ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)2016-2017年秋冬コレクションのシーズンビジュアル「SERIES 5」が公開された。今シーズンも、アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエールがヒロインとして思い描く様々なキャラクターが捉えられている。そして、歌手のセレーナ・ゴメスがそのヒロインの中のヒロインとして登場した。今回の起用に関してセレーナ・ゴメスは「ルイ・ヴィトンを身に着けていると、強さと自信を持てます。ニコラは女性が自分自身を心地よく感じさせる方法を理解しているのです」とコメント。ビジュアルでは、ランウェイでも注目を浴びたエナメル素材のレッドパンツや、色使いが目を惹くタイトドレスが着用された。また、人気のミニトランクをアレンジしたバッグもフィーチャーされている。撮影はブルース・ウェーバーにより、アメリカ・マイアミで行われた。【詳細】アーティスティック・ディレクション:ニコラ・ジェスキエールフォトグラファー:ブルース・ウェーバークリエイティブ・ディレクション:ロニー・コーク・ニューハウスタレント:セレーナ・ゴメスモテル:ジーン・キャンベル、ソラ・チョイ、ルイジアナ・ゴンザレズ、エリカ・リンダー, ライアン・ヴァン・ロンバエイ、ナタリー・ウェストリンスタイリスト:マリー・アメリ・ソーヴェ メイク: ピーター・フィリップスヘア:ポール・ハンロン撮影場所:アメリカ、マイアミ【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クラインアントサービスTEL:0120-00-1854
2016年07月01日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が16-17AWコレクションの広告キャンペーン「SERIES 5」を公開した。ファッションフォトグラファーの巨匠ブルース・ウェーバーよってマイアミで撮りおろされたこのキャンペーンでは、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)が思い描くヒロインとして、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)と6人のモデルたちを起用。現代の先駆者たちが冒険に旅立つ決意を持った女性たちを演じている。ジェスキエールは、「セレーナは同世代にとってのアイコンであり、愛らしいほどの誠実さと真の存在感があります。彼女はとても正直で地に足のついた女性でもあるのです。デザイナーとして女性が成長していく過程に関われることを、とても嬉しく思います」と語っている。
2016年06月29日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)表参道店にあるアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」にて、『ピエール・ユイグ - アンティルド ホスト(Pierre Huyghe - Untilled Host)』展が開催される。会期は2016年6月25日(土)から2017年1月9日(月・祝)まで。現代アート作品の所蔵と展覧会の主催を行う芸術機関であるフォンダシオン ルイ・ヴィトン。今回はその所蔵コレクションの中から、1962年にパリで生まれ、現在ニューヨークを拠点に活動しているアーティスト、ピエール・ユイグによる2つの映像作品が紹介される。一つ目の作品『The Host and the Cloud』(2009-2010)は、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンにもほど近いところにある閉鎖された博物館において、1年をかけて撮影された作品。役者たちのグループ仮想的な状況でロールプレイを行うが、彼らの役割や行動は様々な状況や、断片的な物語に出会うことによって変化していく。ユイグがあえてコントロールしないストーリーを、架空の人物が演じる様子は、不在の主体の心を巡る旅のよう。架空の人物は「もう一人の自分」という視点で見ると興味深いかもしれない。もう一方の作品『A Way in Untilled』(2012)は、国際的な現代美術展「ドクメンタ13」の会場であったドイツのカールスウアウエ公園内で撮影された映像。頭部が蜂の群れでできた横たわる女性像『Untilled(Liegender Frauenakt)(未耕作地(横たわる裸婦))』という彫刻作品の周りで、有機物が腐敗していく様子が映される。ナレーションはなく、公園の堆肥の上に、人工的な物、無生物、有機体、植物、動物、人間、バクテリアなどが、何にも関心されずに打ち捨てられたままでいる様子が流れる。SF的な要素のあるドキュメンタリー映像を通して、ピエール・ユイグは観る者を視覚・聴覚的な“旅”へと誘う。【詳細】『ピエール・ユイグ - アンティルド ホスト(Pierre Huyghe - Untilled Host)』会期:2016年6月25日(土)~2017年1月9日(月・祝)会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7F開館時間:12:00-20:00休館日:表参道店に準ずる入場料:無料【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2016年06月27日アーティスト、ピエール・ユイグの展覧会「Pierre Huyghe - Untilled Host」が、6月25日から17年1月9日まで東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京にて開催される。同展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンがキュレーションを担う、これまでに公開されてこなかったフォンダシオンの所蔵品をミュンヘン、ヴェネツィア、北京、東京のエスパス ルイ・ヴィトンにて紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プロジェクトの一環として開催されるもの。今回エスパス ルイ・ヴィトン東京にて行われているエキシビションでは、フォンダシオンのコレクションから、ピエール・ユイグの「The Host and the Cloud」と「A Way in Untilled(未耕作地の場景)」というふたつの映像作品を紹介する。「The Host and the Cloud」は、かつて国立民俗民芸博物館として利用されていたパリ市内の建物で1年かけて撮影されたもの。遊園地の片隅にある閉鎖された博物館での実際の出来事を撮影した実験的な作品となっており、ハロウィーン、バレンタインデー、メーデーの3日間の様子が部分的に記録されている。作品に登場するのは、資料館の職員に扮した役者たち。彼らはそのロールプレイを行う中で、展示コレクションや様々な状況、断片的に語られる物語に出会い、変化していく。作品にはこの架空の人物たちのによる“不在の主体を巡る”様子が映し出されている。一方「A Way in Untilled(未耕作地の場景)」は、12年夏「ドクメンタ(13)」の会場であるカールスアウエ公園内にて撮影されたもの。夕暮れ時に撮影された同作は、頭部が蜂の群れで形成された女性像が半身を横たえた「Untilled(Liegender Frauenakt)(未耕作地(横たわる裸婦))という彫刻の周りで有機物が腐敗していく様子が映されている。【イベント情報】「Pierre Huyghe - Untilled Host」展会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階会期:6月25日~17年1月9日
2016年06月26日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は7月6日から19日まで、伊勢丹新宿店メンズ館1階=プロモーションに、16-17AWメンズ・コレクションを扱う期間限定ストアをオープンする。今回同ストアのキュレーションを行うのは藤原ヒロシが主宰するフラグメントデザイン(fragment design)。アイテムは、ルイ・ヴィトン16-17AWメンズ・コレクションのプレタポルテウエア、シューズ、アクセサリーに加え、フラグメントデザインとのコラボレーションによる「モノグラム・エクリプス」の限定レザーグッズも登場する。ルイ・ヴィトンのアーカイブの中でも知られるマル・クーリエ(Malle Courrier)にインスパイアされ新たに16-17AWメンズ・コレクションのショーに登場したな「モノグラム・エクリプス」は、グレーとブラックの陰影のコントラストが特徴。会場の内装は、コンクリートやフロストガラスなど、敢えて粗野な素材を用い、ルイ・ヴィトンの同シーズンのインスピレーション源である「フューチャー・ヘリテージ(=未来の遺産)」と、藤原ヒロシがディレクションするコンセプトストア、ザ・パーキング銀座(THE PARK・ING GINZA)の雰囲気が融合した空間を作り上げる。ルイ・ヴィトン メンズ・コレクション アーティステック・ディレクター キム・ジョーンズは今回のストアについて、「いつも私にインスピレーションを与えてくれるスペシャルな街・東京には、私にとって大切な友人がたくさん住んでいます。今回、違ったアングルからコレクションを表現したいと思い、私にとってのヒーローの1人である藤原ヒロシ氏にキュレーションを依頼しました」とコメントし、一方藤原ヒロシは、「キムとのコラボレーションは20年前からいつ実現してもおかしくなかったんですが、“今、この場所で”という最高のタイミングとなり、とても光栄に思います」と語っている。また、7月6日から12日までは伊勢丹新宿店メンズ館地下1階=紳士靴でもアイテムが展開される予定。
2016年06月24日ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)は、17SSパリメンズファッションウィークにて行うランウェイショーをライブ配信する。ショーは6月23日17時半(現地時間10時半)より、パリのパレ・ロワイヤル、コレット広場を会場にスタート。今回インスタグラムのルイ・ヴィトン公式アカウントではメンズ スタイルディレクター、キム・ジョーンズがショーに先駆けインスピレーション源など様々な情報を投稿している。既にサングラスやバッグなど最新コレクションを公開している。また、SNSのハッシュタグは#LVMenSS17。ストリーミング引用元: (ルイ・ヴィトンオフィシャルサイト: www.louisvuitton.com)
2016年06月23日東京の紀尾井町に隣接する特設会場「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ ── 旅するルイ・ヴィトン)」展が6月19日まで開催されている。1854年から今日までのルイ・ヴィトンの壮大な軌跡を辿る旅この展覧会は、昨年パリ、グラン・パレに続く東京での開催で、4月23日の幕開け以来、すでに10万人を超える来場者が訪れているという。>>展覧会レポートはこちらから。6月2日、この展覧会場で東京とパリの文化交流の一環としてイブニングパフォーマンスイベント「LOUIS VUITTON : DANCE WITH AI」が開催された。この日のために、一夜限りで集結したのは日本を代表するクリエーターたち。企画・構成は『おおかみこどもの雨と雪』『告白』などの映画を製作した川村元気、ダンサーは俳優として活躍する一方で日本を代表する文化庁交流使としてダンスカンパニーに参加していた経験も持つ森山未来、ダンス演出はPerfumeの振付などを行うコレオグラファーのMIKIKO、映像演出はライゾマティクスリサーチの真鍋大度、音楽は「Perfume : World 2nd -Opening-」などの楽曲を提供しているevalaが手掛けた。展覧会のテーマである“旅”がキーワードとなったパフォーマンスのテーマは“人間とAIが共演する、ミクロからマクロの旅”。森山未來は、人類がこの世に生まれ、最初の一歩を踏み出し歴史と共に進化していく様をダンスで表現し、訪れた人たちを人類の歴史の“旅”へと誘う。森山未来の背景を彩るのは、森山の踊りを捉えた映像と、太古から人類が描いてきた膨大な絵画のデータを、真鍋大度率いるライゾマティクスリサーチが深層学習(ディープ・ラーニング)技術で分析し生み出した新しい絵画。これまで人の目を通して描かれてきた絵画は、機械により生まれ変わり生身の人間のダンスと共演することで会場に異次元が表出したようだった。なお本展は、東京都及びパリ市より「東京都-パリ市 文化交流事業」として制定されており、イベント当日は高円宮妃殿下や、ティエリー・ダナ駐日フランス大使も来場した。【イベント情報】「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton」住所:東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」特設会場会期:4月23日~6月19日時間:10:00~20:00(6月17日、18日は22:00までの時間延長が決定)休館日:月曜日(6月13日は13:00~開館)入場料:無料*スムーズに入場するためオフィシャルサイト(www.louisvuitton.com)で時間予約も受付中。
2016年06月07日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は5月29日、ブラジル・リオデジャネイロで、ブラジルモダニズム建築の父と称される建築家のオスカー・ニーマイヤー(Oscar Niemeyer)が設計したニテロイ現代美術館を会場に、2017クルーズ・コレクションのランウエイショーを開催した。ゲストには、女優のアリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)、カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)、ジェイデン・スミス(Jaden Smith)、ゼンデイヤ(Zendaya)、モデルのリウ・ウェン(Liu Wen)、ミロスラヴァ・デュマ(Miroslava Duma)のほか、日本から女優・モデルのTAOや中田英寿、また韓国から女優のペ・ドゥナらが招かれた。ストリーミング引用元: (ルイ・ヴィトンオフィシャルYoutube:
2016年05月30日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、5月29日4時30分(現地時間28日16時30分)より、ブラジル・リオデジャネイロの「ニテロイ現代美術館」で開催する2017クルーズ・コレクションのランウエイショーをライブ配信する。今回で3回目の開催となるクルーズ・コレクション。現在、インスピレーションの源となったビジュアルをクローズアップしオフィシャルサイトで公開中。またルイ・ヴィトンや、ニコラ・ジェスキエールの公式インスタグラムアカウントでも直近の様子を見ることができる。なお、SNSのハッシュタグは「#LVCruise」。中継はこちらから視聴が可能。ストリーミング引用元: (ルイ・ヴィトンオフィシャルサイト: www.louisvuitton.com)
2016年05月28日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が2017年クルーズ・コレクションのショーに先駆け、シーズンビジュアルを公開。建築物を巡る“旅”をテーマとし、建築家ルイス・バラガンの設計による、メキシコのThe Ranch (サン・クリストバルの厩舎)を舞台に設定した。フォトグラファー、パトリック・デマルシェリエが捉えたのは、メゾンの新しいミューズに起用された女優レア・セドゥが体現するルイ・ヴィトン ウーマン。立ち止まることなく常に新しいことに挑戦し続ける、大胆で自信にあふれたヒロインだ。彼女は、2016年プレフォール・コレクションを身につけている。ビジュアルには、バッグの「カプシーヌ」「シティ・スティーマー」も登場。控えめなエレガンスが魅力の「カプシーヌ」には、ノウハウ、そしてメゾンそのものが投影されている。また、メゾン初のソフトラゲージとして1901年に誕生した「スティーマー・バッグ」は、現代のハンドバッグの先駆けとして常に変わらぬ存在感を発揮し続けている。現代人のテイストに合わせてモダンにアップデートされたそのスタイルは、まさに真のシティバッグと言える。【詳細】フォトグラファー:パトリック・デマルシェリエスタイリスト:マリー・アメリ・ソーヴェヘア:ポール・ハンロンメイク:ハンナ・マリー
2016年05月23日東京・紀尾井町のルイ・ヴィトン展示会場VIPルームで9日に「Yahoo!映画『旅するルイ・ヴィトン展』」と題したプレミアム・イベントが行われ、鮮やかな色彩と独特のカメラワークで知られるウォン・カーウァイ監督によるスタイリッシュなラブストーリー『マイ・ブルーベリー・ナイツ』が上映された。その他の写真『旅するルイ・ヴィトン展』は、旅するようにルイ・ヴィトンの歴史やヴィンテージ・アイテムに出会える入場無料の特別展で、スペシャル・イベントでは、上映前にシャンパンなどのウエルカム・ドリンク等が供され、上映後には展示を貸し切りで鑑賞できるなど、終始優雅な雰囲気に包まれた。『マイ・ブルーベリー・ナイツ』は、失恋して自分探しの旅にでる主人公をグラミー賞受賞シンガーソングライター、ノラ・ジョーンズが好演し、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズなど豪華キャストが共演する作品。ノラやレイチェルがさりげなく身にまとっていたルイ・ヴィトンのバックなどのスタイリッシュな小物も注目された。ルイ・ヴィトン展は6月19日(日)まで開催されている。Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton空へ、海へ、彼方へ-旅するルイ・ヴィトン展6月19日(日)まで場所:東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」特設会場時間:10:00~20:00※月曜日休館(ただし6月13日は 13:00~20:00 開館)入場料:無料
2016年05月10日4月23日より開幕する、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の展覧会「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ ── 旅するルイ・ヴィトン)」。我々を身体ごと引き込んだルイ・ヴィトンの旅は、徐々に“内なる旅”へとシフトしていく。列車の旅を抜けるとそこに現れるのは、モノグラムの壁紙がはり巡らされたほの暗い空間。中にはデスク・トランクやライブラリー・トランク、ステーショナリーにタイプライターなどが並ぶ。本展のキュレーターを務めるオリヴィエ・サイヤール氏がもっとも刺激を受けたという、ルイ・ヴィトンの孫であるガストン-ルイ・ヴィトンは、執筆や読書をこよなく愛した人物。書の美学を大切にした彼ならではのコレクションは、モノグラムの用途拡大へとつながってゆく。余暇の時間(ウール・ダブサンス)と題された部屋ガストンは幼き頃から博識なコレクターだったが、書籍や印刷物、ホテルのステッカーなど、その膨大なコレクションから収集分野が多岐に渡っていたことが解る。会場に集められた多様なアンティーク・トランクもその一部だ。彼がトランク収集のために作成した質問票を見れば、好奇心に満ち溢れた人となりが窺える。コレクトされたものはすべてガストンのインスピレーションになり、ルイ・ヴィトンのファミリービジネスを発展させてゆく。1927年にはルイ・ヴィトン初のフレグランスを誕生させ、ガストンはそれまでになかった新しいボトルを作り上げる。香水瓶はルイ・ヴィトンとアーティストのコラボレーションの先駆けとなり、オペラや花、舞台芸術をモチーフに様々なデザインが考案された。会場では、その美しいボトルやケースも展示される。香水瓶はルイ・ヴィトンとアーティストのコラボレーションの先駆けとなったルイ・ヴィトンは、言わずと知れた世界各国に多くの顧客を持つブランドだ。創業者のルイ・ヴィトンがレイティエ・アンバルール(荷造り用木箱製造兼荷造り職人)として培った気配りは、メゾンを通して脈々と受け継がれ、その信頼と創造性が今日のルイ・ヴィトンを創り上げた。顧客の要望に応えるユニークなスペシャルオーダーの数々は、会場内を刺激的に彩る。ミュージシャンのために大切な楽器を守るケースを、そして名を馳せた往年女優たちのために化粧道具ボックスやジュエリーケースを、紳士たちのために靴用トランクやエレガンスなステッキを。ルイ・ヴィトンの手にかかれば、これまでに存在しなかったものは、“存在するもの”として価値を見出すのだ。著名なアート・ディーラーであったルネ・ジャンベルはビジネスに使う絵画用トランクをオーダーし、作品を移動中のダメージから守る見事なトランクが出来上がった。こうしてルイ・ヴィトンとアートのつながりが生まれ、画家や芸術家の多くが顧客となり、今日では、ルイ・ヴィトンのファブリックやパターン・フォルムを一新するために、村上隆やリチャード・プリンス、ダミアン・ハーストなどが制作を行うために招かれている。これまでシックであったラインアップは、アートの息吹が吹き込まれることで、豊かな色彩のもと生まれ変わる。会場に掲げられる作品を見れば、常に新しいものを受け入れる柔軟性がこのメゾンに存在することが解る。村上隆「アイ ラブ スーパーフラット」そして旅は、日本開催のために用意された最終セクションへ。最後に我々を迎え入れるのは、ほっと一息つかせる和の空間だ。ティー・セレモニー・トランクや歌舞伎役者のための鏡台トランクは、もはやこれまで見てきた西洋のそれとは、まったく異なったものに感じられる。モノグラム・パターンは日本の紋に影響されたといわれ、ルイ・ヴィトンは日本を“インスピレーションの国”として、伝統とモダンな感性を調和させた両義性から、相互認識を見出してきた。村上隆や草間彌生、コムデ・ギャルソンの川久保玲といった日本人アーティストとの協業は、メゾンに新たな一面をもたらしたのだ。ルイ・ヴィトンと日本の間にある信頼関係を感じさせる展示展覧会のために来日したアトリエ職人のクラフツマンシップを目の当たりにし、旅のストーリーは幕を閉じる。職人たちの細かな作業には、ルイ・ヴィトンの歴史が滲み出る。家に帰れば、長年使って味の出たヴィトン製品も、より愛しいものへと変化を遂げるに違いない。--前編「人類を旅へと誘うルイ・ヴィトンのルーツに迫る展覧会が開幕--空へ、海へ、彼方への旅路【Report--1/2】」へ戻る。【イベント情報】「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton」住所:住所:東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」特設会場会期:4月23日~6月19日時間:10:00~20:00(6月17日、18日は22:00までの時間延長が決定)入場料:無料休館日:月曜日(ただし4月25日、5月2日、6月13日は13:00~開館)
2016年04月22日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の展覧会「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ ── 旅するルイ・ヴィトン)」が、4月23日いよいよ日本で開幕する。パリのグラン・パレで開催されたエキシビションの巡回展となり、1854年の創業から今日に至るまでの壮大なメゾンの歴史を旅をテーマに辿る。1978年に、ルイ・ヴィトンが日本初となる店舗をオープンしたのが東京・紀尾井町。その地に突如姿を現した、ブルーとイエローのコントラストが映える本展特設会場。足を踏み入れると、エネルギッシュに描かれた若きルイ・ヴィトンの肖像画が我々を出迎える。旅のストーリーは、歴史が色濃く刻み込まれたモノグラム・キャンバスのトランク『マル』から始まる。旅のストーリーは、歴史が色濃く刻み込まれたモノグラム・キャンバスのトランク『マル』から始まるルイ・ヴィトンの原点とも呼べる、“木材”によって開かれる旅の扉。自らの名声を高めることとなったトランクには、家業である木工製造の知識を活かしパリでレイティエ・アンバルール(荷造り用木箱製造兼荷造り職人)としてキャリアをスタートさせた、彼のプライドやこだわりが垣間見える。創業以来、いつの時代も最先端を歩んできたルイ・ヴィトンは、創造や革新を重ねながら、タイムレスなシェイプや模様を生み出していく。会場に並べられた数々のトランクが、それらを物語っている。シンディ・シャーマンがサインした特製リネン用デスク・トランク次のセクションでは、遥か異国の地への冒険へと誘う。ここではティーセットや洗面道具といった探検隊の必需品に加え、砂漠地帯の過酷な天候や地理に適したトランクまでを網羅。当時の探検プロジェクトに参加したルイ・ヴィトンは、スペシャルオーダーの技術を存分に活かし、ベッド・トランクなどの画期的なアイテムを作り出す。そしてヨットによる旅の増加やクルーズの流行に深く関わってくるのが、20世紀初頭に制作した『スティーマー・バッグ』だ。着用後の衣服を旅が終わるまで入れておくことができ、そのモダンなサイズや軽さ、利便性は、業界に衝撃を与えることとなる。「探検旅行」と「航海の発展」の部屋ルイ・ヴィトンの歴史を紐解いてゆくと、当時の旅の様子がありありと脳裏に浮かぶ。本展は、ガリエラ宮パリ市立モード美術館館長のオリヴィエ・サイヤールがキュレーターを、世界的に活躍する舞台演出家のロバート・カーセンがアーティスティック・ディレクター&セット・デザイナーを務めた。灼熱の砂漠、そして清々しい船尾の光景が、アーカイヴ作品とともにダイナミックに演出される。自動車の旅では木々生い茂るアスファルトの一本道を、空の旅では青空に飛び立つプロペラ機をモチーフに、壮大な仕掛けで見る者を“ルイ・ヴィトン”の旅へと引き込んでゆく。列車の旅でもその世界観は見事に表現され、窓の外を眺めれば、思わず展覧会へ訪れていることを忘れるはずだ。足を踏み入れた者は、誰もが旅に出たくなる衝動に駆られるに違いない。そしていきいきと描かれる旅の1頁には、いつの時代もルイ・ヴィトンが存在する。驚かされるのは、その卓越した創造性だ。常に革新的でありながら、その足跡に無駄なものは一切ない。一歩先をゆくものづくりの姿勢には、ビッグメゾンとなりえる所以が読み取れる。流行に敏感な人々が旅に出るときに必要とするものは何なのか。この問いかけに、“荷造りの技”を編み出すことで、ルイ・ヴィトンはその存在を確固たるものにしてゆく。--後編「人類を旅へと誘うルイ・ヴィトンのルーツに迫る展覧会が開幕--アート、そしてファッションへ連なるエモーショナルな旅路」へ続く。【イベント情報】「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton」住所:東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」特設会場会期:4月23日~6月19日時間:10:00~20:00(6月17日、18日は22:00までの時間延長が決定)入場料:無料休館日:月曜日(ただし4月25日、5月2日、6月13日は13:00~開館)
2016年04月22日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が、3月9日18時(現地時間9日10時)よりパリで開催する16-17AWウィメンズコレクションショーのライブストリーミングを公式サイト(www.louisvuitton.com)にて配信する。また、公式Instagram()ではショーに向けて画像が随時アップされている。オフィシャルハッシュダグは#LVAW16。ショーの様子はこちらから視聴が可能。ストリーミング動画URL: (
2016年03月08日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が16年プレフォール・コレクションのルックとムービーを公開した。アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエールによるこれまでのコレクションの中で確立されてきた、“NEO-CLASSIC”、“ELEVATED SPORTSWEAR”、“THE DREAM ADVENTURE”の3つのテーマで構成される同コレクション。写真家のカリム・サドリ(KARIM SADLI)が撮影を手掛けたムービーでは、フェルナンダ・リー(Fernanda Ly)、リアン・ヴァン・ロンバエイ(Rianne van Rompaey)などのルイ・ヴィトンのショーでお馴染みのモデルたちが最新のコレクションを身に纏った。動画引用元: (ルイ・ヴィトンオフィシャルYouTube:
2016年03月01日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が4月23日から6月19日まで、東京・紀尾井町にて展覧会「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ ── 旅するルイ・ヴィトン)」を開催する。前後編にわたる展覧会レポートはこちらへ同エキシビションは、昨年の12月から今年の2月にかけてパリのグラン・パレで開催された1854年の創業から今日までのメゾンの壮大な歴史を辿る展覧会の巡回展となるもの。キュレーターはガリエラ宮パリ市立モード美術館館長のオリヴィエ・サイヤールが務めた。旅をテーマとする10章で構成され、そのうちの1章は、今回東京での開催に伴い新設された日本に特化した内容となっている。1978年に日本初の店舗をオープンした縁の地である紀尾井町に特設される会場には、ブランドのアーカイブから厳選したオブジェやドキュメントを始め、ガリエラ宮パリ市立モード美術館や個人コレクターから貸与を受けた作品や、京都のヴィラ九条山の職人によるトランクなどが展示される。また、アトリエの職人によるルイ・ヴィトンのクラフツマンシップを体感できるセクションも実施される予定だ。【イベント情報】「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton」住所:住所:東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」特設会場会期:4月23日~6月19日時間:10:00~20:00入場料無料休館日:月曜日(ただし4月24日、5月2日、6月13日は13:00~開館)
2016年02月23日ヘルノ(Herno)が1月に行われたピッティ・イマージネ・ウオモ89でピエール・ルイ・マシア(Pierre Louis Mascia)とのコラボレーションによるメンズの16-17AWカプセルコレクションを発表した。ヘルノがデザイナーとコラボによるコレクションを発表するのは2009年にニール・バレット(Neil Barrette)とのダウン以来となる。今回のコレクションは、1948年創業のヘルノのルーツであるコートの裏地が当時はシルクのプリントであったことから、クラウディオ・マレッツィ代表取締役が、イタリア・コモのアキーレ・ピント社とのライセンスにより独自のグラフィックでテキスタイルを発表しているピエール・ルイ・マシアに直接オファーし、実現した。コレクションは撥水のラジエターコートやカシミアのコート、ジャケットに取り外し可能なライナーが付いたもの、中綿入りのシャツジャケットやハーフコート、ヘルノでは珍しいヴィンテージのスカジャンなどもあり、マシアのプリントとのリバーシブル中心。カモフラージュ、チェックのコラージュ、手織物のフォトプリント、曼荼羅などのグラフィックパターンとヘルノのクラシコの伝統に基づいたテクノロジーで、この数シーズン新たな顧客層の開発を続けるヘルノでも異色のラインアップとなっている。今回、ピッティ・ウオモで発表されたのはメンズ15型。ウイメンズは2月のミラノファッションウィークで発表される予定。Text: 野田達哉
2016年02月03日フランス・パリの現代アートミュージアム、フォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)にて1月27日より、中国で活躍するアーティストを取り上げた企画展が開催される。企画展「Bentu,Chinese artists at a time of turbulence and transformation-混乱と変革の時代の中国人アーティスト」は、中国本土に暮らす様々な年代の12名のアーティストの作品を通して「中国のアートの多面性」を紹介するもの。地元の伝統や文化から引き出された手法や媒体と、それらに関連・対峙する最先端のテクノロジーの両方を用いて、永遠に変化し続ける社会の複雑さを表現した作品が一堂に介した。なお、同展はフランスで約10年振りに開催される中国現代アートに焦点を当てたエキシビションとなっている。フォンダシオン ルイ・ヴィトンでは企画展のほか、9月5日までフォンダシオンの所蔵コレクションから中国人アーティストまたは中国を主題にした作品の展示、さらには学術的イベントと3つに分けて中国のアートシーンにフォーカスする。所蔵コレクション展では、アイ・ウェイウェイ(Ai Weiwei)の「Tree」、ホワン・ヨンピン(Huang Yong Ping)の作品群、ジャン・ホァン(Zhang Huan)による釈迦の頭など11人のアーティストの作品を紹介する。このほか、学術的イベントとして音楽、映画、パフォーマンス、詩の4つの観点に基づくイベントも予定されている。【イベント情報】「企画展Bentu,Chinese artists at a time of turbulence and transformation-混乱と変革の時代の中国人アーティスト」会場:フォンダシオン ルイ・ヴィトン住所:8 avenue du Mahatma Gandhi - Bois de Boulogne - 75116 Paris会期:1月27日~4月時間:11:00~20:00/金曜日 11:00~23:00/土・日 10:00~20:00休館日:毎週火曜日※開館時間および時間はシーズンにより異なる場合あり。詳細はオフィシャルウェブサイト(www.fondationlouisvuitton.fr)要参照料金:14ユーロ
2016年01月30日先日、第1子の男児が誕生した「ワン・ダイレクション」のルイ・トムリンソンが息子とのツーショットを公開した。友人でスタイリストのブリアナ・ヤングワースとの間に21日(現地時間)にロサンゼルスで誕生した愛息を抱っこするモノクロ画像をTwitterにアップしたルイは「僕の小さな男の子、フレディです」と赤ちゃんの絵文字つきでコメントを添えた。直後には「フレディ・トモ(Freddie Tommo)とツイート、息子はトムリンソン姓を名乗ることを示した。ブリアナもインスタグラムに、病院のベッドの上で眠っているフレディを抱きしめている写真をアップし、「16年1月21日。フレディ・レイン。私の一番大切な人」と綴り、ミドルネームがレイン(Reign)であることが明らかになった。ルイとブリアナは恋愛関係ではないが、養育費としてルイは280万ドル(3億3,200万円)以上支払う予定だという。ブリアナは今後、カリフォルニア州カラバサスの自宅でフレディを育てるが、ルイもしばらくカリフォルニアに滞在を予定しているという。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月29日3月に活動休止する人気グループ「ワン・ダイレクション(1D)」のルイ・トムリンソンに男児が誕生したことが明らかになった。ルイの元恋人のブリアナ・ヤングワースは21日(現地時間)にロサンゼルスで男児を出産、ルイは23日(現地時間)にTwitterで父親になったことを自ら発表した。「昨日、僕の息子が誕生したことを発表できてうれしい。健康で素敵な子だよ。とてもハッピーだ!」と綴ったルイは直後に「ダディ・ダディ・クール」と70年代のヒット曲「ダディ・クール」の歌詞と笑顔の顔文字をツイートした。ブリアナさんはロサンゼルスが拠点のスタイリストで、ルイとは友だちだったが、交際はしていない。だが、ルイは妊娠が明らかになった時点から彼女と生まれてくる子どもをサポートすると表明していた。現在ルイはドラマ「オリジナルズ」に出演している20歳の女優のダニエル・キャンベルと交際中で、ブリアナさんとダニエルが住むロサンゼルスへの移住も考えているという。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月25日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が、1月22日1時(現地時間21日17時)よりパリで開催する16-17AWメンズコレクションショーのライブストリーミングを公式サイト(www.louisvuitton.com)にて配信する。また、公式Instagram()ではショーに向けて画像が随時アップされている。ショーの様子はこちらから視聴が可能。ストリーミング動画URL: (
2016年01月21日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)と、国際連合児童基金(ユニセフ)がグローバル・パートナーシップを締結したことを祝して、1月12日、米ビバリーヒルズで「第6回 ユニセフ ボール(UNICEF Ball)」が開催さた。会場には、ルイ・ヴィトンの新アンバサダーとなった女優レア・セドゥに加え、ニコール・キッドマン、ジェニファー・コネリー、ペ・ドゥナ、セレーナ・ゴメス、アデル・エグザルコプロス、グザヴィエ・ドラン、歌手のマライア・キャリー、モデルのミランダ・カー、TAOらがルイ・ヴィトンを纏って来場した。また同日から、ルイ・ヴィトンによるデジタルキャンペーン「#MAKEAPROMISE」もスタート。同キャンペーンは、助けを必要としている子どもたちを支援するというメゾンの約束のもと、世界各地のインフルエンサーが「ピンキープロミス(指切り)」をして写真を撮り、ハッシュタグ#MAKEAPROMISEを付けてFacebook、Twitter、Instagramにて拡散し、チャリティープロジェクトへの関心を世界中に広めるというもの。
2016年01月14日東京都・西巣鴨の大正大学キャンパス内(5号館1F)に設置されているアートスペース「ESPACE KUU 空(エスパス空)」では、写真家・広川泰士氏の個展「TIMESCAPES 2016 - 無限旋律 2016 -」を開催している。会期は3月26日まで(1月16日~17日、2月1日~3日、3月1日は休廊)。開場時間は10:00~19:00(1月15日は17:00閉廊)。入場無料。同展は、世界中の砂漠に8×10インチの大型カメラを持ち込み、長時間露光で岩と星の軌跡をとらえたフォトグラファー広川泰士氏の写真展。2002年に広川氏が出版した写真集「TIMESCAPES 無限旋律」から14年の歳月が流れ、20余年にも及ぼうとする「TIMESCAPES」プロジェクトの本質を探るべく、その出発点に溯って作品が展示されるという。なお、広川泰士氏は1950年、神奈川県逗子市生まれ。1974年よりフォトグラファーとして活動を始め、世界各都市での個展、美術展への招待出展多数。講談社出版文化賞、ニューヨークADC賞、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、日本写真協会賞、日本映画テレビ技術協会撮影技術賞、A.C.C.最優秀撮影賞などを受賞。ロサンゼルスカウンティ美術館、プリンストン大学美術館、サンフランシスコ近代美術館、フランス国立図書館、東京都写真美術館、神戸ファッション美術館などに作品が収蔵されている。東京工芸大学芸術学部写真学科教授(2015年3月現在)。
2016年01月14日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)と国際連合児童基金(以下、ユニセフ)が1月11日、世界各地の子どもたちを支援するために、グローバル・パートナーシップを締結した。ルイ・ヴィトンは同キャンペーンのためにペンダント&ブレスレット「シルバー・ロックイット」を製作、1月13日より世界各国のルイ・ヴィトン ストア及び、ルイ・ヴィトン公式サイト(www.louisvuitton.com/lvforunicef)にて販売する。「シルバー・ロックイット」はメゾン誕生の象徴ともいえる、こじ開けることのできないタンブラー錠前にインスピレーションを受けたもので、ペンダント・ブレスレット1製品の売り上げごとに200ドルがユニセフに寄付される。ルイ・ヴィトン会長兼CEOを務めるマイケル・バークは「2万人にのぼるルイ・ヴィトンの社員たちがすでに、この大義のために強力なアイデアを生み出すべく力を結集させています。私たちの目標は、できるだけ多くの人々の関心を集め、子どもたちを救うサポートをするというメゾンの約束を共有し、子どもたちに変化をもたらすために手を取り合っていくことです」とコメントしている。
2016年01月13日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が、新たにフランス人女優のレア・セドゥをメゾンアンバサダーとして起用した。1985年生まれのレア・セドゥは、13年に主役を演じた映画『アデル、ブルーは熱い色』でパルム・ドールを受賞。近年では、14年の実写映画『美女と野獣』でベル役を演じたり、12月に日本で公開されたばかりの007シリーズ最新作『007 スペクター』でボンドガールにも抜擢された。1月12日には、ユニセフ・ボールで同イベントのために特別にデザインされたルイ・ヴィトンのドレス姿で、アーティスティック・ディレクターを務めるニコラ・ジェスキエールとともに、ルイ・ヴィトンの顔としての最初の舞台に立つ予定となっている。レア・セドゥはこの件について、「フレンチエレガンスの象徴として世界中に知れ渡っているルイ・ヴィトン。このアイコニックなブランドのアンバサダーという大役を任せて頂けることを心から誇りに思う。私は、ニコラ・ジェスキエールの作品、とりわけ彼の視点の斬新さを深く評価している。また、常に新しいものを探し求めるという彼の姿勢もとても素晴らしいと思っている」とコメントを残す。
2016年01月09日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が1月より、2016春夏広告キャンペーン「SERIES 4」の展開をスタートする。アーティスティックディレクターのニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)がブランドで初めて手掛けたキャンペーン「SERIES 1」から始まった、「SERIES」シリーズの最新章となる同キャンペーン。今回も3部作となっており、ニコラ・ジェスキエールが追求する多様なヒロインにまつわるストーリーがそれぞれの作品で表現されている。フォトグラファーのユルゲン・テラーは、韓国人女優のぺ・ドゥナを起用。フロリダ州マイアミの澄んだ青空を背景に撮影された。また、若さというエネルギーを捉えた作品で知られるブルース・ウェーバーは、ジェイデン・スミスを始めとする若い女性たちをモデルに撮影。舞台には、フロリダのウエストコーストにあるタイムレスな魅力を放つ街、タンパが選ばれた。さらに、今回はアニメやゲームなどを提供するスクウェア・エニックスも参加。1億人を越えるプレイヤーを持つ世界的ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズに登場する、囚われた妹を探し世界を駆け巡る勇敢なヒロイン、“ライトニング”をモデルに起用したビジュアルを制作した。ライトニングを起用したことについてニコラは、「ビデオゲームのバーチャルな美は、このコレクションにおいて重要な存在。そして、ヒロイン像や、優れたアイコンとなるような勇敢な行動を取る女性の姿を表すものをプロモートしようとすれば、バーチャルな存在がブランド創立の理念と合致するは明らかだ」と話す。一方ライトニングは、「私の装いは常に生き残るための“武装”だったから、見た目を飾るなどを考えたこともなかった。そんな私には、アンバサダーという立場は似合わないのかもしれない。けれどこうして装って、分かりかけてきたことがある。ファッションを選択するということ――他人に教えられたり、与えられたりするのではなく、自分だけのセンスで選んだ装いで、この世界の人々に向き合うということ。それは見知らぬ異国への旅にも似た、胸おどる刺激だった。ルイ・ヴィトンは私を新しい“ファンタジー”へ導いてくれた。この体験を、心から楽しみたい」とコメントしている。なお、ビジュアルに加えて、ふたりのフォトグラファーが制作した2本のフィルムも公式サイト、及び公式アプリ「Louis Vuitton PASS」にて公開される。
2016年01月06日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が16年2月21日まで、パリのグラン・パレにて「『Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton』(空へ、海へ、 彼方へ ─ 旅するルイ・ヴィトン)展」を開催している。同展は、ルイ・ヴィトンを支える人々の姿を通じて、1854年の創業から現在に至るまでのメゾンの壮大な旅の軌跡を辿るもの。キュレーターはパリ・ガリエラ宮・モード&コスチューム博物館長のオリヴィエ・サイヤールが、空間デザインは舞台演出家のロバート・カーセンが務めた。テーマに沿った9つのチャプターからなる旅物語の形式の展覧会となっており、館内には、メゾンのアーカイブから厳選されたオブジェクトやドキュメントの他、パリ・ガリエラ宮・モード&コスチューム博物館から貸与されたアイテムや個人コレクションも展示される。2013年にクールベ美術館に所蔵されたギュスターヴ・クールベの「Le chene de Flagey(フラジェの樫の木)」もパリで初めて展示される予定だ。また、同展の開催を記念したオープニング・ナイトには、仏経済・産業・デジタル大臣のエマニュエル・マクロンの他、ダニエル・ビュラン、ベルトラン・ラヴィエ、クリスチャン・ド・ポルザンパルク、グサヴィエ・ ヴェイヤン、オラファー・エリアソンなど、各アートシーンを代表する多くの著名アーティストが出席した。【イベント情報】「『Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton』(空へ、海へ、 彼方へ ─ 旅するルイ・ヴィトン)展」会場:グラン・パレ住所:3 Avenue du General Eisenhower, 75008 Paris会期:12月4日~16年2月21日時間:10:00~20:00(水・金・土は22:00まで)休館日:火曜日(※スクールホリデーは除く)入場料無料
2015年12月15日「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の「Spirit of Travel」でもミューズを務めるミシェル・ウィリアムズの主演最新作『フランス組曲』。このほど、ミシェルを始め、いま注目のキャストが顔をそろえる日本版予告編映像とビジュアルが解禁となった。1940年、ドイツ占領下フランスの田舎町。戦地に赴いた夫を待つ美しい妻リュシルと厳格な義母の暮らす屋敷に、監視のためドイツ軍中尉ブルーノがやってくる。緊迫した占領下の生活の中で、音楽への愛を共有する2人は、いつしか互いの存在だけが心のよりどころになっていく。それは同時に、狭い世界に生き、従順な女性だったリュシルが、より広い世界へと目を向ける転機にもなっていくのだった――。本作は、アウシュヴィッツで命を奪われたユダヤ人女性作家イレーヌ・ネミロフスキーが、娘に託したトランクに60年以上眠っていた未完の同名小説を原作に、第二次大戦中ドイツ占領下の町で、ピアノの音色が結びつけたフランス人女性とドイツ将校との許されぬ恋を描きながら、過酷な状況下で自由のために懸命に生きる人々の姿を描き出す。『ブルーバレンタイン』『マリリン7日間の恋』などで3度のオスカーノミネートを誇り、ファッション・アイコンでもあるミシェルを主演に迎え、現在公開中の『ヴェルサイユの宮廷庭師』、ティルダ・スウィントン共演『A Bigger Splash』(’15)など話題作が続くマティアス・スーナールツがドイツ人将校を、『イングリッシュ・ペイシェント』や公開を控える『パリ3区の遺産相続人』の名女優クリスティン・スコット・トーマスが義母を演じている。さらに、『オン・ザ・ロード』『マレフィセント』の英国俳優サム・ライリー、『スーサイド・スクワッド』『Tarzan』などハリウッド超大作も控える最旬女優のマーゴット・ロビー、『コーヒーをめぐる冒険』『ピエロがお前を嘲笑う』のトム・シリングなど、オールスターキャストがそれぞれ力強い存在感を見せ、深く見応えある人間ドラマを誕生させている。今回解禁になった予告編では、占領下、ドイツ人将校との許されない愛に揺れる女性をミシェルが繊細に演じ、パリからの大脱出(エクソダス)の様子や、ドイツ軍に占領された町に生きる人々の生活が、壮大なスケールで描かれていく。非情に徹しきれないマティアスの複雑な表情も印象的だ。まずはこちらの予告編から、現代に蘇った“奇跡の遺稿”の物語を確かめてみて。『フランス組曲』は2016年1月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月10日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が14年より展開している広告キャンペーン「Spirit of Travel」の第3弾となる新作ヴィジュアルとムービーを公開した。前作のカリブ海に続く今回は、5月に16年クルーズコレクションを開催したカリフォルニア州パームスプリングスを舞台にフォトグラファー、パトリック・デマルシェリエが撮影。建築家のジョン・ロートナーが設計した伝説的デザートモダニズム建築のThe Bob and Dolores Hope Estateをバックに、「Spirit of Travel」のミューズであるアリシア・ヴィキャンデルとミシェル・ウィリアムズが様々な表情を見せている。ふたりのヒロインが持つのは、ブランドを象徴するバッグ「ツイスト」や「カプシーヌ」など。16年クルーズコレクションショーで初披露されたニコラ・ジェスキエールによる新作モデル「シティ・スティーマー」も登場する。また、ビジュアルと合わせて、ゴードン・ヴォン・スタイナーによるムービーも、ルイ・ヴィトンの公式サイト及び公式アプリ「Louis Vuitton Pass」にて公開されている。
2015年11月09日2014年10月パリ ブローニュの森にオープンした“現代アートのための新たなスペース”である文化・芸術総合施設「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」。完成から1年を迎えた今、建築界の巨匠フランク・ゲーリーが手がけた同館の建築プロジェクトを紹介するエキシビジョンが、表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている。本展は、フォンダシオンがパリを飛び出し世界中でアーティスティックな活動を展開する『Beyond-the-Walls (壁を超えて)』プロジェクトの一環として開催されているもので、2014年10月から2015年2月にかけてパリ、2015年夏には北京を巡回し、大成功を収めてきた。ゲーリーが「フランスの深い文化的使命感を象徴する壮大な船」と称するフォンダシオン ルイ・ヴィトンが、どのように構想され、完成したのか。本展では、初期のスケッチから実際に作成され、利用された模型がすべて展示され、そのコンセプト形成までの全プロセスを振り返ることができる。LVMHグループは1991年からフランス国内において芸術的遺産及び若者と人道支援プロジェクトのための積極的な活動を行い企業メセナの先駆けとなっている。社長兼CEOのベルナール・アルノーは建築に情熱を持ち、そしてその取り組みはアートにコミットしてきたと言えるだろう。フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、12枚の半透明の帆は、3,600枚ものガラスパネルで作られ、そのガラスに同じものは一つもないという。3面をガラスで囲まれた光溢れるエスパス ルイ・ヴィトンでの展示は、光に包まれたフォンダシオン ルイ・ヴィトンと通じるところがあるかもしれない。会場では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンで行われた小沢征爾指揮によるコンサートの映像などを見ることもできる。展覧会のオープニングには、小澤征爾、小澤征悦、高梨臨、中田英寿、福島リラ、蜷川実花、LVMH モエヘネシー・ルイヴィトン社長兼CEO/ フォンダシオンルイ・ヴィトンプレジデントのベルナール・アルノーが駆けつけた。フランク・ゲーリーの世界に飛び込むことができる本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンを訪れたことがある人も、これから訪れるだろう人、建築を志す人、ものづくりに携わる人、すべてに感銘を与える。【展覧会情報】FONDATION LOUIS VUITTON BUILDING IN PARIS BY FRANK GEHRY会期:10月17日~2016年1月31日時間:12:00~20:00 (エキシビション会期中のみ)※臨時休業、開館時間の変更は会場ホームページでお知らせ会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F料金:無料
2015年10月26日