俳優のジョニー・デップが主演を務める映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(7月1日公開)の最新予告編が10日、公開された。最新作では、孤高の海賊ジャック・スパロウへの復讐に燃える、"海の死神"サラザールが登場。この史上最恐の敵が、禁断の"魔の三角海域"から解き放たれる。海賊絶滅の危機を止めるカギは、すべての呪いを解く"ポセイドンの槍"と、そのありかを知る"最後の海賊"のみ。そして、これまで決して明かされることのなかったジャック・スパロウ誕生の瞬間というシリーズ最大の謎がベールを脱ぐ。おなじみのテーマ曲と共に、ジョニー・デップ演じる孤高の海賊ジャック・スパロウがカムバック。シリーズ最恐の敵"海の死神"サラザール役には、21世紀最大の悪役俳優にしてアカデミー賞俳優のハビエル・バルデム。さらにはウィル・ターナー役のオーランド・ブルームがシリーズ復帰を果たす。ウィルの息子ヘンリー・ターナー役のブレントン・スウェイツや女性天文学者カリーナ役のカヤ・スコデラリオら次世代のスターも出演する。このたび公開された映像では、若き日のジャック・スパロウが初登場。"海の死神"サラザールとの因縁が描かれる。海賊の全滅をもくろむサラザールは、ジャックにはめられ全てを奪われ、不死の呪いをかけられた。"海の死神"となったサラザールはジャックへの復讐に燃える。テーマ曲と共に、手に汗握る迫力満点の壮大なアクションが描かれ、唯一無二の存在ジャック・スパロウのどこか憎めないひょうひょうとしてユーモアのある要素も健在だ。本作のメガホンを握るのは、ヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリの監督コンビ。実話である壮大な海洋冒険物語を描いてアカデミー賞にノミネートされた『コン・ティキ』など海を舞台に描いた作品には定評がある。(C)2017 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月10日俳優のジョニー・デップが主演を務める映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(7月1日公開)の最新日本版ポスターが8日、公開された。本作のファーストビジュアルとなるポスターは、ジョニー・デップの代名詞ともいえるジャック・スパロウを象徴的に使ったインパクトのある仕上がり。中央には、「この顔に、ピンと来たら<夏>が来る。」というキャッチが添えられている。本作のメガホンを握るのは、ヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリの監督コンビ。実話である壮大な海洋冒険物語を描いてアカデミー賞にノミネートされた『コン・ティキ』や、同じく海を舞台に描き、高い評価を受けているNetflixオリジナル作品『マルコ・ポーロ』を生み出し、世界中の観客を感銘させた。サンドベリ監督は、「"パイレーツ"シリーズの原点といえる1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』に敬意を払い、この『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』を制作しました。全世界で注目される作品なので、その責任を重く感じています。世界中に多くのファンがいるだけでなく、私たち自身もノルウェーで本シリーズを観ていたファンですからね」と自らもいちファンとして、本作にかける熱い思いを明かした。ローニング監督は、「私たちは史上最高の海賊映画を作ることを目指しました。力強い感情が核にあり、素晴らしいキャラクターたちが登場する、楽しくてスペクタクルなアクション満載の壮大な映画です。1作目の魂をとらえると同時に、本作『最後の海賊』に新しさを吹き込むため、私たちはこれまで何年も力を注いできました。そして今、私たちがそれを成し得たかどうか、それを判断するのは観客の皆さんです」と作品の仕上がりに自信をのぞかせている。同シリーズの主人公、海賊船ブラック・パール号の船長にして、決して北を指さないコンパスを持つ伝説の海賊ジャック・スパロウを演じるのはジョニー・デップ。いつもペットの猿を肩に連れた海賊ヘクター・バルボッサ役にはアカデミー賞俳優ジェフリー・ラッシュ、自らが海賊の息子だということを知らずに幼少時代を過ごしたウィル・ターナー役にはオーランド・ブルーム、さらには、『ノーカントリー』の冷酷無比な演技でオスカーを受賞し、『007 スカイフォール』でも悪役を怪演したハビエル・バルデムが、全海賊の滅亡を謀る"海の死神"サラザールを演じる。そして、『マレフィセント』など話題作への出演が続き、現在ハリウッドで注目されているイケメン俳優ブレントン・スウェイツがウィルの息子ヘンリー・ターナー役で出演。"ポスト オーランド・ブルーム"の呼び声も高く、本作でますます話題になることは間違いない。物語の鍵を握る強く美しいヒロイン、カリーナ役には、『メイズ・ランナー』シリーズ等で活躍している若手女優カヤ・スコデラリオが抜てきされた。(C)2017 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月08日オーランド・ブルームが、イライジャ・ウッドやヴィゴ・モーテンセンら『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の共演者たちとプチ同窓会を開いた。『ロード・オブ・ザ・リング』三部作でメリーを演じたドミニク・モナハンが31日(現地時間)に自身のインスタグラムに共演者たちとの集合写真をアップ。ドミニクと一緒に主人公のフロドを演じたイライジャ、レゴラス役のオーランド、アラゴルン役のヴィゴ、そしてもう1人、ピピン役のビリー・ボイドの姿もあった。三部作は2003年に完結、10数年が経っているが、2年前にもイライジャとオーランド、ドミニクとビリーはロサンゼルスで一緒に食事するなど、仲がいい。今回はその4人にヴィゴが合流した。ヴィゴは来月発表の第89回アカデミー賞で主演男優賞(『はじまりへの旅』)にノミネートされていて、そのお祝いもしたかもしれない。レストランとおぼしき場所で、フォークやナイフを手にしながら、それぞれの役になりきってトロル退治のシーンを演じる動画を撮ったり、久々の再会を楽しんだようだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月01日マーベルの大ヒット映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の新作『GUARDIANS OF THE GALAXY VOL. 2』が、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の邦題で2017年5月12日に日本公開されることが13日、明らかになった。本作は、70年代を中心とした懐かしくゴキゲンなヒット曲にのせて、ヒーローとは言い難い宇宙のはみ出し者たち"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー"が銀河を救うため強大な敵に立ち向かうアクション・アドベンチャー。宇宙一不運なトレジャー・ハンター、ピーター・クイルが、刑務所で偶然出会った正義や平和とはかけ離れた仲間たちをまとめあげ、銀河の危機を救う。メンバーは、個性と魅力にあふれた"普通じゃないキャラ"。ピーターに悪態をつきながらも、相棒グルートの面倒を見ながら銀河を救うために奔走してしまう宇宙一凶暴なアライグマ"ロケット"や、緑の肌のセクシーな暗殺者"ガモーラ"、復讐に生きてきたがどこか抜けている破壊王"ドラックス"、「I am Groot.」としか話さない動く木"グルート"だ。今回、かつては巨大な木であった"グルート"が、戦いの末その身体の大半を失い、挿し木から少し成長した"ベビー・グルート"として登場。米サンディエゴで行われたコミコン・インターナショナルでいち早く紹介された際には、つぶらな瞳を輝かせるキュート過ぎる姿と、相変わらずの「I am Groot.」という一言に、集まった観客からため息が漏れたという。本作のもう一つの魅力は、70年代を中心とした懐かしくてゴキゲンなヒット曲たち。ピーターが母親から贈られたカセットテープに収録されている楽曲たちが、壮大なアクションシーンや、爆笑必至なシーンを彩り、このへんてこな負け組チームの背中を押す。監督・脚本を務めるのは、ハリウッドの人気監督の仲間入りをしたジェームズ・ガン。そして、『ジュラシック・ワールド』で注目を集めた俳優のクリス・プラットが、引き続きピーター・クイルを演じる。(C)Marvel Studios 2016
2016年12月14日Googleストリートビューに映ったハトが、未確認飛行物体ではないかと話題になったものがあったようです。Googleストリートビューについては、プライバシー侵害になるのではないかという議論がされることがあり、実際にそれで裁判になったこともあります。実際、Googleストリートビューはプライバシーを侵害するものといえるのでしょうか。解説していきたいと思います。*画像はイメージです:■プライバシー侵害の要件プライバシー侵害が成立するためには、一般的に以下の要件を満たす必要があるとされています。 1. 私生活上の事実または事実らしく受け取られる事柄であること2. 一般人の感受性を基準にして、当該私人の立場に立った場合、公開を欲しないと認められるものであること3. 一般の人々に、未だ知られていないことがらであること(非公知性) これは「宴のあと」事件(東京地判昭和39・9・28)が示した基準です。もっとも、必ずしもこの要件が厳格に適用されてプライバシー侵害が認定されているわけではないのが実際です。 ■“プライバシーとして保護するか”が争点だと上記3要件が重視されるただし、“そもそもプライバシーとして保護するべきか”という点が争われる場合、この要件の充足の有無がかなり問題になってくることがあります。私見ですが、「宴のあと」事件判決は単なる地裁判決であり、私生活上の事実等に対象を限定すること、また、非公知性を要求する点で、現在では不適切な要件になっているのではないかと考えています。特に、非公知性については、昭和39年当時は、情報の発信者はもっぱらマスコミであり、個人が社会に物事を公表することは著しく困難で、「一般の人々に未だ知られていない」という状況が容易に観念することができました。しかし、現在はインターネットを通じて誰でも気軽に情報発信ができるようになっており、インターネットに投稿されれば、その情報は誰でも閲覧できる以上、「一般の人々に未だ知られていない」ということを観念することができない状況と思います。その結果、「宴のあと」事件の要件を用いれば、インターネット上に掲載された事項については、プライバシーとして保護されない、ということになってしまいます。これは明らかに不当でしょう。つまり、プライバシー侵害成立の要件は、現代の状況とは全く合致しないものになっているのです。 ■Googleストリートビューはプライバシーを侵害するものかでは、Googleストリートビューはプライバシーを侵害するものでしょうか。Googleストリートビューは、プライバシーに一定の配慮をして、顔、表札、車のナンバープレートなどにモザイクをかけています。また、ストリートビューでは公道からの撮影がされているのが通常であり、公道において撮影する際、周囲の様々なものが写ってしまうことはしばしばあることです。そのため、一般的にはプライバシー侵害とは言えないと思われます。裁判でも、同じような判断で、プライバシー侵害が否定されています。もっとも、塀の中が撮影されていたり、モザイクがかかっていない人の顔が掲載されているといったケースもあるようであり、個々の状況によってプライバシー侵害と評価できる場合もあるだろうと思われます。 *著者:弁護士 清水陽平(法律事務所アルシエン。インターネット上でされる誹謗中傷への対策、炎上対策のほか、名誉・プライバシー関連訴訟などに対応。)【画像】イメージです*Lolostock / Shutterstock
2016年12月09日ジェラルド・バトラー主演のアクション映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』の3作目が製作されることになった。タイトルは、『Angel Has Fallen(原題)』。その他の情報1作目と2作目『エンド・オブ・キングダム』で、バトラー演じるマイク・バニングは大統領を守るシークレット・サービスだったが、3作目では彼自身が危険にさらされることになるようだ。バトラーはプロデューサーも兼任する。監督は決まっていない。1作目は全世界で1億6,000万ドル、2作目は2億ドルを売り上げている。バトラーの最新作は『キング・オブ・エジプト』。現在はアクションスリラー『Hunter Killer』を撮影中。共演はビリー・ボブ・ソーントン、ゲイリー・オールドマン。文:猿渡由紀
2016年10月29日映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が、2017年5月12日(金)に日本公開される。最新作では新キャラが登場前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、母の死に向き合えないピーター、一族最後の生き残りとなり暗殺者へと身をやつしたゴモラ、軽口を叩きながらも心に深い傷を抱えるアライグマのロケット、家族を殺され復讐心で埋め尽くされたドラックス、そして優しい心を持つグルートが主な登場人物。それまで孤独に生きてきた宇宙のならず者たちは負け犬同然の人生をやり直すために、宇宙のために無謀な闘いを挑むことを決意し物語は進んで行く。最新作ではピーターの出生の秘密、そして新キャラクターの登場など気になる要素が満載。その中には“ベビー・グルート”と呼ばれる注目キャラクターも。かつては巨大な木であり、その姿からは畏敬の念すら覚える古の生き物であったグルートが戦いの末その身体の大半を失ってしまい、挿し木から成長した新キャラクターとして登場する。マーベル史上最も“カワイイ”の称号を手にするはずの彼には目が離せない。クリス・プラット続投、シルベスタ・スタローンらも出演ガーディアンズのリーダー、ピーター・クイル(スター・ロード)は引き続きクリス・プラットが演じる。また、シルベスタ・スタローンやカート・ラッセルなどの俳優陣も出演。ロケットにブラッドリー・クーパー、樹木のグルートにヴィン・ディーゼルといった声優も続投する。吹き替えは個性派ぞろい吹替えキャストには、リーダー“ピーター・クイル”を山寺宏一、チームのメンバーの一人(一匹?)で凶暴で毒舌なアライグマ“ロケット”を加藤浩次が決定している。更には、同じくガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーで、殺人兵器として育てられた美しくも危険なツンデレ暗殺者ガモーラと、野獣の力を宿した荒くれものだがド天然な脳筋男ドラックスの吹替えも、前作に引き続いて朴璐美と楠見尚己が演じる。ベビー・グルートを演じる遠藤憲一を含め、日本公開に向けて日本のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー達が再び終結することに。前作でガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと対立するも、どこか憎めない役として登場した各キャラクターたちの吹替え声優も。ピーターを地球から誘拐し育てた銀河海賊のリーダー・ヨンドゥは立木文彦が、ガモーラの妹でありながら愛され願望をこじらせてしまっている暗殺者ネビュラは森夏姫が続投。作品情報『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』原題:Guardians of the Galaxy Vol. 2公開日:2017年5月12日(金)キャスト:クリス・プラット、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、デヴィッド・バウティスタ、ゾーイ・サルダナ、マイケル・ルーカー、ショーン・ガン、カレン・ギラン、カート・ラッセル、シルベスタ・スタローンなど監督:ジェームズ・ガン配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン©Marvel Studios 2017【日本版吹替えキャスト一覧】ピーター・クイル/スター・ロード:山寺宏一ロケット:加藤浩次ベビー・グルート:遠藤憲一ドラックス:楠見尚己(くすみ なおみ)ガモーラ:朴璐美(ぱく ろみ)ヨンドゥ:立木文彦(たちき ふみひこ)ネビュラ:森夏姫(もり なつき)
2016年10月18日俳優のジョニー・デップが主演を務める映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(原題:『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』)が、2017年7月1日に日本公開されることが20日、明らかになった。同シリーズの主人公は、海賊船ブラック・パール号の船長にして、決して北を指さないコンパスを持つ伝説の海賊ジャック・スパロウ。本作でももちろん、ジョニー・デップが演じる。そして、いつもペットの猿を肩に連れた海賊ヘクター・バルボッサ役にはアカデミー賞俳優ジェフリー・ラッシュ、自らが海賊の息子だということを知らずに幼少時代を過ごしたウィル・ターナー役にはオーランド・ブルーム。さらには、『ノーカントリー』の冷酷無比な演技でオスカーを受賞し、『007 スカイフォール』でも悪役を怪演したハビエル・バルデムが、全海賊の滅亡を謀る"海の死神"サラザールを演じる。『マレフィセント』など話題作への出演が続き、現在ハリウッドで最も注目されているイケメン俳優ブレントン・スウェイツの出演も決定。早くも"ポスト オーランド・ブルーム"と注目を集めている。また、物語の鍵を握る、強く美しいヒロインは、『メイズ・ランナー』シリーズなどで活躍の新進気鋭の若手女優カヤ・スコデラーリオが演じる。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年09月21日『マン・オブ・スティール』の続編が製作されることになった。今年3月に公開された『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が酷評を受けたものの、ワーナー・ブラザースはヘンリー・カヴィルがスーパーマンを演じる『マン・オブ・スティール』続編の製作に向けて動き出したと、関係者らがザ・ラップに明かしている。2014年にワーナー・ブラザースのケヴィン・ツジハラCEOが今後のDCコミックキャラクターが登場する9つの映画について発表した時には、ザ・フラッシュ、アクアマン、ワンダーウーマンらの単独映画が含まれていたもののスーパーマンの単体映画が含まれていなかったため、このニュースはDCコミックファンたちにとって良い知らせとなっているだろう。『ワンダーウーマン』が2017年6月2日、ヘンリーとバットマン演じるベン・アフレックが出演する『ジャスティスリーグPart 1』が2017年11月17日の公開を予定しているのに続き、現在のところ2018年7月27日に『アクアマン』が公開予定となっている。そして、関係者の1人はバットマンの単独映画がスーパーマン単体映画続編の前に公開される可能性が高いとしている。現在ワーナーブラザースは、2018年10月5日と2019年11月1日に新作を公開するとしているが、どの作品が公開されるかについては明らかになっていない。(C)BANG Media International
2016年08月11日ジェラルド・バトラーが米大統領のシークレットサービスとなり、大ヒットを飛ばした『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編『エンド・オブ・キングダム』。このほど、5月28日(土)に迫った公開を前に、本日5月8日(日)の「母の日」に合わせて“母は強し”の場面写真が到着した。舞台をホワイトハウスからイギリス・ロンドンに移し、製作費も大幅スケールアップした本作は、史上最大の厳戒態勢の中で勃発した“キングダム”=王国の崩壊の危機に立ち向かう。米大統領のシークレットサービス、マイク・バニングをバトラーが熱演するほか、アメリカ大統領ベンジャミン・アッシャーにアーロン・エッカート、副大統領アラン・トランブルにモーガン・フリーマンと、前作に引き続き豪華キャストが再集結。さらには、トム・ハーディの愛妻として知られるシャーロット・ライリーが英国情報部MI6の凄腕スパイを演じ、『ダーク・シャドウ』『ロボコップ』などのジャッキー・アール・ヘイリーら、強力なキャストが新たに加わった。今回届いたのは、前作『エンド・オブ・ホワイトハウス』に引き続き登場する、マイク・バニングとの妻リア(ラダ・ミッチェル)との微笑ましい場面写真。リアは妊娠中で出産間近。夫婦は愛するわが子の誕生を心待ちにしていたが、同時に、大統領の護衛を務めてきたマイクは、一番近くにいる大切な家族を守るためにシークレットサービスを退職しようか思い悩んでいた。そんなとき、イギリス首相の葬儀に出席する大統領と共に、ロンドンへ行くことになったマイク。愛妻リアとお腹の子に無事の帰還を誓う。優しく夫を送り出すリアだったが、ロンドンで大規模なテロ襲撃があったことをニュースで知り、不安は最高潮に…。しかし、お腹の子という守らなくてはならない存在を得た彼女は、うろたえることなく、ただ一心に夫を信じ帰りを待つのだった…。母親という存在は、どんなときも強くたくましい。本作でもそんな強い母の存在と家族の愛が、ストーリーに一層の深みを与えている。『エンド・オブ・キングダム』は5月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月08日俳優のトミー・フラナガン(50)が、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』に出演することが決まった。カート・ラッセル、エリザベス・デビッキ、クリス・サリバン、ポム・クレメンティーフがすでにキャスティングされている本作で、トミーはマイケル・ルーカー扮するヨンドゥ・ウドンタが率い、クリス・プラット扮するピーター・クイルを誘拐した宇宙海賊ラヴェジャーズの1人を演じることになり、同海賊内で物議を醸すキャラとなるようだ。トミーはツイッターで「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』に出演するってついにお知らせできるよ」と伝えている。マーベル・シネマティック・ユニバースが手掛ける本続編には、主演のクリスをはじめ、ゾーイ・サルダナ、デビッド・バウティスタ、カレン・ギラン、マイケル、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、グレン・クローズら主要キャストの続投も決まっており、アトランタ・パインウッド・スタジオを通してケヴィン・フェイグがプロデューサーを務め、ジェームズ・ガンがメガホンを取る。公開は2017年5月5日を予定している。(C)BANG Media International
2016年03月01日ジェラルド・バトラー主演作『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編『エンド・オブ・キングダム』が5月に公開されることが決定した。最新作では、英国のロンドンを舞台に、シークレットサービスの主人公とテロリストの戦いを描く。その他の情報前作では、ワシントンのホワイトハウスが襲撃され、米大統領シークレットサービスのマイク・バニング(バトラー)が混乱する状況下で敵に立ち向かったが、新作はそれから2年後が舞台。イギリスの首相が謎の死を遂げ、ロンドンで行われる葬儀に各国の首脳が集結。厳重な警備体制が敷かれる中、ロンドン同時多発テロが発生し、マイクは、米国大統領と決死の逃亡劇を繰り広げる。バトラーだけでなく、大統領役のアーロン・エッカート、副大統領役のモーガン・フリーマンが続投し、シャーロット・ライリー、ジャッキー・アール・ヘイリーらが新キャストとして出演する。『エンド・オブ・キングダム』5月28日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2016年02月22日『エンド・オブ・ホワイトハウス』(13年)の続編『エンド・オブ・キングダム』(原題:『London Has Fallen』)が、5月28日より日本公開されることが決定し、ポスタービジュアルが22日、公開された。完全無欠のホワイトハウスが陥落するという斬新な設定と、迫力あるアクションで大ヒットを記録した『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編となる本作は、舞台をイギリス・ロンドンに移し、製作費も大幅にスケールアップ。前作を超える"現代最大の敵(テロリズム)"との壮絶な闘いを描く。物語は、ホワイトハウス陥落の2年後。イギリスの首相が不可解な死を遂げ、葬儀のために各国首脳陣が大集結したロンドンで、超厳戒態勢の中、同時多発テロが勃発する。再び命を狙われたマイクとベンジャミンは、決死の逃亡を繰り広げていく。キャストには、米大統領のシークレットサービス、マイク・バニング役にジェラルド・バトラー、アメリカ大統領ベンジャミン・アッシャー役にアーロン・エッカート、副大統領アラン・トランブル役にモーガン・フリーマンと、前作に引き続きハリウッドを代表する俳優が再集結。さらに、シャーロット・ライリー、ジャッキー・アール・ヘイリーらも出演する。公開されたポスタービジュアルは、史上最大規模のテロ攻撃を受け、崩れ落ち燃え上がる"王国(キングダム)"の街並みと、世界の運命を託されたマイクらの静かながらも熱い思いに満ちたまなざしが印象的なデザインに仕上がっている。(C)LHF Productions, Inc. All Rights Reserved.
2016年02月22日カスペルスキーは2月16日、SNSのプライバシー設定の重要性を、同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説した。同社の調査によると、FacebookやInstagramなどのSNS利用者のうち、28%がプライバシー設定に無関心であることがわかった。そういった利用者は、自分の投稿や写真をすべて一般公開していることになる。また、10人に1人は友達リクエストを受け取った際、まったく面識がない人であっても1人残らず承認している。また、3人に1人は共通の友達が2~3人いれば、知らない人であっても友達になっている。まったく面識のない人と友達になることで、ダイレクトメールでアフィリエイト先のオンラインストアの商品を欲しくもないのに宣伝してきたり、買わせてくるようなケースがある。例えば、ダイエットグッズやジムの売り込み、Webカメラ「チャット」のボットという場合もある。セールス目的ではなくサイバー犯罪者だった場合は、サイバー犯罪に巻き込まれる恐れがある。カスペルスキーは、SNSの利用者の多くが「SNSは安全である」という錯覚があると指摘。例えば、SNS上に公開したデータは安全に保護されていると思いがちだが、他人が勝手に入手して悪用するケースも少なくない。写真はダウンロードできしまうし、チェックインすることで現在の居場所を伝えてしまう。SNSの利用者は「ごく普通の人たち」だけではなく、スパイやサイバー犯罪者にとっても「標的を狙う場所」として活用している。SNSの利用者は、自分がどんな個人情報を公開しているのか、ソフトウェアの開発元やネットショップなどの第三者組織に共有しているのかなど、プライバシー対策を注意深く行っていく必要がある。また、気を付けておきたいポイントとして、見知らぬ人から友達リクエストを受け取って保留中になっているならすべて拒否する、知らない人が送ってきたリンクは悪意あるWebサイトにつながっているかもしれないのでクリックしてはいけないと紹介している。
2016年02月19日●オレを襲ったトラブル富士通製PCの秋冬モデルに搭載されている「ワンタッチプライバシー」は、ファイルを登録しておけば、一度に複数のファイルをデスクトップ画面から非表示にし、他のユーザーの目から隠してしまえる機能だが、製品紹介ページではほとんど言及されていない、ちょっとマニアックな機能だ。同機ユーザーの中には、「『LIFEBOOK SH90/W』でWindows 10のメニューを立ち上げてみたら『よく使うアプリ』に謎の機能が表示されていたがはてこれは一体何だろう」という人もいるかと思われる。というわけで、今回、モバイルモデルの「LIFRBOOK SH90/W」で「ワンタッチプライバシー」を試してみた。なお、機種の詳細は、ニュース記事、レビュー記事で確認してほしい。【レビュー】スペックや機能はどう変わった? Skylake+Windows Hello搭載、新生「LIFEBOOK SH90/W」を試す富士通、指紋認証ログインに対応した13.3型ノートPC「LIFEBOOK SH」○オレを襲ったトラブル「ワンタッチプライバシー」は、スタートメニューから起動できる「ワンタッチプライバシー」という富士通のオリジナルプログラムだ。名前の通り、ワンタッチ(もしくは1クリック)で特定のファイル、フォルダを画面上から一時的に消す(非表示にする)ことができる機能である。使い方を紹介する前に、まずはこの機能でちょっとアレな画像を隠したオレを襲ったトラブルの顛末を伝えたい。「ワンタッチプライバシー」の使用には、まず「ワンタッチプライバシー」自体のパスワードを設定する必要がある。そして、「ワンタッチプライバシー」を使って非表示にしたファイルを復活させるには、当然同プログラムから復元処理を行う必要があるのだが、一度終了させた「ワンタッチプライバシー」を起動すると、まずパスワードの入力画面が表示される。ここで正しいパスワードを入力しないと、「ワンタッチプライバシー」は起動できず、ひいてはファイルを復元することができない。初めて「ワンタッチプライバシー」を使ったとき、このパスワード入力時に、トラブルが発生した。察しのいい読者諸氏はお気づきかもしれない。なぜか、正しいパスワードを入力しても、ログインできないのだ。そんなことあんのか!? と思われただろう。オレも思った。このとき、非常にシンプルなパスワードを設定したので、間違うはずはなかったのだが、複数回パスワードを入力してもログインできず、焦ることになった。そうしているうちにあることに気がついた。アルファベットの大文字、小文字が逆転しているのでは? というわけだ。設定したときは小文字で入力している気になっていたが、もしかすると大文字で入力していたのかもしれない。かくして、アルファベットを大文字にして入力すると無事ログインできた。正直ホッとした。これがログインできないと、富士通に連絡してリセット方法を教えてもらわなければならない。ユーザー側ではリセットできずPC自体を送って処理しなければいけない可能性もあり、面倒極まりないことになるところだった。●改めてワンタッチプライバシー機能を試すいろいろあったが(主にオレだけ)、改めて、本題の「ワンタッチプライバシー」機能の話だ。この機能はスタートメニューから起動できる「ワンタッチプライバシー」という富士通のオリジナルプログラムによって実行される。このプログラムを初めて起動すると、まずはパスワードの登録を要求してくる。文字数は6文字以上、24文字以内で、文字種類を2種類以上にしなければならない。もっと厳しくしてもいいのではないか? と思うが、あまりに複雑にしすぎて、ファイルを永遠にロストしてしまう可能性もあるので、一般的なレベルでいいのかもしれない。「ワンタッチプライバシー」にファイルをドラッグ&ドロップで登録し、登録したファイルごとに表示される「隠す」スイッチをクリックすると、機能がオンになりファイルが隠される。画面上からもファイルは見えなくなり、これでプログラムを閉じると、ほかの人には隠したフォルダの存在が全くわからなくなる。この時、ファイルは単に見えなくなっているだけでなく、暗号化された上で、特定のフォルダに保存されている。つまり、隠された状態ではファイルを発見しても、見ることができないのだ。●隠す機能をどう活用するか?さて、「ワンタッチプライバシー」では複数のファイル、フォルダを管理、隠蔽できる。それはそうだ。1つしか隠蔽できないのでは実用性が低い。複数の隠蔽ファイルの登録は次々とプログラムウィンドウにファイル、フォルダをドラッグ&ドロップしていけばいいだけだ。複数のファイルを登録すると、リストに複数のアイテムが表示されていく。そして、リストは下端まで達すると、スクロールできるようになる。このリストはかなり長くなることを想定したデザインのようだ。複数のファイルを登録した場合でも、登録したファイル、フォルダごとにファイルを隠すスイッチをオン、オフできる。また、急いでファイルを隠したい場合にために、右上の「すべてを隠す」ボタンで一度にすべてのファイルを消すことができる。○隠す機能をどう活用するか?最近はタフさを強化したビジネス向けノートPCが増えているが、タフさの次に必要となるのはセキュリティ機能だろう。富士通は指紋認証などを早くからノートPCに取り入れたり、虹彩認証をスマホに搭載するなどセキュリティに積極的なメーカーなので、「ワンタッチプライバシー」のような、ファイルを隠す機能を取り入れたことは理解できる。いろいろ試したが、「ワンタッチプライバシー」は非常に面白い機能だ。提言の意味で、「ワンタッチプライバシー」がスタートメニューに表示されてしまうのが気になると記しておこう。だって、このパソコンの中のデータをチェックしたい人が、そのパソコンを触ったら、「このプログラム何?」って、起動しようとしてしまうだろう。そして、起動すると、パスワードにブロックされてしまうわけで、ユーザーへの疑惑が増してしまうかも知れない。アイコンを表示せずに、例えば複数のキーの組み合わせで起動するようになったら、使い勝手がより良くなりそうだ。「ワンタッチプライバシー」は「LIFEBOOK SH90/W」だけでなく、富士通の秋冬の新製品に搭載される機能だ。会社のデータでも個人のデータでも、複数の人が使う可能性のある環境にいる人や、手軽にセキュリティを高めたい人は、店頭などで一度試してみると良いだろう。
2015年11月15日イーサン・ホークが主演し、『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本と監督を務めた映画『ドローン・オブ・ウォー』の新映像が公開になった。遠隔操作で飛行する無人戦闘機を駆使した現代の戦争の姿を描いた衝撃的な映像だ。『ドローン・オブ・ウォー』衝撃映像本作の主人公トミー・イーガンは米軍の無人機ドローンのパイロットで、1万キロも離れた場所の飛行機を操って異国で“正義”のために爆撃を続けている。このほど公開された映像でも、パイロットは静かで快適な部屋で椅子に腰掛け、モニタを見ながらボタンを押して、モニタの向こうで音もなく煙があがるのを確認するだけだ。攻撃の指令はすべて電話で伝えられ、パイロットは相手が攻撃するべき相手なのか自分で判断することなく、指示されるままにボタンを押す。電話によると、畑の隣にひっそりと建つ小屋は“爆弾工場”で、非戦闘員が近くいる民家は“米国の脅威”だという。映画は、戦場から遠く離れた場所で“戦争”を続ける者たちの日常と、彼らの精神の変化をスリリングなタッチで描き出していく。『ドローン・オブ・ウォー』10月1日(木) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2015年08月28日米Lookoutは20日、日本のスマートフォン所有者を対象に実施したモバイルプライバシーIQ調査の結果を公表した。スマートフォン使用時におけるプライバシー保護に関する個人の知識レベルを調査したもので、調査結果からはプライバシー保護に高い意識を持つ人ほど実際には危険な行為をとっていることが判明した。同調査によると、モバイルプライバシーIQが、平均以上と自分を評価する人はスマートフォン所有者の約3%だった。しかし、自称プライバシー優等生は、他のユーザーよりも公共Wi-Fiやオープンネットワークに接続したり、非公式アプリマーケットからモバイルアプリをダウンロードしたりと、危険な行為をとる可能性が高いことが判明したという。これは米国での調査でも同様の結果になったとしている。男女別で見た場合も、自称プライバシー優等生は、男性のほうが女性よりも多く存在するが、パーミッションを読まずにアプリのダウンロードを実行するなど、危険な行動をとるのは男性が多い傾向にあった。同社では、今回の調査結果から、プライバシー問題への意識と、プライバシー保護のために行っている実際の行動にギャップがあると結論づけている。そして、モバイルデバイスに保存されている個人情報保護対策についても触れている。そのひとつが、PINコード、パスコードの設定。自称プライバシー優等生のうち約35%が「パスコード設定なし」にしているが、覗き見や情報漏えいのリスクを避けるための最初の防衛手段になるとしている。公共Wi-Fiでは、セキュリティが施されていることが皆無に等しく、メール、ソーシャルネットワーキングは利用せず、サイトの閲覧にとどめることも推奨している。ウェブサイトの閲覧にあたっては、URLが「https」で始まるかを確認するとともに、スマートフォンの閲覧履歴や検索履歴の定期的な消去を進めている。第三者が端末を不正入手してもプライバシーが保護できる。アプリのダウンロードにあたっては、アプリ評価、レビューに注意を向け、アプリがアクセスする情報に納得できない場合は、インストールをやめることも検討してほしいとしている。
2015年08月20日イーサン・ホークが主演し、『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本と監督を務めた映画『ドローン・オブ・ウォー』の新画像が公開になった。主人公がたくさんのモニターの前に座っている画像だが、ここで行われているのは“戦争”だ。その他の画像本作の主人公トミー・イーガンは米軍の無人機ドローンのパイロットで、1万キロも離れた場所の飛行機を操って異国で“正義”のために爆撃を続けている。かつては実際に戦闘機に乗り込み、何度も戦場で危険と隣り合わせの状態で戦ってきたトミーは、配置転換され、エアコンのきいた快適なコンテナからドローンを操って、ボタンひとつで敵を殺している。ドローンには精巧なカメラが仕掛けられていて、地上で行動する人々の姿や行動がしっかりと認識できるが、彼らは遥か上空にあるドローンの存在には気づいていない。そんな状況で彼らは予告もなく、何かに気づくこともなくいきなり爆撃されて、この世を去る。そして、爆撃をした本人は勤務時間が終わると、ネオンに囲まれたラスベガスの華やかな街を通り抜けて帰宅し、愛する家族と夕食をとる。本作ではテクノロジーの進歩によって、大きく変化を遂げつつある現代の戦争のイメージを描きだす。そして、安全で快適な環境にいながら、再び戦地で戦闘機に乗りたいと願う主人公トミーが苦悩し、周囲や家族との関係に亀裂が生じていくドラマが重厚なタッチで描かれる。現在の戦争は一体、どんな姿をしているのか? そこで生きる人々の精神は? 本作は多くの観客に衝撃を与えるのではないだろうか?『ドローン・オブ・ウォー』10月1日(木) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2015年08月13日国立情報学研究所(NII)は8月6日、コンテンツ科学研究系の越前功 教授らが開発した、カメラなどによる顔認識を不能にして着用者のプライバシーを守る眼鏡型装着具「プライバシーバイザー」が商品化されることを明らかにした。今回、製品化を手掛けるのは「めがねのまち さばえ」を掲げる福井県鯖江市の企業である、眼鏡用資材を扱う総合商社のニッセイ。これまでの開発において公開されていたプライバシーバイザーは、3Dプリンタを利用した樹脂フレームで作られていたが、量産化にあたっては、ニッセイの強みであるチタンを活用したフレームを採用することで、通常のメガネに比べて湾曲が大きい形状を実現したとする。また、フレームにチタンを採用して量産化することで金型や治具、加工費などのコストが高くなるため、同社では今後、鯖江市が実施・運営しているクラウドファンディング事業「FAAVO(ファーボ)さばえ」を活用して製作費の一部を調達するとしており、この商品化事業に投資した支援者には、支援金額に応じて初回限定モデルやチタン加工技術を活かした記念品などが提供される予定だという。一方、プライバシーバイザーそのものは、スマートフォンや監視カメラなどで撮影された画像に意図しない人が映り込んでしまい、それが別の事柄に用いられたり、誰が、いつ、どこにいたのか、といったことが暴露される可能性があるといった、新たなタイプのプライバシーの侵害問題を解決することを目的に開発が続けられてきたもの。メガネのように着用するだけで、カメラの顔認識で用いられるような特徴の抽出を困難にさせることが可能となるほか、電子部品や特殊素材も利用しないため、安価に実現することができるとする。なおNIIでは今後も産業界などと連携して研究成果を社会にフィードバックし、情報学による未来価値創成に取り組んでいきたいとコメントしている。
2015年08月07日国立情報学研究所(NII)は6日、デジタルカメラやスマートフォンによる「顔認識」を防ぎ着用者のプライバシーを守るメガネ型デバイス「プライバシーバイザー」が、福井県鯖江市の企業ニッセイによって商品化されると発表した。「プライバシーバイザー」は、顔面に明暗をつくる可視光を反射・吸収する素材をバイザーに貼付することで目の周りの明暗の特長をなくし、顔検出を妨害するメガネ型デバイス。従来の顔認識の防止技術は、顔面に着色したり、顔を物理的に隠すことで、顔認識の前段となる顔の位置の検出を妨げる方法だったため、通常の対人コミュニケーションに支障をきたすという欠点があった。これに対し「プライバシーバイザー」では、メガネのように着用するため、着用者の視覚やコミュニケーションには影響を与えないという。商品としての量産化は、メガネ用資材を扱う総合商社のニッセイが担当する。これまで公開されていた「プライバシーバイザー」の試作品は、3Dプリンターを利用した樹脂フレームを使っていたが、商品化にあたりニッセイの強みであるチタンを使ったフレームを採用。軽く強度が高いチタンの特性が、通常のメガネに比べ湾曲が大きい「プライバシーバイザー」のフレーム形状に対応した。また、フレームにチタンを採用したことでコストが高くなるため、ニッセイでは今後、鯖江市が実施・運営しているクラウドファウンディング事業「FAAVO(ファーボ) さばえ」を活用し制作費の一部を調達する。支援者には、支援額に応じて初回限定モデルやチタン加工技術を活かした記念品などが提供されるという。
2015年08月07日イーサン・ホークが主演し、『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本と監督を務めた映画『ドローン・オブ・ウォー』の予告編映像が公開になった。無人機ドローンを操る軍人を主人公に“現代の戦争”を描く衝撃作だ。『ドローン・オブ・ウォー』予告編『ロード・オブ・ウォー』では武器商人を主人公に冷戦終結後の戦争のあり方や怨念の連鎖、テロの現状を描いたニコル監督が新作の舞台に選んだのは、戦場でも紛争地域でもなく静かで快適なコンテナの中だ。本作の主人公トミー・イーガンは米軍の無人機ドローンのパイロットで、1万キロも離れた場所の飛行機を操って異国で“正義”のために爆撃を続けている。このほど公開された映像でもまず登場するのはドローンが捉えた“映像”で、彼らはエアコンのきいた快適な部屋で映像を見ている。過酷な戦場から遠く離れ、“勤務”が終われば家族の待つ家に帰ることができるイーガンが行っているのは“戦争”なのか? 映像には現代の戦争の姿と苦悩するイーガンの姿が交互に描かれる。『ドローン・オブ・ウォー』10月上旬 TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2015年07月31日●プライバシーは知りたくない「WWDC15」の基調講演で、同じスライドが2度表示された。それはグレーの背景に白い手の平がこちらに向けられているアイコンが用いられた「プライバシー」のスライドだ。Appleはプライバシーを、iOS 9をはじめとするあらゆるサービスやソフトウェアにおける、差別化要因にしようとしている。○プライバシーに対するAppleの考え方Appleは、クラウドにある、あなたのことを知るためのメールや写真、連絡先の情報に関知しない。正直なところ、知りたくないのだ――。基調講演に立ったAppleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長、Craig Federighiはこう述べた。そして、「すべてはあなたの管理下にある」(同氏)と。Appleはデータを収集しないだけに留まらない。もし、Siriが先回りしてウェブ検索などを行って情報を取得する場合、匿名でのウェブ利用を行うこと、またApple IDとこうしたデータを紐付けないことなどが謳われている。また、Appleやサードパーティーが、そのアプリの情報を他のアプリで活用することはないとしている。サードパーティーの開発者に検索APIが提供され、SiriやSpotlightから検索できるようになるが、ユーザーの意向に沿わないデータの活用は行われないということだ。Appleがプライバシーについて強調しているのはこれが始めてではない。捜査当局を困惑させるほどのiMessageやFaceTimeのプライバシーの強固さや、Touch IDの指紋データを送信しないといった既存のサービスでの考え方と同じだ。それにも関わらず、Appleが改めてこのことを強調しているのは、iOS 9で、より積極的にユーザーをアシストするため、iPhone内にあるユーザーの情報をより積極的に活用しようと考えているからだ。●Googleとは違う道を歩むApple○自分のことを理解するために他人の情報が必要か?ユーザー情報の活用は、Googleが既に実証しているように、ユーザーの作業を軽減し、また思いもよらない、しかし望んでいた発見をもたらす。最近のGoogle Mapsのナビ機能は、買収したWazeに寄せられる事故などの情報を活用し、瞬時に新しいルートを提案する。1分でも早いルートが見つかれば表示され、ユーザーは瞬時の判断でそちらを選択することができるのだ。Googleのポリシーでは、他人が辿ったルートの時間がフィードバックでき、自分が通る直前にその情報を利用できる。わかりやすくいえば、自分より10台前にその場所を通った2台の車が辿った2つのルートを比較できる、ということだ。もし、他のユーザーのデータを使わない場合、同じナビの例であれば、自分が以前通った際のルートと通過時間の結果しかデータサンプルがなく、リアルタイムなルート提案も、公共サービスで提供されている渋滞情報以上のものを使うことができないだろう。ユーザー全員をビッグデータのソースとして扱うか、それをしないかという考え方の違いがそこにある。Appleは後者を選んだことを強調しているのだ。Googleのように、他のユーザーの情報も活用しながら最適な情報を作り出す選択をしなかったAppleは、公共データを活用しながら、じっくりとユーザーに向き合うことしかできない。これは機械学習のテクニカルな話にもなり、メリット・デメリットが存在する。おそらく、Googleのほうが、より多くの人々の行動パターンを活用でき、リアルタイム情報を処理できる点で、フィードバックされる情報は充実する。一方で、ユーザーの生活に密着しているスマートフォンに着目すると、ユーザーのあらゆる行動に着目することで、ユーザーの求めを先回りすることはできるようになるのではないだろうか。例えば、1人の人の行動パターンと位置情報の相関をとる研究では、およそ6週間でユーザーの「日常」を把握できるとされている。より細かいアプリ利用や連絡する相手などを含めることで、iPhoneのデバイスの中でのユーザー行動の学習も、2カ月程度で十分に有効なパターンを見出すようになるのではないか、と推測できる。●iAdの取り扱いは?○Tim Cookも声明と、Safariの新機能この原稿を準備している際、Appleはウェブサイトに「あなたのプライバシーに関するAppleの取り組みについて。Tim Cookからのメッセージ」という声明を発表した。Appleのプライバシーに関するトップページに掲載されているこの文書には、これまで述べてきたAppleのプライバシーに関する考え方がまとめられている。その中で、Appleは優れた製品を売ることがビジネスであり、iPhoneやiCloudに蓄積された個人情報を広告主に売ること、すなわちユーザー情報の「換金」はしない、と述べている。これはGoogleなどの、ユーザーのプロフィールを作って広告を最適化する仕組みに対する批判とも受け取れる。その裏で、iOS 9のSafariに盛り込まれるとみられる新機能に、ウェブ広告業界や、ウェブ広告によって収益を上げているメディア等に小さなパニックが起き始めた。Business Insiderによると、iOS 9のSafariには何らかの形でユーザーが広告を目にしないようにする拡張機能が搭載されると指摘されており、モバイル広告のビジネスに対して大きな影響を与える可能性がある。Appleも、アプリ向けあるいはiTunes Radio向けに「iAd」と呼ばれる広告ネットワークの仕組みを提供しているが、Tim Cook氏の声明では、やはりiAdでも、ユーザープロフィールは活用しないというプライバシーポリシーの適用を明文化しいる。Appleの全体の収益に占めるiAdの金額は、およそ0.3%程度だ。しかしAppleはiAdの活用範囲を広めようとしている。新たに登場した「ニュース」アプリにも、iAdが採用され、美しい記事表示を損なわない広告表示を実現できるだろう。この動きは、結果的にはユーザーのプライバシーを守れるかも知れないが、Appleデバイス上の他社による広告ビジネスを減衰させる施策と受け取ることもできる。いずれにしても、Appleはプライバシーの高さを製品のウリにしようとしている。この考え方は、元NSA職員のエドワード・スノーデン氏も支持していると伝えられた。付加価値として、Androidよりも多少多くお金を払ってもよい、と考えるユーザーもいるかもしれない。Appleのビジネスは製品を販売することであり、プライバシーもそのビジネスを補強する材料として活用しようとしている。松村太郎(まつむらたろう)1980年生まれ・米国カリフォルニア州バークレー在住のジャーナリスト・著者。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。近著に「LinkedInスタートブック」(日経BP刊)、「スマートフォン新時代」(NTT出版刊)、「ソーシャルラーニング入門」(日経BP刊)など。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura
2015年06月26日マッキントッシュ(MACKINTOSH)が10月、バンド オブ アウトサイダーズ(BAND OF OUTSIDERS)とコラボレーションした「マッキントッシュ×バンド オブ アウトサイダーズ(MACKINTOSH×BAND OF OUTSIDERS)」の第3弾を発売する。“アメリカンプレッピー”を表現するバンド オブ アウトサイダーズのフィルターを通して「伝統的なマッキントッシュのイメージを再構築すること」をコンセプトとする同コレクション。3シーズン目にしてラストとなる今回は、アメリカの画家ノーマン・ロックウェルの作品に見られる“家族営業の商店の美学”からインスピレーションを得て制作された。40年代から50年代のアメリカの生活に息づいていた日曜大工といったDIY精神に敬意を表したコレクションとなっている。ラインアップは木目プリントのゴム引きコートや、デニム生地に白いペンキのブラッシュストロークが映えるトレンチコートなど。随所にDIY精神を表現したデザインが施された。
2015年06月05日米Googleは1日(現地時間)、Googleアカウントの管理、データ保護およびプライバシー保護の設定、安全対策を、ユーザーが1カ所から行えるようにした新サイト「アカウント情報」の提供を開始した。アカウント情報では、アカウントのデータおよびプライバシー保護の状態をユーザーが簡単に把握できるように「セキュリティ診断」と「プライバシー診断」を用意している。セキュリティ診断: アカウント復旧のための設定、接続されている端末、アカウント権限、Gmail設定、2段階認証プロセスの設定などを確認。プライバシー診断: 他のユーザーとのつながりに用いる電話番号、Googleが保存している情報、広告設定などを確認。さらに「ログインとセキュリティ」および「個人情報とプライバシー設定」から各項目の細かなコントロールが可能。また「アカウント設定」から、表示言語と入力ツールの設定、ユーザー補助設定、Googleドライブのストレージ管理、アカウント/サービスの削除といったアカウントを管理するツールにアクセスできる。Googleはまた、プライバシーとセキュリティに関するFAQサイトも用意した。「Googleはどのようなデータを収集しているのか?」「Googleは個人情報を売っているのか?」「Googleはどのように個人情報の安全性を保っているのか?」といった質問に答えている。
2015年06月02日米Facebookは4月4日(現地時間)、「プライバシー ベーシック」を11の新しいビジュアルとインタラクティブなガイドを含むものにリニューアルしたと発表した。このページでは、アカウント保護のサポートや個人情報を安全に守る施策として、また、アカウントが危険にさらされようとしている場合に、危険に気づきやすくなる。ガイドは40の言語で提供されており、スマートフォンやタブレット、デスクトップでアクセスできる。具体的には、より安全なパスワードを作る方法、不審な投稿またはメッセージがあった場合の対処や、アカウントが乗っ取られた場合の対処といった対策が示されている。また、パスワードやアカウント情報を取得する不正行為を見抜く方法、Facebookでの情報の安全管理について、政府機関からの情報開示要請のFacebookの対応について、といった特定のトピックについても網羅している。政府機関からの情報開示要請のFacebookの対応については、3月に公開実績数を発表している。
2015年04月08日ヤフーは3月30日、同社の検索サービスの検索結果に対して非表示の措置を求められた場合の対応について、昨年11月に設置した「検索結果とプライバシーに関する有識者会議」での議論を踏まえ、その方針・基準を新たに公開した。ヤフー 執行役員社長室長の別所 直哉氏は、こうした方針を定めた背景について説明した。以前より、ヤフーに対して自身の情報を検索結果から削除して欲しいという要請は寄せられているが、一方で検索サービスには表現時の自由や知る権利としての役割もあるのに加え、削除する理由が分からなければ、検索結果を恣意的に操作することにもつながりかねず、慎重な対応が求められてきたとのことだ。こうした削除要請に対し、ヤフーは従来、プライバシーと表現の自由や知る権利、双方のバランスを取りつつ、過去の国内での判例などを参考にしながら慎重な判断をしてきたと、別所氏は話す。にもかかわらず、今回あえて昨年有識者会議を開設し、方針を明確にしたのには、「近年プライバシーに関する関心が高まってきていることから、従来取り組んできたことを明確に提示し、外部に知らせる必要があると判断した」ためとのことだ。プライバシーの侵害と、表現の自由や知る権利など、相対する要素の衝突をどのように判断するかに関しては、有識者会議でもさまざまな議論がなされたという。議長を務めた東京大学名誉教授で弁護士の内田隆氏によると、過去の裁判の判例などを受け、事実を公表しない場合の公的利益と、公表した場合の利益を比較し、どちらが有益かを判断するのが望ましいという結論に至ったとのことだ。だが、検索サービスは自動的に収集したデータを基に検索結果を表示しているだけであり、自ら表現をしている訳ではない。そこで検索サービスの場合、発信者の表現の自由やユーザーの知る権利に加え、検索サービスが持つ社会的意義も考慮した上で比較する必要があるとのこと。表現への関与は、リンク元となるWebページや、それを管理しているプロバイダの方が大きいことから、まずはプロバイダ責任制限法などによってページ作成者や管理者への削除を求めることを優先すべきとしている。そうした有識者会議の結果を受け、ヤフーは検索結果の削除措置が求められた場合の対処として、まず情報を公表する理由と、情報が公表されない場合の被申告者の利益を比較。その上で権利侵害であると認められた場合、検索結果に表示されるタイトルや、Webページの説明に適した内容を一部切り出して表示する"スニペット"について、非表示の措置をとるとのこと。ただし非表示措置をとるのは全ての検索結果に関してではなく、被申告者に関連するキーワードなど、ある程度検索キーワードを限定して実施されるとのことだ。また、リンク情報の非表示措置に関しては、原則的にリンク元ページの管理者やプロバイダに対し、削除を命じる判決が出た場合にのみ実施されるとのこと。ただし判決が出ない場合でも、「特定人の生命、身体に対する具体的・現実的危険を生じさせる情報が掲載されている場合」「第三者の前提としていない私的な性的動画が掲載されている場合」など、リンク先情報の権利侵害が明白であり、かつ緊急な措置が必要だとヤフー側が判断した場合は、例外的に非表示措置をとることもあるとしている。検索とプライバシーの問題が大きく取りざたされるようになったのには、1つはスペインの男性が新聞社の記事とグーグルの検索結果を削除するよう要請した裁判で、昨年グーグルにリンク削除を命じる判決が下されたこと。そしてもう1つ、日本でも昨年、グーグルで自身の名前を検索すると、犯罪を連想させる結果が現れることについて起こした裁判で、一部を削除するよう判決が出たことなど、いわゆる「忘れられる権利」に関する議論が広がっていることが影響していると見られる。これについて内田氏は、「スペインの判例は過去の社会保険不払いに関するものであり、欧州の決まりでリンク元となる新聞社のページが削除できなかったことが大きい。日本で議論されているのはよりプライバシーへの関与が高いもの」と、欧州と日本の事例とでは問題の性質が異なると説明。その上で内田氏は、「そうしたプライバシーに関する問題への対処は、既存の判例に沿った形で対応できるのではないか」と話しており、新たな仕組みを設ける必要はないとの見解を示している。
2015年03月31日もともとは『トワイライト』シリーズのファンフィクションから始まり、いまやベストセラーとなり映画化もした『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』について、ある意味当事者(?)のロバート・パティンソンが口を開いた。ロバートは「Reuters」に同作について「実は本を読んだことはないんだけど、多分ものすごく、違ったものなんだろうね」「違うものでないなら僕にはどうやって上手くいくか分からないよ」と語っている。また同作が『トワイライト』にインスピレーションを得て書かれたものであることについては、「これがファンベースのものだってのはすごいことだ。たくさんの人々がこれに感じる深い繋がりみたいなものがあるんだろう。それが何なのかは分からないけどね」と、ファンの力への感銘を表した。主演が友人のジェイミー・ドーナンであることについて「ちょっと変な気分だよ。僕はジェイミーと十年来の知り合いだからね」と少し困惑した様子を見せている。ロバートにとっては、自身が演じた作品が全く別物に成長し、みるみるうちに有名になってしまったいまの状況に戸惑っているというのが本音なのかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年02月16日ナショナル・ボード・オブ・レビューの最優秀作品に『A Most Violent Year(原題)』が選ばれた。犯罪に満ちた1981年のニューヨークを舞台にしたダークなドラマで、同作品に出演するオスカー・アイザックとジェシカ・チャステインも、それぞれ主演男優賞、助演女優賞を受賞した。主演男優賞では、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンも同時受賞している。その他の情報主演女優賞は『Still Alice(原題)』のジュリアン・ムーア、助演男優賞は『バードマン・・・』のエドワード・ノートン、監督賞は『アメリカン・スナイパー』のクリント・イーストウッド。アニメ賞は『ヒックとドラゴン2』、」外国語映画部門にはアルゼンチンの『Wild Tales(原題)』が輝いている。文:猿渡由紀
2014年12月04日マシュー・マコノヒーの、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星が、11月17日(現地時間)にお披露目された。ハリウッドブルーバードに並ぶ、これらのスターの名前を冠する星の仲間入りをするのは、俳優にとって大きな夢のひとつ。お披露目セレモニーの後、マコノヒーは、現在北米公開中の主演作『インターステラー』の監督クリストファー・ノーラン、共演者アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステインらも参加する、豪華なランチイベントに出席した。“ウォーク・オブ・フェーム”への仲間入りは、『インターステラー』が、主演部門および作品部門でオスカー候補に食い入るためのステップのひとつと考えられる。長年ロマンチックコメディや大衆向けのアクションで知られてきたマコノヒーは、ここ数年、インディーズの秀作に立て続けに出演し、キャリアを大改革。今年のオスカーでは、『ダラス・バイヤーズクラブ』で主演男優賞を獲得した。『インターステラー』は、彼にとって久々のメジャー映画復帰作となる。文:猿渡由紀
2014年11月18日ヤフーは11月11日に「検索結果とプライバシーに関する有識者会議」を開催する。これは、検索サービスにおけるプライバシーのあり方をヤフーとしてまとめるもので、2014年度内を目標に複数回に渡って会議を開催し、考え方を整理した上で、公表する予定だ。7日朝に一部報道で「忘れられる権利」をヤフーが適用基準を検討するとのニュースが流れたが、同社広報部によると「忘れられる権利を含む、検索とプライバシーのあり方全体を検討する会議」になるという。10月にはGoogleに個人の検索結果を削除するよう東京地裁が命令を行い、EU域内でも同様の判決からGoogleに個人情報の削除申請フォームが用意されるなど、プライバシーと検索に関する議論が広がっている。ヤフーによると、これまでもプライバシーと表現の自由、知る権利のバランスに配慮しながら裁判所が削除の適否を判断しており、同社もそれに協力してきたが「削除を求める方々への対応が不十分だと受け止められないように対応していく必要がある」と考え、今回の有識者会議設置に至ったという。具体的な検討事項としては、検索サービスの「社会的意義」「中立性と信頼性、表現の自由、知る権利への貢献」「提供者の社会的責務」が挙げられる。有識者会議の委員長には、東京大学名誉教授で弁護士の内田 貴氏が就任。委員には元最高裁判所判事で弁護士の泉 徳治氏、東京大学大学院法学政治学研究科教授の宍戸 常寿氏、早稲田大学大学院法務研究科教授の長谷部 恭男氏、元東京高等裁判所判事で中央大学大学院法務研究科 教授の升田 純氏で構成される。
2014年11月07日