ヴィゴ・モーテンセンが主演を務める映画『約束の地』が6月13日(土)に日本公開されることが決定した。カンヌ映画祭で批評家連盟賞を受賞したロードムービーだ。その他の画像本作は、1882年にアルゼンチンとチリにまたがる南米大陸の南端に位置するパタゴニアを訪れた父と娘が、まだ誰もたどりついたことがない伝説の地“ハウハ”を目指す孤高の旅と、父が娘に対して愛を貫こうとする姿を描いた壮大な作品。アルゼンチン人監督リサンドロ・アロンソの才能にほれ込み、モーテンセンが父親役を熱演している。また、アキ・カウリスマキ監督ともタッグを組んでいる撮影監督ティモ・サルミネンが撮影を手がけ、35ミリフィルムで四隅が丸みを帯びた変形スタンダード・サイズで幻想的な映像世界を描出。独特の色彩と長まわしを用いて、唯一無比の映像を描き出し、高い評価を集めている。『約束の地』6月13日(土) ユーロスペースほか全国順次公開
2015年03月20日富士通研究所は12月5日、さまざまなウェアラブル機器を意識することなく利用可能な環境の実現に向け、センシングミドルウェアを開発し、省電力なアプリケーションを簡単に提供できるフレームワークを構築したと発表した。携帯電話やスマートフォンには、さまざまなセンサが搭載され、近隣の店舗検索や健康管理など新しい情報サービスに利用されてきた。近年は、多様なウェアラブル機器が登場しており、身に着けた人の場所や動きといった情報をより多く捉え、さらにきめ細かいサービスの実現が期待されている。こういった、人の状況に合わせてタイムリーに情報提供するには、機器の操作有無に関わらず、常に人の情報を採取し判断し続ける必要がある。しかし、スマートフォンやウェアラブル機器はバッテリの電力で常時稼働しているため、動作するアプリケーションや対応するサービスの開発には、センサを上手に使いこなしながら消費電力を抑える工夫が必要だった。例えば、スマート端末では、センサ用APIを通じてセンシングを使うさまざまなアプリケーションを容易に開発できるが、稼働させるセンサを必要最小限に絞り、こまめにそれぞれを電源制御するような省電力化は開発工数とノウハウが必要で、専用に作り込む必要がある。また、センシング処理を低消費電力のマイコンに任せてスマート端末本体の消費電力を抑える方法もあるが、処理内容自体は専用のファームウェアとして開発する必要がある。そこで今回、低消費電力なセンシングアプリケーションを簡単に開発できるフレームワークを開発した。このうち、センシングミドルウェアは、アプリケーションからのセンシング要求に対して、消費電力を抑えるように自動でウェアラブル機器へセンシングの処理を振り分けるものである。振り分けの手順は、まずミドルウェアは、ウェアラブル機器の接続状況を監視し、利用できるセンサの情報を収集する。次に、アプリケーションからの要求を受けたら、その要求内容とセンサの情報を照らし合わせ、個々のセンサの消費電力や通信の発生頻度などから、センシング処理を最も少ない消費電力で実行できるように稼働させるセンサの組み合わせを決定する。さらに、稼働させるセンサの組み合わせに基づいて各ウェアラブル機器に常時センシング処理を指示する。指示を出した後は、基本的にウェアラブル機器がセンシング処理を続けるため、ウェアラブル機器から通知が届くまでスマートフォン本体は低消費電力の待機状態になる。このように、アプリケーションからの要求に基づいて自動的に省電力なセンシング方法を選択して実行する。また、ウェアラブル機器側のファームウェアモジュールであるセンシングノードでは、センシングミドルウェアから送り込まれる指示に従って常時センシング処理を行う。これにより、ウェアラブル機器が備えたセンサと低消費電力のプロセッサを用いて、センサデータの取得、加工、条件判定を低消費電力で長時間継続できる。そして、ミドルウェアから新たな指示が届くことで、ノードでの処理内容が変わるため、アプリケーションに合わせてさまざまなセンシングを行うことができる。これらの技術を活用することで、常時センシングするアプリケーションを、センシングや省電力制御のノウハウがなくても簡単に開発できるようになり、センシングを活用したソリューション構築に要する開発工数を従来の約1/10に短縮すると同時に、消費電力を1/3以下に低減できる。さらに、利用するウェアラブル機器が類似の他の機器に変わっても、対応ファームウェアを備えたセンシングノードであれば、アプリケーションを作り直すことなく使うことができる。これまでは、ウェアラブル機器の省電力化をソリューションごとに行う必要があったが、同技術によってウェアラブル機器側のカスタマイズ開発を大幅に削減できるため、開発期間やコストを抑えることができ、ウェアラブル機器をさまざまなソリューションに導入して活用することが可能になる。なお、富士通研究所では、同技術の2015年度中の実用化を目指す。また、ウェアラブル機器を同技術に対応させるためのインタフェース仕様は、機器メーカーなどに公開し、対応機器の開発を促進する予定。
2014年12月05日自然派高級リゾートブランドの先駆者として知られ、タイ、ベトナム、モルディブ、中東にリゾートを有する「シックスセンシズ ホテル リゾート スパ(Six Senses Hotels Resorts Spas)」が、2015年以降に中国、セイシェル、ポルトガルと、次々と新リゾートをオープンすることを発表した。「シックスセンシズ ホテル リゾート スパ」は、1995年にインド洋モルディブに最初のリゾートをオープンし、いまではアジア中東地域に9つのリゾートと、アジア、中東、ヨーロッパ、カリブ海に28のスパを展開。国立公園として保護されてきたコンダオ諸島に初の5ツ星リゾートとしてオープンの 「シックスセンシズ コンダオ」など、フラッグシップブランドとなる「シックスセンシズリゾート」のほか、よりカジュアルに滞在できる「エバソンリゾート」、世界中の一流ホテルや高級会員制施設で提供する「シックスセンシズスパ」を展開している。タイ、ベトナム、モルディブ、オマーンなどの既存のリゾートでは、それぞれのリゾートの地域性を活かした斬新かつ独創的な体験を提供する。たとえば、著名なウェルネススペシャリストによるスパトリートメントや世界的に話題のシェフによる地域の素材を活かしたサステイナブルな料理、満天の星空を望む天体観測、海洋学者とのシュノーケリング、夜明けを待ちながらのウミガメの産卵ツアー、風と一体になるパラグライディングなど、高級リゾートならではの、ここでしかできないスペシャルな体験が用意されている。一方、同リゾートでは「自然環境そして地域社会との共生」を理念に掲げており、土に還る素材を極力使うこと、輸送による燃料消費も低減するため敷地内に自家菜園を併設するなど、環境・地域活動を積極的に展開し、企業の社会的責任を実行するという徹底したスタンスから、自然派高級リゾートの先駆者として名を馳せ、感度の高い各国のセレブリティが多く訪れているという。新たに来年以降にオープンすると発表されたのは、中国の世界遺産「青城山」に位置するアーバンリゾート「シックスセンシズ 青城山」と、115の島から成る“インドの真珠”セイシェル諸島のドラマティックなプライベートアイランドの「シックスセンシズ ジンパシヨン」、そしてヨーロッパ初となるポルトガルのポートワインの産地「ドウロバレー」にできる「シックスセンシズ ドウロバレー」の3リゾートだ。いまハネムーンや特別な記念旅行を企画しているなら、来年の新リゾートオープンを待って、いち早く最新リゾートを訪れてみるのもいいかもしれない。(text:Miwa Ogata)
2014年11月21日ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は、透過型シングルサインオンアプライアンス「Smart eGate」の新版「Smart eGate V2.0」を開発、2月17日より出荷を開始すると発表した。「Smart eGate」は、スマートデバイス、PCなどあらゆる端末から、Webブラウザ種別やクラウド/オンプレミスに関係なく、様々なWebサイトに、透過的なシングルサインオンを実現できる製品。ソリトン独自のトランスペアレント インサーション方式により、ネットワーク経路上に流れるシングルサインオン対象のWebトラフィックを透過的に解析し、Webサイト認証で要求されるID/パスワード情報等を自動挿入することでサインオンを提供する。新版では、スマートデバイス向けのセキュリティ機能の拡張と、システム導入の柔軟性の向上を図った。シングルサインオン時の認証で、ID/パスワードの入力以外に電子証明書の利用も可能になり、端末の接続元ネットワークに応じた認証スキームの変更も可能とした。これにより、同じ端末からアクセスする場合でも、社内からのアクセスには電子証明書のみで、インターネットVPN経由でのアクセスの場合には、証明書に加えてID/パスワードの組み合わせを要求するなど、必要に応じてセキュリティレベルを上げられる。また、従来の透過型(ブリッジ)に加え、シングルIP構成による透過型(フォワード)での設置も可能となり、環境に応じ柔軟な機器設置可能。さらに、大規模環境向けの冗長化機能として2つのモードを装備。「Proxyモード」で大量のWebアクセスを処理し、データベース機能のみの「DBモード」でデータベース情報の提供のみを行う。Proxyモードは無制限に、DBモードは10台まで冗長化できる。価格は360万円(500ユーザー使用権、初年度センドバック保守込、税別)~。
2014年02月10日世の中には、自分の理解を超えた人が多く存在します。あなたが働く職場にも、「あり得ねー!」と思ってしまうような人はいませんか?そこで今回は、そんなトンデモ社員に関する声を集めてみました。事実は小説より奇なり、です。■西洋文化?Nさん(サービス業)の職場は若手が多く、わりと自由な社風とのこと。そこで遭遇した「あり得ねー!」トンデモ社員とは?「ある日、デスクの上に両足を投げ出しながら電話をしている新人くんを発見!自由な社風とはいえ、それはちょっと……と思い、注意しました。『あぁ俺、アメリカ帰りなんで!!』あまりにハツラツとした答えに、『日本では足を降ろしましょう』と言うのが精いっぱい。日本企業の体質が合わなかったのか、彼はほどなくしてアッサリ退職しました」新人くんの言うことが正しいならば、ハンドルの上に両足を乗せて寝ているトラックの運転手さんは、かなりアメリカナイズですね。■母乳主義Kさん(出版業)の職場には、若くして母親となり、現在4人目の子育て中のママさんがいるそうです。とくに男性には仰天のトンデモエピソードを教えてもらいました。「30代前半のYさんは、母乳で育てることがモットーらしく、社内で『搾乳』しては会社の冷蔵庫で『冷凍保存する』ということを繰り返すんです。資料室の奥や使っていない会議室にこもって搾っているらしく、『ブシュ~』とか『ピチュッ!』といった異音が聞こえてくるのはしょっちゅう。冷凍庫を開ければ、薄黄色の母乳が入ったビニール袋が折り重なっていて、最近はどうしてもYさんの胸元にばかり目がいってしまいます。僕ら男性陣は、一体どうすればいいの!?」離乳食がはじまるまで、温かく見守ってあげましょう。ちなみに私には、搾れる乳も絞れる知恵もありません……。■匿名希望Cさん(流通業)は、中途採用希望の女性の面接で、かなり驚いたことがあったとか。「履歴書のほとんどの欄が空欄なんです。職歴はおろか、名前の欄まで!『どうしましたか?書く時間がありませんでしたか?』と尋ねると、彼女はうつむきながら静かに頭を振り、小さくこう答えました。『実は私、宝塚歌劇団に入団しておりまして……。いろいろ詳しく書けないんです……』あまりに唐突な答えに、思わず『……な、何組なんですか?』と聞いちゃいましたよ。素直でまじめそうな方でしたが、お断りしました」空欄だらけの履歴書もさることながら、タカラジェンヌが面接に来たことにビックリです。彼女たちが一般企業で働くことは「アリ」なんでしょうか?■朝一番Uさん(商社)が新入りだったころ、毎朝一番早く出社するように心がけたそうです。そこで見た光景がトンデモない事態に発展するとは……。「必ず私より先に来ていたのがR先輩。『朝、早いんですね~』と声をかけると、『起きるのが早いから……』と彼が答えたのを、私は特に疑いもしませんでした。しかし、ある日を境にR先輩がパタリと会社に来なくなった。どうしたんだろう?と思っていると、上司が部署のメンバーを全員集め、告げました。『経費横領が発覚したので、Rは懲戒解雇になりました──』後で聞いた話によると、その額なんと800万円以上!自宅のリフォーム費用なども経費で精算していたらしく、朝早く来ては経費精算書に上司の印鑑を勝手に押し、経理に回していたのだとか。もちろん驚きました。でも、あまりの額の大きさに、逆にすごい!と。また、経理のチェックって意外と甘いんだな~って思いましたね。え?やってみたくなったかって?……気が小さいんで、それはムリです(笑)」「早起きは三文の徳」ならぬ「早起きで800万円の横領」ですか。いやぁ、参考になり……ませんね。しかし、早起きが何らかの歯車を変えることは、間違いないようです。どれも、「あり得ねー!」と叫びたくなるような、トンデモ社員ばかりですね。被害にあわないように注意したいものの、自分自身がそれにならないよう、気をつけましょう。(OFFICE-SANGA 百田カンナ)
2012年08月30日ジョージジェンセンジャパンはこのほど、iPhone向けの無料ウォッチアプリをリリースした。デンマークを代表するブランドであるジョージジェンセンの伝統やデザイナー情報、メンズ・レディースのウォッチコレクションを美しい写真と3Dアニメで紹介する。好きなアイテムがあれば、FacebookやTwitterへ簡単に投稿できる。アプリはApp Storeよりダウンロードできる。なお同社ではこれを記念して、ジョージジェンセンを代表するKOPPEL(コッペル)ウォッチのストラッププレゼントキャンペーンを15日より7月31日まで実施する。期間中にジョージジェンセンの東京本店/丸の内店/梅田店のいずれかでKOPPELウォッチコレクションのケースサイズ41mmのモデルを購入した人に、レッドとブラックのストライプが凛々しい付け替え用NATOスタイルストラップをもれなくプレゼントする。キャンペーン期間中でも景品がなくなり次第終了する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日5月27日(現地時間)、ヴィゴ・モーテンセンがワシントンD.C.の空港でサッカー観戦中にエキサイトしすぎて大声をあげ、警備員に取り押さえられていたことが明らかになった。ヴィゴはダレス国際空港で搭乗を待つ間、持参のPCでサッカーのアルゼンチン・リーグの試合を観戦していたが、ご贔屓のチーム、サン・ロレンソがゴールを決めた瞬間、歓喜の雄叫びをあげて周囲を驚かせ、空港警備員から職務質問を受けたという。アルゼンチンで育ち、大のサッカー・ファンのヴィゴはサン・ロレンソの公式サイトにコラムを執筆しており、自身で今回の出来事について「『ゴーーーール!』と魂の叫びをあげて、そこらじゅうをジャンプした。まるで旅行客とスーツケースの間を怯えたシカが跳ね回ってるみたいだっただろう。みんな、なぜ僕が何度も『ピピ!(選手の愛称)』と叫んでるのか分からずにいた。僕が洩らしたか、ケガでもしたかと思っているようだった」と報告。サン・ロレンソがリーグ残留をかけて、ニューウェルズ・オールドボーイズと対戦する大事な試合だったことから、ヴィゴの応援にも熱が入りすぎたようだ。ロスタイムの4分間が告げられたとき、空港のヴィゴは警備員に「どうなさいましたか?」と腕をつかまれ、パスポートや搭乗券の提示を求められたという。警備員に状況を説明する間も「彼らの肩越しに何とかラップトップ(ノートパソコン)の画面を見ようと躍起になっていた」そうだ。サン・ロレンソは3対2で勝利し、「歓喜の叫びをあげたかったが、いまは止めておいた方が良さそうだと思った」と綴るヴィゴ。また大声を出したら、今度は搭乗させず、空港からも叩き出すと警告されて解放されたそうだ。(text:Yuki Tominaga)© KCS/アフロ■関連作品:On The Road (原題)
2012年05月31日