誰もが知るグリム童話を新たな視点と映像美で描き出すファンタジー映画『白雪姫と鏡の女王』のジャパンプレミアが18日、都内で開催され、来日中の主演女優リリー・コリンズが出席した。コリンズが映画のプロモーションで日本の地を踏むのは、今回が初めて。「コンバンハ、私が白雪姫です」と日本語であいさつし、キュートな魅力を発揮した。悪の女王を演じるジュリア・ロバーツの共演を「とても光栄。ジュリアにとっても初めての悪役で、その“被害者”になれるのはうれしいことよ。彼女の素顔? もちろん全然意地悪じゃないわ」と振り返った。その他の写真その美しさゆえ、邪悪な女王に18年間幽閉されていた白雪姫が、森で出会ったギャングや7人の小人たちとともに、亡父が遺した王国を守ろうと立ち上がる“成長ストーリー”を『ザ・セル』『落下の王国』のターセム・シン監督が絢爛豪華にビジュアル化。約300人の候補者から抜てきされたコリンズ演じる白雪姫には「自らの力で未来を切り開く」という現代的なスパイスが加えられ、「今の時代を生きる女の子が共感できる…、例えば友だちになれちゃうような白雪姫像を作ろうと思った。意識したのは好奇心旺盛でイノセンスな一面ね。信じた道を進めば、必ずしも王子様なんて必要ないもの」(コリンズ)。本作は、すべての長編ターセム作品で衣装を手掛けたデザイナー・石岡瑛子氏の遺作となった。劇中でコリンズが着用する斬新な衣装の数々も石岡氏の作品。コリンズは、「作品を通して良き友人になれただけに、訃報は残念でならない。でも彼女が遺した最後の“アート”作品を身にまとえるのは、とても光栄なこと。特に背中に大きなリボンがついたドレスは、彼女との思い出が詰まっている」と思いを馳せていた。そんなコリンズは、人気ミュージシャンのフィル・コリンズを父親にもつ生粋のセレブリティ。自身も子役としてキャリアをスタートさせ、『しあわせの隠れ場所』『ミッシング ID』などに出演している注目のニュースターだ。本作では、劇中のボリウッド風ミュージカルシーンで自身の歌声も披露し、「実は、両親と一緒にプレミアで映画を観たの。歌うシーンは内緒にしていたから、二人とも驚いていたわ。私としては誇らしい瞬間だった」と胸を張った。会場にはタレントのDAIGOと、人気子役の谷花音が王子&王女ルックで駆けつけ、コリンズを迎え入れた。『白雪姫と鏡の女王』9月14日から公開でロードショー
2012年07月19日運命に導かれた一組の男女の美しきラブストーリー『一枚のめぐり逢い』の日本公開を間近に控えるザック・エフロンが、リリー・コリンズと破局を迎えたようだ。3か月間の交際を経て破局した2人だが、複数の関係者によれば、その間2人は特に真剣な仲ではなかったようだ。ある友人は「Usmagazine.com」に「全然、真剣な仲ではありませんでしたね。カジュアルな関係で、だんだん自然消滅していったんです。一緒にデートしているのを見たことがありませんね」と明かし、さらに別の関係者は「ザックはリリーに全く真剣ではなかったんです。友人にも彼女のことを話しませんでしたよ」と語った。ザックとリリーは今年2月に一緒にいるところを初めて目撃され、共にプライバシーを大事にしていたため、一緒の写真を撮られたのは一度だけだった。ほかの友人は、それぞれの映画の撮影や宣伝活動のスケジュールが厳しく、関係を保てなかったのだと言う。「いま、2人のスケジュールがクレイジーなのは本当で、関係を続けていくのは難しいですよ」。リリーは以前、『ミッシング ID』で共演したテイラー・ロートナーとの関係がうわさされていた。一方、ドラマ「ハイスクール・ミュージカル」で共演したヴァネッサ・ハジェンズと5年間交際し、テイラー・スウィフトともうわさがあったザックは、恋が成就しなくても誰かにロマンティックな気持ちを抱くのが大好きだと語っていた。「僕はロマンスを楽しむんだ。そのために人間は生まれてくるんだと思うよ。恋に落ちるのは、様々な感情の中で最も良いものの一つだよね。いつもうまくいくとは限らないけど、恋してるときは、それでも世界で一番いい気持ちさ」。■関連作品:ミッシング ID 2012年6月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.一枚のめぐり逢い 2012年6月16日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年06月13日オーガニックメイクアップ・スキンケアブランド、SINNから、初の化粧水とクリームのスキンケア、「マドンナリリーライン(白ユリ)」が11月1日より販売された。フランスの国花でもあるユリの中でもマドンナリリーは、紀元前1500 年ほど前から存在する“もっとも美しい花”とも言われ、初夏に甘い香りの白花を次々に咲かせる。日本のユリとはまた違った、小さな花と細い茎から涼やかで甘い香りを感じるようだ。(左図) SINN ローションヴィザージュ 200ml ¥3,675 / (右図)SINN D & S クリーム 50ml ¥4,725 オーガニックマドンナリリーをはじめ、さまざまな天然由来成分やオーガニック成分を配合した化粧水、クリームはともに、エコサート認定のコスメビオラベルを取得している。大人の女性の敏感肌やドライスキンの方も使用できる、トータルスキンケアラインだ。実際に店舗でお試ししてはいかが?お問い合わせ:スタイラ tel.0120-207-217 公式サイト
2011年11月16日誰にでもいつか必ず訪れる“死”。人は自らの最期を予期したとき、何を思い、何を遺そうとするのか――?フランスで120万部を突破した大ベストセラーを映画化した『メッセージそして、愛が残る』はそんな問いにひとつの答えを提示する。自らの死期を悟り、喪われた愛を取り戻そうとする主人公・ネイサンを演じたロマン・デュリス、その妻・クレアに扮したエヴァンジェリン・リリーが、それぞれにこの作品が持つ意味、そして共演の感想を語ってくれた。幼い息子を突然の病で失い、心を閉ざしてしまうネイサン。俳優として、この役を演じることの魅力をロマンはこう語る。「心を閉ざした状態で登場したネイサンが、ドクター・ケイ(ジョン・マルコヴィッチ)が現れたことで命の期限を意識するようになり、人生にとって何が大切なのかを見いだし、徐々に愛に対して心を開いていく――。僕が気に入っているのはまさにそこだよ。ネイサンは、自分の身に降りかかった悲劇を受け入れてはおらず、愛する娘と妻からも遠ざかり仕事に逃避している。こんな風に心を閉ざしている人物を演じるにはいくつもの方法がある。それはとても魅力的なことだよ。僕はネイサンという男を“内部に宝物をしまいこんだ要塞のような男”として捉えたんだ」。ではズバリ、そんな男へのアプローチはいかに?ロマン自身との共通点は?「そうだな、愛に重きを置くという部分を除いて、彼は僕自身とは遠くかけ離れていると思う。彼は心を閉ざした人物であるにもかかわらず、家族との生活がうまくいかないことで苦しんでいるんだ。僕は、彼が好ましく見える部分を最小限にまで減らし、不可解な人物に見せるように務めた。僕は観客に、彼がこうなってしまった理由を見つけたいと思わせたかったんだ。ネイサンは、真面目で奥の深い男だ。僕は長い間、役を演じるとき、自分の役が退屈になってしまうことが怖かった。受け身の役柄が怖かったんだ。でも、いまはそれほど怖くなくなった。それはなぜかと言うと内面の力を探求するようなったから。役柄の内面に魅力を感じるようになったんだ」。そしてロマンは、妻役のエヴァンジェリンとの共演の素晴らしさをこう語る。「最初に彼女と過ごしたときから、彼女に対して信じられないくらい深い感情を抱いた。彼女は美しく、同時に優しくてとても人間的だ。彼女には、“妻”的、そして“母親”的な側面があり、それが彼女の演技に信憑性を与えている。ネイサンにとって、彼女は生きる理由であり、目的であるがエヴァンジェリンはその要素を併せ持っている。彼女に出会えてよかったよ」。「子供を失うという計り知れない痛みと喪失を想像しなくてはならなかったが、父親を演じられたことは嬉しかった」とロマン。さらに自身にとっての本作の位置づけについてこんな言葉も。「ロケーション、感情、登場人物間の絆といった全ての要素の調和がとれている作品であり、フランス以外の場所が舞台であるという理由から、僕のキャリアの上でも重要な作品だよ。英語で演技をして気がついたのは、演じているときの心持ちが適切であれば、英語も正しく発音できるということ。役柄を究めれば、その役が必要とする能力も身につけることができるというわけだ。僕にとっては、それが自分から抜け出し、役の中に入り込んでいく方法なんだ」。クレア役のエヴァンジェリンは、本作に脚本段階で“ひとめ惚れ”したという。本作への出演が決まった経緯についてこう説明する。「脚本を読んだとき、この物語と映画のメッセージに惚れ込んでしまったの。この物語に感動し、打ちのめされたわ。強烈に心奪われてしまったの。スケジュールの関係で、この役を逃してしまうのではないかと思ってハラハラしたわ。できるだけ落ち着いていようと思ったけれど、そのことを考えずにはいられなかった――。ようやくジル・ブルドス監督に会ったとき、私はまるで新人みたいにあがってしまったわ。彼と私はお互いに、相手がどう反応するかを同じくらい心配していた。そして、すぐに波長が同じだと気がついたの」。一体何がそこまで彼女の心を揺さぶり、動かしたのか?「このようなストーリーは、フランス人の感性があるから書けるのだと思う。近頃は、ハートも魂もない脚本にしばしば出くわすわ。それらは冷たくて機械的で、触発されるものがほとんどない…。アメリカ映画の場合は特にね。そんなとき、このストーリーと出会ったの。スリラーとして人の心をつかみ、素晴らしい会話と、誰もが共感できる人間関係と、多くの魅力を備えたこの物語にね!この映画は、人々に希望を与える形で“死”というものを扱っている。そして、より強く愛することを描きながら別離というものを描いている。この映画をどうしたいかについてジルが言ったことの全てが、私の心を捉えたの。そして、撮影監督のリー・ピンビンの存在もね。彼は照明の達人だわ」。では改めて、エヴァンジェリンにも“夫”ロマンとの共演の感想を聞いてみよう。「監督と俳優の関係が万国共通であると分かったのと同じく、演技的な経験もまた普遍的なものだと知って驚いたわ。ロマンと私はすぐに意気投合したの。演技の上で、私たちはお互いにできる限りたくさんのインスピレーションと自由を与え合った。ロマンはチャーミングで寛大。すぐに仲良しになり、それが仕事にも完璧につながったわ。本当に私たちはウマが合っていて、役を演じる段階で全てがしっくりくる演技ができたというわけ」。ロマンが“父親役”を演じることの意義を語ったのと同様に、エヴァンジェリンは、“母”を演じた意味をこんな言葉で表現してくれた。「役柄について掘り下げるときは、自分についても発見するものよ。今回、母親役を演じるにあたって、子供のいない私は、母親になったらどんなだろう?ということをいろいろと考えたわ。この映画を通じて、自分の人生や、人生の優先順位について考えさせられたの。それと同じ効果を、この物語は観る人に及ぼすと思う。自分が出演しているかどうかにかかわらずね!私は、この地球上に生きている人間は、誰もが存在する理由を持っていると信じる人間のひとりなの。そして、周囲の人を愛すれば愛するほど、より多く愛されるチャンスが得られると信じてもいるわ」。ロマンとエヴァンジェリン。生まれも育ちも異なる2人の俳優が父として母として、夫として妻として、そしてひとりの人間として奏でる“愛”を堪能してほしい。■関連作品:メッセージそして、愛が残る 2010年9月25日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 FIDELITE FILMS - AFTERWARDS PRODUCTION INC - AKKORD FILM PRODUKTION - WILD BUNCH - M6 FILMS■関連記事:秀樹家族に「カンゲキというよりありがとう」香山リカが夫婦愛講座永く愛されるコツは「求め過ぎない」香山リカトークショー付き『メッセージ』カップル限定試写会に15組30名様ご招待ロマン・デュリスが大人の苦悩を演じ上げる!『メッセージ』予告編を独占先行配信
2010年09月24日