先天的な心疾患のため、1997年と2018年に肺動脈弁の置換手術を受けたアーノルド・シュワルツェネッガーが、再び心臓手術を受けた。「(オハイオ州の)クリーブランド・クリニックの医療チームに感謝します。前回の手術で新しく換えた肺動脈弁に合う、新しい大動脈弁を得ました。気分は最高で、すでにクリーブランドの通りを散歩して、素敵な像を見て楽しんでいます」とSNSで報告した。ベッドの上で、笑顔でサムズアップしている写真や、様々な像の前で記念撮影をしているアーノルドの写真が添えられている。息子のパトリックは「お願いだから今日はワークアウトに行かないで」とジョークの効いたメッセージを送り、アーノルドと元家政婦の子どものジョセフ・バエナは「大好きだよ、父さん。もうラットスプレッド(背中の筋肉をアピールするボディビルダーのポーズ)はやった?」とやはり運動ネタのジョークでコメント欄を盛り上げている。娘のキャサリンはハートマークと両手を合わせた祈りのマークの絵文字で気持ちを伝えた。2018年に手術後目覚めた際は、自身の代表作『ターミネーター』での名ゼリフ「アイル・ビー・バック」にかけて「アイム・バック」と言ったことが明らかになっているが、今回は果たして…?(Hiromi Kaku)
2020年10月26日アーノルド・シュワルツェネッガー主演作『トータル・リコール』が、1990年12月1日の日本公開から30年を経て、4Kデジタルリマスター版で11月27日(金)より全国公開されることが決定。本作の最新キービジュアル、場面写真、特報が公開された。スクリーン一面にノンストップで映し出される真っ赤な火星での大冒険、ポール・バーホーベン監督のエクストリームなバイオレンス描写、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーによるアクション。SF映画の金字塔が、30年の時を経て映画館に帰ってくる。原作は『ブレードランナー』の原作者としても知られる巨匠フィリップ・K・ディック。壮大すぎる世界観ゆえに映画化不可能といわれていたシナリオに惚れ込んだのが、当時『ターミネーター』『コマンド―』の記録的大ヒットですでにアクションヒーローとしての地位を確立していたシュワルツェネッガーだった。『ロボコップ』のポール・バーホーベンを監督に迎え、当時の最高額となる7000万ドルもの製作費が投入された本作は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』、『ダイハード2』などの話題作を抑えて全米初登場No.1を獲得。その後7週にわたり1位の座を守り続け、世界各地でも大ヒットを記録した。この度公開された最新の特報映像には、割れたマスクの中からシュワルツェネッガーが”ドヤ顔”で現れる伝説のシーンから、真っ赤に拡がる広大な火星、ホログラムを駆使した戦闘シーンなど、同時に公開された場面写真とともに、当時の記憶を呼び覚ます名シーンの数々が映し出されている。また、同じく公開されたキービジュアルも、90年のデザインそのままに、当時からの映画ファンにとって懐かしいビジュアルとなっている。『トータル・リコール』4Kデジタルリマスター版11月27日(金)より全国公開
2020年10月09日クリス・プラット&キャサリン・シュワルツェネッガー夫妻に第1子女児が誕生した。どちらも2人の手と赤ちゃんの手を重ねている写真をインスタグラムに投稿し、報告。ライラ・マリア・シュワルツェネッガー・プラットと名付けたことも発表した。クリスは「こんなにうれしいことはない」と大喜びで「母子ともに健康」であることも伝えている。クリスのインスタにはエンタメ業界の仲間たちから祝福メッセージが殺到。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督ジェームズ・ガン、共演者のゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、ジョシュ・ブローリンや『ジュラシック・ワールド』の共演者ブライス・ダラス・ハワードらがライラちゃんの誕生を祝った。「ETonline」によると、パトリック・シュワルツェネッガーは早速ライラちゃんに対して“叔父ぶり”を発揮。記者に「赤ちゃんへの贈り物なんだ」とピンクのリボンがついたプレゼントを見せ、うれしそうだったという。おじいちゃんとなったアーノルド・シュワルツェネッガーら家族はすでに夫妻の家を訪れ、ライラちゃんに面会した。クリス&キャサリンは昨年6月に結婚。クリスには元妻アンナ・ファリスとの間に7歳の息子ジャックくんがいる。(Hiromi Kaku)
2020年08月11日ジョージ王子が22日に7歳の誕生日を迎える。前日の21日(現地時間)、ケンジントン宮殿が記念写真を公開した。母であるキャサリン妃が今月初めに撮影したものだという。公開されたのは、カーキ色のポロシャツを着用しているジョージ王子が、満面の笑みを見せている写真で、前歯のすきっ歯がなんともかわいらしい。7年間、成長を見守り続けてきた王室ウォッチャーたちから、「おめでとうございます」という祝福メッセージのほかに、「もう7歳だなんて信じられない。子どもの成長は、本当に早い」と感慨深げなコメントが多数寄せられている。ウィリアム王子が空軍のパイロットであったことから、ジョージ王子はかねてより飛行機やヘリコプターに興味津々。毎年恒例のエリザベス女王の誕生日パレード「トゥルーピング・ザ・カラー」で行われる空軍の航空ショーに釘付け。大興奮する姿が激写されている。今年は新型コロナウイルスの影響で、同イベントが縮小され、残念ながらジョージ王子のお出ましはなかった。来年に期待したい。(Hiromi Kaku)
2020年07月22日キャサリン妃が、末っ子のルイ王子の近況を明かした。新型コロナウイルスの影響で、様々な制限が出ている今日、社会的距離(ソーシャルディスタンス)は守るべきものの1つ。しかし、2歳の幼いルイ王子にとっては“お構いなし”なのだという。BBCのイベントに出席し、子連れの3家族と社会的距離を保ちながら対談したキャサリン妃は、「ルイは社会的距離を理解していないんです。外に出ると、何に対しても抱っこをしたがります。特に自分より小さな赤ちゃんに」と話した。また、ある一家の母親がルイ王子とほぼ同じ年齢の自身の息子について、「どこにでも走って行ってしまう」と話すと、キャサリン妃は「オーマイゴッド。わかります」と共感。ルイ王子も地面に降ろすとすぐに走り去ってしまうという活発な様子を明かし、笑った。ジョージ王子やシャーロット王女のエピソードも負けていない。最近の2人の食欲は果てしなく、キャサリン妃は「自分が絶え間なく動く給餌器みたいに感じます」と語った。見るたびに大きくなっている2人。次に姿を見せる時はさらに成長していそうだ。(Hiromi Kaku)
2020年07月15日21日(現地時間)、ウィリアム王子が38歳の誕生日を迎えた。前日にケンジントン宮殿のSNSアカウントが、キャサリン妃が撮影したという新しい家族写真を公開した。ウィリアム王子がブランコに乗り、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子に囲まれて笑顔を見せている写真で、今月初めに撮影されたものだという。誕生日当日には「たくさんのお祝いメッセージをありがとうございます!」とのコメントとともに、ウィリアム王子が3人の子どもたちに激しく抱きつかれている写真2枚も公開された。フォロワーに和みと癒しを提供し、コメント欄には「本当に美しい家族」、「心が温まる写真をありがとう」などのポジティブなメッセージがあふれた。21日には父の日関連の写真も投稿された。1枚目はチャールズ皇太子がウィリアム王子の肩にもたれかかり、ウィリアム王子がチャールズ皇太子の肩を抱いている写真。チャールズ皇太子がとろけるような笑みを浮かべているのが印象的。2019年12月にキャサリン妃が撮影した。2枚目は、幼いキャサリン妃が父親のマイケル・ミドルトンの膝に抱えられている写真。現在のルイ王子と写真に写る小さなキャサリン妃が瓜二つだと話題になっている。(Hiromi Kaku)
2020年06月22日平日午後に映画をお届けするテレビ東京「午後のロードショー」枠の5月15日(金)放送回は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演でフィリップ・K・ディックのSF小説を映画化した『トータル・リコール』をオンエアする。その映像が映画界のみならず多くのクリエイターに影響を与えた『ブレードランナー』。トム・クルーズ主演、スティーヴン・スピルバーグ監督のコンビで映画化された『マイノリティ・リポート』。ベン・アフレック主演、ジョン・ウー監督による『ペイチェック 消された記憶』。マット・デイモンを主役に迎えて映像化された『アジャストメント』など、発表した作品の多くが映画化されているフィリップ・K・ディックによる短編小説をベースに映画化した本作。その原作に『ターミネーター』では殺戮サイボーグを、『コマンドー』では超人的兵士を演じ、『プレデター』では異星人の戦士と戦ったかと思えば『レッドブル』ではソ連の刑事となってアメリカで大暴れ。当時アクションスターとして最盛期を迎えていたアーノルド・シュワルツェネッガーを主演に迎え、アクション要素を大胆に追加。『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』といったSFアクションから『氷の微笑』『エル ELLE』といったサスペンス、スリラーまで幅広く手掛けるポール・バーホーベンがメガホンを取った。西暦2084年。建設会社で働くクエイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、見知らぬ黒髪の美女と火星の大地に立つという不可解な内容の夢に毎晩悩まされていた。夢が気になり仕方ないクエイドは、会社の同僚に反対されながらも、記憶を売るという触れ込みの疑似旅行体験会社「リコール社」を訪れる。そこでクエイドは火星旅行を希望するが、疑似体験は失敗。さらにその帰り道、謎の男たちに襲われる。なんとか自宅に辿り着くが、今度は妻のローリー(シャロン・ストーン)までもが襲ってくる。間一髪逃れたクエイドは謎の男から渡されたビデオレターで衝撃の真実を知る…。いまの自分の記憶は植えつけられた偽りの記憶であり、本当の姿は火星を牛耳る男・コーヘイゲン(ロニー・コックス)と戦うレジスタンスの一員だというのだ…というストーリー。午後のロードショー『トータル・リコール』は5月15日(金)13時35分~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年05月15日昼下がりの名作劇場として愛される「午後のロードショー」。5月1日(金)はアーノルド・シュワルツェネッガー、ヴァネッサ・ウィリアムズらが出演した『イレイザー』をオンエアする。利害関係にある第三者から重要証人を守るための証人保護プログラム。そこには時に証人の死を演出してまで過去を消去するスゴ腕のエージェントの存在があった。証人保護プログラムエージェントのジョン・クルーガー(アーノルド・シュワルツェネッガー)が担当することになったのは、大手兵器製造会社サイレス社に勤めるリー・カレン(ヴァネッサ・ウィリアムズ)。彼女は自社が開発していた最新鋭の兵器「EM銃」、別名“レール・ガン”の密売計画を知り事実を公表しようとしていた。しかし証拠のデータを手に入れたところ、計画に加担する政府関係者に気づかれ、命を狙われていたのだ。証人保護を拒否するリーだったが、自宅にいたところを問題の最新兵器で襲撃を受ける。ジョンはリーを救出すると、安全な場所に彼女の身柄を預け痕跡を消した。リーの安全を確保したのも束の間、証人保護プログラム下の証人が次々と殺されるという事件が発生。恩師のロバート・ドゥゲラン(ジェームズ・カーン)と共にロバートの証人の保護に向かうが、ジョンは内部に裏切り者がいると睨んでいた…というストーリー。ボディビルダーとして成功し1984年、のちにシリーズ化される出世作『ターミネーター』で主演。その後は『プレデター』『トータル・リコール』『ラスト・アクション・ヒーロー』『トゥルーライズ』とアクション大作に出演を続けてきたアーノルド・シュワルツェネッガーが、証人を守るため国家と対峙する主人公・ジョン役に。R&Bシンガーとしてグラミー賞に輝き、ミュージカル女優としてトニー賞候補にノミネートされ、女優としても「デスパレートな妻たち」などで知られるヴァネッサ・ウィリアムズが“証人”カレン役で出演している。多くの作品で扱われてきた証人保護プログラムをテーマに、シュワルツェネッガーならではのパワフルなアクションでスピード感ある作品に仕上げた『イレイザー』は、5月1日(金)13時35分~テレビ東京「午後のロードショー」枠でオンエア。(笠緒)
2020年05月01日アーノルド・シュワルツェネッガーが、おじいちゃんになる。長女のキャサリン・シュワルツェネッガーが、昨年結婚したクリス・プラットとの間に第1子を妊娠したという。アーノルドにとっては初孫。「People」誌などが報じた。クリスは2017年8月に元妻アンナ・ファリスと離婚することを発表し、2018年10月に離婚が成立。キャサリンとは2018年夏から交際を始め、昨年6月に結婚した。クリスにはアンナとの間に7歳半の息子ジャックくんがいる。クリスとキャサリンおよびシュワルツェネッガー家から妊娠の発表はまだないが、先週金曜日、ゆったりめのサロペットを着用し、お腹に少しふくらみが見えるキャサリンの姿が目撃された。母親のマリア・シュライヴァーとともに、愛犬を連れて散歩をしており、時折笑顔も見られた。キャサリンは作家としての本業も順調で、「キャサリン・シュワルツェネッガー・プラット」名義で執筆した「The Gift of Forgiveness」(原題)が「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー入りを果たし、現在バーチャルブックツアーを行っている真っ最中。数日前にはクリスとともに、自身が手掛けた子ども向け絵本の「Maverick and Me」(原題)の読み聞かせも行った。(Hiromi Kaku)
2020年04月27日23日(現地時間)、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻の第3子ルイ王子が、2歳の誕生日を迎えた。前日には誕生日“本番”の予告として、ルイ王子が両手にレインボーカラーの絵の具をベッタリとつけて満面の笑みを浮かべる写真や手形写真が、ケンジントン宮殿のインスタアカウントから公開された。誕生日当日にはその両手を得意げにカメラに見せたり、両手で頬を触って顔が絵の具まみれになってしまったキュートなルイ王子の写真が新たに公開された。キャプションには「インスタグラム vs 現実」と書かれており、前日の「インスタ映えな写真」と当日の「2歳のわんぱくな男の子らしい現実」の対比を言い表している。コメント欄は祝福メッセージと「かわいすぎる」という声であふれた。全ての写真は4月にキャサリン妃が撮影したものだという。チャールズ皇太子のインスタアカウントからも、ルイ王子の未公開写真がお披露目に。チャールズ皇太子がルイ王子をギュッと抱きしめ、ルイ王子もチャールズ皇太子の首に手をまわして抱きついている白黒写真。ルイ王子の顔は見えないが、祖父と孫の愛にあふれる写真で、「美しい」と「感動的」と称賛の声が上がっている。この写真もキャサリン妃の撮影によるものだという。(Hiromi Kaku)
2020年04月24日平日午後に映画をオンエアするテレビ東京「午後のロードショー」枠の4月21日(火)本日放送回は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で、冷戦時代のソ連とアメリカの刑事が“バディ”を組むアクション大作『レッドブル』を放送する。未来から送り込まれた殺戮マシーンを演じた『ターミネーター』が大ヒット。当時のアクションスターに珍しく演技にコミカルさを取り入れた『コマンドー』。宇宙からの敵と生身で戦う主人公を説得力ある肉体で演じきった『プレデター』などでアクション俳優としての地位を確立する一方、『ツインズ』や『キンダガートン・コップ』などのコメディにも挑戦。俳優としての幅を広げ、00年代に入ると政治の世界へ進出。カリフォルニア州知事を務めたのち俳優に復帰。『ターミネーター』や『エクスペンダブルズ』シリーズなどいまもヒット作に出演を続けるシュワルツェネッガー。彼がアクションスターとして注目を浴びた80年代後半に製作された、異色の刑事アクション映画が本作。シュワルツェネッガーが演じているのは、モスクワの刑事・イワン。冷戦時代のソ連の特捜刑事ということで、非常に“堅物”なイワンが、アメリカで自分とは正反対の性格を持つ型破り刑事と“バディ”として、ともに犯人を追う。そのなかで感じるカルチャーギャップや、刑事としてのシンパシー、そこから生まれる政治背景を超えた友情が描かれていく。モスクワ警察特捜部の腕利き刑事イワン・ダンコ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は米ソにまたがる麻薬密売組織の大ボス・ビクトルを苦労の末、ようやく追いつめるのだが、ビクトルは逮捕直前の一瞬の隙をつき逃走。悔しさとやりきれなさで悩むダンコだったが、数か月後、ビクトルが交通違反で検挙され、身柄を拘束されているとの連絡がシカゴから届く。ビクトルを連行するためアメリカに向かったダンコを迎えたのは、シカゴ市警の型破り刑事リジック(ジェームズ・ベルーシ)だった。ダンコとリジックの相性は良くなかったが、ダンコはとにかくシカゴ市警に向かい、ビクトルの身柄を引き受ける。だが、空港に向かおうとした矢先、ダンコは警官に変装した一団に襲われ、ビクトルを奪われてしまう。彼の手にはビクトルの所持品の鍵だけが残っていた…。決して犯してはいけないミスを犯したダンコは、モスクワからの帰国命令を無視してビクトル逮捕を誓う…というストーリー。午後のロードショー『レッドブル』は4月21日(火)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年04月21日ライアン・レイノルズ&ブレイク・ライヴリー夫妻、テイラー・スウィフト、アンジェリーナ・ジョリー、リアーナ、アーノルド・シュワルツェネッガーなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響で食べものに困っている子どもたちや、最前線で戦う医療従事者などに寄付を行い、支援するセレブたちが増えている。日頃からチャリティー活動に熱心なジョージ&アマル・クルーニー夫妻も、6つの団体に合計1億円以上の寄付を行ったという。ジョージの代理人スタン・ローゼンフィールドが「USA TODAY」に明らかにした。内訳は、ジョージが役員を務めている「モーション・ピクチャー&テレビジョン基金」、「全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)基金」、「ロサンゼルス市長基金」にそれぞれ25万ドル(約2700万円)。この3団体に寄付することで、映画・テレビ業界で仕事を失い、生活が困難になっている人、ロサンゼルスの医療従事者やホームレスの人への支援を行った形。また、アマルの故郷レバノンのフードバンク、現在彼らが住んでいるイギリスの「国民保健サービス(NHS)」、2人が邸宅を構えているイタリアのロンバルディア州に合計で30万ドル(約3200万円)を寄付した。(Hiromi Kaku)
2020年04月10日木曜日(現地時間)、アイルランド・ゴールウェイでの公務中、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻がジョージ王子とシャーロット王女がそれぞれ最近ハマっている趣味について、明らかにした。「HELLO!」誌が報じた。出席した文化イベントで、バンドの演奏を聴いたウィリアム王子は、バンドのメンバーたちに「いつから演奏を始めたんですか?ジョージとシャーロットも連れてくることができたらよかったなぁ。きっと喜んだでしょう。ジョージはギターを習い始めたんですよ」と語った。なお、ジョージ王子は昨年「バレエの授業が大好き」とも報じられており、バレエにギターに、芸術活動を楽しんでいるようだ。次に、夫妻は体操選手が行った平均台のパフォーマンスを見た。キャサリン妃が「シャーロットが体操に夢中なんです。側転も逆立ちも、なんでもやってます。バランスや筋肉の協調の基本的なスキルになり、いいことだと思います」とアクティブなシャーロット王女の趣味について明かした。ウィリアム王子は「柔軟性もつくし、将来的な健康にもとても良いことですよね。最近私たちはシルク・ド・ソレイユを見に行って。すごく素晴らしかったです」と続けた。同イベントで、ウィリアム王子はボールジャグリングに挑戦。ボール3つでは完璧にこなし、4つにトライしたが、残念ながら失敗してしまった。しかし、キャサリン妃は「予想をはるかに超えていました。ボール4つにも挑戦するなんて。もうこれは次元の違うレベルでしょう」と喜んでいた。(Hiromi Kaku)
2020年03月06日水曜日(現地時間)、エリザベス女王から引き継ぎ、チャリティー団体「ファミリー・アクション」の新たなパトロンとなったキャサリン妃が、同団体のイベントに出席。イベントで出会った家族や子どもたちとの会話の中で、1歳7か月の第3子・ルイ王子の成長ぶりについて語った。「ETonline」によると、イベントに参加していたある小さな男の子が、「ぼく!ぼく!」と言いながら手を上げてキャサリン妃の注目を引こうとした。キャサリン妃は男の子の頬に触れ、笑顔で「まるでうちの小さなルイみたい。ルイも『ぼく、ぼく、ぼくも』と言って、私がどこかへ行こうとすると一緒に来たがるんです」と語ったという。おしゃべりも、歩くのもお手の物のようだ。また、ある女の子の細かいカールがかかったヘアスタイルに興味を示したという、キャサリン妃。女の子は「キャサリン妃は私の髪形を素敵って褒めてくれたの。『どうやってやったの?』と聞かれたから、『たくさん三つ編みにすればできるよ』って教えてあげた。そうしたら、キャサリン妃は『今夜やってみようかな』と言ってた」と語った。シャーロット王女の髪の毛にしてあげるのかもしれない。(Hiromi Kaku)
2019年12月06日11月9日、10日の全国映画動員ランキングは、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンが再集結した『ターミネーター:ニュー・フェイト』(全国378館)が初登場で首位を飾った。先週トップの『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(全国352館)は公開2週目は2位に。人気キャラクター“すみっコぐらし”初の劇場版アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(全国114館)は初登場3位に入った。公開6週目の『ジョーカー』(全国329館)は先週2位から4位に。公開2週目の『マチネの終わりに』(全国324館)は先週3位から5位になった。そのほか新作では、長月達平の人気ライトノベルをテレビアニメ化した第1期の前日談を描く『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』(全国79館)が初登場6位に。佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、田中裕子らが出演する『ひとよ』(全国268館)は初登場7位になった。次週は『i-新聞記者ドキュメント-』『アイリッシュマン』『エンド・オブ・ステイツ』『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』『影踏み』『殺さない彼と死なない彼女』『地獄少女』『ブライトバーン/恐怖の拡散者』『ベル・カント とらわれのアリア』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ターミネーター:ニュー・フェイト』2位『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』3位『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』4位『ジョーカー』5位『マチネの終わりに』6位『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』7位『ひとよ』8位『世界から希望が消えたなら。』9位『マレフィセント2』10位『冴えない彼女の育てかた Fine』
2019年11月12日話題の人気アクションシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』(公開中)を引っさげ、仲良く来日したアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトン。1作目『ターミネーター』(84)で大ブレイクし、スターダムを駆け上がったシュワルツェネッガーとリンダに、あらためて「ターミネーター」シリーズを振り返ってもらいつつ、新作の名シーンの撮影秘話を聞いた。メキシコシティの工場で働く21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)が、未来から来たターミネーターREV-9(ガブリエル・ルナ)に襲われる。彼女を守ろうと激しいバトルに巻き込まれていく、謎の女グレース(マッケンジー・デイヴィス)と、ターミネーターを宿敵として人生を送ってきたサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)。さらにT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)もこの死闘に関わっていく。『デッドプール』(15)のティム・ミラー監督がメガホンをとった本作は、シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、『ターミネーター2』(94)の世界観を踏襲した正当な続編となった。――『ターミネーター4』(09)のリンダさんは、未来のジョン・コナー宛のビデオメッセージにて声のみの出演でした。今回、久しぶりに現場復帰をされ、最初に登場したシーンは実にクールでしたが、あのシーンをご自身で観た時、どんな感想を持ちましたか?リンダ:私は、自分の出演シーンは観たくないの。たとえば、自分の出演映画を観て「イエーイ!」と喜ぶようなことは一切やらないし(苦笑)。ただ、あのシーンは、すごくインパクトがあり、演じているのも楽しかったわ。――シュワルツェネッガーさんは、あのシーンを観た時、どう思いましたか?シュワルツェネッガー:僕は撮影当時、その場にはいなかったけど、ティム・ミラー監督からその映像がコメントなしで送られてきたんだ。その映像を観た時「すごい! サラ・コナーが戻ってきた」と思った。それは鳥肌が立つほど、本当に素晴らしいと思った。――どういうところが素晴らしいと思いましたか?シュワルツェネッガー:彼女の武器の扱い方も、自信に満ち溢れた表情もすごく良かったし、とてもいいシーンに仕上がっていて、僕もうれしくなったよ。また、実際にセットに入ってリンダを見た時、彼女が1年を掛けて、どれだけ肉体改造やトレーニングをしてきたかがよくわかったよ。彼女は情熱的な完璧主義者だ。『ターミネーター』で彼女は女性ヒーローもののアクションの水準を高め、続編『ターミネーター2』では、さらにそれを高みに上げた。これ以上は無理だろうと思っていたのに、今回はまた、そこを超えてきたよ。――サラ・コナーもT-800も、とてもパワフルで強いキャラクターですが、それだけに母としてのサラが慟哭するシーンや、いろいろな経験を積んできたT-800が自身の過去を静かにかみしめるシーンがとても切なかったです。リンダ:キャラクターは、強さや弱さを持っているほうが、人間としても興味深いと思うわ。私はあのシーンを演じるために、私の内面を一番悲しいところまで掘り下げていったの。あのシーンでは、木に座ったまま動けなくて、5時間ずっと泣き続けていた。でも、それも私の仕事だからね。シュワルツェネッガー:僕自身も、T-800というキャラクターがたどってきた変遷や進化を見てきて素晴らしいと思っていたし、自分自身も演じていて、とても楽しかったよ。T-800は、ターミネーターというマシンでありながら、彼女たちを守ろうとする。また、マシンなのに、人間の子どもを育ててきたことで、何かを学んだはずで、自分がサラから何を奪ったのかも理解できるようになっている。マシンなのに、痛みのようなものを感じているんだと思う。――お二人にとって、「ターミネーター」シリーズは、人生やキャリアにとってどういう存在になりましたか?リンダ:1991年に1作目に出演した時は、まさかこのキャラクターと35年間もつきあうことになるとは誰も思っていなかったはず。でも、今振り返ってみると、サラ・コナーを演じたことで、そのあとの私の人生が決まったようなものだから、まさに人生を定義づけてくれたキャラクターだったとは思っているの。『ターミネーター2』を演じて以降は、もうシリーズには戻らないと思っていたけど、それから28年が経ち、その間にサラが何をしていたのか、どこにいたのか、そしてどういうふうに変わったのかについて、非常に興味を惹かれ、そこを知りたいと思ったから今回、参加したのよ。シュワルツェネッガー:リンダはシリーズ3本に参加し、僕は5本に出演したが、「ターミネーター」シリーズは、僕も自分のキャリアにとって重要な作品となった。1984年に作られた1作目の制作当時は、低予算で作られたアクション映画以上のものになるとは思っていなかったが、ジェームズ・キャメロンの素晴らしい脚本と演出によって、タイムズ紙のトップ10にランクインするほどの成功を収めた。批評家たちから絶賛され、ただのアクション映画ではないという位置づけもされた。実際、1作目が公開されて以降、ハリウッドでのありとあらゆるアクション映画のオファーが僕のところに殺到し、以降、自分のキャリアが上昇していった。そういう意味では、自分の人生においても大切な作品となった。また、このシリーズは何十億ドルも稼ぎ出したことで、多くの人が関わることになり、観客を楽しませることができた。いろいろな意味で素晴らしいことだと思う。――シュワルツェネッガーさんは、プレミアでは、今回で「T-800を演じるのは最後になるだろう」と言われていましたが、それは本当ですか?シュワルツェネッガー:毎回自分にとっては「これで終わり」だと思っている。実際に、最後に死んだりしてきたし(笑)。でも、次回作があるかどうかは、観客のみなさん次第だとも思っているよ。これまで、伝えたい物語があったからこそ、シリーズが続いてきたし、僕たちが誇りに思う作品になったのだから。ただ、僕たちの物語は、これで終わりなのではないかなとは思っているけど、もしかして100歳になっても、僕のガイコツを使うかもしれないね(笑)。リンダ:アーノルドがいなくなったら、私も参加したくはないわ。でも、本当にファンの方や興行収入によるのかなとも思うわ。私も今回「これで終わり」と思って演じたけど、それを私が決められる話ではないし。また、オファーされたら「しょうがないなあ」と思うのかもしれないわ。■プロフィールアーノルド・シュワルツェネッガー1947年7月30日生まれ、オーストリア出身の俳優。1970年に『SF超人ヘラクレス』で映画デビュー。1984年に『ターミネーター』のターミネーター役でブレイク。『コマンドー』(85)、『プレデター』(87)、『トータル・リコール』(90)、『ターミネーター2』(94)、『トゥルーライズ』(03)などに出演。2003年~2011年まで米・カリフォルニア州知事を務めた。そのほか「エクスペンダブルズ」シリーズや、『大脱出』(13)などに出演。ジャッキー・チェンとの共演作『レジェンド・オブ・ヴィー 中国游記』が待機中リンダ・ハミルトン1956年9月26日生まれ、アメリカ出身の女優。1984年に『ターミネーター』のサラ・コナー役でブレイク。1987年にはテレビドラマ『美女と野獣』で主演し、エミー賞、ゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネートされる。『ターミネーター2』(94)で人気を不動のものにする。パニック映画『ダンテズ・ピーク』(97)も話題に。ジェームズ・キャメロンの元妻でもある
2019年11月12日アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの最強タッグが復活し、ジェームズ・キャメロンが製作に復帰した『ターミネーター:ニュー・フェイト』。この度、“サラ・コナー”を演じたリンダがニューヒロイン“ダニー”役にナタリア・レイエスを直々に選んでいたことを明らかに。併せてキャメロンやキャスト陣の証言が詰まったダニーのキャラクター映像も公開された。公開された映像で、キャメロンは「本人は気付いていないが、未来のカギを握る人物だ」と語るのは、ナタリア・レイエス演じる本作でシリーズ初登場となるニューヒロイン、ダニー。彼女もまたターミネーターとの壮大な闘いに巻き込まれていくことになる。リンダが直感「私は彼女がいい」ナタリアはリンダと対面したオーディション時、すでにダニー役に感情的に入り込んでいたようで、思わず泣き出してしまったという。シリーズのアイコン、サラ・コナーを演じるリンダは「オーディションで一緒に読み合わせをした時に、何か私の中のものが反応したの。“私に投票権はある? 私は彼女がいいわ!”とすぐに意見したの」と語り、ナタリアとの運命的な出会いによって、彼女を指名したことを明かした。彼女たちの様子を目の当たりにしていたティム・ミラー監督も「ナタリアはとても存在感があった。まさに思い描いていたダニーそのままだったよ。信じられなかったね」と、まさにニューヒロインにはナタリアしかいないと確信したことを明かす。リンダは「母親、 友人、コーチのよう」リンダに見事選ばれたナタリアは、リンダとの共演について「本作はサラのストーリーの延長線上にあるものだから、私はいつでも彼女にアドバイスを求めていた。彼女は母親、友人、コーチのようだった。私にとって大切な存在よ」と、劇中同様に常に傍にいたリンダの存在の大きさを語る。リンダ演じる初代ヒロイン、サラ・コナーといえば、第1作『ターミネーター』ではごく普通のウェイトレスのバイトをする大学生であったが、自身の運命と向き合い、物語の終盤では未来の人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーを身ごもる。続く『ターミネーター2』では、ジョンを新たな脅威から守るべく、ターミネーターに果敢に戦いに挑んだ女性だ。キャメロンはサラについて「サラは何も知らないウェイトレスから壮大でダークな魂の旅に出る」と語るが、現代のメキシコ・シティの自動車工場で働くダニーもまた、ごく普通の日常から、突如現れたターミネーターREV-9の襲撃により壮大な闘いに巻き込まれていくという、大きな共通点を持っている。それを裏付けるように、映像内でもミラー監督が「かつてのサラ・コナーと重なる」と断言している。ナタリアは演じたダニーについて「若くて楽しいことが好きで、頑張り屋の女性よ。ターミネーターがなぜ自分を追うのかは分かっていない。サラ・コナーとグレースと一緒に助け合い、REV-9から逃げることが彼女の旅になるの」と、その魅力を語る。果たして、なぜダニーは最新型ターミネーターREV-9に命を狙われるのか。かつてのサラ・コナーのようなたくましい成長を見せてくれるのか。期待が高まる。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年11月09日アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィスらキャスト陣とティム・ミラー監督(『デッドプール』)が来日し、盛り上がりを見せている最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』。映画の中ではサングラス姿でニコリともしないシュワが、ジャパンプレミアでは日本のファンの歓迎に笑顔を振りまく姿が印象的だった。それにしても、なぜ彼は映画の中でニコリともしないのか?そもそもターミネーターは敵なのか味方なのか…?今回は最新作を存分に楽しむために、いまさら聞けない伝説的シリーズ『ターミネーター』の基本の基に迫った。そもそも、ターミネーターって何者?“終わらせるもの”という意味を持つターミネーター(terminator)とは、ターゲットの生命を文字どおり“終わらせる”まで、徹底的に追い続ける殺戮マシーン。パッと見は人間と同じで見分けがつかないが、中身は機械。全身の骨格は特殊金属で人工の筋肉や皮膚がそれを覆っている。血液も流れ、銃撃されれば傷跡もつくが、決して屈しない。何度でも立ち上がり、ミッションを完遂=ターゲットを抹殺するまで、絶対に止まらないのがターミネーターだ。ボディビルダーから転身したシュワのハマり役にジェームズ・キャメロン監督が『タイタニック』や『アバター』といった超大作を生み出す以前、駆け出しのころに手掛けた『ターミネーター』(1984年/以下『T1』)にて初登場。同作は低予算ながら世界的に大ヒットとなり、カルト的人気となった。ボディビルの世界チャンピオンから映画俳優に転身し、少しぎこちなさが伺えるシュワルツェネッガーはハマり役となり、筋骨隆々の大男が、同情や慈悲など一切ない冷酷無比なマシーンとして殺戮を繰り返す姿は世界中に衝撃を与えた。さらに、2作目『ターミネーター2』(1991年/以下『T2』)では新タイプが登場。全身が液体金属からなり、変幻自在で触れた人間そっくりになることができ、ナイフのように指先を尖らせて相手をひと突きすることも。銃撃されてもボディに穴が開くだけであっという間に塞がってしまう。そんな、さらに強力なターミネーターに世界は再び震撼。彼らと人間を見分けるには、犬を飼うしかない(吠えます)。なぜ、未来からやってくる?そんなターミネーターは、2029年の未来から過去にやってくる。その未来とはなんと、人間と人工知能(AI)がコントロールする機械が全面戦争を繰り広げている暗黒の世界。いまでこそ、ソフトバンクのPepperやAmazonのAlexaなどが登場し、ドラマ「ドクターX」でも描かれているように医療の分野で活躍したり、人間とチェスや将棋で対決したりと実用化が進み、かつては夢物語だったAIとの共存は現実となっている。だが、あの天才物理学者ホーキング博士も死の直前まで危惧していたという、“AIが招くかもしれない未来”を描いているのが本シリーズ。軍事利用されたAIが思考能力を持ち、逆に人類を襲い始める…という、博士が想像していた未来の究極に最悪なパターンが物語の舞台となっている。ターミネーターは近未来のAIが創った!ターミネーターも、AI「スカイネット」がオール人類抹殺のために創り出したものだ。シュワが演じた旧型T-800というタイプから、より無敵な『T2』のT-1000に改良を施すなど、AIは常に進化。ターミネーター自体に組み込まれたチップにも高度な学習機能があり、人間と共に過ごせば過ごすほど人間について学んでいく。なぜ、サラ・コナーは戦うのか?恐ろしいターミネーターが、『T1』で未来からやってくるのは、1984年のロサンゼルス。未来で人類軍を指揮するカリスマ的なリーダー、ジョン・コナーを“生まれてこなかった”ことにするため、その母親となるサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を抹殺しに来たのだ。当時のサラは友達とルームシェアをし、レストランでアルバイトしたり、週末には遊びに出かけたりする、ごく普通の女子大生。シュワ演じるターミネーターが同姓同名の別人を次々抹殺していく中、そんなサラ本人の前には謎のイケメン、カイルも現れる。そのカイルこそ、未来のジョンが過去の母を守るために送り込んだ兵士。カイルから将来起こる機械との戦争について聞いたサラは、暗黒の未来を変えるためにカイルとターミネーターに立ち向かう。さらに2人は、激しくも短い恋に落ち…。やがてサラは男の子を出産するが、この子こそがジョン・コナー。ちょっとややこしいが、カイルが父親なのだ。そして10年後の1994年には、今度は10歳になったジョン(エドワード・ファーロング)を襲いにターミネーターT-1000がやってくる。『T2』で母となったサラが自ら銃の扱いや護身術を学び、たくましい兵士へと一変しているのはすべてはジョンを守り、未来を変えるためなのだ。「審判の日」とは?AI「スカイネット」が勝手に核戦争を仕掛け、人類に宣戦布告した1997年8月29日のこと。30億人もの命が一瞬にして奪われ、『T2』でサラは何度もその様子を悪夢として見る。「審判の日」を阻止するため、サラがとった行動は「スカイネット」を開発したIT企業「サイバーダイン社」を襲うことだった。しかし、それは未遂に終わり、サラは警察病院の精神科に収監、母と離ればなれになったジョンは里親のもとでグレかかり、ターミネーターT-1000には命を狙われることになってしまう。なぜ、「I’ll be back/アイルビーバック」が有名に?『T1』では、シュワ演じる殺戮マシーン・ターミネーターT-800に対抗するため、ジョンは優秀な人間の兵士カイルを未来から過去に送り込んだ。そして『T2』では、より強力になったターミネーターT-1000に対抗するため、“ジョン・コナーを守る”というミッションを自らインプットしたT-800を送り込む。こちらも、もちろんシュワが演じている。傍目にはかつてサラに襲いかかり、世間をも震撼させたターミネーターとまったく同じに見えることから、サラはもちろん観る者も、あの恐怖を否が応でも思い出すことに…。ターミネーターは何度も“戻ってくる”まさに“戻ってきた”ターミネーター。もともとは、『T1』で警察に保護されたサラを襲う際、「I’ll be back」と言い残して車で突っ込んできたことが始まり。『T2』ではサラとジョンを守るため、「I’ll be back」と言い残して警官隊に立ち向かい、逃走用の車両で戻ってくることから、伝説として語り継がれるセリフとなった。とはいえ、『T2』では少年ジョンの命令も絶対なため、少々お茶目な姿を見せるシュワ・ターミネーター。片足を上げろと言われたら「下ろしていい」と言われるまで上げっぱなし、「地獄で会おうぜ、ベイビー(Hasta la vista, baby)」なんて言葉も覚えてしまった。最新作『ニュー・フェイト』では何が起こる?『T2』で、ターミネーターT-1000とのバトルに勝利したサラ・コナーたち。T-800は自身の中に組み込まれたAIチップの危険性に気づき、自ら溶鉱炉に沈んでいった。これでAI「スカイネット」の暴走や「審判の日」は回避され、30億人の命は救われた、はずだった…。だが、『ニュー・フェイト』ではまったく新しいターミネーター・REV-9(ガブリエル・ルナ)が未来からやってくる!そのターミネーターもまたAIが創り出したもので、外側はT-1000のような液体金属、内側はT-800に似た骨格で、2体に“分離”するという超強者。破壊的なダメージを受けても、約30秒ほどで元の姿に。そして本人も予告編で言うように“全身が武器”状態。初めてシュワ・ターミネーターを目にしたときの“絶対に勝ち目はない”恐怖を、改めて思い出させるには十分な脅威となっていく。しかも、表情が豊かで人好きのする笑顔を見せることもあるから、なお恐ろしい。追う者、追われる者、守る者が新たな顔ぶれにその最新型ターミネーターの新たなターゲットとなるのが、メキシコシティの自動車工場で働く家族思いの女性ダニー(ナタリア・レイエス)。また、ダニーを守るために、手術を受けて強化型スーパー・ソルジャーに改造された人間の女性グレース(マッケンジー・デイヴィス)も未来から送り込まれてくる。なぜ、ダニーがターミネーターに狙われるのか、なぜ、グレースがダニーを必死に守るのかは最新作の大きな見どころの1つ。特にマッケンジー演じるグレースは、サラ・コナーや、『エイリアン』シリーズのリプリー、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフィリオサなどに匹敵する強力ヒロイン誕生として大きな話題を呼ぶことになりそうだ。なぜ、最新作が“正当な続編”なのか『T2』以来、約30年ぶりにジェームズ・キャメロンが製作・ストーリーを担当、シュワ&リンダの再演が実現した最新作『ニュー・フェイト』。本作が“正当な続編”と呼ばれるのは、『T2』の物語からそのまま地続きになっていること。さらに、サラ・コナー役のリンダが同作ぶりに“戻ってきた”ことも重要なポイント。実はこの間、『ターミネーター3』『ターミネーター4』、そして『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などが製作されたが、これらには“シリーズの生みの親”キャメロンは直接関わっていない。“シリーズの顔”シュワ・ターミネーターは全作に登場しているものの、カリフォルニア州知事時代の『ターミネーター4』では体は別人、顔だけ『T1』時のCGという形に。ストーリー的にも『ニュー・フェイト』との関連は見られない。「審判の日」が回避されたはずなのに、再び始まってしまったターミネーターとの死闘。その衝撃の運命を、スクリーンで見届けてみてほしい。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年11月08日アーノルド・シュワルツェネッガーの完璧な肉体と容赦ないアクションで贈る『コマンドー』(’85)の4Kニューマスターが劇場公開。シュールな日本語吹き替えセリフが印象的な本作の日曜洋画劇場版吹替版も公開される本作から、シュワルツェネッガー声優、玄田哲章による新録ナレーション版予告編が解禁となった。ストーリーかつて特殊部隊を率いた男、ジョン・メイトリックスの愛娘ジェニーが誘拐された。誘拐犯たちはメイトリックスを利用し、某国の首相暗殺を企んでいた。メイトリックスはジェニーを助けるため、行きがかりで行動を共にすることになった客室乗務員のシンディとともに敵のアジトを強襲する!今回、劇場公開される4Kニューマスター『コマンドー』は、日本語字幕版と、一度聞いたら忘れられない絶妙なセリフが炸裂する1989年1月1日に放送されたテレビ朝日・日曜洋画劇場編集版。シュワルツェネッガーの声をつとめるのはもちろん、先日の『ターミネーター:ニュー・フェイト』ジャパンプレミアでもシュワ本人と再会を果たしていたベテラン声優・玄田哲章だ。予告編映像には、コマンドーが「もっと好きになりますよ」という自信たっぷりの玄田さんの新録ナレーションが収められている。『コマンドー』4Kニューマスター テレビ朝日吹替版/日本語字幕版は11月22日(金)、23日(土・祝)、24日(日)、新宿ピカデリーにて特別先行上映(24日は応援上映)、11月30日(土)より立川シネマシティ・チネチッタ川崎ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月08日11月8日公開の映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』のジャパンプレミアが6日、東京・新宿の歌舞伎町ゴジラ・ロードで行われ、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ティム・ミラー監督、玄田哲章、神田松之丞が出席した。1984年に第1作が公開されて大ヒットを記録した『ターミネーター』。その後も続編が公開されて人気シリーズとなり、第6弾となる本作は、シリーズの伝説的キャストであるアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの最強タッグ、そして、伝説の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作を担当。『ターミネーター2』の正統な続編を描いている。この日のイベントは東京・新宿の歌舞伎町にあるゴジラ・ロードにレッドカーペットが敷かれ、スペシャルイベントが開催。シュワルツェネッガーらキャスト陣と本作のメガホンを取ったティム・ミラー監督、そしてスペシャルゲストにシュワルツェネッガーの声を長年担当し、本人公認の吹替え声優でもある玄田哲章、芸能界きっての『ターミネーター』シリーズの大ファンという神田松之丞が登場した。シュワルツェネッガーは「東京の皆さん、今夜ここに来ることが出来て大変うれしく思います。前回来日した時に『I’ll be back』とお約束したのでまた戻ってまいりました」と日本のファンを喜ばせて、「今回はこのような素晴らしいキャストの皆さんやミラー監督と集まることができてうれしく思います。私たち全員がこの作品を愛しているように皆さんにも愛してもらいたですね」とアピールした。シュワルツェネッガーとはシリーズ第1弾『ターミネーター』から共演しているリンダ・ハミルトンは、映画のプロモーションとしては今回が初来日。「本当に私は日本に来れてとても幸せに思っています。ハリウッド以上に素晴らしいですね。ここにいるのがシュールな感じにさえ思えます」と驚きを隠せない様子で、「この映画はアクションやコメディーもたくさんあって、エモーションもたくさんあります。力強い素晴らしさも見えますし、素晴らしいキャストの皆さんと頑張り、お互いを高めあって作りました。誰一人欠けてもこの映画は出来なかったと思います」と作品の内容には自信を覗かせていた。映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、11月8日より全国公開。
2019年11月07日映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』ジャパンプレミアが11月6日(水)、新宿歌舞伎町ゴジラ・ロードにて行われ、来日したアーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンらが揃ってレッドカーペットを歩き、集まったファンとの交流を楽しんだ。シュワちゃん大はしゃぎ&リンダは涙もリンダは、ファンサービス中に日本のファンからの熱い思いを受け取り、感激のあまり思わず涙を流す一幕も。一方、アーノルドは大きな「シュワちゃん」コールに応えようと大はしゃぎ!フォトセッション時もキョロキョロし始め、しまいにはリンダにカメラマンのほうを向くようたしなめられ、大笑いし合う場面も見られた。さらには、途中、急に自身のスマホを取り出したアーノルドは、動画で多くのマスコミやキャスト陣と自撮りを行い、熱気のさまを収めようと躍起になっていた。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、1991年、日本でも大ヒットした『ターミネーター2』の正統な続編。メキシコシティの工場で働く21歳のダニーは、ある日、未来から来たターミネーターREV-9に襲われてしまう。同じく、未来からはダニーを守るため、スーパー・ソルジャーのグレースが送り込まれ、ターミネーターを宿敵として人生を送ってきたサラ・コナー(リンダ)も加わる。死闘を繰り広げながら、サラたちはいつしかT-800(アーノルド)にも近づいていき…。「“アイルビーバック”と約束したので戻ってきたよ!」いよいよ公開を間近に控えたプレミアとあって、アーノルドは「今夜来ることができてうれいです!前回“アイルビーバック”と約束したので戻ってきましたよ」と名台詞「I’ll be back」を用いながら親指を立てる仕草をして、ファンをさらに喜ばせる。「本当に、日本のファンを愛しています。映画はファンの皆さんの存在なしには成り立ちません。一番大切です。皆さんにも作品を愛していただきたい。アリガトウ」と最後は日本語で感謝を伝えた。リンダも、「コンニチワ」と日本語で挨拶。「いま、日本に来られてとても幸せ。ハリウッド以上に素晴らしいです」と感慨深げにステージからあたりを見渡す。「毎日すごく頑張って映画を作りました。お互い(キャスト、監督)なくしてはこの映画はできなかったので、ものすごく愛が込められています。愛をスクリーンで感じ取ってください」と作品愛を強く訴え、リンダスマイルを見せた。そのほか、ジャパンプレミアには、出演するマッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ティム・ミラー監督、さらにアーノルドの日本語吹替を務める玄田哲章、スペシャルゲストとして神田松之丞も出席した。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年11月06日人気アクションシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』(11月8日公開)を引っさげ、アーノルド・シュワルツェネッガーやリンダ・ハミルトンら主要キャスト5名がそろって来日。11月5日にベルサール六本木で開催された記者会見に登壇した。T-800役のシュワルツェネッガーとサラ・コナー役のリンダがそろって来日するのは初となり、2人は長年築いてきた友情について語り合った。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、『ターミネーター2』(91)の世界観を踏襲した正当な続編となった。メキシコシティの工場で働く21歳の女性ダニーが、未来から来たターミネーターREV-9に襲われる。そこに現れたのは、ターミネーターを宿敵として人生を送ってきたサラ・コナーで、さらにT-800もこの死闘に関わっていく。シュワルツェネッガーは、リンダについて「1984年の1作目からずっと友情を築いてきたよ。僕が(カリフォルニア州)知事になった時も、彼女は就任式に参加してくれた。リンダは、1984年に女性のアクションヒーロー像の高い基準を作り、1991年の『ターミネーター2』で、それをさらに高みに上げた。28年近く経った今回も、彼女のアクションに圧倒されたよ」と彼女のアクションを心から称えた。リンダも「アーノルドとは35年来の友情を培ってきたわ。こんなに長い間、仲良くつきある俳優は他に見当たらないわ。お互いにユーモアを交えて会話ができるのは、2人の間にそれだけ歴史があるからだと思うわ」と笑顔で顔を見合った。会見には、共演のマッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナも登壇し、3人ともハリウッドのレジェンドと言えるシュワルツェネッガーたちと共演できたことについて「感動しました」「素晴らしい経験になりました」と口をそろえて、感激していた。また、コロンビア出身の女優であるナタリアは「私は、ラテン系の人間の代表として参加させてもらったので、非常に責任を感じているの。ハリウッドでも多様性が叫ばれ、どんどん変わっていることを示したいわ」と力強く語った。
2019年11月05日全世界から大注目を集めるシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』から、 アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、そしてティム・ミラー監督の来日が決定した。『ターミネーター2』の正統な続編を描く本作は、シリーズの伝説的キャストであるアーノルドとリンダの最強タッグ、伝説の生みの親でありながらシリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作・ストーリーに復帰!さらに『デッドプール』のティム・ミラーが監督を務めるという奇跡のタッグが実現した。今回来日が決定したのは、揃っては初来日となる、T-800役アーノルドとサラ・コナー役のリンダ。そして未来から送り込まれてきた強化型スーパーソルジャー、グレース役のマッケンジー、そして監督のティム・ミラーだ。アーノルドは2015年以来4年ぶり、リンダ、マッケンジー、ミラー監督はプロモーションとしては初来日となる。さらに来日決定発表と合わせて、T-800とサラのキャラクター映像も到着した。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年10月16日アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの最強タッグの復活、そして伝説の生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に復帰した『ターミネーター:ニュー・フェイト』。この度、シリーズの伝説的存在であり、映画史に名を残す闘う女性のひとりでもある“サラ・コナー”を演じるリンダ自身が、この役を演じることへの重圧を明らかにした。一度は回避したと思われた人類滅亡の“審判の日”。だが、その危機はまだ終わってはおらず、人類の命運を握る女性ダニーを守る謎の戦士グレースと、ダニーの命を狙う最新型ターミネーター REV-9(レヴ・ナイン)の登場で話題を集めている本作。シリーズのレジェンド的存在のサラ・コナーに関してリンダは、「アイコンなんて本当に呼ばれたい人はいるのかしら?そう呼ばれてしまったら、常にその期待に応えなければいけなくなるわ」とその重圧の一端を話す。続けて「私はサラ・コナーとしてカムバックするとは思っていなかったの。人からは何十年間も質問されてきたけど、私はいつも“いいえ!”と答えてきたわ」と、本人自身も再びサラ・コナーの役を演じることはないと思っていたことを明かす。だが、リンダは本作でサラ・コナーとしてついにカムバックする。ボディーアーマーを着用し、ショットガンを片手にサングラス姿でキメるその姿は、28年前のサラと少しも違わない。むしろ、シリーズ最凶の新型ターミネーターREV-9を前にしても全く怯むことなくロケットランチャーをぶっ放す、その強気なマインドは、トラウマを抱えていた前作以上ともいえるだろう。サラを再び演じるきっかけに関してリンダは、「ある朝、私の人生経験の豊かさは、私が演じるキャラクターをさらに豊かにするものだと気づいたの」と語り、これまでの役者としての経験値が、新たなサラ・コナーを生み出すきっかけになると気づいたことを打ち明けた。彼女の試みは成功したようで、リンダは「それはサラのバックストーリーを考えることにとても役立ったわ。それは映画の中では語られることはないけれど、私の演技の中に見ることができるの」とその自信の程に触れた。一旦スイッチの入ったリンダは止まらない。リンダは「私は『サラ・コナーはそんなふうにはしないわ!銃を構える時はこうなのよ!』と、スタントウーマンに指示したわ(笑)」と、撮影現場でゲキを飛ばしたこともあったとか。リンダがこれまでの役者人生の全てを注いで誕生した、本作の“サラ・コナー”。AIと機械による人類の滅亡の危機に立ち向かう、映画史に名を残すヒロインは劇的に進化したようだ。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年10月04日ジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、シリーズの伝説的キャストであるアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの最強タッグが実現した『ターミネーター:ニュー・フェイト』。この度、2人が演じるターミネーターT-800やサラ・コナー、新キャラクターのグレースたちの壮絶な戦いを予感させる本予告と、新たなポスタービジュアルが解禁となった。一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日”。だが、その危機はまだ終わってはいなかった…。人類の命運を握る女性ダニーを守る謎の戦士グレースと、女性の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーターREV-9(レヴ・ナイン)との壮絶な攻防。そして、彼らの前に現れるサラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる…。この度、公開された新予告には、ダニー(ナタリア・レイエス)を必死で守るグレース(マッケンジー・デイヴィス)、そしてサラ・コナーとT-800たちと、人類の新たな驚異REV-9による壮絶なバトルが次々に映し出される。「未来は変えても、運命は変えられなかった…」といきなり不穏な空気からスタートする予告は、一変して人類と地球の未来をかけたド派手で壮絶なバトルシーンの応酬に切り替わる。たったひとりで“ターミネーターハント”を続けてきたサラに、“初めて見るタイプ”と言われたグレースは、未来から送られてきた謎の戦士。「私は人間よ」と語る彼女は確かに一見すると人間の女性だが、そのパワーは桁違い。彼女の圧倒的な力強さに、これで人類の未来が守られるのかと思いきや、その期待はグレースたちの前に現れた、最凶の新型ターミネーターREV-9の前にもろくも崩れ去る。『ターミネーター2』に登場したT-1000型ターミネーターから受け継いだと思しき、液体金属の特性を悪魔的に活かし、時にナイフのように、そして時に分裂までして襲いかかり、T-800が繰り出す“顔面攻撃”さえも意味もなさない、思わず手に汗握るアクション満載の新映像となっている。また、赤い眼光がさらなる恐怖を煽るREV-9のアップが印象的な新ポスターには、ショットガンを手に仁王立つサラ・コナーやT-800をはじめ、ダニーや彼女を守ろうとするグレースの姿が。炎の奥から迫りくるREV-9から、命を賭けてダニーを守ろうとする3人の決意が伝わるビジュアルとなっている。今回のターミネーターREV-9は「危険だが、同時に人好きのするキャラクター」本予告の注目ポイントは、なんといってもこれまで誰も見たこともないほどの大迫力なアクションと壮絶なバトルシーン。それぞれのキャラクターの特性を生かしたグレースとREV-9の攻防は、かつてないほど激しい。サラ・コナー役のリンダは「1991年と比べて、全てが大規模になっているのに驚いたわ!」と本作の撮影規模の大きさに驚きを隠さない。特に何度倒されても執拗に迫るREV-9の姿は、映画史に新たな名を刻む名ヴィラン誕生の予感を匂わす。『デッドプール』で世界を魅了した本作の監督ティム・ミラーは、このREV-9に関して「彼は新作のターミネーターの顔だ。恐ろしく迅速で危険だが、同時に人好きのするキャラクターなんだ」と語り、これまでのターミネーターシリーズには似つかわしくない特性を語る。ターミネーターといえば、T-800やT-1000など、笑顔を見せない無機質な雰囲気が特徴だが、確かに映像の中で時折見せる彼の優しい笑顔は、どう見ても生身の人間にしか見えない。戦闘能力だけでなく、より人間の雰囲気を持った最強の敵を相手に、サラたちは立ち向かうことになるようだ。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年09月04日アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの最強タッグが出演する『ターミネーター:ニュー・フェイト』から、アーノルド演じるT-800のアクションシーンがついにお披露目される特別映像が到着した。シリーズの顔であるアーノルド演じるT-800と伝説的キャラクターのサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)の復帰が何より話題の本作。世界最大のポップカルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル」に登場した際、アーノルドは「僕は『ターミネーター』中毒だから本作に戻ってくる必要があったんだ。みんなは、本作が本当に素晴らしいものになっているから驚くと思うよ」とファンへメッセージを送り、リンダは「キャラクターは同じだけど時がすべてを変える、ということにとても興味を惹かれたの。すごくたくさんの可能性があると感じたわ。私がサラ・コナーを更に掘り下げることができると思ったの」とカムバックを決断した理由について明かしていた。今回到着した特別映像では、アーノルド演じるT-800のアクションシーンがついにお披露目。最強の最新型ターミネーター、REV-9と対峙するその姿はファン必見。さらに激しいアクションシーンに加え、キャストたちのインタビュー、そしてメイキング映像も収録。製作に復帰したジェームズ・キャメロンは、『ターミネーター2』の正統な続編を描く本作について「手に汗握る展開に一瞬も気が抜けない」「『T1』『T2』の世界観を継承していてあの興奮と恐怖を味わえる」と明かし、リンダも「アクションは10倍のスケールで、“ウソでしょ?”の連続よ」とその凄まじさを語っている。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年08月06日22日、ウィリアム王子とキャサリン妃の長男ジョージ王子が、6歳の誕生日を迎えた。ケンジントン宮殿は、毎年恒例の誕生日記念写真をSNSに投稿。「ウィリアム王子とキャサリン妃は、ジョージ王子が6歳の誕生日を迎えることにあたり、新しい写真を公開することをとてもうれしく思っています。この写真は先日、ケンジントン宮殿の自宅の庭で、キャサリン妃が撮影したものです。みなさん、素敵なメッセージをくださりありがとうございます」とコメントも寄せた。公開された3枚の写真では、満面の笑み、はにかみ笑い、大笑いというジョージ王子の3パターンの笑顔が見られる。芝生の上で豪快に大笑いしている写真では、乳歯が抜けた口元がキュートで、最も「いいね!」を獲得している。ウィリアム王子一家がジョージ王子の誕生日をどのように祝うかは明らかになっていないが、「The Sun」紙は「一家はカリブ海のマスティク島で休暇を過ごす」と報じている。マスティク島といえば、キャサリン妃の大のお気に入りのリゾート地で、ジョージ王子が生後5か月のときや、昨年5歳の誕生日を迎えた際にも訪れている。7月の第1週からジョージ王子もシャーロット王女も学校が夏休みに入っているとのことで、まさにタイミングもぴったりだ。(Hiromi Kaku)
2019年07月22日土曜日(現地時間)、クリス・プラットとキャサリン・シュワルツェネッガーがカリフォルニア州モンテシトのホテル、サン・イシドロ・ランチで結婚した。2人はそれぞれインスタグラムで結婚式のロマンティックな写真を投稿し、どちらも「昨日は私たちの人生で最高の日でした!神、家族、愛する人たちの前で、夫婦になりました」というコメントで報告している。昨年から交際を始めた2人は、今年1月に婚約を発表していた。結婚式に出席したのは、クリス側は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督や、「Parks and Recreation」(原題)でクリスと共演しているロブ・ロウら。キャサリン側は父でアーノルド・シュワルツェネッガーや母マリア・シュライバー、弟のパトリック・シュワルツェネッガーら。「Yahoo!」によれば、クリスの元妻アンナ・ファリスもクリスとの長男ジャックくんを連れて参加したとのこと。クリスのインスタには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のカレン・ギラン、ゾーイ・サルダナ、『アベンジャーズ』のグウィネス・パルトロウ、『アクアマン』のジェイソン・モモア、『シャザム!』のザッカリー・リーヴァイなど、業界人仲間からの祝福コメントが殺到。義理の兄弟となったパトリックからも「愛してるよ、ブラザー」との書き込みが見られる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2019年06月10日マーベルの巨匠、スタン・リーは昨年亡くなったが、彼のアイディアは生き続け、アニメシリーズ「Stan Lee’s Superhero Kindergarten」(原題。直訳はスタン・リーのスーパーヒーロー幼稚園)が誕生する。「The Hollywood Reporter」などが報じた。主人公の声をアーノルド・シュワルツェネッガー(以下、シュワちゃん)が務める。スタンの生前、シュワちゃんは自身の主演作『キンダガートン・コップ』の続編をやりたいと語ったところ、スタンが「あの映画、好きだったよ。最高だった。きみが子どもたちと演技している姿も、子どもたちとコミュニケーションを取る姿もね」と感想を述べたという。それからすぐ、スタンはシュワちゃんに電話をかけ、「Stan Lee’s Superhero Kindergarten」の話を持ち掛けたそうだ。2人はアニメについて「何度も語り合い、いろんな考えを出し合った」とのこと。同アニメでシュワちゃんが演じるのは、数十年に渡りキャプテン・カレッジとして犯罪と闘ってきたという顔を持つ、体育教師のアーノルド・アームストロング。宿敵ドクター・スーペリアとの戦いでパワーを失ったが、スーパーパワーの雨が降り注いで力を持ってしまった子どもたちを教育すべく、幼稚園で教師として働いている。シュワちゃんはスタンの遺志を継ぎ、製作総指揮のひとりとしても名を連ねている。ほかの製作総指揮のアンディ・ヘイワードは「スタンはアーノルドのことを俳優としてだけでなく、本物のヒーローとして尊敬していました。いつもこの役を演じてほしいと思い描いていたんですよ」と語っている。なお、マーベル映画にカメオ出演することで知られていたスタンだが、アニメにも1話ごとにカメオ出演するという。(Hiromi Kaku)
2019年05月30日ケンジントン宮殿のアカウントが、ウィリアム王子、キャサリン妃、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が緑豊かなガーデンで自然と戯れている画像を公開した。「自然に帰る」ことをコンセプトとしたこのガーデンは、今月21日から25日に開催される「The Chelsea Flower Show」に併せて、キャサリン妃が著名な景観設計家たちと共同デザインしたものだという。キャサリン妃は、「若いときに野外で時間を過ごすというのは、子どもたちが幸せで健康的な大人になるための土台を作る役割があると信じています」とのこと。フラワーショーの開催に先立ち、一部が披露されたガーデンの画像には、小枝を持って歩いているルイ王子や、小川に素足を浸すジョージ王子&シャーロット王女、ツリーハウスで設計家と談笑するキャサリン妃の姿などが収められている。3人の子どもたちはここ数か月に渡り、キャサリン妃の「ガーデンづくり」に協力。コケや葉っぱ、小枝を集めて飾り付けを手伝ったそうだ。キャサリン妃は「私たちがつくったガーデンが、多くの家族、子どもたち、コミュニティーの刺激になり、外に出て自然やアウトドアを楽しみ、みんなで素敵な時間を過ごすきっかけになればと願っています」との思いを語った。(Hiromi Kaku)
2019年05月20日