(右から)ドリップポット ¥5,000/青芳製作所・ドリッパー ¥3,500・マグカップL ¥2,000・マグカップM ¥1,800/グローカルスタンダードプロダクツ(TLB home) 目覚めの一杯、午後のひと息、そして真夜中の眠気覚しに。今や生活の中で、息抜きやギアチェンジのお供にコーヒーが欠かせません。街のあちこちで日々新しいカフェやコーヒースタンドがオープンしていますが、コーヒーを飲む機会が圧倒的に多いのは自宅や職場。となれば自分で美味しく淹れられたら最高ですよね。新潟県燕(つばめ)市はとなり町の三条市と含めた燕三条エリアとして日本金属加工の集積地。その歴史は江戸時代の釘職人までさかのぼり現在も多くの工場や職人さんが集まっていて、高品質で気の利いたデザインのプロダクトが国内外で人気になっています。コーヒーの道具もそのひとつで、ポットや抽出器具もその特性を活かしながらキッチンでのおしゃれな佇まいで愛用者が激増中。レトロモダンな青芳製作所のヴィンテージコレクション イタリアのバールにありそうな、風合いがいい具合のコーヒーポットは『青芳製作所』のヴィンテージコレクションから。「磨く」と言う技術を逆手にとって、ステンレスの表面にヴィンテージのような雰囲気を出す加工が施されています。ドリップコーヒーには欠かせない細口タイプで、お湯を細く静かに注ぐことが可能に。直火もIHもOKなのも欠かせないポイントです。コーヒー本来の味を損なわない、琺瑯製抽出器具とカップは、『GLOCAL STANDARD PRODUCTS(グローカルスタンダードプロダクツ)』のツバメシリーズから揃えてセレクト。燕市で古くから続く琺瑯メーカーの職人がひとつひとつ作られたアイテムは、錆びにくいステンレス材を使用し薄くて軽い仕上がりになっています。琺瑯加工にはコーヒー本来の香りと味を損なうことなく抽出できる特性があり、本格的な味わいを手軽に。ドリッパーの台座部分の空いた穴から注いだ分量の確認ができ、その細やかさまでクールジャパン!TLB home(ティーエルビーホーム) photograph:Masatomo Murakamistyling:TAMAtext : Momoko Yokomizo
2018年06月24日