フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第133回目はセイクリッドバーマンのタオ(Thao)さま。飼い主と運命的な出会いをした猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.133猫さまの話をもっと聞かせて!タオさまはこの夏で1歳の男性猫さま。タオさまが語ります。僕は庭付きの一軒家に住んでいます。外に出ることはありませんが、家で何でも狩ります。お気に入りの遊びは飼い主達と一緒にかくれんぼをして、お互いを攻撃するふりをすることです。興奮のあまり噛んだりひっかいたりして凶暴になったりもしますが、飼い主達はそんな僕を交わす術を心得たようです。まだまだ狩りは難しいです!!飼い主が在宅勤務中、休暇中、または週末で家にいる場合、僕は飼い主達をつけまわし、たくさん遊んでいます。飼い主達が不在の時は、動かずに7~8時間続けて眠ります。食事はいつも『ピュリナ プロプラン』のカリカリです。特別なときはサーモンのおこぼれをいただきます。おやつは『ウィスカス』のミルク入り。お気に入りのおもちゃはフェルトでできたモグラさん。チャームポイントは、みんな口を揃えて、青い目と、たまにする少し目を細めている表情だそう。それが僕の最大の魅力(武器)らしいです。飼い主から見たタオさまとは私は以前に数匹の猫を飼ったことがあります。前の猫はアシールといいました。彼は黒いノルウェージャンフォレストキャットで、とてもとても素敵な猫でした。彼は昨年の夏に亡くなり、私たちはたくさん泣きました。アシールが亡くなってから、あるブリーダーの小さなメス猫に会いに行ったその日、タオがじっと私を見つめて目を離しませんでした。私はメスを予約中でしたが、家に帰ったとき、タオと彼の姿が頭から離れませんでした。週末中ずっと考えて、そして気が変わって、ついにタオを予約しました。彼と出逢って目が合った日にすでに私の元に来る運命だったのでしょう。性格はとても頑固で、とても好奇心旺盛で、何事にも興味をもち、何も恐れません。 愛らしくて抱きしめたくなる彼は、腕の中でたくさん喉を鳴らします。とても柔らかい毛皮の小さなクマを抱いてるようです。青い瞳、そして毅然とした性格のタオは私にたくさんの喜びを与えてくれます。時に、タオは私たちを笑わせるナンセンスなことをたくさんしますが、家族の中ではなくてはならない存在なのです。――飼い主は、ノルウェージャンフォレストやセイクリッド バーマンなどの毛並みが長くて大きい猫さまが好きなようです。まだ1歳前のヤンチャなタオさまの魅力にすっかりやられてしまったようです。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年05月07日フランス在住のカメラマン、松永学さんによるフランスの猫さま紹介!第60回目はセイクリッドバーマン種のオスロ(Oslo)さま。2歳のセイクリッドバーマンの男性猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.60猫さまの話をもっと聞かせて!飼い主は、ブリーダーのウェブサイトで僕を見つけて、車で2時間かけて引き取りに行ったと聞いています。食事はバランスのとれたパテをいただいています。僕が飽きないように、さまざまなフレーバーの小さなカリカリを用意してくれています。家では椅子やキャットタワーの上に座るのが好きです。朝は飼い主が出かける準備でバスルームにいる時、決まって浴槽に横になって様子を眺めています。羽がついた釣り竿でよく遊んでいます。ちょっと恥ずかしがり屋なのですが、好奇心旺盛で遊び心はいつもありますよ。飼い主からのキスも大好きです。僕のことはミニスノーライオンのように見えると飼い主は言っています。――飼い主が初めて飼う猫さまがオスロさまでした。婚約者と一緒にアパートに住んで6か月くらいたった頃、お互いに動物が大好きだったので、小さな猫さまを飼うことにしたそうです。名前の由来は、初めて婚約者と行った最初の旅先であるノルウェーの首都からとりました。婚約者の誕生日に合わせたサプライズ旅行で、そんな思い出を込めてオスロと名付けたとのことです。仕事から帰ったらオスロさまがドアの後ろで待っていた時や、昼寝をするために喉を鳴らしてやってくる時は、最高の幸せを感じると言います。飼い主のことが大好きなオスロさまは、今日も浴槽から始まる日常を楽しんでいるに違いありません。取材、文・Manabu Matsunaga取材、文・Manabu Matsunaga
2022年09月17日