった”というほど、クロエ演じるミアと熱烈な恋に落ちるロック・ミュージシャン、アダムを演じたのは、英国俳優のジェイミー・ブラックリー。2人の出会いは、ある日の放課後、ミアが奏でるチェロの音色を耳にしたことから。学校のイケてるグループに属していたアダムが、内気なミアにすっかり魅入られてしまうという、“ひと目”惚れならぬ“ひと耳”惚れ。音楽のジャンルは違えど、アダムはチェロを弾くミアに強く惹かれていくのだ。そんなジェイミーは、ミアの家でパーティーが開かれる重要なシーンで、カメラの前で歌と演奏を初めて披露した。ミアはその日を“人生最高の日”として昏睡状態の中で思い出すのだが、アダムを演じたジェイミー自身もこのシーンを最高のシーンのひとつに数えている。クロエもまた「すごく象徴的な場面なの。ふたりの人生の糸がより合わされていくみたい」とふり返り、「歌もギターも演技も、全部上手な人はそういないわ」と、役柄同様にジェイミーの才能にはベタぼれといった様子だ。全世界34言語に翻訳されている原作を執筆したゲイル・フォアマンは、「ミアがチェロを弾き、アダムとミアが一緒に演奏する姿を目で、耳で味わうことができました。それは小説や頭の中で描いたものよりも百万倍も感動的だった。この映画の音楽は、きっと観客の心にも響くはず」と語り、音楽を通してカトラーが表現した情感に胸を打たれたという。クロエは、自身でもチェロを相当練習したらしく、カトラー監督から「あんなに努力する役者は初めてだよ」と太鼓判を押されている。そんなクロエが演じたミアにとって、生と死のはざまで過去の出来事を振り返るときも、アダムとの紆余曲折に思いをはせるときも、その時々の音楽が思い出の道しるべとなっている。まずはこちらの映像から、感涙必至の本作を彩る音楽に触れてみて。『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は10月11日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 2014年10月11日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月03日実話をベースに、レオナルド・ディカプリオ&トム・ハンクスの出演でスピルバーグ監督が映画化した『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』。このハリウッド映画が、さらにミュージカルになった。2011年にブロードウェイで上演された話題作がこの夏、日本初演を迎える。本作に挑む松岡充、福井晶一、演出の荻田浩一に話を聞いた。チケット情報はこちら映画ではディカプリオが扮したフランク・アバグネイルJr.を演じるのは主演・松岡充。「最初の3公演以外は別の人が演じますから!」「歌も口パクです!」と次々と軽口を叩いていく彼は、パイロット、医者、弁護士…と様々な職業に成りすました天才詐欺師がすでに乗り移っているかのようだ。だが「フランクは詐欺師ですが、人を傷つけたりはしない。自分が人気者になり、お金もうけがしたいわけではない、騙すにしても誇りがある」とその信念に思いをはせ、「フランクが化けたのはプロフェッショナルな職業ばかり。それは専門的すぎてその専門家にしかわからないから、大勢の一般の人たちが騙されるってことだと思う」と分析、茶目っ気ある笑顔の中にも冷静な知性を垣間見せる。そんなところにも、頭脳戦を渡り歩くフランクらしさが漂う。松岡フランクにすでに翻弄され、この日の“嘘”もいくつか信じてしまったと笑うのが、FBI捜査官カール・ハンラティ役、福井晶一。「フランクをひたすら追い続ける中で、彼がなぜ犯罪に手を染めたのかという人間らしい部分を照らしていければ」と意気込みを語り、「ハンラティとフランクは追う・追われる、という関係ですが、最終的にはその中で友情が生まれる。松岡さんと自分が稽古のあいだに築き上げるものが、舞台上の関係性にも繋がっていくと思う」と話した。「犯罪の話をここまでフィーチャーしてエンターテインメントにもっていくというのは凄い。アメリカ的ですよね」と福井が語るように、物語のテーマになっている“詐欺”は、言うまでもなく犯罪だ。だが荻田によれば「このミュージカルは、そこを“フランクの冒険”とでも言うようなファンタジーに作り変えてしまった」のだという。「これは実話で、現実のフランクの話も充分面白いですが、そのままだとワイドショー的になるところを、最後にハッピーになれる“いい話”に作り変えたのは、舞台の魔法です」と荻田。松岡も「夢が見られる嘘は、いいですよね」とポツリ。ブロードウェイ・ミュージカルらしい華やかさも満載とのこと、彼らが舞台で見せる“嘘”は、客席に幸せを届けてくれるに違いない。公演は6月21日(土)から7月13日(日)まで東京・シアタークリエにて。チケットは4月12日(土)に一般発売を開始する。チケットぴあでは4月10日(木)18:00まで、インターネット先着先行「プリセール」を受付中。その後7月16日(水)に愛知県芸術劇場 大ホール、7月18日(金)から20日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでも上演される。
2014年04月09日「ディオール(Dior)」は、写真家のマーク・ショウ(Mark Shaw)が同ブランドのオートクチュールを写した作品を集めた写真集「ディオールグラマー マーク・ショウ(Dior Glamour Mark Shaw)」をリッゾーリ(Rizzoli)社より発売した。1952年から62年の間、当時最も影響力があったと言われる『ライフ』誌に掲載された130の作品を白黒とカラーで収録。そのほとんどが初公開のもの。クリスチャン・ディオールのお気に入りモデルのルネを写した作品や、ディオール本社内のグランドサロンで開かれたショーでディオール3代目のデザイナー、マルク・ボアンがデザインしたウエデングドレスを着たモデルのコウカを写した作品などが収録されている。テキストは、パリを拠点としUK版ヴォーグ、ビジョネア、US版ヴァニティフェアなどに執筆をしているイギリス人ライターのナターシャ・フレーザー・カヴァソーニが担当している。ジャクリーン・ケネディの妹でファッションアイコンのリー・ラジウィルが序文を寄せている。フランス語版と英語版があり、価格は90ユーロ。ショウは、ニューヨークを拠点に、ファッションと広告の分野で活躍。『ハーパース・バザー』誌や『マドモワゼル』誌でキャリアをスタートし、その後『ライフ』誌で16年間撮影を担当。27の表紙、100を超える特集を手掛け、ケネディ家やエリザベス・テイラー、オードリー・ヘプバーン、パブロ・ピカソなど豪華なセレブリティのポートレートでも知られている。彼の作品は、パリのクチュールのエレガンスをアメリカ伝えた。1969年に逝去。
2013年12月10日2013年春夏コレクション パスカルミレのショウが、マレの会場で行われた。シンプルなモダンさもあり軽やかでフェミニンなコレクション。コーディネートされたアイテムそれぞれのカッティングがシンプルでさりげない美しさがある。カラーは白からベージュ、黒、紺がメインカラー、ソワレにつけられたオーカー系が華やかさを添えていた。 ・パスカルミレのショー情報をもっと見る 【2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報】 ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【1】 PAULE KA ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【2】 VALENTIN YUDASHKIN ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【3】 スワロフスキー ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【4】 TARA JARMON ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【5】 AMAYA ARZUGA ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【6】 ニール・バレット ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【7】 バジル・ソーダ ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【8】 CLAUDINE IVARI
2012年10月08日2013年春夏コレクション CLAUDINE IVARIのショウがシャルルドゴールエトワールの会場で行われた。エレガントなソワレのラインナップ。今回はモダンなジオメトリックパターンを取り入れたり、カクテルドレスも充実、若々しいコレクションとなった。カラーはゴールド、シルバーベースと黒。素材使いでの刺繍やレースが美しく非常に豪華でエレガントなコレクション。 ・CLAUDINE IVARIのショーの情報をもっと見る 【2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報】 ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【1】 PAULE KA ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【2】 VALENTIN YUDASHKIN ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【3】 スワロフスキー ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【4】 TARA JARMON ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【5】 AMAYA ARZUGA ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【6】 ニール・バレット ・2013年春夏ファッショントレンドパリコレ速報【7】 バジル・ソーダ
2012年10月08日住宅設備総合ショールーム「パナソニック リビング ショウルーム広島」では29日まで、ギャラリーコーナー「カフェギャラリー・N」で「 ~切り絵~繊細緻密な幽玄世界 中寅屋 敦臣作品展 」を開催している。同ショールームでは、平成2年に”暮らしを楽しむ”地元作家の作品を展示するスペース「カフェギャラリー・N」を開設。これまでに多くの作家を紹介し、さまざまな作品を展示・輩出してきた。今回は、山口県周南市で切り絵作家 敦臣(あつおみ)として活躍している中寅屋敦臣氏の切り絵作品を展示する。伝統の和紙を使いカッターナイフ1本で作り上げた、繊細で緻密な作品群を鑑賞できる。開館時間は10時~17時まで。入館無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日昨年、短期間の上演ながら口コミで大きな話題を呼び、早くも待望の再演となったミュージカル『サイド・ショウ』。『ドリーム・ガールズ』の作曲家、ヘンリー・クリーガーが楽曲を手がけ、1998年のトニー賞で4部門にノミネートされたブロードウェイ・ミュージカルである。映画『フリークス』(1932年)にも出演した実在の結合双生児、ヴァイオレットとデイジーの光と闇を描く本作。好奇の目で見られがちな物語を骨太な人間讃歌に仕上げたビル・ラッセルによる脚本の力はもとより、日本バージョンの成功は姉妹を熱演した貴城けいと樹里咲穂にあることは間違いない。本番を目前に控えた稽古場でふたりの胸中を聞いた。ブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ』出演者の写真穏やかな“普通の生活”を送りたいと願うヴァイオレット(貴城)と、陽気で前向き思考なデイジー(樹里)のヒルトン姉妹。初演では対照的な姉妹がひとつの身体に生まれ、それぞれに愛と人生を希求するところに妙味があった。だが今回は、より細やかな感情のひだをすくいとる表現へ進化し、稽古場でも初演とは異なる心の動きを感じているという。「全然違いますね。もちろん初演の時も最良のものをお届けしたつもりですが、1年半という時間を置いて役を掘り下げた結果、より痛くてより深く、そしてより前向きな物語になったと思います」(樹里)、「自分たちもいろんな経験を経て成長しているだろうし、新しいキャストの方と一からやりとりしたり、(演出の)板垣(恭一)さんから提示される新たな切り口もあって。1か所が変わるとパズルのように他の部分も変化していくから、初演を観た方も新しい気持ちでご覧になれると思います」(貴城)と充実した表情だ。「初演は作り込んでいったけど、今回はどんどん削ぎ落としている気持ち」(樹里)、「シンプルなんだけど、深い」(貴城)と語る通り、稽古場ではこんな体験もあった。「通し稽古をした時に、ふっと姉妹の気持ちを実感できた瞬間があったんです。ヴァイオレットとデイジーは対照的な性格だけど、底の底では本当にふたりでひとりなんだと。『これだ!』っと思って隣を見たら、貴城さんもボロボロ泣いていて(笑)」(樹里)、「樹里さんも泣いてましたよね(笑)。穏やかなヴァイオレットが怒るときはデイジーがなだめるし、明るいデイジーが落ち込むときはヴァイオレットが強気になるっていうのが意図せずに体感できた。『あっ!』と思った瞬間でした」(貴城)。人間は必ずしも一面ではない。普段は隠したくなるような何層にも重なるグラデーションを、真摯に描くからこそ本作は名作と呼ばれるのだろう。全身で役に取り組む貴城と樹里は同時に、宝塚出身ならではの実力で華やかなショー・シーンをも見せる。その絶妙なサジ加減は、日本版『サイド・ショウ』だけがもつ魅力。さらに進化したステージが見られるのは、もうすぐだ。ブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ』は、東京・THEATRE1010にて10月1日(土)から10日(月)、大阪・森ノ宮ピロティホールに10月15日(土)に上演される。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2011年09月27日