ブラック・アンド・デッカーは2月18日、乾湿両用のコードレスクリーナー「DEWALT DCV580」を発表した。発売は3月上旬。希望小売価格は本体のみが税別22,000円で、バッテリーと充電器がセットになった「DCV580M1」が税別47,000円となっている。DCV580は、電動工具と同じ18Vリチウムイオンバッテリーを採用した乾湿両用のコードレスクリーナー。木くずやコンクリートくず、小石などの乾いたゴミだけでなく、水や泥など湿ったゴミもパワフルに吸引できる。風を送り出すブロワ機能では、1秒間に最大15.9Lの風量でホコリやゴミを吹き飛ばす。サイズはW295×D410×H330mm、バッテリーを除く重量は3.6kg。集じん容量は7.5L。対応するバッテリーは同社製の「DCB182」「DCB180」。約60分でフル充電され、DCB182を使用した場合は最大で約26分の連続使用が可能だ。
2015年02月20日米Appleがハンドヘルドデバイスを用いたヘッドマウントディスプレイ(HMD)システムの特許を取得したことが、米特許商標局(USPTO)が公開した資料で明らかになった。17日に成立したAppleの特許は「Head-mounted display apparatus for retaining a portable electronic device with display」(US 8,957,835)。頭に装着するヘッドマウントデバイスにiPhoneのようなディスプレイを持つハンドヘルドデバイスを取り付けるHMDシステムと、その操作方法に関するものだ。考案背景の説明では、ディスプレイを備えたHMDとPCやモバイルデバイスをケーブル接続するシステムはケーブルが邪魔になって取り扱いにくく、またHMDとモバイルデバイスの両方がディスプレイを装備するというような機能の重複が生じると指摘している。そうした重複はシステム全体では、コスト、重量やサイズの無駄になる。Appleが考案したHMDシステムは2つのデバイスが直接コネクタ接続し、電気的にも一体化するコードレスシステムだ。ヘッドマウントデバイスにハンドヘルドデバイスを取り付けるとディスプレイの表示がヘッドマウント・モードに切り替わる。頭に装着したユーザーは、左右の眼の部分に配置された光学パネルを通じてハンドヘルドデバイスのディスプレイを見る。またApple Remoteのようなリモコンによる操作補助も想定している。Googleが昨年6月に開発者会議Google I/O 2014で「Google Carboard」を公開し、昨年末にCarl Zeissが「Zeiss VR One」、Samsungが「Gear VR」を発売するなど、すでにスマートフォン一体型のHMDシステムは目新しい仕組みではなくなっているが、Appleは17日に成立した特許を2008年9月に出願していた。
2015年02月19日センチュリーは18日、省スペース環境やモバイル用途に適した10.1型ワイド液晶液晶ディスプレイ「plus one HDMI(LCD-10169VH)」を発表した。USBバスパワーで動作する。2月下旬から発売し、価格はオープン、参考価格は29,700円。主な仕様は、画面サイズが10.1型ワイド、液晶パネルが光沢(グレア)タイプのIPS方式、バックライトがLED、解像度が1,366×768ドット(WXGA)、視野角が上85度・下85度・左85度・右85度、輝度が400cd/平方メートル、コントラスト比が800:1、応答速度が30ms。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×1、コンポジットビデオ×1。1.0Wのモノラルスピーカーを搭載し、専用のチルトスタンドが付属。電源はUSBバスパワーのほか、専用のACアダプタも付属する。本体サイズはW249×D34×H161mm、重量は約560g。
2015年02月18日バッテリー残量が乏しいとき、その緊急事態をやり過ごす方法のひとつに「ディスプレイの明るさ(輝度)」を下げる、というものがある。液晶パネルの消費電力は、iPhoneを構成するパーツのなかでも最大級で、その明るさを下げることはバッテリーの節約に大きく貢献する。バッテリー残量が乏しくなってからではなく、しばらく充電できそうにないとき、帰宅/帰社が遅くなりそうなとき、事前に対応しておきたいテクニックだ。ディスプレイの輝度を下げるには、コントロールセンターが便利だ。画面下部を上方向へ軽くフリックすれば表示されるので、その上部にあるスライダーを左方向へドラッグするだけでいい。電話の待ち受けとメールの受信さえできれば問題ないのであれば、左端に限りなく近い位置で十分だろう。しかし、コントロールセンターを表示しているときの画面は、通常時より若干暗くなる。これはコントロールセンターを見やすくするためのiOSによる配慮で、コントロールセンターが消えれば本来の明るさになる。スライダーから指を離すやいなや、コントロールセンターで輝度を調整しているときの明るさは、実際の明るさと変わってしまうのだ。そんな場合は、コントロールセンターの輝度スライダーをプレス(長押し)してみよう。プレスしている間だけ、画面の明るさが本来のものになる。ほんの少しの工夫だが、これで正確に狙った輝度に設定できるはずだ。
2015年02月18日アイ・オー・データ機器は21日、液晶ディスプレイ3モデルについて、ラインナップと価格を見直すとを発表した。2月下旬より実施する。今回のラインナップのリニューアル対象となるのは、4K対応28型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K281XB-A」、LEDバックライト採用21.5型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF225XBR-A」、同23型「LCD-MF235XBR-A」の3モデル。旧型番の末尾に「-A」が付き、価格はオープンとなる。店頭予想価格は、順に79,800円前後、19,800円前後、23,800円前後(いずれも税別)。それぞれの機種の詳細については、「LCD-M4K281XB-A」では「アイ・オー・データ、豊富な映像入力を備えた28型4Kディスプレイ」を、「LCD-MF225XBR-A」では「アイ・オー・データ、節電に適した21.5型フルHD液晶のスタンダードモデル」を、「LCD-MF235XBR-A」では「アイ・オー・データ、スタンダードな18.5型/23型ワイド液晶ディスプレイ」を、参照いただきたい。
2015年01月21日富士通は20日、2015年春モデルのPC新製品として、15.6型でタッチ対応のワイヤレスディスプレイを採用した「LIFEBOOK GH77/T」を発表した。発売は1月23日で、価格はオープン。店頭予想価格は税別240,000円前後。LIFEBOOK GH77/Tは、ワイヤレスディスプレイとPC本体の機能を集約したスタンドからなるPC。ノートPCでもなくデスクトップPCでもない斬新なデザインの製品だ。ディスプレイ部はタッチ操作に対応しているが、本体機能はスタンド内にあるため、タブレットとも異なる。ディスプレイ部の仕様は、画面サイズが15.6型でフルHD解像度(1,920×1,080ドット)、パネルはIPS方式。わずか9.8mmの薄さで、980gと軽い。約4.0時間のバッテリ駆動が可能だ。画面が縦長の状態で、スタンドにドッキングすることもできる。本体部の仕様は、CPUがIntel Core-i7 4712HQ (2.30GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600、ストレージが2TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。なお、本体部はバッテリを搭載しておらず、AC駆動のみとなっている。通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0、有線LANのほか、NFCにも対応。インタフェースはUSB 3.0×4、HDMI、SDカードスロット、HD Webカメラなどを備える。サイズはW185×D241×H188mm、重量は約1.9kg。「Microsoft Office Home and Business Premium」が標準で付属する。なお、GH77/Tのワイヤレスディスプレイ機能は、Wi-FiをベースとしたCavium社の技術を使用している。
2015年01月20日NECディスプレイソリューションズは16日、2,000cd/平方メートルと高輝度な47型フルHD液晶パネルを採用した業務用ディスプレイ「MultiSync LCD-X474HB」を発表した。1月23日より出荷開始予定で、価格はオープン。超高輝度パネルにより、外光が入りやすい明るい環境の元でも見やすく表示できることが特徴。また、40度までの高温耐性能も備え、気温の上昇で画面が黒く変色して映像が見えなくなってしまう黒化現象が起きにくくなっている。このほか、外光センサーにより周囲の明るさに合わせて輝度を自動調節する機能も搭載。オプションとして人感センサー内蔵のリモートコントロールキットも用意する。主なスペックは、ディスプレイが47型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、画素ピッチは0.542mm、視野角は左右/上下各178度、応答速度は10ms、コントラスト比は標準値が1300:1でダイナミックコントラスト比は200,000:1。インタフェースはDVI-D(HDCP対応)×1、DisplayPort 1.2×1、ミニD-Sub×1、HDMI×1、ステレオミニジャック×2、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN×2、RS-232C×1、リモコン入力端子×1など。10W×2のステレオスピーカーも装備する。本体サイズはW1,083.8×D146.7×H628.2mmで、重量は約26.5kg。
2015年01月16日NECディスプレイソリューションズは1月16日、超高輝度の47型液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-X474HB」を発表した。1月23日より出荷を開始する。大画面ディスプレイなどの表示機器を使用し、映像・画像を通してさまざまな情報を提供するデジタルサイネージは、公共施設や交通機関、商業施設など多くの場所で導入が進んでいる。同製品は、2000cd/m2の超高輝度液晶パネルを採用しており、外光の影響を受けやすい明るい環境下でも明瞭で見やすい映像・画像の表示が可能。また、斜めの位置から画面を見た場合でも、色合いや輝度、コントラストが変化しにくい広視野角パネルを採用しているので、優れた視認性と色鮮やかな画質表示を実現している。さらに、液晶パネルは従来モデルに比べ、高温に対する耐性が向上しており、気温上昇が引き起こす黒化現象が起こりにくく、安定した表示を維持する。そして、周囲の明るさを検知する外光センサを内蔵し、画面の明るさを、設定した輝度に自動で調節する。これにより、空間の明るさに応じた輝度を常に保ち、優れた視認性と省エネを実現する。この他、オプションの人感センサ内蔵リモートコントロールキットを使用すると、人の動きを感知して画面や音声を自動でオン/オフできるので、不要な電力の削減に貢献する。また、カスタムモードでは、表示コンテンツの切り替えや画面の輝度、音量の調節など細かい設定が可能となっている。
2015年01月16日ラトックシステムは15日、USB 3.0接続のディスプレイアダプタ「REX-USB3DP-4K」を発表した。2月上旬から発売し、価格は14,200円(税別)。PCのUSBポートに接続するディスプレイアダプタ。PCのグラフィックス機能が4K解像度の出力に対応していなくても、本機を使うことで4K解像度の画面が得られる。対応表示モードは、メイン画面を複製する複製モード、メイン画面を拡張する拡張モードの2種類。4K以外の解像度でも利用可能で、フルHD以下の解像度であれば、複数台を導入して最大6台までのマルチディスプレイ環境を構築できる。オリジナルソフト「マルチディスプレイユーティリティ」を使うことで、ディスプレイごとに異なる壁紙を指定したり、ポインタやウィンドウを別の画面に移動できるホットキー設定が可能。対応解像度は、ワイド画面の場合で3,840×2,160ドット~1,280×720ドット、4:3の場合で1,600×1,200ドット~800×600ドットとなっている。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。ホットプラグも対応している。本体サイズはW75.5×D13.9×H44mm、重量は約35g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
2015年01月15日ブラザー工業およびブラザー販売は7日、業務用ヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter」(エアスカウター)の次世代モデルを発表した。2015年1月14日~16日に東京ビッグサイトで開催の展示会「ウェアラブルEXPO」に参考出展する。AiRScouterは、離れた場所からの教育やトレーニング、医療機器のサブモニター、セキュリティ・メンテナンス業務といった利用を想定。画面を見ながら両手で作業ができるため、情報を確認するときに大きく視線を動かす必要がなく、作業効率の向上やミスの防止に貢献するとしている。次世代モデル「WD-200S」(仮型番)では、独自のフレキシブル・アームとヘッドバンドを採用。ずれにくく自然な装着感を実現し、自由なポジションにしっかり固定できるようにした。眼鏡やゴーグルの上からでも使える。ディスプレイ部分の解像度は1,280×720ドットと高く、視覚サイズは「1m先に13インチ」、画面の透過と非透過を選択でき、焦点距離(30cm~5m)を変更できるピント調整機能を搭載した。映像入力インタフェースはHDMIとアナログコンポジット、電源は内蔵バッテリおよびACアダプタだ。本体サイズは、ヘッドディスプレイ部がW70×D35×H26mm、コントロールボックスがW115×D83×H28mmとなっている。重量は、ヘッドマウントユニットが約141g、コントロールボックスが約204gだ。
2015年01月08日ブラザー工業は1月7日、業務用ヘッドマウントディスプレイの新モデル「AiRScouter WD-200S(仮)」を発表した。同社は2012年6月より業務用途に向けて「AiRScouter WD-100G/WD-100A」を販売しており、「WD-200S(仮)」はその次世代モデルとなる。1280×720(現行モデル:800×600)の画像解像度と焦点距離を変更できるピント調整機能により映像の見やすさを向上させたことで、業務内容や環境に合わせて快適に作業することができるという。装着方法も変更となった。現行モデルはメガネ型だが、新モデルでは独自のフレキシブル・アームとヘッドバンド方式を採用。ずれにくく自然な装着感を実現した。また、ディスプレイのポジションを用途に合わせて自由に固定でき、眼鏡やゴーグルの上からでも使用できる。さらに映像入力用のインターフェースとしてHDMI端子とビデオ端子を搭載し、ケーブル1本でさまざまな器機と簡単に接続することが可能となった。ブラザー工業は、離れた場所からの教育やトレーニング、医療機器のサブモニターとしての利用などを想定しており、画面を見ながら両手で作業でき、情報確認のため視線を大きく動かす必要が無いため、作業効率の向上やミスの防止に貢献するとしている。なお、同製品は1月14日~16日まで東京ビッグサイトで開催される「第1回 ウェアラブルEXPO ~装着型デバイス技術展~」に参考出品される予定だ。
2015年01月07日米Lenovoは4日(現時時間)、液晶ディスプレイ「ThinkVision」の新モデルとして、フルHD(1,920×1,080ドット)解像度の23.8型ディスプレイ「ThinkVision X24」を発表した。米国では4月の発売を予定し、価格は249ドル。Neo-Bladeパネルによる狭ベゼルが特徴の液晶ディスプレイ。ディスプレイ本体の厚さも7.5mmと薄型に仕上げた。背面カバーにはプレコートメタルを採用する。主な仕様は、パネルがNeo-Blade IPS、画面サイズが23.8型ワイド、解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)、視野角が水平垂直とも178度、輝度が250cd/平方メートル、応答速度が7ms、コントラスト比が1000:1。映像入力インタフェースは、DisplayPort×1、HDMI×1。本体サイズはW540×D220×H412.78mm、重量は3.79kg(いずれもスタンド含む)。
2015年01月06日AndroidのGoogleマップ・アプリ(マップ)のストリートビュー機能が、Googleの手作りVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ「Cardboard」に対応していた。Google CardboardのGoogle+でCardboardチームが明らかにした。マップ・アプリで地図にピンを落とす(長押し)か、または検索して表示したい場所に移動し、画面下部にあらわれる情報カードから[ストリートビュー]をタップする。ストリートビュー画面では、右下に回転用のアイコンが表示される。回転アイコンをタップして有効にすると、スマートフォンを持つ手の動きに連動して、ストリートビュー表示が動くようになる。この回転アイコンをタップではなく、ダブルタップすると、ストリートビュー表示がVR用の左右2つの表示に切り替わる。Cardboardに装着して見ると、ストリートビューをVRコンテンツとして楽しめる。Cardboardは、Googleが今年6月にGoogle I/O 2014で公開した。キットをダウンロードし、ダンボール紙、レンズ、磁石、ベルクロテープ、輪ゴムなどを使って、低コストでVRディスプレイを自作できる。
2014年12月19日ソニーは17日、対角0.23インチの超小型カラー有機ELディスプレイを備えた、アイウェア装着型の片眼用ディスプレイモジュールを発表した。2015年内に量産開始を目指し、対応アプリケーション開発のためのSDKも用意する。世界最小クラスとなる対角0.23インチの超小型カラー有機ELディスプレイと、超小型光学ユニット、スマートフォン相当の演算処理能力を有する小型制御基板を備えた小型軽量モジュール。パネルは新開発で、遮光部の最小化と画素サイズの小型化を行いながら、開口率を従来パネルの55%と比べ、95%に向上させた。また、、0.23インチの小型サイズながら、ピクセル数640×400の高解像度を実現している。搭載プロセッサはCoretex-A7。Bluetooth 3.0+High Speed、IEEE801.11b/g/n準拠の無線LANなどの通信機能も備え、スマートフォンやタブレットなどとの連携も見込む。モジュール全体で約40gと軽く、ファッション性の高い眼鏡やゴーグル、サングラスなどのアイウェアに装着でき、付け外しも可能。投影映像は、2メートル先の16インチディスプレイと同等のサイズ。想定用途としては、スポーツやエンターテイメントなど特定用途のアイウェアを販売するメーカーや、自社製品とウェアラブルデバイスとの連携を検討する電機メーカーなどへの販売を予定する。例えば、スポーツ用サングラスに装着してスマートフォンと接続し、コースマップや距離情報などを表示させるといった使い方を想定する。表示仕様はH640×V400ピクセル、表示色はRGB 24bit、色域はsRGB100%。ディスプレイ輝度が最大800cd/平方メートル、コントラスト比が10,000:1以上、ディスプレイ応答速度が0.01msec以下。搭載センサーは電子コンパス、加速度、タッチ。バッテリ容量は400mAh。重量は約40g(ディスプレイ表示部が約22g、その他が約18g)。
2014年12月17日米Googleが今年6月にGoogle I/O 2014で公開したVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ・プロジェクト「Google Cardboard」。キットをダウンロードし、ダンボール紙、レンズ、磁石、ベルクロテープ、輪ゴムなどを使って、低コストでVRディスプレイを自作できる。Andrew Nartker氏(製品マネージャー)によると、Cardboardユーザーはすでに50万人を超えた。大きな製品プロジェクトではないが、急速にコミュニティが拡大している。そこで同社は10日(米国時間)にユーザーと開発者向けにCardboardのいくつかのアップデートを発表した。ユーザー向けには、Cardboard対応アプリのコレクションページ「Apps for Google Cardboard」をGoogle Playに用意した。Googleが提供する体験アプリ「Cardboard」、ポール・マッカートニーのライブをVRディスプレイで楽しめる「Paul McCartney」など、10日時点で24個のCardboard対応アプリがリストされている。また、公開しているCardboardの仕様書をカッティングツールも考慮したものにアップデートした。開発者向けにはソフトウエア開発キット「Cardboard SDKs for Android and Unity」を公開した。同SDKによって開発者は、レンズの歪みの補正や頭のトラッキング、2画面のレンダリングといったVRに関する負担から解放され、アプリそのものの開発に集中できるようになる。
2014年12月11日サンワダイレクトは5日、液晶ディスプレイとタブレットを並べて設置可能なディスプレイアーム「液晶モニター・タブレットアーム(デュアルアーム・水平垂直3関節アーム)」を発売した。通販サイト「サンワダイレクト」での価格は21,800円。液晶ディスプレイと7~10.1型のタブレットを設置し、向きや高さを調節できるディスプレイアーム。3関節のアームを採用することで、上下や左右、奥行き、角度を自由に調節することができる。関節部分はバネ式で、一度設定すれば次回からのネジ調整が不要となる。タブレットを装着するホルダは、ワンタッチでアームから取り外しや装着が可能となっている。また、アームにはケーブルカバーを備え、ケーブルが目立たないように配線することができる。上下の調整は130~630mm、奥行きの調整は約570mm、画面の角度は上下180度、左右に180度調節できる。また180度のローテーションにも対応する。対応機種はディスプレイがVESA規格のネジ穴を備えた5kgまでのモデル、タブレットが本体サイズと重量がW160~200×D12mm/5kg内のモデル。また、天板の厚みが15~75mmのデスクに対応する。アーム本体の重量は約5.6kg。
2014年12月05日Native Instrumentsは、高解像度フルカラーディスプレイを搭載したオールインワンDJシステム「TRAKTOR KONTROL S8」を発売した。価格は13万9,800円。同製品は、TRAKTOR PRO 2用に設計されたオールインワンDJコントローラーとなっている。TRAKTORソフトウェアの情報を正確にとらえた「タッチ・アンド・シー」ワークフローを実現するふたつの高精細フルカラーディスプレイをはじめ、タッチセンシティブ・ノブ、4chの独立したオーディオミキサー、さまざまな入出力を備えた最高24bit/48khz対応のオーディオ・インタフェースなどの多彩な機能を集約した。なお、Remix DecksとDVSに対応した同社のプロフェッショナルDJソフトウェア「TRAKTOR SCRATCH PRO 2」も付属する。
2014年12月04日キヤノンは11月26日、マンモグラフィ用カラーディスプレイを開発したと発表した。乳がん診断においては、検査部位の微細な変化まで確認できるよう、診断画像を高画質・高精細に表示できるディスプレイが求められている。現在、2Dやトモシンセシスのマンモグラフィ画像はモノクロで表示されるのが一般的となっている。しかし、超音波などの検査方法では、しこりなどの組織の硬さを色の変化で示すためにカラー画像が使用されており、モノクロとカラーの両方の画像を表示することのできるディスプレイのニーズが高まっている。今回、開発されたのは、高画質・高精細で高いモノクロ表示性能を持つ30型1000万画素(4096×2560画素)対応のマンモグラフィ用カラーディスプレイである。独自の高画質技術を医療画像の表示に生かしたディスプレイを開発することで、今後の医療の発展に貢献できると考えているという。なお、キヤノンでは、詳細な仕様や価格は未定だが、2015年中に、同ディスプレイを製品化し、医用ディスプレイ市場に新規参入することを目指しているとコメントしている。
2014年11月27日アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は11月26日、デジタルパネル、ディスプレイ機器、データロガーなどを手掛ける英Lascarの4.3型多機能ディスプレイ「PanelPilotACE SGD 43-A」の販売を開始したと発表した。価格は2万8700円(税抜き)。同製品は、フルカスタマイズのGUIを簡単に開発できるディスプレイプラットフォーム。タッチスクリーン式の4.3型ディスプレイとドラッグ&ドロップで視覚的に操作できる設計ソフトウェア「PanelPilotACE デザインスタジオ」との組み合わせにより、最先端ディスプレイの開発期間を数カ月単位で短縮することができる。このうち、ディスプレイはARM 9を搭載しLinuxに対応する他、5V~30VのDC電源もしくはUSBで動作する。さらに、16ビットのバイポーラアナログ入力を4基、デジタル入出力ピンを8基、最大電流シンク10mAのアラーム出力を2基、PWM出力を4基搭載している。組み込み用に設計されており、工業用・製造用として幅広く使用できる他、医療機器や科学的研究の監視装置、公共施設の情報ディスプレイなどとしても使用できる。また、「PanelPilotACE デザインスタジオ」は、LascarのWebサイトから無料でダウンロードできる。多種多様なエレメントが揃っており、プログラムコードを入力せずに、用途に合ったマルチスクリーンのインタフェースを短時間で作成することができる。例えば、背景イメージやテキスト要素、アナログ/デジタル様式のメータ、タッチスクリーンのナビゲーション、複雑な論理ステートメントなどの定義済みエレメントのライブラリが用意されており、ディスプレイをカスタマイズすることができる。加えて、独自に作成したエレメントをインポートすることもでき、幅広い分野に対応している。そして、「PanelPilotACE デザインスタジオ」により、マルチスクリーンのインタフェースを作成した後は、USBを介してディスプレイにアップロードする。ディスプレイにはマルチ入力機能があり、ナビゲーション、測定、アナログ/デジタル表示、バス入力を行える。さらに、出力やアラームの制御などは、ユーザーがタッチスクリーン機能を使って切り替え、設定することができる。この他、USB経由で設計をアップロードする前に、開発キット(別売)を使って開発したディスプレイをテスト確認できる。
2014年11月27日ポール・マッカートニーのライブをVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイで体験できるAndroidアプリ「Paul McCartney」を米Jauntが無料公開した。Google Playから入手できる。これはJauntが同社のシネマティックVRコンテンツを体験できるように公開したもの。Paul McCartneyアプリを使って「Live and Let Die (007 死ぬのは奴らだ)」のライブ映像にアクセスでき、360度の立体3D映像をアンビソニックス・オーディオと共に楽しめる。なお、このライブは今年8月14日に米サンフランシスコで行われたコンサートで、解体が決まったキャンドルスティック・パークの最後のイベントになった。VRヘッドマウントディスプレイには、米Googleが今年6月にGoogle I/O 2014で公開した「Cardboard」を用いる。対応Androidスマートフォンは、Google Nexus 4、Google Nexus 5、Motorola Moto X、Samsung Galaxy S4、 Samsung Galaxy S5、Samsung Galaxy Nexusなど。
2014年11月21日EIZOは18日、液晶ディスプレイ「FlexScan」シリーズの新製品として、解像度が1,920×1,920ドット(アスペクト比1:1)という正方形画面の26.5型「FlexScan EV2730Q」を発表した。本体のキャビネットカラーは、ブラックとセレーングレイの2色を用意。2015年1月から3月の発売を予定しており、発表時点で価格は未定となっている。PC向けの液晶ディスプレイとしては珍しい、正方形の画面を持った液晶ディスプレイ。解像度が1,920×1,920ドットと大きいため、全体を広く使ったり、作業するアプリケーションに応じて使いやすいようにウィンドウを並べたりと、自由度が高い。液晶パネルは非光沢(ノングレア)タイプのIPS方式、表示面積は475.7×475.7mm、表示色は約1,677万色(8bit対応)、輝度は300cd/平方メートル、コントラスト比は1,000:1、応答速度(中間階調域)は5ms、視野角は水平垂直とも178度。映像入力インタフェースは、HDMI対応DVI-DとDisplayPortの2系統。USB 2.0ハブ(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)、1W+1Wのスピーカー、ステレオミニジャック音声入力、ヘッドホン端子を備える。スタンド機能は、チルトが下5度/上35度、スウィーベルが左右344度、高さ調節が最大141mm。VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW497×D245×H512.5~613.5mm、重量は約7.1kg。
2014年11月18日NECディスプレイソリューションズは6日、カラーマネジメント機能を搭載した4K対応31.5型ワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-PA322UHD-BK」と、84型モデル「MultiSync LCD-X841UHD」を発表した。11月17日から発売する。価格はオープンで、予想価格(税別)は31.5型「MultiSync LCD-PA322UHD-BK」が500,000円前後の見込み。84型「MultiSync LCD-X841UHD」は、設置などを含めて案件別の対応となる。○MultiSync LCD-PA322UHD-BK「MultiSync LCD-PA322UHD-BK」は、Adobe RGB相当の色域をカバーする31.5型ワイド液晶ディスプレイ。3,840×2,160ドット(4K)解像度に対応するIPS液晶パネルを採用し、光学フィルムの最適化で黒の締まりを改善。映像編集など、暗い環境で作業する場合の表示品質が向上している。液晶パネル面にはギラツキを抑える「アンチ・スパークリング・フィルム」を使用。画像処理エンジンには「SpectraViewエンジン」を搭載し、3次元ルックアップテーブルと独自の色変換アルゴリズムにより、白色点 / 色域 / ガンマなどの調整がディスプレイ単体で可能だ。内蔵カラーセンサが秒単位で自動補正を行う「セルフカラーコレクション」や、ムラ補正機能(UNIFORMITY)など高度な機能も備える。「マルチピクチャー機能」では、画面を分割して複数の入力信号を同時に表示可能。画面分割は2画面 / 3画面 / 4画面に対応する。1つの入力を最大4画面にコピーして表示し、異なるピクチャーモードで比較できる「リアルタイムプレビュー機能」も利用できる。「UHDアップスケーリング機能」では、入力信号の解像度が4Kに満たない場合、足りない画素を補間して表示する。オプションのソフト「SpectraView II」とカラーセンサ「LCD-MDSVSENSOR3」を用いることで、高精度に色の調節やガンマ補正ができるハードウェアキャリブレーションをサポート。キャリブレーション目標値(輝度 / 色温度 / ガンマ)を設定するだけで、自動的にディスプレイの調節とICCプロファイルの作成 / 保存が行える。ベースデータの基準値を外部カラーセンサの測定値に書き換える「ベースキャリブレーション機能」にも対応。そのほか主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、視野角が上下左右とも176度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が10ms(GtoG、RESPONSE IMPROVEオン時)。映像入力インタフェースは、HDMI×4、DVI-D×2、DisplayPort×2。USB 3.0ハブのダウンストリームポート×3、アップストリームポート×2を装備。2W+2Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上30度/下5度、スイーベルが90度、150mmの高さ調節、ピボットが可能だ。本体サイズはW744.8×D301.6×H468.4~618.4mm、重量は約20.5kg。○MultiSync LCD-X841UHD「MultiSync LCD-X841UHD」 は、3,840×2,160ドット(4K)対応の84型ワイド液晶ディスプレイ。受注生産で提供される。「マルチピクチャー機能」により、2画面 / 3画面 / 4画面の画面分割に対応。ほかにも「リアルタイムプレビュー機能」やムラ補正機能(UNIFORMITY)などを搭載する。NFCセンサを内蔵しており、対応スマートフォンなどをかざすことで、ディスプレイの設定情報 / 動作ログの読み出し / 書き込みが可能。電源がオフの状態でも使用できる。主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、視野角が上下左右とも178度、輝度が500cd/平方メートル、コントラスト比が1,400:1、応答速度が12ms(GtoG)。映像入力インタフェースは、HDMI×4、DVI-D×2、DisplayPort×1。USB 2.0対応のダウンストリームポート×1、アップストリームポート×1と、10W+10Wのステレオスピーカー、制御用の10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN×1を搭載する。リモコンが付属し、本体サイズはW1931×D85×H1117mm、重量は約70.5kg。
2014年11月06日韓国LG Displayは30日(現地時間)、0.7mmという極狭ベゼル幅の5.3インチスマートフォン用ディスプレイを開発したと発表した。同社の発表によると、0.7mmというベゼル幅は世界最狭だという。同社が新開発したことを発表した5.3インチディスプレイは、世界最狭だという0.7mmのベゼル幅が特徴。開発にはパネルの回路板とバックライトユニットを装着するために接着剤を使用する「Neo Edge」技術、タッチパネルをLCDモジュールに埋め込む「AIT」技術を採用している。こうした技術を使うことで、ベゼル幅を狭くするだけでなく、コストの削減や防水性の向上に繋がるという。このディスプレイは11月より量産を開始し、中国市場向けのスマートフォンにて搭載される予定となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日ユニットコムは30日、同社の「iiyama PC」ブランドより、3200×1800ドット(QHD+)と高解像度の13.3型ディスプレイを搭載したゲーミングノートPC「13GSX7100」シリーズを発表した。即日販売を開始し、価格は134,979円から。スタンダードモデル「13GSX7100-i5-REB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4210M(2.60GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリが8GB PC3-12800(8GB×1)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 860M 2GB、光学ドライブは非搭載、ディスプレイが13.3型QHD+(3200×1800ドット)光沢IPS液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成の価格は税別124,980円から。上記構成からOSにWindows 7 Professional 64bitを搭載した場合の価格は140,379円から。上位モデル「13GSX7100-i7-RSB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリが8GB PC3-12800(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 860M 2GB、光学ドライブは非搭載、ディスプレイが13.3型QHD+(3200×1800ドット)光沢IPS液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成の価格は税別151,179円から。上記構成からOSにWindows 7 Professional 64bitを搭載した場合の価格は156,579円から。最上位モデル「13GSX7100-i7-RRB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4810MQ(2.80GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリが16GB PC3-12800(8GB×2)、ストレージが120GB SSD + 1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 860M 2GB、光学ドライブは非搭載、ディスプレイが13.3型QHD+(3200×1800ドット)光沢IPS液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成の価格は税別186,819円から。上記構成からOSにWindows 7 Professional 64bitを搭載した場合の価格は192,219円から。
2014年10月30日LGエレクトロニクス・ジャパンは30日、アスペクト比が21:9の"曲面"34型ワイド液晶ディスプレイ「34UC97-S」を発表した。10月30日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は132,000円前後(税別)。曲面型IPSパネルを採用する34型ワイド液晶ディスプレイ。狭額ベゼル+曲面パネルによって、映像への没入感を高めている。左右が内側にカーブしていることで、視覚移動が少なくなり、目の負担も軽減する。sRGB 99%以上の色域表示が可能で、眼精疲労の原因とされるフリッカーやブルーライトを抑えるモードも搭載。7W+7WのステレオスピーカーとWaves社の音声ツール「MaxxAudio」の搭載により、高品質なサウンドを出力する。そのほかにも、1画面に2つの機器の画面を同時に出力する「Dual Linkup」機能や、付属ソフト「Screen Split」によるウィンドウの自動分割など、多彩な機能を搭載する。主な仕様は、画面サイズが34型ワイド、解像度が3,440×1,440ドット、アスペクト比が21:9、液晶パネルがIPS方式、視野角が水平178度 / 垂直178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(最大5,000,000:1)、応答速度が5ms。映像入力インタフェースはHDMI×2、DisplayPort×2。3ポートのUSB 3.0ハブ機能とThunderbolt2×2基を搭載。スタンドのチルト角度が上15度/下5度。VESAマウント100mmに対応。本体サイズはW831×D226×H473mm、重量は9kg。
2014年10月30日アドバンテストは10月27日、次世代ディスプレイドライバIC向けテストシステム「T6391」を発表した。同装置は、多ピン化、高速インタフェース化、多機能化といった、次世代ディスプレイドライバICの技術トレンドに対応するテスト・プラットフォームで、同社が提供するディスプレイドライバICテスタ「T6300シリーズ」の後継機種として、TDL言語など従来同様の使用環境を継承しつつデータ処理および伝送速度を改善することにより、テスト・スループットを向上することを可能としたもの。多ピンデバイス、高速インタフェース、アナログ回路やメモリなど、ディスプレイドライバICに求められるさまざまあ機能のテストをカバー可能で、高スループットのテストを実現する高速伝送路や、複数のチップを同時にテストできる512のI/Oチャンネルを備えているほか、最大3584ピンのLCDチャンネルは、フルHDやWXGA、スマートフォン向けのHD720といった高画質の映像規格向けドライバICのテストもカバーすることが可能だという。また、I/Oピンは最大1.6Gbpsの周波数で動作し、モバイル機器の標準インタフェース規格であるMIPI向けディスプレイICをテストすることも可能なほか、モジュールを追加することで、4Kなどの次世代テレビ向けのディスプレイICのテストに必要な最大6.5Gbpsまで高速化が可能。さらに、アナログ機能のテストに対応した16チャンネルのAWG(arbitrary wave form:アナログテスト用の任意波形発生器)およびデジタル・キャプチャを備えており、タッチセンサ機能を搭載したディスプレイICのテストも可能なほか、ロジック回路のテストを効率化するSCPG(scan pattern generator)、メモリテスト用のパターンを発生するALPG(algorithmic pattern generator)、メモリセルのフェイル解析に用いるAFM(address fail memory)などの機能も揃えているという。なお、同装置の出荷開始は2014年12月末を予定しているという。
2014年10月27日米Actiontec Electronics inc.は20日、MiracastとWiDiに対応したワイヤレスディスプレイレシーバー「ScreenBeam Pro」と「ScreenBeam Mini2」を発表した。12月より発売し、価格はオープン。○ScreenBeam Pro「ScreenBeam Pro」は、2.4GHz帯と5GHz帯(屋内専用)のIEEE802.11a/b/g/n無線LANに対応するワイヤレスディスプレイレシーバー。MiracastやWiDiが利用可能な携帯端末の映像を、ワイヤレス受信できる。携帯機器とレシーバー間はピアツーピアで接続されるため、面倒な設定も必要ない。1080p解像度の入力が可能で、オーディオ形式は5.1chに対応。最短66m秒(2フレーム)以内の表示を可能にしている。インタフェースはHDMIで、HDCP2.1以上に対応するコンテンツを再生可能。本体サイズはW78×D75×H20mm、重量は約62.5g。対応OSはWindows 7 / /8 / 8.1。Android 4.2以降。○ScreenBeam Mini2HDMI端子に直結するタイプのモデル。オーディオ形式はリニアPCMに対応し、電源は1AのUSB給電に対応。本体サイズはW29.5×D98×H12mm、重量は39.5g。そのほかの仕様は「ScreenBeam Pro」とほぼ共通。
2014年10月20日10月17日、日本国内の報道関係者向けに行われたアップルのハンズオンイベントにて、同日より出荷開始となったiMac Retina 5Kディスプレイモデルが展示された。5,120 × 2,880ピクセルという広大なピクセルの海には、実際に見なくては分からない生々しさが溢れていた。○画面を見ている気がしない没入感27インチという画面サイズ自体が、目の前に座った時に視界を覆うのにはすでに十分だが、そこに詰め込まれたピクセル数は1,470万。もう液晶画面を見ている気が全くしない。紙ともポジフィルムとも違う、繊細で広大でぬるんとした何かだ。iPhone 4で初めてRetinaディスプレイが登場した時、その解像度が人間の網膜を上回るもの、つまり理論的には人の目にピクセルが見えないものと謳われていた。確かに、Retinaディスプレイ搭載のiPhoneやiPadを使っていて、ピクセルのある液晶画面のように感じることは全くない。しかし、このiMac Retina 5Kディスプレイモデルはその感覚を簡単に過去のものへと置き去りにする。網膜レベルでは画面と現実の区別がついていない視覚信号を、脳で補正してディスプレイ上の映像だと理解しているような感覚だ。iMac Retina 5Kディスプレイモデルでは、単体で1,470万ピクセルを駆動する独自設計のタイミングコントローラを搭載。ピクセル数を増やしながらも表示品質向上と消費電力低減を実現し、新しい光配向プロセスと補償フィルムによってどの視野角でも締まった黒と鮮やかな色を見ることができる。地デジ切り替えで液晶テレビ特需があった頃、液晶画面の隅々までムラなく鮮やかに表示させるにはいかに高い技術が必要なのかがよく宣伝されていたが、iMacはピクセル数でいえばその7倍の数を制御していることになる。○5KだからできることRetina 5Kディスプレイは、映像業界で需要が高まる4Kよりさらに大きいことになる。4から5なら従来の2割増しかと思うとそうではなく、4Kディスプレイよりもピクセル数は67%も多い。4Kではなく5K。その利点がもっともよく分かるのが、動画編集ソフトの編集画面だ。5Kの画面であれば、4Kの映像を原寸で表示させながらメニューやタイムラインを同時の同じ画面上で操作することができるのだ。しかもこの解像度の高さにより、タイムラインのサムネイルもメニューの文字も、隅々までくっきりと見える。サブディスプレイを用意する必要はない。3.5GHzクアッドコアIntel Core i5、AMD Radeon R9 M290Xグラフィックス、8GBメモリと1TB Fusion Drive標準搭載というスペックが、4K動画の編集も可能なパワーを支えている。しかしこのiMacの本当の進化の意味は、「普通に」写真やブラウザを見ている時に感じられるものなのかもしれない。実際に目の前で見て初めて感じた文字や写真の実在感は、今まで体験したことのなかったものだ。データを可視化して表示するためのツールだったディスプレイが、人間の感覚限界を超えて進化することで逆にその存在感を消し、データを自分の目で直接見ているような気にさせる。これを見ればWebであれ動画であれ、自ずと作るもののクオリティにこだわらざるを得ない。クリエイティビティが詰め込まれたという意味では、非常にMacらしい進化の形と言えるだろう。
2014年10月17日ドスパラは17日、紙パック不要のサイクロン式ハンディクリーナー「DN-11523」を発表した。本日より、同社が運営する「上海問屋」で販売を開始し、価格は4,999円。ゴミと空気を2段階の遠心分離で吸引し、紙パック式の掃除機よりも吸引力が持続する「サイクロン式」のハンディクリーナー。排気口には空気清浄機などでも採用するHEPAフィルタを使用する。電源はAC100Vで充電式のモデルよりも強力な吸引パワーを実現し、吸込仕事率は70W。アタッチメントはフロアブラシと狭い場所の掃除に適したすきまノズルの2種類。延長パイプも付属し、用途に合わせてハンディタイプとスティックタイプを使い分けることができる。本体サイズはW294×D210×H170mm、重量は約1.5kg。電源コードの長さは約4mm。
2014年10月17日アップルは10月17日、「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」を発表した。同日より販売が開始される。価格は258,800円。VESAマウントアダプタ搭載モデルは263,200円。iMac Retina 5Kディスプレイモデルはコンシューマ向けとしては初となる、4Kを上回る「5K」ディスプレイ(5120×2880)のIPS液晶を採用。画面解像度は218ppiと、ほぼ15インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(220ppi)と同等の解像度を実現している。CPUは第4世代のCoreプロセッサ(Haswellアーキテクチャ9を採用し、3.5GHzクアッドコアCore i5(Turbo Boost使用時3.9GHz)を搭載。グラフィックスには従来の米NVIDIA製GPUから変わって、米AMD製のAMD Radeon R9 M290Xを搭載する。メモリは標準で8GB(スロット数は4、最大32GB)、ストレージには1TBのFusion Driveを搭載する。CTOによるカスタマイズでは、CPUに4GHzのクアッドコアCore i7(Turbo Boost使用時4.4GHz)、グラフィックスにAMD Radeon R9 M295Xがそれぞれ選択できるほか、ストレージには最大1TBのフラッシュストレージが選択できる。なお、ストレージの標準構成はFusion Driveだが、ハードディスクのみの構成は選択できなくなっている。その他のインターフェースはSDXCカードスロット×1、USB 3.0×4、Thunderbolt 2×2、ギガビットEthernet×1、Wi-Fi(802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth 4.0、オーディオ出力など。なお、非RetinaモデルのiMacのラインナップは従来と同様だが、昨今の為替相場上昇に合わせるかたちで値上がりしている。新価格は以下の通り。特に27インチモデルの値上がり率が高く、相対的に5Kモデルのお買い得感が高まっている。
2014年10月17日