Disney+とルーカスフィルムが、『ウィロー』の続編ドラマ「Willow」(原題)で初めてトランスジェンダー俳優を起用したことがわかった。同ドラマは、ジョージ・ルーカス原案&ロン・ハワード監督の映画『ウィロー』(1988年)のその後を描いたもの。王女キット(ルビー・クルス)がパーティを組んで、自身の双子の弟(または兄)を救うために旅に出るという物語。「Deadline」によると、今回トランス俳優として初起用となったタリサ・ガルシアは、女王役を演じる。小さな役で、1話だけの出演の可能性もあるとのこと。Disney+の映画とドラマで、トランス俳優がシスジェンダーのキャラクターを演じるのは初めてだという。タリサはチリ生まれのイギリス育ちで、英語とスペイン語が堪能。代表作にBBCドラマ「バティスト~アムステルダムに潜む闇~」などがある。トランスジェンダーであることはオープンにしており、本人も今回の件をツイッターで報告している。他のディズニー関連作でトランス俳優が起用された例では、2021年に『ラーヤと龍の王国』でパティ・ハリソンが長編アニメで初のトランス俳優として出演(テイルの長役)。最近では、Disney+で製作される「Ironheart」(原題)でもトランス俳優を探していると報じられている。(Hiromi Kaku)
2022年04月08日ジェイダ・ピンケット=スミスが、息子のジェイデン(18)と娘のウィロー(16)が実家から独立したことを「Haute Living」誌で明かした。「でもね、寂しがっているような時間すらないのよ。だって、ウィローは毎日電話してくるし、ジェイデンだって撮影現場なんかにいてホームシックになると、ウィルや私に会いたがってしかたないの」。一緒には住んでいないが、時間があればウィル&ジェイダの家に子どもたちがいるという状態が「おもしろい」と語るジェイダ。ウィルの前妻との息子トレイ・スミスもジェイダたちの家からわずか5分のところに住んでいるそうだ。子どもたちと頻繁に連絡を取っているというものの、自分のための時間が増えたというジェイダ。7月21日(現地時間)公開の新作映画『Girls Trip』(原題)で共演したクイーン・ラティファから旅行に誘われているという。「ラティファが『リオに行こうよ』って。ウィルは何度もリオに行っているのに、私は彼と行ったことがなくて。そうしたらラティファが『彼と行かずに私と行こう!』って言うの。もしかすると『Girls Trip 2』をブラジルで撮ってもいいかもね」と、『Girls Trip』の公開前から続編の意欲ものぞかせた。(Hiromi Kaku)
2017年06月15日俳優ウィル・スミスの娘ウィロー(15)が、シャネルのアンバサダーに就任した。パリ・コレクションでシャネルの2016年秋のショーを母親のジェイダ・ピンケット=スミスと共にフロントロウから鑑賞していたウィローが、カール・ラガーフェルドによって同ブランドの顔に抜擢された。ウィローはインスタグラムに「カール・ラガーフェルド、そしてシャネルの全チームの皆さん、『美』の見識を広げるために私をシャネルの新アンバサダーに起用してくださって、ありがとうございます。光栄です」と喜びをつづっている。シャネルは以前にジョニー・デップの娘リリー・ローズ・デップを起用したことがあるほか、ブレイク・ライブリーやクリステン・スチュワートもその役を担ったことがある。そんな中、ウィローの兄ジェイデンもファッション界でデビューを飾っており、ルイ・ヴィトンの2016年春のレディースコレクションの広告に登場していた。その際、ウィローはインスタグラムで兄に向けてメッセージ。「生まれたときに、男性と女性はこうあるべきという型にそれぞれはめられるもの。でも成長するにつれて、私たち自身やその人生の精神的で感情的な認識に対してそういう期待が与えるダメージがあることに気がつきはじめるの。私たちはみんな同じであり、同時に全く異なるものだと理解すればするほど、周りからの期待を気にしなくなり始めるし、地球の本質を高め続けるために自由に生き続けていけるのよ」とコメントしていた。(C)BANG Media International
2016年03月11日