練馬文化センター(公益財団法人練馬区文化振興協会)は、2022年2月13日(日)に「フレッシュ名曲コンサート ストラヴィンスキー/火の鳥」を開催いたします。チケットは好評販売中です。チラシデータ(おもて)練馬文化センターでは、一流オーケストラと新進気鋭の若手アーティストの演奏を身近に楽しむことができるフレッシュ名曲コンサートを、東京文化会館との共催により毎年開催しています。2月13日(日)の公演前半では、第17回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞を獲得し、若手ピアニストの中で抜群の表現力と技術力で注目の秋山紗穂が名曲シューマンの協奏曲に挑みます。後半は、大迫力のオーケストラサウンドを堪能できる、ボロディン作曲の歌劇『イーゴリ公』より「だったん人の踊り」と、ストラヴィンスキー作曲のバレエ組曲『火の鳥』(1919年版)というプログラムです。『火の鳥』の、王女をめぐり王子と魔王が繰り広げる激しい戦いの果てに迎える感動のクライマックスは必聴です。オーケストラは、55年の歴史と伝統を誇り、日本のみならず欧米やアジアでも公演を成功させるなど、「首都東京の音楽大使」たる役割も担う東京都交響楽団です。新進気鋭の若手ピアニストによる瑞々しい協奏曲と、名門オーケストラが重厚な演奏で聴かせる珠玉の名曲の数々。贅沢なプログラムをどうぞお楽しみください。【公演概要】■日時2022年2月13日(日)15:00開演(14:15開場)■場所練馬文化センター大ホール(こぶしホール)■出演梅田俊明(指揮)秋山紗穂(ピアノ)東京都交響楽団(管弦楽)■曲目モーツァルト/歌劇『フィガロの結婚』序曲K.492シューマン/ピアノ協奏曲 イ短調 op.54ボロディン/歌劇『イーゴリ公』より「だったん人の踊り」ストラヴィンスキー/バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)■チケット料金全席指定 S席 3,800円、A席 3,000円友の会 S席 3,420円、A席 2,700円 ※いずれも2枚まで学生券 S席 1,900円、A席 1,500円車いす席 1,900円(友の会1,710円)■販売情報好評販売中■練馬文化センタープレイガイド・予約電話 03-3948-9000(10:00~17:00)・WEB(要利用登録【無料】)・練馬文化センター/大泉学園ゆめりあホール 窓口(10:00~20:00)【QRコード】フレッシュ名曲コンサート(練馬)■注意事項※車いす席、難聴者イヤホンをご希望の方は練馬文化センターチケット予約電話03-3948-9000(10:00~17:00)までお申込み下さい。※未就学児の入場はご遠慮ください。※1階席A列~D列は「舞台面」として使用いたします。※新型コロナウイルス感染症対策のため、マスク着用・検温・手指消毒等にご協力ください。※本公演は、充分な感染症対策を実施した上で一部の座席を除いた全ての座席を販売いたします。※公演中止・延期以外の払戻しは行いません。あらかじめご了承ください。※新型コロナウイルス感染症の影響により公演内容が変更・中止になる場合がございます。最新情報は練馬文化センターホームページ等でお知らせします。■主催練馬文化センター(公益財団法人練馬区文化振興協会)公益財団法人東京都歴史文化財団(東京文化会館)■企画協力東京オーケストラ事業協同組合■後援一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)■問合せ練馬文化センター(公益財団法人練馬区文化振興協会)電話:03-3993-3311 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月10日ある程度年を重ねてくると、仕事や人間関係にも慣れてきて、発想が定型通りになったり…と、自分でも気がつかないうちに形式化した人生に流されてしまっているかもしれません。司令塔である脳内がサビつけば、心身のエイジングも早く進んでしまうでしょう。そこで、脱マンネリ!するために発想を転換し、新しい風を呼び込んでみませんか?今回は、清新で理知的な刺激が、細胞を生き生きと若々しい方向へシフトしてくれる音源を3枚ご紹介しましょう。ストラヴィンスキー「ピアノ作品集」の一癖二癖にドキッストラヴィンスキーって「春の祭典」とか「火の鳥」とか、大胆で仰々しいダンス音楽を作った人でしょ? などという印象をお持ちかもしれません。しかし、年代によって次々と作風を変えたことでもストラヴィンスキーは有名でした。原始的で力強い「春の祭典」と違って、「プルチネラ」というバレエ音楽はバロックか古典派のような瀟洒(しょうしゃ)な優美さがあります。また、このピアノ曲集の中の「ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調」は、彼が22歳の時の作品ですが、最初にこれを聴いて作曲者を当てられる人は、多分少ないでしょう。同じくロシアのラフマニノフかチャイコフスキーの作品だ、といわれたら信じてしまうかも。それだけ変幻自在に書ける天才なのです。とはいえ、決して過激に聴こえず、むしろ聴きやすいのにそれだけではない遊び心があちこちに仕組まれていて、聴くうちに脳ミソがシャッフルされてくるから不思議です。バルトーク「弦楽四重奏曲」が、脳の新たな場所を揺さぶる1881年、ハンガリーに生まれ、後期ロマン派や印象主義の影響を受けながら、民俗的な野性味を織り込んで独特の世界を構築したバルトーク。6曲から成る「弦楽四重奏曲」は、ベートーヴェンの16曲と並び称される名作です。この「弦楽四重奏曲」は、1908年から30年余をかけて作曲されたました。民俗舞曲を思わせる情熱的な1番から、ナチスの暴虐を逃れてアメリカに亡命する直前に、ヨーロッパへの“惜別の音楽”として作曲され、4楽章すべてに「メスト(悲しげに)」と指示がある6番まで、感情の深淵に至る様があまりにも深く描かれています。アルバン・ベルク四重奏団による珠玉の演奏も圧巻で、脳ミソの今まで使われていなかった部分が、メリメリと動き始めるのがわかるでしょう。近藤譲 作品集「表面・奥行き・色彩」が、新たな扉を開く快感2012年、アメリカの芸術・文学アカデミーの外国人名誉会員に、日本人作曲家で武満徹に続いて2人目に選ばれた、国際的に活躍する現代音楽作曲家・近藤譲をご存じですか?同年に発表され、タイトル曲を含む7曲が収められたこのCDは、聴き慣れない音楽かもしれませんが、ストラヴィンスキー、バルトークと聴いていただくのがおすすめです。感情や物語だけに支配されない美しさで、自分でも知らなかった心の領域に降りていけると思います。国内最高の現代音楽演奏集団アンサンブル・ノマドの演奏が見事で、身体感覚として新たな扉が開くのを感じるはず。近藤譲は現代音楽についてこう語っています。「現代音楽は、今まで聴いたことがない音楽を聴くおもしろさもあるけれど、それ以上に、それを聴いたことで過去の音楽が違って聴こえるおもしろさがある。実はこういうふうに聴くことができたんだ、と気づけることこそ、とても新鮮!」これって人生にも当てはまるような気がします。そんな素敵な音楽に、出会ってみませんか?・ ストラヴィンスキー「ピアノ曲集」 ・ バルトーク「弦楽四重奏曲」 ・ 近藤譲 作品集「表面・奥行き・色彩」
2015年01月02日現在上野で開催中のクラシック音楽祭「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-」で、ストラヴィンスキーをテーマにした新シリーズ「東京春祭のStravinsky」が、4月7日(土)にスタートする。「東京春祭のStravinsky vol.1 インバル&都響のストラヴィンスキー」の公演情報ロシア生まれのストラヴィンスキー(1882-1971)は、バレエ音楽の革命的傑作『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』などで知られる20世紀を代表する作曲家。指揮者、ピアニストとしても活動し、20世紀以降の芸術文化に広く影響を及ぼした音楽家のひとりだ。今回始まるシリーズの第1弾で取り上げるのは、ストラヴィンスキーの3大バレエ音楽のうちの2作品『火の鳥』『ペトルーシュカ』。演奏は、2008年のコンビ結成以降、充実の黄金期を築きあげているエリアフ・インバルと東京都交響楽団。マーラーやブルックナー、ショスタコーヴィチの作品などで卓越した手腕を発揮してきた名指揮者インバルの巧みな音楽構築、それに高い精度のアンサンブルで応える都響の演奏。ストラヴィンスキーの大作が、色彩感に満ち溢れた壮大な音絵巻になりそうだ。「東京春祭のStravinsky vol.1 インバル&都響のストラヴィンスキー」は、4月7日(土)に東京文化会館 大ホールで開催。チケットは発売中。2013年春のシリーズ第2弾では、初演100周年を記念して『春の祭典』が演奏される予定だ。また「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-」は、4月8日(日)まで東京文化会館ほか上野界隈の文化施設を中心に開催中。■東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-東京春祭のStravinsky vol.1 インバル&都響のストラヴィンスキー【日時】4月7日(土) 19:00開演【会場】東京文化会館 大ホール【出演】指揮:エリアフ・インバル管弦楽:東京都交響楽団【プログラム】バレエ音楽《ペトルーシュカ》(1947年版)バレエ音楽《火の鳥》(1910年全曲版)
2012年04月03日