『ノーカントリー』『ファーゴ』のイーサン・コーエン監督最新作『ドライブアウェイ・ドールズ』(原題:Drive-Away Dolls)が6月7日(金)より全国公開されることが決定。日本版特報が解禁された。日々の生活に行き詰まりを感じるジェイミー(マーガレット・クアリー)とマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)は、車の配送【=ドライブアウェイ】をしながらドライブ旅行に出かける。だが、謎のスーツケースを巡ってギャングに追われることに!女二人旅のはずが予測不能なアメリカ縦断ドライブへ…はたして、ジェイミーとマリアンの運命は?イーサン・コーエン初となる単独監督を務めた本作。妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作を手掛けた注目作だ。キャストには、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で注目を浴びたマーガレット・クアリーやジェラルディン・ヴィスワナサンのほか、ドラマシリーズ「マンダロリアン」「THE LAST OF US」に出演し注目を集めるペドロ・パスカルや、マット・デイモン、さらに映画出演が久しいマイリー・サイラスが特別出演。コーエンとクックが「お互いにアイデアを言い合いながら作り上げた」と話す物語が、個性豊かな俳優陣によってさらなるユーモアを生み出している。この度解禁となった特報では、女二人の旅で気分転換しようとする主人公らの気持ちとは裏腹に、トラブルに巻き込まれ、クセの強いキャラクターたちから逃走する様子が映し出される。コーエン監督の遊び心もたっぷりで、破天荒なガールズムービーを予感させる映像となっている。『ドライブアウェイ・ドールズ』は6月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライブアウェイ・ドールズ 2024年6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2023 Focus Features. LLC.
2024年02月21日「イカゲーム」のイ・ジョンジェ初監督作『ハント』が各動画配信サービスにて12月22日(金)より配信開始されることが分かった。また、2024年2月2日(金)にはBlu-ray&DVDがリリースされる。「イカゲーム」で世界的スターとなったイ・ジョンジェが、4年間温めてきたシナリオを基に初監督した自信作であり、盟友チョン・ウソンとダブル主演を果たした本作。共演にはチョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンなど韓国を代表する俳優のほか、カメオでも豪華俳優陣が出演している。実在の事件や出来事を基に描く二転三転するスリリングな展開と、南に潜入した北のスパイはだれなのか?そして、大統領暗殺計画を防ぐことができるのか?という大きなストーリーのなか、日本やタイなどで起こる派手な銃撃戦を交えることで、フィクションとしての脚色はあるにせよ、実際の事件や出来事が想起され、社会派としての側面も合わせ持つ。激動の80年代を舞台に、潜入した“北”のスパイを探す、壮絶な諜報戦を描いた『KCIA 南山の部長たち』や『工作 黒金星と呼ばれた男』に続くスパイ・アクションの傑作との呼び声も高い。また、細部の描写にこだわったスタイリッシュな演出や、韓国映画界トップクラスのスタッフによる壮大で多彩で緻密なアクションも見どころの一つ。『グッド・バッド・ウィアード』や『非常宣言』などを撮影した撮影監督のイ・モゲは、広い通りを利用してカーチェイスや銃撃戦のシークエンスを設定。照明監督のイ・ソンファンは、フレームの端にある影にも注意を払い、各ショットのディテールを引き出した。『新感染 ファイナル・エクスプレス』『工作 黒金星と呼ばれた男』でのアクションを作り上げたスタントコーディネーターのホ・ミョンヘンが今作のアクションシーンを演出し、作品にリアルさを吹き込んでいる。『ハント』は各動画配信サービスにて12月22日(金)より配信開始(※一部実施していないサービスもあり)。Blu-ray&DVDは2024年2月2日(金)より発売。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ハント 9月29日より新宿バルト9ほか全国にて公開ⓒ 2022 MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.
2023年12月02日現在公開中の韓国映画『ハント』より、イ・ジョンジェ、チョン・ウソンをはじめとするキャストが撮影の裏側を語るインタビュー&メイキング映像が公開された。『ハント』は、『イカゲーム』で知られるイ・ジョンジェが4年間温めてきたシナリオをもとに、彼が初めて監督を務めた作品。イ・ジョンジェと、盟友のチョン・ウソンがダブル主演を果たしたことでも話題となっている。そのほか、チョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンなど韓国を代表する俳優たちがキャストとして名を連ねた。公開された映像は、「DIRECTOR」「CASTING」「WELLMADE」の3部構成となっており、イ・ジョンジェが脚本と監督も担当することになった経緯、撮影現場の雰囲気などが明かされる。チョン・ヘジンが「監督はたくさん任せてくれたし、いつもそばにいて頼りがいがありました」と話す通り、スタッフやキャストと緻密に対話を行う姿が映し出されている。また、チョン・ウソンに対して、イ・ジョンジェは「ウソンがそばにいるだけでパワーをもらえました」、ホン・ソンテは「“私を信じてついてこい”と言ってくれた。そのおかげで心地よく演じることができました」と頼りになる先輩だったと話し、ダブル主演としてイ・ジョンジェをサポートし現場を引っ張っていたことが伺える。さらに、ドローンやロシアンアームなど様々な機材を使用したカーチェイス、銃撃戦などアクションシーンの迫力ある撮影風景も垣間見ることができる。映画『ハント』インタビュー&メイキング映像<作品情報>映画『ハント』公開中映画『ハント』ポスタービジュアル公式サイト: MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
2023年10月05日イ・ジョンジェが初監督、激動の1980年代を舞台に潜入した“北”のスパイを巡る壮絶な諜報戦を描いた『ハント』。この度、イ・ジョンジェ、チョン・ウソンをはじめとするキャストが撮影の裏側を語るインタビュー&メイキング映像が解禁された。先週ついに封切られた本作に、X(旧Twitter)では「初監督作でここまで撮れちゃうイ・ジョンジェすごい」「なんて凄まじい映画」「面白くてあっという間の2時間」「東京の銃撃戦がまさに『ヒート』で鳥肌」「クライマックスで度肝を抜かれた」「一番アガッたのファンジョンミン登場シーンかも」といった絶賛のコメントが続出。イ・ジョンジェ監督の手腕に称賛の声も多く、すでに複数回鑑賞する人も現れている。今回解禁されたのは、観ると作品をより楽しめる監督、キャストのインタビューとメイキング映像。“DIRECTOR”、“CASTING”、“WELLMADE”の3部構成となっており、イ・ジョンジェが脚本と監督も担当することになった経緯、撮影現場の雰囲気などが明かされる。チョン・ヘジンが「監督はたくさん任せてくれたし、いつもそばにいて頼りがいがありました」と話す通り、スタッフやキャストと緻密に対話を行う姿が映し出されている。チョン・ウソンに対して、イ・ジョンジェは「ウソンがそばにいるだけでパワーをもらえました」と語り、ホ・ソンテは「“私を信じてついてこい”と言ってくれた。そのおかげで心地よく演じることができました」と頼りになる先輩だったと話し、W主演としてイ・ジョンジェをサポートし現場を引っ張っていたことが伺える。また、ドローンやロシアンアームなど様々な機材を使用したカーチェイス、銃撃戦などアクションシーンのド迫力の撮影風景が捉えられている。ほかにも小道具を6か月前から海外から取り寄せるなど、リアルを追求した演出の見逃せないポイントとなっている。『ハント』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日韓国を代表する俳優イ・ジョンジェが、初監督作である『ハント』で華々しい第二のデビューを飾った。カンヌを筆頭に世界中の映画祭への出品を成し遂げ、韓国を代表する映画賞である「第43回青龍映画賞」では新人監督賞・編集賞・撮影照明賞の三冠を獲得 。俳優としてだけではなく、監督としてもその力量を見事に証明したといっていい。そんな『ハント』は息もつかせぬスパイアクションであると同時に、それを通し韓国の近現代史に真正面から向き合った作品だ。スリリングなエンタメ大作でありつつ、政治的なメッセージを強く打ち出す姿勢には、韓国映画らしい魅力がたっぷりと詰まっている。「イ・ジョンジェ」という、新たな実力派監督の誕生を告げる快作『ハント』。その魅力に様々な角度から迫っていこう。イ・ジョンジェ、その驚くべきキャリア『ハント』が話題を集めたのにはいくつか理由があるが、まずは主演・監督のイ・ジョンジェが何度目かのキャリアの黄金期にあるのが大きい。94年に『若い男』で4つの映画賞において新人賞を受賞した彼は、翌年には国民的ヒットドラマ「砂時計」で主要人物を演じ、瞬く間に韓国の若手スターの座へと上り詰めた。その後も『イルマーレ』や『ラスト・プレゼント』などの恋愛映画から、『新しき世界』や『観相師 -かんそうし-』などのノワールや歴史ものまで、数多くの大作・ヒット作に出演。幅広い役柄を見事に演じきり、名優の座を確固たるものにしていく。イ・ジョンジェ『ハント』来日記者会見そしてそんな彼の存在を世界中が知ることとなったのが2021年のNetflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」だ。この国際的に成功を収めたドラマで主演を務めた彼は、なんとアジア人の俳優として初のエミー主演男優賞(ドラマ部門)を受賞。『スター・ウォーズ』の前日譚ドラマ「The Acolyte(原題)」の出演も決定し、世界のスターへの道を邁進している 。そんな彼が満を持して監督に挑戦したのがこの『ハント』なのだ。イ・ジョンジェとチョン・ウソン、24年ぶりのダブル主演そんなイ・ジョンジェと公私に渡る盟友として並走してきたのが、これまた韓国の国民的俳優であるチョン・ウソンである。2016年に芸能マネジメント会社「アーティスト・カンパニー」を共同設立するなど、その仲のよさにかけては有名な2人。だが1999年の『太陽はない』以来、スクリーンでの共演は長らくなかった。しかし『ハント』では、イ・ジョンジェとチョン・ウソンがなんと24年ぶりに共演を果たしている。そしてファンにとっては嬉しいことに、この映画の大きな推進力となっているのは、まさにこの2人の関係性なのだ。激しく対立する男たちの運命が映す、軍事政権時代の暗部この映画の舞台は全斗煥軍事政権下、80年代の韓国だ。安全企画部(旧KCIA)に所属する海外次長パク(イ・ジョンジェ)と国内次長キム(チョン・ウソン)は、大統領暗殺を狙ったテロ事件をきっかけに、組織内に“北”の二重スパイ「トンニム」が潜入したことを知る。捜査を進めていく過程で、お互いに対する疑いを深める2人。錯綜した状況が続き、死傷者も増えていくなか、とうとう決定的な瞬間が訪れる。同じ組織・国家に属しながらも、互いを信用することができず、分断され対立するパク次長とキム次長。その背後には当時の軍事政権による市民への苛烈な暴力の存在がある。ヤン・ウソク監督『弁護人』やチャン・ジュナン監督『1987、ある闘いの真実』で描かれたような、国家機関による拷問が平然と画面に映るのが生々しくも恐ろしい。「ラングーン事件」 や「イ・ウンピョン大佐の亡命」 、「光州事件」などの史実を取り入れた脚本。そして80年代の雰囲気を色濃く再現した美術も、不穏な緊張感が高まる時代のリアリティを表現するのに貢献している。暴力に満ちた世界のなかで、陰謀と疑念の泥沼にはまりこむ2人。映画はその様子を通して、権力に根本的な問題がある状況下では、誰も自由ではいられないことを痛烈に示す。また作品を魅力的に彩るハードなアクションシーンの数々も見逃せない。ワシントンDCでの白昼の銃撃戦、東京の路上でのカーチェイス、ソウルでのガサ入れからの大立ち回りまで、『ハント』は傑出したアクションシーンの宝庫だ。スピーディーな編集と的確な空間設計に支えられたその堂々たる演出手腕は、新人離れしたものである。シリアスな政治的テーマを扱いつつも、それをアクションやサスペンスを通しテンポよく展開させる姿勢には、『暗殺』や『オペレーション・クロマイト』などの近現代史を扱った大作に出演してきた監督の経験が反映されているのかもしれない。パク次長とキム次長、2人の運命は二転三転しながら、壮絶なクライマックスへとなだれ込む。暴政のなか、手段を選ばず自身の目的へ突き進んだ男たちがたどり着く結末は、深い余韻を残すことだろう。イ・ジョンジェとチョン・ウソンのファンはもちろん、韓国映画を愛する観客全てにとっての必見作だ。(セメントTHING)
2023年10月02日イ・ジョンジェがチョン・ウソンとタッグ、初監督・脚本を務めたスパイ・アクション映画『ハント』がついに公開。本作に、ファン・ジョンミンやキム・ナムギル、チュ・ジフン、イ・ソンミンら、錚々たる俳優たちが友情出演していることが分かった。ファン・ジョンミンをはじめとする俳優たちは、普段からイ・ジョンジェ、チョン・ウソンと親しい間柄で自ら出演を志願したそう。イ・ジョンジェと20数年来の盟友であるチョン・ウソンが『太陽はない』(98)以来、久しぶりの共演になることが決定した際に、“どんな小さな役でもいいから何かやらせてください”と、オファーよりも先に連絡があったとイ・ジョンジェが明かしている。ファン・ジョンミンは、イ・ジョンジェらと共演した韓国ノワールの傑作と語り継がれる『新しき世界』(13)や『ただ悪より救いたまえ』(20)、チョン・ウソンとの共演作『アシュラ』(16)など数多くの名作に出演しており、韓国を代表する俳優の1人。今回、北から戦闘機で亡命しようとする“リ中佐”を演じた。ほかにも『殺人者の記憶法』『感染家族』「悪の心を読む者たち」などのキム・ナムギル、Netflixシリーズ「キングダム」や『アシュラ』『神と共に』シリーズなどのチュ・ジフン。「ミセン‐未生‐」『復讐の記憶』などのイ・ソンミン、「梨泰院クラス」ユ・ジェミョンに、『新しき世界』のパク・ソンウン、『ザ・キング』のチョ・ウジン、『アシュラ』のチョン・マンシクらが多数、友情出演。どのような役柄でいつ出てくるのかを期待していて。『ハント』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月29日9月11日(現地時間)、監督作『Wildcat(原題)』がプレミアを迎えるトロント国際映画祭にて、主演で娘のマヤ・ホークとレッドカーペットを歩いたイーサン・ホーク。実は、イーサンが飛行機トラブルに遭い、長距離バス(グレイハウンド)に乗ってなんとかイベントに出席できたという裏話があったという。マヤは「父はバスに乗ってきました。みんなの話題になっていますよ。すべての飛行機が欠航になってしまって、ここまでバスで来るしかなかったんです」と「People」誌に語った。イーサンは「3便のフライトがキャンセルになり、『空港のせいでイベントを欠席するわけにはいかない!』と思って。だからバスターミナルに行ってバスに飛び乗りました」と補足した。その時イーサンと一緒にいたのは妻と仕事のパートナーで、マヤとは別々に向かっていたのだという。「バスの中では、だれも他人のことなんて気にしていません」「快適ではないですね」と長距離バスの感想を語ったイーサン。「私は後ろの方で身を隠すようにして、ただ本を読んで、なんとか間に合うようにと祈っていました」とドキドキしながら乗っていたそうだ。その結果、無事に間に合い、親子でレッドカーペットを歩くことができた。(賀来比呂美)
2023年09月13日「イカゲーム」イ・ジョンジェ初監督作『ハント』より本編映像が解禁された。先週8月31日、イ・ジョンジェが「イカゲーム」シーズン2の撮影中という多忙のなか、日本のファンへ直接会いたいと時間を作って来日したことでも話題になった本作。この度解禁されたのは、そのジャパンプレミアでも言及された“東京”のアクションシーン。北が日本と非公式に会談を行うこと、そして、その中の一人が機密情報と引き換えに、南への亡命申請をしているという情報を掴んだ安全企画部(旧KCIA)のパク・ピョンホ次長(イ・ジョンジェ)は東京へ向かった。亡命希望者を無事に保護するべく東京支部メンバーと共に動くが、パク次長の突然の作戦変更で現場は大混乱に。東京の街中で北との激しい銃撃戦が勃発し、なんとか現場から脱出するも多くのメンバーが死傷してしまう。繰り広げられるリアルなアクションに思わず固唾を呑むシーンとなっている。本編の中で“タナカ焼き鳥”の看板や、“止まれ”の道路標識が登場するほか、新しく解禁となったメイキング写真にも“カラオケ”、“消火栓”など馴染みのある光景が広がっている。この東京シーンが撮影されたのは釜山のとある道路。元々は日本での撮影を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で断念。80年代の日本を再現するために日本から運び込んだ約20台の車両は、激しい銃撃戦・カーチェイスの撮影で全て壊してしまったという。ジャパンプレミアでは東京のシーンについて、「日本の観客の皆さんはどのように思われるか分かりません。私たちは撮り終えた後にそれらしく撮れているんじゃないかと思いましたが、ぜひ注意深く観ていただきたいです」とイ・ジョンジェは自信をもって話していた。劇中ではほかにも様々な銃撃戦・カーチェイスが展開されるが、時代背景に合った手に汗握るダイナミックなシーンにするため、10,000発の銃弾と520台の車両が用意された。圧倒的なスケールで完成したアクションシーンとなっている。『ハント』9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月08日『Wildcat(原題)』で監督&主演俳優として親子タッグを組んだイーサン・ホークとマヤ・ホークが「Variety」誌の表紙を飾った。カバーストーリーで同作の裏話を語っている。『Wildcat』は、米女性作家で1964年に39歳の若さで亡くなったフラナリー・オコナーの伝記映画。マヤは高校1年生の時に初めてオコナーの作品に触れて以来、オコナーを深く尊敬し憧れていた。名門ジュリアード学院に入学するため、オコナーの作品を用いた一人芝居用の脚本を書き、それをイーサンに見てもらってアドバイスを受けたくらいだ。そして見事合格を果たしたが、わずか1年で俳優業に専念するため自主退学。それでもオコナーへの興味はずっと失われていなかったという。『Wildcat』で父がメガホンを取り、自身は憧れのオコナーを演じるということで張り切っていたとみられるマヤ。「(撮影現場で)父のことをイーサンと名前で呼ぶことにしたんです。その方がプロっぽいかなと」。ところが、マヤの意図とは反したことが起きた。「実際はみんなの気を散らすことになっていると気付いて。『なんでそんなことをするの?』とも言われてしまったので、ほとんど『パパ』って呼んでいましたね」とふり返った。『Wildcat』は9月1日にテルライド映画祭で世界初上映を迎えた。トロント国際映画祭でも上映が決定している。脚本はイーサン&シェルビー・ゲインズ、キャストはマヤのほか、ローラ・リニー、ヴィンセント・ドノフリオら。(賀来比呂美)
2023年09月07日映画『ハント』記者会見が8月31日(木)、都内にて行われ、監督・脚本・主演を務めたイ・ジョンジェが来日、記者からの質問に応じた。およそ3年半ぶりの来日となったイ・ジョンジェは、その間に「イカゲーム」で世界的スターとなったことについて「目まぐるしいのがずっと続いていたので、時間がどう過ぎていたのかわからない感じでした。けど、うれしくていいことだなと思っていた」とにこやかに振り返っていた。『ハント』はイ・ジョンジェが、4年間温めてきたシナリオを基に初監督したスパイ・アクション。1980年代の韓国を舞台に、安全企画部の海外次長パク(イ・ジョンジェ)と国内次長キム(チョン・ウソン)が、組織内に入り込んだ“北”のスパイを探し出すうちに、巨大な陰謀に巻き込まれていく。W主演の相手には、長年の朋友チョン・ウソンを抜擢したイ・ジョンジェ。1998年に『太陽はない』で共演以来、ずっと作品をやりたいねと言い合っていたという。「『ハント』を(自分で)書くことになり“ぜひ一緒にやりましょう”と言ってキャスティングしました。彼はヒューマニズムがあり、折り目正しくいいイメージがある人。普段から心を分かち合う人で知られています」とチョン・ウソンのよさをトーク。「彼の魅力を最大限に映画の中で引き出したいという気持ちがあったので、決まってからそのキャラクターを活かすためにシナリオを修正しました」と最大限によさを引き出すべく脚本を熟考したと明かした。近年では「イカゲーム」の大ヒットのほか、次の『スター・ウォーズ』の出演も報道されており、激動の日々を過ごしていたのではと予想される。イ・ジョンジェは「『イカゲーム』で多くの国の方々から人気を博すことになるという大事件が起きました。アメリカでは大きな賞をたくさんいただきましたし、こんなに大きな福がもたらされるんだなと、信じられない状況で、どう受け止めていいかわからないくらい実感の湧かない状況でした」と世界的スターになった気持ちを吐露、「こんなめまぐるしいときこそ、体調管理もしっかりしないと」と謙虚に微笑んでいた。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月31日80年代の韓国、安全企画部を舞台にしたイ・ジョンジェ初監督・脚本、チョン・ウソンとW主演を務めたスパイ・アクション『ハント』。この度、イ・ジョンジェが監督デビュー作を引っ提げて待望の来日決定、さらに緊迫感MAXのアクションシーンが解禁となった。Netflixオリジナルドラマ「イカゲーム」の主演を務め、一躍世界のトップスターとなったイ・ジョンジェ。「イカゲーム」シーズン2でも続投するほか、「スター・ウォーズ」シリーズの前日譚を描く新ドラマ「The Acolyte」(原題)でジェダイ・マスターを演じることも決定しており、デビュー30年目にして活躍の幅はとどまることを知らない。本作で、盟友チョン・ウソンとW主演を務めて監督デビューを果たしたイ・ジョンジェ待望の来日が決定し、ジャパンプレミアに登壇することが分かった。脚本作業に 4 年もの時間を費やした本作について「観客が、今この映画を見るべき理由を考えるとともに、共感してもらえるようにたくさん悩んだ」と明かしている。併せて到着したのは、1983年のワシントンD.C.、米韓首脳会談が行われる会場の周辺で、大統領退陣を要求する韓国系移民によるデモが激しく繰り広げられているシーン。安全企画部(旧KCIA)のパク・ピョンホ次長(イ・ジョンジェ)率いる海外チームと、キム・ジョンド次長(チョン・ウソン)率いる国内チームが警護にあたっていた。ただならぬ雰囲気の中、CIAが大統領暗殺を目論むテロの動きを察知したと連絡が入り、一同は犯人グループが潜む劇場へと急ぐが、激しい銃撃戦が勃発。パク次長とその部下であるパン・ジュギョン主任(チョン・ヘジン)らも必死に追うが、狭い楽屋での犯人の抗戦に苦戦。なんとか銃撃を避けて、さらに追い詰めようとした瞬間、手榴弾が爆発、パク次長は大きく吹き飛ばされてしまう…。奇跡的に無事だったパク次長だが、その後の展開が気になる映像となっている。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月22日トム・クルーズがIMFのエージェント、イーサン・ハントを演じる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』が、7月21日(金)より日本公開を迎え、週末興行ランキングで初登場No.1を獲得。興行収入10億円を突破し、2023年公開実写映画で最大のヒットとなったことを記念して、ローマの街を舞台にしたパトカー&白バイのカーチェイスシーンが解禁された。ひと足先に公開されていた全世界オープニング興収では、1億5500万ドルを稼ぎ出し、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最大のオープニング成績を記録していた本作。全国382館、874スクリーンで公開を迎えると、7月21日(金)~23日(日)までの週末3日間累計で動員:69万1,885人、興収:10億6,484万2,820円、先行上映込みの累計で動員:69万8,169人興収:10万8,737万7,420円を記録。2023年公開実写映画で最大のヒット、初の週末興収10億円突破の大ヒットスタートとなった(※興行通信社調べ)。これを記念して、トム・クルーズ&ヘイリー・アトウェルによるエキサイティングなカーチェイスの一部が特別解禁。ヘイリー演じるグレースがトム演じるイーサンのもとからある理由で逃れるため、警察の車を奪ってローマの街を疾走する本シーン。イーサンもすかさず警察のバイクを奪って追跡開始。実際のローマの街を舞台に、2人の追跡劇が展開され、イーサンが追いついたと思った次の瞬間、衝撃の展開が2人を待ち受けている…という映像だ。美しき歴史的建造物に囲まれたローマの街と、危険と隣り合わせながらもユーモラスなアイデアがハイブリッドに融合し、一瞬一瞬が予測不可能、本作を通しても際立つアクションシーンとなっており、「ローマでの壮絶カーチェイス、断崖ぶら下がり列車からの絶体絶命場面が特に凄い」「ローマのカーチェイスも、列車アクションもそしてバイクでダイブも、脳みそに呼吸させない迫力。スクリーンに羽交い絞め」「魅力的なキャラの大渋滞だったローマでのチェイス最高」と興奮の声が続出。さらに、本シーンには続きがあり、トム自身が利き手を封印された状態で実際にハンドルを握って運転し、神業ドリフトを披露する衝撃のカーアクションが続いている。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月26日7月21日(金)本日公開を迎えた、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じるシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の日本語吹き替え版キャストが発表された。今作でもイーサンの声を担当する森川智之は、「今回はシリーズ最大最強の敵にイーサンが立ち向かいます。喫緊の課題でもある世界の最先端技術とテクノロジーの問題が超リアルに描かれ、それを人間のイーサン・ハントがどう戦っていくのか。素晴らしい構成とアイデア、トムにしかできないアクションシーン。涙あり、笑いあり、感動あり、それに現代の私たちに向けたテーマもあったりと、一瞬の瞬きももったいないくらいに物語がスクリーン狭しと展開されていきます」と本作をアピール。加えて、ベンジー役の根本泰彦、ルーサー役の手塚秀彰、イルサ役の甲斐田裕子のオリジナルメンバーも集結。また、前作で初登場したホワイト・ウィドウは、広瀬アリスが続投。5年ぶりの出演に「声だけで表現することはやはり難しいですが、毎日台本を開いては書き込んでを繰り返し、収録に臨みました。みなさんに成長した姿をお見せできればと思っています」と話し、「みているだけでエネルギーをもらえる面白い作品になっています。ぜひ劇場でご覧いただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。さらに、1作目以来の登場となるキトリッジ役で江原正士が20年ぶりに再登板。新キャストのグレースは、ヘイリー・アトウェルを演じ続けている園崎未恵、シリーズ史上最も強大な敵・ガブリエルは津田健次郎が担当する。津田さんは「凄まじい迫力のアクション、スピード感溢れる物語、これぞエンターテインメント。イーサン・ハントの前に立ちはだかる悪役を演じる事は難しくも楽しかったです。吹き替えでも観て頂けますと幸いです。是非劇場へ!」と呼びかけた。現地時間7月12日に全米公開を迎えた本作は、Rotten Tomatoesで批評家スコアが脅威の96%、一般のレビューも94%というハイスコアを記録(7/18現在)。さらに、全世界で順次公開されており、週末の全米興行収入ランキングはNo.1を獲得、全世界のオープニング興収では1億5500万ドルを稼ぎ出し、全世界興収No.1、シリーズ最大のオープニング成績という華々しい大ヒットスタートを切った。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月21日俳優イ・ジョンジェが初監督と脚本を手掛け、盟友チョン・ウソンとW主演を果たしたスパイ・アクション映画『ハント』。この度、劇中の2人が互いに疑いの目を向ける場面写真8点とともに、イ・ジョンジェ&チョン・ウソンのコメント映像が到着した。激動の1980年代、安全企画部(旧KCIA)の組織内に潜む“北”のスパイによって繰り広げられる頭脳戦、銃撃戦、諜報戦を描く本作。海外次長パク・ピョンホ(イ・ジョンジェ)や国内次長のキム・ジョンド(チョン・ウソン)が銃を手に険しい表情を浮かべるカットからは、視線の先にいる人物との激しい戦いが想像される。また、スパイを見つけ出すためパクとキムがそれぞれ相手チームへ疑いの目を向け、捜査を行っているシーンは張り詰めた空気がこちらまで伝わるよう。また、パクの部下バン・ジュギョン(チョン・ヘジン)と、キムの部下チャン・チョルソン(ホ・ソンテ)の姿も。果たしてスパイは誰なのか、行きつく先にどんな結末が待っているのか、本作への期待を高めている。さらに、監督と主演を務めたイ・ジョンジェと、同じく主演を務めたチョン・ウソンのコメント映像も解禁。『ハント』の公開を楽しみに待つファンへ感謝の言葉を述べるとともに、「スペクタクルなアクションと緊張感ある諜報戦」が見どころと話す。また、「映画ファンの心を瞬時につかむすごく魅力的な映画」と太鼓判を押す、息の合った2人。本作ではどのような演技合戦を見せるのか、注目だ。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月05日トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督の来日が控える『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で、トム演じるイーサン・ハントを翻弄するミステリアスなヴィランを演じているのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのマンティス役でお馴染みのポム・クレメンティエフ。『ミッション:インポッシブル』シリーズ随一の妖しく手ごわいヴィランとして強烈な存在感を発揮しており、海外批評家によるアーリーレビューでは早くも絶賛の声が相次いでいる。マーベル映画の大人気シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アベンジャーズ』シリーズで、触れた相手の心を読み感情を操ることができるマンティス役を演じてきたポム・クレメンティエフは、今回『ミッション:インポッシブル』シリーズに初参加。本作ではキュートでマイペースなマンティスとはまるで真逆、クールでミステリアスなヴィラン役で新境地を見せている。洗練されたアクションと安定感のある演技力で、いまハリウッドでも注目度を高めているポム。1986年にカナダ・ケベック州で生まれ、その後フランスに移住。幼少期には、父親の仕事の都合で2年間京都に住んでいたというエピソードを持つ。2007年にフランスで製作された『Apres lui』(原題)という作品で名女優カトリーヌ・ドヌーブの養女役で映画デビューした。韓国映画をリメイクしたスパイク・リー監督の『オールド・ボーイ』(2013)でアメリカ進出後、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)から登場し、MCUの人気キャラとなったマンティス役によって世界中の観客に愛されるように。『ミッション:インポッシブル』シリーズには特別な思い入れを抱いていたそうで、「撮影は素晴らしいもので、トムやマッカリーのような映画監督と一緒に仕事ができるのは、とても刺激的でした。彼らのビジョンはとても美しく、映画的で、アクションシーンやロケーションも見事です。このシリーズに参加するのは、私の夢でした」と明かす。「この映画に出演が決まる前、私はトレーニングをして武術を学んでいました。カレンダーでトレーニングのスケジュールを書き込む時、『スタントトレーニング』や『マーシャルアーツクラス』と書き込む代わりに、『ミッション:インポッシブル』と書くこともありました。面白半分でやったことですが、自分がどのような映画に参加したいかを表明する方法でもありました」と、いつでも本シリーズへ出演できるように準備をしていたという。ジャン・レノやエマニュエル・ベアールを観て「もしかしたら私も出られるかもしれない」その夢にまで見た待望の出演について、「私はずっと大ファンだったんです。最初の『ミッション:インポッシブル』を見たのはかなり若い頃でした。古い白黒テレビで観たんです。テレビの調子が悪くても、アクションとイーサンがワイヤーにぶら下がる姿に魅了されたんです。ジャン・レノやエマニュエル・ベアールが出演していて、私の記憶の限りでは、フランス人俳優が出演しているのを見た初めてのハリウッド大作映画でした。フランス人俳優でもアメリカの大作映画に出られるということで、私の心の中に扉が開かれ、もしかしたら私も『ミッション:インポッシブル』のような映画に出られるかもしれないと思ったのです」という。「私は以前からアクション映画を作りたいと考えていました。それもあって、私は余暇に武術をやっているんです。『ミッション:インポッシブル』シリーズは、素晴らしいアクション映画のお手本です。それに、この映画に登場する女性たちは、とても強いキャラクターで、自分の意思を持っています。彼女たちはファイターであり、対等な存在です。救われるのを待つだけのガールフレンドではないのです」と、自身がアクション映画を目指し、本シリーズが憧れになった原点ともいえるきっかけと、シリーズへの愛とパッションを興奮たっぷりに語っている。さらに、トムとの共演については「トムは毎日、私にインスピレーションを与え、挑戦させてくれます。彼は仕事にとても一生懸命で、スクリーンの中でも外でも、とても寛大な人です。彼は、映画の主役である一方、とても協力的で、いつも他のキャラクターが輝く瞬間をもてるようにしてくれるんです」と、その仕事ぶりと人柄に直に触れて改めて感銘を受け、影響を受けながら撮影に挑んでいたことを明かす。こうして大きな夢を叶えたポムが、トム演じるイーサンにとって最も危険なライバルの1人としてその戦闘能力を存分に発揮している本作。いち早く鑑賞した海外の批評家によるアーリーレビューでも「最大の見どころは、素晴らしいストーリーのなかで妖しいヴィランを演じたポム・クレメンティエフ!ポムにとって最高の夏になる!」「ケタ外れのアクションシーン、常識を超えたスタント、さらに遊び心まで満載の1本。ポム・クレメンティエフも(このシリーズに)よく来てくれた!」と称賛の声が相次いで寄せられている。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』は7月21日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年07月04日トム・クルーズ主演の超大作シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が7月21日(金)に日本公開。この度、トム演じる主人公イーサン・ハントと彼のIMF最強チームが挑む達成不可能なミッションに、究極の決断をも予感させるファイナル予告が世界一斉解禁された。山奥の森、不気味な回廊、険しい砂漠と、不穏な空気が充満するなかを疾走しつづけるイーサン・ハント(トム・クルーズ)に、「過去からは逃れられない。このミッションで君は全てを失うだろう」と告げるのは、シリーズ1作目以来の登場となるIMF(ImpossibleMissionForce)を監督するCIAの凄腕エージェント、ユージーン(ヘンリー・ツェニー)。世界を根本から脅かすほどの重大な危機が近づいていることを窺わせながら、さらに畳みかけるように、刀を抜く金髪ショートの女性(ポム・クレメンティエフ)と謎の権力者(イーサイ・モラレス)がイーサンの前に立ちはだかり「君は終わりだ」と追い詰めていく。どんな困難なミッションも、最強のIMFチームと共に攻略してきたイーサンは「仲間に手を出したら、お前の命はない。それが”運命”だ!」と鬼気迫る表情で凄むと、誰もが目を疑う、あの断崖絶壁バイクジャンプへと身を投じていく。さらにはイタリア・ローマをはじめとする欧州市街地での激しいカーチェイスや、激走する列車の屋根の上での生身の格闘シーンなど限界突破のアクションもさることながら、「お前たちの命を守るためだ」「このミッションは俺たちの命より重要だ」と、今回直面するミッションが自らの命との引き換えにしなければ達成不可能であることを予感させる覚悟のセリフも。幾度となくイーサンと共闘してきたイルサ(レベッカ・ファーガソン)は眼帯姿で何を狙っているのか。また、前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で初登場しイーサンを強烈に翻弄したホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)は何を目論み再び姿を現したのか。冒頭からお馴染みのテーマ曲が盛り上げ、緊張感に満ちたシーンが息つく間もなく展開されていく予告編。極限の決断をも迫られたイーサンが守り抜くのは、達成不可能な究極のミッションの成功か、ファミリーのように強い絆で結ばれた仲間の命か、「誰も死なせない!」というイーサンの言葉も気にならずにいられない映像となっている。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は7月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年05月17日「イカゲーム』の大ヒットで世界的スターとなったイ・ジョンジェが初監督した映画『ハント』(英題:HUNT)が9月29日(金)より公開決定。W主演を果たし盟友チョン・ウソンとのメイキング写真も到着した。1980年代、安全企画部(旧KCIA)の海外班長パク(イ・ジョンジェ)と国内班長キム(チョン・ウソン)は組織内に入り込んだスパイを探し出す任務を任され、それぞれが捜査をはじめる。二重スパイを見つけなければ自分たちが疑われるかもしれない緊迫した状況で、大統領暗殺計画を知ることになり、巨大な陰謀に巻き込まれていく。頭脳戦、銃撃戦、諜報戦――壮絶な対決の末の衝撃の真実とは!?韓国での公開時には初登場1位を獲得し、レビューでは「緻密に組まれたシナリオ、イ・ジョンジェとチョン・ウソンのコンビが絶えずシナジー効果を生み出す優れたデビュー作」「次回作が気になる!監督デビュー作として大成功」「緊張感が漂うスピーディーな展開とかっこいいアクション」と大絶賛を受けた本作。第75回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門で上映されると約7分間のスタンディングオベーションを受け、映画ファンから喝采を浴びた。そのほか、第47回トロント国際映画祭、ファンタスティック・フェスト、シッチェス・カタロニア国際映画祭など多くの映画祭で上映され、さらに韓国国内の第43回青龍映画賞、第31回釜日映画賞ほかにて新人監督賞を受賞した。共演にはチョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンなど韓国を代表する俳優のほか、カメオでも豪華俳優陣が出演。主要キャスト5名が揃ったキャラクターポスターは韓国公開時に解禁されたものだが、作品の重厚な雰囲気が伝わる仕上がりとなっている。また、本日4月22日は『私の頭の中の消しゴム』『無垢なる証人』『藁にもすがる獣たち』など数多くの話題作に出演してきた韓国のトップ俳優、チョン・ウソンの誕生日。本作では20年来の仲で同い年のイ・ジョンジェとW主演を果たしているが、二重スパイを見つけるために互いを疑い捜査する役柄を演じる。誕生日に合わせて解禁されたメイキング写真は、安全企画部(旧KCIA)の海外班長パクを演じるイ・ジョンジェと、国内班長キムを演じるチョン・ウソンが並んで歩く姿を写しだしている。2人の険しい表情と距離感から緊迫した関係性の役柄が伝わってくるが、プライベートでは仲良しな2人の息の合ったコンビネーションも期待できそうな1枚となっている。『ハント』は9月29日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月22日トム・クルーズ演じるイーサン・ハント、ヴィング・レイムス演じるルーサー・スティッケルらお馴染みのメンバーが顔をそろえるシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』より、日本版ポスタービジュアルが到着した。約9分間にも及ぶメイキング映像では、ノルウェー、ヴェストラン地方の最北部、ムーレ・オ・ロムスダールの断崖絶壁を舞台に、バイクに乗ったイーサンが崖にむかってフルスピードで超特大ジャンプを決め、真っ逆さまに落下するアクションシーンが見られた。この驚愕の一瞬を切り取ったポスターは、観客をいかに喜ばせるかに全てを注ぐ映画人トムのあくなき探求心と、限界のない進化も際立つ仕上がりとなっている。そして、ムビチケ前売券(カード)の第1弾が4月28日(金)より発売開始。3週間限定で、劇中でイーサンが属するIMFのMEMBER CARDシリアルナンバーコードが付く。厚みのあるゴージャスなプラスチックカードタイプで、ブラック・ホワイト・レッドの3色が用意され、合計24,000枚限定での販売。さらにカードには、驚きの秘密が隠されているという。また、5月19日(金)からは第2弾として、今回公開されたポスターがデザインされた、通常タイプのムビチケ前売券も販売スタート。こちらには特別仕様のアートカードが特典となる。なお、ムビチケ前売券(オンライン)は4月28日(金)より発売開始となる。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は7月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 2023年、全国にて公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年04月19日アンソン・マウント、アンソニー・ホプキンス共演『アサシン・ハント エージェント:ゼロ』より予告編とポスタービジュアルが解禁された。どんな相手も目立たず瞬殺する伝説の暗殺者ゼロ。任務中に一般人の命を奪ってしまったことから、血塗られた過去を償うようにひっそりと生きていた。だがある日、彼のボスであるザ・メンターから再び殺しの指令を受ける。ターゲットは素性不明の犯罪者“ホワイト・リバーズ”。裏社会から足を洗うために、最後の任務を遂行するゼロの前に現れたのは、謎の人物から依頼を受けた別の殺し屋デキシーだった。ターゲットをめぐり衝突する、伝説の暗殺者vs完璧を追求する殺し屋。超一流の知力とスキルを駆使した戦いには、思わぬ結末が待っていた…。『羊たちの沈黙』『ファーザー』で2度のアカデミー賞を受賞した名優アンソニー・ホプキンスが、『ゴッドファーザー PART III』『トランスポーター』シリーズのプロデューサー、フレッド・ヒュークスとタッグを組んだ本作。脚本に惚れ込み出演を熱望したホプキンスが演じるのは、凶悪な組織のボス、ザ・メンター。完璧な頭脳と狂気を併せ持ち、己を絶対の正義と信じて疑わない、「悪」をも超越した存在だ。ザ・メンター以外は誰も正体を知らない伝説の暗殺者を『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のアンソン・マウント。そして、美貌と肉体を武器にした最強の殺し屋デキシーには、『ジオストーム』のアビー・コーニッシュ。さらには、多数の受賞歴を持つエディ・マーサン、個性的なバイプレイヤー、デヴィッド・モースら実力派キャストが集結。撮影監督はエミー賞受賞歴のあるフランク・プリンツィ、音楽は『ハート・ロッカー』『3時10分、決断のとき』で2度アカデミー賞にノミネートされたマルコ・ベルトラミが手掛ける。解禁された予告編では、ホプキンス演じる組織のボスが、殺し屋ゼロに殺しを依頼するシーンから始まる。任務中に市民を巻き添えにしてしまったゼロは葛藤するが、冷酷なボスは「お前は殺人兵器だ。機械は感情を持たない」と告げる。ボスとゼロの緊迫した駆け引きや、殺し屋が銃を向けゼロに幸せを問うシーンも捉えられている。プライドと美学を持った超一流の殺し屋たちの戦いを圧倒的スリルで描くキリングアクションに期待が高まる映像となっている。『アサシン・ハント エージェント:ゼロ』は1月27日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち2023”ほか順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アサシン・ハント エージェント:ゼロ 2023年1月27日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2021 VIRTUOSO PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved
2023年01月26日トム・クルーズ演じる主人公イーサン・ハントと彼が率いるチームの活躍を描く、世界的大ヒットシリーズ7作目となる最新作が『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の邦題で日本公開が決定し、特報映像が解禁。今回はシリーズ初の前後編となる。『トップガン マーヴェリック』のPRのため、約4年ぶりの来日を果たしたトム。彼がスパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハントを演じるほか、シリーズ第3弾『M:i:III』以降登場しているベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』から参加しているイルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソン、全シリーズ参加のルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスなどお馴染みのメンバーに、前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』から参加のホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーが再登場。ヴァネッサ・カービーまた、シリーズ1作目以来の登場となるユージーン・キットリッジ役のヘンリー・ツェーニーがカムバック。そして、本作よりマーベル作品のペギー・カーター役で知られるヘイリー・アトウェル、同じく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ・マンティス役のポム・クレメンティエフ、『バッド・ボーイズ』『ザ・タウン』などのイーサイ・モラレスが初参加となる。ヘイリー・アトウェルこの度解禁となった特報映像には、かつてCIAに所属しIMFの監督官だったユージーン・キットリッジから、「君の”大義”のための戦いは終わりだ」と告げられるイーサン。「君が守ろうとしている理想は存在しない どちらにつくか選べ」と、これまで不可能なミッションを完遂してきたイーサンたちの行いは果たして本当に“善”であったのか? と問われている。本作のタイトルである「デッドレコニング」とは「推測航法」の意。航空機や船舶で、航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから過去や現在の位置を推定し、その位置情報をもとにして行う航法のことであり、どうやらイーサンのこれまでの軌跡を辿る集大成の物語となる模様。イーサンの過去、そして現在までの旅路の果てに待ち受ける運命が気になるところだ。今回もアブダビ、ヴェネチア、ローマ、ノルウェーなど様々な国でのミッションに挑むメンバーたちの姿や、列車での戦闘シーン、ローマ市街地での圧巻のカーチェイスなど怒涛のアクションが展開。映像の最後にはバイクで超特大ジャンプを決め、崖からダイブするイーサンの姿も!ロケ地はノルウェーヴェストラン地方の最北部、ムーレ・オ・ロムスダールにある山の断崖絶壁。これまでのシリーズでも数々の超衝撃アクションに挑んできたトムは、1万3000回ものバイクジャンプを行い、1年以上にもわたるトレーニングを積んだそうで、トム自身「俳優人生で最も危険なスタントを行った」とふり返る驚愕のシーンとなっている。なお、本特報映像はトム主演最新作『トップガン マーヴェリック』公開日から全国の映画館の一部にて上映される。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 2023年、全国にて公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2022年05月26日スリラー映画『ブラック・フォン』が、2022年7月1日(金)より公開される。主演はイーサン・ホーク。ジェイソン・ブラム率いるブラムハウス最新作映画『ブラック・フォン』は、『透明人間』『ゲット・アウト』『スプリット』など数々のヒット作を世に送り出してきた、ジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズによる最新サイコスリラー。新たな才能を多数発掘してきたブラムハウス・プロダクションズが、『ドクター・ストレンジ』『エミリー・ローズ』などで知られるスコット・デリクソン監督とタッグを組んだ。さまざまな恐怖が“同時進行”するサイコスリラー物語の鍵を握るのは、不気味な連続誘拐犯。少年フィニーは、マジシャンを名乗る誘拐犯の手によって、地下室に閉じ込められてしまう。一方、フィニーの妹は、予知夢を頼りに兄を探しはじめて...。地下室の内側と外側に断絶された兄妹に襲いかかる恐怖とは?サイコパス、スーパーナチュラル、サイキック...など、様々な要素が同時進行的に繰り広げられるスリリングな1本だ。映画『ブラック・フォン』あらすじ映画『ブラック・フォン』の舞台は、子供の連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。気が小さく独り立ちできない少年フィニーは、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男に出くわす。「マジック見るかい?」の一言を発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気が付いた時には地下室に閉じ込められていた。壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く・・・!それは、この部屋の恐怖と真実を知る”死者からのメッセージ”だった!一方、妹のグウェンは兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める―イーサン・ホークが連続誘拐犯に■連続誘拐犯人...イーサン・ホーク得体の知れない連続誘拐犯人。黒風船を持ち、マジシャンだと名乗る。歯を見せ口角を上げたゾっとするような笑顔や、しかめっ面のようなヘの字、中にはまるで能面のように口のない表情など、時によって変化するおぞましいマスク姿が恐怖を煽る。『魂のゆくえ』『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』のイーサン・ホークが主演を務める。■フィニー...メイソン・テムズ気が小さく独り立ちできない少年。ある日の学校の帰り道で誘拐され、地下室に閉じ込められてしまう。■グウェン...マデリーン・マックグロウフィニーの妹。兄の失踪に関する予知夢を頼りに、兄の行方を探す。スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルの短編が原作原作は、“スリラー・ホラーの帝王”スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルの名短編『黒電話』。ジョー・ヒルが2005年に発表した作家デビュー短編集『20世紀の幽霊たち』に収められた名短編『黒電話』を、ブラムハウス・プロダクションズの卓越したアイデアとクリエイティビティをもってして映画化する。【詳細】映画『ブラック・フォン』公開日:2022年7月1日(金)製作:ジェイソン・ブラム(ブラムハウス・プロダクションズ)監督:スコット・デリクソン原作:ジョー・ヒル「黒電話」出演:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ配給:東宝東和
2022年04月03日ブラムハウス・プロダクションズ製作のイーサン・ホーク主演『The Black Phone(原題)』が邦題『ブラック・フォン』として7月1日(金)より全国公開されることが決定し、日本版キービジュアルと予告編が解禁された。舞台は、子どもの連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。気が小さく独り立ちできない少年フィニー(メイソン・テムズ)は、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男(イーサン・ホーク)に出くわす。「マジック見るかい?」の一言を男が発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気がついたときには地下室に閉じ込められていた。壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く…それは、この部屋の恐怖と真実を知る“死者からのメッセージ”だった!一方、妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める。地下室の内側と外側に断絶された兄妹に襲いかかる恐怖。彼らを待ち受ける真実とは…?『透明人間』(20)のリー・ワネル、『ゲット・アウト』(17)のジョーダン・ピール、『スプリット』(16)のM.ナイト・シャマランと才能と個性豊かな監督とタッグを組み、優れたスリラー作品を数多く世に送り出してきたブラムハウス・プロダクションズ。今回新たにパートナーとして選んだのは、『ドクター・ストレンジ』(16)、『エミリー・ローズ』(05)などの監督で知られるスコット・デリクソン。稀代のスリラー作家として名を馳せるスティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルが2005年に発表した作家デビュー短編集「20世紀の幽霊たち」に収められた名短編「黒電話」を原作に、サイコパス、スーパーナチュラル、サイキックといった様々な要素が同時進行的に繰り広げられるスリリングな1本を作り上げた。謎めいた展開と恐怖描写が満載の予告編と併せて解禁された日本版キービジュアルでは、イーサン・ホークが扮する得体の知れない連続誘拐犯人が大きく写し出され、その不気味さが異様に際立つ。ただならぬ雰囲気に、本編への期待が大いに高まるビジュアルとなっている。卓越したアイディアとクリエイティビティで映画シーンを牽引するブラムハウス・プロダクションズ製作とあって、世界中から熱視線が送られている本作。昨年、アメリカ・テキサス州オースティンで開催された、ジャンル系映画の祭典“ファンタスティック・フェスト”(2021年9/23~30)でのプレミア上映でお披露目されると大喝采を浴び、Rotten Tomatoesではなんと驚異の100%評価(2022/3/22時点)。IMDbでも7.8/10と高評価。続報にも注目だ。『ブラック・フォン』7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・フォン 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2022年03月31日ユアン・マクレガーとイーサン・ホークが、Appleのオリジナル映画『Raymond and Ray』(原題)で異母兄弟を演じるという。Apple TV+の公式サイトが発表した。監督・脚本はロドリゴ・ガルシア(『パッセンジャーズ』『アルバート氏の人生』)、製作はアルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)、ボニー・カーティス&ジュリー・リン(『アルバート氏の人生』)。Apple TV+によれば、『Raymond and Ray』は「ひどい父親の影でひっそりと生きてきた異母兄弟のレイモンド(ユアン)とレイ(イーサン)」の物語。「彼らはそれでもお互いにユーモアを持ち合わせていました。父親の葬式は、彼らに取って生まれ変わるチャンスです。そこには怒りあり、痛みあり、愚かさあり、愛もあるかもしれません。間違いなく最後の始末をつけることになります」とのこと。ともに50歳で、スコットランド出身のユアンとアメリカ出身のイーサン。映画ファンは「どちらがどちらの言葉のアクセントに合わせるんだろう?」「イーサンがスコティッシュ・アクセントでしゃべってくれたら最高」「キャスティングが絶妙」「ユアン、イーサン、キュアロン。観ないわけにはいかない」と期待をふくらませている。(Hiromi Kaku)
2021年08月31日先月、竜巻映画『ツイスター』の公開から25年が経った。竜巻に極限まで近づき観測を行う研究者夫妻の妻役を演じたヘレン・ハントが、昨年あるスタジオに続編の企画案を提出するも却下されたことを明かした。先日、自身が出演するドラマ「Blind Spotting」(原題)のプロモーションで、アンディ・コーエンが司会を務める「Watch What Happens Live」に出演したヘレン。「(『ツイスター』の)続編を作ろうとしました。ダヴィード(・ディグス)、ラファエル(・ガザル)と私で脚本を書き、(登場するキャラクターは)全員が黒人とヒスパニックの竜巻研究者。スタジオに断られました。私は監督も務めるつもりだったんです。話し合いを持つことすら大変でした。2020年の6月、これだけ多様性が求められている時代に…です。最高の作品になるはずだったのに」と語った。ヘレンが脚本を共同執筆しようとしていたダヴィードとラファエルは、「Blind Spotting」の脚本家。ヘレンの構想では、『ツイスター』で演じたジョー・ハーディング博士は続編の冒頭に竜巻に巻き込まれて死ぬことにし、自分は監督業に専念して他のキャストを輝かせたいとのことだった。ヘレンは企画案を却下したスタジオ名を明かさなかったが、『ツイスター』の製作・配給を行ったワーナー・ブラザースか、ヘレンが企画案を出した2020年6月と同時期にリブート版『ツイスター』を企画していると報じられたユニバーサル・ピクチャーズとみられる。リブート版『ツイスター』は『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキーがメガホンを取る可能性が報じられたが、一年経った現在も、進捗は伝わってこない。(Hiromi Kaku)
2021年06月15日イーサン・ホークが知られざる孤高の天才ニコラ・テスラを演じる『テスラ エジソンが恐れた天才』が、3月26日(金)より公開。この度、100年前の人物ながら“PCで検索する”シーンや、イーサンの怪演ぶりをとらえた場面写真が解禁された。■100年以上前なのに、PCで検索する演出!?劇中では、物語の解説として、テスラに好意とシンパシーを抱くJ・P・モルガンの娘アン(イヴ・ヒューソン)がPCで時代背景を検索して紹介するシーンが出てくる。これは、テスラの考えの中ではすでにPCや携帯電話が予見されていたと想像し、劇中に登場させたもの。また書き割りを多用することによって、才能がありながらも浮世離れしたテスラの浮遊するような心象風景を演出。偉人の半生を追うだけではなく、かつて観たことがない作品に仕上がっている。■イーサン・ホークの狂演、監督と3度目のタッグ!イーサン演じるニコラ・テスラは、人とのコミュニケーションがあまり得意ではなく、才能はあるが上手く世渡りができず、破滅していく。そんな彼の焦燥感溢れる場面写真が解禁。イーサンの卓越した演技が、『ハムレット』『アナーキー』に続く3度目のタッグで全幅の信頼をおくマイケル・アルメレイダ監督により最大限に引き出されている。■海外の不思議なマーケティングにも注目!海外のマーケティングもユニークなものだった本作。デザイナー、ダナ・キャランのN.Y.の自宅でプレミアスクリーニングを開催し、出演のカイル・マクラクランほか、ヒュー・ジャックマン夫妻も参加し話題になった。また、海外のポスターでは、コンセントのアイコンをもじったユニークなポスターを制作し、「IndieWire」が選ぶ2020年ベスト25の作品の1つにも選ばれている。■知られざる、ニコラ・テスラの半生にコメント続々茂木健一郎(脳科学者)世紀の天才の人生を、きらめく独創的で描く孤高のドラマ。テスラが映画を撮ったら、こんな作品になったろう。荒俣宏(作家)アメリカン・ユーモア風にいえば、電子時代に生きる現代人じゃないと理解してやれない「100年早すぎた天才」の葛藤ドラマだ。ラジオがまだ生まれたての時に、すでにインターネットを構想していたようなトンデモない男を描くなら、同時代にはありえなかった20世紀音楽や超常的な脚本が必要だったに決まっている。これでテスラの肉声が聞こえたよ!『テスラ エジソンが恐れた天才』は3月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テスラ エジソンが恐れた天才 2021年3月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© Nikola Productions, Inc. 2020
2021年03月18日イーサン・ホークが、マーベルドラマ「Moon Knight」(原題)でヴィランを演じることになったという。「The Hollywood Reporter」が伝えた。「Moon Knight」は、マーベル・スタジオが手掛け、今後数年内に「Disney+」で配信する11作品のドラマの1つ。主役のムーンナイト/マーク・スペクターを、オスカー・アイザックが演じることが報じられている。Netflixの大人気ドラマ「アンブレラ・アカデミー」の共同クリエイター、ジェレミー・スレイターが脚本、製作総指揮、ショーランナーを務める。今作でスーパーヒーローとヴィランを演じるオスカーとイーサンは、過去に2人ともマーベル映画『ドクター・ストレンジ』の主役候補に挙がっていたという“つながり”がある。オスカーはゴールデングローブ賞、イーサンはアカデミー賞にノミネート経験がある実力派俳優でもあり、「2人の共演が楽しみ」という声や、イーサンに対して「最高のチョイス」などの期待の声が上がっている。「Disney+」のマーベルドラマ11作品の中でデビューを果たしたのは、先週金曜日に配信開始されたエリザベス・オルセン&ポール・ベタニー主演の「ワンダビジョン」。続いてアンソニー・マッキー&セバスチャン・スタン主演の「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が3月19日、トム・ヒドルストン主演の「ロキ」が5月に配信を控えている。(Hiromi Kaku)
2021年01月18日知られざる孤高の天才ニコラ・テスラを、イーサン・ホークが怪演する『テスラ エジソンが恐れた天才』が公開されることが決定。併せて、予告編とビジュアルが解禁となった。ニコラ・テスラは、1887年にテスラ電灯社を設立し、今日の電気の基礎となる交流電気方式をはじめ数多くの発明を成し遂げた人物。無線送電やロボットなど未来を予測した研究も発表するが資金難に苦悩し、1943年にホテルで独り生涯を終える。交流電流によって、直流電流のエジソンとの電流戦争に勝利しながら、彼はなぜ人生に敗北したのか。本作では、人々の思考の先をゆく天才ゆえに、孤独な人生を歩み、愛だけは発明できなかった発明家・テスラの半生を描く。本作でテスラを演じるのは、『6才のボクが、大人になるまで。』などで、アカデミー賞に4度もノミネートされているイーサン・ホーク。天才の苦悩と悲哀をクールに体現している。そして、テスラのライバルともいえるエジソン役を、『ブルーベルベット』や「ツイン・ピークス」シリーズなどのカイル・マクラクランが務める。今回解禁された予告編では、電力システム、ラジオ、電気モーター、点火プラグなど数々のものを発明したテスラと、「偉大な人物」と称賛される一方で、マッドサイエンティストとも呼ばれたテスラの両面を描き、その狂気に満ちた半生を表現している。テスラVSエジソンの戦いを、アイスクリームを顔に押し付けあうという奇抜な演出で表現したシーンも映し出され、本編で繰り広げられる2人の闘いにも期待が高まる。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルには、こちらを睨み見るようなイーサン演じるテスラが真ん中に大きく配置され、その指先には稲妻が走っている。「彼がいなければ世界は100年遅れていた――。」というコピーが添えられ、世界の文明にテスラがいかに多大な影響を与えたかがうかがえる。『テスラ エジソンが恐れた天才』は2021年3月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年12月25日イーサン・ホークと『ブルーに生まれついて』ロバート・バドロー監督が再タッグを組んだ『ストックホルム・ケース』。この度、公開日11月6日に50歳の誕生日を迎えるイーサンの映像インタビューが解禁された。囚われたはずなのに、犯人に連帯感や好意的な感情を抱いてしまう心理学用語「ストックホルム症候群」の語源となった銀行強盗事件を描く本作。「普通の人は銀行強盗をしない。犯人が“いいヤツら”と言われても、普通は強盗したり銃で脅したりしない。銀行強盗の目的が金ではないので、かなり奇妙な男だとすぐに気づく」と、“本当の犯人”について言及するイーサン。「僕は再現ドラマやドキュメンタリー作品を作るつもりはなかった。僕は実際の犯人とかなり違うし、状況もよく理解できない。ただ事実を伝えるだけでは映画にならないんだ。観客が何に共通点を見出し、何に興味を引かれるか考えるべきだ。現代ではいろいろな方法で事実を確認できる。我々の仕事は物語を芸術作品として伝えることだ」と、熱く語る。そして、「ロバートと数年前に仕事をしたのでお互いの考えはよく理解ができた。彼は僕の演技を信じて、僕も彼を信じてついていった。どちらかが話の筋が通る境界線にいて、もう1人ははみ出さないように見張っていた」と監督との信頼関係を明かす。順通りの撮影については「興奮状態で銀行強盗を演じ、ひとつのセットで撮影が続く時間を追った撮影はやりやすかった」とふり返っている。『ストックホルム・ケース』は11月6日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、アップリック吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストックホルム・ケース 2020年11月6日 ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺ほか全国公開© 2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved.
2020年10月30日日本が誇るアクション監督・谷垣健治がスタッフに名を連ねる、トニー・レオン主演『モンスター・ハント 王の末裔』より新場面写真が公開された。トニー・レオンを主演に迎え、ジン・ボーラン、バイ・バイホーら人気俳優が参加し、アイドルグループ「X-NINE」がカメオ出演している本作。アクション監督は、『るろうに剣心』シリーズや『スーパーティーチャー 熱血格闘』の谷垣健治が担当し、本作で2018金馬獎最優秀アクション賞にノミネートされた。また、『キル・ビル』『三度目の殺人』に参加した種田陽平が美術監督として圧倒的な世界観を創り出し、『アクアマン』などを手掛けるBase FXが視覚&特殊効果を担当と、豪華スタッフが集結した。今回到着したのは、なぜか甲冑姿に口髭を付けたり、トラの着ぐるみ姿の四谷(トニー・レオン)、お怒りモードのフーバの姿などが収められている場面写真。変装やその場をやり過ごすのはお手の物な四谷。金貸し屋の女主人・朱(クリス・リー)までをも手玉に取り、フーバの保護者のような気のいい妖怪ベンベンとの3人の笑いとアクションたっぷりの珍道中、絆にも注目。さらに、フーバの産みの親で妖怪ハンターの天蔭(ジン・ボーラン)と小嵐(バイ・バイホー)は、生き別れたフーバに心を残す中、夫婦水入らずの時間で「ある光景」を目にしてしまう。また、天師堂の上級ハンター雲(トニー・ヤン)の場面写真も到着した。ほかにも、本作の入場者特典も発表。四谷、天蔭、小嵐、X-NINEのキャラクターポストカードが、初日から3日間、ランダム配布。いずれも、裏面はフーバが描かれている。『モンスター・ハント 王の末裔』は11月6日(金)より新宿シネマカリテにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モンスター・ハント 王の末裔 2020年11月6日より新宿シネマカリテにて公開
2020年10月29日『ゲット・アウト』『アス』などを世に送り出したブラムハウスが、アメリカ社会への痛烈な風刺を戦慄のサバイバル・アクションとして描いた『ザ・ハント』。この度、情け容赦なしの主人公クリスタルを演じたベティ・ギルピンの驚異の身体能力がうかがえる本編映像が到着した。何もない森の中で目覚めたごく普通のアメリカ人たちは、実はエリート集団に狩られるために集められた“獲物”だった!今回解禁された本編映像は、森を抜け出した“獲物”の1人クリスタル(ベティ・ギルピン)がコンビニでタバコとマッチを購入しようとする場面。ようやく獲物以外の人間に出会い、少しばかり落ち着けるかと思いきや、レジ下に隠した武器を見えない位置でそっと手に構える素振りと、州のタバコ代と釣銭が合わないことまでも察知した次の瞬間、驚異の身のこなしで老夫婦をあっという間に仕留めてしまう!獲物だったはずの女性が狩られる前に狩る、容赦のなさを見せつけており、エリートが娯楽ではじめた“人間狩り”がいったいどう展開していくのか、その先が気になるシーンとなっている。この強烈なキャラクターを演じたのは、80年代の女子プロレスを描くNetflixオリジナルシリーズ「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」で一躍注目されたベティ。本作の監督を務めるクレイグ・ゾベルは彼女について、「脚本を読んだ時、僕の頭の中にすぐ思い浮かんだのがベティだったんだ。彼女なら完璧に演じられると思っていたよ。映画の撮影中、筋肉を驚くほど鍛え上げていたよ。一番すごかった時には、ベンチプレスで僕ら2人を持ち上げられたんじゃないかな。彼女の姿を見ているだけで感動したよ」と絶賛、役作りで培ったその身体能力は想像以上のよう。ベティ自身もハマり役と感じていたようで「これまで長いこと、男が内なるモンスターを解き放って感情を爆発させる一方で、それを支える妻やガールフレンドを演じてきた。だけど、すごく多くの女性が『私だって窓からイスを放り投げられますけど?』と思ってる。不思議なんだけど、男を励ますように笑みを浮かべたり、赤ちゃんと洗濯カゴを抱えた妻よりも、クリスタルのほうがはるかに取り組みやすかった」とふり返っている。『ザ・ハント』は10月30日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ハント 2020年10月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
2020年10月17日