彼氏とキスをするとき、どのようなタイミングでしていますか?付き合いが長くなってくると、キスのタイミングが分からなくなったり、ドキドキしなくなりますよね。もし、彼とのキスがマンネリ化しているのなら、いつもと違うシチュエーションでキスをしてみましょう!今回は『男性が憧れているキスのシチュエーション』をご紹介します!■第4位:不意打ちのキス不意打ちでキスをされることに、憧れている男性が多いです!普通キスって、雰囲気が良くて目を合わせながらしますよね。そのため、キスをするタイミングというのは分かっていることが多いです。キスをすることが分かっていると、その分ドキドキ感が薄れてしまうので、キスがマンネリ化しやすくなります。不意打ちでのキスは予想ができないのでドキドキ感が増しますし、男性は急にキスされることで愛されているんだなと感じることができるんです!ぜひ、不意打ちでキスをして彼をドキドキさせちゃいましょう♡■第3位:デート中のキス実は、デート中のキスも男性が憧れているシチュエーション!付き合いが長くなるにつれ、デート中にキスをしなくなる傾向があります。これは、一緒にいることが当たり前に感じるため、別にキスをしなくてもいいかなと思うからです。しかし、デート中のキスは王道のシチュエーション!男性が憧れているのなら、キスをしない選択はありません。帰り際などにキスをすれば愛しさが増し、もっと一緒に居たいと思うようになるので、ぜひ試してみてくださいね♡■第2位:ほっぺにキス男性が憧れるキスのシチュエーション2位が、『ほっぺにキス』です!キスと聞くと、唇にするイメージがありますよね。実際、キスは唇にすることが多く、更に同じ場所へのキスはマンネリ化しやすいんです。なので、たまにほっぺにキスをすると、男性は彼女を可愛く思いキュンとします♡自分から彼のほっぺにキスをして、憧れのシチュエーションを実践してくださいね!■第1位は...?第1位は彼女からのキス。なぜ、彼女からのキスに憧れている男性が多いのかというと、普段自分からキスをしているから。自分からキスをするとあまりドキドキ感がありませんし、マンネリ化してしまうんです。逆に、彼女からキスをされると普段とは違うシチュエーションにドキドキしますし、彼女の可愛さにドキッとしてしまいますよ♡たまには自分からキスをして、彼の憧れのシチュエーションを作ってみましょう!■まとめ男性が憧れているキスのシチュエーションを実践すれば、マンネリ化を防ぐことができます!ぜひ、今回ご紹介したキスのシチュエーションを試してみてくださいね。彼との仲を深めちゃいましょう♡(tateyoshi216/ライター)(ハウコレ編集部)
2023年03月22日本年度第95回アカデミー賞、作品賞を含む“最多”7部門受賞の偉業を達成した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』から、抱腹絶倒のNGシーン集が到着した。公開初週の洋画興収第1位を獲得、「マルチバース」と「カンフー」が融合した、かつてない異色SFアクション大作であり、まさかの超感動作として先日のアカデミー賞授賞式でもその圧倒的な無双ぶりを見せつけた本作。SNSでも「年間ベストどころか映画史に残る超絶ミラクル面白大傑作」「最高の最高の最高の最高の最高でした」という絶賛評から「開始5分からエンドロールまで涙」「奇天烈な映画なのにびっくりするくらい涙出てた」など、笑いと涙に溢れたカオスな感想が溢れかえり、空前の“エブエブ旋風”を巻き起こしている。コインランドリー店を営むフツーの主婦ながら、突如全宇宙を救う宿命を背負った主人公・エヴリンを演じ、約40年のキャリア史上初となるアカデミー賞主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー。解禁された映像では、謎のダンスを踊り狂ったり、真面目なシーンで大ゲップをかます往年の名優ジェームズ・ホンに「最悪!笑」と叫んだかと思えば、自身も衝撃の変顔を披露するなど、最高にカオスなキャラを楽しむ彼女の様子が映し出されている。実は撮影当初、そんなミシェルの姿を見たアシスタントから、こっぴどく叱られていたというダニエルズ監督。「撮影が始まってからの数日間、アシスタントはすごく怒っていたんだ。“ミシェルをそんな風に見せたらダメ。そんなことしないで!あのカツラはやめて!ミシェルには白髪なんてない!”なんてまくし立てていたよ…(笑)」と裏話を告白しつつ、誰よりも撮影を楽しむ彼らの情熱に、ミシェルはもちろん全てのキャスト・スタッフが引き込まれていたことが伺える。また、エヴリンを支える夫・ウェイモンドを演じて助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァンが、うっかり役名を忘れ、撮影中に「ミシェル!」と本名を呼んでしまうお茶目なNGシーンも。脚本段階ではミシェルの役名はエヴリンではなく、本名のミシェルが使われていたそうで、脚本を読み込んでいた真面目なキーは撮影中に何度もNGを出してしまったようだ。そのほか、助演女優賞を獲得したジェイミー・リー・カーティスらとの注目のアクションシーンの舞台裏や、ファンの間で話題となっている“ソーセージの世界”や“石の世界”、そして日本でも「glee/グリー」で人気のラカクーニ(アライグマ)を頭に乗せたハリー・シャム・Jr.のシュールすぎる撮影シーンまで見どころ盛りだくさん。カオス極まりない現場の中で、まるで家族のように本作を創り上げたスタッフ&キャストの絆が感じられる映像となっている。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年03月17日第95回アカデミー賞授賞式が3月13日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞をはじめ、監督賞と脚本賞(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)など7部門に輝く圧勝で幕を閉じた。誰も止められない!大旋風を巻き起こした『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を融合させた異色のアクションエンターテインメント。困窮した生活に息詰まる中年女性が、突然「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒す」という驚きの使命を背負わされ、無数に広がるマルチバースを行き来しながら、カンフーをはじめ、さまざまなスキルを手に入れ、全人類の命運をかけた戦いに身を投じる。作品賞受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は前哨戦で圧倒的な強さを見せていたミシェル・ヨー(主演女優賞)、キー・ホイ・クァン(助演男優賞)に加えて、劇中の“ヴィラン”を演じたジェイミー・リー・カーティスが、大本命だった『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のアンジェラ・バセットを猛追し、見事に助演女優賞を獲得する逆転劇も。これで『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は候補となった演技部門をすべて受賞するという快挙も成し遂げた。「夢は実現する」を証明した元人気スターの復活劇そんな今年の受賞式は、元人気スターの復活劇が大きな注目を浴びることになった。まずは、前述のキー・ホイ・クァンだ。子役として出演した『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』や『グーニーズ』などで人気を博すも、ルーツや年齢的な壁により、キャリアの低迷を余儀なくされた彼が、スクリーンに復帰し、オスカー像を手にするなど、半年前まで誰が想像できただろうか。助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァン受賞スピーチでは、涙ながらに「まるで映画みたいと思うかもしれませんが、実は僕の人生なんです。これこそがアメリカン・ドリームだと思います。諦めかけたこともありました。でも、夢というのは、信じなければ実現しません。皆さんも、夢を諦めないでください!」と力強く訴えかける姿が、印象的だった。会場には、『フェイブルマンズ』で監督賞候補になったスティーブン・スピルバーグがおり、作品賞発表の際には、ハリソン・フォードがプレゼンターとして登場。一瞬ではあるが、同じ空間に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の関係者が顔を揃える、感動的な展開が待っていた。壇上でハグをするハリソン・フォード&キー・ホイ・クァン復活劇といえば、もうひとり忘れてはいけないのが『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザー。ダーレン・アロノフスキー監督(『レスラー』『ブラック・スワン』)の最新作で、フレイザーは恋人を亡くしたショックから逃れるため、過食を繰り返してきた結果、体重が272キロになってしまった主人公のチャーリーを演じた。巨体を演じるにあたり、自身の体重増量に加え、特殊メイクとファットスーツを着用する全身全霊の役作りが高く評価された結果だ。主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーフレイザーといえば、『ハムナプトラ』シリーズで一世を風びしたスター俳優だが、その後は、プライベートでの不幸が重なり、ハリウッドの表舞台から長らく遠ざかっていた。それだけに、この夜の受賞スピーチでは「当時は自分の恵まれた状況に、感謝することはあまりありませんでした。今夜、評価していただき、本当にありがたいです」と感無量の面持ちだった。そんな復活劇を体現した2人は、1992年に製作された『原始のマン』で共演していたという不思議な縁も。ともに、ハリウッドの悪しき慣習によって、キャリアの機会を奪われた側面が強いため、キー・ホイ・クァンの「皆さんも、夢を諦めないでください!」という言葉にはより一層の重みと説得力が感じられた。映画が結び付けた、時空と国境を超えた“マルチバース”昨年起こったビンタ事件の影響なのか、授賞式はよくも悪くも“滞りなく”幕を閉じた印象が強いが、受賞者の感動的なスピーチや、歌曲賞候補アーティストたちのパフォーマンスは感動的で見応えがあった。MVPは間違いなくインド映画『RRR』の劇中歌「Naatu Naatu」だ。この夜、一番の盛り上がりで会場を熱くさせただけでなく、レディー・ガガやリアーナといった大物シンガーを抑えて、見事に歌曲賞を受賞してしまった展開は、痛快の一言だった。歌曲賞受賞『RRR』の劇中歌「Naatu Naatu」パフォーマンスそんな熱気が象徴するように、アジア圏から世界に発信された作品が、第95回アカデミー賞を席巻した。ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンの快挙については、もはや説明不要だが、例えば短編ドキュメンタリー映画賞では、インドで製作された『エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆』が受賞を果たしている。短編ドキュメンタリー映画賞受賞『エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆』『RRR』に話題を戻すと、オスカーに輝いた「Naatu Naatu」のダンスシーンは、ロシア侵攻のわずか数か月前、ウクライナの首都キーウで撮影された。一方、ロシアの弁護士で政治活動家のアレクセイ・ナワリヌイが、自分を毒殺しようとした犯人を自ら追い詰め、政府の暗部に切り込む姿を捉えた『ナワリヌイ』が、長編ドキュメンタリー賞を受賞。また、圧倒的なスケールで、戦争の不条理と非情を現代社会に突き付けた『西部戦線異状なし』(ドイツ)が、撮影賞、美術賞、作曲賞、国際長編映画賞の4部門を獲得し、存在感を発揮した。国際長編映画賞を受賞した『西部戦線異状なし』こうした受賞作から見いだされる“結びつき”は単なる偶然ではなく、映画というメディアが過去と現在、そして国境を超えたマルチバースを見事に捉え、描いている証ではないだろうか。その頂点として、マルチバースが舞台になった意欲作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が第95回アカデミー賞を制した結果に異論はない。世界は確かに、つながっているのだ。(text : Ryo Uchida)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年03月13日奇跡の歌声をもって生まれたワニ、“ライル”のファンタジー・ミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』より、大泉洋×ショーン・メンデス、日米のライル役の2人が登場するMVが公開された。本作の主人公であるワニのライルは、言葉を話さず、歌だけで想いを伝えるキャラクターで、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン、日本語吹き替え版は大泉さんが務めている。今回公開された映像は、映画本編では観ることのできない、ライル役の2人が本作のメインナンバー「Top Of The World」(最高の世界)を歌う姿が収められている。昨年の夏から歌のレッスンに集中的に取り組み、ライル役を掴むため、英語歌詞のオリジナル曲をマスターして、本国のボイステストをクリアした大泉さん。映像では、吹き替えの歌唱シーンはもちろん、ボイステストのためだけに歌った英語歌詞熱唱シーンも見られる。日米パートが交互に映し出され、それぞれがライルの心情に寄り添い、サビに突入すると、2人が声を重ねて情熱的に歌い上げる姿は圧巻。こっそりと生きてきたライルが、ひとりぼっちで孤独を抱えていた少年ジョシュと出会い、初めて披露するのがこの楽曲。ライルの相手を大切に思い、想いを伝えようと生き生きと歌い踊る姿に、ジョシュは恐怖心を吹き飛ばされ、心を通じ合わせる。そして、この一匹とひとりのかけがえのない関係に、周囲も少しずつ影響されていく。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年03月13日第95回アカデミー賞授賞式が3月13日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞に輝いた。『ミッドサマー』で知られる新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」史上No.1ヒットを記録している本作。作品賞、監督賞(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)、主演女優賞(ミシェル・ヨー)、助演男優賞(キー・ホイ・クァン)など10部門11ノミネートを果たし、本年度の台風の“目”として注目された『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が、下馬評通りの大暴れ。最多7部門を受賞し、オスカーを制圧した。カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を融合させた異色のアクションエンターテインメント。困窮した生活に息詰まる中年女性が、突然「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒す」という驚きの使命を背負わされ、無数に広がるマルチバースを行き来しながら、カンフーをはじめ、さまざまスキルを手に入れ、全人類の命運をかけた戦いに身を投じることになる。オスカー前哨戦を振り返ると、第80回ゴールデングローブ賞の最優秀作品賞(ミュージカル/コメディ)こそ逃したが、以降は、第28回クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)で作品賞を含む4冠、第75回米監督組合賞(DGA)の長編映画部門、第34回アメリカ製作者組合(PGA)賞の映画部門で最高賞にあたる作品賞、第29回全米俳優組合(SAG)賞で4冠、第38回インディペンデント・スピリット賞で作品賞など最多7冠と、主要な映画賞を総なめにしていた。受賞コメントキャストとクルーのおかげでこの映画ができました。みなさまを代表し、アカデミーに感謝したいと思います。私たちの奇妙なものをずっとサポートしてくれました。私たちが映画をともにつくりました、父の教えに従いました。決して忘れることはできません、ダニエルズありがとうございます。<ダニエル・クワン>私たちは互いに混乱から自分たちを守るということが大切でした。私たちの物語が十分に追いついていないと感じることがあります。このような物語によって私たちの人生が変わりました。何世代にもわたって続いています、ありがとうございました。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年03月13日第95回アカデミー賞授賞式が3月13日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨーが主演女優賞を獲得。アジア人俳優初の快挙を達成した。カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を融合させた異色のアクションエンターテインメントで、ミシェル・ヨーが演じたのは、経営困難なコインランドリーを抱え、日々の困窮に追い詰められる主婦エヴリン・ワン。要介護の父親、優しいだけで頼りない夫、大学を中退し、恋人と家を出ようとする娘、そして確定申告とやること・考えることが山積みの彼女が、突然、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒す」という驚きの使命を背負わされ、無数に広がるマルチバースを行き来しながら、カンフーをはじめ、さまざまスキルを手に入れ、全人類の命運をかけた戦いに身を投じることに。そんな、文字通り“マルチ”なヒロインを、ハリウッドに進出したアジア人俳優の先駆者として、『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』『クレイジー・リッチ!』、そして『シャン・チー/テン・リングスの伝説』など多種多彩な映画で活躍したミシェル・ヨーが心身ともに体現。国籍、年齢、性別といった、いわゆるガラスの天井を突き破り、アジア人俳優にとって、初めてとなる快挙を成し遂げた。オスカー前哨戦を振り返ると、第80回ゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ)、第29回全米俳優組合(SAG)賞の主演女優賞、第38回インディペンデント・スピリット賞の主演俳優賞(今回から演技賞の性別区分を廃止)など、圧倒的な強さを見せていた。受賞コメントありがとうございます。今夜、この様子を見ている私のような小さな子どもたちにとって、(オスカー像を掲げながら)これは希望と可能性、「夢は実現する」という証なのです。女性の皆さん、もう誰にも『あなたはもう旬を過ぎている』なんて言わせてはダメ。決して諦めないでください。(監督コンビの)ダニエルズ、A24、素晴らしいキャストとクルーがいなければ、私はここに立ってはいません。同時に私の84歳になる母親、世界中のお母さんたちに、この賞を捧げたいです。彼女たちは皆、スーパーヒーローなのです。彼女たちがいるから、私たちがいる。お母さん、これ持ち帰ります。そして、キャリアの始まりだった香港の家族、皆さんの助けがあったおかげで、今ここにいます。本当にありがとうございます。アカデミー賞、ありがとう!これは歴史的な出来事です。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年03月13日第95回アカデミー賞授賞式が3月13日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のジェイミー・リー・カーティスが助演女優賞を初受賞した。『スイス・アーミー・マン』の監督ダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン(通称:ダニエルズ)がミシェル・ヨー主演で描く、「マルチバース」と「カンフー」が融合した、かつてないカオスな世界観で繰り広げられる壮大な異色作。本年度ゴールデン・グローブ賞では2部門受賞4部門ノミネート、第95回アカデミー賞では作品賞、監督賞(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)、主演女優賞(ミシェル・ヨー)、助演男優賞(キー・ホイ・クァン)など10部門11ノミネートを果たし、公開前から大きな注目を集めていた。ジェイミーは、主人公・エヴリン(ミシェル・ヨー)に立ちはだかる“ヴィラン”の中の一人、ディアドラを好演。第80回ゴールデン・グローブ賞では、主演賞発表時にミシェルの名前が読み上げられ、感動のあまり両手で顔を覆ったミシェルと両手を上げて大喜びするジェイミーの姿が話題になっていた。大ヒットシリーズ『ハロウィン』のローリー・ストロード役でおなじみのジェイミー。これまで『大逆転』(83)で英国アカデミー賞受賞、『ワンダとダイヤと優しい奴ら』(88)でゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞、『トゥルーライズ』(94)でゴールデン・グローブ賞、『フォーチュン・クッキー』(03)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど数々の作品にて受賞・ノミネートを果たしてきたが、アカデミー賞のノミネートは今回が初めてとなる。受賞コメント私はここに一人で立っているように見えると思いますが、もちろん、そんなことはなくて、多くの方々と一緒なのです。すばらしいアーティストたちのおかげで、オスカーに輝く作品となったのです。私の両親(俳優のトニー・カーティスと女優のジャネット・リー)は異なった部門でノミネートされてきました。そして、私はオスカーを獲得することができました!(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年03月13日ニューヨークを舞台に“歌うワニ”のライルがその歌で人間と心通わせる様子を、珠玉のミュージカルナンバーと共に描き出す『シング・フォー・ミー、ライル』。ストーリーや登場人物の心情に寄り添い、織り込まれた楽曲の数々。ひとたびそのメロディを聴くだけで、情景、表情が思い起こされ、一瞬でその世界に連れ戻してくれる。ミュージカル映画にはそんな忘れられない体験をもたらしてくれるチカラがあるが、近年の大ヒットを記録したミュージカル映画といえば、『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』、そしてディズニー映画の実写化『アラジン』なども記憶に新しい。ここに挙げたヒット作品に共通する楽曲はどれも、ハリウッドの第一線で活躍するソングライター・デュオ、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが携わっている。『シング・フォー・ミー、ライル』歌だけで想いを伝える主人公ワニのライル役に、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹替版は大泉洋、さらにオスカー俳優ハビエル・バルデムが演じるショーマンのヘクター役に石丸幹二、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親ミセス・プリム役に水樹奈々と最高の布陣が実現した本作。音楽を手掛けたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールはここ数年、エンターテインメントにおける世界最高峰のトニー賞(演劇・ミュージカル)、グラミー賞(音楽)、そしてアカデミー賞(映画)に輝き、絶大な信頼と期待を寄せられる最強のデュオ。ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール本作では脚本づくりの初期の段階から本企画に加わったという。楽曲のみを提供するのではなく、監督のジョシュ・ゴードンや脚本のウィル・デイヴィスらと共に、“場面に合わせてライルが歌う曲が欲しい”“どういう流れがあればその曲へ辿り着けるか”。全体の流れを掴むことで感情を揺さぶるクライマックスを特定し、歌を軸にシーンを練り上げる作業を行った。パセックは、「まるでサマーキャンプのように皆で一緒にショーを作り上げていくみたいでした(笑)。今まで経験のしたことのないプロセスだったんです」とふり返る。「私たちが音楽を通した表現で気に入っている点の一つは、ワニのライルが『歌のみで自分を表現する』ことです。そのおかげでたとえ突飛な状況だとしても、メロディに乗せて楽しんでもいいと思える。ミュージカル作品で誰かが突然歌いだすのを聞くたびに現実の世界から離れてしまうこともあるけれど、ライルの美しい声と心を持った姿を見ると、現実に縛られずに、はるかに色々な場所へ行くことができるようになります。そういうおおらかさとスケールの大きさがこの映画にはあるんです」という。そしてポールは「ライルや登場するすべてのキャラクターが互いに影響を与え合い、お互いを変えていくというのが最高なんです。ライルが、少年ジョシュとその家族の人生に彩りと活気をもたらす。彼らもまた、ひとりぼっちで孤独だったライルの生き方を予想外の形で変えていく。それはライルが探し、必要としていた形なんです」と語る。「そのきっかけはすべて歌であり音楽です。歌うことで初めて心を通わせ繋がることができる。時に弱みをさらけ出すこともあれば、沢山の歓びを分かち合うことができる。私たちにとって、それぞれのキャラクターの心の鍵を開けるような曲を作れること、キャラクターの心の奥底にある本心を解き放つ歌を書けることはこの上ない歓びです」とふり返っている。ストーリー、登場人物たちの心情に丁寧に寄り添うことを第一に考えて作られることで、台詞や言葉では伝えることのできない思いをメロディに乗せていく。この2人が生み出す、歌だからこそ伝えることができる思いは、歌だけで想いを伝えるワニのライルにぴったりと符合する。ワニのライル、そして彼のまわりの登場人物たちが一体となり、エモーショナルな心の響き合いを劇場で体感できそうだ。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。パセック&ポールが手掛けた『グレイテスト・ショーマン』『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン、『ハイスクール・ミュージカル』のザック・エフロンらが競演、19世紀半ばのアメリカ、野心あふれる伝説の興行師P.T.バーナムが、成功と挫折を味わいながら、様々な個性を持つ人々を仲間に引き入れ唯一無二のショーを作り上げる。パセックとポールの2人によって劇中に登場する11曲のオリジナルミュージカル・ナンバーが書き下ろされた。中でもミュージカル出身のキアラ・セトルが歌う「This is Me」は多くの人の心を揺さぶり、アカデミー賞にノミネート。リピーターが続出し、世界で日本で大ヒットを記録したミュージカル・エンターテインメント。『ラ・ラ・ランド』夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。女優を目指すカフェで働くミアは場末の店で働くジャズピアニストのセブと出会い、やがて2人は恋に落ちる。夢に向かって互いを支え合っていたはずの2人だったが、次第にすれ違い…。エマ・ストーンの主演女優賞はじめ、その年のアカデミー賞最多6部門を受賞し、パセック&ポールは挿入歌の「City Of Stars」の作詞を担当、アカデミー賞歌曲賞をもたらした。彼らの存在を一躍世界中の映画、音楽ファンへ知らしめた作品となった。鮮やかでどこか懐かしい映像世界、一度聞いたら耳から離れないメロディアスな楽曲に注目。『アラジン』世代を超えて愛され続ける『アラジン』をディズニーが空前のスケールで実写映画化。貧しくも清らかな心を持ち人生を変えたいと願っている青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、“3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づいていく。お馴染みの名曲に加え、実写映画化に伴い新たに加わったのがジャスミンが熱唱するオリジナル曲「スピーチレス~心の声」。幽閉されそうになるジャスミンが、自らの信念を貫くべくソロで歌い上げる力強い楽曲は、アニメーション版も手掛けた音楽界のレジェンド、アラン・メンケンと共にパセック&ポールが担当。胸躍る“冒険アクション”と身分を超えた“真実の愛”を描いた究極のエンターテインメント。『ディア・エヴァン・ハンセン』2015年ブロードウェイでの初演後、たちまち全米で社会現象となりトニー賞、グラミー賞、エミー賞を受賞した大ヒットミュージカルの映画化。『ワンダー 君は太陽』のスティーブン・チョボスキーが監督を務め、高校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる孤独な主人公のエヴァン役をミュージカル版でも主役を演じたベン・プラットが演じる。始まりは、自分宛に書いた「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」。1通の手紙と彼がついた思いやりの嘘だった。この嘘は彼の人生を大きく動かし、やがて事態は思いもよらぬ方向に進んでいく…。パセック&ポールが制作した劇中に流れる楽曲の数々は、若かりし大学時代に手掛けたものでいわば2人の原点。自身の体験も投影され、ティーンの心情に寄り添ったエモーショナルな楽曲が印象的だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporationアラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ディア・エヴァン・ハンセン 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年03月10日「彼氏にもっと好きになってもらいたい!」と思う女性も少なくないですよね。そのような場合、彼氏にキスで愛情を伝えることで、もっと好きになってもらえるかもしれません。そこで今回は、男性が思う彼女からの愛を感じるキスを、ランキング形式でご紹介していきます!■3位:バードキスバードキスは、小鳥のように何度も細かいキスを重ねるキスのことです。熱く激しいキスも愛情を感じるキスではあるのですが、バードキスで何度もキスされると、なんだか楽しくなってきますよね。キスした回数の分だけ、彼氏は愛情を感じることになりますし、彼女の愛らしい行動に気持ちも高ぶります。お互い笑顔になりながら、何度もキスができるため、バードキスは彼氏との愛を深めるときにはうってつけのキスなのです。■2位:甘えながらキス甘えながらキスするのも、男性が彼女からの愛情を感じるキスです。彼氏に抱きついたり、上目遣いで見つめたりしてからキスをしてみましょう。このようにして彼女に甘えられると、男性としてはそれだけ自分のことを好きでいてくれているのだと感じます。彼女からの愛情を感じれば、彼氏の気持ちもどんどん高ぶっていきますよね。そのため、彼女への愛情が今まで以上に強くなるのです。ただし、彼氏に甘えるときは、彼が暇そうにしているタイミングを狙いましょう。彼氏が別のことに集中しているときに甘えてしまうと、鬱陶しがられてしまうこともあります。そうなると愛を感じるどころか、むしろマイナスの感情を持たれてしまうため、タイミングには注意しておいてください。■1位は...男性が思う愛を感じるキス、第1位は「積極的なキス」です。キスをするときは男性から求めたり、男性がリードしたりすることが多いですよね。しかしそのようなキスばかりだと、男性は「本当は嫌だけど、仕方なくキスしてるのではないか」と思ってしまうことがあります。もしも女性が自ら積極的にキスをすれば、あなたのキスをしたいという気持ちが彼に伝わるでしょう。それにより、自分と同じ気持ちを持ってくれていると感じ、彼はあなたへの愛情を強めるのです。そのため、彼が横になっているときに上に乗ってそのままキスをしてみたり、「キスして欲しい」と直接言葉にしてみたりしてみてください。そうすることで彼氏も喜んでくれるはずです。カップルとして長く付き合っていくためにも、キスは大事なコミュニケーションとなるため、たまには積極的にキスしてみてください。(ふくろうクジラ/ライター)(ハウコレ編集部)
2023年03月10日インディペンデント・スピリット賞が発表された。作品賞に輝いたのは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。今作では、ダニエル・クワンとダニエル・シェイナートが監督賞と脚本賞、ミシェル・ヨーが主演賞、キー・ホイ・クァンが助演賞、ステファニー・スーがブレイクスルー演技賞、ポール・ロジャースが編集賞を受賞した。撮影監督賞は『TAR/ター』。ドキュメンタリー賞は『All the Beauty and the Bloodshed』。監督またはプロデューサーにとって初の作品である映画に贈られるファースト・フィーチャー賞は『Aftersun』、初めての脚本に贈られるファースト・スクリーンプレイ賞は『Emily the Criminal』だった。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』公開中(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.『TAR/ター』5月12日(金) TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー(C)2022 FOCUS FEATURES LLC.文=猿渡由紀
2023年03月06日第80回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞、助演男優賞に輝いたのをはじめ、本年度の映画賞を席巻している映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』がついに明日3日(金)から公開になる。本作は、マルチバース(多元宇宙)を舞台にした壮大なドラマが描かれるため、すでに映画を観た人の中には“複雑”や“カオス”といったフレーズを挙げる人もいるようだ。しかし、本作の主軸に据えられているのは、誠実で、シンプルで、まっすぐな人間ドラマだ。本作を手がけたふたりの監督は「自分たちの経験を基に地に足のついた物語にしたかった」と語る。大丈夫。本作は複雑でもカオスでもない。別の言い方をすれば、私たちの日常と同じぐらい複雑でカオスだ。ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートのコンビ“ダニエルズ”は、これまでに数々のミュージックビデオやCMなどを手がけてきた。2016年製作の『スイス・アーミー・マン』は無人島に流れ着いた男が、そこで発見した死体を“スイスアーミーナイフ”のように駆使して危機を乗り切ろうとする物語で、驚愕のアイデア、巧みな物語運び、強烈な映像が観客から好評を集めた。そんなふたりは次回作で何に挑む? 前作よりも“攻めた”アイデアはあるのか? しかし、ふたりは意外にも「この作品をつくりはじめた時から、自分たちの経験を基に地に足のついた物語にしたかった」と語る。「だから最初は主人公の一家がアジア系だとは想定していませんでした。ただある時、ダニエル(・クワン)がDJスネイク&リル・ジョンの『Turn Down For What』のミュージックビデオに出演して好評だったことを思い出しました。そこで僕らはアジアというプラットフォームを持っているのに、これまでちゃんと描いてこなかったことに気づいたんです。だとすると、アクションの要素のある物語にしたくて、アジア系のキャストで……となると主演はミシェル・ヨーにお願いしたいな、とか、家族や移民やジェネレーションギャップの話をしたいな、とか自然に題材やテーマが浮かび上がってきたんです」(シャイナート)「脚本を書いているときにプロデューサーのジョナサン・ワンのお父さんが亡くなりました。彼は中国の人で、僕たちもお葬式に伺ったので、そこで中国系の方の話をたくさん聞きました。そんな流れの中で自然とこの映画はアジア系の家族の話になっていったんです」(クワン)ふたりの願いが叶い、本作は名女優ミシェル・ヨーが主演を務めることになった。彼女が演じるエヴリンは、家族でコインランドリーを経営している女性だ。しかし、彼女の人生は難題だらけ。商売では税金問題に頭を悩ませ、夫は優しいけど頼りなく、娘は反抗期で、父の介護もしなければならない。店に来る客もややこしくて、さらに娘が紹介したい人がいると言い出す……難題だ。難題しかない。そんなある日、彼女は税金の督促を受けて、説明に向かった先で“別の次元にいる夫”に出会う。あの頼りない夫とは同じ姿だが、似ても似つかぬキャラクターの彼は、エヴリンに全宇宙の命運を託す。さっきまで税金の書類の山に埋もれ、嫌味な客の相手をしていたエヴリンはなぜか強大な悪に立ち向かうことになる。本作はマルチバースを行き来しながら物語が進んでいくため、主人公エヴリンは反抗期の娘を抱える母かと思えば、次の瞬間にはカンフーの達人になっていたりする。さらに頼りないと思っていた夫は別の宇宙ではまったくの別人として存在するのだ。エヴリンは世界なんか救いたくない。税金の問題を解決して、家族のトラブルをうまくおさめたいだけだ。しかし、彼女は強制的に別の宇宙に運ばれ、屈強な男たちとカンフー対決することになる。一見すると複雑に思えるが、すべては我々が日々、生活している中で味わう感情や体験がベースになっているのが本作のポイントだ。「映画の冒頭では私たちの現実と地続きの世界で、エヴリンをはじめとする家族がうまくコミュケーションをとれずにいる状況が描かれます。なぜなら、“私たちが暮らす現実世界もマルチバースなんだ”ということを言いたかったからです。エヴリンが良い例ですが、彼女は夫、娘、父、そして店に来る客に対して違った接し方をしていて、まったく違った顔を見せます。他のキャラクターも、まるで“自分が主演の作品”のように振る舞っているんですが、そこに家族や他人の要望だったり干渉が入って邪魔されてしまう。そういうことって現実に普通に起きているんですよ」(シャイナート)「マルチバースについて考える時には、いろんな分野・視点から考えることができると思います。たとえば数学の世界におけるマルチバースもあるでしょうし、物理、SF、哲学、宗教的な解釈……さまざまなアプローチができます。そういえば昔、キリスト教関連の本を読んでいたら“信徒が自分とは違う道徳的宇宙を持っていることに気分を害した哲学者”の話が載っていました。これは言ってしまえば“モラル上のマルチバース”が起こっている(笑)。面白いですよね。それに私たちはみな、誰しもが生きていく上で、何かしらパフォーマンス(演技)している部分があると思うんです。対する人が違えば見せる顔も違いますし、ふれあい方も違います。一般的にはひとりの人間のパーソナリティはひとつだと思いがちですけど、ひとりの人間の中にはもっといろんなものが詰まっているんです」(クワン)本作が目指す“ゴール”とは?そこで彼らは本作で、ひとりの人間の中に詰まっている“いろんなもの”をマルチバースの設定を援用して丸ごとエンターテイメントにしてしまうことに挑んだ。クワンは「作りはじめた時から“大きくてグチャグチャしたもの”を作りたいと思っていましたが、その材料が何なのかは最初はわからなかったんです」と笑い、シャイナートは「シチューをつくりたいんだけど、メインの食材がわからない感じです。だからメインの食材が決まるまでは、まるで科学の実験でもするみたいに何度も書いてはやり直し……を繰り返しました」と振り返る。結果として本作には家族ドラマ、移民の物語、哲学的な語り、SF的なアイテム、カンフー、クラシカルなショットで見せるロマンス劇の要素、頭がよろしいとは言いがたいギャグ、観ていてせつなくなる描写……などがシチューのようにグツグツと煮込まれた映画になった。結果として“複雑”や“カオス”のフレーズが頭に浮かんだ人もいるかもしれないが、本作のメインの食材はちゃんとある。シャイナートは「映画を作っていく中で、ゴールになる“北極星”のようなものは常にちゃんとあったし、そこからはズレないようにしていた」と振り返る。「昔、スタンリー・キューブリックが『2001年宇宙の旅』について語った言葉で大好きなものがあるんです。“宇宙というものが怖いのは、我々に対する敵だからではなく、宇宙が我々人間に対して無関心だったからだ。もし、そのこととを我々が受け入れることができるのであれば、混沌としている中でも人生を意義深いものにすることができる。この広大な闇の中で我々は自分の光を自分で照らさなければならない”これこそがまさに映画の冒頭でエヴリンが置かれている状態だと思うのです。彼女は映画のはじまりでは世界が自分に対して“敵”のように振る舞っていると思っています。でも彼女はやがて、世界は敵なのではなく自分に対して“無関心”なんだということを知るんです。その上で彼女はこの真実を受け入れて、自分自身のストーリーを自ら書き直していく。この映画が描くストーリーはそのようなものだと思っています。だから、この部分については、どれだけ新しいアイデアが出ても、どれだけ脚本を書き直しても、絶対にブレないようにしましたし、これこそがこの映画のガイド/北極星だと思っていました」クワンは「映画の中に哲学的なメッセージを全面的に出すつもりはなかった」と言うが、同時に「観ている方に誤解されたくもなかった」と語る。「だから、自分たちの言いたいことはハッキリと誤解されることのないように入れて、他の要素とのバランスを見つけていく作業になりました」映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、次から次へと予想外の展開が飛び出す、アクション満載の一大エンターテインメント作品だ。同時に本作は、我々の暮らす世界の、我々の物語でもある。この世界はそもそもがマルチバースだ。我々の日常はいつも複雑でカオスだ。大きなスクリーンに向き合って、 “広大な闇の中に灯った光”を見つけだしてほしい。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』3月3日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年03月02日A24の話題作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』から、オルタナティヴポスターが解禁された。本年度アカデミー賞では“最多”10部門11ノミネートと賞レースを賑わす本作。間もなく全国公開を控え、ますます注目が高まっている。この度解禁されたのは、イラストレーター、漫画家の本秀康、漫画家の西村ツチカ、イラストレーターの羽鳥好美ら人気クリエイター3名による描き下ろし作品を、A24作品ほか数々の映画宣材ビジュアルを手掛けるグラフィックデザイナーの大島依提亜がデザインした、日本オリジナルオルタナティヴポスター3種。4名よりコメントも到着している。本秀康(イラストレーター/漫画家)ミシェル・ヨー演じるエヴリンが劇中でバースジャンプ(平行世界にいる別の自分にアクセス)して変身する“カンフーの達人”をメインに、“歌手”、“シェフ”、“看板回しのパフォーマー”と変幻自在に能力を駆使する姿を油絵で表現したのは、イラストレーターで漫画家の本秀康。周辺にあしらわれる印象的なキーアイテムの数々は、本編を見たあとニヤリとさせられる、コメントにも寄せられている通り、まさに「ワクワク感を絵で表現」されたイラストポスターとなっている。西村ツチカ(漫画家)また、本作で数々の助演男優賞を文字通り総なめしアカデミー賞で「受賞当確」とも言われるほど俳優としての完全復活を遂げたキー・ホイ・クァン演じるウェイモンドにフィーチャーしたイラストを手掛けたのは漫画家の西村ツチカ。普段の平凡で気弱なウェイモンドと打って変わり、ウェストポーチファイトを行う武道家、エヴリンを救世主としてマルチバースの世界へと導く人物“アルファ・ウェイモンド“と様々に人格を変え、本作におけるもう一人の主人公ともいえるマルチバース上の様々な顔のウェイモンドが西村氏らしい摩訶不思議な空間デザインで描かれており、見れば見るほどに発見がある細かな描き込みも含め、まるで全てが同時に共存するマルチバースをそのまま表現された作品となっている。羽鳥好美(イラストレーター)最後に人類の突然変異で指がソーセージのように変容した“ソーセージ・フィンガー”の世界に生きるエヴリンと、ジェイミー・リー・カーティス演じるディアドラとの切ない愛の一幕を描いたのはイラストレーターの羽鳥好美。本作で描かれる目まぐるしいほどのカオスの中でひときわ異彩を放つ淡いピンク色の世界のなかでふたりのどこか物悲しくも温かく寄り添い合う様子を羽鳥氏がドリーミーなタッチで手掛けた。コメント通り「アンニュイで緩やかな時間の流れ」さえもビジュアルから伝わるポスターとなっている。三者三様のまさに“マルチバース”を表現した日本オリジナルオルタナティブポスターは六本木蔦屋書店にて限定期間展示予定。(※詳しくは公式Twitter、公式HPを)。<コメント全文>●大島依提亜(グラフィックデザイナー)色々な世界を行き来するエヴリンよろしく、本秀康さん、西村ツチカさん、羽鳥好美さんという心強い“バース・ジャンパー”たちを迎えて、ポスターもマルチバース展開してみました。さて本作、昨年日本で観れるA24作品全視聴マラソン(およそ100作)を遂行した自分も納得のA24ベスト級の作品となっております。是非劇場で。●本秀康(イラストレーター/漫画家)厳しい修行の行程をすっ飛ばして、いきなりカンフーの達人に!こんな手があったとは!最高です!! ミシェル・ヨーのバラエティ溢れる奇抜なカンフーアクションの連続に胸が踊ります。そのワクワク感を絵で表現してみました。●西村ツチカ(漫画家)主人公エヴリンだけでなくその夫ウェイモンドにもいくつもの人生の物語があったと思うと、彼の親しみあふれる表情や仕草のひとつひとつに可能世界を感じられるようになり、ますます引き込まれました。彼を中心にしてグワーッと描きました!●羽鳥好美(イラストレーター)一見コミカルでありながらどこか切ない浅い夢の中のようなバースには、アンニュイで緩やかな時間の流れを感じます。淡い光とコーラルピンクに彩られた御揃いで過ごす二人の場所を、白にふっと色が溶け込むかのようなタッチで描きました。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年03月02日26日(現地時間)、全米映画俳優組合賞(SAG賞)授賞式が開催された。受賞結果は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が圧勝の4冠。受賞キャストが力強いスピーチを行った。主演女優賞に輝いたミシェル・ヨーは、ステージに登ったときからうれし泣き。「みなさんひとりひとりが、この長い道のりを知っている。ジェットコースターに乗っているみたいに激しく変化し、浮き沈みが激しいことを。でも、最も大事なことは、決して諦めないということなんです」と語った。助演男優賞のキー・ホイ・クァンは、唇を震わせ、涙声で「私にとって本当にエモーショナルな瞬間です。最近、『もし今夜受賞することになったら、きみはこの部門でアジア人俳優として初めての受賞者になるんだよ』と言われていました。そう聞いたとき、この瞬間というのはもはや私だけのものではない。変化を求めてきたみなさんのものなのだと気付きました。私が俳優業から遠ざかっていたのは、チャンスがほとんどなかったからです」とアジア人俳優を代表し、“不遇の時代”についても触れた。なお、ミシェルもアジア人俳優として初めてSAG賞の主演女優賞を受賞。2人で歴史的な偉業を成し遂げた。映画賞の演技賞を獲得した4人は、アカデミー賞にもノミネートされている。受賞結果は以下の通り。【映画部門】■キャスト賞『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』■主演女優賞ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』■主演男優賞ブレンダン・フレイザー『ザ・ホエール』■助演女優賞ジェイミー・リー・カーティス『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』■助演男優賞キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』■スタント・アンサンブル賞『トップガン マーヴェリック』【テレビ部門】■アンサンブル賞(ドラマ)「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」■ドラマシリーズ女優賞ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」■ドラマシリーズ男優賞ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」■アンサンブル賞(コメディ)アボット エレメンタリー■コメディシリーズ女優賞ジーン・スマート「Hacks」■コメディシリーズ男優賞ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」■テレビ映画・リミテッドシリーズ女優賞ジェシカ・チャステイン「George & Tammy」■テレビ映画・リミテッドシリーズ男優賞サム・エリオット『1883』■スタント・アンサンブル賞(コメディ&ドラマシリーズ)「ストレンジャー・シングス 未知の世界」■生涯功労賞サリー・フィールド(賀来比呂美)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年02月27日プロデューサー組合賞(PGA)が発表された。長編映画部門を受賞したのは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。PGA受賞作とオスカー作品部門受賞作は、過去5年のうち4回一致。もっと長い目で見ても、33年のうち22回一致している。投票形式もオスカー作品部門と同じで、オスカー予測上非常に重要な賞だ。これで“エブエブ”はさらに勢いをつけたと言える。劇場用アニメーション映画部門は、『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が受賞。テレビのドラマ部門は『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』、テレビのコメディ部門は『一流シェフのファミリーレストラン』、リミテッド・シリーズ部門は『ドロップアウト〜シリコンバレーを騙した女』が受賞した。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』3月3日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年02月27日奇跡の歌声をもって生まれたワニを描くファンタジー・ミュージカル『シング・フォー・ミー、ライル』より日本語吹替版の本編映像が解禁された。世界的シンガーソングライターのショーン・メンデスが言葉を話さず、歌だけで想いを伝える主人公<ワニのライル>を演じる本作。日本語吹替版ではライル役を大泉洋が務め、さらにオスカー俳優ハビエル・バルデムが演じるショーマンの<ヘクター>役に石丸幹二、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親<ミセス・プリム>役に水樹奈々と最高の布陣が実現した。この度解禁されたのは、ライル(大泉洋)の心の叫びが胸に迫るソロ・バラード「Carried Away(夢のはざまで)」と、大泉さんと水樹さんがハーモニーを披露するデュエットソング「Rip Up The Recipe(レシピを破れ)」の本編映像。「Carried Away(夢のはざまで)」は、遠く離れてしまった大切な人へ向けた切なすぎるソロ・バラード。ニューヨークの街で、“ひとりぼっち”で生きてきた<歌うワニ>のライルと、家族にも街にも馴染めず、同じく“ひとりぼっち”の少年ジョシュ。彼らは出会い、やがて歌を通して心を通わせていく。しかし幸せな時間は長くは続かず、ある事件により、別れの時が迫る。ジョシュと引き裂かれたライルは、ジョシュへの想いを馳せて夜空を見上げ歌うが、その切ない歌声は、ライルの心の叫びとなって澄んだ夜空に響きわたるのだった。<永遠だと思ってた 星だって ほら><夢のはざまで 追いかけて><見失って どこへ>大泉さん自身も「歌を入れていたら思わず泣きそうになりました」と語る、胸熱くなるライルのソロ・バラードだ。ライルとミセス・プリムが歌う「Rip Up The Recipe(レシピを破れ)」は、キュートで心弾むデュエットソング。ライルと友情を育む少年ジョシュの母親、ミセス・プリムがライルとキッチンで歌とダンスを繰り広げる。完璧主義なあまりいつも空回りしてしまうミセス・プリムに、ライルは時には大胆に、自由であることの素晴らしさを、歌を通して伝えていく。ライルに優しくエスコートされ、やがて自分を解き放ち、自由のままに歌うミセス・プリム。<生真面目にきた ハミ出すことなく><でも意外なスパイスが変えてくれるかもしれない><いまこそ 好きにステキにゆく><さあ 破っちゃおうぜレシピ とらわれてちゃダメだし>と、ライルと声を重ね、歌い踊りながらキッチンをダンスホールのように飛び回る、とびきり楽しいミュージカル・シーンだ。ミセス・プリムの気持ちを引き上げるように、陽気で柔らかな歌声を披露している大泉さんと、徐々に自分を解放させていくミセス・プリムの感情の変化を、アップテンポなリズムにのせて見事に表現した水樹さんのデュエットは必見だ。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年02月22日ニューヨークを舞台に、“歌うワニ”のライルがその歌で人間と心通わせる様子を珠玉のミュージカルナンバーと共に描き出す『シング・フォー・ミー、ライル』。オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹替版は大泉洋が務め、さらにオスカー俳優ハビエル・バルデムが演じるショーマンのヘクター役に石丸幹二、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親ミセス・プリム役に水樹奈々と最高の布陣が実現。そんな歌うワニ・ライルとひとりぼっちの少年ジョシュの心の交流が描かれる本作には、1匹の猫がそばに!ほかにも猫が重要な役割を果たす映画が来月に続々と控えている。『シング・フォー・ミー、ライル』3月24日(金)より全国公開ワニと少年のそばにいるのは、プリム一家のアパートの真下に住むグランプス氏の飼い猫のロレッタ。ジョシュたちがニューヨークへ引っ越したその日、グランプス氏はロレッタを抱きかかえ、初対面のジョシュへ「うちの猫には近づくな」とぴしゃりとひと言。そんな出会いにも関わらず、ロレッタは飼い主の言うことお構いなしに、新たな隣人ジョシュの部屋へ窓から侵入。懐く気配のない、つれない素振りのロレッタだったが気にはなるのか、ジョシュの後をついてくるように…。その後、ワニのライルと出会ったジョシュは、ライルに導かれて月明かりとネオン輝くブロードウェイの劇場の屋上へ辿り着く。秘密のステージで繰り広げられるライルの伸びやかで夜空に響き渡る歌声に圧倒され、胸を高鳴らせるジョシュとロレッタ!ライルの歌声はロレッタの心にも響いたようで、目を見開きライルの歌に聞き入っている様子が伺える。ライルが歌う心が震え、胸が高鳴る楽曲の数々、ジョシュとの心の触れ合いはもちろんだが、彼らを傍らから見守り、共に過ごすようになるロレッタのツンデレながらモフモフ愛らしい姿、仕草にも注目してほしい。『オットーという男』3月10日(金)より全国公開第89回アカデミー外国語映画賞にノミネートされたスウェーデン発の世界的ベストセラー小説の映画化『幸せなひとりぼっち』を、名優トム・ハンクス主演・製作、『プーと大人になった僕』のマーク・フォースター監督でハリウッド・リメイクした『オットーという男』。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人間には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、なんとも面倒で近寄りがたい男。それが、オットーという男だが、町内イチの嫌われ者のオットーにはなぜか野良猫が懐いている。実は彼は、最愛の妻に先立たれ、仕事も失い、自らの人生にピリオドを打とうと、人知れず抱えていた孤独があった。しかし、向かいに越してきた人懐こくて超お節介なマリソル一家の出現により、“自ら人生をあきらめようとしていた男“の人生は一変していく。自分とは正反対な家族に振りまわされながらも、その触れあいを通してもう一度生きる希望を見つけていく様を、ユーモアあり、涙ありで描いていく。オットーがどんなに邪魔もの扱いしても、野良猫はこりずにオットーのもとにやってくる。ご近所の人に押し付けられるようにしぶしぶ猫を飼うことになったオットー。慣れない猫との共同生活を送るも、やがて猫を連れて妻の墓へ報告に行き、「猫を飼うことになったから、すぐにそっちにはいけなくなった」と告げるなど、嫌われ者だったオットーの変化には猫の影響もあるようで…。『長ぐつをはいたネコと9つの命』3月17日(金)より全国公開ドリームワークス×ユニバーサルスタジオによるヒット作『シュレック』シリーズから誕生した「長ぐつをはいたネコ」ことプスを主人公に描く長編劇場アニメーションの第2弾。第95回アカデミー賞にもノミネートされている。帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークのお尋ね者の賞金首ネコ、プス。剣を片手に数々の冒険をし、恋もした。ところが、気がつけば9つあった命は残り1つに…。どんな願い事もかなうという「願い星」の存在を知ったプスは、再び命のストックを得るため旅に出る。果たして、プスを待ち受ける大冒険の運命とは!?お馴染みの主人公プスはもとより、人間に飼われた家ネコたち、そしてかつては結婚も考えた気まずい元カノ・キティも登場する!この春は、“猫あるある”とともに彼らの活躍をスクリーンで堪能してみて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開長ぐつをはいたネコと9つの命 2023年3月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.オットーという男 2023年3月10日より全国にて公開
2023年02月22日「A24」史上No.1ヒット、全世界興収1億ドルを突破したミシェル・ヨー主演作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の公開直前ライブ付きイベントが開催され、広瀬香美、こがけん、パワーパフボーイズが登場した。今回は、楽曲「プレミアムワールド」が本作の日本版イメージソングに抜擢され、カオスなコラボPVも話題を呼んでいる“冬の女王”こと広瀬香美と、その「プレミアムワールド」の振付けをはじめ、レコ大受賞曲「Habit」の振付けなど、一流アーティストのバックダンサーや振付で活躍する新進気鋭の3人組ボーイズグループ「パワーパフボーイズ」(AO、KAN、naoto)、そして本作『エブエブ』を愛してやまない映画好き芸人・こがけんが登場。広瀬さんの生ライブはもちろん、パワーパフボーイズの超絶ダンス、さらに『エブエブ』愛の止まらないこがけんさんのトークに会場は大盛り上がりとなった。広瀬香美、ゴールデン・グローブ賞のミシェルのコメントに感銘「同じ女性として憧れ」広瀬さんは、本作の日本版イメージソング「プレミアムワールド」のコラボMVで見せるダンスの振り付けを担当したパワーパフボーイズと共に、「プレミアムワールド」を生歌唱!カオスなダンスと美声を効かせたパフォーマンスが終了する瞬間には、こがけんさんもステージに飛び入り!5人でカオスなポーズを決めていた。生ライブを終えた広瀬さんは「もう感動的でした!このような形でお招きいただいて曲を披露できるとは思ってもいなかったので、記念すべき一瞬でした」と嬉しそう。この楽曲は広瀬さんがデビュー30周年を迎えたことから「挑戦」をテーマに制作したそう。「この度のコラボのお話をいただいて映画を観て納得しました。もはやこの曲は本作のために作ったと思うようになりました。歌の世界観と映画の内容がピッタリ!」と運命を感じたことを明かす。そして、第80回ゴールデン・グローブ賞の最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ)に輝いたミシェル・ヨーの受賞スピーチに感銘を受けたという広瀬さん。「彼女は女性の代表として私たちが言えなかったことを力強くコンパクトにまとめて言葉にしてくれた。彼女は努力や苦労や切なさや悔しさを日々感じていて、しかもそれをいつでも取り出せるような状態にしている。そこが同じ女性として憧れる。私も30年この仕事をやっていますが、ミシェルは憧れであり、目標。彼女を先輩として力強い女性を代表するような人になっていかなければと思いました」としみじみと語った。広瀬さんは昨年歌手生活30周年を迎えたが、劇中で奮闘するミシェル・ヨーの姿に刺激を受けたそうで「私も彼女を見習い、チャレンジし続けるアーティストに成長していきたい」と抱負。こがけんさんから「来年には劇中のミシェルのように目が増えていることもあるんですか?」と聞かれると「アハハ!それも考えてみたいと思います!我らカオス軍団として世にカオスを広げていきたい!」と笑い飛ばしていた。「映画好きのハートに突き刺さる」こがけんが分析そんな中、「別の世界線にて中途採用でオフィスにやってきたミシェル・ヨーに一目惚れしたキー・ホイ・クァン」という本作にちなんだオリジナルモノマネを披露した、こがけんさん。劇中でキー・ホイ・クァンが演じたウェイモンドをイメージしたファッションで登場した。キー・ホイ・クァンは『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』や『グーニーズ』の子役として知られており、こがけんさんは「そんな彼が武術指導などの裏方をやりながら、もう一度役者をやりたいとオーディションで今回役を勝ち取った。それもあるのでカンフーシーンは涙が出ました。裏方として武術指導をやっていた過去がここで回収されるのかと…」と大興奮。また、こがけんさんは本作について「アクションもあるけれど、テーマはラブ! カオスな設定で大風呂敷を広げるけれど、流れに身を任せながら見れば納得できるわかりやすさもある。感動しながら笑って、アクションシーンで手に汗握り。複数の感情が同時に廻った経験は初めて」と前のめりで絶賛を贈る。さらに、本作がアカデミー賞では作品賞を含む10部門11ノミネートの“最多”ノミネートを果たしていることにも触れて「まさに大快挙!」と祝福し「アカデミーは映画をテーマにした作品がノミネートされる傾向にある。本作も色々な映画のオマージュや映画愛が溢れている。映画好きのハートに突き刺さるという意味でノミネートされたと思う」と鋭く分析していた。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年02月17日「マルチバース」と「カンフー」が融合した、かつてないカオスな世界観で繰り広げられる『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。いま最もホットな映画から、主演ミシェル・ヨーの貴重なインタビュー映像と“マルチバース”アクションをとらえた本編映像が解禁となった。まず、本編映像では<巨悪>から送りこまれたヴィラン軍団に囲まれ、家族を背に大ピンチのエヴリン(ミシェル・ヨー)の姿が。意を決した彼女は、様々なユニバースで別の人生を歩む自分にアクセスできる<バース・ジャンプ>を発動!幼いときに事故で視力を失い歌手の道を選んだ「歌姫バース」にアクセスし、驚異的な肺活量をゲット。さらにカンフーマスターの力の合わせ技でヴィラン軍団を1人で一掃。これまでにない一騎当千マルチバース・アクションにワクワクが止まらない映像となっている。さらに、ミシェルが“マルチバース”の魅力について語るインタビューも解禁。本年度の第95回アカデミー賞にて自身初、アジア人としては88年ぶりに主演女優賞ノミネーションを果たし、アジア人初の受賞にも期待がかかるミシェル。鬼才監督ダニエルズの生み出した奇想天外なマルチバースの世界について「マルチバースの魅力は思いもよらなかったことができるようになること。"私に、こんなことが?"とね。それが楽しくもあり、演じがいがあった」と明かし、倒産寸前のコインランドリーを切り盛りし介護にも追われる主婦から、カンフーマスター、歌姫、料理人、目まぐるしく変わる異次元の自分を演じきり、本作でまた新たな境地を切り拓いた。さらにエヴリンというキャラクターについて「誰もが人生でチャンスを求め自分の能力を示す機会を掴みたいと願っている、彼女は一見ヒーローには似つかわしくないけど、皆に希望を与えるキャラクター」とコメント。大富豪でもなく、生まれ持ったパワーもないけれど、壮大な使命を背負わされたエヴリンの奮闘と葛藤をユーモラスに演じ、これまでにないカオスで愛すべきキャラクターを創り上げている。なお、本作は全国のIMAX(R)上映館41スクリーンでの公開も決定。本作のキーアイテムとなるグーグルアイ(ギョロ目)が無数にあしらわれたオリジナルポスターも全国のIMAX(R)上映館で掲載中となっている。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年02月14日大泉洋が、歌うワニ“ライル”の吹き替えを担当する『シング・フォー・ミー、ライル』より、本編映像が解禁された。本作は、『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが、ベストセラー絵本を基に描くファンタジー・ミュージカル。この度解禁となったのは、ショーン・メンデスが演じるワニのライルの吹き替えを担当した大泉洋による「Top Of The World(最高の世界)」と、大泉さんとハビエル・バルデム演じるショーマンのヘクター役石丸幹二が歌う「Take A Look At Us Now (君のおかげさ)」のミュージカル・シーンの本編映像。ショーを大失敗させたことからヘクターに捨てられ、“ひとりぼっち”でニューヨークを生きる<歌うワニ>のライル。そのライルの前に現れたのが、ニューヨークに越してきたばかりの、同じく“ひとりぼっち”の少年ジョシュだ。ジョシュも最初はライルを恐れるのみだったが、ライルの思いやりのある歌声と、生き生きと歌い踊る姿がジョシュの恐怖心を吹き飛ばし、やがて一匹とひとりは歌を通してかけがえのない友達になっていく。今回解禁された「Top Of The World」が流れるのは、月明かりとネオン輝くブロードウェイの劇場の屋上で、ライルとジョシュが初めて心を通わせる名シーン。夜に家をこっそり抜け出したライルとジョシュにとって、そこは2人だけの秘密のステージ。ふたりで過ごすこの場所が、この瞬間が、どんなに最高で素晴らしいか…。ライルはジョシュに向けて、胸高鳴るメロディと夜空に響き渡る伸びやかな歌声で、高揚感たっぷりに伝えていく。<きっといま 素敵なことが待ってるはず><煌めく星たち 君とぼくの空><今夜 最高の世界 隠れてちゃいられない><ぼくらだけの宇宙>ライル役の大泉さんの伸びやかで柔らかな歌声に思わず心掴まれるシーンとなっている。さらに併せて、ライルとショーマンのヘクターによるデュエットソング「Take A Look At Us Now」のシーンも解禁。幼い頃から一緒に過ごしたライルにとって、ヘクターは歌の師匠であり、親のような存在。本曲はそんなライルとヘクターによる、歌で心を重ねる歓びを歌った“ザッツ・エンタテインメント”なショー・ナンバーだ。一緒にステージに立つことを夢見て、ともに過ごした2人の日々が胸弾むリズムにのせて映し出される。大泉さんと石丸さんが高らかに声を重ねるこの楽曲は、ある時は華やかなショー・ナンバーとして、またある時は哀切の調べとして、ライルとヘクターの関係性や、披露される状況により印象が様変わりするのも見どころのひとつ。<実感できるかもしれない ライトを浴びながら><勝負さ ステップを踏むたび 俺たちを見な><ほら 今を見な>ひとたび歌い始めれば、家の中も路上もどこでもステージへと早変わり。お揃いの衣装をこしらえて、いつかスポットライトを浴びるその時を心待ちにして…。ライルとヘクターの出会いをきっかけに、これから何かが始まる予感と希望に満ちた、軽やかで華やかなナンバーとなっている。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年02月13日本年度アカデミー賞最多ノミネートとなった、「A24」史上No.1ヒット映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の日本版イメージソングが、広瀬香美の新曲「プレミアムワールド」に決定。コラボMVが公開された。本作は、ミシェル・ヨーを主演に迎えマルチバースとカンフーが融合したカオスな世界観で繰り広げられる壮大な異色作でありながら、家族の絆を描く感動の物語。日本版イメージソングに起用された「プレミアムワールド」は、昨年デビュー30周年を迎えた広瀬さんが「挑戦」をテーマに、自身のこれまでの経験や感性、技術とともに未来への決意が込められている。自身初となる洋画イメージソングに抜擢された広瀬さんは、「大変光栄です。このプレミアムワールドという私の楽曲と、この映画の世界観がすごくマッチしていて、本当に奇跡のようなご縁だと感じています。まるでこの映画のために書き下ろしたかのようなドンピシャの楽曲でした」と喜びを語っている。そして今回公開されたコラボMVでは、「プレミアムワールド」のアップテンポな楽曲に合わせて、劇中の様々なシーンが映し出されていく。広瀬さんが鍵盤に手を置いた瞬間、異世界へバースジャンプし、目くるめくカオスワールドの中で広瀬さんの鍵盤をたたく指がソーセージに、額には3つ目の目玉が出現。映画の世界に浸食されていく姿や、随所に散りばめられた刹那の重要なシーンに注目だ。そんなMVについて広瀬さんは「実は1日で撮影したんです。衣装も7着か8着か記憶が曖昧ですが、奇想天外なヘアメイクで、とにかく1日に詰め込んで、撮影してくれた素晴らしいチームに感謝です。仕上がった作品は広瀬香美史上、最高に奇想天外のミュージックビデオに仕上がって、大満足です。あと、こう見えて実はダンス苦手なんですが、猛練習してあのダンスもほぼ1日で仕上げました。苦労と感じないです、とても楽しかった思い出です」と撮影秘話を明かし、「沢山の人にこの映画とプレミアムワールドという楽曲を楽しんでいただければ、という気持ちでワクワクしています」とコメントしている。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年02月09日『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨー(60)が、「ロサンゼルス・タイムズ」紙のポットキャスト「The Envelope」に出演。同作出演前に俳優業の引退を勧められていたことを明かした。2022年は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』での演技が高い評価を受け、すでにゴールデングローブ賞主演女優賞など多数の賞を受賞しているミシェル。3月12日に開催されるアカデミー賞でも、アジア人俳優として初めて主演女優賞にノミネートされるという快挙を成し遂げている。「年を取れば取るほど、役は小さく小さくなっていく。(年齢の)数字は上がっていくのに、こういう(選べる)ものは狭まっていく。そうすると、どんどん脇に追いやられていくような感じがします。だから、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の役が来た時は、とても感慨深かったですね。だって、自分がすべてのプロセスをリードして、物語を伝えられるということですから」と、同作の役を手にした時をふり返った。「年を取ってくると、みんなが言い出すんですよ。『引退した方がいいよ。そうするべきだ。あなたは…』ってね。やめてよ。指図しないで。自分になにができるかなんていうことは、自分でコントロールすべきでしょう?」と立腹したことを明かした。「(役を手にして)最初に感じたのは『ついに!ありがとう。私のことを見てくれて。ちゃんと見てくれたんだ。私にはこれができるということを示す機会を与えてくれた』ということです。俳優には機会が必要なんです。自分の能力を発揮できるような役が」。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の日本公開は3月3日(金)。(賀来比呂美)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年02月09日第95回アカデミー賞最多ノミネーションで話題席巻中の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』より、場面写真11点が解禁された。本作は、『スイス・アーミー・マン』の監督<ダニエルズ>がミシェル・ヨー主演で描く、「マルチバース」と「カンフー」が融合した、かつてないカオスな世界観で繰り広げられる壮大な異色作。本年度ゴールデン・グローブ賞では2部門受賞4部門ノミネート、さらにアカデミー賞では作品賞を含む10部門11ノミネートの最多受賞を果たし、本年度最注目作品として公開前から大きな話題を集めている。そんな本作からこの度解禁されたのは、全人類未体験のトンデモワールドを垣間見ることができる場面写真11点。突如マルチバースにジャンプし“強大な悪”から世界と家族を救うため新たなヒーローへと覚醒したエヴリン(ミシェル・ヨー)。エヴリンがマルチバースに迷い込み、割れた鏡に映るように“別次元の自分”を垣間見混乱する姿、カンフーの達人である別の平行世界にいる<エヴリン>の力を得て小指で筋トレに励む姿、なぜかシェフになって肩車ダッシュする姿など、奇天烈なマルチバースの世界で彼女が救世主(?)の力に目覚めていく様子が捉えられている。一方で、エヴリンに立ちはだかるユーモアたっぷりのヴィランの姿も明らかに。殺気迫る飛びヒザ蹴りで襲い掛かるディアドラ(ジェイミー・リー・カーティス)、ド派手なファッションに身を包み、全宇宙を壊そうと目論む実の娘・ジョイ(ステファニー・スー)、そして敵か味方か謎の白い軍団の正体とは…?予測不能なマルチバースバトルを予感させる。さらに、闘いの果てにボロボロになったエヴリンを支える夫・ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)との夫婦愛を感じるシーンも。果たしてエヴリンは世界を救えるのか!?家族の絆を取り戻せるのか!?映画界に風穴を開けるカオスな世界観にも注目が高まるが、賞レースでも確かな評価を受けたドラマにも心震わされること間違いなしだ。本作でも異次元の才能を発揮している〈ダニエルズ〉は、「時々、ボクらの映画は独創的ですごく奇妙なオリジナル作品だと言われると、『アニメを見たことがありますか』と思わず聞いてしまいます。『マインド・ゲーム』(湯浅政明監督)や『パプリカ』(今敏監督)、『もののけ姫』(宮崎駿監督)まで、日本のアニメ作品などあらゆるものからインスピレーションを受けてこの映画を作ったので、日本の皆さんにはぜひ楽しんでもらいたいと思っています」と日本カルチャーからも多大な影響を受けたことを明かしている。ダニエルズのエンターテインメント愛が溢れんばかりに詰まった本作。本編に散りばめられた様々な名作へのオマージュも発見してみてほしい。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年01月31日奇跡の歌声をもって生まれたワニのファンタジーミュージカル『シング・フォー・ミー、ライル』より、吹き替えで参加する大泉洋の歌声が初披露となる予告編が公開された。大泉さんが演じるのは、言葉を話さず、歌だけで思いを伝える主人公、ワニのライル。ステージを大失敗させてしまったことから、育ての親でもあるショーマンのヘクターに捨てられ傷ついたライルと、同じく心に深い孤独を抱える少年ジョシュは、歌で心を通わせ、絆を強めていく。しかし幸せな時間は長く続かず、ある事件により、別れのときが迫る。映像では、ネオン輝く夜のブロードウェイの屋上で、ライルが伸びやかな歌声とともに踊りながら披露する胸高鳴るナンバー「Top Of The World」、遠く離れてしまった大切な人へ贈る切ないバラード曲「Carried Away」という、異なる曲調の2曲を披露。この2曲について、大泉さんは「『Top Of The World』は歌っていて気持ちがいいし、『Carried Away』も切なくて可哀そうで、歌を入れていたら泣きそうになりました」ふり返り、「『Carried Away』は歌というよりは、僕の中ではこれはもうセリフだっていう感覚でしたね」とコメント。また、「何度も何度も、ものすごく丁寧に繊細に演じたから、その作業をみんなもするわけじゃないですか。だから本当に出来上がりが楽しみ」と完成が待ちきれない様子。物語については「小さな少年ジョシュとワニの絆、友情というのは、グッときますよね」「そこで歌う『Carried Away』が本当にいいんですよね。切なくて。あの情感を出すのが本当に難しかった」と苦労も語っている。さらに、大泉さんが歌に込めた思いを語る特別インタビュー第2弾も公開された。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年01月31日『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが贈る、ファンタジー・ミュージカル『シング・フォー・ミー、ライル』より本編映像が解禁された。世界的ベストセラー絵本を映画化した本作。ニューヨークを舞台に、<歌うワニ>のライルがその歌で人間と心通わせる様子を、珠玉のミュージカルナンバーとともに描き出す。ある事情からショーマンのヘクターと別れ、“ひとりぼっち”でニューヨークのアパートの屋根裏に隠れ住んでいた<歌うワニ>のライル。そして、長い月日が経ったある日、ひとりの少年とその家族がライルの潜む家に引っ越してくる。周囲となかなか打ち解けられない孤独な少年ジョシュ、彼のステップマザーのミセス・プリム、教師である父親ミスター・プリム。彼らは新しい環境に胸を膨らませると同時にそれぞれが悩みを抱えていた。料理本を出版するほどの腕前のミセス・プリム(コンスタンス・ウー)は、愛するジョシュの完璧な母親になろうとするあまり、成長する彼とこれからどのように接すれば良いか悩んでいた。家族を送り出した後にひとり物思いに更ける彼女は、家の中でライルとばったり遭遇!思いもよらない出会いに慌ててキッチンに駆け込むが、追いかけてくるライルとテーブル越しについに対面することに…。この度解禁されたのは、キッチンを舞台にライルとミセス・プリムが披露するキュートで心弾むデュエット曲。音楽チームは、コンスタンス・ウーがミュージカル劇出身で歌い踊れることを知ると、彼女のためにこのミュージカル・ナンバーを描き下ろした。始めは互いの様子を伺いながらも、ミセス・プリムはライルへ心の内を次第に吐露。ライルは、歌を通じて前向きなメッセージで応える。料理も生き方も何事もきっちりでないと済まない完璧主義な性格のミセス・プリムへ、時にはレールを外れて自分を解放してもいい、レシピどおりじゃなくてもいい、と彼女自身を包み込み、自由で大胆な生き方もあると明るく背中を押してくれる楽曲となっている。ライルとともに気の向くままに作られたケーキはどこまでもカラフルでユニークだ。ミセス・プリム役を演じたコンスタンス・ウーは、「彼女は良い母親になりたいと本気で思っていて、心から愛する息子のために、何もかも完璧にしたいんです。そんな彼女に、ライルは、『大事なのは完璧な姿を見せることではなくそのままの姿を見せること』というのを教えてくれるんです」と語っている。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー、ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年01月27日『シング・フォー・ミー、ライル』より日本語吹替版キャストが発表された。併せて日本版ポスターも解禁となった。『グレイテスト・ショーマン』、『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが、世界的ベストセラー絵本を映画化した本作。言葉を話さず、歌でしか想いを伝えられない主人公<ワニのライル>役には、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹替版は大泉洋が務めることがすでに決定していたが、この度、日本語吹替版キャストがさらに解禁。オスカー俳優ハビエル・バルデムが演じたヘクター役に日本ミュージカル界の第一人者である石丸幹二、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親のミセス・プリム役に声優・歌手としての活躍著しい水樹奈々が決定。石丸さんが演じるのは、ショービジネス界から追放寸前のショーマンのヘクター。成功を掴むため、驚きに満ちた魔法のような「何か」を求めて<歌うワニ>のライルと出会い、ともに歌い踊ることで心を通わす相手となる。ステージに立つことを目標にともに過ごすようになったライルとヘクターは、ある時は華やかなショー・ナンバーとして、またある時は哀切の調べとして、印象が様変わりするデュエット曲を披露。石丸さんは、「あの名優ハビエル・バルデムの吹替。周りを翻弄しつつ惹き込んでいく彼の手練手管が、これでもかと出てくる。しかも、ショーマンシップ爆発の圧倒的な歌唱。これは挑みがいがあるぞと思いました」と意気込みを語っている。水樹さんが声を吹き込むミセス・プリムは、ライルと友情を育む少年ジョシュのステップマザー。ジョシュが出会ったライルの存在に驚きながらも温かく受け入れるキュートで快活な母親だ。水樹さんは「彼女の心の葛藤が描かれていて、クライマックスへ向けて徐々に解放されていく場面は歌っていてとても楽しく、思わず身体が動いていました。自然と笑顔になれる楽曲なので、とてもお気に入りです!」とコメントを寄せた。さらに併せて日本版ポスターも解禁。ショービジネスの街・ニューヨークのネオン煌めく夜空の下で、笑顔を見せるワニのライル、少年ジョシュ、ショーマンのヘクターの姿が捉えられている。言葉は話せないけれど、歌で想いを伝えるライルの歌声が少年を救い、やがて奇跡を巻き起こす…込められたのは極上の音楽と感動のメッセージ。ライルのエモーショナルでドラマティックな歌声が、こちらまで聞こえてくるような、楽しげで胸が躍るビジュアルとなっている。また、イヤホンやお気に入りの小物を持ち運べる“ミニ巾着”(数量限定)が劇場前売り特典として付いてくるムビチケカードが1月20日(金)より発売開始される。ムビチケカード、特典とも、ライルが気持ちよさそうに歌うイラストが描かれているオリジナルデザインとなる。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー・ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年01月20日3月3日(金) より全国公開される映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(略称:エブエブ)の本予告編と本ポスターが公開された。本作は、製作・配給スタジオ「A24」の最新作にして、スタジオ史上No.1ヒットで全世界興収1億ドルを突破している話題作。主演に『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で華麗なアクションを見せたミシェル・ヨーを迎え、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』『グーニーズ』で一世を風靡したキー・ホイ・クァンが共演。ハリウッド批評家協会賞では作品賞を含む7部門を受賞、ゴールデン・グローブ賞ではミシェル・ヨーが最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)、キー・ホイ・クァンが最優秀助演男優賞を受賞するなど、映画界も注目する作品だ。経営するコインランドリーは破産寸前。ギリギリの暮らしにトラブルだらけの家族を抱え、まさに人生どん底の主婦・エヴリン(ミシェル・ヨー)。ある日、そんな彼女のもとに“別の宇宙(ユニバース)から来た”と名乗る夫・ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)が現れる。「全宇宙を救えるのは君だけだ」と突如世界の命運を託されたエヴリンは、夫に導かれマルチバースへジャンプ。予想も常識も超えた壮大な闘いに挑んでいく。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.本予告では、全宇宙にカオスをもたらす“強大な悪”の正体が、反抗期まっただ中の実の娘・ジョイ(ステファニー・スー)だったことが明らかに。衝撃の真実を知ったエヴリンは暴走する娘を止め、全人類を救うため“別の宇宙の自分”にリンクし、彼女たちが持つスキルにアクセスできる“バース・ジャンプ”というパワーを習得。カンフーマスター、女優、料理人、歌手など、あらゆるマルチバースを飛び回り新たなヒーローへと覚醒するのだった。映像では、廃れたコインランドリーから一転、豪華絢爛なパーティー、カンフー映画のセット、さらに富士山と新幹線など日本を彷彿とさせる世界が登場。終盤では「宇宙なんてどうだっていい、私はあんたと一緒にいたい」と全宇宙の命運を投げ捨ててでも家族を守ろうとするエヴリンの姿が描かれ、まさかの感動ドラマの予感も。一新された本ポスターは、ファイティングポーズをキメたエヴリンを中心に、小指で腕立て伏せを魅せるカンフーエヴリン、異様に伸びた指を持つSF風のエヴリン、さらに奇想天外なマルチバースの登場人物たちが散りばめられ、鮮明なレッドが只ならぬカオス感を漂わせるビジュアルとなっている。本作にはファミリードラマ、SF、哲学、カンフーなど様々な要素を含む12ものストーリーラインを組み込んだと明かすのは、ダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン監督。「様々な要素を盛り込んだ映画だが、この映画を一番簡単に言えば、混沌の中で家族に目を向けることの大切さを学ぶ母親の話だね」と語っている。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』本予告<作品情報>『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』2023年3月3日(金) 全国公開監督:ダニエル・クワン/ダニエル・シャイナート『スイス・アーミー・マン』出演:ミシェル・ヨー/キー・ホイ・クァン/ステファニー・スー/ジェイミー・リー・カーティス公式サイト:公式Twitter:公式Instagram:
2023年01月17日大泉洋が、世界的ベストセラー絵本の映画化『シング・フォー・ミー、ライル』にてミュージカル初挑戦。人気シンガーソングライターのショーン・メンデスが演じた、歌でしか想いを伝えられない主人公<ワニのライル>役の日本語吹替版キャストを務める。かねてから歌唱力には定評のあった大泉さんだが、本格的なミュージカルはこれが初挑戦。2022年夏から歌のレッスンに集中的に取り組み、まずは英語詞のオリジナル曲をマスターしてボイステストを見事クリア。その歌声は、審査したアメリカのクリエイティブ・スーパーバイザーも「スウィートでエモーショナルで、純粋で温かった」と絶賛するほど。大泉さん自身は「初めてこの仕事のオファーを受けた時は、『何故僕?』と思いました」と打ち明けつつ、「本国アメリカでは、ショーン・メンデスがライルの歌声を担当している。私でも知っていた、あの若くて、めちゃくちゃ歌の上手い、そして凄いイケメンの彼。更に『なんで僕に?』と思ったのですが。その全てが逆に面白くなってしまって、つい受けてしまいました」とコメント。しかし「自分のなかで久しぶりにやってみたいと思うような、新たな挑戦だった」とふり返り、おしゃべり上手な国民的俳優が今回ばかりは台詞を封印。「あれは『歌』ではなく、紛れもなく『芝居』だった」と語る渾身の歌声で、繊細に色鮮やかにライルの想いを伝え、ハリウッドの一流スタッフが手掛けた本格ミュージカル映画で新境地を開拓した。そして「ショーンと向き合い続けた日々でした。ありがとうショーン。いつか君と会って、俺たちやったぜとハグしたいです(笑)」と語っている。また今回の情報解禁に併せ、ボイステスト当時の様子や、大河ドラマでの源頼朝に扮した姿で練習したエピソードなどを、大泉さんならではのユーモアたっぷりに語り尽くした特別インタビューも公開されている。『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー・ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2023年01月05日『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが贈るミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』より本編映像が解禁された。オスカー俳優ハビエル・バルデムとグラミー賞ノミネートシンガー、ショーン・メンデスが奇跡のタッグを組み、バーナード・ウェーバーによる世界的ベストセラー絵本をミュージカル映画化した本作。この度解禁されたのは、崖っぷちのショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)と奇跡の歌声をもつワニのライル(声:ショーン・メンデス)が初めて出会う運命的なシーン。魔法のような「何か」を求めて、路地に佇む古びたペットショップを訪れたヘクター。すると、薄暗い店の奥からほのかに歌声が聴こえてくる。声のする方へ近づいて行くと…それは、ラジオから流れるラテンなビートにのって踊りながら、気持ちよさそうに歌う子ワニだった。突然のぞき込まれ歌うのをやめてしまった子ワニに、ヘクターは“クロコダイル”の看板からすぐさま「ライル」と名付け、満面の笑みでその小さな手と握手を交わす。言葉は話せないけれど、奇跡の歌声をもって生まれたワニのライル。思いもよらない特別で不思議な出会いの先に、これからどのような物語が待ち受けているのだろうか?わくわくする予感に胸が高鳴る映像となっている。『シング・フォー・ミー、ライル』は2023年3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シング・フォー・ミー・ライル 2023年3月24日より全国にて公開
2022年12月23日気鋭の映画スタジオ「A24」史上No.1ヒットを記録した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』から、マルチバースに存在するミシェル・ヨーやキー・ホイ・クァンらカオスな世界観を収めた場面写真が一挙解禁となった。スクリーンデビューから約40年を迎えるミシェル・ヨーが、数々のアクション作品で披露してきた堂々たる姿とは一転、人生崖っぷちの疲れ切った主婦エヴリンを熱演する本作。燃えるカンフーアクションはもちろん、様々なマルチバースの中で目まぐるしく変わる役を演じきった。今回解禁となった場面写真は、まるでミシェル・ヨーの代表作『グリーン・デスティニー』を彷彿とさせるカンフーシーンから、SF映画のように奇妙な指を見せるエヴリン、ゴージャスなパーティー会場に佇むエヴリンの姿など、壮大なマルチバースの世界を感じさせるもの。さらに、ユーモア溢れるキャラクターたちの姿、そして謎のグーグルアイ(ギョロ目)をつけた石ころも…?本作のカオスを加速させる場面写真ばかりとなっている。さらに、本作のムビチケカードが12月16日(金)より全国で発売開始に。果たしてエヴリンは全人類を救えるのか?家族の愛を取り戻せるのか?そして随所に登場するグーグルアイは一体、何を意味するのか!?前売り特典『エブエブ』アイズシール「A24」が放つ「カンフー」と「マルチバース」の融合が全人類を救うアドベンチャーは、第80回ゴールデン・グローブ賞にて作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、監督賞、主演女優賞、助演男優賞ほか計6部門にノミネートを果たしている。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は2023年3月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2022年12月13日ロサンゼルス映画批評家協会賞が発表された。今年の作品賞はミシェル・ヨー主演『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と、ケイト・ブランシェット主演『TAR』の2作品が受賞した。1975年から48回行われているロサンゼルス映画批評家協会賞で、これまで作品賞が2作品選ばれたのは1975年の『カッコーの巣の上で』と『狼たちの午後』、1976年の『ネットワーク』と『ロッキー』、2013年の『ゼロ・グラビティ』と『her/世界でひとつの彼女』と3度あり、今回で4度目。ロサンゼルス映画批評家協会賞はアカデミー賞の前哨戦の一つであり、注目は集めているものの、作品賞がアカデミー賞の作品賞と重なることはあまりない。昨年作品賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)は、アカデミー賞では国際映画長編賞を受賞した。主な受賞者、受賞作品は以下の通り。作品賞『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『TAR』監督賞トッド・フィールド『TAR』主演俳優賞ケイト・ブランシェット『TAR』ビル・ナイ『生きる Living』助演俳優賞ドリー・デ・レオン『Triangle of Sadness』キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』脚本賞トッド・フィールド『TAR』アニメ賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(賀来比呂美)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2022年12月12日