デザイン雑貨を扱うfu-bi(フウビ)は21日、昔懐かしい8ビット時代のドット絵のようなデザインの壁掛け時計「8Bit ウォールクロック」の販売を開始した。価格は3,980円。同製品は、8ビットのパソコンやオールドMac、レトロな家庭用ゲーム機などを思わせるドット絵調のデザインが印象的なウォールクロック。文字盤がなくても時間がわかりやすいシンプルなデザインとなっている。連続秒針のスイープムーブメントを採用したことで、秒針のカチカチ音が気にならず、書斎や寝室などの静かな環境でも快適に使え、インテリア壁掛け時計として適したものとなっている。また、同製品のサイズは幅30cm×高さ30cm×厚さは2.5cm、重さは約760g。素材は、文字盤が2層MDF、針(長針、短針)がアルミニウム、時計ムーブメントがPVC。風防や動く秒針は備えていない。電源は単3形乾電池×1本(別売り)。本体とは別に、壁掛け用パーツが付属する。
2014年08月21日アスクは22日、Intelの最新チップセットIntel Z97 Expressを搭載したMSI製オーバークロック向けマザーボード「Z97 XPOWER AC」を発表した。24日より販売を開始し、店頭予想価格は49,800円前後。8層基板、16フェーズの電源を備えたオーバークロック向けマザーボードの最上位モデル。同社の品質基準である「Military Class 4」に対応するほか、オーバークロック向けの基準「OC Certified」に準拠する。また、ハードウェアの故障からマザーボードを保護する「GUARD PRO」を新たに搭載した。「Z97 XPOWER AC」には、ヒートスプレッダを取り外したいわゆる"殻割り"状態のCPUを保護する「殻割りダイガード」、マザーボード上にファンを取り付けられる「OCファンスタンド」が付属する。このほか、より柔軟なベースクロックの設定が可能となった「OCエンジン」、オーバークロックを検証するためのアプリケーションを備える。
2014年05月22日PCパーツを定格以上の周波数で動作させ、PCの性能を引き上げるオーバークロック。CPUやグラフィックスカードをオーバークロックし、動画のエンコード時間を短くしたり、より快適にゲームが動くようにしているユーザーも多いことだろう。だがメモリのオーバークロックについては、その効果が分かりにくいうえ、設定項目が多く、気軽に手を出すのが難しいのが現状だ。そんな中、Kingston Technologyから、初心者やゲーマーに向けたメモリ製品「HyperX FURY」シリーズが発売された。オーバークロックメモリは通常、BIOS画面からオーバークロック用設定を選択するか、クロックやメモリタイミングの値を自ら設定しなければ、その効果を最大限に発揮できない。オーバークロック用設定には、Intel環境用の「XMP」やAMD環境用の「AMP」があるため、これらの規格に対応したメモリを選択し、手動でBIOS画面から設定を変えるのが一般的といえる。しかし「HyperX FURY」シリーズは、システムに応じた許容範囲内で自動的にオーバークロックを行ってくれる。BIOS画面での手動設定を行うことなく、すぐにオーバークロックで使えるという特徴を備えている。今回はこの気軽にオーバークロックを体験できる「HyperX FURY」がシステムに与える影響について確認していく。○システムの許容範囲まで自動でオーバークロックKingstonのオーバークロックメモリブランド「HyperX」の中で、エントリーレベルに位置づけられているDDR3メモリ「HyperX FURY」シリーズ。スタイリッシュな小型のヒートシンクを搭載しており、CPUクーラーなどとの干渉を気にせずに取り付けが可能。動作クロックは1333MHz、1600MHz、1866MHzの3タイプが用意されており、それぞれの周波数に対して4GBと8GBのモジュールをラインナップしている。デュアルチャネル動作用に2枚一組のモデルも用意されているので、通常はこちらを選ぶことになるだろう。今回試用したのは、1866MHzの4GBのメモリを2枚1組とした「HX318C10FRK2/8」(赤)と「HX318C10FK2/8」(青)の2製品。白、黒、赤、青のカラフルな4色のバリエーションがあるが、モデルごとのスペックは同一であるため、Intel環境なら青、AMD環境なら赤といったように、好みに合わせて選ぶことができる。1866MHzで動作するメモリであるため、検証環境にも1866MHzに対応したシステムを用意した。CPUには"Richland"というコードネームで知られる、AMDの「A10-6800K」、マザーボードには、GIGABYTEの「GA-F2A85X-UP4」だ。「A10-6800K」は、組み合わせるメモリのクロックが内蔵グラフィックスの速度に影響を与えることが知られているので、メモリ速度の向上による恩恵がわかりやすいだろう。さっそくメモリを挿して起動し、BIOS画面から数値を確認。確かに何も設定しなくても、"Auto"のままクロック周波数1866GHzで動作が確認できた。メモリタイミングは「10-11-10-30」に設定されている。BIOS設定を変えることなく、初心者でも簡単にオーバークロックメモリの恩恵を受けられるのはうれしい。次ページでは、メモリクロックの向上がシステムにどんな影響を与えるか確認していこう。●オーバークロックメモリの効果をベンチマークで確認○メモリの設定情報はすべてJEDECで記録それでは「HyperX FURY」の動作を、Windows8.1上で検証することにしよう。まずはGIGABYTEのマザーボードで利用できるツール「EasyTune6」とPC内のデバイス情報を表示する「CPU-Z」で、「HyperX FURY」のメモリ情報を確認。メモリクロックやタイミングはすべて標準規格である「JEDEC」の値として記録されており、「AMP」や「XMP」の設定値は存在しない。最高で1209MHzまでの設定が書き込まれているため、システムが正式対応したり、動作保証外にはなるが手動で設定を調整したりすれば、さらに高いメモリクロックで動作させることもできそうだ。○1600MHzと1866MHzの差をベンチマークで確認それでは、ベンチマークテストでメモリの速度向上がシステムに与える影響を見ていこう。検証は「HX318C10FRK2/8」を1866MHz動作した場合と、手動設定で1600MHz動作とした場合で行った。まずは、OS上で大まかな動作を確認するために「Windows エクスペリエンス インデックススコア」を確認。Windows8.1ではコントロールパネルからスコアを直接確認できなくなったため、 Windows システム評価ツール「WinSAT formal」にて計測。1866MHz動作では、プロセッサ、メモリ、グラフィックスと、ほぼ全体にわたってスコアが向上している。メモリがAMD環境に与える影響がここまで大きいとなると、他のベンチマークテストの結果も楽しみだ。続いて3Dゲーム用のベンチマークから、グラフィックスに与える影響を確認しよう。使用したベンチマークは、Futuremarkの「3DMARK」と、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」だ。両ベンチマークとも、全体的なスコアの向上が見て取れる。特にファイナルファンタジーXIVのベンチマークでははっきりとした差が表れており、ゲームをプレイするうえでの快適度も確実に向上させてくれるだろう。なお、今回はAMD環境にて検証を行ったが、Intel環境においても同様に自動で1866MHzに設定されることが確認できた。Intel製のCPUとマザーボードでシステムを構築している方も、プラグアンドプレイによる自動メモリ設定によって簡単にオーバークロックメモリを使用可能だ。○システム全体の処理速度を向上させるKingstonメモリメモリの動作クロックは、CPUやグラフィックスカード、ストレージと比べるとなかなか体感しにくい。特定の処理能力が著しく向上するものではないからだ。しかし今回ベンチマーク等で確認したとおり、システム全体の速度を確実に向上させており、特にCPU内蔵のグラフィックス機能を利用した場合は、ゲームなどにおいてもその効果を実感できる。ハイスペックPCを所有している方が更なる性能向上を目指す場合はもちろんのこと、グラフィックスカードを追加しないエントリークラスの構成を考えている人も、メモリの速度に注目してほしい。Kingstonの「HyperX FURY」シリーズなら、設定の知識や手間なしにシステム全体の処理速度を引き上げてくれるだろう。
2014年04月28日○PCを構成する重要なパーツの一つ「メモリ」マザーボードでも、メモリのオーバークロックへの対応をうたっている製品は少なくない。だが自分で設定を行おうとすると項目の多さでつまづきやすく、結局標準のSPD設定のまま使用している方も少なくないと思う。しかし世の中にはオーバークロックメモリという製品が存在し、簡単にオーバークロック動作が行える仕組みも整えられている。そんなオーバークロックメモリの製品の一つが、今回紹介するキングストンの「HyperX」シリーズだ。キングストンといえば、個人からも法人からも厚い信頼が寄せられているDRAMモジュールシェア世界第一位の企業。その製品には期待が持てる。とはいえ、そもそもメモリのクロック周波数を上げることに意味があるのか、という時点から疑問に感じている方も少なくないだろう。今回はその疑問に応えるべく、検証を踏まえながら紹介して行きたいと思う。○XMPに対応したメモリはオーバークロック設定が書き込み済み今回お借りしたのは、キングストンのオーバークロックメモリブランド「HyperX」の中でも、特に熱分散力の優れた大型ヒートシンクを搭載した「HyperX Predator」シリーズの製品だ。動作クロックは2666MHz。Intel Z87 Express構成の標準的なメモリ速度は1333MHzもしくは1600MHzなので、倍近いクロックで動作することとなる。とはいえ、メモリアクセスタイミングもクロックの上昇とともに変化していくため、クロックが上がったからといって単純に速くなるとも限らないのが難しい点だ。一昔前であればそういったメモリクロックやアクセスタイミングを自分で設定、調整する必要があった。しかし現在はオーバークロックメモリ向け追加設定規格が策定されており、その設定を呼び出すことで簡単にオーバークロックが可能となっている。今回検証する「KHX26C11T2K2/8X」はインテルのXMPに対応しているため、マザーボードのBIOS(UEFI)画面から簡単にオーバークロックが行える。ただし、マザーボード自体がオーバークロックに耐えられなくては、肝心のメモリも本領が発揮できない。そこで今回は、サイコムの「G-Master Cutlass2-ITX-DQX」を検証用に使用させていただいた。水冷ユニットを搭載した小型ゲーミングPCで、省スペースながらもミドルハイクラスのGPUを備え、オーバークロックにも対応している。○DDR3-2666MHz動作の「KHX26C11T2K2/8X」まずは「KHX26C11T2K2/8X」の外観をチェックしてみよう。やはり目を引くのは、大きなヒートシンク。しっかりとした重量感のある厚手の金属でメモリが挟まれており、冷却効果は高そうだ。ただしその大きさゆえに、CPUクーラーとの干渉やケース内での取り回しには注意が必要。標準のメモリの高さが30mmのところ、こちらの製品は53.9mmもの高さがある。できる限り干渉を減らしたいのであれば、簡易水冷ユニットなどを利用するとよいだろう。●ベンチマークでオーバークロックメモリの実力を知ろう○メモリの設定値を確認するさっそくベンチマークを行っていきたいところだが、まずはPC内のデバイス情報を表示するソフト「CPU-Z」で、「KHX26C11T2K2/8X」と通常のDDR3-1600メモリの設定を見てみよう。まず「KHX26C11T2K2/8X」の情報を見ると、最高設定のXMP 2666MHzのほか、若干クロックを下げたXMP 2400MHz設定も用意されていることがわかる。1333MHz動作時のメモリタイミングは、CL11-13-13-32。一方通常のDDR3-1600MHzのメモリタイミングは、CL11-11-11-28となっている。○1600MHzと2666MHzの差をベンチマークで比較それでは、ベンチマークに移ろう。まずは、Windowsの動作の指針となるWindows エクスペリエンス インデックススコアから。2666MHz設定にしたところ、1600MHzよりもメモリ、グラフィックス、ゲーム用グラフィックスの数値が上昇した。予想以上に上がり幅も大きく、ほかのベンチマーク結果にも期待が持てそうだ。続いてベンチマークソフトの定番2本、「SisoftWare Sandra 2014」 の「メモリーの帯域」、および「FUTUREMARK 3DMARK」の検証結果。メモリー帯域は大幅にアップしており、数値どおりの結果が確認できる。一方、3DMarkの結果は、微増というところ。確実に効果は見込めるが、ほかのデバイスの影響力が大きそうだ。○エンコードは早くなるのか? 実アプリでの効果をチェック最後に、実際にアプリを動かしたときの速度アップを見込めるかどうか、動画のエンコードで試してみることにしよう。834MBのMP4ファイルを、ペガシスの「TMPGEnc Video Mastering Works 5」にてDivXに変換し、その速度を計測した。結果としては、1600MHz設定に比べ、2666MHz設定が2分ほどはやく変換を終えることができた。さらにサイズの大きいファイルだったり、2パスエンコード設定にした場合、その差はさらに広がることだろう。○ボトルネックを解消できる、カスタマイズ最後の一押しメモリの速度は、現状ソフト動作の必須環境にあげられることは少ない。そのため、ひとまずのバルク製品を購入し、使い続けているユーザーは多いはず。しかし今回の結果で、メモリクロックの向上はWindowsやソフトの動作速度に確実に影響していることがわかった。PCの構成を吟味しシステムを調整、すでに自分のPCに改良するところはないと思っている方にこそ、メモリの変更をぜひおすすめしたい。リスクなしに簡単にオーバークロックメモリの恩恵を受けることのできるキングストンの「HyperX」ならば、お気に入りのPCの性能を底上げする「最後の一押し」として活躍してくれるはずだ。
2013年12月27日カシオ計算機は12日、最大24本の時報を設定できる大型サイズの電波クロック「IC-4100J-9JF」を発表した。2014年1月25日より発売し、価格は15,750円。「IC-4100J-9JF」は、離れた場所からでも見やすい380mm×380mmという大型サイズを採用した。ウエストミンスターチャイムとホイッティングトンチャイム、2種類のチャイム音を収録しており、選んだチャイム音で最大24本の時報を設定できる。電波受信機能によって、時刻合わせは不要。時差を設定して液晶画面に海外都市の時刻を表示するデュアルタイムや、電波受信状態をレベル表示する電波受信インジケータなど便利な機能を搭載し、オフィスや教室などに最適としている。電源は単2形アルカリ乾電池×2本で、動作期間は約1年。本体サイズは380×380×58(厚み)mm、重量は約1,700g。
2013年12月12日