リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホーク、ジュリー・デルピーが三度、集結した新作映画『ビフォア・ミッドナイト』が明日から日本公開される前に、ホークのコメントが公開された。その他の写真本作はホーク演じるアメリカ人ジェシーとデルピー演じるフランス人セリーヌの関係を描いたシリーズ最新作。1995年製作の『ビフォア・サンライズ』ではふたりが列車で偶然に出会い、夜明けまでのひとときを過ごした後に再会を誓って別れるまでを描き、9年後に製作された『ビフォア・サンセット』ではパリで再会したふたりがジェシーが乗る飛行機に向かうまでの間、お互いの現在の状況や9年前の想いについて語り合う姿を描いた。そしてさらに9年の月日が流れた2013年に満を持してシリーズの最終章『ビフォア・ミッドナイト』が製作された。本作の最大の特徴は、主演のふたりと監督が共同で脚本を執筆していることだ。「リチャードには、もし誰かが何かに強く反対するのならそれはやらないで、別のアイデアを出さなければならないというルールがある」と語るホークは「もし誰かが夢中になっているアイデアでも、他のふたりが気に入らなければ、ふたりが納得するまで書き直さなければならない。例えば、僕がジェシーに言わせたらいいんじゃないかというセリフを提案する。するとジュリーは『世界中の人に嫌われるわ、そんなことを言ったら。不愉快だしバカみたい』と言うかもしれない。僕たちはお互いをよく理解するために助け合っているんだ。キャラクターを作り上げるためにね」と振り返る。前2作では男女の“つかずはなれず”な絶妙な関係が描かれたが、新作でふたりは年齢を重ね、現実の問題に向かい合う。「僕たちはすべての可能性を考えたよ。他の人と結婚しているかもしれないし、偶然会うかもしれないし。自分たちがどういう映画にしたいのかという答えを出すのが、最も難しいことだった」。9年という時間を置くことで見えた、9年前には決して思いつかなかった新しい視点、自身の変化を巧みに脚本や演技に取り入れることで誕生した“現在のジェシーとセリーヌの物語”が『ビフォア・ミッドナイト』だ。ちなみに、本作はシリーズの“最終章”とアナウンスされているが、ホークは「人生の中でも、映画に関することは充電に時間がかかるものだ。サンクト・ペテルブルグだね、次は。夏のサンクト・ペテルブルグ!」と笑顔でコメント。映画はひとまず完結しても、ジェシーとセリーヌの人生は続いていく。ホークら3人がシリーズに愛情を注ぎ続ける限り、新たな映画ができる可能性はゼロではなさそうだ。『ビフォア・ミッドナイト』1月18日(土)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿バルト9ほか全国公開
2014年01月17日『ハンガー・ゲーム』など主演作が続く注目の若手女優ジェニファー・ローレンスが主演を務めるサスペンス・スリラー映画『ボディ・ハント』の緊迫感あふれるポスター画像が公開された。白いタンクトップ姿で“何か”におびたような表情を見せる主人公エリッサ。彼女は何におびえているのだろうか?その他の写真本作は、高校生のエリッサが両親の離婚を機に母親と郊外の新居に引っ越してくる場面から始まる。新生活を始めるエリッサがそこで見つけたのは、数年前に娘が両親を惨殺して失踪するという未解決事件が発生した隣家。映画は、隣家に残されてひとりで暮らす青年ライアンに惹かれていくエリッサが、隣家に潜む“何か”に狙われ、想像を絶する恐怖を体験する様を描き出していく。ローレンスは、有望な新人俳優におくられるベネチア映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を『あの日、欲望の大地で』で受賞し、続く『ウィンターズ・ボーン』ではオスカー候補に。演技派としての評価を集める一方で、『ハンガー・ゲーム』や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』では興行ランキングをわかせる大作にも出演する注目女優だ。本作では、正体不明の“何か”に追いつめられていく主人公を緊迫感あふれる演技で見事に表現している。このほど公開されたポスター画像は、ボディラインがはっきりと見える白いタンクトップ姿の主人公エリッサをとらえたもの。本作ではタイトルの通り、エリッサの“ボディ”が何者かに狙われるそうで、演技派女優として躍進してきたローレンスのセクシーな一面も見られる作品に仕上がっているようだ。『ボディ・ハント』11月17日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開
2012年11月02日トム・クルーズが、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作となる第5弾の製作を始動したと発表した。1996年公開の同シリーズ第1作目でイーサン・ハント役を初演してから、2011年の第4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』まで全作で主役を張っているトムは、同シリーズの続編を望む声がある限りシリーズ製作を続ける意向を「Total Film」誌に語った。「『ミッション:インポッシブル』の新作の製作に取り掛かったところさ。これからも続編を作り続けたいな。劇中のイーサン・ハントと共に僕自身も一緒に成長できるからね。第1作目が製作された当時は、パラマウント・ピクチャーズ史上最も製作費がかかった作品だったんだよ。しかも僕がプロデュースした初めての作品なんだ。毎回、観客の反応を見るのはとってもエキサイティングだよ。本当に素晴らしい経験さ。だから、これからももっと沢山の続編を作るつもりさ。みんなが観たがってくれる限りね。だってこのシリーズの製作はやり甲斐があって、とっても楽しいからね」。さらにトムは、シリーズ第5弾のための撮影ロケ地を探し始めるなど、すでにプロジェクトが始動していることも明かした。「僕たちはすでに様々な角度から製作をスタートさせているんだ。映画のプロモーションのために世界中を周るのは大好きなんだ。いろいろな場所を訪れては製作イメージを考えているよ」。そんなトムは、リー・チャイルド原作のハードボイルド・アクション小説の映画化となる新作『アウトロー』が来年2月1日(金)に公開を控えている。■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月30日『ミッション:インポッシブル』シリーズのイーサン・ハントや『トップガン』のマーベリックなど、これまで数々のカリスマ・ヒーローを演じてきたトム・クルーズが、ワイルドなアウトロー・ヒーローに挑戦した期待の最新作『アウトロー』。明日、10月6日(土)は「トム(10・6)の日」を前に、来年2月に公開を迎える本作のポスターがついに公開。かつては米軍の秘密捜査官。そしていまは過去を捨て、街から街へと放浪の旅を続ける一匹狼の流れ者。煩わしい荷物など一切持たず、家族や恋人、仲間さえ作らない。真実だけを追求し、悪は決して逃さない。証拠は信じず、法など一切関係ない。正義のためには手段を選ばず、迫りくる暗殺者や巨大な陰謀は情け容赦なく断罪する。トムが自身の新たなヒーローとして次に選んだキャラクター、それが本作の主人公ジャック・リーチャーだ。今回、解禁となったポスター画像には、トムのいままで見たことのないほど隙のない、鋭い眼光を見せる顔が暗闇に浮かび上がっている。進化し続ける俳優、トム・クルーズがいままでにない新たなヒーロー像を作り上げたことを予感させる仕上がりだ。そして明日、10月6日の「トムの日」。その前日に明らかとなった、トム史上最も危険でワイルドな「新たなるトム」の姿。今度はどのようなヒーロー像を見せてくれるのか?公開を楽しみに待ちたい。『アウトロー』は2013年は2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月05日『ミッション:インポッシブル』シリーズのイーサン・ハントや『トップガン』のマーベリックなど、これまで数々のカリスマ・ヒーローを演じてきたトム・クルーズ。先日、50歳を迎えたばかりの彼がこれまでに見せたことのない、ワイルドなアウトロー・ヒーローに挑戦した最新作『アウトロー』が2013年、日本公開されることが決定した。原作は、英国の作家リー・チャイルドのベストセラー・ハードボイルド小説「JACK REACHER」シリーズの一篇「ONE SHOT」。トム・クルーズ演じる、元軍のエリート捜査官だった“ジャック・リーチャー”は、いまは街から街へと放浪を続ける一匹狼。頭脳明晰でタフガイのジャックは、流れ着く先々で謎の事件に直面するや真実だけを追求、正義のためには手段を選ぶことなく迫りくる暗殺者や巨大な陰謀に真っ向から立ち向かうハードボイルドなヒーローである。本作では、実なワイルドのダークヒーロー、“ジャック・リーチャー”の活躍がサスペンスフルに描かれる。今回披露されたビジュアルに映っている車は、殺人の疑いをかけられたジャック・リーチャーが警察から逃れる途中でクラッシュさせたばかりの1970年型「シボレー・シェベルSS」。激しいカーチェイスの前は新車同然だった車両である。一時的に追っ手の目を逃れたジャックはシボレーを飛び下りて気づかれずに脱出するのだが、車はそのまま走り続け、スピードを加速させピッツバーグ6番街を突っ走るというスリリングな映像となるようだ。このワイルドな主人公について、監督のクリストファー・マッカリーは「ジャックは非常に現実的な思考の持ち主。孤独な一匹狼ではあるが正義感が強く、真実に辿り着き事件を解決するまでは、間違った捜査を見過ごすことができない。強いて言えばそれが彼の唯一の弱点にもなりえる」と説明。一見すると危険で屈強なアウトローでもあるヒーロー、ジャック・リーチャーだが、原作小説で描かれるジャックは体格的にトム・クルーズとは相反する点があり、それが一部の小説ファンの反感を買ったこともまた事実。しかし、今年4月にアメリカ・ラスベガスで開催された「Cinema Con」にて本作のフッテージが上映された際にはファンから喝采を浴び、トムは見事その問題をクリアしたことを証明したよう。トムはこのことに関して、「僕は確かにジャック・リーチャーのように6フィート5インチ(約195cm)ではない。だが原作者のリー・チャイルドは、スクリーンの中で猛スピードで車を走らせ、悪党を次々とやっつけるのに僕がピッタリだったと感じてくれた」と自信をうかがわせる。『ユージュアル・サスペクツ』、『ワルキューレ』の脚本で知られるマッカリー監督が自ら脚本も手がけており、トム・クルーズと彼を真の大スターに押し上げた影の功労者とも言える名パートナー、ポーラ・ワグナーが製作を共同で担当し、6年ぶりにコンビを復活させた本作。9月に公開される『ロック・オブ・エイジズ』でもやりたい放題のロック・スターでワイルドな色気を放散しているトムだが、今度はどのような暴れっぷりを見せてくれるのか?結婚生活に終止符を打ち解き放たれた(?)トムのワイルドな魅力に期待したい。『アウトロー』は2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年07月04日イーサン・ホークが、今夏に『恋人までの距離(ディスタンス)』、『ビフォア・サンセット』の続編となる新作の撮影を開始するようだ。『恋人までの距離』(’95)で、ウィーンで出会い一夜の恋に落ちる見知らぬ2人をジュリー・デルビーと演じ、2作目『ビフォア・サンセット』(’04)ではその9年後の再会が描かれたが、3作目のクランクインを喜んでいるという。「僕らは『恋人までの距離』と『ビフォア・サンセット』に続く3作目の撮影に入るんだけど、これから楽しくなるよ。今年の夏にクランクインするんだ」と話すイーサンは、「この3作目が過去のものと一番違うところはインターネットさ。第1作目の頃は全然プレッシャーなんかなかったね。誰も気にしてなかった」と続ける。同作品の詳細については「叱られるから、秘密厳守なんだ」と固く口を閉ざしているという。今後イーサンは、ヴァンパイアが支配する世界を舞台に、人間が絶滅の危機に瀕した近未来を描いた『デイブレイカー』(’09)に次いでピーター&マイケル・スピエリッグ両監督と再タッグを組んだタイムトラベルもののアクション作品『Predestination』(原題)に出演する予定。こちらは、イーサン扮する政府のエージェントが、未来の殺人を阻止するために幾度となく時空を超えてミッションをこなしていくさまを描いた内容となるという。
2012年06月15日凄腕スパイ同士がもしも恋のライバルになったら…!?『ターミネーター4』、『チャーリーズ・エンジェル』など数々の傑作アクション・エンタテインメントを送り出してきた奇才マック・Gが贈る最新作『Black&White/ブラック&ホワイト』が4月に公開されることが決定。笑いあり、ロマンス&アクションありの予告編第1弾がこのほど到着した。とある極秘任務の失敗で謹慎処分になってしまったCIAエージェント、FDRとタックのコンビは暇を持て余した隙に、それぞれ恋人紹介サイトとナンパで、ある美女と出会う。だが、2人が恋に落ちたのは、ローレンという同じ女性だった。互いに狙うのが同一人物だということを知った2人は、彼女ゲットという“ミッション”のためにCIAの諜報テクニックを総動員。あの手この手で職権乱用バトルを繰り広げる!前代未聞の大人気ない(?)戦いを繰り広げるのは、この2人。甘いルックスの持ち主でロマンチスト、なおかつ計算高いFDRに扮するのは『スター・トレック』で一躍脚光を浴びたクリス・パイン。一方、純情派の優しきイギリス紳士で、スマートな戦術でターゲットを仕留めるタックを『インセプション』で注目を浴び、『ダークナイト ライジング』への出演を控えるトム・ハーディが演じる。こちらの映像では、「重要任務」と偽りCIAの精鋭チームを招集し、盗聴器、麻酔銃、無人偵察機など様々なハイテク兵器を駆使して、常識破りのミッションを展開。ターゲットを射止めるべく華麗なるスパイ技を披露しあう彼らの姿はまるで、イーサン・ハントVSジェームズ・ボンドのよう!?また、そんな2人に魅了され、壮絶なバトルを引き起こす元凶であるヒロイン・ローレンを演じるのは、『キューティ・ブロンド』などラブコメディを始め『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』、『恋人たちのパレード』まで、幅広い演技を見せるオスカー女優、リース・ウィザースプーン。2人のイケメンに挟まれ、心揺れるローレンが果たして最後に選ぶのはどっち?それとも…?危険とロマンスに満ちあふれたアクション・エンターテインメント『Black&White/ブラック&ホワイト』は4月、全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:Black&White/ブラック&ホワイト 2012年4月より、全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2012年01月28日公開中の映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で、主人公イーサン・ハントが追う謎の男カート・ヘンドリックスを演じた俳優ミカエル・ニクヴィストがインタビューに応じた。その他の写真ニクヴィストはスウェーデン出身の俳優で、スティーグ・ラーソンのベストセラーを映画化した『ミレニアム』3部作で主演の務めた。そんな彼のもとに、全世界で1120億円以上の興収を叩き出す超人気シリーズの出演依頼が来た。ニクヴィストは「マネージャーが『トム・クルーズから“M:I4”のオファーが来ている』と聞いたとき『冗談だろ』と思いました。ちょうどNYで休暇をとっていたので妻に言ったら『バカじゃないの?』と言って信じてもらえませんでした」と笑顔で振り返る。そんな彼が本作で演じたのはカート・ヘンドリックスという男。これから映画を観る観客のために多くは明かせないが、ニクヴィスト曰く、彼は「非常に危険をはらんだ男」だという。「今回演じる上でチャレンジングだったのは、彼がとっても知的だという事です。朝食で子供を食べるような悪役じゃないんです(笑)。彼は世界を股にかけて活躍するビジネスマンのような人間で、自分のしていることを正しいと信じている。だから僕自身も信じなくてはいけない。それが難しい点でした」。そんな難役を演じたニクヴィストと対峙するのはトム・クルーズ。ふたりを導いたのはピクサーの才人ブラッド・バード監督だ。「トムは欧州の映画についてたくさん質問してきましたし、僕が演技でどんなリアクションをするのか非常に興味を持っていました。僕自身もイーサン・ハントが大好きだったので彼の演技に興味を持っていました。僕たちは好奇心旺盛な所が似ていると感じましたね。それから僕はバード監督の『アイアン・ジャイアント』の大ファンなんです。彼はストーリーを熟知し、どう組み立て進めていくかをイメージしている俳優としては理想的な監督でした」。ちなみにニクヴィストは本作に続いてジョン・シングルトン監督の新作に出演するなど、今後もハリウッドでの活躍が期待されている。しかし、「このまま知名度をあげて、アメリカの大統領を目指したいと思います」とジョークを飛ばすニクヴィストの目指すものは明確だ。「ハリウッドの良いところは、本当に優れた才能が集まっていて、みんなが献身的に仕事をすること。ただ私には国やそれが大きい作品であれ小さい作品であれ、関係がないんです。興味があるのは、いい脚本、いい共演者、いい役があるということです」。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』公開中
2011年12月28日「ぴあ」調査による12月16日、17日公開の映画・満足度ランキングは、トム・クルーズ扮するイーサン・ハントが不可能な任務に挑むシリーズ第4弾『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』がトップに輝いた。2位に香取慎吾が声優を務めた3DCGアニメーション『フレンズ もののけ島のナキ』が、3位に1942年でパリで起きたユダヤ人迫害の真実に迫った人間ドラマ『サラの鍵』が入った。2位以下の写真はこちら1位の『ミッション:インポッシブル…』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)が、史上難関のミッションに挑む姿を描くシリーズ最新作。出口調査では「スタントなしのトムのアクションに圧倒された!」「今作はトム・クルーズだけでなく、4人のチームメンバーが個性的でユーモアもあって楽しめた」「“不可能を可能にする”男だな、と改めて惚れなおした」などの声を集め、世代を超えて高い満足度を獲得。「今までのシリーズの中で一番おもしろい!」との声も多く、『M:I-2 』の91.3点、『M:i:III』の90.0点を抜く93.2点をマークし、調査開始以来シリーズ最高の満足度を記録した。2位の『フレンズ もののけ島のナキ』は、童話『泣いた赤おに』を基にもののけたちと人間の赤ん坊との交流を描いた物語。アンケート調査では「仲間との友情や絆に感動してしまった」「個性豊かなキャラクターが多くて楽しかった」「3Dの良さが活かされていて、技術の向上に感心した」など、家族連れを中心に好評だった。(本ランキングは、2011年12月16日(金)、17日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年12月19日台湾で記録的なヒットとなった『モンガに散る』がついに公開。主演のイーサン・ルアンとマーク・チャオがシネマカフェに向けて動画でメッセージを寄せてくれた。インタビューと併せてお届け!台北の繁華街を舞台に、極道の世界でのし上がっていこうとする若者たちの姿を疾走感あふれる映像で描いた本作。イーサンとマークそれぞれに共演の感想を尋ねてみた。イーサンはマークについて「相手のことをよく考えてくれる俳優です。相手がもっとうまく演じられるようにサポートしたり、足りない部分を補助したりもします。この映画は、監督も含め5人の存在の誰もが大事ですが、僕にとってはマークの存在が欠かせません。マークとの共演シーンが一番多かったですから。なので、支え合うこともとても多かったです」とコメント。一方のマークは「イーサンは、表と裏のない、誰に対しても真心で接する非常に真面目な人でした。今回の俳優仲間には本当に感謝しています。この映画から得た最大の収穫は、作品が認められただけではなく、本当の兄弟のような仲間に巡り合えたことです。僕にとって、これからの2〜30年先の役者人生を、彼らが一緒に歩んでくれると確信しています」と力強く語ってくれた。映画の見どころについては「感情の部分でしょうか。僕らは気持ちも全部本気で演じました。この映画から観客が見るものは全て、僕らから自然に滲み出た感情です。ですので、楽しさ、悲しさを直に感じ取ってほしい」とイーサンが語れば、マークは「特に注目してほしいところは、僕たちがヤクザに追っかけられるシーンかな?エキストラだけで700人ぐらい現場にいましたが、みんな本物のヤクザだったのです。しかも友情出演なんですね。10数台の観光バスに分乗して真っ黒のスーツ姿で現場にやってきたんです。彼らを相手に格闘シーンを撮るなんてとても怖かったのですが、実際に接してみると、我々一般人とは別世界で暮らしてはいますが、彼らも普通の人間で義理人情に満ちた人だなと思いました。あのシーンは、監督が上から俯瞰のショットで撮っていたので、何百人が駆け集まるという大変スケールの大きいシーンでした」と“裏話”を交えて語ってくれた。『モンガに散る』はシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開中。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:モンガに散る 2010年12月18日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国順次公開© 2010 Green Days Film Co. Ltd. Honto Production All Rights Reserved.■関連記事:台湾で記録的ヒット!『モンガに散る』試写会に10組20名様ご招待
2010年12月18日リチャード・ギア、ドン・チードルと共演の『クロッシング』が日本公開中のイーサン・ホークが先月28日、ニューヨークでホームレスや元受刑者の就労を支援する団体「Doe Fund」のチャリティ・ガラに出席した。「Doe Fund」はホームレスや薬物・アルコール中毒といった負の状況を克服しようとしている人々、服役して罪を償った人々の就労を支援するプログラムを実践していて、先日そのプログラムを見学したというイーサンは「彼らが逆境をくぐり抜け、戦いに勝った姿を見て、畏敬の念に打たれました。新聞やテレビは敗北の話題ばかりで占められていて、こんなにもたくさんの勝利の物語があることを私たちは忘れているようです」と感想を語った。この日はロシア出身のモデルで、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手と交際中のイリーナ・シャイクもガラに出席、同プログラムに参加して社会復帰を目指す人々たちと一緒にカメラの前でポーズをとった。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:クロッシング (2008) 2010年10月30日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2008 BROOKLYN’S FINEST PRODUCTIONS, INC.デイブレイカー 2010年11月27日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Lionsgate and Paradise Pty Limited, Film Finance Corporation Australia Limited and Pacific Film and Television Commission Pty Limited.■関連記事:人間とヴァンパイア、共存の行方は?『デイブレイカー』試写会に20組40名様ご招待ヴァンパイア役でイーサン・ホークにアラフォーの渋味『デイブレイカー』画像解禁リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードルが警官役で共演!
2010年11月01日イーサン・ホーク主演の近未来SFアクション『デイブレイカー』のポスタービジュアルが到着した。イーサンにとって久々のSF作品であり、おまけに役柄はヴァンパイア!新たな魅力を見せてくれるのではと期待が高まるところだが、その全貌は――?2019年という遠からぬ未来を舞台とした本作だが、人類の大半はヴァンパイアと化し、旧来の人間はヴァンパイアの血液供給源として捕獲、管理されている。イーサン演じる血液科学者のエドワードは、ヴァンパイアでありながらも人間的な良心を持ち、絶滅寸前の人類を救うべく、巨大製薬会社で代用血液の開発に力を注いでいる。希少な血液を巡り、各地で巻き起こる暴動。人間を狩る者、そして守ろうとする者。パワーバランスが逆転した未来を描き出す。近年、『クロッシング』、『ニューヨーク,アイ ラブ ユー』などで渋い演技を見せているイーサンだが、SF作品への主演は1997年の『ガタカ』以来。本作でも、一般的なイメージのヴァンパイアとは異なり、ハットとスーツを粋にキメ、人類を絶滅の危機から救おうという“人の心”を持った男の内面を繊細に表現しているところはさすが!『リアリティ・バイツ』、『恋人までの距離(ディスタンス)』などでアイドル的な人気を誇った20代を過ぎ、前述の『ガタカ』での共演で出会ったユマ・サーマンとの結婚、そして離婚を経て、30代で『チェルシーホテル』、『痛いほどきみが好きなのに』など監督作を世に送り出してきた彼も今年で“不惑”の40歳。20代の頃とはひと味違った大人の魅力が本作のクールなヴァンパイア役からも伝わってくる?『デイブレイカー』は11月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:デイブレイカー 2010年11月27日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Lionsgate and Paradise Pty Limited, Film Finance Corporation Australia Limited and Pacific Film and Television Commission Pty Limited.
2010年09月15日デンゼル・ワシントンにアカデミー賞をもたらした『トレーニング デイ』のアントワン・フークア監督が、リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードルら実力派キャストを迎えて贈る『BROOKLYN’S FINEST(ブルックリンズ・ファイネスト)』(原題)がこの秋公開されることが決定した。物語の舞台となるのは、ブルックリンの犯罪多発地区。自身の内に抱える問題と刑事としての正義の狭間で苦しむ3人の刑事の心の闇を描いたクライム・サスペンスで、北米公開時には初登場2位を飾り、スマッシュヒットを記録した。『正義のゆくえI.C.E.特別捜査官』で正義感の強い捜査官を演じたリチャード・ギアが今回演じるのは、退職目前のベテラン警官・エディ。野望や野心を抱くことなくひたすら無難に過ごしてきた彼が最後の仕事として、最も苦手とする新人教育を任される。熱い思いを持つ若者と自分の警官人生を照らし合わせ、苛立ちと、そしてなぜか焦りを感じている。信仰深く家族想いの麻薬捜査官・サルを演じるのは、『トレーニング デイ』にも出演しているイーサン・ホーク。病弱な妻と子供たちに約束した新居の購入の為、金の工面に奔走していたサルは、麻薬捜査のたびに目にする大金を前に自らの正義に疑問を抱き始める。そして、出世と引き換えに危険な潜入捜査官の任に就くタンゴを演じるのは『ホテル・ルワンダ』、『アイアンマン2』のドン・チードル。なかなか出世を約束しない上司、腐敗が進む警察組織に不満が募る一方で、潜入しているギャングのボスの人間味に魅かれ始める捜査官を熱演する。決して交わるはずのなかった3人の刑事たちだが、ある日起こった、警官による強盗殺人事件をきっかけに、それぞれの“正義”が思わぬ形で交錯することに――。ダンディでクール、そして渋さをにじませる、映画ファンの人気の高い3人の共演とあって、日本でも話題を呼びそう。三者三様の不揃いな正義がぶつかった先に待ち受けていた、衝撃の結末とは――!?『BROOKLYN’S FINEST』(原題)は2010年秋、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。■関連作品:BROOKLYN’S FINEST (原題) 2010年秋、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2008 BROOKLYN’S FINEST PRODUCTIONS, INC.
2010年07月21日